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ハードナッツ~数学girlの恋する事件簿
 ミステリー・リーガル・アクション・サスペンス

ハードナッツ!最終回あらすじ(ネタバレ)恐怖のウイルスとくるみの秘密(後編)

ハードナッツ!~数学girlの恋する事件簿~は夕べが最終回でした。以下その「恐怖のウイルスとくるみの秘密(後編)」のネタバレです。


なんと最後のウィルステロの黒幕は、こともあろうに警視庁公安部長・鶴橋(梶原善)その人でした。前回誘拐された東京生物科学研究所の研究員・西尾(正名僕蔵)も、この鶴橋に命じられて「JJJ」を利用していたのだそうです。ちなみに、彼らの自爆も西尾の仕業だったらしいです。


犯罪者だった父に代わり、いずれは自分のために働かせようと伴田を刑事にしたという黒沼(升毅)から

3日以内に大掛かりなウィルステロが起きる

と聞かされた伴田がくるみに相談すると、くるみは、次はきっと高い天井からウィルスがばらまかれるに違いないと推理します。そこで思い出したのが、ラジオで聞いたこのニュースでした:

全国経営者会議の会場となる予定のホテルのグランドホールに3人組の強盗が押し入って「1270円」を盗んだ


強盗の本来の目的はウィルスを天上に仕掛けたに違いない。伴田は(実は実行犯の西尾を伴って現場へと駆けつけます


伴田の推理を否定できなかった西尾が、子どもが「ウィルスを仕掛けた風船」をいじって飛ばしてしまったことから、自分もウィルスを浴びる羽目になったのは、今にして思うと実に皮肉でございました。しかも、その西尾がほぼ真っ先に感染してしまったのですから。


この会場には例の大出俊一郎も来ていたのですが、彼もまた最初に感染してしまいます。伴田を追いかけて会場へやってきたくるみの話によると、やはり大出は、くるみの父親を騙して死に追いやった人物だったらしいのですけれど(父は特許を横取りされたのを苦に自殺、母もその後まもなく病死)、本来はとても心優しいくるみには、たとえ相手が憎い仇だろうと、目の前で死の苦しみを味わうのを黙って見ていることができません


私は、大出を苦しめるために数学を勉強してきた。こんなところで死なせるためじゃない!


これを聞いて馬〇かと呆れた伴田ですが、実はこのくるみの純粋さに大分心癒されていたようです


一方、ウィルスを浴びた人間を外には出せないということでいったん遮断された会議場でしたが、すぐに皆病院等に搬送されるはずだったのが、いつまで経っても何の指示もありません。それもそのはず、マヌケにも自分がウィルスの餌食になってしまった西尾は鶴橋にとってもはや邪魔者でしかないからです


一旦は「西尾は死んだ」と嘘の報告をし、逃がして真相を吐かせようとしましたが、すぐに面が割れてしまった西尾はそのまま殺されてしまったようでした(放っておいても死んだかもしれませんが)。


無事、感染していなかったことが確認されたくるみと伴田のうち、伴田は何もかも知っている口ぶりだった黒沼に真相を確認しに行きます。


黒沼の話から鶴橋がとんでもない悪党だと知った伴田は、上司にこの真相を告げて鶴橋を調査するよう申し出るのですが、何せこの事件で一躍ヒーローとなった鶴橋は、その後の政界進出が約束されたも同然なため、誰も伴田の言い分など取り合ってはくれません。自分の名を上げるためなら、妻も、警察官も死に追いやって平気な卑劣漢なのに


そこで伴田は黒沼に頼んで非合法な銃を手に入れ、自ら鶴橋を狙撃しようとします。いったいどうしてそんな過激なことを~と思ったら、なんと伴田は以前、そうではなかったと語っていた「ランゲルドーシス」を宣告されていたようなのですえ~っ!?そんな~(;O;)


が、自らも死を覚悟していたらしい伴田が、最後に&初めて「用もないのに」くるみに電話をし、これまでありがとう~風邪をひくなよと優しい言葉をかけてくれたことが不安になったくるみが駆けつけてきたため、なんとか事なきを得たようです


伴田さんがどこか遠くへ行ってしまうような気がして


そう心配するくるみをそんな訳がないと笑ってなだめる伴田。自分の勘違いだったかと、わざと明るく振る舞うくるみ。


ふたりとも、実は心に大いなる復讐?の炎を燃やしながらわざと素知らぬふりをしてこの場を静かに去っていくというエンディングがなんとも不気味で意味深でございました。さてこのドラマには果たして続きがあるのでしょうか?


