このエントリーをはてなブックマークに追加
ブログを気に入っていただけましたらシェアしていただけると嬉しいです。いつも応援ありがとうございます
※2016年3月9日にURLを変更させていただきました。今後ともどうぞよろしくお引き立てのほどお願い申し上げます
<<11  2016,12/ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  01>>

銀二貫
 時代劇・歴史モノ

銀二貫 最終回あらすじと感想 井川屋の暖簾

木曜時代劇銀二貫もようやく最終回「井川屋の暖簾」を視聴しました。んも~おばさん、お里さん同様、最初から最後まで泣きっぱなし銀二貫、最終回のあらすじ行きますよ~(^^)/。以下、そんな涙目で見た銀二貫の最終回のあらすじでおます


「もうええお広の最期も哀しかった


そう言ってこと切れたお広に取りすがっていた真帆のもとへ、ようやく松吉が駆けつけてきました。が、松吉はただ真帆を抱きしめることしかできません


その後、お広の49日が過ぎようとしていた頃、いまだに真帆に逢いに行こうとしない松吉に、周囲の人々はヤキモキさせられっぱなしです。いったい松吉はなにをしとんのやどうして何も言わないんだっ!(>_<)


ちょうどその頃=以前の糸寒天の在庫が切れかけていた頃、ようやく半兵衛がやってきましたお待たせしました(^^)/。和助が渡した銀二貫で、以前より見事な糸寒天を作り上げて持ってきたのです


おおきにいやいやおおきにこちらこそおおきにっ!!


頭を下げ合う和助と半兵衛のお礼合戦が永遠に続くと思われたこのシーンも実に微笑ましかったですね~


わては井川屋はんの銀二貫で生き返った。お前と同じや。生きるっちゅうのはしんどいけど楽しいな


半兵衛の笑顔に自分もまたその楽しさを噛みしめていた松吉を待ち構えていたのは、まだ大きなお腹のままのお咲と梅吉でした


「この天下一のアンポンタン!なにをぐずぐずしとんのや?!何しとんねんっ!!


その迫力に負けた松吉が、約束が逢わないって約束が~~~どうしていいのかわからん逢っても何をしていいか分からん(;´・ω・)~とのたまうと、すっかり大人びた顔をしたお咲が静かにこう言います


「何もせんでええんだす。とにかく会いにいきなはれ


こうして訪ねてきた松吉を前に、真帆はお広の遺言~松吉と幸せになれ~を思い起こしていたのでしょうが、どうしても火傷のことが気になるらしく、自分は松吉にはふさわしくないのだと尻込みをしています。3年前の火事の時、自分にとって松吉がどんな存在なのかは身に沁みた~でも松吉の隣にいるべきなのは私ではない


が、松吉はようやくここで自分のなすべきことをいたしました。真帆が決して外そうとしなかった襟巻()をその手で外し、この火傷の痕は、真帆が懸命に生きてきた証だと、以前の和助の言葉を繰り返します。


「気持ち悪うないか?正直に言うて!


こわごわと、でも「嘘は許さない」という真帆のまっすぐな眼差しに臆することなく、松吉もまたついに思いの丈を打ち明けました。


何もかも 全部 いとおしいおます 心から。わてと一緒に生きておくれやす


ひしと抱き合う二人を見て、ああこれでようやく結婚だ~っ長すぎた春がようやく終わる!(^^)/!と思ったのはおばさんだけではなかったというのに、頑固で一本気な松吉は、まだまだ夫婦にはなれぬと宣言します


「天神さんに銀二貫寄進せぬうちは所帯は持ちません。それが商人としてのけじめです真帆さんも納得してくれました(^^)/


でもここからがまたなかなか楽しかったのですよね~。松吉は、玄武がくれた「故郷の小豆」と糸寒天を使って、ここから「練り羊羹」を作り上げていくのでござる銀二貫~ここからも楽しかった(^^)/


松吉は、甘いもの好きの和助が真帆の団子の餡をいつまでも上手そうに食べていたのを見て、糸羊羹と餡子のコラボ、しかも、以前の虫養いのように上に載せるだけではなく、嘉平の念願だった

「うまみを中に閉じ込める特性

を持つ糸寒天を生かし、寒天に餡を練り込めないかと考えたのです。ここはな~るほど~そう来たか、でございましたね銀二貫の集大成


そこからまたしても松吉の試行錯誤が始まりました。そこで登場したのが、老舗の和菓子屋桜花堂の女主人=お和歌(萬田久子)です。


ようやくお咲の子どもが生まれ、お咲がその息子、松葉屋(藤三郎)にとっては可愛いひ孫に自分の名前にちなんだ「藤吉」という名前をつけてくれたことを喜んだ松葉屋が、奮発しようにも手が出なかったという高級和菓子の餡ならば夢が実現できるかもしれないと考えた松吉は、大胆にも桜花堂へ出かけていき、餡を分けてもらえないかと談判するのですけれど、案の定、こっぴどく叱られて追い出されてしまいます。


「菓子屋にとって餡は暖簾とおんなじや!


途方に暮れていた松吉に、玄武の訃報が届きます。そこで松吉は、自分の故郷でもある苗村藩の小豆を使えないものかと考え、真帆に餡を作ってもらうよう持ち込んだところ、真帆がこんな提案をしてくれました


出来合いの餡で失敗したのなら、今度は先に寒天と小豆(さらし餡)を混ぜてから砂糖を加えてみてはどうか?


こうしてついに「練り羊羹」が完成しました。これを試食した時の和助の嬉しそうなことったら!


