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夜行観覧車
 湊かなえ原作

夜行観覧車 最終回あらすじと感想 「家族の未来」のために

夜行観覧車のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: 湊かなえ氏原作ドラマ あらすじと感想一覧


夜行観覧車


毎週楽しみに見てきた湊かなえさん原作の夜行観覧車は夕べがとうとう最終回でございました夜行観覧車が面白かった~!(^^)!


正直言って前回良幸が「家族の秘密」を話すと言った時は、いったい今さら何を言えば状況が変わるというのか?とかなり疑問に思ったのですが、今回は、ああなるほど~そういうことだったのかと、つくづく深く頷いてしまいました。以下、最終回のあらすじ(ネタバレ)と感想です。


「僕たち家族には誰にも言えない秘密がありました


マスコミを前にこう切り出した良幸は、なぜ今回の事件が起きたのかを語り始めました。弟の慎司が、有名私立の内部進学試験を前にして、父=弘幸から暴力を受けていたのだと告白したのです


ここまでは、先日慎司が良幸と比奈子に打ち明けた通りだったのですが、そこにはまだまだ「裏」が隠されておりました。


慎司からこの話を聞いた良幸が~さすがは医者の卵だけあって、慎司の体についた痣が断続的な暴力によるものではないことを見破ったのです。それに父さんは、人に無理強いをするような人間じゃない


そう、弘幸がDVだと言ったのは、慎司の作り話だったのです。慎司を殴った弘幸は、殴ったこと自体を慎司に謝罪し、暴れたりするなと優しく諭した後、淳子と二人で居間へ降りたそうです。


ひとり部屋に残っていたため、父の死の真相を「憶測」しかできなかった慎司でしたが、自分が父による暴力の被害者だったと話すことで、父を殺さざるを得なかったという理由づけをしたようなのです。本当は、父を殺したのは母=淳子に違いないと知りながら、母を庇うため、そのような話を作り上げたらしいです。


そして今、これを受けた良幸が、まさに「家族の将来」を守るため、死んだ父を悪者に仕立てようとしているのです。本当は、穏かで優しく、子供たちの意志を尊重してくれた弘幸。慎司の進学についても、好きな道を行かせたほうがよいと、逆に淳子を窘めてくれた父を、残された自分たちを守るため、良幸は「加害者」にしたてました。


これから先ずっと、僕たちは「殺人犯の家族」と呼ばれ続け、罵られる。が、もしここで世間の同情を引くことができれば、その攻撃の手はずっと緩められるに違いない、良幸はそう考えたのです。殺された弘幸は「被害者」であると同時に、家族をそこまで追い詰めた「加害者」だったと思わせることで、自分たちの将来を守ろうとしたのです


これはまた淳子についても同様でした。


良幸の母、つまり弘幸の前妻への対抗意識をとうとう拭い去ることができなかった淳子は、自分の産んだ慎司が常に良幸と比べられていると感じていたようです。それすなわち、自分が前妻と比べられているようで、弘幸を独占したかった淳子には耐えられなかったのです。


いっそ弘幸が、慎司をいつも叱りつけてはっぱをかけるような人間だった方が、淳子は救われたのかもしれませんね。弘幸が、なまじ「良い人過ぎた」のがこんな結果を生んだとは、なんとも皮肉な話でございました。もうやめよう~弘幸の言葉は、子供に親の期待を押し付けるのは良くないから止めようと言うものだったのに、淳子にはこう聞こえたのかもしれません


おまえも、お前の産んだ慎司も、悪あがきはもうやめろ。どんなにあがこうと、お前や慎司は、前妻や良幸にはかなわないのだから


ずっと嫉妬に苛まれてきた淳子は、良幸がずっと大事にしてきたトロフィーで弘幸を殴りましたが、それでもかすかな「理性」だけは最後まで失いませんでした。このトロフィーで弘幸を殺したことが知られたら、父を殺された良幸の心の傷がもっと大きくなるに違いない。私の産んだ子供たちにその恨みが飛び火するかもしれない


だから淳子はこのトロフィーを啓介に託したのです。途中、ビビりの啓介が、凶器を預けられて困っているのを見た淳子が、自分に頼まれて仕方なく預かったと警察に届けてくれと言ったのを見ても、淳子が保身のために啓介を利用したとは思えませんもの


そして啓介は、同じとして、淳子の気持ちがよく理解できた。だからこそ、本当は怖くて仕方がなかったのに、凶器の隠ぺいに手を貸したのでしょう。


それをまた、あの結城が見逃してくれたようなのも嬉しかったですよね


「凶器がどうしても見つからないけれど=調書を作るのが大変だが、これで立件するしかない~もうここには来ません」って。あれはどう見ても、啓介の関与を確信しながら目こぼししてくれたとしか思えません。こちらもまた同じ子供を持つ父親として息子さんに会えたようでよかったですね~(*'▽')


この事件は、誰の家で起きてもおかしくなかった


まさに真弓の言う通りなのです。それを誰かが、もしくは何かが止めてくれたかどうかの違いだけ。我に返って救急車を呼んだのに、その時にはまだ息のあった夫が生き延びてくれさえすれば「事故」で済んだことかもしれなかったのです。


また、今回は彩花がとうとう学校で「本音」をぶちまけました。あの小悪魔(志保)に向かって「(あんたは)友達なんかじゃない!」と叫び、そんなことを言えばひとりぼっちになる、と脅してきたのにも「ぼっちでいいっ!とキッパリ言い返したのですもうそんな友達なんていらないっ!良く言った!


