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軍師官兵衛
 NHK大河ドラマ

軍師官兵衛 最終回 あらすじと感想 乱世ここに終わる

NHK大河ドラマ・【軍師官兵衛】もようやく夕べが最終回でございました。一週開いてしまってちと気が抜けた感はぬぐえませんでしたけど、見始めるとやはり引き込まれてしまいましたね~。特に長政の迫力は凄かったな~。以下簡単なネタバレのあらすじ感想文です軍師官兵衛のあらすじ行きますよ~(^^)/


ついに関ヶ原の戦いの火ぶたが切って落とされました。西軍・東軍、いったいどちらに軍配が上がるのか、蓋を開けてみるまでは分からなかったこの戦いが、いざその蓋が開いたらなんと

「たった1日で勝敗が付いた

というのがまた何とも面白かったですよね


自分が学生時代にはほとんど日本史には興味が無かったため~試験に出る範囲を覚えるだけで十分だった、ここで「小早川が裏切った」という事実は記憶にあったものの、まさか1日で終わっていたとは思いも寄りませんでした。昔から自分が興味の無いことにはまったく関心がないという性格は変わっていないと実感です


そしてその「裏切り」の決め手となったのが黒田長政だったというのもこのドラマをきっかけにして初めて知った次第です。黒田長政=朝鮮出兵の知識しかありませんでしたからね。このドラマのおかげで色々勉強させられた~


後に恵瓊も感嘆していたように、吉川と小早川の双方を凋落していたとは、さすがに黒田の血=軍師の血筋でございましたね、長政は


その上、ここで家康という人物を見込んで付いて行ったという決断も、先見の明があったということなのでしょうが、このドラマを見てきた印象では、家康に心酔したというよりは、石田三成への怨念の方が強かった気がしますけど。それを払拭するために、最後、処刑を前にした三成に陣羽織を着せてやったのかしらん?


一方で官兵衛は、そのような思惑は一切関係なく、自分が天下を取るという新しい夢に向かってまい進しておりましたが、

「東軍・西軍の勝負が終わって、双方が疲れ果てた頃に自分が名乗りを挙げる

という思惑が見事に外れてしまい、敢え無く天下取りの夢を諦めることになったのだそうです


そこで官兵衛が実に潔く撤退したことで、家康から余計な詮索を受けることもなく、官兵衛の一連の行動は

「九州で三成の味方を潰すことで東軍を支援してくれた

と解釈してもらえたようです。実際気づいてはいただろうけど敢えて寝た子を起こさなかったのでしょうけどね。そして、今回の功績を高く評価された長政は筑前52万石を賜ることになりました。


気まずい思いを抱えながら戻ってきて報告する長政に、官兵衛はまだまだ悔しさを隠せません。家康が右手を取ってお前を褒め称えたのなら、なぜ、空いていた左手でもって家康を刺さなかったのか!?


が、その後家康に呼ばれて大阪城へ行き、そこで改めて家康の本心を聞いてようやく心が落ち着いたようです。


天下は天下を納める器のある者が収めればよい。わしは、わしが死んでも争いの起こらぬ様な天下を作りたい


ここで初めて官兵衛は、せがれ、長政が正しい選択をしたことを認め、息子が父を超えたと心から喜びました。この辺は亡き職隆を彷彿とさせますね


その後官兵衛は、ずっと己の分身のように思ってきた善助に軍師官兵衛の強さの証だった「赤兜」を譲って静かに旅立っていきます


生涯軍師だったと思っていた官兵衛が、実は天下を狙ったと聞いた時から、その夢が叶わなかったことは歴然でしたから、官兵衛がそのことに対してどう考えていたのか、が気になっていたおばさんとしては、最後は息子の成長を喜べたという展開は何よりでございました。光は官兵衛が死んだ後も長生きし、その目で「太平の世」の到来を見届けたようです


でもやはり、これはずっと感じていたことなれど、長政にとっての「善助」は又兵衛とはなり得なかったようです。なにせ、一旦は裏切った黒田家に戻ってきたのも、許しを乞うため切腹をする覚悟だったというほどの実直な又兵衛ですから、長政のやりかたは腹に据えかねることも多かったのだと思います


文字通り、これが最後の天下の戦となった「大坂夏の陣」では、又兵衛は豊臣側に加勢し、黒田勢と戦って果てたのだとか。その又兵衛が、最後まで「黒田の家紋」をつけており、

黒田武士の心意気を見せてやる!

