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インス大妃
 時代劇・歴史モノ

インス大妃 あらすじと感想一覧(全60話)

インス大妃(全60話)


チェ・シラさん主演の韓国ドラマ・【インス大妃】もだいぶ前に見終わっていますkaeru


このブログでは、PCでご覧になられる方には、それぞれのカテゴリーから、ある程度の一覧をご覧頂けるようにしてあるのですけど、スマホ用のテンプレートではおばさんの知識不足によりそれが設定できないため、一覧リストが必要だと言うことに最近気づいた次第です


あらすじと銘打ってあるとはいえ、どのみち大したことは書いてないんですけど、お目を通してくださる方がひとりでもいらっしゃれば嬉しい限りなので、これもまた、一覧リストを作っておこうと思いたちました


この「インス大妃」という人物に関しては「王と私」や「王と妃」で既に視聴済みでしたが、この「インス大妃」が最も史実に忠実、かつ好ましく描かれていたような気がします。世宗大王亡き後の癸酉靖難から、世祖の治世、そしてその子=睿宗から孫の成宗に至るまでの朝鮮王室の様子が、インス大妃の視線を通して分かりやすく描かれていたのもとても勉強になりました


また、若き日のインス大妃=ジョン(ハム・ウンジョン)や、その夫のトウォン君(ぺク・ソンヒョン)が、実に爽やかだったのも大いに好感が持てました。このふたりがいたからこそ、(ふたりが消えた)後半のしんどい展開にも耐えられたのかな、とも思うほどです


終盤は、御他聞にもれず、あの廃妃ユン氏から燕山君にかけて、このふたりの目を覆わんばかりの残虐非道な振る舞いにはウンザリさせられてしまいましたが、それでも「全60話」という回数でコンパクトにまとめられていたのは幸いでした。それに、最初から最後まで、ただ一人その信念を揺るがすことが無かったインス大妃の生き様には、そのあまりの素晴らしさに感動さえ覚えたほどです


時代劇にしては短いとはいえそれでもやはり長丁場ですし、かつ、内容もかなりハードなため、体力が無い方には決してお勧めできませんが、でも、朝鮮王朝をよりよく知りたいと考えていらっしゃる方には絶対にお勧めしたい一作です。これまで抱いてきた幻想?が打ち砕かれるやもしれませんけど、それもまた、一つの真実だったに違いないと直感したからです


前置きが長くなってしまいましたが、以下、その【インス大妃】、全60話のあらすじと感想の一覧です。体調のことなどもあって不定期になってしまいましたが、一応の重要ポイントは抑えていると存じます。また内容はいつも通りのネタバレとなっていますので、その点、あらかじめご承知おきくださいますように


【インス大妃 あらすじと感想一覧】


インス大妃 あらすじと感想 第1話 ハン家の末娘


第2&3話 ジョンが可愛い!?


第4&5話 兄弟の約束 ほか


第6&7話 ハン・ミョンフェ登場


第8話 水面下の戦い


第9&10話 今まさにがっぷり四つ状態


第11話 殺生簿 悪女の片鱗が見えてきた


第12話 「忠」の名の下


第13話 とんだ手違いに呆然!


第14&15話 癸酉靖難


第16~18話 ジョンはカリスマフィクサー!


第19&20話 ジョンの思惑外れる


第21~23話 トウォン君逝く


第24&25話 粋嬪が怖すぎ


第26&27話 仕切り直しで楽しみます


第28話 破格の人事


第29&30話 この緊迫感がたまらない


第31話 喪中の駆け引き


第32&33話 波乱


第34~42話「王妃誕生」まで


第43~45話 また面白くなってきた


第46話 インス大妃の還宮


第47&48話 窮地を救う妙案


第49&50話 これでようやく一段落?


第51~53話 インス大妃のジレンマ


第54&55話 燕山君がソンイそっくり


第56~58話 燕山君本性表す!


