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Woman
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Woman (最終回あらすじと感想) 温かくて素敵な作品に感謝!

Womanは、夕べがいよいよ最終回でございました。とても素敵な最終回に心から安堵いたしましたWoman 最終回のあらすじ行きますよ~(^^)/


夜が苦手なおばさんは今朝早起きしてこれを視聴したのですが、小春がどうなるのか、栞の骨髄はマッチするのか、小春はそれ=謝罪を受け入れるのか、本当にドキドキハラハラしていたのでWoman最終回がドキドキでした(;O;)、あのシーンが来るまでは、今にも吐き気がこみ上げてきそうで大変でした


そこを含めての大感動シーンをいくつも交えながら、Woman~最終回のあらすじと感想をタップリ語らせていただきます。これが最後だと思うとあれもこれもと長くなってしまいましたので、お手数ですが、以下は「続きを読む」からご覧くださいますように


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Woman (第10話あらすじと感想) 許すこと、許されること

Woman~第10話もまた、なんともずっしり心に残るエピソードでございました。


世間では、このドラマを「暗い」と評する方も多いようですが、おばさんは一度も「暗い」と感じたことはありません。それは多分、自分がすっかり小春に同化したかのようにこのドラマを見てきたため、小春が間違いなく幸せだということを、微塵も疑ってこなかったからだと思います小春はカッコいい同性です


確かに小春は幼い頃母親の紗千に捨てられたけれど、たぶんその時心に受けた傷のおかげで、同じように、いつも明るく振る舞いながらも心のどこかに寂しさを抱えた信と知り合い、ともに家族を築くことができたのです。


小春自身も言っていたように、その愛する信が残してくれた望海と陸は、小春にとって何物にも代えがたい宝物であり、小春がシングルマザーであることの苦労などすべて吹き飛ばして余りあるほどの幸福を、小春は感じてきたのだと思います。


もちろん、だからと言って行政や周囲の人々からの支援が無くていいという訳ではありませんよ。それはそれ、これは心の問題です。


このドラマが始まった頃、小春は盛んにシングルマザーとして生きることの厳しさと理不尽さを訴えていました。でもそれは、私たちの耳のみならず、望海の耳にもしっかり届いていたようです。耳で聞いたというよりも、文字通り、孤軍奮闘する小春のやり場のない怒りを誰よりも敏感に感じ取ってきたのでしょう。


お母さん、何でも言ってね


小学1年生になった望海は小春を助けたいと思うまでに成長しました。


その上望海は前回、紗千が小春に、丈夫に産んでやれなくて悪かったと謝罪した言葉を耳にしていたそうです。お母さんは否定していたけれど、本当は病気に違いないどうして何も言ってくれないの?


学校へ行った帰り、どうしてもいたたまれなくなった望海は、小春の通う病院へとやってきて小春が来ていないかと探したようです。望海の来院は診察室で点滴を受けていた小春の耳にも届きますが、当然、望海には知られたくないため、ここにはいないといってくれと頼みます。連絡をして、由希にも迎えに来てもらいました。何せ健太郎は、前回川から落ちて、足を怪我して入院中なのです。


それでも望海は諦めませんでした。待合室で読んでいた「ウーギークックのこどもたち」が、望海に何とも言えない不安感をもたらしたのです。お母さんもウーギークックみたいに消えちゃうんじゃないだろうか!?病院はまた子どもにとっては怖いとこなんだ、これが(;O;)


~ここでどうしても気になってこの絵本について調べてみたのですが、これはこのドラマのためにハヤシダシュウイチさんという方が書き下ろした絵本だそうです。今のところ出版予定はないのだとか。どうりで聞いたことがないはずだ


そんな望海を小春はとうとう放っておくことができませんでした。点滴を外して廊下に出、望海を呼んで真実を打ち明けようとしました。望海、お母さんはね…


でもここで望海は本当に怖くなってしまったようです子どもだから仕方ないね(;O;)。一生懸命小春の言葉を遮って、その言葉を聞くまいとしました。お母さん、新しい学校でお友達が5人もできたよ。担任の先生は男の人で身長が195㎝もあるの!一生懸命話す望海が健気でした


この様子を見た澤村医師が、小春を返してくれたのがまた泣けましたよね。僕は患者を止めることはできるけど、お母さんを止めることはできないよ。


家に帰った小春は望海に病気の話を打ち明けました。お母さんの病気は再生不良性貧血と言って、血が上手く作れなくなる病気なの。由希ちゃんや、お母さんのお母さん、なまけものさんやお医者さんに助けを求めて、今病気を治そうと頑張っているところ先生も必ず治るといってくれたよ


望海や陸に本当のことが言えなかったのは、お母さんが「病気のお母さん」になりたくなかったから。


他の皆にとって、病気の娘や病気の友達、病気の患者にはなれても、望海たちにとってのお母さんは「普通のお母さん」でいたかった。


ホテルのランチなんかできなくていい。二人がいたからできなかったことなんてなかった。自分がシングルマザーだなんて思ったことないよ。だってうちは3人家族なんだから。


胸張って言えるよ~うちは3人家族です!お父さんが作ってくれた幸せの中ですくすくすくすく生きているって3人で寝ころんで話したシーンが忘れられない(;O;)


