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「家族モノ・ホームドラマ」のレビュー一覧

義母と娘のブルース あらすじと感想 第6話 涙は心のストレッチ

綾瀬はるかさん主演のドラマ、【義母と娘のブルース】は6話も実に良い話でございましたね。おばさんも4か月前に母を見送ったばかりなので、ああそうそう、うんうん分かる分かる、と大きく頷きながら拝見しておりました奇跡はいっぱいあった( *´艸`)


以下ネタバレのあらすじです義母と娘のブルースのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


良一のために「奇跡写真」を撮ることに忙しかったみゆきは、大樹に片思いをしていた同級生から思わぬ嫉妬を買ってしまいました。みゆきはこれ以上大樹と親しくしてはいけないと思い、キモいから話しかけるな!と大樹に釘を刺してしまいます。本心では手伝ってくれた礼が言いたかったのですが


その後すぐにみゆきは担任から呼ばれました。良一の容体が急変して亡くなってしまったらしいのです。呆然と立ちすくむみゆきの耳にはヒグラシの鳴く声が届いていたでしょうかあれはきっと良一の声だと思う( ;∀;)


葬儀場へ行く前、喪服を着た亜希子とみゆきは、死に装束に身を包んだ良一の遺体の前に座っていました。同じように背筋を伸ばした二人は涙一つ流さず、ただただ良一の姿をじっと見つめていたようです。


これは何の冗談なのでしょうかね


ぽつんとそうつぶやいた亜希子に、みゆきは何のことかと尋ねましたが、亜希子は答えなかったようです。


その後すぐに場面は葬儀場へと移り、喪主を務める亜希子は忙しく立ち回っていました。そこへ下山がボロボロ泣きながらやってきます。一人っきりで葬儀場の遺影の前に座っていたみゆきに駆け寄って、かける言葉も見つからないまま何とか慰めようとしたところ、みゆきはいたって冷静に、慣れているから大丈夫、それより亜希子を手伝ってやってほしいと告げました。お葬式は忙しいから


下山が亜希子のところへ行って何か手伝おうと申し出ると、亜希子はみゆきについていてほしいと頼みます。


田口やいのもっちゃんが来た時も亜希子はいつもとまったく変わらずいたって冷静でした。田口の先輩にあたる元部下の前原大輔(村本大輔)には、ローファーは葬儀に適さないから紐靴に履き替えるよう命じたほどです。その様子を見た田口は、亜希子は良一が好きで結婚したわけじゃなく、最初から良一の死を知っていたのではないか、と邪推(理解?)してしまいます


通夜の席での3人の関心事は、もっぱら、良一の死後、亜希子が仕事に復帰するかどうかでした。こうも早く相手が亡くなった場合、その連れ子は親戚が引き取るのが普通じゃないかというのです。


でも、葬儀にやってきた良一の姉の陽子と、愛の弟の浩司は、葬儀が終わるとすぐに帰ってしまいました。あの二人ではな~と危ぶむ3人の会話を聴いていたみゆきは途中で席を立ってしまいます


一方で、田口よりずっと深く亜希子を理解していた下山は、亜希子のあまりの冷静さに腹を立てずにいられませんでした。あんた、バカなのかい?キャリアウーマンってのはそんなに馬鹿なの??あんたのやってることは形ばっかりで供養にも何にも なっちゃいないよ!


下山は、亜希子の仕事は葬儀を切り盛りすることではなく、良一の死を悼むことなのだと教えてくれました。みゆきと一緒に泣いて悲しんでよいのだ、そうしなければいけないのだと聞かされていたところに、来たには来たけど「話しかけるなと言われていたために遠慮していた大樹が駆け込んできます


おばさん、アイツ、変だよ!!早く来て!


亜希子がすぐに駆けつけると、みゆきは黙って食器を洗っていました。その前もみゆきは同級生が号泣するのを冷静に慰めていたのです。本人はまったく泣く暇などありません


だってこれからみゆきはもっとしっかりしなくちゃ。亜希子さんはパパと結婚したんだから、パパ死んじゃったから亜希子さんいなくなっちゃうでしょ?


亜希子はようやく下山の言葉を理解しました。私は本当にバカですね。


そう言って亜希子はみゆきを後ろからひしと抱きしめました。洗い物を終えて何かを吹っ切るように蛇口を止めたみゆきは驚いて目を見開きます。亜希子さん?


私は良一さんが とても好きでした
パパは日だまりのような人でしたね。

温かくて、そばにいると時間がゆっくりと流れていくような

私達どうしましょうか?
みゆきちゃん、どうしたら いいんでしょうね?
どうしたら良一さんがいるような楽しいおうちをつくれるんでしょうね?お父さんがいなくなってどうしてよいか分かりません( ;∀;)


亜希子は、自分にはヴィジョンが見えないから、みゆきも一緒にプランを考えてほしい、打ち合わせをしてほしいと続けました。


みゆきはたまらなくなったように亜希子の手を振りほどき、そのままつかつかと歩いて行っておもむろに振り向きました。シッカリ握っていたこぶしを緩めると、お、お、お、と声を出します。お母さん!!やっと呼べた( ;∀;)


物陰から様子を伺っていた田口と前原は、部長はフツーに結婚しただけだ、と納得していました。もちろん田口は号泣です


そして亜希子も、この後からず~~~~~っと泣きっぱなしだったそうですどんだけ泣くんだ(;´Д`)


しかも出棺に際して笠原部長が、いつものように、扇子?で良一を叩いて起こそうとしたから尚更です。会社行くぞ!起きろ!!ほら、みやもっちゃん!!何寝てんだ!行くぞ!!


亜希子は床に突っ伏して大声で泣きだしましたああ~~っ!!( ;∀;)


ふたりが乗り込んだ霊柩車の運転手は麦田です。麦田はまだ幼いみゆきが親に死なれたのを見て、自分も親孝行をしなければならぬと思い立ち、二人を送った後即、会社を辞めてしまったそうです。ドラマを見ていた時は、何せ「死んで鼻血が出るものか」(注:死んで花実が咲くものか)ですから何が言いたいのかさっぱりわかりませんでしたが


その後みゆきは亜希子に、通夜の日に亜希子が語った「冗談」について尋ねました。すると亜希子は、良一は家族写真を撮るために、亜希子とみゆきはお揃いの白いドレスを着、自分はパリっと黒いタキシードを着ると張り切っていたのに、実際には良一が白い着物を着て、亜希子とみゆきは黒い喪服に身を包むことになったからだと答えます。


みゆきは「パパまぬけと笑いながら、それもまた奇跡だと語りました。パパが私たちに教えてくれたに違いない~小さな奇跡はたくさんあるから、毎日それを見つけていけばよいのだと


その様子を遠くから見守っていたは大樹は、いかにもしたり顔で走り去っていきました。なんと大樹は父親の仕事の都合で転校してしまったそうです


良一のくれた奇跡はほかにもありました。亜希子の顔が「普通に動く」ようになったそうです。確かにいつもキリっとこわばっていましたものね。泣くことがストレッチになって筋肉がほぐれたのでございましょうか


亜希子とみゆきは公園に行き、みゆきはもう一度亜希子に支えてもらいながら自転車に乗りました。亜希子が手を離しても、もう大丈夫だったそうです


お母さん 乗れた! 乗れたよ!
パパー! 乗れたー!