と散っていったのが何とも無念でなりませんでした


おばさんは、松坂桃李さんは大好きですし(時折見せる笑みには「地」が覗けちゃいましたが)、策士としての能力は高く評価はするけれど、やっぱり長政という人間はどうしても好きになれんかったです


少なくともこのドラマでの官兵衛は、同様に抜け目のない策士である一方、長政よりはもっとずっと人間的な面があった気がして好もしかったのですが。だからこそ、官兵衛は最後の最後まで表舞台に出ることがなかったのでしょう。


通常ですと、大河ドラマは家族そろって見る(もしくは見ない)のが常なのですけど、この軍師官兵衛は後半以降~平清盛に続いて~一人旅となってしまいました。自分としても物語その物に夢中になるというよりは、

へ~そうだったのか!知らなかった~!!

な感慨の方が大きく、良い勉強をさせてもらった1年間だったという気持ちの方が強いです。


もう幾度となく小説や映画、ドラマとなって、何度も見てきたはずの時代なのだけれど、それまでとは違う角度からこの時代を見られたのが一番の収穫でした。それがまた実に面白かった


性懲りもせず最後の最後で言うと、おねも触れていたように、本心では「豊臣大事」だった加藤清正と福島正則のことが気になって調べてみたところ、関ヶ原の後はさすがにふたりとも秀頼を殺すことには抵抗があり、最後まで、なんとかこれを阻止しようとはしたものの時既に遅く、加藤清正は秀頼の延命を願うも病死、福島正則は改易されてしまったそうです。その屈辱に耐えかねて自ら切腹したという説もあるそう


と、最後の最後まで、オタクな興味は尽きることなく、この時代を堪能できたという点でも実に有意義で楽しいドラマでございました。役者さんたちも皆熱演で、1年間本当にお疲れ様でした。ありがとうございました


また1年間お付き合いくださいました皆々様にも心より御礼申し上げます。来年も引き続き大河ドラマ「花燃ゆ」を楽しむ予定でおりますので、よろしかったらまた是非お立ち寄りくださいますように最後まで完走、お疲れさまでございました(^^)/


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軍師官兵衛
 NHK大河ドラマ

軍師官兵衛 あらすじと感想 第49話 如水最後の大勝負

NHK大河ドラマ・軍師官兵衛の49話は「如水最後の大勝負」です。これは如水=官兵衛の迫力もすごかったけど、個人的には長政の調略のほうが静かな凄みがあって印象深かったです。黒田長政というキャラの好き嫌いは別にして、その存在感はダントツでした。松坂桃李さん、また一段と大きく成長されましたね~今が伸び盛りなのかな。以下、簡単なネタバレのあらすじです軍師官兵衛のあらすじ行きますよ~(^^)/


まずは官兵衛ですが、九州平定に乗り出した官兵衛に、三成は大友吉統を差し向けてきました。これは、官兵衛も嘲笑しておりましたけど、吉統は文禄の役の際に敵前逃亡した臆病者として知られており、秀吉から豊後領を改易されてしまっています。吉統は朝鮮で、小西行長が死亡したとの誤報を受けたため、繋ぎ城にしていた鳳山城を棄てて撤退してしまったのだそうです。


この豊後を再び「人参」にぶら下げられた吉統の出陣には、多くの支持者が集ってきました。吉統自身は情けなくとも、その父・大友宗麟の最盛期に大友家に仕えたものは数多く、これを機会にその復興を望む者が駆けつけてきます


その上、吉統には、その妻菊姫の甥にあたる吉弘統幸(的場浩司)という優れた家臣がいたため、さすがの黒田勢も苦戦を強いられていたようです。この統幸と九郎右衛門のくだりがまた実に感動的でした


ドラマではあっさり済まされてしまってましたが、大友家が改易された後、統幸は官兵衛に招かれて、井上家、つまりは九郎右衛門の家に身を寄せていた時期があったのだそうです