第59話 解けない足かせ


インス大妃 最終回 あらすじと感想 大王大妃の執念



いつか元気な時にでもノーカットも挑戦してみたいかも

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インス大妃
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インス大妃 最終回 あらすじと感想 大王大妃の執念

インス大妃のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: インス大妃 あらすじと感想一覧(全60話)


韓国ドラマ・【インス大妃】もついに昨日が最終回でした。第60話は「大王大妃の執念」です。でも思っていたよりはあっさり終わってしまいましたね~カット版だからでございましょうか。以下簡単なネタバレのあらすじですインス大妃のあらすじ感想文行きますよ~(^^)/


その後も燕山君の粛清~甲子士禍~は容赦なく続いていきました。王の前では、廃妃ユン氏の不幸を悼み、その復位に声を揃えて賛成した大臣たちも、実際ソンイが廃位された際の行動をすべてあぶりだされて、なぶり殺しにされてしまいますこの辺は仕方ない~自業自得かも(;´・ω・)


王命によりソンイに毒薬を渡したイ・セジャも例外ではありません。むしろ彼はソンイに同情的だったのに、気の毒としか言いようがありません


その追及の手は既に亡くなって埋葬されていたハン・ミョンフェらにも及び、極刑中の極刑~棺斬屍刑に処せられました


一方で、ソンイの追尊を決定し、これで「罪人の息子」という汚名を返上したつもりの燕山君は、

真の敵=インス大妃

を亡き母の前に跪かせようと、自ら祭壇を用意して、その準備を整えるのに余念がありません。が、インス大妃は最後までこれに抗い、そんな燕山君をせせら笑うかのように、追尊式の前日にこの世を去ってしまったそうです


その直前には、亡きソンイの亡霊が現れて、お母様を恨んではいない、などとのたまっておりましたけど、あれもまた何とも白々しいシーンでございましたね。恨んでいない、どころか、自分がしでかした大罪をいまだに分かっとらんのでしょうか、この悪女は


そのソンイに対し、インス大妃は、ここで自分が死ねば、燕山君には新たな「足枷」が課せられると息巻きます。母の罪をもみ消して「罪人の息子」ではなくなっても、今度は、

「祖母を死に追いやった不孝者」

として新たな「罪びと」となるというのです。もしそなたが、廃位された時点で自ら命を絶っていれば、その非難は全て私に集中したであろう。そうすれば、私に勝つことができたのに


これは死を前にした人間の言葉とは思えませんね~。インス大妃とはなんと業の深い人生を送った女性だったのでしょうか


祖母の死によって、せっかくの目論見が崩れてしまった燕山君が、手作りした祭壇を、まさに気がふれたようになって壊したのもいかにも象徴的でした。あれを見る限りにおいて、燕山君が本当にしたかったことは、母の復位などではなく、

インス大妃に自分を認めさせること

だけだったとしか思えません。気の毒と言えば気の毒ですが、でも、やはり王の器ではなかったことだけは確かでござるね。本当に認めてほしければ、その関心が向かうべき方向は母ではなく民=国の安寧を願うことだったはずですから


とはいえ、おばさんが見たのはあくまでもカット版なので、ノーカットを見たらまた印象が違うのかもしれません。というのも、以前「王と私」を視聴した際も、カット版では燕山君は単なる暴君にしか思えなかったのに、ノーカットを見た際は、大分印象が違った記憶があるからです。その行動を肯定はできなくても理解はできる、という印象でした


また、期待していた「中宗反正についてはほとんど描かれませんでした。燕山君の養母だったパク氏は、インス大妃亡き後すぐに自害して果て、2年後にその弟=パク・ウォンジョンを中心にしたクーデターが起こった、というだけです。このパク氏の印象は決して悪くなかったんですが、それでも燕山君を正しく導くことはできなかったのでしょうか


そして最後は、若き日のインス大妃が、チャサン大君が即位したことを喜んだところで終わってしまいました。あれが一番幸せな時代だったということなのでしょうが、さすがに唐突感は否めません


とはいえ、全体的にはかなり面白いドラマでした


おそらく極端な脚色は一切せず、あくまでも史実に忠実を心がけながら、さらに人情味も描こうとした、かなりバランスの取れた作品だったのではないでしょうか。


また、好き嫌いは別にして俳優陣の演技もそれぞれに素晴らしかったですね。特にソンイと燕山君は、もう顔も見たくないほどです。それだけ上手だったということでしょう


今は少し胸焼け状態ですけれど、いつか機会があれば、ノーカット版も視聴してみたいです。最後までご覧になられた方、どうもお疲れ様でした。またいつか骨太時代劇をご一緒させていただけたらと存じまする。拙いあらすじ感想文を最後までご愛読いただきましてありがとうございました!


