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救命病棟24時
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救命病棟24時 第5シリーズ最終回感想 とても真面目な医療ドラマでした

救命病棟24時の第5シリーズも、昨日が最終回でした。


シリーズ1からずっと見続けているこのドラマが、このシリーズに入ってちと毛色が変わったことに最初は大いに戸惑いましたが、いざ最後まで見続けてみると、医療ドラマにありがちな

スーパードクター

を描くのではなく、救命医が日常行っているだろう地道な努力やその苦悩を真摯に描いた大変まじめで誠実なドラマだったことに、今ではかなり満足しています。わざとらしい悪役や奇をてらった手術なども確かに最初は面白いんですが、それも続くとマンネリになってしまうのですよね。何とも欲深い話なのですけれど


そこへ行くと今回の救命病棟24時は大いに現実的でした。入院生活の長いおばさんが言うのだから間違いありません。この脚本を書いた方もそうなんじゃないかな~少なくとも、周囲にそういう方がいらしたのかな、などと思うほど。


それなのに、最後の最後に来てパンデミックとは、今さらここにきて視聴者に媚びんでも~と思ったのですけれど、これまた実に(良い意味で)いかにもありそうな話でした。


感染症法で「1類感染症」に指定されている、アフリカの風土病だったマールブルグ病が、一人のフリーライターによって日本に持ち込まれ、それがなんと、看護師の国友花音に感染してしまうのです。


このマールブルグというウィルスは、飛沫感染ではないことから、エボラ出血熱よりは感染力が弱いとされているそうなのに、その後、次々と同じ症状を呈する患者が運び込まれてきます。


マールブルグの変異か、もしくはウィルステロか?


大騒動になろうとしていたところに、手術を無事終えて完治したらしい本庄が戻ってきました。あれはウィルス感染ではなく、細菌感染だ。俺はアメリカで同じ症例を見たことがある蔵之介が無事でよかった(;O;)


なんと最初の患者が、マールブルグのみならず、髄膜炎にも感染していたのだそうです。


それなら抗菌薬で十分に対応ができるとホッと一息ついたところに、どうしてもこれは外せないのか、ひとりの「悪役」が登場します。これまでも何かと嫌みをぶつけてきていた杉吉センター長です。どうやらこの救命センターは赤字続きだったのだそうですが、それを理由に救命センターを閉鎖すると言い出したのです。


ただひとりマールブルグに感染していた国友もなんとか窮地を脱し、皆の結束を確信していた小島は、これに雄々しく反論します。


「この救命センターは地域医療の基幹です。決して閉鎖などさせません!


実はずっと小島の成長を見守ってきた院長は、即座に杉吉を追い出しました。何もしない者は意に介さないが、邪魔をする者は許さない。君は私の方針にそぐわない。出て行きたまえっ!!


センターの赤字などとっくに気づいていた院長は、既にその資金繰りにも着手していたようです。この院長を「悪」に見せて興味を引くよりも、もう少し踏み込んで小島との人間模様を描いてもよかったですよね。


最初の頃は、医局長という立場にいながらもどこか皆に溶け込めずもどかしい思いをしていた小島がよく上がっていた屋上~夏目がやってきてからは、そこが2人がポロリと本音を語る場になって、いつしか、小島の心も少しずつほぐれていったというのもなかなかでした


私をいつも見守ってくれている人がいますこれにはビックリしたけどな( ;∀;)


それが夏目だとはまた思いもよりませんでしたがええ~ここで恋ばなっ!(゜o゜)、だからと言ってその夏目とすぐにどうこうなるのではなく、深い信頼の下でこれからもより一層仕事にまい進していくという姿勢が好ましかったです。


それはいつものことなれど、世の中の評価はどうあれ、おばさんはなかなか楽しかったです


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救命病棟24時
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救命病棟24時 第9話感想 「理想は今日何をすべきかを教えてくれる」