でもいざ蓋を開けてみたら、この志保の母親はいかにもフツーのおばちゃんで、志保にも小うるさくしているようでございましたよね。家に帰ったらお父さんに叱ってもらうっ!ごめんね~彩花ちゃん、って。彩花が大人しくしていたばかりに、志保はいい気になって自分のうっ憤を晴らしていたようでございます


そして真弓は、淳子に代わって、高橋家の子供たちを見守っていくことを心に誓い、小島さんにもその協力を呼びかけました。何をしなくてもいい、ただ、見守ってあげてほしいんです。このひばりヶ丘を楽しくて住みやすい街にするために


いまだに、いもしないダンナの洋服をクリーニングに出している小島さんですが、どうやら「権威」を取り戻し、再びあのおば様方の上位に君臨したようなのも楽しかったですね。本来は良識や節度を持ち合わせていただろうこの人が、ほんの少しの優しさを身に着けてくれさえすれば、これほど頼もしい隣人はいないかもしれませんもの


いきなりバスでやってきた「殺人事件現場を訪れる会のオフ会」とやらの非常識極まりない人々を、ラメポを下げた小島さん他おば様方が、ほうきで蹴散らしてくれたのは心地よかった~こ~でなくちゃ!。何をしているの?あなたたちっ!ひばりヶ丘を汚さないでちょうだいっ!!ひばりヶ丘の品位が下がるわっ!


そして家族3人で、ようやく夢の観覧車に乗り込む真弓たち。この街に来たのはお母さんがそうしたかったからで、彩花のためじゃなかった。お母さんはもう十分に幸せだったのに。彩花がそうしたかったら、引っ越してもいいんだよ。


も~ンなこと言って借金はど~すんねん!と、ついひとり現実的な突っ込みを入れていたおばさんでございましたが、これを機会にすっかり成長した彩花は、たとえどこに行っても家族3人でやっていくしかないのだから、引っ越す必要などないのだと、すっかり大人の顔を見せ、真弓や啓介を喜ばせていたのも嬉しかったです


淳子は刑に服し、そんな淳子を今は許せないけれど時間をかけて失ったものを取り戻すと誓う良幸。これまで淳子がしてくれたことを忘れないと母を励ます慎司比奈子兄弟仲良くしろといつもいっていた母の教えを必ず守ると約束する健気な子供たちを前に、この子たちの将来を台無しにしたという後悔の涙が止まらない淳子が哀れでなりませんでした


自分が大人になってみると、大人がそんなに偉いものじゃないことが分かってくるものだけど、それを「こうあるべきと思いこんでいる間は本当に辛いものですよね。人間である以上、母親だって完璧じゃないのに、でも「失格のレッテルは張られたくない~そう思っていたのは淳子だけではなく、小島さんも同様でしたね。


まためぐってきた桜の季節、3人そろって「坂の下」の高校の制服を着た慎司と比奈子、そしてまるで彼らのボディーガードのように彼らを守ろうとしている彩花たちを、実に穏かで素敵な笑顔を浮かべて見送る真弓の姿が忘れられませんやっぱり美人だな~鈴木京香さんは(≧▽≦)


まだすべてが順調だとは言えないけれど、小島さんたちと一緒に、淳子さんがこの街に帰ってくる日を待っています。


観覧車を、どこに行くでもなく、同じ場所を回る不思議な乗り物だとして、それを「家庭」に例えていたとは驚きでした。昨日から今日、今日から明日、変わらずに回り続けることがどれほど幸せか、今ならわかる


この真弓の言葉が最後にしみじみ心に残ります。夜行観覧車、思いがけず(?)本当に素敵な人間ドラマに出会い、毎週ここで好き放題語れて幸せでした楽しかった~( *´艸`)。ずっとお付き合いくださいました方々にも、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました


夜行観覧車はとても良いドラマでしたね♪


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夜行観覧車
 湊かなえ原作

夜行観覧車 第9話 親子3人掃除のシーンに涙しました

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夜行観覧車


湊かなえさん原作の夜行観覧車の第9話は実に良いエピソードでございました不覚にも泣いてしまいました(笑)。このドラマを見始めた時には、まさかこれを見て涙する日が来ようとは思いもよりませんでしたが、今回は不覚にも涙がこぼれ落ちるのを止められなかったおばさんであります


特によかったのは、真弓と家族のきずなが深まったシーンでしょうか


自分を殺しかけた真弓をまだ許すことができなかった彩花。その上、学校であの悪魔たちの更なるいじめに遭って自暴自棄になったため、真冬の川にどんどん入ってしまうのです。


そこへたまたま通りかかった真弓が慌てて彩花を引き留めます


彩花っ!彩花っ!!だめよっ!行かないでっ!!


