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ペテロの葬列
 杉村三郎シリーズ

ペテロの葬列 最終回 あらすじと感想 杉村三郎の新たなる門出を祝して

ペテロの葬列のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: 杉村三郎シリーズドラマ あらすじと感想一覧


小泉孝太郎さん主演ペテロの葬列はついにゆうべが最終回でございました。結末は意外と言えば意外でしたが、作品全体の流れをもう一度思い出してみると、ああさもありなん~と思わないでもありませんでしたね。個人的にはなかなか納得の、どちらかと言えば喜ばしい最終回となりましたペテロの葬列・最終回のあらすじ行きますよ(^^)/


さすがに最終回だけあって情報がてんこ盛りだったので、前半はペテロの葬列~その衝撃?の結末(ネタバレ)から、そして後半は個々の情報をまとめさせていただこうと思います。では早速参ります


なんと三郎は菜穂子と離婚いたしました。それもこれも、菜穂子が橋本と浮気(実際に肉体関係もあったらしい)をしたことを井出が暴露したのが原因です。あの井出の様子では、橋本と菜穂子が手をつないでホテルを歩いている写真を、三郎と橋本、そして菜穂子という当事者だけではなく、会社(今多コンツェルン)にも送ったのかもしれません


どうしてそんなことを!僕は君を一度も裏切ったことはなかったのに!?


そう言いかけた三郎の脳裏に、間野とのひと時がよぎります。三郎は確かに自分の意思で間野を抱きしめたからです。でもあれは、今回の一連の事件にショックを受けての「はずみ」だった、と自分に言い聞かせた三郎はこれを菜穂子に告げるのは憚られたようです


でも菜穂子は三郎の言葉にならない言葉から、三郎が間野に恋心を寄せていたことを確信し、「でも踏みとどまったのね」と切り返しました。そうそう、そこが大事やんか。夫婦だって「信頼関係」があってなんぼのもんでしょ


今だから言えますが、おばさんはどうもこの菜穂子というキャラクターがあまり好きではなかったのですよね~名もなき毒の頃から。だから、菜穂子についての描写はほとんど割愛させてもらってきました。口を開くと非難に走りそうなので


が、今回菜穂子が初めて自分の本音を口にしたのはなかなか良かったと思います。橋本に好意を持ってはいたが、三郎や桃子に対する愛情には及ばない。それでも何とか自分を変えたかった。今回の事は全て自分が悪い


ちなみに橋本もまた、自分には「野心」があったと語っていました。それはつまり、菜穂子を手に入れれば今多コンツェルンも転がり込んでくるという下心があったということ。まあそんな風にはまったく見えなかったけれど、橋本がそう言ったことで、個人的には少し溜飲を下げました。なにせ菜穂子は、井出が暴露しなければ、

「(バスジャックのことがあって)私たちもこれで一歩前に進めるわね

などと何事もなかったかのように振る舞おうとしていたのですからね。橋本には、あれはほんの出来心だった~と言わんばかりでしたし


菜穂子は、父は何でも与えてくれたけれど、一人で生きる術を与えてくれなかったと言ってましたが、それは親から与えられるものではなく、誰もが自分で掴み取る物です。それを、自分もまた母親だというのに親のせいにするところが、この菜穂子の気に入らんとこですが、それは小夜子が言ったことが当たっているのかもしれませんよね


やはりお妾さんの子どもだから


三郎はこの小夜子の言葉に対して「これ以上菜穂子を侮辱しないでほしい」と激怒していましたが、でも酷なことを言うようだけど、これはやはり真実なのだとおばさんは思います。「妾」というのは本来「ダンナ」に頼るのみで「責任を持たない(持てない)立場」を指しますから


菜穂子がこれを機会に、まさに母のように男に頼るだけの人生ではなく、自分が今手にしているものが、どれほどの犠牲の上に築かれたものなのか、これまで湯水のように散在していた金を得るのに本来ならどれほどの労力を必要とするものなのか、に少しでも気づいてくれたら、嘉親同様、おばさんもそう願わずにはいられません。


離婚した三郎は今多コンツェルンも辞職して「良きチーム」だった皆にも別れを告げました。この青空広報室の皆と別れるのだけは辛かったけれど、ただ一人、睡蓮のマスター=水田大造が、今の場所にも飽きたから、次は、三郎の次の職場に近い所に店を出そうと言ってくれたことは、三郎同様、涙が出るほど嬉しかった


そして三郎はもちろん間野ともキッパリ決別しています。間野の夫はやはり死亡しているそうで、あの清田弁護士がストーカーだったらしいのですが、その社会的地位から、誰も間野の言うことを信じてはくれないそうなのです。


やはり今回の事の責任を取って労連に異動となった園田編集長が間野にこう言ってくれたことにも感動しました


あなたは人を信じられなくなってるけど、時には頼っていいのよ!私と一緒に戦いましょう!!園田編集長が大好きでした(^^)/


おそらく間野はそのまま、今度はテッシーが編集長)となるらしい広報室に留まるのでしょうが、道で三郎を待ち伏せ?していた間野に、三郎が一瞥もくれることなく、さっさとただひたすら前を向いてその前を通り過ぎていったのには、もはや拍手喝采でございました。そうそう、何事もけじめが大切です。新しい門出に過去の執着は不要でござる


