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花たちの戦い~宮廷残酷史~
 時代劇・歴史モノ

花たちの戦い~宮廷残酷史~あらすじ一覧と見どころ(全50話)

花たちの戦い~宮廷残酷史~(全50話)


韓国時代劇、【花たちの戦い -宮廷残酷史-】もなかなか面白いドラマでした。このタイトルだけですと

「花たちの戦い=女同士のドロドロの戦い

「宮廷残酷史=陰惨な苛めや拷問

を連想させられますし、確かにその予想を裏切られることは無かったのですが、それでも敢えておばさんが(お気に入りの証である)このあらすじリストを作ろうと思い立ったのは、朝鮮史に興味のある方には是非このドラマを見ていただきたいと考えたからです花たちの戦い~宮廷残酷史~歴女には是非見てほしい(^^)/


というのも、このドラマの主人公はヤムジョンという女性ですが、そのヤムジョンが側室になった王が、あの悪名高き仁祖なのです


韓国時代劇がお好きな方なら、この仁祖がどれほどの悪人かすぐに思い浮かべられることと存じまするが(代表的なところでは「イルジメ」の王様がこの人です)、この「花たちの戦い」では、仁祖がなぜそれほど不評を買うようになってしまったのか、本当はどのような人物だったのか=その人物像を探るという、実に大胆な試みが行われておりました。おばさん自身は、それがとても新鮮に感じられた上、その解釈の1つ1つには大いに共感させられてしまったのです


以前、「張禧嬪」を扱ったドラマをいくつか見た際にもこれと同じことを感じました。誰もが「悪女」と決めつけて疑わなかった張禧嬪もまた、見方を変えれば、気の毒な人物だったのかもしれない、時代の犠牲者だったのかもしれない、と考えさせられたのは、自分にとってとても大きな収穫でした。日本では、小説では見られても、ドラマではまずありませんものねステレオタイプが揺らぐことはほぼありませんし、逆に、あまり斬新な解釈では大いに叩かれかねません


歴史上、誰もが知っている人物、こうあるべしと疑わない人物像の裏に隠された(かもしれない)あらゆる事情に想像をめぐらし、それを説得力のある一篇のストーリーに仕立てるという試みこそ、脚本家(小説家)の醍醐味なのかもしれませんのに


でも、ヤムジョンという女性が、一般的にいう悪女であることには変わりがないため、潔癖な方、勧善懲悪がお好きな方には向かないかもしれません。でもおばさん個人としては、現代ドラマはともかくとして、選択肢の少なかった時代に生きた過去の「悪女」にはついつい同情を禁じ得ません。悪女と呼ばれる女性たちは、往々にして、生まれた時代が違っていれば大いに活躍できたに違いないと確信させる才媛が多いことも事実だからです


ヤムジョンを演じられたキム・ヒョンジュさん、そして仁祖を演じられたイ・ドクファさんも、実に表情豊かで、毎回なんとかしてその言葉の裏の意味=心情を深く読み取ろうと躍起になったのも大いに楽しかったですし、ストーリーもよくできたミステリーの如しで面白かったです。(ミステリーに思えたから面白かったのかもしれませんが


とはいえ、人の好みは十人十色ですので、お気に召さない場合はどうぞお許しくださいませね


【花たちの戦い~宮廷残酷史~あらすじ一覧】


第1話 三田渡の屈辱


第2話 ヤムジョンの想い


第3話 キム・ジャジョムの計略


第4話 側室への道


第5&6話 王の寵愛 ほか


第7話 過去との決別


第8話 新しい王妃


第9~11話 悪女モード全開です


第12&13話 仕組まれた出産 ほか


第14~17話 王妃vsヤムジョン


第18~20話 輿地球(ヨジグ)の波紋 ほか


第21&22話 代理聴政 ほか


第23&24話 今やガップリ三つ巴


第25~27話 ポンニム大君の帰国 ほか


第28&29話 昭顕世子哀れ


第30~32話 王位継承の行方 ほか


第33&34話 正室の娘


第35~37話 ヤムジョン包囲網狭まる


第38~40話 王妃追放 ほか


第41&42話 世孫の流刑 ほか


花たちの戦い 最終回 あらすじと感想 (43~49話含)


~なんとまあ、チャ・スンウォンさんが光海君、キム・ジェウォンさんが仁祖を演じる華政というドラマもあるそうです。おばさんが視聴できるのはいつになるか分からんけど、これまたう~んと楽しみです


これまでに視聴した韓国ドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~韓国ドラマ編

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花たちの戦い 最終回 あらすじと感想 (43~49話含)

花たちの戦い~宮廷残酷史~のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: 花たちの戦い~宮廷残酷史~あらすじ一覧


キム・ヒョンジュさん主演の【花たちの戦い -宮廷残酷史-】も最終回まで見終わっています「花たちの戦い」の感想です♪。内容そのものは(こんなこと言うとまた大いに顰蹙を買いそうですけど