自分なんか死ねばいいと思っているのだろうと答える彩花に対し、そんなことはないと必死でしがみつく真弓


いつも自分に反抗的で、時には本当に憎らしく思えただろう彩花が、ようやく自分の産んだ可愛くて小さかった娘なのだと思い出せた真弓なのです。あそこはさすがに鈍い真弓も、彩花が学校でどんな状況に置かれていたのか~ようやく気づいたのかもしれません。それにしてもあの「ちび(元)小島もどきの根性の悪さは半端じゃありませんなも~今後どんなドラマに出てきてもそう見えちゃうな~きっと。役名すら覚えたくない感じでやんす


彩花が生きていてくれるだけで、それだけでいい生きててくれてありがとう


本心からそう思えるようになった真弓の心を、彩花もまた理解してくれたようなのが、本当にうれしかった遠藤家が見事に立ち直ってきました♪


またその真弓が、ひばりヶ丘の「セレブ気取りの奥様族にようやくガツンと言えたのもよかったですよね真弓、よくぞ言ったっ!!


「もう興味本位の噂話は止めませんか。本当に心配なら手を差し伸べましょう。それができないのなら、黙って見守っていきましょう」


そうそう、おばさんも苛めを受けた経験があるんですが(負けませんでしたが)、苛めが趣味の人たちって、その対象者をコロコロ変えるのですよね。このドラマでいえば、最初は小島さんを中心に真弓をいじめていたはずが、小島さんの形勢が悪くなると見たら、今度はこともあろうにその真弓に小島さんの悪口を言う


でもそこでホイホイと一緒になって悪口を言うような真弓ではありませんよ~っ負けるな~っ!真弓頑張れ~っ!!!彩花がそんな母親を見て誇らしく思ったようなのがまた嬉しかったですよね


自分が奥様族に放った言葉を反芻した真弓が、猛然と高橋家に貼られた貼り紙をはがし始めます。今自分にできることは、この家を元通りにして、子供たちを迎えてあげること!


突っ走る妻の後を追うように、こちらは軍手にバケツと準備万端整えて加勢にやってきた啓介がまたよかった啓介もなかなかやるな~( *´艸`)


この二人を見た彩花が、こちらも断固とした様子で清修学院へ向かって歩き出すのです。比奈子の友達を連れてくるために!


彩花は不器用だけど誠実でたくましい母を、そして真弓は自分の性格を引き継いだ娘を、そして啓介はそんなたくましくて優しい妻と娘を、どんなに誇らしく思ったことか


それまで、ご近所からハブにされてすっかり孤独になり、部屋を暗くして昔幸せだったころの家族の思い出に浸っていた小島さんもまた、この光景を目にしています。が、まだまだ、ここにしゃしゃり出てこれを手伝うまでには、善人化はしてないようです


とまあ、思い切り感動に浸ってしまったおばさんでしたが、ミステリーの方では、なんとこれまでずっと大人しかった良幸がとうとう立ち上がり、マスコミに「家族の秘密」を暴露するようです


いったいこの家族にどんな確執があったと言うのか


先走り妄想が大好きなおばさんは、これまでにもさんざん妄想をめぐらしてきたので、ここに来ては逆に、最終回をじっくり見届けてやろうと言う気持ちの方が強いですかね。はたしてこの高橋家は本当はどんな家庭だったのか。弘幸は本当に暴力父だったのか、淳子は本心から子供たち皆を愛していたのか。


淳子と言えば、一段とパワーアップした真弓が、友情の証にと、結城に頼んで届けてもらったカップラーメンのエピソードも、思い出すだに気の毒な話でしたよね。一見、皆仲良くしていそうなひばりヶ丘で、ずっと孤独だった淳子。


また、慎司があの夜暴れだしたのも、彩花の喚き声を聞いたのが引き金となったと言うのもなかなか興味深い設定でした。うまく言葉にできない不満や鬱憤を暴れることでしか大人に伝えられない子供たち。あんなに良い子だった彩花と慎司があそこまで荒んでしまった原因は、家庭だけでなく、学校だけでなく、本当は社会全体に責任があるのではないだろうか。


以前の高校入試の際も思ったのですが、ミステリーを絡めた社会派ドラマとして、この湊さんの作品は天下一品でございまするね


夜行観覧車は来週の最終回が今から心底楽しみでなりません最終回が待ち遠しいです^^


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夜行観覧車
 湊かなえ原作

夜行観覧車 第8話 それぞれの家族再建へ向けて

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夜行観覧車


湊かなえさん原作の夜行観覧車の第8話は、ここにきてようやく明るい兆しが見えてきたような気がして、心からホッとしてしまいましたようやくいい感じのエピソードでした♪


最近このドラマはおばさんにとってミステリーと言うより人間ドラマになりつつあったのですが、ここでようやくこの人間関係に救いが見えてきたようなのが何よりでした。「救いようのない人々」はまだまだたくさんいるようだけど、苦しんで苦しんで苦しみぬいた彼らがようやく一歩踏み出せたように思えたのがとっても嬉しかったのです