三郎はやっぱり赤い自転車に乗りたかったんよ(^◇^)

と三郎関連のネタバレはこれぐらいにして、後は細かい情報をまとめておきます。


まず、羽田から送られてきた慰謝料はすべて警察の預かるところとなりました。この金に犯罪が関わっていないことが明らかになれば、また返してもらえるかもしれないとのことでしたが、皆は金が無くなったことで却ってサッパリしたようです


これを子供の教育資金に充てようとしていた柴野は、運転手がバスジャックから金を受け取るとは何事だとネットで誹謗されたため、休職に追い込まれてしまいましたし、迫田親子は、日商フロンティアの会員からまで攻撃されたそうです。前野メイは盗撮された動画をネット配信され、他の被害者たちも、被害者面して裏では大金を手に入れていたと、さんざん叩かれたのだとか。園田編集長だけは既にこれを義援金や奨学金に寄付してしまっていたようです


坂本は服役中で、その坂本の面倒を見ると豪語した田中は、否が応でも張り切って工場を盛り立てようとしています。迫田の娘美和子からは、金は受け取れないと断られたそうです。メイは「付き物が落ちたように元気になった」坂本のもとに頻繁に面会に行っているようです


羽田の正体を教えてくれた早川多恵に関して、三郎はこれを伏せておこうとしたらしいですが、さすがに警察の追及は厳しく、最後には打ち明けざるを得なかったようです。何せ多恵は、羽田が御厨を殺害した事実を知っていたため、共犯もしくは犯人隠匿の罪に問われてしまかもしれませんね


また、妻が認知症だった森元常務は、その回顧録を書き終えたことを広報室の皆に祝ってもらったその後、自らの手で妻を殺した後に、自分も自殺したそうです


最後まで井出を心配し、これからは真面目になれ、毎日電話をして報告しろと言っていたのに、いきなり音信不通となったのをいぶかしんだ井出が森の家に駆けつけると、そこにはまだ温かい森の遺体と、まるで眠っているかのように安らかな顔でベッドに横たわっている妻の姿があったのだとか


死ぬ前はまるで少女の頃に戻っていたというその妻が好きだったテネシーワルツが、なんとも切なく蘇ります。どんなに栄華を誇り一時代を築いた人間であっても、いつかは老いや病に苦しまねばならぬという自然の理をつくづく痛感させられますここはやるせなかったなあ( ;∀;)


井出は、この森の哀れな様子を誰にも知られたくないと、三郎を呼びつけてこの事実を隠蔽しようとするのですが、三郎は井出を怒鳴りつけてキッパリこれを断ります。すべては森が自分自身で決めたこと。森を尊敬しているなら、最後までその意思も尊重すべき


結局この井出という男もまた、菜穂子同様、本当の意味での自立をしていない人物でしたね。いつも森という大物の後ろに寄生していたから、自分自身を鍛え、磨くことができなかった典型でしょう。これでパニックに陥ったからと、橋本と菜穂子の不倫を暴露した後(これは因果応報でやんすが)、この井出にはいったい何が残ったのでしょうか。


また、今多嘉親はなんとか一命をとりとめ、9割がたは回復したようです。残りの1割はもう戻ることが無い~人はこうして少しずつ失っていくのだという言葉も相変わらず重みがあります。おばさん個人は、なぜ三郎が菜穂子を好きなのかが皆目分からんかったけど、財力は別として、この今多嘉親という実に奥深い人物と縁が切れるのは何とも寂しくてなりません


と、これで全部語れたでしょうか


ドラマでは、三郎が去っていく光景の右下に「To be continued」(続く)とありましたので、早晩、できれば来年のまた同じ季節にでも再び杉村三郎シリーズにお目にかかれるであろうことを確信しております。このペテロの葬列もなかなか面白かったですが、個人的にはもう少しミステリー要素の強い作品も楽しんでみたいですペテロの葬列も面白かった(^^)/


ペテロの葬列~小説もいつか読んでみたいです


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杉村三郎シリーズドラマ あらすじと感想一覧

宮部みゆき氏原作、小泉孝太郎さん主演で楽しませてもらっている杉村三郎シリーズも、今夜は「ペテロの葬列」がいよいよ最終回を迎えます。おかげさまでこのブログでも、以前の「名もなき毒」に引き続き訪れてくださる方が多いこのシリーズのあらすじと感想を、これを機会に是非、次回作への期待も込めて一覧にしておきたいと考えました杉村三郎シリーズのドラマ版あらすじをまとめました。内容はほぼネタバレになっておりますので、結末や犯人を知りたくない方はどうぞご注意くださいますように


いったい次は何を持ってきてくれるかなあ~と小説は一切読んでいないのですが、考えるだけで楽しみです。勿論、小説には小説の良さがあり、自分であれこれ想像する楽しみがあることは百も承知しておりますが、このシリーズに限っては、役者が役にピッタリだというのは疑いようのない事実であり、まさにドラマの醍醐味を味わえる逸品なのです。これ以外の配役はちと考えられないかも~主役以外の脇役も実に芸達者で楽しい(^^)/


今晩放送の「ペテロの葬列」の最終回も楽しみでなりません。放送時間が10時10分からと変則なので、どうぞ皆様お見逃しの無いように



【杉村三郎シリーズ あらすじと感想一覧】


ペテロの葬列


ペテロの葬列 あらすじと感想 第1話 30年前に生まれた「悪」の謎を追え!