救命病棟24時~今週は第9話です。これもまたなかなかの問題を提示してくれていましたね。ああ、おばさん、こういう真面目なドラマもとても好きです


今回描かれていた問題は「縦割り社会」~組織の中の派閥やグループのあり方が、医療の世界でも大きな弊害となりうるのは大いに身につまされる所です。白い巨塔に代表されるような医師同士(医局)の権力争いが、時に患者の命よりも優先されてしまうのは、よく医療ドラマで描かれるところですが、同じ組織の中でさえそうなのですから、いわんや外部の人間が相手の場合、そこにはもっと厚い壁ができてしまうのでしょう。今回は救急隊員と医師(病院)との関係に焦点が当てられておりました。


救急隊員は医師ではないため、医療活動が大いに制限されています。特に、救命士有資格者を除いた一般の救急隊員に許されているのはあくまでも「応急処置」のみで、患者の状態を「診断」することは、あくまでも医師に任せるよう指示されているのだそうです。


でも現実には、今回のドラマのような問題も大いに起こり得る。救急病院の認定を受けている病院なら、その能力は等しくあらねばならないのが理想ですが、でも実際にはそうではない、医療従事者の能力や設備に格段の差があることも決して珍しくはないことでしょう。


また今回、救急隊員のひとり=有村が小島に語ったような例もあるかもしれません。脳死になる可能性のある患者に遭遇した際、そこまでの判断は救急隊員にはできないため、とにかく早く助けたい一心で最も近い病院に担ぎ込んでも、もしそこが、臓器提供のガイドラインに該当する施設でなければ、たとえその患者が脳死となり、「意思カード」を持っていても、臓器を提供することができないのだそうです。


臓器提供の意思を表示させることを勧めておきながら、一方ではそれを邪魔してしまうシステムが現存するとは、いかにも行政の片手落ちだと憤懣やるかたないところです。


しかも、これに納得できないでいた隊員に対して、そこの救命医は、そんなに臓器提供がしたかったなら、搬送する前にちゃんと確認してから来いと言ったそうです。


これはあくまでもドラマの話ですから、多少デフォルメされているとは思いますが(そう信じたいですが)、実際問題として、救急隊員には何の権限もないのですから、そのような規則があるのでは、せっかくの臓器提供の意思が無駄になる可能性も決して小さくないのではないでしょうか。


このような残念な事態を避けるためにできることは、医者の上を行く判断力、すなわち「診断」する能力ですね、を身に着けることだと熱く語った有村を、誰が、どうして責めることができるでしょうか。もし救急隊員が搬送中に適切な診断を下すことができたなら、どれだけ多くの命が救われることか。


これは看護師にも言えることですが、ろくに患者を診察したことの無い医師よりも、ベテランナースの見立ての方が正しいということはよくあることです。おばさんも、麻酔のせいで一晩中吐き気が止まらず文字通り死にそうな目に遭っていた時、当直の研修医には何もすることができなかったのに、ひとりのベテランナースのアドバイスによる一本の痛みどめで救われたという経験があります。これはほんの一例です~語りだせば枚挙にいとまがありません(笑。


実際、看護師による点滴や静脈注射が違法だったと聞いた時は本当にビックリしたものでした。おばさんなら、もしたとえ違法でも、何度も刺し直して患者に痛い思いをさせる研修医より、一発で入れてくれるナースのほうがずっとありがたいですけどね。入院患者にとってはそれが毎日のことなのですから。


そういうことは、「暗黙の了解」という便利な言葉で済ませたり、「個人の能力」に任されたりするのではなく、すべからくきちんと法制化して評価してほしいものです。その良い例が、救命士やナースプラクティショナーなのでしょうが。


あくまでも「患者の命」を優先するという姿勢を忘れず、救急搬送時にどこまでの権限が許されるのか、万が一に備える意味でも、救急隊員によるより高い技術の習得は、今回の有村が語った

「本当の連携」

(とより良い効率化)を目指すためにも重要なことだとつくづく痛感させられました。


また、このような意見が出された時にこれを(ロクな検討もせず)即座に「理想論だ」と切り捨てる風潮も止めてもらいたいものです。理想を掲げずして、いったい何のために日々を生きているのでしょう。


