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「時代劇その他」のレビュー一覧

王になった男 あらすじと感想 実に面白かったです

イ・ビョンホンさんが光海君を演じた映画、【王になった男】をいつか見てみたいものだと思っていましたが、ようやくその念願が叶いました。2013年公開ということですから、5年越しの願いです


ビョンホンさんも光海君もどちらも好きな方なので、楽しめないはずはないのですが、映画の内容がまた面白かった~。王朝物らしく世界はとても狭いんだけど、そこに登場する人物が皆、実に個性的で魅力があり、ドラマとは違って2時間、しかもカットされているからほぼ1.5時間という短い時間の中で、一度見たら忘れられないほどのインパクトを与えてくれました


今更あらすじでもないでしょうが、この感動を文字にして残しておきたいという欲求を叶えさせていただきたいと存じまする。お時間に余裕のある方は、是非お付き合いくださいますように


冒頭でも触れたように、主人公は光海君、しかも本物ではなく影武者です。当時政務に追われていた上、頻繁に命の危険を感じていた光海君は、夜だけでも影武者を立てようと思いついたそうです。その白羽の矢が立ったのが、道化師のハソン(イ・ビョンホン二役)です。


王に瓜二つの顔を生かして皆を賑わせていた姿を見た都承旨のホ・ギュン(リュ・スンリョン)は、早速、ハソンを王宮へ連れていきました。一緒にいた卜部将(キム・イングォン)はでも渋い顔です。ハソンの下品な腰振り歩きがお気に召さなかったようです


が、光海君はひとめでハソンが気に入りました。さすがに道化師だけあってモノマネはお手の物なのです。学問も、儒学の入門書の「小学」までは読めたそうで、最下層ではなかったらしい。


週に3日来ればよいはずが、本物の光海君が、お気に入りの尚宮、アン・ゲシ(キム・ジヒョン~チェリョン@モンスター)に毒を盛られて倒れたため、夜ばかりでなく日中まで、身代わりを命じられてしまいます。ハソンは結局、前金40両、役目が済んだらもう40両の約束でフルタイムの影武者を引き受けました。私も国の行く末が心配だから


この事実を知るのは、ホ・ギュンとチョ尚膳(チャン・グァン)だけです。王妃(ハン・ヒョジュ)のユ氏には、決して近づかぬよう命じられていました。王宮内にはどこに目と耳があるか分からぬ


ハソンはホ・ギュンの言いつけを守るために、厠へも行けずにいましたが、さすがに我慢できなくなってチョ尚膳を呼んだシーンがまた可笑しかった。王は厠には行かない、御厠を呼べばよいのだと教えられます。


女官たちがこぞって「御厠」を持ってきて、恥ずかしがるハソンをよそに、そのあられもない音から「出た!」ことを確認して祝うシーンには大笑いでした。皆は皆で、王の便秘を心配していたのです。


内医院での「確認」は省略するとして、洗顔のための水は飲み干すは、水刺館の女官たちが食べる食事もすべて平らげてしまうはで、尚膳はいちいち教えなくちゃいけなくて大変でしたが、何せ相手は王様ですから、何事も丁寧にお教えするわけです


また、庭でユ氏を見かけた時も可笑しかったですね~王になった男のあらすじ行きますよ~(^^)/。絶対に顔を合わせてはならぬと言われているので、ハソンはひたすら逃げるしかありません。フツーに走ったら塀から頭が出て見えてしまうため、しゃがんだまま急ぎ足で移動せねばなりませぬ。それに続いて尚膳も、女官たちもまったく同じ姿勢でその後を追うのがまた実にコミカルです