第2話 慰謝料が届いた!?


第3話 悪意はどこからやってくる?


第4&5話 園田はSTの被害者!


第6話 暮木の共犯者


第7話 善と悪との分水嶺


第8話 暮木老人の過去がついに明らかに!?


第9話 埋葬されるペテロはひとりではなかった?


第10話 第2のバスジャックの顛末やいかに?


ペテロの葬列 最終回 あらすじと感想 杉村三郎の新たなる門出を祝して


ペテロの葬列が面白かった(^^)/

名もなき毒


名もなき毒 第1話あらすじと感想 これって意外に面白いかも♪


第2話 次回が最初の山場になりそうです


第3話 面白くなってきた♪


第4話 内幕が見えてきた


第5話 秘密はさいなむ


第6話 表の顔と裏の顔


第7話 人間界のカナリア


第8話 「普通の質が落ちた」に共感


第9話 毒婦


第10話 ハリネズミのジレンマ


名もなき毒 最終回感想とあらすじ 教訓がいっぱい詰まったドラマでした


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ペテロの葬列
 杉村三郎シリーズ

ペテロの葬列 あらすじと感想 第10話 第2のバスジャックの顛末やいかに?

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小泉孝太郎さん主演ペテロの葬列の10話ではついにほぼすべての真相が明かされました。以下早速ネタバレですペテロの葬列のあらすじ行きますよ~(^^)/


まず、御厨尚憲ですが、やはり羽田に殺されていたようです。これは予告で大体のところは見当がついていましたけれど、その理由がなんともやりきれないものでした。羽田が御厨を殺害したのは自分達の罪を償おうとしたためでしたが、羽田はその遺体を、羽田家の納骨室(カロート)に入れたようなのです。


羽田の大叔父は既に墓石に当時幼かった「光昭の名前も刻んでいたそうで、羽田は昔それを見ながら、多恵にこんなことを語っていたそうです。本当の俺はあの火事の時、皆と一緒に死んでいて、墓に入っているのかもしれないな


だから羽田が、御厨の遺体をカロートに入れたのは、自分の代わりに収めたのではないかと三郎は推測していたようです。何せ羽田は、自分を佐藤一郎、次には暮木一光と名乗っていた訳ですから~警察でさえ本名を知らなかった、実家の墓に入ることは望めなかったのですものね。バスジャックをする前から「自殺」を決めていただろう羽田は、死後、家族と同じ墓に入ることさえ自分に禁じた=それで自分を罰しようとしたのではないでしょうか


また今回この御厨の行方が分かったのは、坂本がバスジャックを強行し


諸悪の根源である御厨を連れてこい!うやむやに終わらせるな!


と要求したからです。居場所が分からないからどうしようもないのではなく、やるならとことん追求するべきだと、坂本はかなり思い詰めていたようです。


というのも、坂本は羽田からもらった300万で、別の詐欺=マルチ商法にひっかかり、こともあろうに、恩義のある職場の先輩を誘ってしまったのだそうです。その先輩は、困ったように、でもキッパリと断ってくれたそうで事なきを得ましたが、坂本は、

「詐欺を軽蔑していた自分が詐欺の片棒を担いでしまった

ことに対していたたまれなかったようなのです。


自分を、暮木を、こんな風にしたのは御厨のせいだ!御厨を罰しなければっ!!ペテロの葬列~第二のバスジャック起きる!


坂本のバスジャックを知った三郎が急ぎ群馬に飛んで、多恵から御厨についての真相を聞きだしたという訳です(睡蓮のマスターがものすごい外車で連れて行ってくれました)。坂本君、御厨はもう亡くなっていたよ。だからもうバスを降りてくるんだ


このバスジャックの現場に、柴野ばかりか田中も来ていたというのがまたよかったなあ同じ人質の中に生まれた連帯感か。田中は坂本を罵りながらも、こう声をかけてくれたのです


こんな犯罪を犯してしまったお前にはもう行くところがねえ。俺が雇ってやる!待ってるからなっ!!出てきたら必ず俺のところに来るんだぞっ!