これまでに視聴した韓国ドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~韓国ドラマ編

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インス大妃 あらすじと感想 第59話 解けない足かせ

インス大妃のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: インス大妃 あらすじと感想一覧(全60話)


韓国ドラマ・【インス大妃】は59話もまたすさまじかったですね~。「解けない足枷」という副題からは、そこはかとなく

「燕山君への同情」

が感じられますけど、おばさんにはその余地がまったく無かったように思われたんですが、厳しすぎでしょうか。よく犯罪者には犯罪者になっただけの深い気の毒な理由があるのだとまことしやかに語る方がおられるけれど、確かに「理由」はあるだろうけど、だからと言って、それが

他人を殺していい「理由」

にはなり得ません。これだけは絶対に譲れません


しかもこの燕山君の場合はこれが「逆恨み」と来たもんだ。次々と粛清を進めていく燕山君の顔はまさに狂人~「般若=鬼」にしか見えません


文字通り、大妃殿から引きずり出されたチョン貴人とオム昭容は、罪人として酷い拷問を受けた挙句、チョン貴人に至っては、実の息子に棒で殴られるという悲劇に見舞われてしまいます


ふたりの息子のうち、ポンアン君は、燕山君怖さに、それが母とは知らずに打ち続けアンヤン君はそれが母だと気づいたため、ただただ泣き叫ぶしかなかったそうですインス大妃~燕山君の狂気が怖すぎ( ;∀;)。登場時は大人しかったキム・ジャウォンが、ここではまさに悪魔の手先となり果てて、ひとりニヤついていた姿が印象的です


その上燕山君は、腹違いとは言え実の弟の晋城チンソン大君を呼び出して、酒を飲むよう命じました。二人の前には2つの盃が置かれており、燕山君は、その1つには「毒」が入っていると言いながら勧めたのです


が、さすがに血縁を殺すのは憚られたのか、燕山君はその毒の入った盃を、ソンイを陥れたふたりの女官~ナム尚宮とヤン尚宮のうち、ナム尚宮に与えました。というより、無理矢理飲ませたんですが。


全身血だらけの上に、またしても人を殺した燕山君を前にして恐れおののく晋城大君今日は頑張っておくれ(^^)/。燕山君に救いがあるとすれば、この弟を殺さなかったことぐらいですよね。実際、インス大妃に対しては、胸を突くなどの暴行を働いた訳ですし


たとえインス大妃が命じたとはいえ、実際に決定を下してソンイを死に至らしめたのは成宗なのに、どうして燕山君の怒りがそこには向かなかったのかも不思議でしたが、父には可愛がってもらったという思い出があったからなのかしらね


母ソンイを追尊し、斉献王后として復位させて悦に入る燕山君に、誰も何も言えないというのもなんとも情けなかったですね。まあ言ったところで即殺されてしまったでしょうが。これぞまさに

「暴君による恐怖政治」

以外の何物でもありません。この粛清を「甲子士禍」と呼ぶそうです。身の毛もよだつとはこのことでございましたね悪夢にうなされそう(;´・ω・)。それもすべてあのソンイを王后にしたのが元凶でしょう


結局、母を殺したのは祖母、インス大妃だと公言して憚らない燕山君は、インス大妃に母の墓の前で謝罪してもらうとのたまっていましたが、そうは問屋がおろしませんよ。(大王)大妃はたとえ殺されても、諸悪の根源・希代の悪女に頭を下げるような人間ではありませぬ


さ~て今日はいよいよ最終回です。この分ならきっと中宗反正までやってもらえそうですね~今からとっても楽しみですインス大妃もいよいよ本日が最終回(^^)/


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インス大妃 あらすじと感想 第56~58話 燕山君本性表す!

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韓国ドラマ・【インス大妃】もさすがに終盤だけあって、目を覆わんばかりの展開が続いております。来週はもっと大変なことになると予想されますので、最終回を前に一応ここらで一旦あっさりまとめておこうと思いますインス大妃のあらすじ行きますよ~(^^)/


この間では、燕山君が亡き父、成宗の朝鮮実録、「成宗実録」の草稿を読んでしまったというこれまた有名な逸話が取り上げられておりました。王はその在位中に実録を読んではならぬことになっています。そうでなければ、史実を忠実に後世に伝えることができなくなるからです。


が、燕山君は、そこに世祖が、中国の項羽(暴君)に例えられていたことを取り上げて、これは反逆だと罵りました。これを入れ知恵したのは、あのユ・ジャグァンです


これが実際に記されていたのは、キム・ジョンジクによる「弔義帝文」だそうですが、ジョンジクの弟子のキム・イルソンが、これを成宗実録に加えたのだそうです。本来は、ユ・ジャグァンらによる、士林派に対するけん制という政治的な動きだったようですけれど、これまたうまく使ってきましたね