あの味噌汁は旨かった


あの一言で、統幸と九郎右衛門がどんなに楽しい時を過ごしていたのかが、まざまざと浮かんできました九郎右衛門が気の毒だった( ;∀;)


今回も官兵衛、もしくは九郎右衛門から、三成には付かぬようにとの忠告が、再三再四届いていたらしいのに、統幸もまた、それを吉統に何度も忠言したらしいのに、豊後に目がくらんだ吉統は、まったく耳を貸そうとしなかったのです


最も困窮した時期に世話になった九郎右衛門と戦わねばならなかった統幸は、どんなに辛かったことでしょう。石垣原においてふたりが対峙した際、九郎右衛門が統幸の首に刀をあてて、もう一度降伏を促そうとしたその時、統幸は自らその刀で首筋を掻っ切って自害してしまいます


その翌日、頭を丸めておめおめと投降してきた吉統を、九郎右衛門が罵倒せずにいられない気持ちがひしひしと伝わってきました。もっと早く、あのような忠臣=統幸の忠告を受け入れていたなら、こんなことにはならずに済んだものを!!


ここは黒田の勝利もさることながら、またしても優れた武人を失ってしまった無念さで一杯になってしまったおばさんでした


こうして九州を席巻していく父官兵衛に対し、長政もまた、今や家康の一参謀(もはや軍師か)として、見事な働きを見せています。前回ちいとばかし先走ってしまった(吉川広家の説得も、これまたほんの数秒でしたが扱われていましたね。もはや毛利輝元はすっかり及び腰で、三成がどんなに恵瓊に檄を飛ばそうと、毛利は頼みにはなり得ません


が、前回おねに促されて長政に相談に来た小早川秀秋は、ちと様子が違っています。長政は、家康が京都の近くに2か所の所領を約束していると説得しますが、三成は、

関白職と播磨一国

を与えると大風呂敷を広げたのです。そんなの嘘に決まっているのに、秀秋はかなり心が揺れ動いているようです


まったくおねも、なんとも出来の悪い甥御を持ってしまったものでござる。血縁ではない長政や福島正則を含め、皆我が子のように育ててきた彼らの無事を、あれほど秀頼に執着した亡き秀吉の御霊に祈るというのも、なんとも皮肉な光景でござった


さて来週はいよいよ最終回~「関ヶ原の戦」です。これは、父が何を企んでいようと、黒田の当主は自分だと豪語した長政と官兵衛の親子対決の要素も含んで面白くなるぞ総合も6時からにしてやっちまえばよかったのに(;´・ω・)~と思いきや、来週は選挙でお休みだそうです。これまた日本の将来を決める大切な一票ですから、投票には是非足を運びましょうぞ


軍師官兵衛 完結編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

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軍師官兵衛
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軍師官兵衛 あらすじと感想 第48話 天下動乱

NHK大河ドラマ・軍師官兵衛の48話は「天下動乱」です。軍師官兵衛は終盤に入ってまたぐ~んと面白くなってきましたね~。ひそかに期待はしていたんですが、ここまで楽しくなるとは予想だにしていませんでした。この48話は思わずワクワクしちゃいましたよ~軍師官兵衛のあらすじ行きますよ~(^^)/。以下早速簡単なネタバレのあらすじです


まずは三成の動向から見て行きますと、大阪入りした三成は、敵味方を見極めたうえで、敵の妻子たちを「人質」として大阪城内に集めるよう命じました。三成に付いたのは毛利、宇喜多、小早川、島津に小西、で、公然と敵と見なしたのは、福島、細川、黒田です。


これもすべて官兵衛には計算のうちで、光と栄の元には、善助と太兵衛を残してきています


善助はふたりに百姓女の格好をさせた上で、太兵衛が運んできた米俵に入るよう指示しました。いくら女子とは言え、ふたりもぶら下げたのでは、さぞかし重かったでしょうね~。さすが太兵衛!