三郎が指摘していたように、田中も柴野も坂本の中に自分を見たから、とても他人事とは思えないから、ああして駆けつけてくれたのでしょう。詐欺に遭った人間の口惜しさ、恐ろしさがきっかけで、他人を陥れる側に回ってしまいかねないことを、彼らは身をもって理解しているのですね。


~前回、悪人の顔をこの目で見てやるといって出かけたテッシーが、すっかりしょぼくれた高遠の姿を見て以来呆然としていたのも同じ気持ちだったのでしょう~


三郎と電話で話したことで、坂本がようやく投降を決意したその時、警察がバス内に踏み込んで来てしまいました。あれは、自首と逮捕じゃ大きく違うということなのか。その辺は三郎たちが証言してあげられるとよいですね。


また、坂本がこんな事件を起こしたからには、再び警察の捜査が入ることは避けられません


その矛先が羽田や御厨の詐欺に向けられれば良いけれど、坂本も触れていたように、慰謝料はきっと警察に(とりあえずは)没収されてしまうでしょうね。まあそれがまっとうだとおばさんも思いますが、世間はそれでは済まないでしょう。以前、被害者だった時でさえ、ネットに情報が流れたのですから、今回は、詐欺師の金をもらった、と叩かれかねません


一方、坂本に人質に取られていた間野京子は、予想通りまったく負けてなかったので、それよりも、この間野にしつこく付きまとう男がようやく姿を現したことのほうが注目でした。予告で間野を「詐欺師」呼ばわりしていた清田(野間口徹)が、弁護士と名乗って広報室に現れたのです


そこはさすがに園田編集長で、清田を胡散臭く思ってすぐにその素性を調べさせたものの、確かにその名前の弁護士は存在していたようです。でもそんなの分かりませんよね清田こそが詐欺師!~名前を借りて名刺を偽造すれば済むことですし。もしくは弁護士でありながら、裏ではストーカーという線もありそうですが


元々間野のようなタイプの女性が苦手なおばさんは、つい間野を色眼鏡で見てしまっていたけれど、ずっと執拗なストーカーに追いかけられていたのでは確かに気の毒でしたよね。そこに三郎のような男性が現れたら、つい頼りたくなってしまうのも無理はないのかも。その上、妻は他の男によろめいていて、そういった空気は同性にはすぐに感じ取れてしまうものだし


こうなってくると、先の展開が分からなくなってしまいます。以前、三郎が今多家のパーティーを息苦しく感じ、赤い自転車を見て心躍らせていたシーンもどうにも引っかかってきちゃいます。たとえあの敷地を出たところで、今多家と関わっている=菜穂子と暮らしている限り、あのような解放感を味わうことは無理なのではないか、などと思わずにはいられません


また、渡米中だった今多嘉親は、急きょ帰国して緊急入院したそうです。今はまだ面会謝絶ということらしかったけど、予告には顔を見せてくれていたようで一安心です。(回想か!?


さ~来週はいよいよ最終回ですねペテロの葬列~放送は夜10時10分からだそうですよ。どうぞお見逃しの無いようにペテロの葬列~いよいよ来週は最終回!


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ペテロの葬列
 杉村三郎シリーズ

ペテロの葬列 あらすじと感想 第9話 埋葬されるペテロはひとりではなかった?

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小泉孝太郎さん主演ペテロの葬列もついに終盤ということで、いよいよ核心に近づいてきたようです。以下簡単なあらすじ(ネタバレ)ですペテロの葬列のあらすじ行きますよ~(^^)/


9話では、前回の8話に引き続き、暮木一光あらため羽田光昭の過去に何があったのかが、早川夫人の口から明かされていきました


羽田は、幼い頃裕福な材木店のお坊ちゃまだったのが、8歳の頃、家が火事になって家族が皆死亡してしまったことから、天涯孤独の身の上となってしまったそうです。元々足が悪かったことも手伝ってか、友達も早川しかいなかったようです。


たった一人の肉親である大叔父は、羽田の祖父の遺産をめぐって羽田の父と対立しており、もしかしたらその時の火事もこの大叔父の放火ではないかと目されていたそうです。結局真実は明らかにはされませんでしたが、それを考えても、羽田がその大叔父の家でその後どのような暮らしを強いられたのかは想像に難くありません


そして羽田は高校卒業をきっかけに上京し、独り暮らしを始めたそうです。その後も、早川には何くれとなく気を使い、近況も報告してくれたとかで、それで羽田が

先生=トレーナー

になったことを聞かされたのだとか。羽田が御厨と知り合ったのもその組織でのことだったようです。


早川曰く、その頃、受講生が怪我をするという「事件」があったらしいですが、三郎とテッシーはそれを園田編集長の自殺未遂と結び付けていたようです。それが本当に園田だったのかどうかはともかく、当時はそのような「被害者」が少なくなかったということなのでしょう。


その後羽田は、組織から独立した御厨と組んで仕事をするようになったそうです。日商フロンティア協会もその1つであり、ここの(詐欺)体系が確立したのを見届けた二人はそこで引退を決めたらしいです


ここで早川は、御厨を知らないと言っておきながら、実際にはよく知っているような口ぶりだったのも気になるところ。胡散臭い人だった、これから御厨が人を騙すことはないだろう、と。


最初おばさんは、この「御厨尚憲」というのはやはり羽田光昭であって、実際には存在しないのではないかと疑っていましたが、でも予告を見たら、羽田が何者かを(殺害して)運んでいたようなシーンがありましたよね?それが御厨だったのではないでしょうか?