その上和助は、善次郎とともにこの試作品を持って桜花堂へ出向きます。最初は門前払いされそうだった所が、一口でいいから食べて見てくれと言われてこれを口にしたたお和歌がそのあまりの美味しさに仰天したところに、さすがは年の功の和助がまた実に上手いこと商いを持ちかけます


「この羊羹の作り方をお教えしますから、桜花堂さんはこれを皆に広めてください


最初和助は、この羊羹なら間違いなく売れると確信し、松吉に菓子屋も始めたらどうかと勧めたようなのですけれど、松吉は頑として首を縦に振りませんでした。なぜなら、松吉にとっての「商い」はあくまでも寒天屋であり、今回の練り羊羹は、その寒天を生かすための手段でしかなかったからです。その上故郷の小豆まで売れれば言うことありません。


蒸し羊羹に比べて1月は長持ちするというこの練り羊羹が爆発的に売れた結果、糸寒天も文字通り飛ぶように売れていきました。へてから3年が過ぎ~ついに井川屋は、念願の「銀二貫」を貯めることができたのです


「銀二貫の寄進、おめでとう!松吉、真帆、ついに結婚おめでとう!真帆さん、綺麗だったね~( *´艸`)


これまでの苦労がすべて実を結んだ瞬間は自分のことのように嬉しかったですね~。しかも、かねてからの約束通り、和助はついに松吉に「井川屋の暖簾」を譲ります


年老いて寝込むことが多くなった和助を、きっと日に一度は皆がああして見舞うのでしょう。でも、若主人の松吉や、今では堂々と火傷の痕を隠さず女将を務める真帆は何かと忙しく、またそのふたりの子供の面倒を見ているらしいお里さんも席を外しがちなところ、いまだに和助に仕えている善次郎が、時折和助が語りだす、いつも同じ昔話をうんうんと相槌を打ちながら聞いている様子が、まだまだ脳裏に残っています善次郎が大好きだった( *´艸`)


天神さんには長らくお待ちいただきましたけれど、最初は松吉に始まって、玄武、そして半兵衛と、この銀二貫でたくさんの人が救われ、そして生かされました。最初の頃あまりの「ケチ」、否、始末の厳しさに井川屋を逃げ出した使用人のふたりも、その後の奉公先=桜花堂で同じことを教えられて大きく成長したようです。


今ではすっかり松吉が半兵衛2世となって店の若い衆に商いの基本=始末・才覚・神信心の大切さを教えていたシーンも楽しかったですね。その声を遠くからかすかに聞きながら、今ようやく手に入れた平穏な幸せを噛みしめながらの和助と善次郎の最後の会話は、きっといつまでも忘れられないことでしょう爺様二人が抜群でした(*^^)v


松吉はわての目利きだったぞ


さすがでおます


(やっと)言わしたった!


ほんに 安うて ええ買い物だした


銀二貫~本当に素敵なドラマに大満足です。また随分遅れてしまったレビューを最後までお読みくださいました皆々様にも厚く御礼申し上げます。またいつか、このような素敵な作品をご一緒できますよう、心から願っております


へてから~♪
テンちゃんも最後までお疲れさまでございました


これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編

いつも変わらず応援いただきましてありがとうございます

こちらの関連記事は銀二貫のレビュー一覧」でお読みいただけます

銀二貫
 時代劇・歴史モノ

銀二貫 あらすじと感想 第8話 追いかけてきた過去

木曜時代劇銀二貫の第8話は「追いかけてきた過去」です。予告を見た際、また仇が何か因縁をつけてきたのかと心配でたまらず、つい先週も真っ赤な右目を抑えてついつい覗き見してしまったほどでしたが、そうではないと分かってからは、じっくり両目でドラマを堪能できるまでひたすら我慢しておりました。物悲しくはあったけれど期待通りの素敵なエピソードに大満足です。実はまだ最終回も(もったいなくて)見ておらず、随分遅れたレビューではありますけれど、簡単なあらすじ(ネタバレ)をまとめさせていただきました銀二貫のあらすじ行きますよ~(^^)/


今ではすっかり商人となったはずの松吉の前に、あの建部玄武が現れました。松吉こと鶴乃輔の命はあの銀二貫で買ったはずだというのに今さら何をと思いきや、何と玄武は、今になって仇討が過ちだったと告白しにやってきたのです。何でも鶴之助の父=彦坂数馬が玄武の父である建部を斬ったのは、家老の不正を告発しようとした数馬の口を建部が塞ごうとした際の不可抗力だったようなのです。


しかも、玄武は仇討をする前にこの事実を知っていたというのも驚きでした松吉が可哀想すぎる(;O;)。どうやら数馬に夫を殺された玄武の母=美津が、怒りのあまり、玄武を仇討に駆り立てたそうです。そこで玄武もまた、本当のことを言えずに仇討に出かけてきてしまったのだとか


そんな自分を情けなく思っていた玄武でしたが、幼い頃からの父との思い出がその罪悪感を吹き飛ばしたそうです。たとえ、不正を見逃すような父であっても、自分にとってはかけがえのない父親だった


今では胃翻(胃癌)を患って、その命も長くないという玄武の言葉はでも、そっくりそのまま松吉に父との思い出を呼び起こしました。言葉づかいから姿勢、ものの考え方に至るまですっかり商人になりきっていたつもりでも、やはり心のどこかにあるゴロンとした塊を拭い去ることができなかったという松吉に、和助は、初めて出会った時に松吉が持っていた刀を渡しています。


はたして松吉はその刀で、目の前で罪を告白した玄武を斬ることができるのでしょうか?仇討するつもりか?