なかなか面白かった

んですが、何せ体調が思わしくなかったため、見ていて一層具合が悪くなったこともしばしばでした


でも、これまでずっと抱いていた仁祖や彼にまつわるエピソードへの印象が一変したのは大変大きな収穫でしたし、ヤムジョンのまさに「極めた悪女ぶり」にはむしろ感嘆しきりでございました花たちの戦い~最終回まで見たあらすじと感想です( `ー´)ノ


~女性が己の能力を存分に発揮できる選択肢が少なかった時代、その才覚がたとえ悪事に使われようと、それを大上段から責める気には到底なれんのです。これが現代ならば別ですよん


大分日も経ってしまったことですから、以下、43話から最終話までのあらすじと感想をあっさりと簡単にまとめさせていただきました


哀れな世孫=ソクチョルとその弟たちは流刑後すぐに引き離されてしまい、ソクチョルにいたっては、ヤムジョンによる「王命」でもって賜死されてしまいました。父のように毒殺されて体中から血を流すのではなく、絞殺されるのは幸いだと笑ったソクチョルの弱々しい笑顔が今でも脳裏にこびりついています


そんなソクチョルを心から案じていたカン氏もまた、ヤムジョンの策略にはまってついに処刑されてしまいました。この際、カン氏には言い訳の余地があったにもかかわらず、カン氏が自ら進んで罪を認めたというのが何とも印象的でしたね


カン氏は、夫のみならず息子まで殺されたことを知り、怒りに任せてドルゴンに朝鮮を襲うよう手紙を書いたという濡れ衣を着せられたのですが、その手紙はヤムジョンがヒョンイクに書かせたものであり、全くの偽物だったのです


カン氏が、それは自分の筆跡ではないと主張さえすれば、仁祖もすぐにその主張を認めたことでしょうが、カン氏自身、己の心のうちを見透かされたかのような(偽の)文面を、まったくのでたらめだとは言えなかったらしいのが、何ともこのドラマの辛辣で奥深いところです


カン氏は、その手紙は間違いなく自分の手によるものだと断言し、潔く死を待ちました。が、ヤムジョンはここで、死にゆくカン氏にひとかけらの情けすら与えず、苦しみもがく時間を長引かせるように、毒に細工をさせたそうです。おそらくは~罪人の最期の苦痛を減らすため毒の効果を強めると言われている人参を抜かせたのでしょうか


カン氏はもちろんのこと、長い時間、苦しみもがく娘を看取らねばならなかったカン氏の母が何とも哀れで気の毒でした母親は辛かっただろうなあ(;´Д`)


それに、カン氏の死の苦痛を長引かせることで、自分に向けられた侮蔑に対する復讐をしたつもりのヤムジョンも、また気の毒に思えてしまったおばさんです


たとえどんなに辛くても、その時間を耐え抜きさえすれば、カン氏は愛する夫と息子のいるあの世へ旅立つことができたのですけど、ヤムジョンにはもう誰もいなかったのですから。ヤムジョンの母ハン・オクとヒョンイクは、チョ・ギにその密会現場を抑えられ、惨殺されてしまっています。


でも、最後の最後に、そんな悪逆非道の限りを尽くしたヤムジョンにも「魂の時はなたれる時」が用意されていました何とも哀れな最期だった


仁祖が亡くなった後、その遺言通りヤムジョンの命を助けたポンニム大君ですが、ヤムジョンはそんなポンニム大君さえ呪い殺そうとします。おばさんには、ここはもはや引くに引けなくなったヤムジョンが、自分を殺してほしい、ケリをつけてほしいと望んだ欲求の表れと思えてなりませんでした


仕方なくポンニム大君は、ついに、ヤムジョンに死を命じましたが、壮烈王妃がこれを押しとどめます。王妃はヤムジョンを宮廷から追放処分にしたようですが、あれは最初から、ヤムジョンを民たちに殴り殺させる腹積もりだったものと思われます


シム・ギウォンやキム・ジャジョムが、四肢を切り落とされて処刑された時も(実際のシーンが無くて助かったケド)、それほど残酷だとは思わなかったものですが()~特にジャジョムは因果応報でしょうから、この最後のヤムジョンのシーン

元は平凡な民の一人だったヤムジョンを他の民に殺させる

というのは実に卑怯で残酷な仕打ちだと背筋が寒くなりました壮烈王妃がサイテーだった(`・ω・´)。王妃はそれほどヤムジョンが憎かったのでしょうが、やっぱりどう考えてみても、

朝鮮の国母(慈愛に満ちた民の母)

たる人間が下すべき裁定ではないと思えてなりませんでした


前述した四肢を切り落とすなどの体に傷をつける処刑法は、死者を辱める行為として、学識経験者からは大いに軽蔑されたそうですが、自分の手を汚さない、しかも一見慈悲深そうに見えるこのなぶり殺しも同様ではないでしょうか。個人的に、特に後半はずっと、この壮烈王妃には、これっぽっちも共感も理解もすることができなかったのが、最後に来て改めてさもありなんと頷いてしまった次第です