それも羽田家のお墓の前だったのを見ると、御厨は、羽田の一家を放火に見せかけて葬り、遺産を手に入れた大叔父の身内なのでしょうか??それとも、羽田は家族の墓の前で御厨を殺し、自分が罪を悔いていることを家族に証明したかったのか


人間は誰しも改心するものなのです。みっちゃんは十分すぎるほどに後悔していたわ羽田はどこまで改心したのかな~その基準が疑問だ(;´Д`)


それが事実かどうかはさておき、羽田が改心したきっかけは「臨死体験」だったそうです。詐欺から足を洗って?日本中を旅していた頃、信州の川で溺れかけた羽田は、亡くなった両親と兄に会うことができたのだとか


おばさんは、羽田と違って?このような現象を信じる人なので、羽田のためにも、このような経験ができて良かったとは思います。罪を犯してしまった事実は消えないけれど、でも、それを心から悔い改めてやり直すことができるとは信じたいですからね。


とはいうものの、この早川の話の間中、ずっと羽田を非難していた坂本の言葉は、言い方と顔つきは嫌らしかったし、それを今さら早川に言ってどうするんだ?と思わぬでもなかったけれど、でも、あれこそおばさんの言いたいことそのものずばりだったことは否めません


どうして羽田は警察に自首をして、すべてを打ち明けなかったのか? 「償い」とはそういうことなのではないか?自分が教育した日商フロンティアの会員たちを「加害者」と呼ぶのは傲慢以外の何物でもない!まずは自分を罰するべきではなかったのか?


自分が「蒔いた悪い種を羽田はどうやって刈ろうとしたのか?実際には面識がなかったらしい高遠ら3人を「3悪人」と呼んで、バスジャックをしたのは何故なのか?


いくら考えても分からんな~と思ってた時、三郎が大きなヒントを与えてくれました。それがペテロの葬列」というタイトルの意味です


キリストを知らないと言って、キリストを裏切ったペテロは、当時の事情を鑑みれば「とても不幸な加害者」だったと言わざるを得ません。キリストを信じると言えば、自分の命も危なかったからです。ペテロにしてみれば、

「自分こそが被害者だ仕方なかったんだ!

と思ったこともあったかもしれません。でも、心の奥底に閉じ込めて、必死で無視しようとした「良心は、それが、単なる保身のための嘘であることを知っていました。その良心の呵責に苦しんだペテロはついに、自分が嘘をついていた、加害者であったことを認めるにいたったのです


「自分に加害者だという自覚が無い者にそれを自覚させる


羽田は早川にそう語っていたそうです。つまりは、無作為に選んだ3人を「悪人」と断じ、自分も自殺をすることで、羽田は他の大勢の人間たちの良心を呼び覚まそうとしたのではないでしょうか。だからこそ三郎は、自殺したのは葛原や羽田だけではなかった~埋葬されるペテロは一人だけではなかったと暗示したのではないでしょうか


自分が犯した「法には裁かれない罪」を自覚できたことは喜ばしいことである一方、それによって自らの命を絶ってしまうというのはなんともやるせないものです無自覚の罪を自覚してこそ、初めて、その重荷を背負いながらまた新たな人生が歩めるというものなのに


それにいくら改心させるためだからとはいえ、他人を恐怖に陥れるバスジャックを企むということ自体、やはり羽田は詐欺師体質だった(洗脳されてしまった)と思わずにはいられません


多くの人の心に住まう悪を目覚めさせてしまったからと言って、それを自覚させるためにまた「悪事」を働くというのは、やはり常人の考えることではないような気がします。たとえどんなに時間がかかっても、自分が洗脳してしまった人をひとりひとり訪ね歩いて、心から己のしたことを詫びるというような地味で面倒な謝罪方法はきっと思いつきもしなかったのでしょうね。


そして今度はやはり坂本が羽田に続いてしまったようです。こうしてじっくり見てくると、坂本はまさに羽田そっくりです。心の中にはまだまだ良心や正義感がタップリ残っているだけに、悪の誘いに簡単に乗ってしまった自分を責める前に、自分を乗せてしまった他人を許すことができない。坂本があれほど激怒して早川に詰め寄っていたのは、

「羽田の中に自分を見た」

からなのでしょう。人間は自分の欠点を知れば知るほど、その恥から逆切れしてしまうことも少なくありませんし


羽田同様、またしてもあのシーラインでバスジャックをしてしまった坂本の人質は、今度は(男性運転手と)間野京子ひとりです。間野は、おそらくは過去の男から身を守るため、ナイフを購入して携帯しています。包丁を手にした坂本とナイフの間野なら、間野が勝ちそうな気もしますが


一方、社長室付きになった井出も、まだまだ引っ込んではいませんでした。なんと井出は、社長夫人の小夜子に接近してきたのです。来週は

「今多コンツェルンの危機?」

と字幕にあったようなので、ここは当然、菜穂子と橋本の不倫が暴露されてしまうのでしょうな。小夜子は勘のいい女性だから、橋本が菜穂子好みだということにちゃんと気づいていたようでしたし


まったく、同じよろめくなら、その辺をきちんと自覚してからよろめいてくださいね


それに比べて三郎は、間野への気持ちを井出に指摘されて動揺はしていたけど、しっかり自制しようとしていたのが偉かったですね。


そうそう、イイ大人が結果も考えずに欲望のままに動くなんて決してほめられることじゃない、むしろ「恥ずべきこと」だと自覚しなさい他にやること無いのかしら(-_-;)。いっそ菜穂子が三郎と別れて橋本と一緒になるというなら、それはそれでおばさんも納得するんですけど


ペテロの葬列も残すところはあと2話ぐらいでしょうか。続きもとっても楽しみですねペテロの葬列も楽しみ♪


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ペテロの葬列
 杉村三郎シリーズ

ペテロの葬列 あらすじと感想 第8話 暮木老人の過去がついに明らかに!?