あの時和助から銀二貫を受け取ったのは、何もかもから逃げ出したかったから~玄武はそう続けました。父の悪事から、母の願いから、そして、目の前に小さな手を広げて数馬を庇って立ちふさがるまだ幼い鶴乃輔のまっすぐなまなざしから、逃げ出してしまいたかった。


恥ずかしさや情けなさで一杯になりながら、雪の上を這いつくばって受け取った銀二貫は、でもその後、思いがけない使い方をされたそうです。玄武はずっとこの金に手を付けることができず、2年ほど放浪生活を続けた後、故郷に帰って死のうとしたのだそうです。


がその頃故郷の苗村藩は既にお取潰しになっており、藩士たちは皆農民となっていたそうです。でもその地はひどい荒れ地だったため、何を作っても上手く実らなかったのを、玄武が持っていた銀二貫が救いました。これでこの枯れた土地に水を引いた結果、数年後には、毎年たくさんの米と小豆の実る豊かな土地に生まれ変わったそうです。そう、番頭はん松吉を買った銀二貫は大勢の人の役に立ったんどすえ良かったね~番頭さん♪


こうして玄武もすっかり百姓として生きていく決意をしていた頃、たまたま井川屋の近くに商いの話で出てきたのが、1年前の「あの日」だったそうです。その日「井川屋」という看板に目を止めた玄武が、鶴乃輔を思って店に目をやっていると、そこから出てきた松吉が、東の方を向いて手を合わせたのだそうです。そう、その日は17年前、玄武が数馬を斬ったその日だったのです


これで玄武の心が決まりました。今目の前で眠っている我が子同様幼かった鶴乃輔から父を奪った自分には家族とともに幸せに暮らす資格は無いのだと、この命は鶴乃輔に差し出さねばならぬのだと、その覚悟で今回井川屋を訪れたのだそうです。


そんな玄武に、松吉はあの刀を突き付けんばかりにしてこう尋ねました。あなたは武士を忘れ百姓になれたのか?と。


が、玄武も松吉と同じように辛い日々を送っていたそうです。ずっと心の中にゴロンとした塊を抱えていた。あなたの目が忘れられなかった、という玄武をどうして松吉が責めることが出来ましょうや玄武もまた同じように苦しんできたのです


わては大阪・天満の商人だす。商人は力で物事を解決しようとはいたしませんだから仇討などいたしません!( `ー´)ノ


松吉に許された玄武が、故郷で穫れたという小豆を置いていってくれたのもよかったですよね。あの小豆と糸寒天なら、さぞかし美味しい虫養いができることでしょう、などと考えたのはおばさんだけでございましょうか


こうしてようやく「自分」を確立した松吉に、やっと「ご縁」が巡ってきました。真帆の養母=お広の病が悪化したのをきっかけに、ようやくお広が、真帆に自分自身の幸せを見つけるようその背中を押してくれたのです真帆が可哀想だったな~(;O;)


松吉さんを呼んできて!!


自分の最期を悟ったお広がそう叫ぶのを聞いて、歩くのもしんどそうなほどにお腹の大きなお咲が一生の一大事とばかりに井川屋に走っていった姿が忘れられませんお咲が健気で泣けてくる(;O;)


もちろんここでお広もともに元気でいられればそれに越したことはなかったけれど、最愛の娘=おてつを失った悲しみは、たとえ真帆がいてくれても、やはり心のどこかにはゴロンとした塊として残り、決して消え去ることはなかったのでしょうし、それに真帆がいてくれたからこそ、ここまで生き延びることもできたのかもしれませんものね手放してくれてよかった


真帆と松吉の行く末を案じていたお咲が、お腹の子どもに向かって言った言葉もお広を促してくれたようです。この子が、自分といられて幸せだったと思えるような母親になりたい、って。


「お母ちゃんと一緒にいられて幸せだったか?私はおまえといられて幸せだった今度は松吉さんと幸せにおなり


さ~いよいよ松吉と真帆にも幸せが訪れる時が来るようです銀二貫が楽しみどす(^^)/銀二貫~これで来週中にはゆっくり最終回が楽しめそうです


これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編

いつも変わらず応援いただきましてありがとうございます

こちらの関連記事は銀二貫のレビュー一覧」でお読みいただけます

銀二貫
 時代劇・歴史モノ

銀二貫 あらすじと感想 第7話 糸寒天の味

木曜時代劇銀二貫の第7話は「糸寒天の味」です。これもまた実にええ話でおましたな銀二貫のあらすじ行きますよ~(^^)/。金曜日は心温まる人情話からガッツリミステリーまで幅広く語れて幸せでござる。以下簡単なあらすじ(ネタバレ)どす銀二貫のテンちゃんが可愛すぎ( *´艸`)


今回松吉はついに「腰の強い夢の寒天作りに成功いたしました。松吉が、あまりに根を詰め過ぎて倒れてしまったある雪の日の夜の事、半兵衛たちは「普通の寒天」を取り込むのに大忙しで、松吉の「糸寒天」は3日間野ざらしのままだったのだそうです。が、これがまさに災い転じて福となす~の例え通りで、雪が寒天をじっくり冷やしてくれたため、これまでにない、腰の強~い歯ごたえのある寒天が出来上がったそうです


かと言って、そうそう毎日雪は降らんということで、松吉は氷を削り、雪の代わりにそれを振りかけて寒天を冷やしたようです。先週の予告で松吉が削っていたのは、寒天じゃなくてだったのです。


こうしてついに理想の寒天を作り上げた松吉は、この寒天を手に井川屋を訪ねました。本来なら、素晴らしい寒天を完成させての凱旋帰郷で祝われても良いはずなのに、和助の制止を振り切って飛び出したという負い目があるため、松吉の顔は終始曇りっぱなしです


「この寒天を一口食べてみてください!そうしてくだされば、わてはもう二度と井川屋に足を踏み入れません!」


こちらもまた苦虫をかみつぶしたような表情を崩さなかった和助でしたが、さすがにこの寒天を食べては黙っていられません。これをあんさんが作ったのか!?


和助が寒天を認めてくれたと悟った松吉が、この寒天の作り方は半兵衛が知っているから、是非商いをしてほしいと、そそくさとその場を後にしようとすると、ついに和助が引き留めます


「それだけか?他に言うことはないのか?