世祖が、ノサン君を殺したことが「謀反」であれば、その息子の成宗も、そのまた息子の自分も皆、「反逆者の血筋」だと息巻く燕山君。もちろんこれは自分が

「罪人=廃妃の息子」

であることを皮肉っての行動です。自分を罪人の息子だというなら、世祖はどうだったのだ?と言いたかったのでしょう。世祖やノサン君を庇う人間はいても、母を庇う人間はいないのか、と。


しかも燕山君は、そこに世祖が「徳宗」の二人の側室に手を出した旨が書かれていたとのたまいました。徳宗とは義敬世子の廟号です。義敬世子にも二人も側室がいたのですね~って感心するとこ違ってます。燕山君に至っては、側室を襲ったのなら、正室=粋嬪にも手を出したに違いないと言わんばかりです


わざとらしく、生母の罪深さを詫びたり、いかにもインス大妃の肩を持つようなふりをする、この燕山君のパフォーマンスがまたソンイにそっくりで、実に鼻持ちならないですね。申し訳ないけど、これっぽちも気の毒だと思いません


自分が最も尊敬する世祖が卑しめられたことは、インス大妃にとってもさすがに我慢ならなかったようです。これが燕山君の策略だと知っていても尚、怒らずにはいられません


こうして燕山君が行った粛清が「戊午士禍」です。キム・ジョンジクは「棺斬屍刑」(遺体を棺桶から出して切り刻まれる)に処せられ、キム・イルソンらも、皆、八つ裂きの刑にされたそうです暴君の極み(;´・ω・)


どんなにインス大妃が諌めようと、このように徳のかけらもない卑しい人品では「聖君」になれるはずもありません。いったい、燕山君を教育(帝王学)したのは誰だったのでしょうね?それとも、教育などしても、

「血が卑しい」

から無駄だったのか


亡き息子の願いもあり、なんとかして燕山君を正したいと考えていたインス大妃もついに、こう口にしてしまいます


「王妃を廃すなら、なぜその息子も廃さなかったか、今ではそれだけが無念でならぬ


これがインス大妃の偽らざる心境でございましょう


来週は、成宗の側室で、ソンイを廃位に追い込んだチョン貴人とオム昭容がその報いを受けるようです。でも少なくともこのドラマでは、確かに意地は悪かったけれど、殺されるようなことはしてませんでしたよね。以前の「王と私」ではつい、やれやれ~と思っちまったものでしたが


ずっと気になっていたチェアン大君(コ・ユンフ)も登場し、インス大妃によって、王位継承レースから外されたことを恨んでいるという理由から、盛んに燕山君をそそのかしているようです。その縁で、自分の囲っていた妓生のチャン・ノクスを差し出したのですね~


インス大妃の従兄で領議政だったハン・チヒョンも亡くなってしまい、もはやインス大妃は孤立無援の状態ですが、あのインス大妃の事ですから、死ぬまで、否、死んでからも尚、王室のため、国のために何かしてくれるに違いない!と信じております。細かいことで恐縮ですが、先日燕山君に殺されたと思っていたキム内官が生きていたことも嬉しかった


インス大妃も、残すところ、あと2話ですインス大妃も残りわずか(^^)/


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インス大妃 あらすじと感想 第54&55話 燕山君がソンイそっくり

インス大妃のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: インス大妃 あらすじと感想一覧(全60話)


韓国ドラマ・【インス大妃】は、予想通り、否それ以上にスゴイことになってますね~。以下、54話「涙の王命」と55話「ヨンサン君の孤独」の簡単なあらすじ感想文ですインス大妃のあらすじ行きますよ~(^^)/


ユン・ピルサンやヤン尚宮の奸計に乗せられて、王妃が贈ってくれたという礼服を来て喜んでいたソンイは、自分がにはまったことに果たして気づいていたでしょうか。だとしたら、ソンイの事だから、インス大妃が仕掛けたと思い込んだに違いありませんよね


ヤン尚宮の1度目の報告が偽りだったと鋭く見抜いていたインス大妃は、自分の尚宮を見張りに付けて、もう一度だけソンイの暮らしぶりを確認させようとしたのに、ソンイはこともあろうに、

「王妃の様な不遜な振る舞い

をした挙句、その後は暴挙にまで及んだと聞いては、もう同情の余地はありません。個人的には、あそこでソンイがしおらしく振る舞っていたとしても、歴史はほとんど変わらなかったと思いまするが。何せソンイは、

インス大妃を怒らせたところで、王様が私を殺せるはずがない!