そんな小春だからこそ、おばさんは小春が可哀想だとはこれっぽっちも思わない。小春の様な誇り高い素敵なお母さんにとって、そんな安っぽい同情は最も侮蔑的であるに違いありませんし、その思いは、紗千もまた同じなのだと思います。


あなたのしたことは決して許されない。他人の大切な人を奪っておいて、自分の人生だけやり直すことなどできない。あなたの人生は終わったと思いなさい


紗千が栞に言ったこの言葉も実に厳しいけれど、ようやく言ってくれたのだとここは胸がいっぱいになりましたようやく小春の母になってくれた。これまで紗千は、

「人でなしでも構わない。(嫌なことは)忘れさせてやりたかった」

と、あくまでも栞しか目に入らない盲目的な母親だったのが、もう一人、自分が捨てた小春が、誰の手も借りずに立派に子供を育てる母親となったのに、実に理不尽な理由=しかも自分のもう一人の娘が作った理由で夫に先立たれた上に、今度は病魔に侵されても尚、どうしても生きたいと願っている姿を目の当たりにして、ようやく、小春もまた自分の娘だったことを思い出したのです。


下の娘にも適合検査を受けさせます。


澤村にそうキッパリ言ってくれた紗千。そしてまた、その紗千の言葉に従って、病院へやってきた栞。適合してドナーになれることが何らかの謝罪、少なくともそのきっかけになれば、過ちを犯した娘=栞に償う機会が与えられたら、と願わずにはいられない健太郎。


立場は違えど、彼ら3人もまた小春の家族なのだと思うと、泣けて泣けて仕方がありませんでした。


栞もまた、健太郎に厳しく言われてからは、少なくとも自分のしたことから逃げずに何かを考えていたようです。でもここに、信を実際にホームの下に突き落とした男を登場させたところを見ると、栞はまだ、自分のしたことを誰かのせいにしたいのかな。


と、そこまで考えて、おばさんはここでいきなり自分の頭がガツンと殴られたような大きな衝撃を憶えました他人の事は言えない


確かに栞は、信を痴漢呼ばわりしたけれど、その後に信が死んでしまったのは、不幸な出来事だったとも言い訳できるわけです。あそこで梨が落ちなければ、それを信が拾おうとしなければ、紗千が梨を渡さなければ、男が信を押さなければ、そこに電車が来なければ、信は死なずに済んだのですから。


ここには本当はとても厳しいメッセージが込められていたのだと、これまでさんざん栞を責め続けたおばさんもまた、襟を正したい気持ちでいっぱいになりました。自分は直接手を下さなかったのだから自分は悪くない~そう言って逃げてきた問題が、いったいどれだけあっただろうか何とも辛辣なメッセージでした


今、紗千は、栞は、いかようにも言い訳して放り出すことも可能な自分の罪に真剣に向き合おうとしています。許されてはいけない、許されたいと思ってもいけない。忘れてもいけないし、死んで逃げようなどと思ってもいけない。ほかならぬ小春が「生きたい」と言っているのだから


そこまでふたりが覚悟を決めてくれたのだから、何とか小春には生き延びてほしい。この世に生きることだけが、長く生きることだけが幸せだとは、おばさんは決して思いませんが、でももしここで栞の骨髄が適合できなかったなら、栞は本当に人間失格の烙印を押されてしまう。小春もまた、最後まで妹を許せなかった非情で頑なな人間になってしまう。そんな小春の姿を見ても、信は決して喜ばないと思うから適合してくれたらどんなにいいか


でも、来週の最終回の予告を見ると、どうやら小春の予後はかなり厳しいようでした。信が語っていたこの言葉が、どうか生前信が小春に語っていたものであり、小春はこれを乗り越えて、もう少しだけ小春という人間の人生を綴っていくことができるよう祈りながら、最終回を待ちたいと思います


「僕たちがいなくなった後、子どもたちは僕たちが生きて綴った人生を読む。その時、その答えを、胸に抱いてもらえるように、そのために生きる」


「人は最後のページを読むことはできないんだと思う」


「最後のページは、生きている答え」


「それ分かった。人生に答えなんかないんだって。最後のページを読むのは子供たちなんだ」

これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編

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Woman (第9話あらすじと感想) お母さん、助けて!に泣いた

Woman~第9話の副題は「生きたい! せめてあと10年」だそうです。


小春がこの心情を紗千に吐露したシーンは実に真に迫っていて、見ているこちらまでが胸苦しくなり、本当に、誰かに祈りたい気持ちでいっぱいになりました。お願い、誰か、小春を助けてやってほしいっ!お母さんっ!!何とかしてあげて!!って。


今回小春は、職場で倒れて入院することになってしまうのです。夕食を作らなきゃいけないから夕方までには帰りたいという小春に、そんなガンバルお母さんのために、本来は3日は安静にしてほしいところだけれど、2日にサービスしておきましょうという、主治医=澤村の心遣いが嬉しかったです


小春は仕方なく家に電話して健太郎に(簡単な)事情を話し、ただの疲労だから、子どもたちには言わないでほしいとだけ告げました。でもここは、こういう時のために、同居をしていて、支える家族がいてくれて本当に良かったとホッとさせられもしました。


大丈夫だよ、小春ちゃん。さっちゃんも子供たちの面倒を見てくれてるよ


小春の入院を聞いて事情を察した紗千は、健太郎には何も言わずにただ黙って入院のためのこまごまとしたものを持たせたようです。自分はバックパック姿で子供たちとともに横浜に出かけたようでした。