どうしても「あまちゃんのユイちゃん」のイメージだった橋本愛さんが、それを見事に打ち破って独自のカラーを打ち出した(まあ以前から個性的な片鱗は見えていましたが)という点でも楽しかったですし、何よりも、具体的な数学を使っての事件解決が実に面白かったです。今では「くるみ割り人形」を聞くと「難波くるみ」が思い出されてしまうほどです


欲を言えば、伴田以外の警察官があまりにもア〇すぎるのがヤキモキさせられましたが、その分伴田=高良健吾さんがキリリとカッコよかったですハードナッツ!~数学girlの恋する事件簿~はいつか是非同じメンバーで続編をお願いしたいですハードナッツが楽しかった( *´艸`)


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ハードナッツ!第7話 盛り上がってきました~恐怖のウイルスとくるみの秘密(前編)

ハードナッツ!~数学girlの恋する事件簿~の第7話は「恐怖のウイルスとくるみの秘密(前編)」です。これはコメディとシリアスが上手くマッチングして、実に面白いエピソードでございました。以下さっそくネタバレです。


まず、今回の犯罪は「ウィルステロ」だったのですが、これはまだまだ「前哨戦」だったらしいです。


東京生物科学研究所が襲われてそこの研究員=西尾(正名僕蔵)が誘拐されました。犯人の目的に思い当った助手(池津祥子)が警察に連絡をしてきますが、話があるからと呼び出された公園に出向くと、その助手はなんと遺体で発見されてしまいます


が、その助手が持ってきて木の上に隠していたらしい告発書と資料から、西尾がとても恐ろしいウィルスを研究していたことが判明する一方、都内で原因不明の新型ウィルスに3人の男性が感染してしまいます。


そのうちのひとり~川島太一(徳井優)と偶然出会い、彼が吐血(発症)した際にともにいたくるみが無事だったのは本当に良かった


ウィルスを盗んだ犯人はどうやって彼らに接触したのか


彼らが発症した時間から感染時間を割り出すと、彼らの行動に空白の1~2時間が存在することに気づいたのはまたしてもくるみでした


この少し前、大学構内にスズムシが増えたのは、そのスズムシの天敵である鳥が都内で大量に死んだからだと察知したくるみは、最近まったく電話をかけてこない伴田にこれを知らせておりました。伴田はこの時、まったく相手にしてくれなかったのですけれど、これもまた「ウィルス」の仕業だと気づくとすぐに、くるみに助言を求めてきたのです


3人がその空白の時間に行ける共通の場所を見つけだしたくるみと伴田は、それが「JJJ」と呼ばれるカルト集団の仕業だと突き止めました。どうやらこの集団が3人に「麻薬」を売りつけた上にウィルスにも感染させたらしいのです


~も~犯人が「KKK(クークラックスクラン)」を真似た「JJJ」と聞いた時、これが「ジェージェージェー」ではなく「じぇじぇじぇ」に違いないと思ったのはおばさんだけではありませんよね


な~んだ今回は「シャレ」だったのかと思っていたら、さすがに「ハードナッツ」はそんなことでは終わりませんでしたこれからが本番です!( `ー´)ノ


最初に明言させていただいたようにこれは単なる「ジャブ」であり(JJJは何者かに利用されただけだそうです)、本番はこれから~どうやら来週は都内が「ウィルステロ」の恐怖に見舞われるそうなのです来週が楽しみ~♪


その手始めに狙われたのが、捕まるのを嫌って自爆したというJJJ(本当は殺された?)についての記者会見で得意げに演説していた、次は政界進出を狙っているという公安部長・鶴橋(梶原善)の妻と、今回ようやく刑事部に異動になったと喜んでいた、伴田のファンの婦警(橋本真実)のようです。


宛先に心当たりのない小包を安易にあけてはいけませんよね~


これを予言するかのように伴田に連絡してきた「元仲間?」はいったい誰なのか~そもそも伴田は何者なのか?そして最後に新聞に写っていた大出ホールディングス会長の大出俊一郎(斉藤洋介)とは、くるみにとってどんな人物なのか~家族を死に追いやった仇でしょうか?