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小泉孝太郎さん主演ペテロの葬列はようやく8話にして暮木一光の本名と過去が明かされました。以下ネタバレですペテロの葬列のあらすじ行きますよ~(^^)/


メイは、慰謝料が送付された店の1つ「かみくらスーパー」が、群馬にあるコンビニの前身だったことを突き止めました


それならそのままコンビニの名前を書けばよかったのに、わざわざ以前の店の名前を書いたことに不信感を抱いたメイは、現在のコンビニに電話をかけ、その担当者の小笠原と話したいと告げたところ、電話に出た男性が、それは自分の母の旧姓だと答えました


そこで登場したのが早川多恵(冨士真奈美)です。


メイは彼女を暮木の妻だと思ったようですが、どうやら幼馴染?のようです。後にメイが、三郎とテッシー、そして、坂本ともに彼女を訪ねて事情を聴いた際、多恵は暮木を

「みっちゃん」

と呼び、その本名は

「羽田光昭(はだ・みつあき)」

だと明かしました。三郎が疑っていた御厨尚憲は、この羽田の「仲間」だったそうです。コンサルタントやトレーナーなど、本人たちが付けたい耳触りのよい肩書は他にたくさんあるでしょうが、要するにふたりとも「詐欺師」だったということ


御厨と羽田は、日商フロンティア協会での「仕事」を最後に引退し、大金を手にして姿をくらましたそうですが、バスジャック事件の頃にはとっくに縁を切っていたそうです。羽田はむしろ、御厨とつるんでいたことを心から後悔していたのだとか。


ここからバスジャック事件に至るまでの経緯はまだスッキリしませんが、予告を見る限りでは、やはり迫田夫人の話がきっかけだったようです。羽田の母親も認知症を患ったりしたのかしらね


そして羽田は、この多恵に慰謝料を送るよう頼んだそうです。その時羽田は、

自分が説得すれば、必ず皆、金を受け取ってくれる

と断言したそうです。この辺がいかにもナルシストな詐欺師ですね。いくら足を洗っても、以前園田が言ったように、他人をたぶらかすことに喜びを見出す本性は、ちっとも変っていなかったのです


その上、あの時羽田がまいた種は今少しずつ成長し、新たな「詐欺師」を生みだそうとしているようです。この後、「被害者」であったはずの三郎たちの中の一人が、羽田同様、武器を手にするらしく、三郎はこれを「予想外」と語っていたようだけど、それはもう容易に想像がつきますよね。


日商フロンティア協会のメンバー、最初に羽田が「3悪人」と呼んだ彼らのように、

「騙した方が悪い。自分はその代償を手に入れただけ」

と、今では立派(?)な詐欺師となってさえ、自分はあくまでも被害者だったと堂々と主張する輩になりそうなのはやはり、既にあの金を誰かに渡して更なる金儲けを企んでいたらしい坂本啓だということ。ま、これはまだおばさんの妄想にすぎませんし、他にもいるかもしれないのですが。


これと同じ論理は椎名にも当てはまりそうです。以前テッシーが、慰謝料をもらうことになったら、留学詐欺に遭った椎名にくれてやるとうそぶいたのですが、椎名はこれをまるで当然のことのように思っているらしいのです。


「詐欺師がたくさんの犠牲者から奪い取った金

を、自分が他の詐欺に遭ったからと言って、その代償に受け取るという神経がまず分からんそれはそれ、これはこれだ(`・ω・´)


分からんと言えば、菜穂子の不倫もまったく理解に苦しみます。というより、あの手の不倫願望をお持ちの方がたくさんいることは知っているけど、おばさん個人はこういうワガママ女は虫唾が走るほど嫌いなんですよね自分は弱い、ずるい、と言って逃げようとすること自体がずるくて汚いことだということが分からんかな。せっかくこの世に生まれたのに、大人になることもできずに、今この瞬間も、戦乱や飢餓で亡くなっている子供たちに恥ずかしいと思わんのかしら


実際にこの目でそのような子どもたちを大勢見てきたおばさんは、そう思わずにいられません。自分がどんなに恵まれているかを自覚できない奴は、ドラマのキャラとしてさえ不愉快極まりなく、本来なら話題にさえしたくありません


そしてそんな自己中女の相手にされてしまった橋本はなんと、こちらも世にも嫌らしい井出に、菜穂子と一緒にいるところを見られてしまったようです。菜穂子はたんなるヨロメキ~一時の気の迷いで済むし、結局は家も夫もゼッタイに捨てたりしないだろうけど、それに利用された橋本が可哀想すぎでしょ