観覧車より冷凍マンモスにより興味を示す望海を面白がる紗千。ああこの子は、幼い頃の小春にそっくりだ1度に2つの楽しいことは困るといったことも


入院した娘に届けた本が、将棋の棋士が書いた本らしいのもなんともこの母娘らしくて頷けます。世間一般ならここは、読みやすい雑誌とか、好きな小説とか届けるところでしょうに。


あなたのことも面白い子供だと思えればよかったのね


幼い頃、学校の教科書は全然面白くないからと全部捨てて、世界中のどこかにいる、自分にそっくりな子供を探しに行くのだと言ってきかなかったという小春は、確かに今の望海にそっくりなのかもしれません。そんな小春を

「変わり者」

という目で見てきた自分が間違っていた、紗千は孫の姿を通してつくづくそう感じているようです。


あのまま大人になったらどうなることかと心配したけれど、そんな心配はいらなかったわ。あの子はあなたたちの素敵なお母さんになりました。そう優しく望海に言って聞かせる紗千の姿がここは本当に嬉しかった。


小春が無事に退院してくるその日に、紗千はドナー検査の結果を聞きに病院へ出かけましたが、残念ながら結果は不適合となってしまったようです。


暗い心を抱えながら帰ってきた紗千に子供たちが声をかけます~お母さんのお母さん


どうやら皆で買い物に出かけたようなのです。最後に信が食べた料理を子供たちが食べたいといったから作るのだと小春が台所に立っていたのを見た紗千はごく自然に小春を手伝い、小春もまたそれを当たり前のように受け入れました。


「ごめんなさい。無理でした私はドナーになれません


今日は澤村がいなかったと切り出した紗千の言葉がいったい何を意味しているのかを知った小春でしたが、この言葉が聞こえなかったかのように明るく話し始めます。


「あなたを丈夫に産んでやれなくてごめんなさい(あなたを捨ててごめんなさい)


でも小春はそんなことは聞きたくないと料理を続け、自分から紗千に昔話を切り出します。昔、山吹色のエプロンを持っていませんでしたか?黄色にもオレンジにも見える「山吹色」は、信にとっても母のイメージでしたね。これは夕陽の色にもつながるのかな遠き山に日は落ちて♪


小春は昔、紗千が台所に立つと必ず近くにやってきたらしいのですが、小春はこれをまったく覚えていないのだといいます。


「本を読んだりあやとりをしたりしてたわ」


つり橋に田んぼ~と、次々と母と娘が糸を取っていく姿はなんとも微笑ましかったですのに。


「人は死んだらどこへいくのか


幼い頃何度も何度も紗千に聞いたという小春に紗千は「星になる」と答えたそうです。が、今紗千は断固とした口調でこれをこう否定しました。あなたは決してそんなことにはなりません!


もしこの世の中に、自分と同じ人間がもうひとりいるなら、探し出して子供たちを託したい。


もし、子どもたちがいなかったら、死んでもかまわないとおもったと思う。本当は、あなたも、あなたの娘も許せない。嫌なんだ、許せないんだけど、生きたいんだ!頼りたくなんかないんだけど、どうしても生きなきゃいけないんだ!


助けてよっ!お母さんっ!!私は生きなくちゃいけないのっ!


この母と娘がひしと抱き合っていた時に、望海の声が響き渡ります。


「お母さん!


もうのぼせそうだから風呂から上がっていいかという娘の声に、自分は絶対星になるわけにはいかないのだけれど、世の中に「絶対」などないのだと泣いていた娘の小春が、ひとりの「母」となって呼びかけに答えて去っていくシーンが忘れられません。


また今回は、健太郎が栞について何も知らなかったことが明らかになりました。栞は

「自分をいい子だと思ってくれている最後の人間」

である健太郎には、自分がしでかした過ちを話さずに家を出たそうなのです。これを聞いた健太郎のショックたるやいかばかりだったことかなんてことだっ!


「世の中で一番悪い人は、自分のしたことを分かってない人だよ


償いの仕方が分かるか?後悔の仕方が分かるか?自分のした軽はずみな行為で、その手で、一人の大切な命を奪ったことの意味が本当に分かるかっ!?


家も店も売って小春に償いをすると健太郎は続けました。これからどうするのだと聞かれた娘が「今までやれなかったこと~働いてみようかな」などと言ったのを聞いた健太郎はどんなに情けなかったことでしょうね。本来なら、一生、小春や子供たちのために働く、と誓ってもおかしくない、自分の娘なら、きっとそういう心を持っていると信じていたのに、自分はまだBFもいないなどと目の前で言っているこの子は、いったい何を考えているのだろうか?って。


3人でアパートでも借りて皆で働こう。返せるかどうかわからないけど、小春ちゃんたちに償おう。


そう必死で栞に、栞の心に呼びかけようとしていた健太郎は、ここでなんと川に落ちてしまったようです。予告では、救急車で運ばれていく健太郎を、ただ遠くでぼんやりと見ていた栞が映っていたのですが健太郎が唯一の頼りだったのに(;O;)。この子はこのまま、こうした「モンスター」で終わってしまうのでしょうか。