その後しばらく、黒田家出入りの商人=納屋小左衛門の蔵に匿ってもらっていたものの、一向に警戒が解ける気配がないため、太兵衛と善助は、ある機に乗じて、二人と強行突破することにします


その機会というのが、以前官兵衛とおもむろに登場していた細川忠興の屋敷への襲撃です。以前もちょっと触れましたけれど、大阪にいた忠興の夫人のガラシャがあの時、人質になることを拒んで自害して果て、家老が家を爆破したのはつとに有名な話でござる


このドラマではガラシャには触れずじまいでしたが、ここを使ってきたのですね~。これまたさもありなん、ですね


三成の部下が、光たちを大阪城に連行しようとしたのに、まだ支度が整わぬと、こともあろうに、お福とお道に、ふたりに成りすますよう命じたとは、善助も官兵衛同様大胆不敵なことをするものです。お道も十代には到底見えんけど、お福がお光とは大笑いでした。あの後、お福たちは無事どこかに逃げたのでしょうか。


一方の官兵衛自身は中津に戻って着々と準備を整えています。官兵衛が声を掛けて集まった兵は総勢おおよそ1万!


三成から、豊臣側に付くよう要請があった際には、九州の7か国をもらえればお味方しようなどとうそぶくのも、なんとも人を食った態度で楽しかった。官兵衛にはそんな気はさらさらござらんで、自力で天下を取ろうとしているというのに。


この官兵衛の心の内を、チーム官兵衛(久々に使いたい)がすっかり読み取っており、官兵衛が説明しようとしたのを我先にと奪うようにして、次々と説明したシーンもめっちゃ楽しかったですね~軍師官兵衛名シーン(^^)/


三成の味方が多い九州をまずは黒田の物にする(太兵衛)、さすれば味方はますます増える、その兵を率いて一気に九州を攻める(善助)、大阪に出兵している毛利領をどんどん進めば、我らが故郷の播磨(九郎右衛門)、ここまで進めば、京大阪はもはや目の前。我らの手勢はさらに膨れ上がっている。その数、およそ十万(太兵衛)。


そこで最後の大勝負!家康と光成、勝ち残って疲弊しきっている方に決戦を挑む!これが大殿の策!!大殿の考えなど寝ていても分かる~太兵衛(善助)


兵糧も長陣に備えて十二分に買い集めており、物見(スパイ)も各地に放ってある、と、台詞をすっかり奪われた官兵衛が、実に感慨深げに頭を下げたシーンが忘れられません官兵衛は果報者です。わしは良き宝に恵まれた、と。秀吉も昔よく羨んでいましたっけ、官兵衛の家臣は皆卓越している、と。あれから30年ですか良きチームでした( *´艸`)


でもそんな父の思惑に、長政はまだ気づいていないようです。この辺はちょっと違和感がぬぐえませんが、通信網の発達していない当時では普通だったのかもしれませんね。官兵衛は、長政を信じると言ったけど、長政が今さら家康を裏切るとは思えません。官兵衛と違って、長政には破天荒さがないものね


また、これまでずっと時代を読んで成功してきた安国寺恵瓊も、今度ばかりは読み間違えたようです


西側の総大将を命じられた毛利輝元は、同じ毛利一族とは言え、恵瓊とは対立していた吉川広家と懇意にしていたらしく、後に、広家を通して長政に接触を図ったらしいという話も面白いですよね。ま、あと2回だから、その辺は割愛されちゃうかもしれませんが


三成と秀頼は別、この戦はあくまでも秀頼を守るためだという長政、ひいては家康の論法(大義)が、どのような形でうやむやにされてしまうのかも見どころです。長政はともかくとして、今回その長政が説得した福島正則などはどう言われて納得していくのでしょうか


ほかには、小早川秀秋(浅利洋介)がおねを頼って相談に来ていたのも面白かったですね。彼はおねの甥にあたり、関ヶ原の戦いで、途中西軍から東軍に寝返った人物として有名です


さて来週はいよいよ「如水最後の勝負」だそうです。残すところ2話となって、軍師官兵衛からはますます目が離せません!軍師官兵衛がますます面白い(^^)/


軍師官兵衛 完結編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

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軍師官兵衛 あらすじと感想 第47話 如水謀る

NHK大河ドラマ・軍師官兵衛の47話は「如水謀る」です。以下早速簡単なネタバレのあらすじ感想文です軍師官兵衛のあらすじ行きますよ~(^^)/


前回、利家の死後、長政らに襲われた三成は、意表をついて家康の懐に飛び込みました。三成は「虎穴に入らざれば虎子を得ず」と言ってましたが、あれはどう見ても「窮鳥入懐」ですよね。まったく、やることなすこと、実に大仰で情けない男でやんすね