でもまずは先に「慎司の告白」についてまとめておきます。やはり弘幸はとんでもない「DV親父だったのだそうです。やっぱりね~どこか「底意地の悪い表情」がチラホラ見え隠れしていましたよ。あんまり皆が(テレビです)良い人だっていうもんだから、すっかり信じ込まされるところでした


今回、自宅にこっそり入り込んでいた慎司が、このことを良幸と比奈子に打ち明けたのです。弘幸はいつも慎司を叱り、あげくの果てに暴力までふるうようになっていたのが、今では母の淳子にまで害が及ぶようになっていたと。慎司の体中に残った黒い痣がいかにも痛々しかったです


そして3人はここで兄妹で結束して生きていくことを誓ったようです。良幸から連絡を受けた警察が彼らを保護しにやってくるというその情報をいち早く察知して高橋家にわんさと群がっていたあのハイエナの様なマスコミにも、3人で手をつないで立ち向かっていきます。


~これが連続殺人の犯人とでも言うなら話は別ですが、家庭内犯罪の加害者は被害者でもあるということを、私たち自身も決して忘れてはいけないと、このシーンを見て強く心に刻んだのは、真弓たちばかりではありますまい


父を殺したのは僕です


警察では慎司がきっぱりとそう証言していました。


、ミステリーおたくのおばさんに言わせると、これはまだまだ信用できませんね。ここで(最終回間際になって)明かされた犯人は「カムフラージュ」であることが多いからです。となると、やはり犯人は淳子なのか?


とはいえ、もう「犯人捜し」はもうどうでもよくなりつつあります。皆それぞれに「動機」もしくは「動機に近い感情」は持ちかねない訳ですし、それがどう転ぶかで、だれもが犯人になり得るという教訓さえ得られれば、それでよいのではないかとさえ思い始めてしまっています。


それよりも今回は「小島さん」を中心にしたエピソードが非常に印象的でした。やはり夏木マリさんは凄い役者さんですね~。以下、おばさんお得意の妄想交じりの感想文です


前回は、真弓が彩花を「黙らせよう」としていたのがどうなったかより、凶器を隠したがる理由のほうが気になってしまい、あの後どうなるかなんて考えもしなかったのですが、まさかここにまた小島さんが来ていたとは驚きでした


しかも、真弓が1つまた1つと彩花の口の中に唐揚げを詰め込み、果てはレタスまで突っ込んだあの時、もし、小島さんが止めてくれなかったら(レタスは幅広だから息ができなくなる)、真弓は本当に彩花を殺していたのかもしれないのですものね。


必死で真弓に呼びかける小島さんが本当に良い人に見えてしまいましたいいおばちゃんだ~(;O;)。何を言ってもわからない真弓に、あの「ラメポ」から防犯ブザーを取り出して、それを割れた窓ガラスから中に投げ入れて真弓を正気に返すなんて、小島さん、だてにいつも威張ってまへんな


~やはりあの片時も離さない「ラメラメポーチ」にはマー君からの贈り物(ブザー)が入っていたのですね


これは「犯人」をビックリさせるために使うのねと語った小島さんの言葉にはっとする真弓~私はもう少しで「殺人犯」になるところだった!彩花を殺すところだった!( ;∀;)


この辺は本当に「高橋家」の出来事とうまくマッチさせていますよね。あの家でもきっと同じことが起きたに違いない。後に真弓が夫に語っていたように「誰かが止めてくれさえすれば」あのような悲劇は起こらなかったのかもしれないのです。


しかも小島さんは(あまりに感動したので語らずにはいられません)、この後彩花に、このおばさんが言いたかったことをそのままズバリ言ってくれました


「あなたはどうなの?親に『この人』とか『あんた』とか『△ソ〇バア』と言えるほど偉いの?あんなに連呼されたら親を辞めたくなって当然よ。ママを追いつめたのはあなたじゃないの?いつまでも被害者ぶってちゃダメじゃない。家族だからと甘えてばかりいると今に取り返しがつかなくなるわよ」


これまではずっと「単なるおせっかい」「覗き趣味」と思っていた小島さんだけれど、この人もやはりどこかで「度が過ぎてしまった」だけで、本当は良識のある素敵なおばさんだったのかもしれません。今回ついに本性を表したあの偽善者奥様達もまた、小島さんをこんな「モンスター」にしてしまった一因かもしれません。


それは言いすぎですよ、行き過ぎですよ、そこまでする権利はあなたにありませんよ


あの人たちが、思っていることの100分の1でも小島さんに上手に伝えることができていたら、小島さんもあんな風にはならずに済んだのかもしれません。


でもこの理屈=誰かのせいでこうなった、は決してここで言ってはいけないでしょうな~あの比奈子や彩花のような「お子ちゃま」がすぐに真似をしてしまいますから


口では良いことを言いながら、実は蔭で他人の不幸を喜び、心から親身になるということのない、実に希薄な人間関係。自分の都合の良い時ばかり仲良くしてはいるけれど、本当に困った時にはちっとも力になろうとしないこのいかにも冷酷な人間関係~小島さんには気の毒だけど、今のひばりヶ丘をそんな街にしてしまったのは、あなたたち自身なのではないですか?