その井出も、間野京子に関してはかなり的を射た発言をしていたようです。今多コンツェルンと繋がっていたい~三郎には利用価値があると計算している、とは実に言い得て妙でした。でもこれも


本当は井出自身が間野のように三郎に取り入りたいのにそれができない妬み

から、間野を中傷している本心が見え隠れするのが、なんとも浅ましい限りです。この井出は、社長室付となったようです。それが栄転なのか(広報室以上の)閑職に追いやられたのかは分かりません。


それに比べると、やはり、今多嘉親はいいですねえ。三郎から、慰謝料を受け取らざるを得なくなったと聞くとすぐ、三郎にとってはそれが「理不尽」なことだろうけれど、その理不尽から何かを学び取ればいいと諭してくれる器の大きさがたまりません。三郎の退職と引っ越しについては、嘉親がアメリカ外遊から戻ってからもう一度話し合うことになったようです。


あの鋭い眼力で何もかも見通して、清濁併せ呑む度量を持った嘉親こそ、このドラマに深みを与えている人物ですから、是非、三郎が信じていたように、つつがなく、旅行を終えて戻ってきていただきたいものです


一方、森元常務が回顧録の出版を止めたいと申し出てきた理由も気になるところ。妻の弥生の意識が正気に戻り、クラステ海風への入居も一時取りやめるような話がでていました。終盤に来てそれはないかもしれませんけど、このクラステ海風自体も怪しい=詐欺グループが関わっているってことはないのかしら


ペテロの葬列も残すところはあと3話ほどでしょうか。最後はどうまとめるつもりなのか、続きもとっても楽しみですペテロの葬列もいよいよ終盤!


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ペテロの葬列 あらすじと感想 第7話 善と悪との分水嶺

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小泉孝太郎さん主演ペテロの葬列~今週は7話です。本日はまず、これまでに判明した事柄をまとめてみたいと思いますペテロの葬列のあらすじ行きますよ~(^^)/


バスジャック事件を起こした暮木一光は、日商フロンティア協会の架空投資詐欺に遭った迫田夫人と出会い、そのうちひしがれた様子に大いに同情して、金を取り戻すと約束しました。ここで夫人が「騙された者の愚かさもまた罪である」と認めた謙虚さを、暮木がすこぶる気に入ったようです


この暮木の正体はいまだ明確ではありませんが、おそらく三郎の推測通り、

日商フロンティア協会代表の小羽雅次朗の経営コンサルタント(御厨尚憲)

の確率が高そうです。暮木がバスジャックの際に「悪人」と罵った3人もまた、この日商フロンティア協会の会員でした。


最初は詐欺に遭ったのが、それならば自分も騙してやれとばかりに多くの会員を募ったくせに、協会の悪事が明らかになるや否や、自分も被害者だとばかりにうそぶいて、知らん顔を決め込んだのは、代表に劣らないほどの「悪」だ。もっと己の罪を自覚すべき


でもここでふと思い出したんですけどね、3人のうち1人は、バスジャックが起きる前に自殺しているのですよね?残りのふたりもバスジャック事件の前後に引っ越ししていたはずです。そんな彼らが

「詐欺師を育てた暮木」

以上に悪人だったとは思えませんが、このような例は現実にもよくあることですよね。自分はより大きな罪を犯しておきながら、他人の悪事を許そうとしない人間は、結構どこにでもいるものです。自分が悪事を犯しているからこそ、その無自覚の良心の呵責から、他人の罪が目につくのかもしれませんが


こんな暮木の行動を「好意」と受け取り、金はもらって然るべきだと主張したのが、前回登場した迫田夫人の娘の美和子と、意外にも、バスの運転手=柴野和子でした。彼女は、暮木が自分の娘の名前を知っていたことから、この慰謝料は、シングルマザーで苦労している自分への褒美だと解釈したのだとか。


それもこれも、自分の母の行く末を案じていたはずの迫田夫人が今ではその母と同様に認知症となってしまったこと、そして今度は、独身の美和子が、母である夫人の面倒を見なければならないという境遇が、やはり母一人娘一人の我が身に重なったからのようです。


これに対し、これまた大いに意外なことに、ずっと金をもらうと主張してきた田中が、金を返すと言いだしました田中、イイやつ!(^^)/。しかも500万全額を、美和子に渡すというのです


「詐欺師が儲けた金など受け取れねえ!これはばあさんのもんだ!!


金をもらうかどうかについて、実はずっと悶々と悩んでいた田中が、息子に相談したのはよかったなあ。おまえならどうする?母ちゃんは知らねえ。おまえにだけ言ってるんだ


おそらく田中は、息子の言葉、もしくは表情から、この金をもらうことはいけないことだと判断したに違いないのです。誰が何と言おうとも、どんなに都合のいい言い訳を並べ立てようと、やはりこれは道理に合わないことなのだ、と


今回のこの「ペテロの葬列」で初めて「救い」を見出したような気がしました。人間口では何と言おうと、最後に来て「良心」を取り戻す、寸でのところで踏みとどまることができるって。田中、やってくれたねえ、な実に爽快な気分でした人間、見た目や第一印象で判断しちゃいけねえよ( `ー´)ノ


それに反して、見ていて実に情けなかったのは、啓ちゃんこと坂本啓です。慰謝料が入ったら、両親を旅行に連れていきたいなどと口にし、暮木からも親孝行な息子さんだ、などと褒められていた坂本は、今ではすっかり金への欲望をむき出しにしています。田中が返すと言った時、自分を正当化しようとしてあれこれ言うのが、なんとも浅ましかったですねえ


「いっそ被害者全員に返せよ!