ハードナッツ!~数学girlの恋する事件簿~は、来週の最終回もとっても面白くなりそうで今からう~んと楽しみでございまするねハードナッツ!数学girlの恋する事件簿もいよいよ来週が最終回です(^^)/


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ハードナッツ!第6話 感想とあらすじ 対決!!未来を読む男

ハードナッツ!~数学girlの恋する事件簿~の第6話は「対決!!未来を読む男」です。でもこれ、対決と言うにはあまりに相手が雑魚すぎませんでしたか。以下さっそくネタバレです。


今回その「相手」となったのが「CPS」(Crime Predict System~犯罪予知システム)の開発者=貴島(吉沢悠)です。過去の犯罪データを解析し、次に犯罪が起きる確率が高い地域=ホットスポットを予想して犯罪撲滅にあたるという発想は素晴らしいけれど、それが高じて「やらせ」をする=罪を犯すとは本末転倒もいいところ


でもそのおかげで、CPSの的中率が高すぎる=不自然だ=やらせに違いない、と連想するのに、今回ばかりは数学的アプローチもいらなかったのでは?と思うほどでございました。だっていくらなんでも、割り出されたホットスポットの12カ所で11回も犯罪が起きるなんて、犯罪自体起きすぎでしょう


でもドラマとしてはさて置き、統計学的に

「当たりすぎかどうか判断する数字=5%

という基準があるというのはなかなか興味深かったです。この例も非常に分かりやすかったですよね:

統計学上、コインを10回投げて8回以上表が出る確率は5.46%なのに対し、9回以上表が出る確率は1.07%。


実際に投げた際に、表が8回出れば、これは基準の5%を上回っているため「珍しいけど起こり得る現象」だと考えられるが、もし9回出た場合は、元々の基準が5%を大きく下回っているので、不自然=いかさまを疑っても良いということなのだとか。


~も~くるみ、それが分かっていたら、最初のポーカーももう少し懐疑的になってもよさそうでしたよねあんなに負けてたのに(-_-;)


結局貴島は、警察にCPSを正式導入させるため、やくざを使って罪を犯させていたのですけれど、でも逆に考えれば、やくざを使わなければ、ほぼ何も起こらなかったことを考えると、CPSの精度が70%というのも実に怪しいところですけど


だからこそ貴島はCPSの精度を高めるために、住民の個人情報を使いたかったらしいのです。人間の性格や動向をすべて把握すれば次に起こり得る犯罪を予知しうるとは、もはや自由主義社会がすることではありませんよね。


でも、これらをすべて見通したくるみが、

逆ホットスポット~警察がマークしない地点」

を割り出し、そこに警官を投入して見事に犯罪を未然に防いだのはなかなか痛快で楽しかったです逆ホットスポットはよかったな( *´艸`)。貴島はやくざへの「見返り」に、逆ホットスポット地点にある美術館で宝石強盗を計画していたのです


ふふ、ここもまた、伴田の情報源の望月から聞いた「台風」から「ダイヤが乱れる」~「ダイヤを盗む」もさすがにちとキビシイ気がしたのはおばさんだけでございましょうか。この望月が今回あっさり殺されてしまったのには驚きましたが


それでも、くるみがこの貴島からの「好意」伴田への対応の予行演習に使いたかったらしいのがなんとも可愛かったので良しとしましょう


さて来週はうって変わってちとハードな展開になりそうです。最終回を控えた「恐怖のウイルスとくるみの秘密(前編)」はとっても面白くなりそうで、今からとぉ~っても楽しみでございまする


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ハードナッツ!第5話 感想とあらすじ ワインと殺意の方程式

ハードナッツ!~数学girlの恋する事件簿~の第5話は「ワインと殺意の方程式」です。これまた実に楽しくて面白かった~。ミステリーはもちろんの事、最近ますますくるみが可愛くなってきたのも楽しいです。以下さっそく簡単なあらすじとネタバレです。


今回の被害者は夏目慎一郎(小須田康人)という有名なワイン評論家です。自宅の階段から足を滑らせての転落死ということでしたが、現場に駆け付けた伴田には、それがどうにも不自然に思えてならず?