と高をくくっていたのです。が、王様はあくまでも王様であって、夫でも情人でもないのでござる。ソンイを生かしておくならば、ユン王子を世継候補から外すと言われては、成宗ももう黙っていられません。廃妃に賜死を!


こうしてソンイは歴史通り処刑されるのですけれど、そこで、卑しくも一度は王妃だった者の願いを聞いてほしいとねじ込まれて、部屋で死なせてやったのも大きな過ちでしたよね。そこでソンイは、怨みのありったけを込めて母親に望みを託したのです。あの血にまみれた手ぬぐい


濡れ衣を着せられて殺された母の恨みを晴らせと王子に伝えてほしい!


この廃妃ユン氏と、確か、女人天下の敬嬪の時も思ったものですが、自分の子どもに、自分の仇を売ってほしいと願う母の気持ちがまず分からんですよね。特にこのソンイは、明らかに悪事を働いた上での末路、まさに因果応報の典型だというのに、息子に仇を討てというのは、

息子の不幸を願うこと

だということが、どうして分からんのでしょうか。だからこそチェ尚宮はソンイに、王子が世子に冊封されるまではただひたすら我慢しろ、と言っていたのに、やっぱりこのソンイは軽薄な人間としか言いようがありません


ソンイを甘やかし放題だったチェ尚宮にも責任はあるけれど、王妃になってからずっと母親面して(母親ですが)、威張り腐っていたあの母親も問題大ありですね~。娘が可愛かったら、使者にたてつくなどありえんでしょうに。いったいどこまで愚かなんだか


案の定、王に即位した燕山君(チン・テヒョン~造りがまた似てる)は、既に母のことに気づいており、毎晩大王大妃となったインス大妃に嫌がらせをしているようです~面倒なので、今後も「インス大妃」で統一させていただきます。


インス大妃も、孫が気づいていることを百も承知のようで、

いざとなったら自分がすべての責任を取るどう責任を取るのかな(゜o゜)

と豪語していました。その一環(保険?)として、王妃ユン氏が産んだ晋城大君を、あれほど可愛がっていたのでしょう。


ドラマの中では、燕山君があのようにひねくれてしまったのは、インス大妃が冷たかったからだということになっていたようでしたが、インス大妃はともかく、あれほど優しいユン氏(今では大妃)が、実の息子と燕山君を差別していたとは思えません。やはりそれは、元々燕山君の心根が、ソンイ同様、悪かったからなのだとしか思えません。


個人的には「血」よりも「環境」が大事だと固く信じて疑いませんが、こと、韓国ドラマにはこれがほとんど当てはまりません。韓国の方は、あれほど「身分制」に苦しめられてきたというのに(今もかな)、それでもまだ、少なくともドラマにおいては

「身分が高ければ志も尊い

という信念は絶対に崩さないのですよね~。それでは劣等感を増長することにしかならんと思うんですが。その証拠に、韓ドラの主人公は、貧しくても家柄が良い、とか、実は良家の子女だった、とかいう設定多いでしょ?で、性格が悪いのは必ず成金と相場が決まっていますから


お、激しく脱線してしまいました


という訳で、燕山君もその例に漏れることなく

両班とはいえ側室の娘だった、知性も教養もなく、せっかく宮中入りしていくらでも勉強する機会があったというのに、いっさいこれには興味が無く、ただひたすら、王の承恩を受けることだけに必死だったソンイの息子

ですから、あのように、粗暴で下品、思い込みが激しく短絡的だ、となる訳です。本当はどうだったのでしょうね。ソンイの罪を知りながらも波風立てずに黙っていた内官の鏡の様なキム内官を殺したのは実に腹立たしかった


~注: キム内官は死んでいませんでした。死ぬような目に遭わされた~が正しいです~


果たしてインス大妃は、初孫への情に負けて、このような第二のモンスターを王に据えてしまったことへの責任を、いったいどうとるつもりでしょうか?