「だったらあんたが、被害者全員を調べだしなさいよっ!!文句は、やるべきことをやってから言えっ!( `ー´)ノ


そう言って怒鳴りつけたくなりました。ここで正論を振りかざそうとするのがいかにも嫌らしく、こんな風に楽に金を手に入れることに味を占めた坂本はもしかしたら、今後暮木と同じ道~詐欺師への道を辿るのではないかと思った途端、その道が示されてしまいます。どうやら坂本は、知人から「いい話」を持ちかけられていたようなのです。坂本のような人間こそ

「騙されたら騙し返す

の典型になりそうです。悪は際限なく伝染すると三郎がつぶやいていたのは、この事なのではないでしょうか。


また今回、金をもらうことに決めたからには暮木を少しでもよく思いたいだろう柴野運転手と、最初から暮木に同情的だったメイが、暮木は根っからの悪人ではないと言ったことに対して、園田編集長がズバリこう言い返したのも気持ちが良かった


詐欺師は人と関わりを持ちたがる。たとえそれが善意からだったとしても、あの人が、他人の心を操ることに長けていて、そのことを喜んでいたことは事実


おばさんも園田編集長と全く同感です。


誰かを指導するという「人より優位に立つ旨み」を知った暮木は、死ぬまでそれが捨てられなかったのでしょう。自分の言葉で他人が一喜一憂する姿を見るのが嬉しかったのでしょうね。でもそれは、うわすべりの言葉遊びでしかありません。暮木には結局人間の本性を見抜く力などなかったのか、それとも、本性を見抜きながら、懸命に取り繕った善人ぶりをせせら笑っていたのか、ついそんな妄想を膨らませずにはいられません


そんな暮木が、迫田夫人に会って「改心」したというのも半分は本当で、半分は自分さえ気づかない偽善=パフォーマンスなのではないでしょうか。日商フロンティア協会の悪事が暴露された時、自分も「3悪人」同様姿を消しただろう暮木は、その後ずっと地味で貧しい暮らしを送ってきたのですものね。その時に改心していたら、自分が真っ先に償うべきなのに、それをせずに今に至ったのですから。


そう考えてくると、迫田夫人に会って、被害者がどんなに苦しんでいるかを知った暮木が、なぜバスジャックなどという派手な事件を起こしたのかも、なんとなく分かるような気がしませんか。


ただすんなりと、迫田夫人に金を渡せば済んだ話だろうに、ここに来てもまだ、世間を手玉に取りたかっただけであり、おそらくは最初から「自殺」を覚悟していたに違いない暮木が用意した最後の舞台が、あのバスの中での「ST」だったのではないでしょうか


来週は、メイがついに、慰謝料の送付先からある女性(?冨士真奈美)に辿り着くようです。皆に慰謝料を送ったのは、本当の暮木の共犯に違いないため、この女性がそうなのでしょうか。


そしてもう一つの「悪」、というより「魔」でしょうか~菜穂子が大分苦しんでいるようです。でもこの人相当ワガママですよね


心臓が悪くてもできる仕事はあるはずですし、別にそれは収入の無いボランティアでもいいはずです。リッチな父親の家の敷地に住んで、優しい夫に不満を抱き、自分に忠実な橋本にちょっかい出して悩むなんて、贅沢この上ないでしょうよ。あれでは間野が苛めたくもなるはずだ菜穂子、しっかりしろ~(`・ω・´)


ここは三郎のいうように、キッパリあの家を出てしまうのが良いでしょうな。とはいえ、この辺はもうおばさんの興味を大きく逸脱しているので、さっさと片付けていただきたいです


その間野京子にはどうやら「男(ストーカー?元亭?)」がいるようですが、ここもあんまり食指が動きません。同じ井出を絡めるなら、森元常務との絡みを生かせばもっと面白く見れたと思うと、ここもかなり残念です。なんでもかんでも不倫を持ち出せばいいってもんじゃないのに


と、多少この「脇道」にイライラさせられていますが、個人的にはあくまでもメインに焦点を絞って、最後まで楽しんでいこうと思います。同じ「脇道」でも、終始三郎を温かく見守って、ナイスフォローを忘れない睡蓮のマスターの話は楽しいんですけどね。ランチ代を借りても知らん顔の図々しいテッシーにつけを回してくれたりとか、人間は変わると、自らの経験を話したそうにしていたところとか


ペテロの葬列も残りは4話ぐらいでしょうか。何とかだらけることなく、最後まで盛り上げていってほしいものですペテロの葬列もいよいよ終盤!期待してますよ~!(^◇^)


ペテロの葬列~ドラマを見終わるまでは我慢我慢


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