でもここでようやく真弓が自分の愚かさ~そんな薄っぺらい街の一員になることに有頂天になっていた~に気づき、啓介もまた大金を借りるなんて馬鹿なことをした、真弓をそこまで追い込んだのは自分にも責任があると気づきます。そうそう、お互いに

「相手が悪い」

と思っていれば、どちらも譲る気になれないけど、

「自分にも悪いところがあった」

相手の立場になって考えてみると、お互いに反省すべき点が多々あることに気づくのはよくあることですものね。


パートに出た真弓に代わって、家でご飯を作り、娘のために風呂を沸かして、彩花と食卓を囲んだ啓介が、逃げていては問題は解決しないと言った時、逆に彩花から、啓介こそ一番逃げていると指摘されたのもよかったですし、これを啓介がを素直に受け止め、自分もまた逃げることを止めようと決意してくれたのも嬉しかったです。


真弓もまた啓介が家に帰りたくなかった気持ちを理解することができたようで、それを素直に啓介に告げた時に出たのが(前回おばさんが「真弓が家出をした」と勘違いさせられた)あの台詞だったようです。


お母さん、帰っておいでよ。お母さんがいないとこの家はだめだよ。夕飯なんかピザでもいいじゃないか。


今の世の中「こうあるべし」が先だって「そうじゃない」ケースをとことん糾弾する傾向が強いですよね。確かに「してはいけないこと」は世の中にたくさんあるけれど「しなくちゃいけないこと」はホントはそう多くないのだといつも自由気ままに生きたいおばさんなんかはそう思うんですけど


お、また感想文のほうが長くなってしまいました。申し訳ござらぬ


さて来週はどんな展開が待っているのでしょうか。これで小島さんと遠藤家が打ち解けて、気軽に、でも思いやりを持って言いたいことが言い合えるご近所関係が築けたらどんなにいいでしょうね~でもって、あの偽善者奥様達も、自分の愚かさに少しずつ気づいて、もっと健全で優しい「ひばりヶ丘」ができたならもう何も言うことはないのですけど


まあこれはおばさんの希望的観測であり、現実(ドラマ)はそう甘くないかもしれませんが


夜行観覧車は来週の放送も今からとっても楽しみでございまするね夜行観覧車が楽しみです~( *´艸`)


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夜行観覧車
 湊かなえ原作

夜行観覧車 第7話 淳子が凶器を隠したかった理由Part2

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夜行観覧車


湊かなえさん原作の夜行観覧車~昨日の7話については夜行観覧車 第7話あらすじ 淳子が凶器を隠したかった理由でタップリ書かせていただいたにもかかわらず、夜中にものすご~い強風で眠れなかったことも手伝って、またしてもおばさんの妄想が膨らんでしまい、ついにはこれしかないだろうという結論にまで至ってしまいました。以下、昨日の補充(Part2)とさせていただきまする


弘幸が殺された夜、最初にあのトロフィーをつかんだのは慎司だったのではないでしょうか。良幸の数学大会のトロフィイーをつかみながら、

「僕はこんな風に優秀な兄さんのようにはなれないんだっ!

とかなんとか怒った慎司は、それを父親めがけて(でも直接にはぶつからないように)投げつけたのでは?


それを最初は「やめて~っ!」と止めていた淳子が、ここでどうにもやるせない慎司の気持ちを悟り、ほかならぬ良幸のトロフィーで弘幸を殺すことで、慎司の積年の悔しさを晴らそうとしたのではないでしょうか。


でも、そのことが良幸に知られるのは避けたかった。たぶんずっと仲の良い兄弟だったふたりの間に禍根を残すまいとした淳子が、このトロフィーを隠すよう啓介に隠ぺいを頼んだ、というのはどうでしょうね~。それなら、慎司が逃げ続けていたことの辻褄も合うような気がするんですが。


考えていた時はもうこれしかない~と思った割に、こうして文字にしてみるとそれでもまだまだ詰めが甘いな~。ま、おばさんが作家になれなかったのはそこに原因があるのでしょう~はなから目指してませんでしたけど


もうそろそろ頭を切り替えないと、1週間ず~っとかんがえていることになりそうでござる。とにもかくにも、夜行観覧車は来週の放送が待ち遠しいですね。強風で停電~なんてことにならないといいな


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夜行観覧車
 湊かなえ原作

夜行観覧車 第7話あらすじ 淳子が凶器を隠したかった理由

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夜行観覧車


湊かなえさん原作の夜行観覧車~今週は第7話です。


前回に引き続き、今回もまた、弘幸を殺したのは慎司で、淳子は慎司を庇っている~的な構成になっていましたよね。でもへそ曲がりなおばさんは、この終盤に来てもまだこれを前面に押し出していること自体が怪しく思えてきてしまいました。もしやこれはこの手のミステリーにありがちな

「裏の裏」

をかいた展開になるのではないか、実際の犯人もやはり淳子なのではないかと思えてきたのです。いかにも犯人のように見せかけておきながら実際も犯人~というのは、あの前回の「高校入試」でも使われた手段だったので。


でももしそうだとすると、どうにも腑に落ちない点があるのです。なぜ淳子は、動機や凶器について警察に説明しないかという点です。自分が犯人だと自供したにもかかわらず、肝心なことについては何も話さないからこそ、慎司が警察から(そしておばさんからも)疑われているのが分からないのでしょうか?