この辺も、これまで見てきたドラマとはちと違った解釈が見られそうで楽しみです。燕山君はどうやら、妻=居昌シン氏の実家と懇意にしていくようでしたが?以前、クィソン君を陥れたユ・ジャグァンも味方につけていたようです


また「王と私」好きだったおばさんとしては、キム・チョソンキム・ジャウォン(金子猿)が登場してきたのは懐かしかったです。ジャウォンはひたすら可哀想だし、チョソンはメン・サンフンさんなのですね~。燕山君とはどう関わっていくのでしょうか。


これなら、最後まで、それなりに楽しく(興味深く)見ていけそうですインス大妃も楽しみ(^◇^)


これまでに視聴した韓国ドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~韓国ドラマ編

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インス大妃 あらすじと感想 第51~53話 インス大妃のジレンマ

インス大妃のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: インス大妃 あらすじと感想一覧(全60話)


韓国ドラマ・【インス大妃】も、しばらく語るつもりはなかったのですが、昨日の53話のインス大妃の表情を見てふと感じるものがあったため、簡単なあらすじとともに雑感を綴らせていただきまするインス大妃のあらすじ感想文行きますよ~(^^)/


その前に、1つだけどうしても気になることがあるんでやんすソンイ~ユン氏が廃位された理由ですが、王の顔を引っ掻いたことが廃位の正当な理由になり得るかどうかが、このドラマでは今一つハッキリしなかったのがちと不満でした。もちろん現代であればあり得ない理由ですけれど、当時はどうだったのでしょうか


ハン・ミョンフェはこれを聞いて「死罪」に問われても仕方ない、と言い、あの大王大妃でさえ、今回ばかりは庇いきれないと言ってましたよね~確か。それなのに、大臣や学者たちは、それは行きすぎだと批判するって、いったいどういうことなのかしらん。朝鮮の歴史がまだ浅かったから前例が少ないのかな。こういうどーでもいいことが気になって仕方ない性分なのです


その大王大妃は今になって、

「親子を離れ離れにするのは無慈悲だから、ソンイを復位させろ

などと息巻いています。最初に、嫁を牽制するためだけにだまし討ちという卑怯な手を使い、親子を離れ離れにさせたのは、いったいどこのどなただったかもはやお忘れでございましょうか。


このドラマを見ていて時々イラッとさせられるのは~これは最初からでしたが~登場人物たちの言動がしばしばコロコロ変わることです。ちゃんとした裏付けがあるならまだしも、

え?今さら何いっとんねん?

と思うことも少なくないのが、ちと残念ですよね~。ま、そこはお得意の妄想を働かせて何とか理解しようとしていますし、大王大妃の場合も、己の過去の所業を反省したということなんでしょうけれど。


そこへ行くと、このインス大妃はまず揺るぎません。最近ようやく思い当るに至ったのですけど、この人が最も重んじているのは「国と民」であり、王室や朝廷はそれを支えるためにあるのでござる


だからこそ、不甲斐ない文宗や、重臣に利用されるばかりの端宗が王座に就いていることは決して看過できませんでしたし、世祖が、義敬世子の息子だったウォルサン君を世子にしなかったことも、不満はあっても、じっと我慢したのでしょう


が、その後ヘヤン大君が睿宗として即位した後、病に倒れてからは決して譲りませんでした。「幼い」という理由だけで我が子ウォルサン大君(月山大君)は世継候補から外されたのだから、たとえ王の息子であっても、世子ではないチェアン大君を、世継としては認められない


この理屈は大王大妃も受け入れて、今の成宗があるのですよね。この辺は理路整然としていて、実に気持ちがよいです


以前成宗は母を「血も涙もない」と非難し、インス大妃はこれを「褒め言葉」として受け取ると答えていました。あの時は嫌みかと思ったけれどそうではなかったのですね。インス大妃は常に「情」ではなく「理屈=正論」でもってすべてを進めようとしていたのです。


が、そこはさすがに人間ですから「情」が勝ってしまう時もある~これはインス大妃が若い頃=ジョンの時代もそうでしたよね。理性の部分では首陽大君が正しいと信じていながらも、情は、夫トウォン君を擁護したくなってしまう


そしてこのインス大妃の正論は当然、国家行事である王の嫁=王妃選びに置いても発揮されるはずだったのに、これを「情」の塊のような大王大妃が邪魔した訳です。


かと言って、インス大妃もそんな「情」をすべて忌み嫌っている訳ではないため、むしろある意味評価すらしていたため、大王大妃を憎むことができなかったのでしょう。


と、こんなジレンマの中で生まれたモンスター=ソンイは成宗と大王大妃の寵愛をいいことに謀略非道の限りを尽くし、果ては人殺し(流産は立派な人殺しです)までやってのけてしまいました。幼い頃から息子に尽くしてくれたソンイ、今や孫の母親でもあるソンイには、インス大妃も微かな情を残していたようですが、それもこれも、宮中という伏魔殿にのみ込まれてしまいます