この時のみゆきの目いっぱいの笑顔が子役ちゃんの横溝菜帆ちゃんの見納めとなりました。バルサに続いてみゆきちゃんのあの必死な顔は当分忘れられそうにありません


でも高校3年生のみゆきを演じる上白石萌歌さんがまた幼い頃の面影があって驚きました。みゆきが大きくなったらこうなるだろうという想像にピッタリでまったく違和感が無かったことも嬉しいです


また亜希子は、数多の依頼を断って主婦業を続けており、時々デイトレードをしては預金を使った分の穴埋めをしていたそうです。それを見ていたみゆきは、自分も亜希子のようにあくせくせずに生きたいと考えたようで、それを知った亜希子はこのままではいけないと、働きに出ることにしたのだそうです


そこで出会ったのが麦田です。麦田はなんとパン屋の息子で父親(宇梶剛士)の跡を継いで店を開いていたのです。でもこれがウリは「あんぱん」のみな上にぐーたらな経営なため、家賃を1カ月も滞納して、今や倒産寸前なのだとか


バイトの募集に「歩合制」とあったのを見た亜希子は自分の給料は自分で稼ぐ!と息巻き、早速面接に臨みました。何せ自分で書いておきながら「歩合制」の意味も分かっていなかった麦田ですから~さいしょは「ぶあいそうと書いてあった~亜希子の意図も図りかねているようです。図々しくも亜希子が自分に好意を寄せていると勘違いしていたようで


さすがの亜希子もこの筋金入りのぐーたらを叩き直すのはなかなか骨が折れそうですね


一方のみゆきは、大人になった大樹と再会しました。大樹はまたこの街に舞い戻ってきたのだそうです。大樹はずっとみゆきと同じ電車に乗って痴漢を撃退したり、みゆきが奇跡を起こそうと店のエアコンを止めようとしたのを見て、自分でこっそり止めてくれたりしていたのだとか


すっかり痩せて好青年となった大樹はあっけらかんとみゆきに愛を告白しました


俺はみゆきが好きで、勝手に やってただけだから


いや~ようやく言えましたね~デブ、否、大樹。この井之脇海さんも、子役の大智君のまなざしがそのままで、違和感なく見られます。もはや親戚のおばちゃん、あ、そうそう、下山のおばちゃんになりきった気分で見ています


毎回拡大版?なのを見ると、久々に10話を越えて放送してくれるかもしれませんね~。後半の放送もめっちゃ楽しみですねぎぼむすが楽しみでならん( *´艸`)


 
義母と娘のブルース(上)・ (下) (ぶんか社コミックス)

この世界の片隅に あらすじと感想 第5話 普通が普通でなくなる時

松本穂香さん主演の日曜劇場、【この世界の片隅に】は5話も何とも切なく、また考えさせられるエピソードでございましたね。以下ネタバレのあらすじですこの世界の片隅にのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


昭和19年12月。すずがいつものように水汲みをしていると、突然水原がやってきました。久しぶりじゃのう!えっと・・・あっ、すず。ははははは、すず!!


昔はずっと浦野という名字で呼んでいたすずを、嫁いだ先の「北條」とは呼びたくないから、名前のすずで呼ぼう!という水原の気持ちがこの短い台詞にギュッと凝縮されています。もちろん「すず」という名前で呼べる嬉しさもシッカリ込められています


いくら「初恋の人」とはいえ、いきなり、しかも嫁ぎ先に現れた水原に驚くすずです。何?ここらに用でもあったん??


水原は、当然のように、お前に会いに来たに決まってる、と答えました。


海軍に所属する水原は、本人の台詞を借りるなら、何度も死にぞこねていたが、今度こそ最期だと覚悟を決め、それなら愛する人に会っておかねばとすずを訪ねてきたようです。そしておそらく当時は、そうした死を前にした兵士の気持ちは、何よりも優先されたものと推察されます。


今晩厄介になってもよろしいですか


世間知らずなすずには分かっていなかったようですし、径子とサンもあっけに取られてはいましたが、あれはきっとすずの昔の男に違いないと互いに目配せをして納得していました。それに水原はお米や缶詰も持参しています


兵隊さんをむげにもできんじゃろう


晴美だけは「水兵さん」がいたく気に入って、あれこれ話をねだっていました。


そこへ周作が帰ってきます。お互いに名乗って頭を下げた途端、かつて酒場で出会ったことを思い出しました。あん時はどうも。


水原も入れての夕食は、いつになく賑やかな食卓となりました。昔の話をする水原に、すずも昔に戻って反応します。すずを呼び捨てにする上に「ぼんやり呼ばわりする水原をお盆で殴りつけました。径子だけは喜んでましたね~。昔っからぼんやりだったんだって


その後水原はすずが焚いてくれた風呂に入りながら、あの歌を歌い始めました


夜になったカラス、空になれぬウサギ、水になりたかったのに野に咲く花たちよ。あの山の向こう何があるのだというのだろ。


すずもまた、小さな声ではありますが、一緒に合わせて歌います。これまで気づかなかったのですが、この歌がまた何とも象徴的なのです夜になったカラス~♪


周作は昔、海軍に入りたかったのだそうです。でも検査に合格しなかったため、諦めて事務方にならざるを得なかった。好きになった女性がいても、周囲の反対にあったのか?一緒になることはできなかった


人には皆、過ぎてしもうたことや選ばんかった人生、色々あるけど、ほいでも、わしゃあ、すずさんを選んで幸せじゃあ思うちょる。


周作も以前そう語っていたように、手に入らなかったことを嘆くのではなく、与えられたことに喜びを見出した方が、人生はずっと楽しくなるはずなのですが、それは百も承知でいながら、やはり、時々は後悔せずにいられないものです。なぜ自分は空ではなくウサギに生まれてしまったのだろうか


周作は、すずと水原の過去に嫉妬する一方で、もうじきお国のために死なねばならぬ水原への同情も禁じ得ません。水原がすずを恋い慕っているのは誰の目にも明らかで、この家に泊まりたいということは、たぶん、そういうことなのだろう、自分は兵隊になれなかったが、もし水原の立場だったら、やはり同じことをしたかもしれない


周作の心の中をさまざまな感情が交錯しただろうことは想像に難くありません。そしてそんな時に限って円太郎は当直だそうです。


まったく肝心な時にいたためしがないっ!!


サンの憤る姿がまた可笑しい


周作は、円太郎が留守の今、自分は家長として水原を母屋に泊めるわけにはいかないと言い放ち、納屋の二階に泊めることにしました。その上ですずに行火を持たせ、一緒に昔話でもしてこいと促します。


すずはそれでも納得のいかない風で母屋を出ると、周作は玄関の鍵をかけてしまいました。これですずはようやく周作の意図を悟ります。周作さんは私を水原さんに差し出した!!