それでもそんな非業の死を遂げたヤムジョンにも、ヒョクとヒョミョン王女という、ヤムジョンを想って泣いてくれた人間がいたことが、せめてもの救いでございましたし、冒頭でも触れたように、これまでは残虐でずる賢いとしか思えなかった仁祖にも、他人からは計り知れぬ深い苦悩に苦しんでいたのだと、その胸の内を想像することができただけでも、このドラマを完走した甲斐があるというものです


多分~もう2度と見る気はおきんと思うけど、そう思うだけに、なんとか最後まで完走できたのは本当に幸いでした。これは単なる自己満足に過ぎんかもしれませんが、これでまた1つ、韓国の歴史をより深く知ることができた、と感慨しきりでございます。と、結果的には大満足の視聴となりましたことを最後に付け加えさせていただきまする花たちの戦い~朝鮮の歴史を知るにはお勧めですよん♪


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これまでに視聴した韓国ドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~韓国ドラマ編

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花たちの戦い あらすじと感想 第41&42話 世孫の流刑 ほか

花たちの戦い~宮廷残酷史~のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: 花たちの戦い~宮廷残酷史~あらすじ一覧


キム・ヒョンジュさん主演の【花たちの戦い -宮廷残酷史-】も41話「断ち切られた絆」と42話「世孫の流刑」を視聴しました。終盤に入ってきてますます陰惨になってきましたね~。それでも唯一、キム・イン=キム尚膳が忠誠心と良心を失っていないのが救いです


世孫のソクチョルを守ろうとしたキム尚膳が、ナム・ヒョクに護衛を命じた際、ヒョクがその意向を(最初は)受け入れず、

そんなことは知ったことではない、おまえ(内官)如きが、国を憂えるのはおこがましい

的な発言をした時などは、思わずブチ切れそうになったほどです。キム尚膳は命の恩人なのに彼を馬鹿にするところが、いかにもプライドだけは高い

「腐っても両班

の言いそうなことです


「あなたたち士大夫がシッカリしてこなかったから、朝鮮が堕落してしまったんじゃないかっ!!ナム・ヒョク、サイテー!( `ー´)ノ


それでなくても、唯一愛した女性すら幸せにできなかった男に文句を言われたくありませんあ~言いたいこと言えてスッキリした♪。以下簡単なネタバレのあらすじです


娘=ソルファの話題を持ち出されて一触即発の気配を見せたヤムジョンとジャジョムでしたが、そこはそれ~なにせ同じ穴の狢のふたりですから、結局はジャジョムが領議政になることで折り合いをつけたようです。


娘と知っても一瞥もくれぬヤムジョンに腹を立てたソルチュクは、いずれは死ぬ運命の娘を、一度だけでも抱きしめてやってほしい=成仏させてやれとヤムジョンを咎めますが、王妃となる夢のために人の心などとっくに捨てたヤムジョンは、これを振り切ってジャジョム邸を後にしました。


ジャジョムはチャンに命じて早速二人を殺そうとしますが、ソルファだけはヒョクがその命を助けて連れ去ります


このソルファをキム尚膳がどう使うつもりか~と思いきや、ヤムジョンはキム尚膳を大殿から追放し、「出入番」(通いの内官)に格下げしてしまいます。代わりに大殿付きとなったのは、いかにも品性下劣そうなヤン内官です。この顔を見て「王と私」の金子猿=キム・ジャウォンを思い出したのはおばさんだけでございましょうか


こうしてすっかり舞台が整ったところに、ソクチョルがご機嫌伺いにやってきました。ソクチョルは、そこで仁祖がヒョンイクに鍼を打ってもらっていた様子に、父=昭顕世子が鍼を打たれた直後に亡くなった様を鮮明に思いだし花たちの戦い~ソクチョルが可哀想すぎ(;´・ω・)、思わずヒョンイクにこう命じてしまいます


鍼を打ってはならぬ!


父上はこの者に殺されましたと泣き出したソクチョルを見て、仁祖も最初は、父の最期を思いだし、祖父もまたそうなるのではないかと案じたのか、と、その孝心を褒め称えようとしていたはずが、いつの間にかこれが激怒へと変わっていきます


父は殺されたと嬪宮に教わったのか!?


これは案の定、ヤムジョンが「ドルゴンからの養子の話」を仁祖に吹き込み、今ソクチョルが「孝心を見せているのも、仁祖を油断させるためだと思い込ませていたからです。まったく、この頭脳を他に使えなかったのが、返す返すもったいない


こうして「正気を失った仁祖」はついに、孫のソクチョルを幽閉してしまいました。それどころか、ヤムジョンの口車に乗っかって、ソクチョル流刑の教旨まで黙認してしまいます。(ここは明確ではなかったので、ヤムジョンの単独行動かも知れません)


息子の危機を知ったカン氏は半狂乱となり、ソクチョルの命乞いはもとより、自分が自害すると泣きわめきますが、もはや誰もこれに耳を貸す者はおりません。


「もう二度と王様に逆らいません!