ホ・ギュンからは、朝廷で話す言葉は3つだけ覚えておけばよいと命じられました。「卿の意向通りに」「次」「入れと伝えよ」


最初はこれで足りていたのが、大臣たちによる上奏の儀では付け焼刃が通じなくなります。しかも、前日練習しておいた教旨が、白紙にすり替えられていたから尚更です


今問題になっていたのは、大同法に号牌法、明への出兵、そしてユ氏の兄のユ・ジョンホに対する処遇です。


ハソンの戸惑いに気づいたホ・ギュンは、光海君は喉を痛めていると言い訳して自分が代弁しました。そもそもその教旨を書いたのはホ・ギュンですから何の問題もありません。


が、ハソンはすっかり落ち込んでしまいます。そんな時にお膳に出された甘くて温かい小豆粥はハソンの痛んだ心をすっかり癒してくれました。これを作ってくれたのが、まだ15歳だという女官のサウォル(シム・ウンギョン~ホン@キム・マンドク)です。


すっかり元気になったハソンが、他のお膳をすべて下げさせたのは言うまでもありません。女官たちの喜ぶ顔を思い浮かべてニンマリするハソンの笑顔がまたまぶしかった


その後ハソンは尚膳に、大同法や号牌法がなぜそんなに大事なのかとこぼしました。慎み深い尚膳は直接答えはしなかったものの、その答えを導くための本なら手に入ると教えてくれます


号牌は租税だけでなく、賦役も管理する。戦に行くのが嫌で逃亡したり、自ら去勢して宦官になる者もいる。


尚膳の話に感銘を受けたハソンは一晩寝ずに書物を読んで勉強しました。その上サウォルにも女官になった経緯を尋ねます。


サウォルは、税金をアワビで納めるよう命じられたが到底かなわず、父親は監獄に入れられた挙句に他界し、母と弟は奴婢となった、と答えました。ハソンは必ず母親の行方を突き止めてやる、と約束します。


義憤にかられたハソンは、朝議でも積極的に発言しました。吏曹判書のパク・チュンソ(キム・ミョンゴン)が大同法に反対すると、領民たちに高利貸しをしていた江原道の長官を呼びつけ、それで得た利益がどこの誰に流れたのかを明らかにする!と豪語します不正をしていないと言える者がいるか?


本物の王より王らしくなったハソンを誇らしく思ったのは尚膳だけではありませんよねハソンの成長が誇らしい(^^)/


でもホ・ギュンはこれを苦々しく感じたようです。どうして勝手なことをするのだと語気を荒げるホ・ギュンに、ハソンが負けずにやり返すのがまた楽しかったホ・ギュンとハソンのやり取りがまた実に楽しい(^^)/。壁に耳あり障子に目あり~宮中では臣下の区別を付けましょう。そう言ったのはホ・ギュンなのです


腹を立ててハソンを殴ろうとするホ・ギュンには尚膳がこれまた控えめにガンを飛ばしてきます


またユ・ジョンホの件に関しては、ユ氏が夜分に訪ねてきました。私が目障りなら死ねと命令してほしいと語るユ氏に、ハソンは、つい、ジョンホは必ず助けると約束してしまいます。


ハソンはジョンホの鞠問の場に出向き、なぜ謀反を起こしたのだと尋ねました。ジョンホ(キム・ハクチュン)は、まだ王子だった頃、戦の中でも民を第一に思いやった光海君はまさに聖君だったが、その後は奸臣どもに惑わされ、女にうつつを抜かす暴君にすぎぬ、と答えます。


ジョンホは謀反を起こしたのではなく、ただひたすら自分の話に耳を傾けてほしいと訴えただけなのだそうです。


ハソンはすぐにジョンホを放免させました。


この事を一刻も早くユ氏に伝えに行きたかったハソンは片方の靴を遠くに飛ばし、王を裸足になどさせておけぬ!とばかりに走り出した「宮廷の法度を何よりも重んじるト部将」の目をかすめてユ氏に会いに行きます。ハソンの靴を拾いに行かされたト部将がまた実に可笑しかったですね~


でもハソンが笑わせたいのはおばさんではなくユ氏なのに、そのユ氏はでもなかなか笑ってくれません。歯に海苔をつけて笑って見せても、可笑しいと口では言うものの、笑顔を浮かべてはくれません


ハソンはサウォルに命じてユ氏に小豆粥も届けさせました。ただ置いてくるのではなく、ちゃんと食べるのを見届けてこいと命じたそうです


すっかり調子こいたハソンは、ユ氏に恋文までしたためました。が、これを持ってユ氏に会いに行く道すがら、つい浮かれて腰を振ってしまったために、ト部将に正体を気づかれてしまいます。あれは王様ではなく道化師だ!