理想は、今日何をすべきかを教えてくれる


有村のこの言葉には心底共感させられました。正論を吐くことがカッコ悪いという今の風潮を、何とか変えていってほしい、このドラマはそんな点をも描きたかったのではないでしょうかまじめを茶化す方がよっぽど恥ずかしいんだよっ!と時々怒鳴りたくなる


皆の前では常に偉そうに虚勢を張っていた本庄も、自分が病になることで、何かを得たようでしたし、父に反抗して家を出たらしい片岡も、今回その父に死なれて思う所があったようです。小島もそうでしたが、医師と言えども人間ですから、こうした家族や自分の病を通してしか気づけないことも多いと思います。


さて来週はとうとう最終回。最後は救命らしく?パンデミックを扱うようです。これもまた単にドラマとして楽しむのみならず、本当にいつ来てもおかしくないのですよね。以前とはちょっと変わってより現実的なドラマとなったこのシーズンで、この事態をいったいどう描こうとしているのか、救命病棟24時は最後の最後まで楽しみでございまする救命病棟24時、最後までキッチリ見届けたいです( `ー´)ノ


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救命病棟24時
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救命病棟24時 第8話あらすじと感想 受け継がれる志

救命病棟24時~今週は第8話です。


先週は、脳死と臓器移植の問題に鋭く切り込んできて深く考えさせられるところが多かったためか、今回は多少ほのぼの系でございましたね


夏目が実は、小島が医師を目指すきっかけとなった医師であり、その小島もまた、夏目が最初の担当患者に死なれて絶望していた時に命を救った少女だった=それをきっかけにまた頑張ろうと思えたきっかけだったというエピソードも、個人的にはとてもよい話だったと思います。だからこそ、夏目はこの病院へやってきたのだそうです


臓器移植を遺族に勧めたことであらぬ疑いをかけられ、またしても医師を続けることに疑問を感じた夏目がこの病院に誘われた時、そこにあった「小島楓」の名前を見て、自分が助け、また助けられもしたあの少女が、今ではどんな大人になっているのか見届けたくてここに赴任してきたのだそうです。


が、誰からも慕われ、また尊敬される医師となった小島でさえ、肉親、しかも可愛がっていた甥の脳死と、それにともなう「臓器移植」の決定に自分が携わることに苦悩している、そんな小島を、自分もまた同じ立場で苦しんできた夏目だからこそ励ますことができた


命を扱う現場だからこそ、そんな「奇跡」のような出会いや再会があっても良いのではないかと考えました。医師という非常に過酷な職業において、そうした心の触れ合いがあることは、患者の側から見てもとても好ましいものですからなんとかして擦り切れないでほしいな~と心から思います。おばさんはこう見えて入院生活が長いので、日々の治療や看護に忙殺されて擦り切れていく医師や看護師の姿も結構目にしてきたのです。


そうでない人も中にはいるけど、多くの医療従事者たちの心の支えや励みになっているのは、やはり患者の回復であり、それを喜ぶ本人や家族の笑顔でもあるということを、自分は身に沁みて知っているので、こういうエピソードが本当にあったならどんなによいだろうと思えてなりませんでした


また、くしくも亡くなった「夕」と同じ名前の研修医が新しくやってきます。ちと暑苦しいほどに熱血なこの医師の名前もまた「ゆう」(猿田 勇~渡部秀)だそうで(でも結局は「サル」と呼ばれてましたけどね)、彼は、先天的に腎臓が1つしかなかったため、幼い頃から食事制限や透析を余儀なくされたらしいのが、あるドナーの出現により、腎移植が可能になり、その後は健常者とまったく変わらないまでに回復したのだそうです。


そのドナーとなってくれたのは、どうも救命医療に携わるドクターらしいと知った時、彼は同じ救命医になろうと決意したのだそうです。


これもまたすべてがそうだとは言いませんが、医師という大変な仕事を目指す方には、こうした過去=医師によって命を救われたという経験を持つ方が多いですよね。


救われた命を最大限に生かして、今度はまた新しくより多くの命を救う


こうした「志」が受け継がれていくことがどれだけ尊く素晴らしい事なのか、前回夕が譲った臓器が計3人の患者を救ったという話とともに、今回はとてもしみじみと見させていただきました