~あくまでも、このドラマでの石田三成、ってことですからね


ここで三成を殺したところで大義が得られないと知っていた家康は、三成を体よく隠居に追い込んでしまいます


そして、こうした情勢をじっと見守っていた官兵衛(如水)がついに動き始めました如水より官兵衛だな~やっぱり(^◇^)。官兵衛はまず、大阪にいたのでは、必ずや、家康か三成に付かねばならなくなる事を嫌い、中津へ戻ることにしたようです


その前におね(北政所)に会い、大阪城の西の丸を家康に譲るよう進言し、三成には、家康と戦うなら上杉景勝を利用すればよいと吹き込みました。


景勝が謀反を起こしたと聞けば家康は自ら出征するだろうから、家康のいない大阪で挙兵し、背後(西)から挟み撃ちをすれば勝てるというのです。ちなみにこの時の上杉家の家老が直江兼続です


が、官兵衛はそう言ったそばから、この作戦では成功しないとうそぶきます。なぜなら徳川殿は既に読んでおられるからだ


家康がこれを承知していたかどうかはともかくとして、官兵衛の戦(謀略)はこの時既に始まっていたようです。これはおばさんの印象に過ぎませんが、どうやら官兵衛は、己の思ったように皆を動かそうとしていたように思えてなりませんの。家康を西の丸に入らせたのも、三成に上杉の話を持ち込んだのも、どちらも「挑発にしか思えません。


案の定、上杉謀反の噂が出ると即、家康は会津征伐を決めて上杉景勝を倒しに出かけていき、三成もまた、その家康の留守を狙って大阪で挙兵いたします。これを聞いた家康は、

「三成が罠にかかった

とほくそ笑んでおりましたが、官兵衛に至っては、

「家康・三成、ともに、我が思う通りに動き始めた!

とニンマリしていたに違いありません。光がその姿を見て語ったように、これは官兵衛にとって、生まれて初めて自分のために策を立てる実に楽しい戦だったのではないでしょうか。


で、この先もおばさんの妄想ですが、官兵衛は「天下を取る」と口では言っていますが、実際に「天下」になどには興味が無いのではないでしょうかね。天下を取ること=結果ではなく、いかにして効率よく天下を取るか=過程こそが、官兵衛にとって最も興味深いことなのではありませんか?


こう言っちまうと、黒田官兵衛は「生涯軍師」であった~という制作者の意図がミエミエな気もしますけど


そんな、ある意味、いつまで経っても子供の様な官兵衛に比べて、息子の長政は実に老成しています。そのもっと上を行く老獪な家康にすっかり懐柔された長政は、黒田は家康に付くと決め、そのために糸を離縁して、家康の養女である栄を嫁に迎えました。


普段は口数少ない九郎右衛門が、若殿はずっとしっかりしていると口にしたのが嫌みに聞こえてしまったのはおばさんだけでございましょうか


糸の侍女が、主人の離縁に関して見せた怒りは、光ではなく長政に向けたように思えてなりません。光が糸をいたわったのは本心だと心から疑いませんが、同性として、どうしても長政からは非情さを嗅ぎ取らずにはいられません


さ~て軍師官兵衛もついにカウントダウンですね。残すところあと3回しっかり最後まで見届けましょうぞ!軍師官兵衛もいよいよ終盤!