またしても自分の不忠を責められたと思った松吉は、再び必死に謝ります。どうしてもこの寒天を作りたかったんどす。ご命令に背いて本当に申し訳ありませんっ!!こんなアホをどうか許したって下さい!


これまでずっと仏頂面を崩さなかった和助がようやく「松吉」と名前を呼び、

「お帰りやす

と声を掛けてくれた時には、おばさんまで泣きそうでした。お里さんにお咲、そして梅吉の3人が、和助がいつ許してくれるのかハラハラドキドキして見守っていました(;O;)、ほんまに食いつきそうな顔で心配していた様子が忘れられません。ついに許された松吉の笑顔も、その松吉をこの上なく温かい表情で見つめていた半次郎の顔も、記念に残しておきたいほどですええ顔どしたな~( *´艸`)


「これでようやく嘉平さんと真帆さんの夢が叶えられたな


この後は文字通りとんとん拍子に事が運んでいきました松吉大手柄(^^)/。松吉の作った糸寒天は、そこにあんこを添えた「虫養い」と名付けられ(虫抑えと同じ意味ですかね)、小腹がすいた時に食べるにはピッタリのスイーツとなりました。店先で無料で振る舞われたことが口コミとなって、糸寒天は飛ぶように売れていきます


でもなぜか松吉は、真っ先にこれを食べさせたいはずの真帆には届けなかったようです。もう二度と会わないと言われたのを真面目に信じて我慢しているのもまた松吉らしい律義さです。その真帆も評判を聞きつけてこの糸寒天を食べ、心から松吉に感謝していたようです。


が、ここで今度は井川屋の近くで火事が起きてしまいました。この火事で天神さんは焼けてしまったそうですが、井川屋はなんとか難を逃れます。まあ信心深い善次郎にとっては、天神さんが焼けてしまったことの方がショックだったようですけれど辛い時は笑えなんて言えません(;´・ω・)


真帆もまた、天神さんが焼けたと聞いては居ても立っても居られません。松吉は果たして無事だったのかと駆けつけてきて、無事も無事、のんびり現れた松吉を見てはもう、むしゃぶりつかずにいられません


「よう生きててくれたな。松吉!!無事でよかった


松吉もまた嬉しくておずおずと真帆の背中に手を伸ばしていたその頃、当の本人=松吉との縁談に心躍らせていたお咲が、この二人の姿を目にしてしまいますやっぱり松吉っとんは真帆さんが好きなんやっ!!


「この縁談、なかったことにしておくれやす


松吉に断られる前に断らずにはいられない女心が健気どしたな。もっとずっとイイ男と結婚して、子どももたくさん産んでやる!!


もしかしてお咲は梅吉と~~などというおばさんの妄想はあっさり裏切られ、その後山城屋に養子に入った梅吉は美人でふっくら安定感のある八重と、そしてお咲も宣言通り、どこぞのええ男と、それぞれ所帯を持ったようです


テンちゃん曰く3年が過ぎた今、梅吉は前後に(おんぶにだっこ)女の子を抱え、お咲ははちきれんばかりのお腹を抱えてのこの会話も楽しかったですね~このふたりお似合いなんだけどな~(;´∀`)


あのふたり(真帆と松吉)は何の進展もしてないらしい。ここはわてら2人が何とかせなあかん聞いてるか~梅吉っとん!


お咲がそんな風に話しているというのに、子煩悩な梅吉はさっぱり理解していません。昔、アホだなどと思ったことが無いと(お咲が)言った梅吉だけど、実はホンマのアホだったんか、とぼやくお咲が可笑しすぎでした。お咲の眉が剃ってあったのもいかにもリアルでしたね


こうして順風満帆だった井川屋はついに念願だった「銀二貫」を貯め、これでようやく天神さんに寄進ができると喜んでいた矢先、またしても魔の手が忍び寄ります。以前、井川屋が取引していた美濃志摩屋の二代目が「糸寒天」のことを聞きつけ、その利益を横取りしようとした上に、それが叶わないと知ると今度は、半兵衛が取引している天草採りの漁師を脅し、丹後から天草が届かんように手を回したのだそうです


半兵衛からこの話を聞かされた和助と善次郎のうち、善次郎がこっそり和助に目配せをしたシーンもまた良かったですよね。半兵衛を助けるために何とか資金を援助したいと考えた和助の気持ちをいち早く善次郎が汲み取って、あの「銀二貫」を使うよう、和助を促してくれたのです。おおきに番頭はん、おおきに


これだけあれば伊豆の寒天を手配できるやろ


半兵衛が新しい天草を手に入れるまで、今度は和助にも虫かご作りを手伝ってもらうと笑った善次郎は、やっぱりかなりのオトコマエですよね~。また惚れ直してしまいました


商いとは、神信心と才覚、始末、のみならず、人を信じて行う投資でもあるのですね。昔、同じ銀二貫が松吉を助け、その松吉の糸寒天で新たな銀二貫を貯めるまでになったのが、今度はその銀二貫が半兵衛を助けた


さて来週は、その松吉の仇=建部玄武(風間俊介)が再登場するようです。またしても松吉の心には武士の心が宿って復讐心が燃え上がり、また、真帆の養母=お広も、どうやらあまり長くないようです


それでなくても不器用な松吉と真帆ですから、なかなかすんなりハッピーエンドとは行かんのでしょうが、最後はきっと天神さんと松吉の両親、そして嘉平さんが助けてくれる~そう信じていて見守っていきたいです。銀二貫は来週の放送もとっても楽しみでございまするね銀二貫が楽しみです(^^)/


これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編

いつも変わらず応援いただきましてありがとうございます

こちらの関連記事は銀二貫のレビュー一覧」でお読みいただけます

銀二貫
 時代劇・歴史モノ

銀二貫 あらすじと感想 第6話 ふたりの夢

木曜時代劇銀二貫の第6話は「ふたりの夢」です。これまた実に泣かせる話でございました。以下早速簡単なあらすじ(ネタバレ)です銀二貫のあらすじ行きまっせ~(^^)/


おばさんが前回想像していたのとは異なり、松吉は井川屋の皆から温かく送り出されて寒天場へと向かいました。嘉平の供養のために「腰の強い寒天を作る」という松吉の願いは皆の願いでもあったからです。それはもちろん、テンちゃんも一緒でござる


松吉が半兵衛の下で懸命に寒天の改良に励む一方で、井川屋の皆もそれぞれに苦労をしておりました。年が年なだけに致し方ないとはいうものの、和助はしょっちゅう膝が痛いと養生が欠かせず、その和助を助けようとした善次郎もまた、こちらはぎっくり腰になって寝込んでしまいます。


この年寄り2人を支えていたのが(3人やありまへんで)、一人残された丁稚の梅吉でした。が、この梅吉も実は山城屋から養子にほしいと請われていたようなのに、松吉の、否、皆の夢が叶うまでは待ってほしいと内緒にしていたようなのです


松吉が寒天場に行ってから迎えた最初の春、半兵衛は「これまでにないほどの上質な寒天」を作り上げました。が、それは普通一般の寒天であり、嘉平の望んでいた

「里芋を包み込めるほど腰の強い寒天」

はまだまだできそうにありません。松吉は腰を強めるために(水分をより多く飛ばすために~かな)寒天をところてん状にして干すことを思いついたのですが、そうして出来上がった寒天は、今度はお湯にも溶けません


~ああだから来週はこれを雪のように削っていたのですね


が、これでとりあえず井川屋が売る寒天は手に入り、井川屋は再び昔の活気を取り戻していきます。春から秋にかけては松吉も店に戻ってきており、梅吉とふたりで寒天を売るのに大忙しです


そして秋が来ると松吉はまた寒天場へと出かけていきました。テンちゃんナレーションが「2年が過ぎた」と言う前にも何回か冬が過ぎていたようなので、少なくとも3~4年は経っていたのではないでしょうかね~。何度やっても失敗を繰り返してきた松吉はついにはすっかり絶望してしまいます。そんな寒天を作ること自体が無理やったんや。もう寒天場には行かないっ!!


自棄になってそうわめく松吉を梅吉が慰めようとしますが、自分のことで頭が一杯な松吉に、梅吉の言葉は届きません。それどころか松吉は、厳しい寒天場の仕事を知らない梅吉を責めてしまうのです。おまえに俺の辛さが分かるかっ!?


こう言われては梅吉も黙っていられません


和助も善次郎もお里もお咲も、そして自分も、皆松吉が店にいたほうがどんなに楽かしれない。でも、和助は痛い膝を我慢し、善次郎も効かなくなってきた体を押してこらえ、お里は皆を支え、お咲にいたってはなれないベキ車を押してまで懸命に皆を助けてきたおまえだけが辛いんやないっ!


それもこれも、お前が辛く厳しい寒天場で、皆の夢を叶えようと頑張ってくれていると思えばこそなのに、どうしておまえには皆の気持ちが分からないんだ?おまえは所詮、いつまで経っても「自分本位のお侍」なんだっ!!俺だって養子に来てほしいと言われてるのに誰にも言えないんだぞ!


梅吉が松吉を叱りつけているのを、皆がそれぞれの居場所でもって、黙ってじっと聞いていたのがまた印象的でしたよね。ここでそうだそうだと声を合わせるでもなくああして黙っていたのは、梅吉の気持ちももちろんだけど、実際に苦労してきたのにその苦労が実らなかった松吉の気持ちを思いやってのことなのでしょう


その後、和助自らお里を伴って、真帆(てつ)の団子屋へ出かけていきます。


うちの丁稚に食べさせたくてやってきました。新しい寒天作る言うて毎年毎年寒天場に通っていたのが、どうにも難しいようでとうとうできずじまい、来年からは行かないと言いだしましたのや


えらいすんまへん。堪忍しておくれやっしゃ。


今井川屋で、嘉平の望みを叶えられるとしたら松吉しかおらず、その松吉がダメだと言うなら、自分が代表して頭を下げるしかないと、和助は真帆に謝罪にやってきたのです。実際、松吉もこっそり先に来てはいたのですが、どうにも言い出せずに逃げ帰ってしまったようです。


ところがそのほぼ1年後にまた火事が起きてしまいました。しかもまた真帆の住んでいる地域です


真帆を案じて駆けつけようとする松吉を皆が必死で止めました。あかんっ!!おまえにいなくなられては困るんや!!


どうしていつも真帆ばかり~そう嘆いていた松吉を、真帆もまた案じていたようです。松吉はきっとまた自分を心配しているに違いないと考えた真帆は、その無事を知らせるために、いつも首に巻いていた布を、井川屋の柱に結び付けていきました


こうして真帆の無事を知った松吉は、再び居ても立っても居られなくなります。やはりどうしてもあの寒天を完成させなければっ!それこそが自分の使命なのだっ!


こうして松吉がその決意を皆に話した時の反応が、先週の予告にあった和助の台詞だったのです。もう二度と井川屋の敷居をまたぐでない。作ると言ったり辞めると言ったり、また作るというような性根の座らぬ人間はさっさと出ていけっ!!


