屋根部屋のプリンス あらすじと感想 第6話 特訓 社会人デビュー
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「屋根部屋のプリンス」の6話は「特訓 社会人デビュー」です。これまた実に楽し~いエピソードでございましたね。
皆断髪をして、すっかり現代のイケメンに変身した4人でしたが、他はどうあれ、チサンの金髪にお咎めが無かったのは不思議でござった。ト内官っ!その髪の色は何とした!?
無敵のブラックカードを片手に、まずは屋根部屋の改造に着手したガクは、その一方で、その間皆が住めるようにとキャンピングカーまで用意させたようです。屋根部屋にはちゃっかりあの
「南国の浜辺」
まで設置してありました。トラックのコンテナを外して持ってきたのでしょうか?
こんなガクの思いやりに、おばさんも、そして多分パク・ハも、ガクとの距離が縮まったと思っていたのに、ガクはあくまでも「嬪宮命」らしいのがちとね~残念な回ではありましたが。
とはいえ、そこはとりあえず忘れて~楽しいシーンを追っかけますよ~。
やはり何といっても楽しかったのは、テヨンの会社に皆の就職が決まったらしく、それに合わせて皆がビシッと黒のスーツに身を包み、
「一社会人としての常識~コモンセンス」
をパク・ハに叩き込まれたところでしょうか。
同僚とカフェに行ったら「アメリカーノ」を頼めばいい。もう一つ頼みたい時は「カフェーラテ」と言えばいい。
これがいつの間にか「アーメーリカノ」と「カーフェーラッテ」とリズミカルに変わっていたのがまた楽しかったですよね。
またここでパク・ハはついに「年齢」について言及します。とりあえず300歳年上のコア部分は置いといて、皆の年齢を聞き出すと、パク・ハと七三ヨンスルが27歳で同い年だということがわかります。私たちは「チング」ね。
ガクとチサンもまた同い年の25歳で(ここはガクが不満げです)、マンボは一番年下なのだそうです。となると、ガクとチサンはチングであり、ヨンスルは、3人の「ヒョン」(兄貴)で、私は3人の「ヌナ」(姉さん)だと教えたシーンもサイコーでした。この「ヌナ」を発音する時に、
「アタイはあんたたちの姉なのよ=逆らっちゃダメなのよ、そこんとこちゃんと分かってるわね?」
的な念押しが感じられたのはおばさんだけではありますまい。
でも、この後キャンピングカーで教えた「飲み会の礼儀」は時期尚早だったようです。焼酎のビール割を、最初は一気で飲み干す、とか、焼肉と焼酎は1次会だけど、2次会はカラオケに行く~歌えなければ芸を披露しろ!
学習能力の高い三人が、教育係のビョ・テクス(イ・ムンシク~会長の妹の夫)に昼食に誘われたのに、さっそくこれを適用してしまうのですから。あ~パク・ハはランチも教えるべきだったな。
採用試験は英語と一般常識だったそうなので、0点なのは致し方ないとしても~さすがのマンボも英語は未知だったろうし、昼間っから酒を浴びるように飲んで、頭にネクタイを縛っての一発芸は、どんなに懐の大きな人でも眉をひそめてしまって当然です。
「彼らは非常に能力のある人間だ」
ガクの推薦でなんとか解雇を免れた3人は、とりあえずは「記憶力」を生かして、社員全員の名前とプロフィールを頭に叩き込んだようです。見知らぬ世界で世子を一人にするわけにはいかないと、頑張る姿がまた健気で泣けてきます。
でもね~そんな臣下たちの「忠心」が、まさか「無礼講」の3文字であっけなく壊れてしまうとは思いもよりませんでした。
最初は世子様に対して「無礼」なことなどできぬと言い張っていた皆なのに、それもまた「付き合い」だと観念したのか、それとも「日ごろからうっぷんがたまっていたのか」、次々と繰り出される無礼な言葉の数々に、テクスに対する悪口雑言には大笑いしていたガクが、これが自分に向けられると我慢ができずに、怒りでプルプル震えだしたのが何とも可笑しかったですね~。