また、望海が小春の病気について何か感づいてしまったようなのも気になります。あんな小さな子に重荷を背負わせるのは心もとないけれど、でも、ほかならぬ望海のことだから、きっとどうしても知りたいのでしょう。


一方、こちらはちょっと見逃しがちですが、役所での生活保護の申請が、近所からの「密告」によって阻害されている話も憤懣やるかたないものでした。花を買うような余裕がある家庭には生活保護は与えられないという話のようでしたが、人間が生きていくのに、そんな余裕も許されないのか、80歳のおばあちゃんの誕生祝いを贈ることにさえ目くじらを立てて、役所に通報するような人間関係、また役所もそれを鵜呑みにするという世の中、どこか、否、う~んと狂っていやしませんか。


様々な問題を投げかけてくれるWomanですが、とにもかくにも小春たちが幸せになれるよう応援していきたいです。どうやら全1211話の構成みたいなんですが~なんとか救いをもたらしてほしいものです最後には小春を助けてくれると信じたいです


これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編

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Woman (第8話あらすじと感想) 家族

Woman~第8話の副題は「あの子を殺して私も死ねばいいの?」だそうです。これまたいかにも極端な話でございますが、苛めにしても喧嘩にしても、とどのつまりそこまで追い込まないと気が済まないというのが、昨今の風潮のような気がしてハッとさせられたタイトルでもありました。


さてそのドラマの方は、先週、小春が栞のしたことを知ってしまい、今週はいったいどうなることかとハラハラして見始めましたが、小春が栞を絞め殺しそうになっていた時=猛烈な怒りを抑えきれずに我を忘れていた時、紗千は外で偶然健太郎に会い、居酒屋へ寄り道したことで、3人は鉢合わせをせずに済んだようです。


小春はその間、何とかひとりでその怒りを鎮めてはいたものの、それでも紗千にその怒りをぶつけずにはいられず、ずっと紗千の帰りを待っていたようです。


植杉さんはご存じだったんですか!?


家に戻る前に栞に逢い、その(小春に)「謝った」のひとことから、全てを察した紗千が、これまで見せたことの無い愛想を振りまいて小春に接していたのを見た時は、おばさんもまた、小春と同じように腹立たしくて仕方がありませんでした。


ケーキなんかでごまかそうとするなっ!人一人、私の愛する夫であり、子どもたちの大切な父親だった信さんが死んでいるというのにっ!!そんなことで罪は消えないっ!


でも紗千は必死でこう叫びます。あの子は、栞は踏切のところに立っていたの(=自殺するかも知れなかったの)。お願いだから我慢してちょうだい。恨むなら私を恨んで!あなたたちは姉妹なのよっ!!


居酒屋で、ふたりとも自分の娘なのだから、どちらかを選ぶのではなく、ふたりとも可愛がればいいと語った健太郎に、そういう訳にはいかないのだと紗千は答えていました。あの後、栞は決して許されることのない過ちを犯してしまったのだと、なぜ紗千は伝えられなかったのか。


困ったなあこの泣き笑いをした小春が大好きです


何を言ってもただただむせび泣く紗千の姿に、小春もまたもう何も言うことができなくなりました。が、心の中では、この家を出て行こうと考えていたかもしれません。


でもそれはあくまで小春の感情の話であって、現実はそれほど甘くないのです。どんなに腹立たしくても、どんなに怒りがこみあげてきても、その怒りや腹立たしさは、子どもたちの笑顔を壊してまで晴らすべきものではないと小春は思ったに違いありません。決して誰にも言ってほしくはないけど、どんなに怒ってみたところで、信はもうこの世にいないのだから、その信を死に追いやったと、母を、妹を責めて、今、手にしかけている小さくても当たり前の幸福(家族)を壊してしまうのはばかげている。


家の近くの縁日で、浴衣を着て盆踊りをする、子供神輿を担ぐ、林檎飴を食べる、そんな、子どもなら誰しも楽しんできたことを、これまでできなかったことを子供たちにさせてやれるのは、やはり今、紗千や健太郎たち=家族と一緒に暮らしているからなのです。


一見とてもセンチメンタルに思われがちなこのドラマの、こういう厳しいまでのリアリティとたくましさが個人的には大好きです


そして、この「家族」とともに、この「家族」の一員として、浴衣を着て縁日にやってきた栞は、その日、植杉の家を出て行きました。前々から家を出たいということは、健太郎にだけ告げていたようですが、おそらくはその理由も、出て行くその時に健太郎にも説明したのではないでしょうか。


さっちゃん、しーちゃんは出ていったよ。もう二十歳なんだから、さっちゃんの子育ては終わったんだよ


そう言った健太郎は、もし真相を聞かされていなかったとしても、何かしら敏感に察知したに違いありません。せっかく自立しようとしている栞の意思を尊重するべきだ。


そしてその時小春は一大決心をしていましたここは本当に嬉しかった~!