水原も同じ考えだったらしく、しばらく話をした後にすずを抱こうとしました。すずは(初恋の水原と)そうなることを待っていたような気がするが、でも、今は腹が立って仕方ない、と本音を明かします。


水原はようやくすずの本当の気持ちを知り、困らせて悪かったと潔く謝罪しました。甘えとった。一日ぐらい、今日ぐらい、甘えとうなった。許せ。


水原は、今や普通が普通でなくなったこの時期にすずが普通で嬉しいと語り、自分が死んでもそのままでいてほしいと笑いました。わしが死んでも「一緒くたに英霊」にして拝まんで、笑ってわしを思い出してくれ、それができんようなら忘れてくれ


翌朝、水原はすずに見送られて出ていきました。途中では堂本のお爺ちゃん(塩見三省)が「ご武運を」と見送ります。水原の手帳には、水原から貰った白い鳥の羽ですずが鷺の絵を描いてくれています。江波には鷺がたくさん飛んでいたのだそうです


年の瀬にはもち米が配給になり、近所で集まって餅をつき、ささやかではあるものの皆で正月を祝いました。周作は幸子に同僚の成瀬を紹介すると声をかけ、すずや皆が呆れる中、幸子も観念して見合いをすることを決意します。


そして2月、すずの兄の要一が死んだという知らせが入りました。すずは周作とともに江波に戻り、その葬儀に参列しますが、キセノは要一は死んでいないと言い張ります。軍が寄こした骨壺の中には骨ではなく、ちんけな石が1つ入っていただけだったのだそう


イトがこれはどうしたことかと周作に尋ねたところ、周作は、要一の部隊が全滅した(が骨は見つからなかった)ということなのだろうと答えました。


国のために命を捧げた者は神になる(靖国に祀られる)と言いながら、骨壺にお骨だと偽って石を入れてくるこの茶番もまた決して普通ではありません。そんな欺瞞は決して許されるものではありません


水原が来て以来、ずっとギクシャクしていたすずと周作も、ついに、帰りの汽車の中で衝突してしまいました。見るからに若い二人がどんなに声を荒げていても、それは「犬も食わない夫婦喧嘩」にしか見えなかったらしく、車掌や他の客たちから失笑を買ってしまいます。すずと周作もつられて笑ってしまいました


すずは要一がふたりを仲直りさせてくれたのだと感謝します


大切な人の死ほど悲しく辛いことはこの世に存在いたしません。今目の前にいる大切な人もいつ旅立つことになるか誰にも分かりません。ましてや戦時中なら尚さらです。


その後北條家では、すずを除く全員が風邪を引いて寝込んでしまいました。まさに「鬼の霍乱」の径子が「サボンが食べたい」と言い出したため、すずはサボンを買いだしに出かけます。その時すずはあのりんどうの茶碗も持ち出しました。


すずはサボンを買った後リンに会いに行きます。そこで偶然出会った遊女のテルが風邪を引いていたため、すずは今買ってきたばかりのサボンを差し出しました。風邪の時は食べたくなるらしいから。テルは馴染の水兵から無理心中に誘われたが、結局は死ねずに風邪を引いてしまったのだそう


リンさんによう似合うてじゃけえあげます、と伝えてください


すずはテルに茶碗を渡して家路に付き、2階で一部始終を見ていたリンはすずが帰ったのを見計らってテルのもとへやってきました。


家に戻ったすずは「2個しか買えなかったと嘘をついて家族にサボンを振る舞います。皆その言葉を疑いもせず、美味しそうにむさぼりました。すずもすっかり北条家の一員です


皆さんずーっと風邪じゃったらええのに


さすがにそう言う訳にも行かず、すっかり元気になった晴美と畑に出かけたすずの頭上をたくさんの戦闘機が轟音を響かせて飛んできたのはその年の3月だったそうです。ついに呉にも空襲がやってきました


また現代では、佳代が広島で「北條」を名乗る女性と再会していました。佳代が介護の仕事を虚しく感じて泣いていた時、大丈夫?と声をかけてくれたそうで、今や彼女は佳代にとって世界で一番好きな友人なのだそうです。年齢的に言うとやっぱり晴美のような気もしますけどね~。それともすずの娘でしょうか?


戦争はいけないと頭では分かっていても、「ぼんやり」していてその日が来るのを防げなかった!と嘆くことのないように、心して生きていかねばなりませんね「普通=平和」を守るのは私たち自身だから。次回の放送も楽しみです。



この世界の片隅に

義母と娘のブルース あらすじと感想 第5話 3人とも全身全霊で取り組みました!

綾瀬はるかさん主演のドラマ、【義母と娘のブルース】は5話もむちゃくちゃイイ話でございましたね。良一も亜希子も、そしてみゆきも、皆それぞれができることに全身全霊で取り組んだ姿が実に感動的で、またしても涙と笑いを誘いました。こんな風にドラマの中にどっぷり入り込み、もはや登場人物が他人とは思えなくなる作品も久しぶりな気がします義母と娘のブルースが素晴らしすぎる( *´艸`)


そう言う訳で今日もまた長くて暑苦しいあらすじです。最後までお付き合いいただけましたら幸いですぎぼむすのネタバレあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


みゆきがようやく自転車に乗れるようになったその時、良一はバタリと倒れてしまいました。みゆきは驚いて良一に駆け寄り、パパ、パパ、と呼びかけますが、少し離れたところでこの様子を目にした亜希子は身動きができません良一さんっ!( ;∀;)。覚悟していたその時がこんなにも早く訪れるとは!?


みゆきの呼びかけにようやく我に返った亜希子は救急車を呼んで良一を病院に搬送しました。また下山も呼んでみゆきを家に帰します。


良一の主治医の小松(林泰文)からは、このまま入院して治療を受けるよう勧められました。亜希子は了解しながらも、みゆきへの説明の準備に余念がありません。小松が骨折を提案すると、すかさず、入念な説明を求めました。亜希子はどこにいようと完璧なキャリアウーマンなのです


家に戻ると、早速良一の容体を心配するみゆきに、専門家でないと分からぬような医療用語を並べ立てました。最近は亜希子のあしらいにも慣れてきたらしいみゆきが、とにかく大変なことは分かったが、治るのか?と尋ねると、亜希子は「おそらく治るだろう」と答えます。昨今は何事も「絶対・必ず」とは言わないものです


生真面目な亜希子の誠実さが伝わってきます


みゆきは、明日早速病院へ見舞いに行くと言い出しましたが、亜希子は、みゆきは病院が苦手とお見受けした、とさりげなくこれを阻止しました。みゆきは病院へ行くとどうしても愛のこと、しかも苦しんでいた様子を思い出すらしいのです。


亜希子さんの意地悪!