忠僕のト部将はすぐにハソンを殺しに行きます。驚いたユ氏は、自分の体にある赤いホクロの位置をハソンに尋ねてハソンが光海君であることを証明しようとしました。ハソンは偶然そのホクロを目にしていたため事なきを得ます。


ト部将は大逆罪を犯したと恐縮し、自害しようとしましたが、もちろんハソンは許しません


ハソンはまたしてもサウォルに命じてト部将にも小豆粥を届けさせ、命懸けで王を守る護衛官が勝手に死ぬのは許さない、それこそが大逆罪だと叱りました。己の命の大切さが分からぬか?ト部将が感激したのは言うまでもありません


尚膳はそう簡単になびかぬかもしれぬと危ぶみましたが、その後今度はユ氏の廃位を訴える声が上がり、ハソンがユ氏の手を取って逃げ出した時、その後を追ってきたト部将は、シッカリ、ハソンたちを二人きりにするために、見張りとなってくれました


ハソンは、昔光海君がユ氏に一生そばで見守ると約束したことを持ち出して、この世が終わる日までその手を離さない、と繰り返します。そう言ったではないか?


ユ氏もまたト部将同様感動したのも束の間、王は偽物ではないかという噂が舞い込んできます。この噂はチュンソの耳にも入っていました。ちょうどその頃本物の光海君もようやく健康を取り戻し、そろそろ宮中に戻ろうとしていた時のことです。


ユ氏は早速ことの真偽を確かめるため、床を共にしようとハソンを誘い、その胸にある矢傷を確認しようとしました。もちろんハソンに傷などありません。


殿下が戻られたらお前の命はない。玉座に座ったその卑しい身体は無残に川に捨てられる。私もいつか廃位されるであろう


ユ氏はホ・ギュンを呼び出して真相を確認しました。そして、王が宮殿を出たのも、影武者を用意したのも、本物の王命によるものだが、ユ氏の兄を救ったのは、あくまでもハソンの意思だと知らされます


ホ・ギュンはハソンに、王妃にもばれたのに、なぜいまだに逃げずに留まっているのか尋ねました。ハソンが約束を思い出したからだと答えると、ホ・ギュンは「約束の20両」のことだと理解して、即座にこれを渡しました。明日は最後の仕事だ。言われた通りに振る舞うように


そこへサウォルがやってきます。ハソンはたった今貰ったばかりの20両をサウォルに与え、サウォルの母親を捜すと約束したから、必ず見つけるようホ・ギュンに命じました。これが最後の命令だ。頼みではなく王命


そのサウォルには、尚宮から毒入りの飴が渡されました。黒幕はチュンソです。ハソンの食事に入れろと命じられて困ったサウォルは、結局最後にその飴を自分の口にいれました


目の前で血を吐いて倒れたサウォルに驚いたハソンはすぐにサウォルを抱きあげて内医院に連れて行きますが、その甲斐なく、サウォルは間もなく絶命してしまいます


ハソンがすぐさまサウォルに毒を与えた尚宮を見つけて睨みつけると、動揺を隠せずにいた尚宮は、イ正郎に命じられたのだと答えました。命令に従わなければ殺すと脅されました!