仁祖とカン氏を公平に見比べた時、仁祖が圧倒的に悪いと頭では分かっている一方で、このカン氏もまた、何度もこの言葉を口にしていながら、その行動は裏腹だったこともやはり看過できません。それでなくても疑り深い仁祖のことですから、たとえヤムジョンが唆さなくても、結局はカン氏を気に入ることはなかったのではないでしょうか


そんな母を見ていたから、ソクチョルもまたヤムジョンに揚げ足を取られてしまいます。ソクチョルは、ヤムジョンに向かって

「必ず母の無念を晴らしてみせる」

と言い放ちましたが、ヤムジョンはこれを、伝言を頼まれたカン氏ではなく、仁祖に伝えるつもりです。同じことを決して耳に入れてはいけない相手がいるのなら、いっそ他の誰にも言うべきではないと、カン氏は身をもってソクチョルに教えるべきだったと、何とも無念でなりません。


以前ヤムジョンがカン氏に、お腹の子だけは助けてほしいとすがった時に施した温情が、今度は刃となってカン氏に襲い掛かります。子を思う母の気持ちが分かるだろうと泣いて訴えるカン氏の言葉など、ヤムジョンはまったく聞いていません


こうして王宮はすっかりヤムジョンの天下となってしまいました。あのキム・リュでさえ、仁祖に面会すらできず、玉座に座ったヤムジョンから罵られる始末です


仁祖を王にして栄耀栄華を極めただけではまだ足りんのか


ヤムジョンの狙いが自分に向けられていると察したポンニム大君は、早速荘烈王妃の下へ行き、自分と手を組むよう申し入れますが、王妃は知らん顔を決め込みます。個人的には、カン氏への対抗心から彼女を掌返しで裏切った王妃も相当気に入らないけど、このポンニム大君はそれ以上に好かん~心の中が見えないので、王妃のこの対応も分からなくはありませんが。


でもここは、王妃も一か八かポンニム大君を信じて手を組むべきでしたまた王妃がアホでね~(;´・ω・)


いくら「名ばかり王妃」とはいえ、世子と組みさえすれば、少なくともソクチョルと弟たちを流刑になどしなくて済んだかもしれないのに、それを無視したのはやはり、カン氏を憎んでいるから=ソクチョルを「孫」として愛したことなどなかったからではないでしょうか。それこそ、ヤムジョンの思う壺ですのに


このドラマを見ていて毎回思うことは、ヤムジョンが悪人なのは百も承知なのだけれど、そのヤムジョンを成敗してくれるはずの、こちらが好感を持てるヒーロー&ヒロインがここには誰もいないということです。唯一見込みがあるのがキム尚膳ばかりです


でも、ヤムジョンの野望はいずれ潰えることを思えば、誰かが立ち上がるのはきっと間違いないのでしょうね。力関係から行けば、最後には仁祖がヤムジョンを捨てるのでしょうか


仁祖が後に、世子を殺した上に世孫まで流刑にする(=見殺しにする)暴君と呼ばれることは何としても避けねばならぬ、と、必死で仁祖を捜して説得しようとしたキム尚膳の叫び声が今でも耳から離れません。また、亡き昭顕世子の寿衣が偽物だと拷問を受けた元御医が、潔く獄中で毒を飲んだのも泣けました


こうしてみると、一見ヤムジョンに蹂躙されているかのように思える宮中でも、少しずつ変化が起きているのかもしれません。どんなにヤキモキしたところで今さら歴史を変えることはできないのは何とも気が重いですけど、何とか最後まで頑張って見届けたいです。「花たちの戦い」は残すところあと8話です


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花たちの戦い あらすじと感想 第38~40話 王妃追放 ほか

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キム・ヒョンジュさん主演の【花たちの戦い -宮廷残酷史-】も38話から40話まで見終わりました。あ~これでようやく残すところ10話まで来ました。ここまで来たのですから最後まで見届けなくては、という一心で毎日頑張って視聴しているところです


とはいえ、話の展開事態はまだまだ興味深くて面白いです。これまでと同様~多分これがこのドラマの目的でしょうか、

仁祖=極悪人

という世間的な評価が実際にはそうではなくて、このイメージはヤムジョンとジャジョム、そして周囲の疑心によって作られたものだというアイロニーがたまりません


それこそよく世間ではこの手のドラマを「ドロドロ」と評するようですが~おばさんも見る前はそう思っていましたが、おばさんに言わせるとこれは「ブラックユーモア」であって、決して愛憎劇ではありません花たちの戦いのあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ。何せ肝心のヤムジョンがこれっぽっちも仁祖を愛していないのですからね


このドラマが陰惨な題材の割にからっとして見えるのは、ヤムジョンの性格とキム・ヒョンジュさんの演技の賜物もありましょうが、根本はここなのではありませんかね~。ヤムジョンが、あくまでも「愛」(≒執着)ではなく「権力=野望のために戦っているところ


だからこそ、彼なりにヤムジョンを愛している仁祖がマヌケに思えてなりませんし、仁祖の極悪人イメージも和らいでいるのだと思われまする


とまあ、感想はさておき、そんなブラックユーモアたっぷりのこの「花たちの戦い」で、この38話から40話にかけて、こちらは正真正銘の「ドロドロ」の展開を見せたのが、荘烈(チャンニョル)王妃です。なんと王妃は今回、仁祖とスンソン君が実の親子ではないと証明するため、二人の血を混ぜ合わせてみせたのです