亜希子もまた病院は苦手ではないものの、病人の看護をしたことが無いため、初めての経験に戸惑ってしまいます


集団生活の場ではすべての持ち物に記名がデフォルトです


翌日はいかにも仕事のできる女らしく、良一の持ち物にすべて名前を書いて持参した亜希子は、看護師から、検査前に良一の身体を拭くよう命じられ、想定外の使命に目を丸くしました


でもこれより先も「さらに濃密な介助」が必要とされる局面もあることだろう、身体を拭く程度でひるんでいては、埒が明かなくなることは火を見るよりも明らかだ、と己に喝を入れます


これは私がコンプリートせねばならぬミッションです!頑張ります( `ー´)ノ


とは言いながら、タオルを絞るまではできても、そして良一がパジャマを脱ぐまでは鼻息を荒くして待つことができても、実際に裸になられてしまうと手も足も出なくなりますやはりダメです!できません!!。申し訳ございません!!


ミッションを遂行できなかった亜希子はまたしてもひどく落ち込んでしまいました。以前のセクハラ発言の際は電信柱にもたれかかっていましたが、今度は病室のロッカーです


それでも何とかもう一度トライしようとした亜希子に、さっさと自分で体をふき始めた良一は、会社へ行って自分の代わりに謝罪してきてほしいと頼みました。休暇の許可は貰ったものの復帰した後のことが心配だというのです。


新しいミッションを与えられた亜希子は生き生きと踵を返し、自宅で戦闘服に着替えて桜金属に乗り込みましたこのミッションならコンプリート出来ます(^^)/


案の定、部長の笠原は渋い顔をしています。良一はちょうど大切なプレゼンを任されていたのだそうです。


亜希子は(たぶん)いざとなったら土下座も辞さない覚悟でこの休暇が査定に響かないとの確約を取ろうとしていたところに、幼馴染のIT社長と結婚し、新婚真っただ中で幸せオーラキラキラの「いのもっちゃん」こと猪本寧々(真凛)が閃きました。いのもっちゃんは、亜希子が良一の代わりに出勤してプレゼンを成功させればよいのではないかと思いついたのだそうです


亜希子は良一に了解を取ろうと早速病院へやってきますが、その頃良一は、腫瘍マーカーが20も上がり、転移も見られるとの診断にすっかり落ち込んでいました。スキルス性の胃がんを今まで放っておいたのですから、残念ですがそれは想定内です


しかも亜希子からこの話を聞かされて、ますますガッカリしてしまいます。僕なんて簡単に替えが効くんですよね


これもまた業界にこの人ありと知られた「戦国部長」の亜希子が相手ですから、そんじょそこらの「替え」とは訳が違いまするね


亜希子は良一の気持ちを思いやってこの申し出を断ろうとしますが、良一は、まだちょっとスネながらも、引き受けてほしいと勧めました。そりゃあ会社は万々歳でしょうからね


これに対して亜希子が、良一の病状では治療がハードになるだろうから、より確固たる付き添いが必要になるのではないかとの見解を述べると、良一は身体も拭けない付き添いでは役に立たないと珍しく毒づきます。ずっといられても僕がやりづらいです


だって本当の夫婦じゃないんだからだから身体も拭けないんだし


思わず携帯を落としてしまった亜希子に、良一は「だってそうでしょ?」と追い打ちをかけました。亜希子は黙って病室を出ていってしまいます


亜希子は家に戻り、ただ黙って部屋に座り込んでいたようです。そこへ、まだ誰もいないに違いないと帰宅したみゆきが、亜希子のハイヒールを見てパーッと笑顔になったのがまた実に印象的でした亜希子さんが帰ってる!(^^)/


部屋でぼんやり座り込んでいた亜希子が慌てて保険の書類を捜していたのだと取り繕って近くにあった箱を開けると、亡き愛が作ったマスコットや、3人の家族写真が出てきます


情けない。こんな時に私情に振り回されるなど!!なんて浅ましいっ!!私としたことが!


みゆきは亜希子が焼きもちを焼いているのではないかと鋭く見破りますが、亜希子はそんな自分が許せず、おもむろにスケッチブックの紙を破りとり、思いつく限り、あらゆる四文字熟語を書き殴りました


邪気を払うのです!よこしまな気を追い払うのです!!


一路邁進、勇往邁進、大願成就、初志貫徹、志操堅固、粉骨砕身、雄気堂々(四文字熟語ではありませんが)、臥薪嘗胆、点滴穿石、七転八起、泰然自若、鉄心石腸、奮励努力、不撓不屈、乾坤一擲、しか拾えませんでしたが。もっと画質あげとくんだったわ~


これらを壁中に張りまくった亜希子が、近日中に撤去します、と謝罪すると、みゆきは、亜希子が相当ストレスを抱えているのではないかと心配しました。付き添い大変なの?亜希子さん。


すると亜希子は、付き添いは大変ではないが、入院中の良一に代わって桜金属に働きに行くことになったと答えました。


スゴイね!亜希子さん!!


みゆきは、看病はできてもそんなことは普通はできないものだ、亜希子さんにしかできないよ!と亜希子を褒め称えました。亜希子はでも、逆に言うとそういうことでしか役に立てないのだと独り言ちます


誰にもできないようなことができるのに、どこかすまなそうにしている亜希子を見ていたみゆきは、自分にも何かできないかと考えに考えて、いいことを思いつきましたみゆきがまた実に健気でべらぼうに可愛いざんす( *´艸`)。早速ベッドから起き出して、保険の書類を捜したようです。


亜希子さん、1つご提案があります


みゆきは翌日亜希子にそれらしきファイルを差し出し、これからは学校からまっすぐ下山の家に行って、買い物も済ませておく、と告げました。そうしたら亜希子さん、ちょっとは楽になるよね?


みゆきは病院が苦手だと認め、このような手伝いならできるししたいのだと訴えました。ママの時は役立たずだったから


頼もしい娘の言葉に亜希子はますます己を振るいたたせます。良一の病室を訪ねて愛との家族写真をお守りに渡し、付き添いという分野はスキル不足だが(アタッシュケースを見せて)こういう形でならそれなりにお役に立てるのではないかと伝えました。


亜希子に辛くあたったことを後悔していた良一には、熊谷という患者が遣わされています。しょうがないよ、人間だもの。分かってくれるよ、奥さんだから


こうして、亜希子と良一、そしてみゆきの、それぞれの戦いが始まりました。亜希子は「昔取った杵柄」をフルに活用して、ライバルの光友=田口のプレゼンをすべて丸っと見通してその上を行くプレゼンを用意し、良一は放射線も化学治療も「イケイケドンドン」で受け入れました。みゆきは日々の買い物に加え、大樹と一緒に「奇跡の写真」集めに奔走します


こうして「奇跡」は起きました頑張った3人へのご褒美ですね


まあ、亜希子のプレゼンが田口の数段上を行ったのは奇跡ではありませんが、これ以上量を増やしたら治す前に死んでしまうと注意された良一の治療も大奏功し(造語です)、腫瘍マーカーは劇的に減少しました。みゆきもたくさんの「奇跡写真」を集めます


笠原部長が不意打ちで見舞いに来た際、亜希子が機転を利かせて整形外科の個室に移してもらうよう願い出た時の看護師の迅速かつ的確な対応もまた奇跡でしたね。亜希子と一緒に担架で良一を大急ぎで運んだ上に、何も言わなくてもギプスまで用意してくれたのは、こちらもさすがはプロです