「私と一緒に病院へ行ってください。先生の話を聞いてほしいんです私を助けてください


でもここで小春が、自分は再生不良性貧血だと告げても、紗千はまったく関心を示しませんでした。おそらく「貧血」という言葉だけが耳に残り、この病がどんなに深刻なものであるか、紗千には理解できなかったのだと思います。


小春は「子どもが大きくなるまでは死にたくない、だから一緒に病院へ行って(ドナーになって)ほしい」と懸命に訴えているのですが、紗千には、栞が自分を捨てて出て行ったことの方がショックでならないのです。


どうして今、そんな話をするかな


ここもまた、大いに腹立たしいシーンだったけれど、同時に、実にリアリティあふれるシーンでもあったと思います。結局「大人」の人格が優れているなんてことは所詮幻想でしかないのです。むしろ、子どもの頃の方がずっと遠慮深く、人の気持ちに敏感だったかもしれません。


大人になればなるほどエゴが強くなり、他人が何と思おうと、自分の感情が最優先される。他人の苦しみを聞いても、そんなことより、自分の方がずっと不幸だと逆切れする。思いやりがなくなり、自己防衛本能が強くなる


ここはそんな大人の情けなさと醜さが露呈された、見ている方も胸苦しくなるようなやりきれないシーンでございました。


が、ここが大人と子どもとが大きく違う点なのですが、大人はそんな恥ずかしい「時」を乗り越えると、また冷静に考えることができるようになるのです。


ああ、あの時は感情的になって悪かった、あの時小春はいったい何をいおうとしていたのだろうか?あれほどの怒りを抑えてまで、ともに病院へ行ってほしいと頭を下げたことには、何か重大な意味があったのではないだろうか?急に心配になってきます


紗千もまた大人として、栞が出て行った寂しさを封じ込めると、今度は小春のことが気になって仕方がなかったようです。小春からもらった澤村の名刺を持って病院を訪ねると、そこでもまた紋切り型の対応しかできない看護師に追い返されそうになったところを、澤村本人が気づいてくれて、話を聞くことができたようでした。


娘の小春の命を救う方法は「骨髄移植」しかない


職場でも倒れたりしたところを見る限りでは、今の投薬治療は必ずしも奏功しているとは言えないようですし、小春に骨髄移植が急務なのは明らかでしょう。


でもどうやら予告の雰囲気だと、紗千はドナーになれそうもないらしい残る可能性は栞だけ


一方、家を出て友だちの家に世話になっているらしい栞は、これまでとは打って変わったような、実に爽やかな笑顔を浮かべています。両親にも本当のことを告げたし、小春にも謝った上で家を出てきたのだから、もう私は何も気にする必要が無い~まるでそう思ってでもいるかのようです。


生前信が好んで聴いていたという「Believe」をずっと聴いていたらしい栞が、本当は良い子なのかどうかはもうどうでもいいことです。問題は、この子が自分のしたことの重みというものを、いったいどう受け止めているのかということ。この子は紗千が思うほど繊細ではないとおばさん自身は思います。踏切に立っていたのも、単に「立っていた」だけで本当に死のうとしていたわけではない。ただそんな自分に酔っていただけ~厳しい言い方のようだけど、今のところはそうとしか思えません。


母親から離れることで「自立」したと思っているようだけど、自分が犯した罪を「母親の育て方が悪かった」という言葉で結論付けようとしているところを見る限りでは、やはり、甘ったれの知能犯にしか思えないのです。溺愛型の母親から離れることには大賛成だけれど、だからと言って

「皆過ぎたこと」

と忘れることなど許されない。百歩譲って「子ども」だったからと許すとしても、このまま社会に出て、これまでの言い訳が通用するはずもありません。だからこそ、健太郎は敢えて栞を止めなかったのでしょう。もう二十歳だ~自分の人生には自分が責任を持つべきだ、いつまでも紗千が庇うことは、決して栞のためにもならない、と。


前述したように、相手が家族だからこそ「許す」ことも必要なのだと思いますが、人間万事塞翁が馬の譬えのように、きっとこの栞にも、自分が犯した罪の深さを心から悔い、これを償う機会がやってくるはず。それが、栞が小春のドナーになることなのかどうかはまだ分かりませんが、今はただ、栞にも成長する機会が与えられることを心から期待したいです安直に進めてはほしくないけど~期待してしまいます


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Woman (第7話あらすじと感想) 幸せと不幸せ

Womanの第7話では、主に信の過去~その「お母ちゃん」について描かれていました。信の母は、小春同様、シングルマザーだったのだそうです。とはいうものの、その中身は、小春とは正反対と言っても過言ではありますまい。


この青柳静恵(神野三鈴)という信の母親は、信が8歳から10歳までの3年間、

「誰かに知られたら牢屋に入れられてしまう」

と信に言い含め、自分は東京で「信より大切な人と暮らし、信には現金書留で生活費を送って信をひとりきりにしていたのだそうです。


時々会いにやってきては、キャラメルを渡し、もう少しで一緒に暮らせるという静恵の笑顔が嬉しくて、信は誰にも「独り暮らし」が知られぬよう、髪が伸びたら自分で切り、服が臭ったら洗濯をし、3日に1度は風呂を沸かして、

「お使いができて偉いね」

と近所の人から褒められながら、たったひとりで暮らしていたのだそうです。そんな時、信が大切に持っていたのが、紗千の家に以前忘れていった黄色の(以前はオレンジに見えたけど黄色でした)手編みのマフラーだったのだとか。


でも3年目にしてその現金も届かなくなり、信が日々の生活にも困るようになった頃、幸運にも手を差し伸べてくれたのが郵便職員の宮前(田中要次)だったそうです。毎月現金書留を信に配達してくれていたのが、この宮前だったのでしょう。だから保険の事も知っていた。