ここで伴田が、たまたま、数学的アプローチが評判の料理研究家で被害者の知人の里中舞「意見」しに来ていた料理修行中のくるみを頼ってくれたのがまずなかなかでしたよね。ふふ~ん、あれで結構頼りにしてるんですよ。また現場の写真を見せられたくるみが即座にこの「違和感」を解明するからすごいんです


「高所から落ちて割れた瓶の破片は『べき分布』に従います


集団のばらつきは平均値を境として前後左右に同じような程度でもって配置される~大きな破片は少し、中ぐらいはそこそこに、小さな破片は無数にできるという理論だそうです。


が、現場写真に写っていたのは大きな破片がほとんどで、小さな破片がほとんどなかったという、自然の摂理に反するものだったのです。これがきっと伴田の「刑事の勘」に引っかかったのですね。


つまりこの現場は意図的に用意されたもの~夏目は誰かに殺されたに違いない!


その上くるみは、現場に残されていたある方程式が

「アッシェンフェルターのワイン方程式」

であると見抜きます。これはワインの品質を予想する方程式だそうで、その年の降雨量や日照時間からワインの出来をかなり正確に割り出せるのだとか。


夏目が書いていたのは、これを日本の気候に合わせて改良したものなのではないか?


もしこの方程式の存在が明らかになれば、ワインの市場価格に大きな影響を及ぼしかねず、それを面白く思わない人間が、夏目を殺したのではないだろうか?


でもそれならあのホワイトボードの式を残しておくのは辻褄が合いません。以下、ネタバレです。


夏目を殺したのはその妻の里花子(原沙知絵)でした。夏目は里花子の友人でもあり、家族ぐるみで付き合いのあった舞子と長年不倫関係にあったのだそうです


これはくるみが見つけたのですけれど、ふたりは「料理関係の数式だ」と偽って、その式をグラフにするとハート形になるという、実に図々しい愛の方程式を、こともあろうに妻の里花子の前で見せ合って喜んでいたのです。殺すのは論外だけど、こんな恥知らずの男女は断罪されてしかるべきです


それでも里花子は、夫が自分を大切にしていてくれる限りは黙って目をつぶっていようとしていたのに、里花子の誕生日を祝うその日に、君が生まれた年のワインだと言って、舞子の生まれた年のワインを祝いに開けたのだそうです。これで黙っていられる方がおかしいですよ。何度も言うように、殺すのは論外ですが


その上、例の方程式は、この舞子がプロデュースするワインの産地に合わせてその評価が高くなるよう変数を調整したものだったそうですよ。と同時に、夫の里中には、方程式によると里中が投資対象として客に勧めているワインはクズ同然だ、これを黙っていてほしければ5千万をよこせと脅していたそうです。も~ロクな男じゃありませんよね


夫の行為に腹を立てた里花子は夏目を階段から突き飛ばして殺した上に、真相を知って協力した里中が口止め料に5千万を要求してきたために、皆の前で氷の中に毒を入れるというトリックを使ってこの夏目も殺してしまったそうです。


フーリエの法則を使った美味しい料理で伴田の胃袋をゲットするはずだったくるみの料理修行が、とんだ結果に終わってしまいました。


とはいえ、そのために留守の教授のお高いワインをこっそり使ったのを権堂教授に見つかったため、なんとか急場をしのごうと、高級ワインをごっそり持っている里花子の車の前にわざと飛び出して替えの1本を手に入れるとは、まったくくるみの悪知恵には苦笑させられてしまいます


でも、くるみの料理がまずいのは、方程式に問題があるのではなく、くるみに料理のセンスがないからだとダメだしした伴田の作ったオムライスはなかなか美味しそうでしたね。結局は里花子にもらった高級ワインに舌鼓を打って薀蓄を語っていた伴田は、もしかして~本当はくるみの「天敵」にあたる人種なのではないでしょうか?