良一の帰宅を喜んだみゆきは今日は3人で風呂に入ろうと言い出すも、これはすぐに却下されてしまいましたが、3人で寝よう!には良一も賛成したため、亜希子も断れませんでした


そんなに恐ろしい歯ぎしり、どれだけひどいのか聞いてみたくなっちゃうよな


何にでも全力投球の亜希子との枕投げが終わってみゆきが寝入った後、良一は、以前は怖くなかった死が今は怖くなった、亜希子と出会って死にたくないと思うようになった、亜希子と一緒にみゆきの成長を見たいと打ち明けました


これに対して亜希子はこれまで胸に秘めていた心情を明かします。亜希子は、この結婚で自分に娘ができると思っていたが、もしも良一が回復したら身を引かねばならぬと考えていたのだそうです


ですから今大変動揺しております。こんな奇跡のような受注があってよいものかと。株を買ってくれという契約を取りに行ったら、ついでにアルミもお願いと言われたようなものです亜希子らしい例えですね( *´艸`)


良一は、これは奇跡でもなんでもない、営業さんがすっごく素敵な人だっただけだ、と答えました


亜希子は本当に自分でよいのか、と尋ねます。母親にも妻にも向いているとは思えない、仕事しか取り柄の無い人間ですが


亜希子さんいいんですよと念押しした良一は、ついに、亜希子にキスをしようとしますが、間に挟まれていたみゆきに邪魔されてしまいました。あれって寝ぼけたふりをしていただけです?


ふたりはそれぞれみゆきのほっぺにチューをして眠りにつきました。みゆきは亜希子の方に寝返りをうち、そのパジャマをつかんで眠ったようです。もうすっかり母と娘です仲良し親子です♪


良一は翌日亜希子を誘って結婚写真を撮りに出かけました。電車の中で向かい側の座席に座った人々が皆一様に白い靴を履いていたのを見た亜希子は目を見開いて良一を呼びます良一さん、見てください!。奇跡だ。もうすっかり夫婦ですしかも似たもの夫婦です


日常の取り立てて変哲の無いことが奇跡に思えるようになったら、その人生はバラ色に輝きますね


次回の予告が無かったことと、麦田が葬儀屋のバイトをしていたこと(亜希子が霊柩車を見て親指を中に入れて握ったのもリアルでした)、そしてそろそろ後半に入ることなどからして、もしかしたらもしかしてしまう=本当の意味での「義母と娘のブルース」が始まるのかもしれませんが、亜希子の後ろ姿を見送った良一の笑顔はずっと亜希子とみゆきを見守っているに違いないと確信していますそれは奇跡ではありません


来週の放送が今からとっても待ち遠しいです義母と娘のブルースが待ち遠しすぎる( *´艸`)


~とはいうものの、来週はお盆真っただ中なのでちと忙しくなりそうです


 
義母と娘のブルース(上)・ (下) (ぶんか社コミックス)

この世界の片隅に あらすじと感想 第4話 りんどうの秘密

松本穂香さん主演の日曜劇場、【この世界の片隅に】は4話もまた切ない話でございましたねこの世界の片隅にのネタバレ感想行きますよ~(^^)/。以下ネタバレのあらすじです。


海岸線をスケッチしていたすずは、スパイ容疑で憲兵に捕まってしまいました。二人の姿を見たサンと径子はすずと一緒に頭は下げたものの、憲兵が帰った後はゲラゲラと笑いだしますすずがスパイというあまりにも的外れな誤解が可笑しくてならなかったようです


なんぼなんでもねえありえんじゃろ(;´Д`)


でもすず自身はかなり緊張していたらしく、その場で倒れ込んでしまいました


皆が夏バテを疑ったところ、円太郎はかつてのサンを思い出して妊娠を仄めかします。周作とすずは恥ずかしそうに笑みを交わし、径子は、これまたいかにも径子らしく、目でイチャイチャすな、とふたりをたしなめました。


翌日すずは産婆に勧められて病院に出かけることになりました。


昨日からずっとすずに代わって水汲みをさせられている径子のぼやきがまた可笑しかったですね~。嫁に行ったらやらんで済むと思うとったのに。うちがつろう当たって病気になってしもうたわけじゃないけえすずが倒れたのはうちのせいじゃなかよ!


径子の言葉を、幸子も志野も満更冗談と解釈していないところがまた可笑しい径子さん、優しくて意外~( ゚Д゚)


そうはぼやきながらも、すずのお腹の子を気遣ってすずにお替りをよそってやっていたのもまたいかにも径子らしい思いやりです。あんたにやるんじゃないけえ、は余計ですが


その頃すずは病院を出て、リンのもとへ向かっていました。また迷子になったのかと笑うリンに、病院の帰りであることを告げます。妊娠かと思ったら、栄養不足と環境の変化で月の巡りが悪いだけだと言われたそうです。


すずは、皆がガッカリするだろうと思うと家に帰りづらかったようですが、ふと、リンの置かれた境遇を思い出し、自分が悪いことをしているのではないかとまごつきました。リンはでも、リンの母が出産で苦労した挙句に亡くなったと話し、妊娠や出産がそれほどよいものとは思えない、と打ち明けます。


すずは、このご時世に子どもを産むことが女の役目なのだと言い出しました。


出来のええ跡取りを増やすのが嫁の義務じゃろ?男が産まれるまで産むんじゃろ。出来が悪かった時のために何人も予備に産むんじゃろ。義務が果たせなかったら実家に帰されるだろうが、居場所がないかもしれん。


何とも身もふたもない話ですが、この時代の「嫁」の認識はそのようなものだったのかもしれません。


それでもリンはようやく、子どもは可愛いから支えになると微笑みました。


困りゃ売れるしね。女の方が高く売れるから、跡取りが産まれなくても大丈夫。世の中上手いことできている。


返事に困って笑いだしたすずに、リンはキッパリこう言いました。


子どもでも、売られても、それなりに生きとる。誰でも、なんか足らんくらいでこの世界に居場所はのうなりゃせんよ、すずさん。


辛い境遇でもそれなりに生きてきたリンならではの激励ですねリンが健気で泣けてくる(;´Д`)


そのリンが大切に持っていたあの住所の紙は、どうやら周作が書いてくれたもののようです。今回すずはリンの苗字を尋ねたことで、すぐではなくて大分経ってからですが、そのことに思い当りました。文字がきれいなのは、字を書く仕事をしているから録事をしとられるんよ


すずにそれを見せてそう語りながら、その文字をすずが見知っていたら困ると、リンは慌ててお守り袋にしまいました。そのお守り袋の柄は、残念ながらすずの記憶には残っていなかったようです。リンはその時、黄色い地にりんどうが描かれたあでやかな着物を着ておりました。


その頃ナガノキでも「居場所」が話題に上っていました。志野が径子に、もしすずの妊娠が誤解でも優しくしてやってほしいと頼んだことがきっかけです。夫が戦地へ行っている志野には子どもが無いため、肩身の狭い思いをしているようです。もう帰ってこんかもしれないし。


そこへすずが戻ってきました。径子はあっさり結果を聞いて、妊娠でないと分かるや否や、水汲みを替われと命じました。へたくそじゃねえ、まだ慣れんの?