「笑うな」「あいつ、怒ってるぞ」「怒っちゃったの?これ食って機嫌直せ」「よし良い食いっぷりだ」
これでマンボとチサンが大いに盛り上がっていたところに、懸命に自分をこの世に適応させようとして覚悟を決めてきたヨンスルがやってきます。もう
「無礼講タイムはとっくに過ぎた」
のも知らずに。
「年下のくせに。結局は親の七光りだろう」
自分の置かれた状況を理解した時のヨンスルの顔はまさにこのカエルちゃんにピッタリでしたね。
「ヨンスラ、今、なんと申した?」 「大罪を犯しました!」
「マンボ、刀を持って参れ!」「チョアー、アニデオムニダ~っ!世子様、なりませぬ~っ!! 」
も~ここはおなか抱えて大笑いでございました。
でもガクは、そのぐらい苛められちゃっても致し方ないのでござる。だって、今回は上にも書いたように、パク・ハのことはそっちのけで、セナの関心を引くことで頭がいっぱいなのですもの。
それにですね、カップル自転車に乗って喜ぶのは心がきれいなパク・ハだからこそであり、強欲なセナにそんな素朴な楽しみを理解できるはずがないじゃないかっ!と、おばさんは、そのためにガクに自転車の乗り方を教えたパク・ハがなんとも気の毒でなりませんでした。
とはいうものの、裸足になって気持ちよさそうに地べたに座っていたセナは、そ~んなに悪い子にも思えなかったのですけれど?
そしてついに今回は、パク・ハが過去を思い出します。セナ母のマノクがテムの車に(故意ではなく)轢かれてしまうのですけれど、それを見たセナが(貧乏な)マノクが自分の母だと知られるのが嫌さに逃げ出したところを見たパク・ハが、セナが自分を置き去りにした記憶を取り戻したのです。パク・ハが乗り込んだトラックがそのまま事故に遭い、パク・ハは記憶を失ったようです。
「絶対に許さないっ!!」
自分が欲しいといっていたブレスレットを、ガクがセナに与えていたことも知ったパク・ハは、余計にその怒りが増しています。あまりの怒りに涙が止まらなくなったパク・ハを見たガクは、あそこで何か気づいたでしょうか?
また今回は、どうやらパク・ハの母親と思われる人物も登場します。チャン会長(ナ・ヨンヒ)という大金持ちのこの女性は、パク・ハが幼い頃、家族を捨てて家を出てしまったようなのですが、今ではギルラムの会社の株1/4を所有しているようでした。このチャン会長の過去を知るのは今のところマノクただ一人のようです。
ガクにとっては愛しい「ぴんぐん」でも、プヨンから見れば、彼女を押しのけて世子妃になった嫉妬深い姉ですし、今世のセナにいたっては、パク・ハの天敵でもあるというのが、なんともヤキモキさせられるところでござる。
とはいえ、賢いガクならきっといずれはこの因縁を見抜いていくのでしょうけれど。
ラブコメに歴史要素、そしてミステリーまで加わった実に楽しくて見ごたえのあるドラマ=屋根部屋のプリンスは、続きもとっても楽しみでございまするね。
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ヌーナッ
こんさん~♪
気を取り直して戻ってきました(^_-)-☆
あぁこの6話も好きです、結局全話やないかい!と
突っ込んでください(笑)
前回こんさんが私のコメにお返事下さったように
時代劇にみられるゆるぎない主従関係に
ロマンのようなものを感じているのだと思います☆
でも、ふふふ、無礼講にはちゃっかり3人とも
郷に従っちゃいましたね(≧▽≦)
ガクのワナワナした戸惑いぶりも笑えたし
ヨンスルはまさしくこのブログのカエルちゃんの
「ガーン!」そのものでした(爆)
年齢のところも、こんさんのおっしゃってること
よーく分かります!
ヌナなんだよっわかってんの?お?って感じですかね(笑)
でもだんだんパク・ハが切ない状況に陥ってきましたね。
ガクも特別のものを感じながらも
今は「ぴんぐん」を追うしかなく・・・
これからの展開に期待ですね「