軍師官兵衛 完結編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

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軍師官兵衛
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軍師官兵衛 あらすじと感想 第46話 家康動く

NHK大河ドラマ・軍師官兵衛の46話は「家康動く」です。いや~これまた実に面白かったですね~。まさか官兵衛がああでるとは!?以下早速ネタバレです軍師官兵衛のあらすじ行きますよ~(^^)/


秀吉が死んだら、次は家康の天下が来ることはあまりにも有名な事実ですが、そこになんと官兵衛も名乗りを挙げたらしいというのにはビックリしてしまいました。官兵衛は、三成には(当然)付かぬが、それ即ち家康に付くという意味ではなく、

我が道を行く

と言ってのけたのです。これは、今度こそ自分が天下人の地位を狙う、という意味ですよね~きっと


官兵衛が腹心たちの前でそう語るまでの簡単な経緯(あらすじ)もまとめておきます


秀吉の崩御を受けて、朝鮮に出兵していた武士たちが皆呼び戻されました。


長政らの文字通り命からがらの帰国を、三成は博多で出迎えたそうですが、褒賞のほの字も出なかったそうです。そればかりか、朝鮮を引き上げる際、追っ手を食い止めるために、最後尾にいた小西行長の到着を待たずして町に火を放った事に対して行長が訴え出てきました。これはもちろん、長政ら、反三成派を抑え込むことが狙いです


これを家康から聞かされては、ついに長政、加藤や福島らの堪忍袋の緒が切れます。ちょうどその頃、秀頼が大阪城に移ってきて、おねが本丸を追い出されたことも、おねを母と慕う長政には面白くありません


そして家康はこの動きに乗じて大阪を出、それが三成や行長らに命を狙われたからだと吹聴しました


その後も秀吉が定めた「大坂城中壁書」を破って光成側を挑発してきます。大名同士の勝手な縁組はご法度とされていた中、蜂須賀や福島に自分の養女を嫁がせて、大名同士の結束を図ってきたのです。


これを咎められ、五大老の職を辞すよう迫られた家康は、とっくに届を出していたかと思ったとうそぶき、太閤殿下にその後を頼むとくれぐれも託された自分を解雇することこそ、太閤殿下に逆らうことだと譲りません


これを機に長政達も立ちあがり、まさに一触即発の機運が高まります。官兵衛は、

それでは徳川の思う壺だ~利用されているだけだ

と息子をたしなめますが、相変わらず血気盛んな長政の耳には父の忠告が届きません。私は道具になどされません!


秀頼の後見人となった前田利家(横内正)も、ついに打倒家康に立ち上がろうとしたその時、満を持して官兵衛が大阪城に乗りこんできましたここで戦いをしてはならない!( `ー´)ノ


ここで細川忠興と一緒だったというのがまた面白いですね。余談になりまするが、光秀の娘であり忠興の妻だった(ガラシャ~軍師官兵衛には出てきてません)は、父の謀反後、丹後に幽閉されたのち、大阪城の細川屋敷に移っていたそうです。


戦には勝てても、老い先短い前田殿は天下人にはなれぬ(~三成に利用されるだけ)。天下万民のため、世を乱すことは控えられよ


こうして利家が退いたことで、家康の思惑も破れました


が、今やおねですら、天下は万民のためにあるものだと、秀頼をとっくに見捨てています。天下人はそれに相応しい器の者がなるべき!


でもまさかそれが官兵衛だとは驚きでした。その思惑がどこでどう狂って潰れてしまうのでしょうか


また今回、盛んに政略結婚を勧めている家康が、姪の(吉本実憂)を養女に迎えたようです。一方、男児を産めなかった糸が、いっそ自分を離縁してくれと、少々乱心傾向にあるようなのも意味深です。この辺はもう皆様お分かりですよね。


軍師官兵衛は続きがますます楽しみになってきました!軍師官兵衛もいよいよ最後の山場!


軍師官兵衛 完結編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

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軍師官兵衛
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軍師官兵衛 あらすじと感想 第45話 秀吉の最期

NHK大河ドラマ・軍師官兵衛の45話は「秀吉の最期」です。後半に入ってからずっと、この秀吉の最期に際し、如水こと官兵衛がどう対処したのかが気になっていたので、それがようやく判明したこと、そして大いに納得がいったことに大満足のエピソードでした。以下簡単なネタバレのあらすじです軍師官兵衛のあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


今回官兵衛は2人の大切な人を失いました。ひとりはタイトル通りの秀吉ですが、もうひとりはなんと我が子熊之助です。吉太夫を伴って朝鮮に渡ろうと熊之助が密航した船は嵐に遭って難破し、ふたりは帰らぬ人となってしまったのです熊之助哀れ(;´・ω・)


熊之助が家を出る時、ほかならぬ糸がその姿を見かけて声をかけていたそうです。もちろん熊之助が本当のことを言うはずはなく、糸がまったく疑うことなくそのままふたりを送り出してしまったのも当然ですよね


が、悲報を受けた糸は、自分が気づかなかったばかりに熊之助を死なせてしまったと、大層後悔したそうです。その上、そのすぐ後に産まれた長政の第一子が女児=だったことも糸を一層苦しめてしまったようです。


男児を産みとうございました!