それでも松吉の決意は変わりません。一度きりの人生、目指す寒天が出来なければ一生後悔するからと、今度こそ覚悟を決めたようです。


でもその松吉の気持ちは、皆も痛いほど分かっていたのだと思います。その皆を代表して、お里が翌日の朝早くに発とうとした松吉に握り飯をこしらえてくれて、温かいうちに一つでも食べろと差し出したのもまた良いシーンでしたよね。松吉が寒天場へ行く話を切り出したのが前日の夕飯時だったため、松吉は、そして皆も同じでしょうが、夕べから何も食べていないはずだからです


行て参じます


今ではまったく自然に出るようになったこの言葉を口にした松吉に、お里がこう声を掛けたシーンが泣けましたね~。


早う帰り。どうか どうか 早う帰り。


あ~松吉に是非「夢の寒天」を作らせてあげたいな~。お里曰く、こちらも皆の念願だった銀二貫もそろそろ貯まりそうだと言いますのにね。その時には是非皆で一緒に昔の苦労を笑い合えたらいいですのにangel


銀二貫は来週の放送もとっても楽しみでございますねangel onpu


これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編

いつも変わらず応援いただきましてありがとうございます

こちらの関連記事は銀二貫のレビュー一覧」でお読みいただけます

銀二貫
 時代劇・歴史モノ

銀二貫 あらすじと感想 第5話 最後の約束

木曜時代劇銀二貫の第5話は「最後の約束」です。これまた実にええ話でございました銀二貫が面白い(^^)/。以下早速あらすじ(ネタバレ)行かせていただきます銀二貫のあらすじ行かせていただきます(^^)/


美野島屋の寒天をすべて売りつくしてしまった井川屋では、皆が皆、それぞれにできる内職をして生計を立てているようです。きっと、ホントは心優しい番頭はんが鬼となって貯めた銀一貫ですから、できるだけ減らさんとこうと皆が頑張っているに違いありません


内職のことが知れたら信用にかかわると、毎日頬かむりをして仕事に励んでいた松吉は、偶然再会した真帆のことが忘れられません。やっぱりあれは夢だったんやろか?


一方、美野島屋で働いていた職人の半兵衛が、井川屋を訪ねてやってきます。なんと半兵衛は独立して寒天を作り始めるそうで、実際に出来上がったらまた井川屋と商いがしたいと、わざわざ足を知らせに来てくれたのです


こうなると、日々の内職にも張りが出てくるというものです。嫁ぎ先で子供が産めずに追い返されたと今回明かしたお里が、そのお里に代わって子守唄を歌っている番頭の善次郎に楽しそうにこう言ったのには大笑いでした善次郎とお里はお似合い( *´艸`)


子守をしている時は「優しい顔」で歌うてあげておくれやすそんな顔じゃ子供が可哀想だす


「何べんも言うてまっしゃろっ!!子どものときからこんな顔だす


善次郎のこのセリフと表情には吹き出さずにはいられません


可哀想にその怒鳴り声に赤ん坊はすっかり泣きだしてしまいます。背負っているのだから「顔」は関係あらへんのに~お里さんもいけずやわ~。でもこの二人、結構なかなかお似合いですよね


また、以前井川屋が店によって品物の質を変えていると不満を言ってきた山城屋では女将さんが寝込んでいるそうで、早速梅吉が手伝いに行っています。自分のところも苦しいというのに、困った人には積極的に手を差し伸べる人情も見ていて気持ちがいいですね


そして梅吉はここで優しい女将さんから美味しいと評判のお団子を頂いてくるのですけれど、これを一番最初に食べた「甘いもの好き」の和助が下手な芝居をしてみせたのも可笑しかったですね~。


「あかんっ!こんなもの、皆には食べさせられへんっ!!


そんなに不味かったのかとすまながる梅吉はまだまだ修行が足りません。もちろん、

「美味しかったから、誰にも渡したくない

が正解です。


そしてこの団子が思わぬ機会を運んでくれました。この美味い団子を作っていたのが、真帆の命の恩人で今は養母となっているお広その人であり、団子が美味かったため、わざわざ買いに出かけてきた松吉が、お広の側で手伝っていた真帆を見つけます


でも真帆は決して自分が真帆家の真帆とは認めず、お広もまた、真帆は「てつ」といって自分が産んだ娘なのだと言い張りました。


それでもしつこく食い下がってくる松吉に根負けした真帆はついに井川屋を訪れ、自分が「てつ」となった訳を話し始めます。


あの火事の日、嘉平は真帆を庇って亡くなってしまったそうです。そんな嘉平にいつまでも取りすがって泣いていた真帆は、同様に、こちらは娘の「てつ」を失ってその場を離れられなかったお広に助けられ、大切な人を失った者同士、肩を寄せ合ってこれまで生きてきたのだそうです。


養女になったのならなったと言ってくれたらよかったのに


そんな松吉の言い分ももっともではありますが、真帆は、その首にひどい火傷を負ったことをとても気にしているようで、自分はもう「嬢はんと呼ばれるような真帆ではない、団子売りの娘のてつ、として生きることで、昔の自分に決別するのだと固く決意していたらしいのです。特に真帆はずっと松吉が好きだったから尚更です。


今の時代だったら、そんなこと気にしちゃいけないと即座に言ってしまうところですが、当時はやはりそう簡単には割り切れなかったのでしょうね。自分に罪があるわけじゃない~むしろ被害者の真帆が、そこまで自分を追いつめているのがなんとも気の毒で泣けてしまいました真帆が可哀想だな~(;´・ω・)


そんな真帆に、和助や善次郎は「無事でいてくれて本当に良かった。生きていてくれてありがとう」と言いました。特に善次郎は、自分が昔失った嬢さんのことを思い出しているのだろうと松吉が言い添えると、ようやく真帆の顔がぱあっと明るくなります。


火事の後、初めて生きててよかったと思うことができたいつかきっと心からそう思える日が来るといいね


真帆でいるのは今日が最後。明日からは「てつ」として生きていくから、今後は道であっても決して声を掛けてくれるなと言い切った真帆は、松吉もまた「鶴乃輔」を捨てて松吉になった経験から自分の気持ちが分かるだろうと続けます。