信は、事故に遭ったあの時、本来はこの静恵に会いに山梨へ来ていたのだそうです。恨みごとを言うためでも謝罪を求めるためでもなく、ただ、大人になった自分を見てほしかった。上の女の子が3つになり、もうすぐ2人目が生まれる父親になったのだということを知ってほしかっただけなのです。


「生きて、親父になれてよかったな


信から報告を受けて、なぜ結婚式に呼ばなかったと、何の屈託もなく大いに喜んでくれた宮前のように、静恵にもただ笑って喜んでほしかっただけなのです。


でも、静恵の反応は信の期待通りではありませんでした。結局その後はほとんど会うことの無かっただろう息子を、すぐに息子だと認識しただろうにもかかわらず、人前ではまるで他人のように素知らぬ顔をし、家で待つようにとアパートの鍵を渡した静恵は、久しぶりに会う母親への手土産が小さな花瓶かと蔑みます。


もうすぐ地デジになるの。テレビぐらい買ってきてもいいんじゃない


貯金が無いなら、子どものために入った保険を解約すればいいとうそぶいていた静恵自身は昔、幼い信に生命保険をかけていたらしいです。


でも僕は嫌じゃなかったから大丈夫


これまでずっと母親の顔色をうかがい、たとえ口では何と言おうとその愛情に飢えてきた信が、同じように母の愛を知らずに育った小春に惹かれたのも当然だったのですね。同じように少し寂しい人だから一緒に生きている


久しぶりに会った息子を前にかける言葉を知らない、この無知な母親が、腹立たしいというよりは、もはや気の毒に思えてなりませんでした。


あんたを産まなければ、私は今頃川島なお美のような女優になっていたはず。


ということは、もう50歳に手が届こうとしているのですよね?それでも、まっとうに育った息子がようやく生まれて初めて幸せな家庭を作ったからと訪ねてきてくれたのに、あんな言葉しかかけられないなんて、もう人間として気の毒としか言いようがありませんよ。たとえファストフード店でレジを叩いていたとしても、もう少し成長できなかったものなのでしょうか。


表面的な美しさを武器に男にすがって生きてきた女性が、年を取り、美貌が衰えたことで貢いでくれる相手がいなくなったという典型的なケースでやんすね。


たとえ一人で暮らしていても、母との約束を守ることがまるで冒険のように楽しかった。むしろ、皆が母をあれこれ悪く言うことが心配だったという信は、ただ懸命に毎日を「生きていた」だけなのだと語りかけます。


この辺は、このドラマ特有で、何が言いたいんだか今一つよく分からんのですが、ここは敢えて分かったふりはしないでおこうと思います。逆に、この人はかなりの口下手だから、言葉よりも、そのまなざしから真意をくみ取った方がいいみたい。


でもここで、とにかく生きるのに一生懸命だった信が、自分が大人になり、父となった今、子どもたちには、人生において本当に大切なことを教えようとするまでに成長したということだけは分かりました。


気持ちに寄り添うこと、悲しみに寄り添うこと、丁寧に心を込めて生きること


そしてそこまでに成長できた信をこの世に送り出してくれたのは、間違いなく、今目の前にいる静恵だということを、信はたぶん伝えたかったのでしょう。お母ちゃん、ありがとう


これらのことは、すべて信が小春に遺した手紙に書いてあったことです。この後、何としても小春と紗千を仲直りさせたいと考えた信が、そのまま紗千の家に向かったことも綴ってありました。信はこの静恵のアパートで、洗って干してあったあのマフラーをもらって、そのまま紗千の家に向かったのです。きっと何もかもうまく行きそうな予感がする


手紙を繰り返し読みながら、子どもたちとともに当時の信の心情を辿っていた小春は、思い立って紗千に電話をし、その日、信にどんな料理を出したのかを尋ねると、相変わらずぶっきら棒な紗千は、もう覚えていないし、大したもんじゃないと言いながらも、その献立を全て細部にわたるまで話してくれました。


豆ごはんとあさりのお味噌汁、カレイの煮つけにレンコンの煮物、etc


これを聞いた小春がいちいち復唱しているのは、子どもたちに父親が最後に食べた料理を聞かせて教えているのだと気づいた紗千が、家に帰ってくる小春と子供たちのために、その時と同じ料理を用意しておいてくれたのには泣けました。その上紗千は仕事帰りに、子どもたちが喜びそうな動物のケーキまで買って戻ってくるようです。


が、この手紙は、子どもたちのみならず、栞の目にも入ってしまいました。栞はこれを読んで彼女なりに(薄っぺらに)感動したため、自分の罪を告白せずにはいられなくなってしまいます。


私があの日、青柳信さんを痴漢だと言いました。すみません、母が私をこんな風に育てたんです!