おもわず見惚れるほどの可愛い天使を産んだというのに、光もそれをとても喜んでいたというのに、糸の顔が晴れることはありませんでした。糸はきっと、死なせてしまった熊之助の代わりの男の子を産みたかったのでしょう。


息子を失った光と官兵衛の哀しみもさることながら、この後この糸の辿る運命を思うと、なんともやるせないシーンでござった


一方、もうひとり亡くなったのが秀吉です。己の死期を悟った秀吉が官兵衛を呼び、その思いの丈をぶつけたシーンが、なんとも哀れでございました。竹中直人さん、渾身の熱演でした


わしは多くの者を殺してきた。敵ばかりではなく、かつて愛した者をもこの手で葬ってきた。それが今、わしの心を苦しめる。わし亡き後は、どうか、どうか、秀頼を守ってくれ!


震える手で官兵衛の手を掴んだ秀吉のその手を、官兵衛が静かに振りほどいたのが、なんとも象徴的でござった


「秀頼ではダメだというのか!?守ってくれぬのか!


天下というものは、それを納めるのある者が収めるべきと心得る~愚かなまでに実直な官兵衛を、どうして秀吉が罰することができましょうや。そんな、常に本質を見抜く官兵衛だからこそ、信長の死後はその息子ではなく、誰もが蔑んでいた百姓上がりの秀吉

「まごうことなき天下人の器

と見込んだ、それゆえに、今の秀吉があるのですから


「おぬしの望んだような天下人になれず、すまなかった」


官兵衛が欲していたのは決して「天下」ではなく、昔から決して変わることのない「太平の世だったのです。そして秀吉も、それが分かっていたからこそ、自分が欲にまみれてからは官兵衛や利休が煙たくて仕方なかったのですよね。それを自覚したのが死ぬ前とは~人間とはとことん愚かな生き物でございまするな


そんな秀吉を丸ごと愛して見守ってきたおねとのラストシーンもなかなかよかった。辛く苦しいことも多かっただろうに、秀吉との人生は楽しかったと、37年連れ添った伴侶を温かく送りだしたおねはやはり素敵な女性ですよね。そしておねにとっても「天下」は独り占めする物ではなく、万民のためにある物だという解釈もまた素晴らしい


秀吉崩御を受けて、三成は、朝鮮出兵を終息させるために朝鮮へと向かったそうです。家康の謀反を心配する淀(茶々)には、五大老・五奉行がいるから大丈夫だと告げていますが、この辺がいかにも甘いですよね


これはあくまでも秀吉あっての体制であり、秀吉亡き後、あの家康が動かぬはずなどない、皆がいつまでも、秀吉の寵愛を盾に権勢をふるってきた三成を黙って見ているはずもありません。三成の頼みの綱は前田利家ただ一人と言っても過言ではなかったことでしょう


~あれ?でも利家はまだ出てきてませんよね??それが予告に出てきた横内正さんなのかな


軍師官兵衛はこれからがまた大きな山場となりそうです。続きもとっても楽しみです軍師官兵衛もこれからが山場!(^^)/


軍師官兵衛 完結編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

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こん

海外ドラマが大好きで、最近は日本のドラマも楽しんでいます。タイトルに掲げた韓国ドラマは今ではかなりのマイナー志向です。ミステリーや時代劇・ラブコメに加えて「お堅い社会派ドラマ」も好みです

ドラマは大好きですが、演じている俳優(一部例外あり)などドラマの内容以外にはほとんど興味がありません。あしからずご了承ください。ちなみに~しつこくされればされるほど嫌になる射手座の女でございます(笑

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