などと、妄想が飛び出すほど、毎回楽しんでいるハードナッツ~数学girlの恋する事件簿~は、来週の放送も今からとぉ~っても楽しみでござりまするハードナッツが楽しい~(≧▽≦)


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ハードナッツ!第4話 感想とあらすじ ラブレターと企業恐喝テロ

ハードナッツ!~数学girlの恋する事件簿~の第4話は「ラブレターと企業恐喝テロ」です。これまたなかなか面白いエピソードでございました


今回は「文学」と数学の関係についての話でした。指紋同様、文章にも、書いた人物を特定する特徴が現れることを、単なる「印象」からだけではなく数学的に解明できるというものなのです。これを研究する学問を計量文献学と呼ぶそうです。


確かに文章には、どんなに隠そうとしても隠しきれない尻尾分かるわかる♪、否、その人の特徴(癖)が現れるのは経験上知っておりましたが、それを数学的なアプローチで分析するというのが痛快でした。以下、簡単なあらすじとネタバレです。


最初に起きた事件は「企業恐喝テロ」でした。人気の浄水器の水を飲んだ高齢者福祉施設の入所者が次々と倒れるという事件が起きた後、犯人からと思われる脅迫文が、マスコミ各社に送られてきます


しかもそれがまた至極丁寧な文面を呈しながら、その実まさに人を食ったような内容だったというのが大きな特徴でした。浄水器に細工をしたのは自分だが、これからは本物の毒を仕込むつもりだ。皆様にはもっとこの浄水器のことを知ってもらいたい。


この浄水器メーカーの評判を落とそうとしているとしか思えないこの厭味ったらしい文面に続き、慌てて回収に奔走したメーカーの調べによると、実際に大量の毒物が混入していたことが判明します。


~これは出荷の時期を熟知したうえでの仕掛けだったらしいです


またその翌日には、今度は社長を誘拐したとの手紙が会社に届けられました。前日の夜から行方不明になっていた社長が誘拐されたのは間違いないと皆が慌てふためく中、報告を受けた警察もやってきて、身代金を渡す時を狙って、犯人を逮捕すると意気込みます。


一方、この少し前に、計量文献学を応用し、意中の男性=伴田のハートを手に入れるべく、3日も徹夜してラブレターを書いていたくるみが、急にめまいを起こして倒れてしまっています。床に倒れながらも、ニュースで浄水器の異物混入事件を知ったくるみは、自分が使っている浄水器もそのメーカーだったことから、毒が盛られたと伴田に電話するのです


急ぎ駆けつけてきた伴田もこれが単なる寝不足だったと分かり一安心~ああ見えて伴田はなかなか優しいのですよね


と、こんなそそっかしいくるみではありまするが、ラブレターのために学習した知識を、さっそく伴田のために披露するのがまた楽しかったのですよ。まあくるみには、その機会に、自分の

「力作

を伴田の目に触れさせるというよからぬ思惑もあったようなのですけどね


最初の脅迫文と、身代金要求の手紙を書いた人間は別人です!


が、伴田は、どちらも馬鹿丁寧な文言だから、同一人物が書いたものに間違いないし、2番目の手紙には、犯人しか知り得ない情報=毒物はシアン化カリウムが書かれていたと譲りません。


結局身代金の受け渡しには失敗してしまうのですが、その後、警察に、

「犯人の友人」

を名乗る人物からの手紙が届けられます。私の身元は詮索しないでほしいと言いながら、社長が監禁されていると思しき場所を示唆していたその内容は本物で、社長はめでたく無事救出されました。


そしてその社長の証言から、犯人は、以前会社を辞めさせられた秋山という人物だということが明らかになります。


でも警察が秋山のアパートに乗り込んだ時には、もう彼は罪を告白する遺書を残し、シアン化カリウムを服毒して自殺してしまっておりました。


事件の最中にほぼ底値まで急落したこの会社の株価も元通りに上昇し、これで事件は解決した~誰もがそう思っていた時のことですくるみの出番でやんす!(^^)/


秋山の友人からの手紙と秋山の遺書を書いた人間は、身代金を要求してきた手紙を書いた人物と同じだ!


まあここで、一般人であるくるみが、どうやって秋山の遺書まで手に入れたのかの詮索はさておき、ここからがまたなかなか面白かったのですよ。以下ネタバレです。


これはもうお気づきの方も多かったとは思いますが、最初の異物および毒物混入以外の犯行は全て、この浄水器の会社の社長=佐伯(目黒祐樹)の仕業でした。


元々秋山は、この会社と龍闘会というやくざの癒着(不正)を内部告発しようとしていたのだそうです。それを知った佐伯は、秋山に横領の濡れ衣を着せて彼を解雇したのだとか。