でも今度は本庄が自身の目の病に苦しむことになりそうです。手術自体は簡単だけれど、後遺症が残る可能性があるというその病に、幼い美羽が心臓移植を待って「澤選手」のように皆を励ましたいという言葉に励まされた本庄もまた立ち向かおうとしているようです。なんとか無事に回復できるとよいのですが。


個人的には、今回もまた最上院長が実はかなりのスタッフ思いだったと分かったのが一番うれしかったかな。どんなに気丈に見える人間でも、心が折れる時もある~それは医師でも同じですから、ああいう海千山千の上司がいてくれることはかなり心強いと思います。


救命病棟24時~そろそろ終盤に向けて次はどんな展開を見せてくれるのか、来週の放送も楽しみにしておりまする最後まで応援してますよ~( `ー´)ノ


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救命病棟24時 第7話あらすじと感想 脳死と臓器提供

救命病棟24時は、正直申し上げて、第5シリーズに入って以降、緊迫感がほとんど無くなってしまったことは否めませんでした。救命病棟というより、普通の病棟に入ってしまったような感じがして、医療モノのドラマとしては、それなりに感動を呼ぶシーンなどもたくさんあったにはあったのですが、どうにも語る気になれず黙り込んでおりました


が今回はやられた~nakigao。この第5シリーズのメインテーマである「臓器提供」が、まさか、小島の甥である(山﨑光)によってなされようとは夢にも思わなかったのです子どもの脳死判定は一層デリケートですからね。子どもは回復力が旺盛なことや、虐待との関連もあって、なかなか脳死判定が難しいと聞いていますが、このドラマは敢えてここに切り込んできたのですね。


女だてらに都会の救命救急センターの医局長として働く小島を心から尊敬していたという夕。夏休みの宿題だった作文=「将来の夢」には

「自分はまだ幼くて何もできないけれど、いつかきっと叔母さんのように、人の役に立てるカッコいい大人の男になりたい。将来はたくさんの人の命を救う医者になりたい!」

と綴ってあったそうです。


そんな夕が、父親と出かけた先で、足場の悪い崖に咲いていたたんぽぽの花を摘もうとして転落し、意識不明の重体のまま、小島のいる救命センターに運ばれてきました。そこには、おそらくは夕がたんぽぽをあげたかった相手=美羽も重い心臓病で入院しているのです。


あらゆる限りの手を尽くして、なんとか一命は取り留めたものの、夕の脳死状態が変わらなかったその時、夏目は小島に対し、家族に臓器提供の話をするよう促しました。なんと夕は、夕自身が書いたと思われる臓器提供意思表示カードを持っていたのです。


たかが小学生に何が理解できるって言うんだ!


自分が夕を死に追いやったと後悔に暮れていた父親の立は、小島を激しく非難します。脳死から脱することはないのか?夕が目覚めることはもう決してないと言い切れるのか?


夕を、甥ではなく一人の人間として接してきたと語る小島は夕の遺志を尊重すべきだと言い、立もまた少しずつ現実を受け入れてようやく決心していくのですが、そこにいたるまでの

「別れの時間」

を、夏目や看護師長を初めとするスタッフが全員で用意したというのがなんとも感動的でした。毎日「死」と向かい合わせの彼らだけれど、否、そんな彼らだけに、今、頑張って最後の命を灯している夕の頑張りが理解できるし、その夕を、一日でも長く側におきたい家族の気持ちも分かる一方で、今この瞬間も、

「他に救える命がある」

ことを誰よりも切実に痛感しているのです。特に看護師は、専門医と違って色々な科を回るため、その思いはより一層強いのではないでしょうか。

その、他に救えるうちのひとりが、夕が「医者になって救いたかっただろう」美羽でした。


美羽はついにドナー提供を待つ身となるのですけれど、移植を待つということは、誰かが死ぬのを待ち望むことだから、それは嫌だと言い張って、自分で頑張ると主張していました。夕の脳死を知って病室に会いに行った時も、その手を握って

「頑張れ!頑張れ!また一緒にサッカーをしよう!