ヤムジョンが仁祖に与えていたお茶はやはりアヘンだったらしく、すっかりアヘン中毒となった仁祖は鼻血を流して倒れてしまうのですが、軟禁したヤムジョンに代わって仁祖の看病に来た王妃は、その鼻血を持ち帰り、スンソン君とヤムジョンを呼び出します。これはパク淑儀が、水にふたりの血を垂らせば親子鑑定ができると王妃を唆したからです


でも~朝鮮王朝物を見続けて結構長いおばさんに言わせると、国母=王妃たる者、王を試すようなことはしてならぬはず、ですよね。これは後に王妃も反省していたようですが、こんな実験をすること自体が仁祖を馬鹿にすることに他なりません。なにせ、夫の顔を引っ掻いただけで死罪になるほどなのです。(見すぎやねん


ヤムジョンへの嫉妬で冷静さを失った王妃は他の側室がいる目の前で、この実験に踏み切ってしまいました。さすがのヤムジョンも覚悟を決めたその時、またしてもキム尚膳が救ってくれます。もちろん、ヤムジョンを救うためではなく、王のメンツを保つためです。なんでも、水にミョウバンを溶かしておくと、他人の血でも交わるのだそうですよ


仁祖が貶められては大変だ!とキム尚膳に耳打ちしたのは、ほかならぬキム尚宮ですイン大活躍(^^)/


この辺もまた、ブラックユーモア以外の何物でもありませんね~。彼女もまたヤムジョンに似たキャラで、相手の性格を知り尽くした上で、その相手がどうしたら自分の思い通りに動かせるかを熟知しているのです


こうして墓穴を掘った王妃に尚且つ追い打ちをかけるのがヤムジョンです。なんとヤムジョンは、中宮殿を出た直後に転倒してみせ、慌てて呼ばれたヒョンイクに、お腹の子を殺せと命じました。すべては王妃のせいで流産したと仁祖に思い込ませるためです。


そうしておきながらまたしても打つ茶番には~そろそろ飽きてきています


チョーナー、決して王妃様の責任ではございません。私が勝手に転んだからいけないのです!!私が転んだのもすべて王妃のせいです!


流産後の体を押してまで駆けつけるこの根性は凄いですよね~。何度も言うようで恐縮ですが、このヤムジョンが現代に生きる女性だったら、どんなに活躍したことでしょう。(保険金詐欺師になったなんてイケズは言わんといてくださいね


これで事情を知った仁祖は激怒し、王妃を廃位するとわめきたてましたが賜死に処す!!、ここは、ポンニム大君が間に入ってとりなしました。そうそう、仁祖は王孫のソクチョルを廃して、ポンニム大君を世子に冊封したのです。その際も仁祖は、

昭顕世子殺害の裏にはヤムジョン有

を百も承知で、ポンニム大君にヤムジョンを救うよう命じています。もちろんポンニム大君は、ここでヤムジョンを罰しても、仁祖の恥にしかならぬと承知しており、仁祖の言いなりになっています。これがまた王妃のヤムジョンへの怒りを増幅させていたのですが


世子問題でいうと、共通の敵ヤムジョンを挟んで手を組んだかに見えたカン氏と王妃も、ヤムジョンを蔑んではいても、そのお腹の子への憐れみを抱くだけの余裕があったカン氏が、積極的にヤムジョン殺害を望まなかったのに対し、

ヤムジョンへの嫉妬メラメラ

の王妃はヤムジョンを殺したかったという意見の相違で、ふたりは再び反目することになってしまいます。ここもまた、慈悲深い国母とは言い難いですよね~。それに何と言っても顔が怖すぎ花たちの戦い~チャンニョル王妃が怖すぎ(;´Д`)


世子が亡くなった頃は、カン氏の言動が腹立たしく思えたおばさんでしたけど~この人がもう少し大人しくしていれば世子は死なずに済んだかも、と~今になってみるとやはり、子どもがいる分だけ、王妃よりずっと慈悲深い印象が強いですね。もう今の王妃は嫉妬と自己保身の権化と化していて、慈愛も尊厳もまったく感じられません


重臣たちの反発に遭い、さすがに「廃妃」にはできなかったものの、ヤムジョンはまたしても王妃を慶徳宮に追いやることに成功しました。その王妃をいかにも廃妃扱いしたヤムジョンは、そのうちに「毒薬」を届けるわ、とまでうそぶきます


そしてヤムジョンは、仁祖に若い側室をふたりあてがった隙にジャジョムの元を訪ね、ポンニム大君を殺すよう命じました。世孫は私が始末する


その世孫=ソクチョルには今、清のドルゴンから養子の話が来ているようです。この話が成立すればよかったのにね~。昭顕世子時代から仕えているあの内官が、これを立ち聞きしていたようなので、早速ヤムジョンに筒抜けになってしまうのでしょう


世孫としてではなく、あくまでも孫としておじいさまに毎日会いたいというソクチョルは本当に可愛くて、仁祖も目の中に入れても痛くない様子だったのに、またしてもヤムジョンに籠絡されてしまうのでしょうか


またナム・ヒョクは、キム尚膳の計らいで護衛武官になったようです。さすがのヤムジョンも、ヒョクが刀を振り上げて睨んでいては、逃げ出すこともできぬようでしたが?