家族の反応も思いのほかあっさりしたものでした。周作も大丈夫というように頷いてくれます


今度はそこに径子の息子の久夫(大山蓮斗)が訪ねてきました。久夫は広島からひとりで電車に乗ってきたそうです。


せっかく遠くから来たのに何もご馳走がないとぼやいていた径子に、サンが牛肉の大和煮の缶詰を差し出しました。周作は、久しぶりの豪勢な食事にを見て、久夫に毎日やってこいとふざけます。久夫はその牛肉を一切れ箸でつまむと、最初に晴美に差し出しました。ほら、これ食べんさい


食事が終わると、久夫は改まった様子で径子に話があると告げました。径子は何とか話をそらそうとしますが、久夫の意思は変わりません。久夫は、径子が姑と仲が悪いのは「どっちも悪い」から仕方がないが、自分が径子と暮らしたら黒村の跡継ぎがいなくなるから、自分は残る、と径子に言いに来たのだそうです


こうしたところは久夫の父親にそっくりだそうです。周作が、久夫は長男の一人息子だから我慢強くならざるを得ないのだろうというのを聞いて、すずは、同じ立場の周作も我慢を強いられたのだろうかと思ったようです。


翌日久夫はサンとすずに径子と晴海をよろしく頼むと深々と頭を下げて帰っていきました。径子は、最初は家の前で見送ろうとしたものの、やっぱり居てもたってもいられなくなり、久夫の後を追いかけます。駅まで一緒に行こう。手をつないで歩いたその道を、径子も久夫もきっと忘れないことでしょう


径子は戻ってくるなり、外に出て働くと言い出しました。つまり、家のことはすずに任せる=すずを認めてくれた、ということでもあります


ここで、これまでずっと黙っていた晴美が、胸の内を吐露しました。皆でお兄ちゃんを取り合っているが、自分はどうでもいいのか、と尋ねたのです。この子もまた自分の「居場所」が無いように感じたのですね。なんとも切ない話です


その後戦況はますます悪化し、北條家には親戚の小林夫妻が荷物だけの疎開をしてきました。その荷物を片付けていたすずは、納屋で可愛らしいりんどうの茶碗を見つけます。サンに尋ねても誰の物か分かりません。


そろそろ一服しようという段になって、小林はすずを褒めるつもりで思わず失言してしまいました


えかったのう。あんとき一時の気の迷いで変な子に決めんでホンマにえかった。


その夜、周作に茶碗のことを尋ねると、周作は自分の嫁になる人に使ってもらおうとして買ったのだと答えました。


翌日、晴海とふたりで山に入り、りんどうが咲き乱れている場所に陣取って竹の枝おろしをしていた時、すずの脳裏をさまざまな言葉がよぎり始めました。かつての径子の言葉、今度の小林の言葉、そして周作とリンの言葉とりんどうの着物


うちのことはここに全部書いてある。うちの宝ものなんよ


誰もが苦労している時代の中でも、さらに恵まれているとは言い難い、そして、境遇は違ってもどこか深いところで分かり合える友達だと思っていたリンの心の支えになっているあの文字は、周作が書いたものにちがいない、ようやくそう思い至ったすずは家に戻って周作の覚帳をめくり始めました。その裏表紙の隅は四角に破られていて、ちょうどリンの住所が書いてあった紙の大きさと一致することに気づきます周作さんはリンさんが好きだったんだ!( ;∀;)


なんでリンさん?


所詮自分は代用品なのだと思い込んだすずはすっかり明るさを失い、周作との仲もギクシャクしていきました


そこへ今度は、周作が自分を「代用品」と誤解しそうな水原がすずを訪ねてきます。周作はもともと武官になれなかったという負い目がある訳ですから、水原に嫉妬するなという方が難しいかもしれませんね


次回の予告には香川京子さんの姿も見えました。現代に生きる佳代が「世界で一番好きな人」の役らしいです。もしかしたらすずはまだ生きているという設定なのでしょうか~でもそれにしては若すぎますよね、すずの娘か晴美でしょうか


夫婦喧嘩は犬も食わぬと申しまするが、せっかくお似合いの夫婦なのですから、早く誤解が解けてくれるとよいですね。


8月6日という日にこのレビューを書くことの意味を自分なりに受け止めて、今日1日をまた大切に過ごしたいと存じます平和の意味をかみしめたいです。まだまだ暑い日が続きます。皆さまもくれぐれもご自愛くださいますように



この世界の片隅に

義母と娘のブルース あらすじと感想 第4話 良一と亜希子の馴れ初め

綾瀬はるかさん主演のドラマ、【義母と娘のブルース】は4話もめっちゃええ話でございましたね。笑いあり涙ありのいかにもドラマらしいドラマで、個人的にはこのぎぼむすがこの夏一押しで決まりでござる


以下ネタバレのあらすじです。まずは「笑い」から参りましょうか義母と娘のブルースのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


何と言っても可笑しかったのは「夜の営み」に関する井戸端会議です。

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(井戸端会議のイメージです


亜希子は、今ではすっかり仲良くなったママ友たち~今井園子=エレナママ(西尾まり)&小杉朋子=ジュリアママ(春日井静奈)~のうち、園子がこれにが悩んでいると聞いて、早速売り込みを始めました


誠に僭越ながらその手のお話なら、私、お役に立てるかと存じます。昔取った杵柄ではございますが、はっきり申し上げて得意分野かと


まさか亜希子が「誤解」しているなどと思いもよらないママ友たちは、意外~!と驚きながらも、それなら相談に乗ってもらおうと身を乗り出しました。亜希子はまず問題点を整理しようと様々な質問を投げかけてきます。


今までどのような夜の営みをどのようになさっていらっしゃったのでしょうか?お話しになりたくない点は伏せていただいて結構ですが、夜の営みにはそれぞれ事情もございますでしょうから


園子がが戸惑いながら「普通にやっている」と答えると、亜希子は「普通にやっていたら立ち行かなくなったということですね?」と切り込みます。


そういう時には「穴」を探すことお勧めします!どこかに穴があるはずです( `ー´)ノ


ママ友たちが思わず小声になったのがまた可笑しかったですね~え?穴を探すの?(私が??


亜希子はますます得意気に、そういう時は必ず見落としている穴があるはずだと説明しました間違いありません( `ー´)ノ


園子:
見落としはないと思うけど、限られているし。。。


亜希子:
しかしながら、見落としはなかったものの、攻め方が甘かったというケースもあるかと存じます。そこに攻め込むためには何らかのツール、道具が必要となるかもしれません。


園子:
ええ?道具っ!?(使うの??


ビミョーにマッチするのがまた笑えますよね


亜希子:
もし迷惑でなければ、自分が現場に直接赴き、ヘルプすることもやぶさかではありませんが


園子&朋子:
亜希子さんが来るのっ!?アハハハ、いやいやダメだって!!