松吉が生きるために名を捨てざるを得なかったように、真帆もまた「てつ」にならねば生きていけぬほど深く深く傷ついているのですね。火傷の痕もそうだろうけど、自分のために命を落とした父への申し訳なさもあるのでしょうか。嘉平こそ、誰よりも真帆に幸せになってほしいと願っているだろうに。


そして松吉は、亡くなった嘉平のために、嘉平の念願だった「腰の強い寒天」を作る決意をしたようです。そんな寒天が出来たらお父ちゃんの供養になると真帆がニッコリ笑ってくれたからです。


来週は、半兵衛の下での寒天づくりを決意した松吉が、半ば追い出されるように?井川屋を出ていくようでしたが、見事理想の寒天を作ることができれば、皆にも分かってもらえるはずです。それとも、まだ始めたばかりの商売で身を削ることになる松吉を心配しての親心なのでしょうか。


見終わるといつの間にか温かい気持ちで笑顔になれる銀二貫は、来週の放送も今からとっても楽しみでござりまする銀二貫が楽しみです


これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編

いつも変わらず応援いただきましてありがとうございます

こちらの関連記事は銀二貫のレビュー一覧」でお読みいただけます

銀二貫
 時代劇・歴史モノ

銀二貫 あらすじと感想 第4話 さまよう心

木曜時代劇銀二貫の第4話は「さまよう心」です。これまた実に良いエピソードでございましたね~。以下早速あらすじ(ネタバレ)です銀二貫のあらすじ行きまっせ~(^^)/


その昔、天神さんを火事が襲ったのと同じ日に、真帆家は全焼してしまいました寝込んでいたから逃げ遅れたんかな(;O;)。火元とは川を挟んでいた井川屋は皆無事でしたが、松吉は数日たっても行方が知れない嘉平や真帆のことを思うと仕事にもサッパリ身が入りません。仕事が終わるとすぐに毎日のように二人を捜しに出かけては、自分もまたすっかり憔悴してしまいます。


「もう気持ちを切り替えて働くしかない。消息の分からん人は諦めるしかありまへん


善次郎のこの言葉にむかっ腹を立てた松吉は、捨て台詞を残して店を飛び出してしまいます


「人間の命より寒天の方が大事なのかっ!!


善次郎は、いつまで経ってもご寄進ができないでいるから、天神様が怒って天罰を下したと言い、これからの不幸を防ぐためにも、今自分たちにできるのは、とにかく金を稼いで「銀二貫」きっちりご寄進することだと信じて疑わないのです。それもこれも、善次郎は昔やはり大火事で大切な「嬢さん」を亡くしたことがあるからなのだとか。


当時は他の店で丁稚奉公していた善次郎は、その火事で職を失い、まさに必死の覚悟で伏見の寒天場で働いていたのを和助に引き取られて井川屋にやってきたのだそうです。


自分の信心が足りないばかりに大切な人を死なせてしまったと、善次郎は大層悔いていたようです。ああだから善次郎はあれほど「銀二貫」にこだわるのですね。何せ銀一貫という金額は~後に明らかになりますが~井川屋の5人全員が2年はゆうに暮らせるほどの金額だそうですから


飲まず食わずで嘉平たちを捜し疲れて、焼け跡に倒れ込んでいた松吉を、我先にと背負って帰ってくれた善次郎は、ああ見えてなかなか優しい人物なのです。しかも実に「オトコマエ」だったことも今回めでたく判明します


この5年後、今度は京都が火事になり、伏見の寒天場=美濃志摩屋がすっかり焼けてしまうのですけど、それでそこのご主人がすっかり気落ちしてしまい、店をたたむと決意してしまうのです。


年寄りたちでは心もとないからと、ひとりで伏見へ様子見に出かけた松吉が和助と善次郎はセットで「年寄」扱いです( *´艸`)、そこで職人の半兵衛に再会し、

「生きていてよかったな=生きている意味を見つけたようだな

と声を掛けてもらったのがまたよかったな。5年前、消息不明になった真帆に「死ぬ気で働くと誓った松吉は、いまだに「しゃんとした背筋」は治らんものの、それを

「誇りある商人の姿が好もしい

と言ってくれる人も現れました。それがいつも善次郎と口げんかの絶えない乾物屋=松葉屋藤三郎(団時朗)の孫娘のお咲(浦浜アリサ)です。


それでも「へえ」は自然に出るようになった松吉でしたが、「侍の心」はまだまだ捨てきれなかったようです。


なんと真帆家の跡地に、嘉平の弟子だったと言う男が店を構え、嘉平の作った「琥珀寒」を売り出したそうなのが、それが嘉平のそれとは比ぶべくもないほど不味くてしかも高いと聞かされた松吉は途端に我を失ってしまいます


「侍になってる!!松吉、あかんっ!!


幼い頃からずっと松吉を見てきた梅吉のこの言葉が可笑しかったですね。そうそう、力で解決しようとするのはお侍のすることで、商人は、知恵と才覚で万事対処せなあきません


こうしてなんとか平静さを取り戻した松吉でしたが、やはり一目その「エセ琥珀寒」を見ておこうと出かけていったその先で、思わぬ出会いが待っていました。なんとそこには既に、そこの琥珀寒を悪しざまにけなしていた女性がおり、その女性こそ、松吉が毎日無事を願わぬ日は無かったであろう真帆、その人だったのです


が、真帆はその首にひどい火傷の痕が残っており、頑なに松吉を拒みました。きっと首だけではなく、体中ひどい火傷を負ったのでしょうね。命があっただけでも幸いでしたが、年若く美しい真帆が、見た目の火傷以上に深くて酷い傷を心に負ってしまったことは決して想像に難くありません


お咲も可愛くてなかなか好感が持てましたけど、すっかり心を閉ざしてしまった真帆がまたいかにも対照的で胸が痛むところです。そのお咲もまた自由奔放に見えて、実は誰にも理解されないことを苦しく感じていたようです。