これを恨みに思った秋山が最初の犯行に及んだものの、実際秋山が逮捕されてしまって困るのは会社も同様ということから、佐伯は龍闘会に頼んで、この一連の犯行を仕組んだのです。


その見返りがインサイダー情報でした。毒物混入が明らかになったことで急落した株を龍闘会が買占め、事件解決後に元に戻ったところで売り払う~この差額を報酬に約束しての犯行だったという訳です。


無謀にも、これを直接佐伯社長に確かめに行ったくるみが、社長室に通された後、社長のPCのパスワードを、卓上に飾ってあった「エイト」(8)という孫の名前とその誕生日の組み合わせの60通りを考えようとしたのが、そのままの順番で大丈夫だったことから、

「こんな単純な人間は、パソコンのゴミ箱にいれれば証拠が消えたと思っているに違いない

と推測し、そのゴミ箱から、3通の手紙を見つけ出したのには、いかにもありがちで大笑いです。


が、そんな悠長なことをしている間に佐伯が戻ってきてしまい、龍闘会によって殺されようとしていたところに、伴田が駆けつけてきてくれたのも楽しかったですね。伴田は秋山の元同僚から、秋山が濡れ衣を着せられていたことを聞いて知っていたのです。


どうやら伴田にはその筋の知り合い=坂東がいて(以前のホームレスとは違うんかな?)、ライバルの龍闘会を倒す絶好のチャンスだからと、彼らを見張らせていたようでした。


くるみが、自分が連れ去られる場所を、ラブレターの文字に合わせて書いた「数字の暗号」は、何の役にも立っていなかったのも笑えましたね~


そのラブレターは絶対渡さないほうがいいぞっ!!絶対に振られるから(-_-;)


その内容はここでは割愛させてただきまするが、ああ、くるみは数学よりも、もう少しだけ恋愛、というより常識を勉強した方がよいかも


そんなトンチンカンなくるみを含め、ドラマは実に面白かったですハードナッツが楽しい~( *´艸`)ハードナッツ~数学girlの恋する事件簿~は、来週の放送も楽しみでございまするね


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ハードナッツ!第3話 感想とあらすじ ダイイング・メロディーの哀しき解法

ハードナッツ!~数学girlの恋する事件簿~の第3話は「ダイイング・メロディーの哀しき解法」でした。これもまたなかなかオタク心をくすぐる面白い(でもちょっぴり切ない彩葉が可哀想だったな~(;O;))話でございました。以下、簡単なあらすじからネタバレへと続きます。


今回は、数学者でありながら音楽家でもあったという小板橋教授(斉木しげる)が何者かに撲殺されたという事件でした。


森崎教授の紹介で小板橋教授の講義を受けにやってきていたくるみでしたが、小板橋は、くるみに数学的アプローチで「不快な着メロ」を作ってほしいと頼み込みます。恋人といちゃつくことに夢中で、講義を全く聞いていない学生たちにそれを聞かせて思い知らせてやりたいというのです。


ドレミの基になる「音律」を最初に発見したのはピタゴラスだそうで(ピタゴラス音律)、もしこの世に数学が無ければ、今のように「音楽があふれる世の中」はあり得なかったと確信を持って語るのもいかにもくるみらしくて楽しかったのですが、その楽しい言葉でサラリと語られたこの「ピタゴラス音律」こそが事件を解くカギを握っていたのがまたさらに楽しかった


数日後、再び小板橋を訪ねたくるみは、殺害された小板橋の遺体の第一発見者となってしまいます。最初はまだ生きていた小板橋と、例の不快な着メロについて話し合っていたのが、その後、帰路についたところでバッグを忘れたことに気づいて引き返したくるみは、遺体を発見する前にちょっと不思議なピアノの音を耳にしています。


「ドミファドドレシレ


くるみには「ピアノの音」としか認識できなかったその音階を見事に言い当てたのは、隣の部屋にいた准教授の堤彩葉(中越典子)でした。私は絶対音感を持っていますから


~くるみがこの音階を口にした時点で、彼女がひどい音痴なのはすぐに分かりました


死ぬ前に残されたこの音階は、数学者である小板橋が我々に残したダイイングメッセージならぬダイイングメロディなのではないか? もちろん担当刑事は伴田です


以下、ネタバレです。


このメロディは、数字をドレミに置き換えたものでした。1はド、2はレ、3はミと置き換えるそのやり方で、逆にこのメロディを数字に置き換え直すと

「13481272」

となり、これは「238」の「3乗」にあたる数字らしいのですが、普段から小板橋から嫌がらせを受けていた出版社の担当者の名前が

三条文也(さんじょうふみや)」=238(ふみや)の3乗(さんじょう)