と何度も何度も声をかけていたほどなのです。その後、立の提案で、医師やスタッフに美羽も含めた全員で、夕と写真を撮ったシーンもとてもよかった。その時、夏目が夕の首に聴診器をかけてくれたのにも泣けましたね。医者にはなれなくても、夕はまぎれもなくこれからみんなを助けるのですから。


結局、夕の臓器は美羽ではない他の患者に提供されることになったようなのですが、息子の無事を心から願ってくれた美羽の姿は、立ら夫婦にとっても、臓器提供がどれほど意味深いものなのか、残された家族にとってもこれが大いに「支え」となるものなのかを理解する手助けとなったはずです。夕の臓器は、夕と同じように幼いにも関わらず、長く患い苦しみ続けている子供を救うことになるのですから。


「臓器提供に救いを見出すことができないなら、これを無理強いすべきではない」


臓器移植コーディネーターが語っていた通りだと思います。人が死ぬのは本当に辛く悲しいことだけれど、でもその「死」によって救われる命があるという事実を、心の支えにできるかどうか、が鍵なのでしょう。


そのことを誰よりも熟知しているはずの小島が、最後の最後になって、自分の決断を激しく後悔していたのには、多少の違和感を覚えましたが、それほどまでに、この問題はデリケートなのだということを、訴えたかったからのことなのだろうとしばらく経って思い返しました。


たとえ医療従事者であったとしても、自分に関することなら躊躇なく決められても、愛する人、特に子供に「別れ」を告げるのは、他人がとやかく言えることではないということを、あらためて伝えたかったのだと思います。一度決めたからと言って、息子や甥の死に対する悲しみが消えるわけではありませんから。


あまりにも深刻なエピソードだったため、普段なら、佐々木蔵之助が拡張型心筋症患者に心臓移植の話をするシーンなどにはニヤリとさせられるところだったのに、それどころではなく、大いに泣けて泣けて仕方がなかった回でした


しかもその蔵之介、もとい、本庄は、何か重いを抱えているような雰囲気ではありませんでしたか?


一見悪人のように見えていた最上院長も、元は救命医だったそうで、見た目はイケズだけれど、夏目や小島に大いに期待している様子も見え隠れしていますし、こちらは期待通り、最上とともにER勤務だったという桜庭看護師長(安寿ミラ)は、文句なしでカッコいいです。以前、違法業者から患者を救うためにスクラムを組んだ姿には惚れ惚れさせられちゃいました。最初は物足りなく思えた安藤(児嶋一哉)もなかなか味が出てきましたし


今後、どんな展開が待っているかは分かりませんが、普通に質の高い医療ドラマとして、最後まで堪能させていただきたいです。


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救命病棟24時 第2話感想 一見地味に見える理由を考えてみた

救命病棟24時の第5シリーズは2話目もそれなりにはなかなかの人間ドラマではあったのですが、これまでの救命病棟24時と比べるとどうにもピンとこない気がしてなりませんでした。


1話では鼻持ちならない医長だった本庄(佐々木蔵之介)が実は信念のある熱い医師で、こちらは淡々と冷静な夏目(時任三郎)とは一触即発かとも思えたのに、いざ蓋を開けて見るとふたりともとても「大人」だったため、お互いの言わんとしていることが分かり、互いに相手を認め合う。ふたりの性格は基本的に似ているようです~年の差があるだけで。


本来大人好みのおばさんとしては、この展開はヒジョーに好ましいものなのですが、でもふとこれが救命病棟だということを考えると、ついこんな風に思っちまいます:

「食堂で、医長が2人並んでそんな風に穏かに話してる暇があるの?」


またこの本庄に一見叩かれている小島もまた本庄の本質を高く評価しているようです。患者である妻と生まれたばかりの子どもより仕事を優先してしまう夫に、つい失礼な発言をした本庄を咎めようとした院長に、小島が代わって

医師として当然の配慮をしたまでだ」

とキッパリ断言していました。そんな小島を院長までが評価します:

「ようやく医局長としての役割=皆が働きやすい環境を作ること~が分かってきたようだね」


院長が妙な言いがかりをつけてこないのも実に好ましいはずなのですよ~kaeru3。でもあれれれれ?この人こんなに理解があっていいの?とつい思わずにはいられません。これは韓ドラの見過ぎでしょうか


また小島が病棟を回って一人一人の患者に声をかけていたシーンも同様でした。


入院患者は常に不安で心もとない気持ちでいるのですよね。そんな時に病院のスタッフに笑顔で話しかけてもらえるのはとっても嬉しく思えるもので、病院生活が長いおばさんとしては、あ~んな医局長がいたら病棟が明るくなっていいだろうな~と思う反面、これが

「ERなのか?」

と思うと、ちと何かが違うような気になってしまうのです。もちろん、息つく暇もない救命病棟とは言うものの、スタッフが年がら年中走り回っていなくてはいけない訳ではなく、こんな穏かな時があってもよいのでしょうが。現に、先の患者=妊婦さんに関しては、非常に危険な状態を皆で必死で助けたシーンもあったのですから。


あまりうまく言い表せませんが、スタッフのみならず、ドラマ自体が大人になってしまったような印象を受けています。おばさんの記憶が確かならば(最近ドラマを見すぎなので混ざっているかも)、小島医局長は第一話の騒動の際、

「病院内を走るな!

と皆に命じていましたよね?スタッフが走っていたら患者が不安になる~的なことを言ったのはこのドラマじゃなかったでしたっけ?


違っていたら申し訳ありませんが、今になってみるとこの言葉こそが、今回の「救命病棟24時」を象徴しているかのように思えてなりませんのです。ただ闇雲にバタバタと忙しいだけでなく、何かもっと違った視点から、このERを描こうとしているのではないだろうか。誰かが誰かを苛めて楽しむ~そんなくだらない域は脱して、もっと高いところから、奥の深い問題に迫ろうとしているのではないだろうか。


それにおばさんも、実際に病院内を走っているスタッフってあんまり見たことないですよ~ドラマはともかく、危険極まりないですものね


これが良いとか悪いとかではなく、むしろこれらは皆、前回家族の反対に遭って取りやめになってしまった「臓器移植」の問題をじっくり描くための伏線なのかもしれないと思うのです。


これまではあまり描かれてこなかったプライベートな部分~小島に結婚を促す兄の話や、研修医の奈良の同棲相手の話、そして意外にも4人の子持ちだという本庄の子煩悩ブリなど、少なくとも最初から持ち出す話ではないような気がするけど、これもまた、脳死や臓器移植を考えるうえで、

「医師の人間性」

を打ち出しておくためなのかもしれませんし。な~んて、考えすぎかもしれませんけどね(笑)。


シリーズモノというものは得てしてそれまでの印象が強すぎて、そこからちょっと外れようとすると(キャストも然り)大いに叩かれたりしがちなのですけど、少なくともこのドラマに関しては、確かに「カラー」が変わった印象はぬぐえませんが、その内容が落ちたとか、面白くなくなったとか(これは好みですから仕方ないけど)まだ軽軽なことは言いたくありません。


去りゆく者がいれば、それで救われる命もある~今回はあくまでもそこに重点を置くのだろうと信じて、ここはじっくり見守っていきたいです。


ただちょっと難を言えば、このドラマにつきものだったお笑い担当が今一つ~な感じがしました。あのやる気のない麻酔科医がそうなのですよね?もう少し「色(独自性)」が打ち出せるといいですね。あ、また比べてしもた


どうせ見るならいいとこどりで楽しく面白く~がおばさんのドラマ視聴のモットーなので、是非これからも楽しんでいきたいと願っております救命病棟24時~面白くなってほしい~(≧▽≦)


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救命病棟24時 (人物紹介と感想・あらすじ) 第5シリーズが始まりました!

救命病棟24時の第5シリーズがスタートしました。これは第1シリーズからずっと欠かさずに見てきたドラマで、もう10年以上も続いているのかと思うと非常に感慨深いです救命病棟24時が始まりました!