せっかく小春が信の真心のこもった手紙を読んで、信をより身近に感じて幸せに浸っていたところに、これを言い出す神経がおばさんにはまったく理解できません。この栞の精神は、どこか大きく病んでいるとしか言いようがない。夫を失って尚幸せそうにしている小春が妬ましかったのかとさえ勘繰りたくなります。


確かにいつかはきちんと真実を伝えなくてはならないだろうけれど、決してあのタイミングではないでしょう。この栞は、自分さえ楽になれれば、己の感情を吐き出しさえすれば、他人がどう思おうと知ったこっちゃないという、典型的な独りよがりの偽善者です。でもこの子を不幸だとは言いたくない。不幸だと言われることに自己陶酔しているような子だから


青柳信さん優しい人でした。だから手紙のことも分かるっていうか、幸せだったんだなって。


栞の精神構造は全く理解できんけど、これを聞いた小春が怒りに身を任せて栞にのしかかっていった気持ちは分かったな~。分かったような顔して「っていうか」って言うな~っ口先だけで分かったようなことを言うなっ!!!って。


こんなひどい人間に、信のことを分かった風な口をきいてほしくない、優しかったなんて言うなっ!どうしてそんな優しい人に、おまえはこの上なく残酷なことをしたんだっ!!絶対に許さないっ!( `ー´)ノ


おばさんも、小春と一緒に栞をぶん殴りたい気持ちでいっぱいになりました。すぐ側には初めて目にした母の怒り狂う姿に呆然と立ちすくんでいる望海がいます。さ~紗千はここをいったいどう収めるのか。


来週は、どうやらいよいよ小春の治療が開始されるようです。覚悟とは想像することだと澤村医師は語っていたようですね。決して悪い方にではなく、良い方に、想像しなくちゃダメですよ~何としても治らなくちゃいけないんだからねっ!


人生に起きる事象そのものに幸せも不幸もない。幸・不幸の定義づけをするのは人間だ


今回小春が子どもたちに語っていたことが、そのまま治療にも活かされるはず。小春自身がこの言葉を噛みしめて、なんとか治療を乗り切ってくれるよう、今は心から祈るばかりでございます


これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編

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Woman (第6話あらすじと感想) それでもやっぱり母と娘です

Womanの第6話は、たぶんこのドラマが始まって以来初めて、心穏やかに視聴することができました小春やったねっ!(≧▽≦)。まず最初から、小春がついに子どもたちを連れて、紗千の家へ乗り込んできたのが何よりでした


お願いがあってきました。私と子供たちをこの家に住まわせてください。お願いします!


栞の「過ち」を思い出させたくない紗千は当然これを拒みますが、小春は決して譲りません。アパートの更新料が払えなくなりました。エアコンを送ってくださったほどだから(私たちを大切に思ってくださるのでしょう?)。


家事もします。一部屋貸してくださいさえすれば、こっそり静かに暮らします。それと、台所も空いている時間に使わせてください。


最初は冷たい紗千の態度にとまどっていた子供たちも、ここぞとばかりに小春に加勢します。お母さん、トイレも、そしてお風呂も


もちろん、ナマケモノさんこと健太郎も:「玄関がなくちゃ入ってくれないよ


でも紗千はあくまでも他人行儀にこう切り返します。更新料はいくらですか?私にできるのはお金ぐらいです(一緒に住むことはできません)。帰ってちょうだい。


ご免なさい。嫌です。ここに住みたいんです。はい、図々しいです。動きません負けるな~頑張れ~っ!


嫌みを言われることぐらい百も承知でやってきた小春なのです。これですぐに退散するぐらいなら、はなからここになど来ていません。ここで一触即発の気配を感じた気配り上手の健太郎が、即座に「親子丼」を注文したのが笑えましたね~。


だってあなたは私のことを恨んでいるのでしょう?


娘を捨てたことで自分を許せないでいる紗千は、何よりも小春の本心が気になります。ここではおそらく栞のことさえ半分ぐらい忘れてしまってます


恨んでません。感謝しています。


どうしてそんなを言うのかと紗千は言ったけど、これ、前半は確かに嘘かも知れんけど、後半は本心なのだと思います。娘として、自分を捨てた母を恨んではいるけれど、母として、自分を母にしてくれた、自分を産んでくれた紗千には感謝をしているって。


「私を母親だと思ってるの?!」


はい、私の母だと思っています。紗千が母親だからこそ、ドナー適合者になる確率が誰より高いからこそ、小春は意を決してここにやってきたのです。澤村が言ってくれたように、どんなに愛していても適合しない時はしませんし、どんなに憎い相手でも、適合する時はするのです。


でも小春はそれをすぐには切り出せません。あんな風に

「何か魂胆があるのだろう」

などと言わんばかりの紗千に、

「輸血と投薬治療が効かなかった時のために、今から骨髄検査をしてほしい」

とは決して言えない小春なのです。


私は嘘をつきました。家族なんて思っていません。無料の託児所として利用しているだけです。


結局は、栞の一言で小春たちの同居が実現しました。私、お姉ちゃんたちと暮らしたい。だってあの子たち、お父さんがいなくて可哀想じゃない。


いったい栞はどんなつもりでこんなことを言うんだろう~ここは紗千の動揺が伝わってくるようでした。


この栞は、不安定なティーンエイジャーの代表みたいな少女でやんすね。自分が罪を犯したのは、あくまでも、自分をそんな風に追い込んだ紗千や信が原因だ、そう思っているからあんな行動がとれるんだろうか。ショジキ、こういうめんどくさい心理はあんまり考えたくないんですが。おばさんに言わせれば、究極の「甘ったれ」でしかないので


今回の流れから行くと、小春の病に一番に気づくのは栞のような気もするのですけれど、そこであの子がまたしても根性悪に黙っているようなら、おばさんの堪忍袋の緒が切れちまうかもしれません栞、許さん~っ!( `ー´)ノ