側で楽しそうに聞いていた良一が、たまらず声をかけました。もう当然お分かりのことと存じまするが、亜希子は「夜の営み」を文字通り、夜の仕事=夜間に働く仕事と勘違いしていたのです


亜希子さ~んっ!!


真相を知った亜希子は、しばらくの間電信柱に頭をつけてひたすら猛省しきりでした私としたことが( ;∀;)。園子さんに大変なセクハラ提案をしてしまいました!


亜希子ならではの失敗ですね~綾瀬はるかちゃん、サイコー( *´艸`)


その亜希子を次なる難題が待ち受けていました。杏奈の家に遊びに出かけたみゆきは、友だちから、みゆきの両親は「偽装結婚ではないかとはやし立てられたのだそうです。一緒のベッドに寝てもいないし、いまだに敬語で話している。手をつないでもいない。それに結婚指輪もしていない!


どうにかこうにかごまかしたものの、いつまでもごまかしてはおけません。亜希子はみゆきに、林間学校から戻ってきたら、ふたりの馴れ初めを教えると約束しました。正確にフィードバックするためには、記憶を整理する時間が必要です


亜希子はその夜、みゆきに頼まれたキャラ弁の下準備をしていました。みゆきは「ヨンリオのギザギザズ」を描いてほしいと頼んだそうです。それをまたビミョーに異なる「ヨンリオ社のギザギザ」と解釈した亜希子は、海苔を細長く切り、ギザギザの準備に余念がありません


今の子はあんなものが好きなんですね


さすがの良一も気づきませんでしたが、亜希子はこれを漫画のキャラではなく「株価チャート」と理解認識したのだそうです。それがまた見事な出来栄えで、誰が見ても株価チャートにしか見えないのには感心しきりでござりました。後にこの写真を亜希子から見せられた良一も、今度はわが社の株価チャートを作ってほしいとせがんだほどです


みゆきは最初これを見て何だか分からず唖然としていましたが、通りかかった担任から説明を聞いた皆がスゴイと褒めてくれたことで少し機嫌が良くなります


これは相当凝ってるぞ。お母さんがなぜこれを作ろうと思ったのかさっぱり分からんが、大変だったと思うぞ、お母さん


それはみゆきにも分かっていますよね。亜希子はかなりズレているけど、いつも一生懸命なのです


その頃亜希子は、ついに下山にマンションを買う気はないと告げてしまい、責任をとれと責められていました。亜希子は仕方なく知りあいを当たりますが、なかなか良い相手が見つかりません。バブルの頃とは違い、いくら社長クラスでも、必要もないマンションにポーンと1億出す人はいませんよね


が、さすがは亜希子~戦国部長は違いました前向きに生きる人には奇跡も起きやすくなります(^^)/。たまたま道を歩いていた時、これまた偶然そこに辿り着いた億ションのチラシに滑って転んだおかげで車に轢かれずに済んだ男性に遭遇します。亜希子はすばやくその男性の所持品がすべて高級品だと見てとり、すかさず億ションを売りこんだらしいです


このチラシがなぜそこに落ちていたか~長い話を短くすると麦田章の仕業です。前回の運動会では小学校のトイレを借りに来ただけでしたが、今回は、このチラシが亜希子から田口の手に渡り、田口がこのコピーを取ろうとしてジャムったコピー機を、今度はコピー機会社で働いていた麦田が引き取っていく途中で道に落としてこうなりました


どうやら麦田は「奇跡」の象徴らしいです


その奇跡を今度は良一と亜希子が起こそうとしています


良一はスキルス性の胃がんで余命宣告されたのに、ピンピンコロリがいいといって治療を拒んでいたのだそうです。それには前妻の愛がやはり病で亡くなる際、日に日に弱っていく姿が忘れられず、またしてもみゆきに悲しい思いをさせたくないというのが本音だったようです


良一が亜希子にプロポーズしたのも、頼りがいのある亜希子なら、自分亡き後もみゆきを立派に育ててくれると確信したからなのだそう。実際良一はそう言って、しかもいきなり、亜希子に結婚を申し込んだそうです


ふたりの最初の出会いは仕事の入札プレゼンだったそうですが、亜希子はその前にも良一を見かけていたそうです。亜希子は、いかにも呑気そうに花見の場所取りをしていた良一を見て、コイツなら大丈夫、と確信し、カマをかけて桜金属の入札価格を聞きだしたそうです


でも良一も、花見の時に亜希子を見かけていたのだそうです。亜希子は皆の声援を浴びながら、田口に「正しい土下座」の仕方を教えていたのだとか。当時亜希子は課長だったようです。


そんな完璧主義者の亜希子が、実にのんびり屋の良一のプロポーズを受けたのは、一見ひ弱そうに見える良一が実は誰よりも強いと知ったからと、亜希子自身、ビジネス以外に誰も話し相手がいないことに気づいて、人恋しくなったからなのだそうです


他人にとってはどうでもいいようなことでも、誰かに話したくなる時があるあ~あるある( ;∀;)


確かに良一はそういうことを受け止めてくれそうな優しさにあふれていますものね。


そしてその良一は、ここにきてようやく治療を受ける覚悟を固めました。深刻な病気になると、どうせ治療しても無駄だ、ついついそう思ってしまいがちです。ましてや良一のように最愛の人を病で失っていれば尚更です。闘病は本人にとっても辛いけれど、見ている方も同じくらい辛いですから。


良一は、苦手なことにも全力で取り組む亜希子を見て、自分ももう一度だけ頑張ってみようと思ったに違いありませんよね。まだまだ若くて体力があるから、亜希子が提案した免疫療法もきっと効くはず~トライしてみる価値はゼッタイあるはず


みゆきの夏休み終了後に入院すると決意した良一は、夏休み中にみゆきが自転車に乗れるようにしたいとまた公園に出かけました。亜希子は良一のリクエストに応え、ヨンリオ社のチャートと桜金属工業のチャートの「ギザ弁」を作って追いかけます。桜金属の株価が「続落から反発して急上昇していたのがまた実に凝ってましたね


予告では亜希子が、容体が急変して入院した良一に代わって桜金属で働くようでしたから、その期待も込められていたのかもしれません。


奇跡はわりとよく起きます亜希子は良一と暮らしてそう学んだそうです


どんな人生にも必ず終わりが訪れますし、それがいつなのかは誰にもわかりません。それも含めて人生は奇跡に満ち溢れているのだと最近思うようになりました。今後宮本家にはどんな奇跡が起きるのか、楽しみに見守りたいと思います義母と娘のブルースがサイコーに面白い(^^)/


 
義母と娘のブルース(上)・ (下) (ぶんか社コミックス)

この世界の片隅に あらすじと感想 第3話 ただ今恋愛まっただ中

松本穂香さん主演の日曜劇場、【この世界の片隅に】は3話も実に可愛らしかったですね。以下ネタバレのあらすじですこの世界の片隅にのネタバレ感想行きますよ~(^^)


今回はちょっとだけ、近江佳代とすずの関係を覗かせるシーンがありました。どうやら佳代は介護の仕事に携わっていたらしいのです。すずはきっと佳代の世話になった=要介護者だったのですね。すずは親しくなった佳代に自分の家を譲ったのかもしれません。


おそらく今展開されている戦時中のストーリーは、すずが佳代に語り聞かせたことなのでしょう。劇中ではすずが心の中で兄に呼びかける形で物語が進行していますが、そっくりそのまま佳代も聞いたに違いありません


さて、その中でも今回のエピソードはとても微笑ましいものでしたすずが周作に首ったけなのが実に可愛かった( *´艸`)。嫁いで時が経てば経つほど、すずは周作への恋心を深めて行ったのだそうです


その様子は傍から見ても明らかで、幸子や径子は呆れてものが言えないほどでしたホンマに好きなんやね~


それだけで済めばよかったのですが、そこで径子が、周作はあの時結婚しなくてよかったのだ、などとこぼしてしまったから大変です「あの時?