しかも、啓介が、仕事中に警察の目を盗んで山に埋めていた「凶器」はやはりトロフィーだったのですが(スイマセン、前回の記事ではなくコメント欄で妄想してます)、それは慎司のものではなく良幸のものだったことが判明したのです


なぜ淳子がこれをあんなにも隠したがっていたのか~以下、その理由をおばさんなりにまた妄想してみましたここが今ひとつ疑問だったのですよね~なんで隠すのかって。あくまでも妄想です~どうぞご笑納くださいますように


前回の時点では、あれが慎司の水泳大会のトロフィーで、弘幸と淳子が自分の進学のことでもめているところに割り込んできて、もう水泳なんて止めてやる~と怒り狂った慎司が、自分のトロフィーで父を殴打したのだと思ったんですよ


でも実際にこれは良幸が数学大会で優勝した際のトロフィーだったようです。淳子はなぜこれを隠したかったのか、今考えられる理由は一つしかありません。それはやはり生さぬ仲の良幸への自分の感情を、誰にも悟られたくないからです。


たとえ誰かを殺す際においても(ま、おばさんはそんな立場に立ったことがないから分からんけど)、心から大切にしているものをその凶器にはなかなかできないと思うのです。淳子は「継子」である良幸の大切なトロフィーでその父親を殺してしまったことに罪悪感を覚えたのではないでしょうか?だから、自分が殺したけれど「凶器」については覚えていない、何も分からない~と盛んに言い訳しているのではないでしょうか。


たとえばこれを小島さんに置き換えたとしますよね(まだまだ妄想中です)。もし小島さんが自分を捨てた夫を殺そうとしたとして、たとえそれが衝動的な行動であったとしても、自分が凶器としてつかんだものが、大切な大切なマー君の思い出がいっぱいつまったトロフィーだったら、絶対使えないに違いないと思いませんか?


そして今回、ついにマー君は小島さん=母親が嫌いだから同居はしないのだとハッキリ宣告してしまいました。もしここで小島さんのマー君への愛情が「可愛さあまって憎さ百倍になってしまったとしたら、上と同じ状況において、今度はマー君のトロフィーを容易に使えると思いませんか?


まあ小島さんのマー君への愛情がそこまでだったとは思いたくありませんが(あの人根はそんなに悪くなさそうだし)、少なくとも淳子の良幸への愛情は「そこまで」だったように思えるのです。夫を殺す凶器が、その息子のものであっても構わない程度の愛情でしかなかった。だからあの予告の言葉=私は母親じゃないが出たのではないでしょうか。


~それともアレですかね?ソファーに座る時はピッタリくっついて座ったという話から考えると、いつまでも「母」にはなりきれない「妻」だったという展開でしょうか。でもそうなるとまた動機が分からなくなる。まさかこのドラマで近親相○的な展開ははないだろうし~


でもふと我に帰った時、自分が手にしていたのは、先妻の息子である良幸のトロフィーだったことを知った淳子は、愕然としたのだと思います弘幸も大事にしていたのかな~このトロフィー。弘幸を誇りに思っていた良幸の思い出の品で、その弘幸を殺してしまったこれが好意的な解釈。それとも~もしかしてこれを選んだのはわざと?


それが「私達の運命」の意味するところではなかったのでしょうかね~。実際に殺しておきながら、その凶器の「意味」にまでこだわって隠そうとするのもどうかと思いますが、今んとこ、そうとしか考えられません


まあ、これはあくまでも淳子が犯人だと仮定してのことなので、やはり慎司が犯人だという可能性もまだまだ捨ててはおりませぬ。それに、淳子が弘幸を殺した動機(もしくは経緯)もまだ不明です。ただ毎回同じ妄想でも面白くないかな~と同じことの繰り返しが大嫌いなおばさんとしてはつい違う可能性について妄想せずにはいられなかったのでござる


また今回は、この凶器隠匿に加担した啓介も、あの300万の使い道について白状させられてしまいました。なんとまあ、これを家のローンの返済に充てていたのだそうです。


ボーナスが減らされたとは言えなかった


まったくなんだろうね~この男は卑怯者めっ!。家を建てることもローンを組むことも、自分も「お母さん(真弓)」に同意して始めたことなのに、いざ家を建てたら、娘はぐれる、家の中はめちゃめちゃ~という状況にはぜ~んぶ目をつぶって、あんな甘い言葉に乗せられて金を借りたのは自分なのに、それまでまるで真弓のせいみたいな言い方をするなんて。