ここで、インス大妃を騙し、ソンイを自決に追い込もうとしたのが、ふたりの側室=チョン貴人とオム昭容、それに新しく王妃となったユン氏の親戚筋の左議政=ユン・ピルサン、というのは(許せなくても)まだ理解はできませうが、あんだけソンイの手先となって働いていたソン内官までもが、これに積極的に加担して、監察府のヤン尚宮を抱き込んでいたのにはウンザリさせられてしまいます。以前のソンイの捨て台詞じゃないけど、こう言った卑怯な輩は

せいぜい長生きして、報復を受けろ燕山君の復讐炸裂!( `ー´)ノ

と思わずにはいられません。昔はここにインス大妃も入っていたのです。孫の仕返しを受けろ~って


~古い話になりますけれど、あの「チャングムの誓い」で、チャングム一家がずっと身を隠してきた理由の1つが、チャングムの父のチョンスがユン氏の処刑に立ち会ったからなのを思い出します。今にして思うと、後のチェ尚宮が女官の頃毒殺しようとしたのはこのインス大妃だったのですね


また、これに先んじて、ハン・ミョンフェがインス大妃に究極の選択を迫っていたのも印象的でした。ソンイを自決させるなら、王子(燕山君)も殺す。王子を生かしたいならソンイも復位させる


そうでなければ必ず将来に禍根を残すと言ったミョンフェの言葉をインス大妃はどうにも受け入れられないのです。それが彼女の「情でなくしてなんぞや~なのだけれど、それが大いなる誤解と悲劇を生んでしまうというのがまた何ともやるせないところでやんす


成宗は、インス大妃は反対されればされるほど意地になると指摘していたけれど、それは一瞬の事であって、この人はそんなに軽はずみな人間ではないとおばさんは思いますよ。もしそう見えるとしても、その裏には必ず深い考えがあってのことだ、と今ならそう確信できます。


ソンイに関しては、実家に戻されてから悲惨な生活を送り、ようやく謙虚な心持になっていたようですが、正直申し上げて、この人はどうにも信用がおけません。さすがに殺すのがイイとまでは言わんけど、少なくとも、このドラマのソンイは王宮には戻さなくて正解だったと疑いません


それらをすべて含め、最後の最後まで歴史の審判を怖れていた世祖に対し、インス大妃は、これから下す己の決定を将来どう振り返るのか


残る7話はその辺を見届けるために視聴を続けていきたいと思いますインス大妃もついに終盤!( `ー´)ノ


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おばさん(こん)のプロフィール

こん

海外ドラマが大好きで、最近は日本のドラマも楽しんでいます。タイトルに掲げた韓国ドラマは今ではかなりのマイナー志向です。ミステリーや時代劇・ラブコメに加えて「お堅い社会派ドラマ」も好みです

ドラマは大好きですが、演じている俳優(一部例外あり)などドラマの内容以外にはほとんど興味がありません。あしからずご了承ください。ちなみに~しつこくされればされるほど嫌になる射手座の女でございます(笑

ブログは、時にあらすじを語ったり辛口な感想を書いたりと統一されておりませんが、とりあえず「言いたい放題」言わせて下さいませ。最終回まで視聴したドラマは必ずどこかにその感想を付記しています。また記事で使われているイラストの中にもおばさんのつぶやきが隠されています。余裕のある方はどうぞそちらもお楽しみくださいませ

ドラマのレビューはネタバレが多いです。ほとんど「○話」と明示していますのでどうぞご注意くださいますように

でも誠に勝手ながら「コメントでのネタバレ」はくれぐれもご遠慮くださいね。せっかくの楽しみが半減しちゃうので

また「感じ方は人それぞれ」なので、たとえ直接的なネタバレではなくとも~その辺は重々ご配慮いただけますと助かります=ネタバレ一切お断り!ということです

もしこのブログをお探し頂く際は、「韓ドラおばさん」で検索していただけますと簡単です。でも「韓ドラおばさん」と名乗っているのはこのブログとTwitterだけです♪(2009年7月1日より)

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