さ~てあと10話、頑張って最後まで完走しますよ~!花たちの戦いもいよいよラストスパート!


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花たちの戦い あらすじと感想 第35~37話 ヤムジョン包囲網狭まる

花たちの戦い~宮廷残酷史~のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: 花たちの戦い~宮廷残酷史~あらすじ一覧


キム・ヒョンジュさん主演の【花たちの戦い -宮廷残酷史-】も37話まで視聴しました。以下、35話「王の幽閉」、36話「血染めの寿衣」、37話「仁祖奪還」をまとめた簡単なネタバレのあらすじ感想文です花たちの戦のあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


まずは前回の続き~ナム・ヒョクの話から参りましょうか。個人的に、あまりこの件には触れたくないんですけどね~


おばさんは別にヤムジョンのしたことが正しいとは思わんけど、男女関係においてどちらか一方だけが悪いという理屈は成り立たないと思うのですよ。


これはあくまでもドラマで極端な例だから「殺す」などという物騒な手段が採られていますが、一旦自分から相手を捨てたなら、未練たらしくその後を追うべきではないでしょうよ。ヤムジョンがその良い例でしょう?一度別れると決めたらキッパリ未練を断ち切る


たとえどんなに心の中でナム・ヒョクを愛していようとも、一旦そう覚悟を決めたからには、全てを捨ててヒョクの元へ戻ることなどできるはずもありませんし、ヤムジョンの理屈から言えば、そこまで必死で手に入れた生活を、いつ自分と娘を追って来るかも知れぬヒョクを生かしておいてぶち壊すわけにはいかんのでしょう。なぜそれがヒョクには理解できんのか~そっちの方が不思議でござる


いくらヤムジョンが

「また会いたい

などと甘言を弄しても、決して近寄ってはなりません。会いたいと言ったその側から即、彼を殺す策をめぐらさなければならないのがヤムジョンのヤムジョンたるゆえんなのですからね。それが嫌なら、殺害を決めた時点でその意を翻してはならんのです。だからこそヤムジョンは、ここで殺せ、と言ったではありませんか


たかが37日間という付き合いの短いおばさんが理解できるのに(人生経験の差か)、幼馴染だったヒョクが分からんということは、やはり男女の価値観の相違でしょうか。くどいようですが、だからと言って殺すのは論外ですよ~こう言った思考の展開はドラマや小説~フィクションだから許されるのでござりまする


必ず「王妃」になると誓って、愛する人をその手に掛けたからには、なんとしてもその過去を全て清算しなければなりません。ヤムジョンは、再度ヒョクを呼び出して、今度こそ葬り去ろうとしましたが、これをジャジョムに阻止されてしまいます


自分が王妃となり、息子のスンソン君を世子にするにはジャジョムが邪魔になったヤムジョンは、ジャジョムを左議政から罷免していたのです。ここはヤムジョンが甘かったな~。ジャジョムは、都総官となって事実上の兵権を握ったチョ・ギを抱き込み、仁祖を殺してスンソン君を王位につけようと企んでいたようですが、ここは果たしてどうなりますことやら。


2度も殺されかけたのだ。必ずやあの女を殺してくれるだろう


またヒョクが期待通り()、動いてくれちゃうんですよね~なんと今度は王宮にまで押し入って、敢え無く捕まってしまいます。でもここで相手がキム尚膳だったのが幸いしました。今や

「花たちの戦いのヒーロー

と名付けたいほどのキム尚膳は、ヒョクがヒョミョン王女の父であることもちゃんと承知しています。娘に会いに来たのか?


~キム・イン役のウ・ヒョンさん、あまり見かけないけどどこかで見たことがあるな~とずっと考えていたんですが、「根の深い木」でトルボクの剣術の師匠=イ・バンジ役で出てたことをようやく思い出しました。あの鋭い目つきが決め手でした


キム尚膳がヒョクを刺客に使うとは考えにくいですから、これでやっとヒョクも別の方法で落とし前が付けられるかもしれません


また副題にもあったように、今回ヤムジョンはなんと仁祖を幽閉してしまいます。表向きは、公務が忙しくては病が良くならぬと、療養を名目に自分の殿閣に連れてきたのですが、どうやらヤムジョンはこれで仁祖と重臣との接触を断ったばかりか、仁祖にを盛っていたようなのです。良い気持ちになるお茶とはやはり「アヘン」でございましょうか


一方でカン氏は、清国からの使者にすべての望みを託していました。世子を可愛がってくれたドルゴンなら、きっとその無念を晴らしてくれるに違いない、と思っていたのが、その使者(問責使)もまた、王の不在を理由に、ヤムジョンにまんまと買収されてしまいます