というそうなのです。ここはもはやダジャレに近い感じでしたが、これが数字と音楽につながっているのが面白いですよね


でもいくら数学者とはいえ、もうじき息絶えるというその時に、隣の部屋にいる同じ数学者の彩葉に聞かせようとしてこれを弾くって言うのはさすがに無理がありますよね。理論上は確かに可能ですが、それこそ机上の空論としか思えず。


そう、これは実は彩葉が考え出したトリックだったのです。彼女はずっと小板橋に自分の研究を横取りされていたらしいのですが、最近ようやくかかった他の大学での教授就任の誘いまで小板橋が勝手に断ってしまったのだそうです


それにカッとなった彩葉はついに小板橋を殴り殺し、その犯行を三条に押し付けた挙句、その三条をも殺してしまったのだとか。三条は、小板橋のパワハラを知っても知らん顔をしていたのだそうです。


女は1、理性を2、男を3とすると、1+2=3という数式が成り立つ


そう語っていたというピタゴラスを男尊女卑だと非難した小板橋こそが、ピタゴラス以上の男尊女卑だったと言った彩葉が、なんだか気の毒になってしまったおばさんでした。そこで殺さずにすべてを暴露してやればよかったのに~とも思いますが、何を言ったところで誰にも耳を貸してもらえないというのが実状なのでしょう。


くるみがこの彩葉のトリックを見破れたのもでも、ピタゴラス音律のおかげでした。実は小板橋は、講義でこれを説明しようと、新しくピタゴラス音律に調律させたピアノを入手していたのだそうです。小板橋が殺されたその日に部屋にあったのはその

「現代の音律とは異なるピッチに調律されたピアノ」

だったため、もし本当に小板橋があのピアノを弾いたのなら、くるみが解き明かしたあの数式が成立するはずはないのです。これは彩葉が絶対音感を持っていたからこそ成り立った推理だというのも実に皮肉でございました。


かつてはピアニスト志望だったという彩葉がミニコンサートを開くと聞いたくるみが、そのコンサート用のピアノをやはりピタゴラス音律で調律してもらい、彩葉がその違いに気づくかどうかを確認したのもナイスでしたね


また、くるみが普段はこんなにできる女性なのに、一方では恋愛にも憧れているという設定も悪くないです。小板橋の講義をまったく聞いていないカップルたちを見て、ちいとばかし嫉妬にかられたくるみが、例の不快な着メロを引き受けた理由として

「幸せな恋人たちへの嫌がらせ

の気持ちを必死に否定していたのもなかなか可愛かったですよん。朴念仁の伴田に、そんなくるみの気持ちが通じるといいですのにね。


ハードナッツ!~数学girlの恋する事件簿~は来週の放送もとっても楽しみでございまするハードナッツも楽しい~♪


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おばさん(こん)のプロフィール

こん

海外ドラマが大好きで、最近は日本のドラマも楽しんでいます。タイトルに掲げた韓国ドラマは今ではかなりのマイナー志向です。ミステリーや時代劇・ラブコメに加えて「お堅い社会派ドラマ」も好みです

ドラマは大好きですが、演じている俳優(一部例外あり)などドラマの内容以外にはほとんど興味がありません。あしからずご了承ください。ちなみに~しつこくされればされるほど嫌になる射手座の女でございます(笑

ブログは、時にあらすじを語ったり辛口な感想を書いたりと統一されておりませんが、とりあえず「言いたい放題」言わせて下さいませ。最終回まで視聴したドラマは必ずどこかにその感想を付記しています。また記事で使われているイラストの中にもおばさんのつぶやきが隠されています。余裕のある方はどうぞそちらもお楽しみくださいませ

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でも誠に勝手ながら「コメントでのネタバレ」はくれぐれもご遠慮くださいね。せっかくの楽しみが半減しちゃうので

また「感じ方は人それぞれ」なので、たとえ直接的なネタバレではなくとも~その辺は重々ご配慮いただけますと助かります=ネタバレ一切お断り!ということです

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