でもこうして同居を始めたことで、大きな収穫も得られます。それは小春がひとり台所で食事の支度をしている時のことでした。急にめまいを感じた小春が倒れた時、横に紗千がいてくれたのです。


当然小春の顔色の悪さにも気づいたはずの紗千が、気を失った小春のために、ただ黙って小春を寝かせ、すぐにおかゆを炊いてくれたのはさすがに母親のなせる業です。


出来上がったおかゆを持って寝ている小春のところへやってきた紗千が、小春の額を触ろうとした瞬間、小春が目を覚ましたのに驚いておかゆをこぼしてしまったシーンもよかったです。この母娘がいかに長い間、自然な接触をしていないかということの表れです。


あわてておかゆを掬い上げた紗千に、小春が「大丈夫、頂きます」と微笑むシーンもよかったな~紛れもなく似た者親子なのに(;O;)。この辺はもはや母と娘が逆転している感じですよね。不器用な母が自分のために食事を用意してくれた好意をありがたく受け入れる小春の方が、紗千よりずっと大人でござる。


~でもこの前のチョコレートもそうだったけど、免疫抑制剤を使っている時は、床に落ちたものは絶対に食べないほうが良いと思います


そしてこの後、話はの思い出へと移っていきます。大人のような遠慮が自然と身についた望海は、幼い頃の小春によく似ているといった紗千が、山男で大らかだった信の血を半分受け継いでちょうどいいと言ったからです。


信の痴漢行為が冤罪であったことを(子どもたちのためにも)きちんと調べたほうがよいのではないかと思っているという小春の言葉は、ついに紗千から謝罪の言葉を引き出しました。


ごめんなさい。私があなたの大切な人を殺しました。私が梨を持たせたりしたからあの人は


ここで紗千は、自分のことのみならず、栞の行為をも詫びたつもりだったのでしょうが、小春はその謝罪を激しく拒否します。やめてください、そういうの、要りません


おばさんは普段、こういう主語述語目的語のハッキリしない、感覚的で独りよがりな会話は本当に苦手で心底イライラさせられてしまうんですがだから何っ!と怒鳴りつけたくなります(-_-;)、小春というキャラはすっかり気に入っていて感情移入ができているので特別です


同居するにあたって、紗千は小春に信のモノは一切持ち込むなという条件を付けました。もちろん紗千は栞のことを思いやってのことでしたが、それが小春にとってどんなに残酷な条件だったかまで思いやる余裕がありません。自分たちを守るだけで精いっぱい


小春はここで、紗千がすまなく思っていると思えば思うほど、だから信の存在を認めないような冷酷な条件を出したのかと、猛烈に腹が立ったのだと思います。そんなことで、口先だけの謝罪で終わらせたくない。目の前に、信の存在を感じさせるものが無ければ、あなたは忘れていられるかもしれないけれど、私はそうはいかない。そんなことで、終わりになどできやしないって。


と娘にも相性があるものね。私はあなたを捨てたこと(罪)を一生背負っていくつもりでいる。夫が暴力をふるっていたことなど、娘を捨てたことに比べたら些細なこと。だって、あなたには子供たちを捨てることなどできないでしょう?


私たちはと母だったけど、ふたりはもはや別々の場所で生きているふたりの母親だから、お互いのことを一番に思うことはもうないんでしょうね。


これは小春にとっては達観した紛れもない感想だったと思うけど、紗千にとってはやはり例えようもなく寂しい言葉だったことでしょう。いくら自分が小春より栞を選んだとしても、やはりお腹を痛めて産んだ小春からのこの言葉は、頭では理解できてもとても辛いものだったと思います。でもそれが当たり前です。子供が親を捨てることはあっても、親が子供を捨ててはならないのですから。紗千自身も自分は決して許されてはいけない存在だと思うからこそ、尚更紗千は小春に優しくできないのかもしれません。


また今回は、信が以前植杉家を訪ねた際、オレンジ色のマフラーを忘れていったことが発覚しています。


それが入っていた袋から、山梨・大菩薩峠の「ロッヂ長兵衛」に連絡を取った小春は、そこに信が小春への手紙を残していたことを知るのです。いったいそこには何が書かれていたのでしょうか。


ふたりとも、両親のことになると口が重くなっていたという小春と信~信がたった一度だけ小春に漏らしたのは、彼の母親がいつも信にキャラメルを与えていたらしいこと。


最初は、カレーライスという同じ献立にもかかわらず、別々の調理をしていた二つの家族ですが、いつのまにか

「ただいま! 」「おかえり

という会話がなされていたようなのも嬉しかったなムフフ。あんなに幼い子が何に対しても「期待」してはいけないと自分に言い聞かせているなんて悲しすぎでしょう。植杉家の庭が気に入ったけど、好きになりすぎちゃうと別れがつらくなるという望海に

「大丈夫、すぐに出て行ったりしないから」

と約束した小春ですから、どんなに憎らしくても、一番に思えなくても、子どもたちのために一刻も早く、病気のことを切り出せるよう、願っています。Womanは来週の放送も楽しみでござりまするWomanは来週も楽しみです


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海外ドラマが大好きで、最近は日本のドラマも楽しんでいます。タイトルに掲げた韓国ドラマは今ではかなりのマイナー志向です。ミステリーや時代劇・ラブコメに加えて「お堅い社会派ドラマ」も好みです

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