後継者問題は1年待ってほしい。王の病が回復すれば王孫を世子にするが、治らなければポンニム大君を世継とするつもりだと伝えよ


追いつめられたカン氏を憂えた王孫=ソクチョルが、ヤムジョンを「ハルガママ(祖母上)」と呼んでまで、母の命乞いをしたシーンが何とも哀れでございました。逆にこの子がもっと愚かだったら、仁祖も煙たく思うことはなかっただろうし、ヤムジョンも殺そうとまではしなかったかもしれないというのがまた何とも皮肉でござる


それはカン氏も同様ですものね~せめてもう少し年を取ってずる賢く立ち回ることができたら良かったのになあ、とついつい思わずにはいられません


が、さすがに皆、そうそうヤムジョンにやられてばかりではいませんでした。どうやらカン氏が王妃に頭を下げ(叔父を使いに出した)、王妃がキム尚膳に命じて仁祖を大殿に連れ戻したのです。その時ヤムジョンは王妃から呼び出され、新しい側室から礼を受けていました。


無理矢理連れ戻された仁祖はここで世子毒殺の証拠を突きつけられます。ヒョンイクの前に御医を務めていた医官(ユ・ジョングン~アン・ペ@千秋太后/ヨンジン@武人時代)が、カン氏から世子が亡くなる直前に来ていた寿衣を預かり、これにベッタリ付着していた血液から、毒を検出したそうなのです。この寿衣を持ち出してくれたのも、もちろんキム尚膳ですさ~すがイン!(≧▽≦)


世子様に飲み薬は処方しておりません。イ・ヒョンイクが毒鍼を使用したに相違ございません!


それでも仁祖はこれを認めたくなかったようです。直接毒殺は命じなかったものの、心のどこかでそれを認めてしまっていた~現代ミステリー風に言うなら「未必の故意を仁祖なりに自覚しているからなのでしょうな


ヒョンイクは捕まって厳しい取調べを受けるようですし、ヤムジョンも事実上軟禁されてしまいましたが、そこはさすがにヤムジョンで、自分の首に刃を突き付けて皆を脅し、仁祖の下へと走っていきます。そこには、まさにこれまでのヤムジョンが浮かべていたのと同じように、悠然と笑みを浮かべたカン氏が立ちはだかっておりますが?子どもたちは無邪気で可愛いでしょう?


いやいや~カン氏がやられっぱなしじゃないのが楽しいですね。どちらにもそれぞれ言い分があって、そのどちらにも長短があるというのがこのドラマの面白いところでござる


遣られたらやり返す!花たちの戦い -宮廷残酷史-が面白い(≧▽≦)

ヤムジョンは、スンソン君の出生の秘密を隠すため、ソルチュクをも捜しだそうとしていましたが、そちらもまた気になるところでござりまする花たちの戦いは続きもとっても楽しみです


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花たちの戦い~宮廷残酷史~
 時代劇・歴史モノ

花たちの戦い あらすじと感想 第33&34話 正室の娘

花たちの戦い~宮廷残酷史~のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: 花たちの戦い~宮廷残酷史~あらすじ一覧


キム・ヒョンジュさん主演の【花たちの戦い -宮廷残酷史-】は、33話「引き裂かれる親子」と34話「正室の娘」を視聴しました。表面的に見れば、ここは「カン氏が可哀想」なエピソードでしたし、実際に気の毒ではあったんですが、おばさん個人としては、やはりこのカン氏の「信念」に疑いを持たざるを得ませんでした。その辺をつらつらまとめてみますね花たちの戦いのあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


まず気の毒な点は、ヤムジョンの猿芝居により、カン氏はアワビに毒を盛ったとまで疑われ、ついに宮中を追い出されることになったことです。


このヤムジョンの芝居がまたいかにも茶番でございましたね~。最近はあのキム尚宮の気持ちが手に取るように伝わってきます。この辺はもうブラックコメディ以外の何物でもありません


元々胃が弱いから、少しでも傷んでいると敏感に反応したのね傷んだ物を王様にお出しするなどとんでもない女だわこっちが本音♪、というその側から、アワビを用意したのは自分だ、王様と仲直りしてほしくて余計なことをしてしまった、との自己アピールも忘れません


それでも尚吐き気が収まらないふりを続けたヤムジョンに、仁祖はたまらず、(カン氏が)後で毒を塗ったのではないかとまで言いだします


そんなまさか!嬪宮に限ってそんなことをするはずがない!!=その一言を待っていたわ!!またキム・ヒョンジュさんが上手い( *´艸`)


こうして仁祖は早速、どうやら御医になったらしいヒョンイクを呼び寄せて、アワビを調べさせました。ヒョンイクは抜かりなく、持参した砒素をアワビに振りかけます。隣で見ていた医官が驚くと、

「王命だ!