周作にかつて縁談があったことに気づいたすずはすっかり気もそぞろになってしまいました。ずっと地元にいる幸子は何かを知っているようですが、自分の口からは言えない、直接周作に聞け、と教えてくれません


いつも以上にぼんやりしてしまったすずは、貴重な砂糖を水瓶に落としてしまいました。もうじき砂糖の配給が無くなるという通達があったばかりなのに


サンはこっそりへそくりを出して、すずに闇市で砂糖を買ってくるよう勧めました。径子には内緒よ


闇市で、文字通り目の玉が飛び出るほど高くなった砂糖を手に入れたすずは、今さらながらに自分のしでかしたことに青くなってしまったため、いつの間にか道に迷ってしまいますえ?ここはどこ!?( ;∀;)。誰に聞いても帰り道が分からなくて途方に暮れたすずが地面に絵を描いていたところにリンが現れました。


それスイカ?キャラメル?(あなたは)迷子?


すずの描いたスイカとキャラメルに感心したリンは喜んで道を教えてくれました。ナガノキ?行ったことはないけど何度も聞いたから行き方は知っている


坂の多いところなんじゃろ?段々畑があってそっから海がよう見える。ええとこ?どんなところかいつも想像していたわ


道を教えてくれた礼がしたいと語ったすずに、リンは紙を持ってくるから絵を描いてほしいと頼みました。そこにスイカを描いたすずが、他に何か描いてほしいものがあるかと聞くと、リンはアイスクリームがいい、と答えます。が、すずはアイスクリームを食べたことが無いためどんなものか分かりません


面白いねえ。ナガノキへの道は知っとるけど、行ったことの無い私。ナガノキにおるのに帰り方が分からん人。それに、ここにおることしかできんけど、アイスクリームは知っとる私。どこにでも行けるのに何でも絵に描けるのに、アイスクリームを知らん・・・


そこまで言ってリンはすずの名前を確認しようと胸の名札に目をやりました。すずもまたこれに気づいて、すずです、北條すず、と答えます。


ナガノキに住む北條、嫁に来たばかり(で帰り方が分からない)


リンにはすずが周作の嫁だと分かったようですこの人が周作さんの!( ;∀;)


リンの表情は豹変し、こんなところ(遊郭)にいたら、旦那さんのもとに帰れんようになる、とイケズを言いました


こうして無事なんとか家に帰りついたすずは、早速径子にアイスクリームを食べたことがあるかと尋ねます。径子はすずを田舎者扱いしましたが、娘の晴美も知らなかったことに気づかされました。晴美が物心ついた頃にはアイスクリームを出す店はもうどこにもなかったそうです。


甘うて冷おうて、こまいお煎餅(ウェハース)がついてあんたにも食べさせてやりたかったね。あの頃はえかったねえ


すずは帰宅した周作に一部始終を語って聞かせました。その日だけでは時間が足りず、多分何日かに分けて聞かせたようです


ある日周作は幸子の家に電話をかけてきて、忘れ物をしたからすずに持ってくるよう伝えてほしいと伝言しました。


急いで出かけようとするすずを見た径子は、少しは身だしなみを整えろと化粧をしてくれます。汚い顔で行って恥をかくのは周作だからね


その頃周作は職場を出ようとしていました。忘れ物は口実で、たまにはすずを休ませようと一緒に出掛けるつもりだったのです


そこで周作は思いがけない人と再会しました。リンです。おそらくリンは、もしかしたら出先で周作に会えるかもしれないと、いつもより念入りに紅を差していたようでした。道を挟んだ向こう側に愛しい人の姿を認めたリンはあでやかに微笑み、頭を下げて立ち去りました。周作もリンを見つめて礼を返します。


そこへすずが駆けつけてきました。周作さんっ!!遅うなってすみません!!


その声は当然リンの耳にも届きました。リンは、やはり自分の推測が当たっていたというかのように、つんと上を向いて踵を返します。


周作がすずを連れて行った食堂は、昔ならさぞかしシャレた料理を出しただろうと思われる雰囲気の店でしたが、今では雑炊しかないそうです。それでもすずは嬉しそうに食べました。しかも周作は、アイスクリームを食べたことが無くて絵が描けなかったと教えてくれたすずのために、特別にアイスクリームを注文しておいてくれたそうです


すずは目を輝かせて、それでも遠慮がちに、生まれて初めてのアイスクリームを口にしました周作さんも食べてください。その無邪気に喜ぶ顔を見ただけで、連れてきた甲斐があったというものです。


人には皆、過ぎてしもうたことや選ばんかった人生、色々あるけど、ほいでも、わしゃあすずさんを選んで幸せじゃあ思うちょる


周作の言葉にようやくすずのもやもやも晴れたことでしょう。すずは、今日のことは決して忘れないと語り、アイスクリームを食べたことは自分だけの思い出にしたいから、絵は描かないと微笑みました。


こうしてすずは、世話になったリンのために、アイスクリームではなくナガノキの絵を描くことにしました。が、段々畑から見下ろす港の風景を描いていたすずは、なんと、憲兵に捕まってしまいます。どうやらスパイだと誤解されたらしい。昭和19年という時代はそれほど緊迫を深めていたのですね


その緊迫の度合いは、偶然酒場で周作と遭遇し、仲間の非礼を詫びた水原の言葉からも伺えます。周作が戦地に行かない「文官」だと知った海兵たちはこぞって周作を馬鹿にし、喧嘩を吹っ掛けたのです


止めに入った水原は、それが恋しいすずの亭主とは知らず、大目に見てやってほしいと謝罪しました。もうじき大切な任務があって、もう二度と戻ってこれないかもしれないから気が立っているのだ、と。


すずが周作の過去に嫉妬した時、幸子がすずにもそういう人がいただろうと尋ねたのに、すずはまったく心当たりがないかのような表情を浮かべていました。も~水原のこと、少しぐらいは好きじゃなかったのかしらね


この時代だと、母は晴美ぐらいの少女だったに違いないと当時に思いを馳せながら視聴しています。「この世界の片隅に」は続きもとっても楽しみです心の中の母と一緒に見ています



この世界の片隅に

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