来週はその真帆が井川屋を訪ねてきていたようでしたが、いったいどうなるのでござましょうか。


そうそう、肝心の善次郎のオトコマエぶりについても語っておかねばなりません


なんとですね~善次郎は「鬼」と呼ばれ続けながらも既に「銀一貫」を貯めこんでおり、今回、美濃志摩屋に気前よくその半分を「見舞い」に差し出した上に、残りは

「和助が納得のいく上質の寒天」

が手に入るようになるまで閉店する間、皆の生活費に充てると宣言してくれたのです。それもこれも、和助が若い二人を他の店に行かせようとしたのをこの二人が断って、

「内職でも何でもします」「どうかここに置いてください

と必死に頼み込んだ姿を見たからなのだと思います番頭はん、優しい~


わてには帰る里がありません。旦さんにここへつれてきてもろてわてにはここしかありまへん。皆さんを身内のようにお慕いしとります。どうか、どうか一人にせんといてください半兵衛に帰る故郷はあるけど自分にはない(;O;)


和助となら心中してもいいけれど、善次郎は、3間離れたところで首をくくれ番頭はんとはいやどすなどと悪態をついていたお里も、この粋な申し出で善次郎をすっかり見直してしまったようです


番頭はんかっこよろしいわあ!


今頃気いつきましたんかとニンマリする善次郎が素敵過ぎ~楽しすぎでございました


木曜時代劇「銀二貫」は来週の放送もとっても楽しみでござりまするね


これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編

いつも変わらず応援いただきましてありがとうございます

こちらの関連記事は銀二貫のレビュー一覧」でお読みいただけます

韓ドラおばさんのブログへようこそ

耳寄りなお知らせ

2016年10月末現在では1~7(最終シーズン)まで視聴可能です♪

視聴中のお勧めドラマ情報

コメントをお寄せ頂く前に

  • コメント及びトラックバックは承認制です。販売・勧誘目的、ネチケット違反、記事内容にほとんど言及のないコメントやトラックバック等は、こちらの判断で掲載をお断りさせて頂く場合がございます。韓国ドラマに関してはそのほとんどが「カット版」です。記事より先の話題やカットされた話題等についても余程のことが無い限りご遠慮くださいますように(でも楽しい話は大歓迎♪)。これは原作がある他国のドラマについても同様です。またHNが記載されていないコメントは掲載をお断りさせて頂いております。感動の共有はいつでも大歓迎ですが、ここはあくまでもおばさん個人のブログであってドラマの掲示板ではありません。個人の感想をお寄せいただく際も、一旦はこちらの投げたボールを受け止めて頂けましたら幸いに存じます。読み逃げ=読むだけ、まったく問題ございません(笑。尚拍手コメントへのお返事は、もう一度拍手ボタンを押すことでお読みいただけます。24時間以内であれば2度目の拍手はカウントされませんのでお気軽にご利用くださいませ(^_-)
  • 特に初めてお訪ねくださった方にお目を通していただけますと幸いです→: ドラマのブログを書く際におばさんが特に注意している点♪

advertisement(^^♪

おばさん(こん)のプロフィール

こん

海外ドラマが大好きで、最近は日本のドラマも楽しんでいます。タイトルに掲げた韓国ドラマは今ではかなりのマイナー志向です。ミステリーや時代劇・ラブコメに加えて「お堅い社会派ドラマ」も好みです

ドラマは大好きですが、演じている俳優(一部例外あり)などドラマの内容以外にはほとんど興味がありません。あしからずご了承ください。ちなみに~しつこくされればされるほど嫌になる射手座の女でございます(笑

ブログは、時にあらすじを語ったり辛口な感想を書いたりと統一されておりませんが、とりあえず「言いたい放題」言わせて下さいませ。最終回まで視聴したドラマは必ずどこかにその感想を付記しています。また記事で使われているイラストの中にもおばさんのつぶやきが隠されています。余裕のある方はどうぞそちらもお楽しみくださいませ

ドラマのレビューはネタバレが多いです。ほとんど「○話」と明示していますのでどうぞご注意くださいますように

でも誠に勝手ながら「コメントでのネタバレ」はくれぐれもご遠慮くださいね。せっかくの楽しみが半減しちゃうので

また「感じ方は人それぞれ」なので、たとえ直接的なネタバレではなくとも~その辺は重々ご配慮いただけますと助かります=ネタバレ一切お断り!ということです

もしこのブログをお探し頂く際は、「韓ドラおばさん」で検索していただけますと簡単です。でも「韓ドラおばさん」と名乗っているのはこのブログとTwitterだけです♪(2009年7月1日より)

視聴ドラマ一覧リスト♪

視聴ドラマ(ジャンル別)

ジャンル名の左にある+ボタンを押すと詳細をご覧いただけます

目指すドラマは見つかりました?

カテゴリーにないドラマ名や
登場人物の役者名探しなどなど
どうぞお役立てくださいマセ♪

Twitterで更新をお知らせします

ブログの更新情報をいち早くお届けしています。ドラマのプチ感想や視聴予定ドラマのお知らせなどもつぶやいていますが、メインはあくまでもブログです

コメントありがとうございます♪

QRコード(携帯でもみてね♪)

QR

amazonで何かをお探しなら♪

DVDやOST、書籍などをお探しの際は是非こちらをご利用ください♥

ねこ時計

足跡の右隣「ねこ時計」の文字を
クリックしてみてください

RSSリンクの表示

おばさんのangel(みぃ)

可愛い可愛いアタイの天使いつまでもいつまでも一緒だよ
オンラインカウンター
現在の閲覧者数:
advertisement(^^♪2
Twitter こんのつぶやき(^^♪
人気記事アクセスランキング