と言い返す始末。この辺がまた実にマヌケなところです。仁祖のあずかり知らぬところで勝手に「王命」が独り歩きしているのです


当然、銀の匙は真っ黒に変色~アワビには毒が盛られていたという報告を受けた仁祖は、早速イン=キム尚膳に命じて、東宮殿を調べさせました。この時は既に

ヤムジョンにまんまとハメられた!

と後悔しきりの、でも半ばあきらめた様子のカン氏に、忠義の徒=キム尚膳は、

自分に任せておくよう

力強く頷きます。ヤムジョンは既にオンニョンに「毒」を東宮殿に隠しておくよう命じていたのですが、キム尚膳がこれを見つけて闇に葬ったようです


怒り収まらぬ仁祖に対し、領議政のキム・リュは、カン氏を出宮させる代わりに、王孫のソクチョルを世子に冊封するよう進言し、カン氏もこれを了承して、着用している喪服がそのまま「罪人」であるかのような格好で、宮中を去っていきます


この時キム尚膳が、王妃が乗る輿=輦(ヨン)を手配してくれたのがまた何とも泣ける配慮でした。このキム尚膳が、世子の霊前で涙を流し、王孫のために耐えてくれと号泣していた姿も忘れられませんね。この声を聴いたポンニム大君までもが、世子のためにあれほどまでに泣いてくれるのはキム尚膳しかいないのか、と自分もまた涙していたほどなのです。


が、後にこのポンニム大君がキム尚膳に、王孫を助けるため自分に協力してほしいと言ったその言葉は、果たして本心なのかどうか、まだこちらは測り兼ねるところですが


と、ここまでがカン氏を「気の毒」に思うところで、異論のある方はきっといらっしゃらないと思うんですが、おばさんが疑問を抱いたのは、カン氏がヤムジョンに放ったあの一言です


側室の娘の分際で、汚い手で私の息子たちに触るな!


確かにヤムジョンは紛れもなく「側室の娘」です。これは多分「妾の娘と言った方がもっとピンとくるのではないでしょうかね~。当時、妾は正妻に殺されても文句は言えなかった、というぐらいですから、王の側室とはまったく別の扱い=軽蔑の対象だったと思われます。


その一方ででも確か、世子や世子妃の夢見ていた新しい朝鮮は

「身分差の無い皆が等しく尊ばれる国

のはずでしたよね。確かにヤムジョンの心根は卑しいかもしれないけれど、それを「身分」に言及して貶めるというのが、どうにも違和感がぬぐえません。これがもし亡くなった昭顕世子だったら決して、

「側室の子だから卑しい」

などと言うことはなかったはずです


そう思うと、カン氏の志自体がうさんくさく思えちゃうんですよね~。結局は、自分が異国にやられたことへの私怨、更にいうなら仁祖への恨みがこの人に「理想」を語らせているだけなのではないか、と


今の時代ならあり得ませんが、妾が数多く存在していた時代において、少なくとも国を憂うる為政者であれば、少なくとも為政者たろうとするならば、単にこれを軽蔑するのみならず、妾にならずとも済むような救済策を考えるのが先決であって、事あるごとに相手を侮蔑する目的で「側室の娘」を連呼するのは、やはり、上に立つ者の放つ台詞ではないように思えてなりませぬだからカン氏はまだまだなのよ(;´・ω・)。だからこそ、ソクチョルに、自分に似てはならぬ、と言ったのでしょうが


そうやって軽蔑され続けてきたからこそ溜まり続けた怒りが、今のヤムジョンを作ったと言っても過言ではないのですから。


そのヤムジョンの「宿願」もついに果たされることとなりました。口で言っても聞かぬなら、と、チョ・ギの息子たちを捕まえるという実力行使に出られたチェ氏はとうとう、首をつって自殺してしまいます


自分もまた「輦」に乗って里帰りをしたヤムジョンが、心の中では軽蔑しながら迎えに出た「兄たち」に愛想笑いを浮かべていたのもまた何とも滑稽かつ切ないシーンでした。たとえ偽りの歓迎でも、これまで自分を馬鹿にしつづけた彼らが目の前で頭を下げる姿を見たかったのか、と


まあ、いつもビクビクとしていたハン・オクが、あれで楽しく生きていけるなら良いですけどね。重苦しいこのドラマの中で、唯一このハン・オクだけがコメディ要素なのですもの


また、何をしても満たされることの無いヤムジョンの哀しさを唯一理解できる、否、しなくちゃいかんのがナム・ヒョクだと思うんですが、これがまったくの朴念仁で、またしてもヤムジョンを襲ってきたのには呆れ果ててしまいました。自分の手で彼女を幸せにできなかったんだから、後はどこかでひっそりとその幸せを願ってろ花たちの戦い~ナム・ヒョクが邪魔だ( `ー´)ノ~と思うのはきっとおばさんばかりでございましょうが


花たちの戦い」も残すところあと3週間余りとなりました。続きもとっても楽しみです


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海外ドラマが大好きで、最近は日本のドラマも楽しんでいます。タイトルに掲げた韓国ドラマは今ではかなりのマイナー志向です。ミステリーや時代劇・ラブコメに加えて「お堅い社会派ドラマ」も好みです

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