「家に帰らないの?もう2度と帰れなくなるわよ」


今回ばかりは、小島さんに同意してしまいました。ああ、小島さんの夫も啓介みたいな「事なかれ主義」だったから、家を出て行ってしまったのかもしれません。


また、前回の予告で見たあの恐ろしい真弓の顔ですが、あれは、自分が学校で苛められているのもすべて真弓のせいだと暴れ狂う彩花を押さえつけているうちに、いっそこのまま殺してしまおうか~的な殺意が湧いた顔だったようです。


いや~そうあってほしくは無いけれど、ここは大いに真弓に同情してしまったおばさんでした。


いったいあれ以上、真弓に何をしろって言うんですかね~あの彩花は。あれじゃあまるで、言葉の話せない赤ん坊と一緒ですよ。面白くないことがあるなら、とにかくそれをきちんと話して解決策を見つける。もう高校生なんだから、そのぐらいのこと、できませんか?


今の子供達は「言いにくいことは何でもメールで」が身についてしまっているために、このような本当に困った事態に陥った時、自分が置かれた状況や本心を言葉で説明することすらできなくなっているのでしょうか。これは本当に由々しき問題ですな。


お、話がまたとんでもない方向へ行きそうですので、この辺に止めておきまする


さて来週の予告では、とうとう慎司が保護されたようでしたね


兄弟に課せられた試練というからには、おばさんの妄想もあながち外れてはいないかな。あ、でもこれが当っているかどうかはあまり関係ないんです~。ドラマを見たその時々で妄想を膨らませて楽しむのがおばさんの趣味なのでござる


また比奈子は彩花に食ってかかっていたようでしたね~。でもおばさんは、彩花よりこの比奈子のほうがキャラ的には好きじゃないんですが。しかもその彩花には、今回ついに自治会夫人部からも総すかんを食った小島さんが、なにやら説教していたようでしたね。啓介の様子から見ても、どうやら真弓は家出をしたようです。


夜行観覧車ももういよいよ大詰めですね~これは何話まであるのかな。最終回はいったいどんな結末を迎えるのか~まだあと数回、タップリ妄想を楽しませていただきまする夜行観覧車が面白い~♪来週も楽しみ(≧∇≦)



~性懲りもなく、この続き(補充)も書きました。よろしかったらそちらもどうぞご笑納くださいますように: 夜行観覧車 第7話 淳子が凶器を隠したかった理由Part2


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夜行観覧車
 湊かなえ原作

夜行観覧車 第6話あらすじ 小島王国崩壊の兆し

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夜行観覧車


湊かなえさん原作の夜行観覧車~今週は第6話です。今日はいきなりネタバレ行かせていただきます


今週はなんと淳子が逮捕されてしまいました。ネットカフェのフリーメールで真弓に連絡を取り、ショッピングセンターで落ち合っていたところを、結城の命令で真弓を張り込んでいた刑事に通報されてしまったのです。


主人を殺したのは私なの


この前にも一度、ふたりでよく語り合った公園に真弓を呼び出した淳子は、真弓の夫・啓介についてこう語っています。あなたを裏切るような事は決してしていない


でも淳子は同じその口で啓介にある頼み事をしていたようです。私達の運命はあなたに委ねられている


これはおそらく、啓介が隠し持っていたあの「凶器」の事を指しているのでしょう。予告では啓介はこれをどこか山の奥にでも埋めていたようでした。何としても真犯人の正体を隠すために


実際にこのドラマを見ている時は、出演者たちの表情があまりにも微妙で(絶妙で)、その顔を見るたびにいったい誰が犯人なのか迷ってしまうのですがやっぱり啓介か~それとも他に真犯人がいるのか?、ここでこうしていざ文章にまとめてみると、やはり犯人は慎司なのだと確信せずにはいられません


4年前、お向かいに引っ越してきた人びとはとても素敵な人達。気取りが無くて誠実で信頼できる人達


その代表である啓介なら、きっとあの凶器を誰の目にも触れないところへ葬ってくれると淳子は信じているのでしょう。その上、警察でも夫を殺したのは自分だと自供していたようなので、万が一にも凶器が見つかって真犯人が明かされる事の無いよう願っているのだと思うのですが。


~あれには慎司の指紋でもベッタリとついているのかな。でも指紋だけなら洗っちゃえば済むことだと思うんだけど


またこの啓介ですが~金は銀行に預けてある、一銭も手はつけていないなどと言っていたのはやはり大嘘でございましたねこのPants on fireめ!。最初は30万、次は50万と、きっと「1度だけ。もう1度だけこれで終わりにするからっ!と、あのいかにも優柔不断で気の弱そうな顔で、脳裏に浮かぶ弘幸の顔に手を合わせながら(目に浮かぶようだ)、結局は300万近くも引き出していてしまったようです。


ここまで来てみると、今回、あのど~しよ~もないア○女と別れて、妹の比奈子とともに横浜に戻ってきた良幸もそう語っていたように、もしかしたら弘幸という人間は、本当に「良い人」だったのかもしれないと思えてきました本当に善意の人だったのかも