今回は、この救命病棟24時には欠かせなかった進藤医師(江口洋介)がいないということでちとガッカリしておりましたけれど、その代り?に登場した時任三郎さん演じる夏目衛(まもる)医師もまたなかなか魅力的な人物のようなので、ここはそれほどこだわらずに楽しく見続けていけそうです


特にこのシリーズでは救命医療に加え、新しく臓器移植というテーマがクローズアップされるようなので、逆に言うとまったく新鮮な風を入れて雰囲気を変えるのも良いかもしれません。その最たる象徴が、病院長の最上透(段田安則)の存在でしょう。最上院長は「臓器提供」をここ国立湊大学付属病院の「実績」としかとらえておらず、女性初の「医局長」にまだまだ指導力に欠けると思われる小島楓(松嶋菜々子)を抜擢したのも、

「あの顔が苦痛にゆがむところを見たい

という理由からだそう。


こんな院長の性格を熟知し、かつ、まだまだ未熟な小島のことも応援しているらしい師長の桜庭ムツ子(安寿ミラ)も面白そうな人物でした。


第1話では、まだ医局長になって間もない小島が、救命病棟のスタッフたちを統制しきれずにいたところに、たちの悪い愉快犯による同時多発テロもどきが起きたという設定で、多数の患者が担ぎ込まれてきます。


こういう時こそ何よりもトリアージが大切だ

そう考えた小島は、救命病棟ではベテランの本庄雅晴(佐々木蔵之介)にこれを命じたのですが、本庄は、トリアージよりも実際に患者の治療にあたりたいと反抗したため、治療の優先順位が混乱し始めてしまいます。


その時でした~期待の夏目がやってきたのは時任三郎さん、イイ感じです~( *´艸`)。しかも自ら背中を刺され、救急車に乗っての登場です。なんでも夏目は襲われた子供を助けようと身を挺して事件に巻き込まれたのだそうです。湊大付属にも自ら指名して搬送されてきたようです。


ストレッチャーで運ばれながらも素早く病棟の現状を分析し、重症患者が優先されていないことを指摘、情報が錯そうしていたホワイトボードを、一目瞭然のリストに書き直させたのは、さすがに名をとるだけのことはあります。


その名声も、

「臓器提供のスペシャリスト」

というものでしたが、救命医療の本来の目的=患者を蘇生させるというイメージと、時機を逸しないよう脳死判定をして臓器が死なないうちに提供をお願いするということは相反する行為のような気もするのですが、でもこの夏目の行動を見た限りでは、

「もう助からないから、さっさと臓器を提供しろ

などという医師ではまったくなさそうでした。むしろ、救命病棟の医師や看護師たちが忙しさのあまり見逃してしまった患者の友人を見つけてその話を聞くなど、

「実に細やかな配慮」

ができる医師のようでした。誰にとってもかけがえのない尊い臓器を提供してもらって、まだ可能性の残されている患者を生かす道を選択する~これもまたある意味「トリアージ」なのかもしれません。


どんなに病棟が忙しくても、さっさと有休をとってしまう麻酔医・安藤直利(児嶋一哉)や、まだまだぜ~んぜん使えない研修医の広瀬斎(風間俊介)、同じ研修医でもこちらはちとましか~な女性医師の奈良さやか(芦名星)、言うことはシニカルだけど腕は今一つらしい片岡仁志(柏原収史)、となかなか個性的なメンバーが揃っています。(看護師さんは~おいおい覚えていきたいと思います) さすがに臓器提供を扱うだけあって、永井栄子(伊藤裕子)という臓器移植コーディネーターも登場していました。


また、夏目と小島が東日本大震災を振り返り、彼らを通して、救命医として何もできなかったという医師たちの苦悩も語られておりました。それを今後どんな教訓として生かしていくのかにも注目していきたいです


救命病棟24時は来週の放送もとっても楽しみでございまする小島も頑張れ~( `ー´)ノ


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こん

海外ドラマが大好きで、最近は日本のドラマも楽しんでいます。タイトルに掲げた韓国ドラマは今ではかなりのマイナー志向です。ミステリーや時代劇・ラブコメに加えて「お堅い社会派ドラマ」も好みです

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