最初はこの人物が、見かけは良い人だけど、裏に回ってネチネチ苛めるタイプなのかと勘ぐっていたのですけど、そうではなくて、本当に裏表の無い良い人だったのに(むしろ真弓的なKYタイプだったのかも)、自分に劣等感のある啓介が逆恨みしていったのではないのかと


そう考えると、他の家族の行動もよく分かるような気がするのです。慎司や淳子もこの啓介と同様だったのではないのでしょうか。


別に弘幸は、前妻の子で優秀な良幸と慎司を比べたりはしていなかった。でも、あのひばりヶ丘という特殊な町に嫁に来て、精一杯の背伸びをして奥様然を装ってきた淳子にとって、自分の生んだ子どもの出来が悪いのは許せなかった。そうした劣等感は、常に「坂の下の生活」を思い起こさせ、夫やひばりヶ丘全体に虚勢を張るためにも、どうしても、慎司にハッパをかけざるをえなかったあなたはパパの子なんだから、やればできるはずよ!バスケはもう止めなさいっ!!


そしてきっと人一倍繊細な良幸はこんな雰囲気を敏感に察知していたのだけれど、淳子もまた、あからさまに慎司を苛めるとか、良幸にあたるとか、そういう「人種ではなかったため、当たり障りのないようにそ知らぬふりをしていたものの、それが窮屈だったから、穏便に家を離れる道=京大への進学を選んだ。


ピアノを弾いても、裕福な暮らしをしてもいい~でもホンの時々でいいから、淳子が、他の誰でもない自分の家=お城で、のびのびと笑いながらカップラーメンを食べられるような環境だったら本当の自分が出せたなら、こんな悲劇は起きなかったのかもしれないのです。しかも、娘の比奈子でさえ、そんな母親の本当の姿を知らなかったと言うのですから、どんなに窮屈な人生だったかと思うと、心底淳子が気の毒でなりません


それに比べたら、(無意識に)自分のありのままをさらけ出し、周囲から馬鹿にされながらも、少しずつ、改めるべきところは改め、でも通したい意地は通し、反抗的な娘に困惑はしながらも、真摯に娘と向き合おうとする真弓のほうが、ずっと幸せなのかもしれませんよね。だって彼女は、他の誰でもない「自分の人生」を生きているのですからたとえ傷だらけになってもそのほうが絶対にいい


本当の自分を押し殺した人生がどんなものなのか~おばさんには見当もつきませんが、淳子にそうさせてしまった弘幸にもきっと悪気は無かったのだと思うと、なんともやるせない気持ちでいっぱいになりましたなんだかみ~んなが可哀相で(;_;)


な~んて、これはまだおばさん得意の「妄想」にすぎないのかもしれないのですけれど


また、慎司を追い込んでしまった自分こそ罪深いと淳子が思うのは母親として当然かもしれませんが、慎司は果たしてそれで本当の幸福を得られるのでしょうか?父を殺した自分を母が庇って逮捕される~その光景をはからずも目の前で見てしまった慎司に、淳子は何かを伝えようとしていたようだけど、それで慎司の心は救われるのでしょうか?


そして前回、真弓を突き飛ばしたまではいいけれど、その後真弓が苦しんでいるようなのを見て動揺していた彩花~慎司を救いたいという気持ちも手伝って、少しずつ更生していくのか~と思いきや、来週はなんだかまたとんでもなく暴れていそうな気配でしたね


止めて、止めて~!


こぼれ落ちそうなほどに見開いた真弓の目の玉が見ていた先にあったのは、いったい何(誰?)なのでしょうか? あの声、彩花でも真弓でもなく、小島さんの声にも聞こえたんですけど?母親の狂気っていったい誰のこと?


そしてその小島さん~タイトルに挙げておきながら、一番最後になってしまいましたけど、いよいよ~城が崩れ始めてしまいましたね。高橋家に貼られた中傷ビラに眉をひそめる奥様方の中で、ただひとりその「正当性」を主張したがために、貼ったのは自分だと自白したも同然の小島さんを追い詰めるかのようなまさかのあのタブー発言


「(マー君に子どもができて)ご主人もさぞお喜びでしょう?


ここでは一度も触れませんでしたが、このご主人こそ、マー君同様「もううんざりなんだよと愛想を付かして出て行った第一号なのでしょうよ


来週はこの小島さん主導で、真弓がいわゆる「魔女裁判」にかけられるようですが、その審判の矛先が思いがけず小島さんを向いてくる~な展開も無きにしも非ずだとは思いませんか?まだちょっと早いかな


ふふ、元来がミステリー好きなため、放っておくとどこまでも妄想を広げていきそうですので、今日はこの辺に止めておきます。いつも長いところおつき合いくださいましてありがとうございます~夜行観覧車は来週の放送も楽しみでございまするね


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海外ドラマが大好きで、最近は日本のドラマも楽しんでいます。タイトルに掲げた韓国ドラマは今ではかなりのマイナー志向です。ミステリーや時代劇・ラブコメに加えて「お堅い社会派ドラマ」も好みです

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