ハソンはト部将に命じてイ正郎を捕らえ、厳しい拷問を加えましたが、イ正郎はなかなか白状しません。


その頃その黒幕のパク・チュンソは、ついに、今玉座に座っている男の正体を確かめようとしていました。ひとりの女官が、光海君の胸にあったはずの矢傷が、ある時を境に見えなくなったと語ったからです。


チュンソの動きを察したホ・ギュンは、すぐにもハソンに逃げるよう命じましたが、ハソンは、サウォル殺しの犯人を罰するまではどこにも行かぬ!と逆らいます


なら本当の王になれ!サウォルの復讐がしたいなら、民を搾取する者を許せぬなら、民を天のように仰ぐ王、それが望むべき王なら、その夢を私が叶えてやろう


ハソンはこのホ・ギュンの言葉に応えてこう言ったそうです。私は王になりたい。が、それによって誰かが殺されねばならぬなら、本望ではない。


ホ・ギュンは、もしハソンが本気なら、本物の光海君を殺してハソンを王に据えるつもりだったのかもしれません。光海君に、留守中の日記を見せて、ハソンがいかに良き君主だったかを知らしめ、ハソンを王として認めた自分を殺してほしいと訴えます。


チョ尚膳もまた必死で逃亡を促しました


サウォルに生きろとおっしゃったのに、御衣のまま死んだら犬死です!お逃げください。命の限り、お逃げください!!お願いだから生き延びてください!


こうしてハソンは間一髪、ト部将とともに宮中を脱しました。ホ・ギュンは本物の光海君を招き入れ、その正体を疑ったチュンソは反逆罪で罰せられることになります


一方のハソンは、てっきりト部将に殺されるかと覚悟していたのに、あにはからんや、その先に入り江がある、振り向かずに行け!と命じられてしまいます。ト部将は、ふたりを追ってきた追手に唯一人で立ち向かい、ハソンを逃がそうとしてくれたのです


宮廷の法度に従うのみ。王を殺めるなら、まずは私を斬れ!そなたにとっては偽物でも、私にとっては本物の王だ!


必死で逃げようと走っていたハソンが、ト部将の叫びが聞こえたかのように舞い戻ってきます。呆然と立ち尽くすハソンの姿を目にしたト部将は、最後の力を振り絞って、残る追っ手を倒しましたト部将、死ぬな!( ;∀;)


力を使い果たして座り込んだト部将は、その間靴が脱げるのも構わずに走りに走って駆けつけたハソンの涙ぐんだ顔を見て笑顔を浮かべ、その泥だらけの足袋を両手で包み込むように触ったまま絶命してしまいますト部将、大好きだったよ~( ;∀;)


ト部将が教えてくれた入り江から船に乗ってぼんやりしていたハソンの視界に、ホ・ギュンの姿が飛び込んできました。ホ・ギュンは、驚いて走ってきたハソンに深く一礼します。ハソンは顔いっぱいに笑顔を浮かべた後、こらえきれぬように顔をしかめましたが、でも最後にはやっぱりとびきりの笑顔で、自分に夢を見させてくれた大切な友に別れを告げました


史実はどうあれ、これまた何とも素敵なフィクションでございました王になった男、見てよかった(^^)/。おばさんも夢が叶って大満足でした



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テバク~運命の瞬間~あらすじと感想 第1話 運命の歯車

チャン・グンソクさん主演の韓国時代劇、【テバク~運命の瞬間~】を見始めました。最近は多忙なため、大抵第1話を見てピンと来なかったらその後は見ないことにしているのですが、このドラマはなかなか面白くなりそうでしたね


時代は粛宗から英祖となじみ深いので、これまで視聴した他のドラマとの違いを楽しむのも悪くありません。それに何より演技達者な役者が勢ぞろいというのも気に入りました


これまで何人かの粛宗を見てきましたが、まさかチェ・ミンスさんが演じようとはね~。グァンリョルさん以来の実に渋い粛宗ですわね。しかもトンイあらためボクスン(後の淑嬪チェ氏)が大好きなユン・ジンソさん(ヨム・ミ@匂いを見る少女)なんて嬉しすぎです


チャン・グンソクさんは、古くて恐縮ですが、ベートーヴェン・ウィルス以外の作品は今一つ縁がなかったのですけれど、この「テバク」での表情は実にキリリとしてなかなか好感が持てる~昔のゴヌを思い出しましたテバクのグンソクさんは悪くない( *´艸`)


また、最近は毎日放送されるドラマを全話逐一語るのはかなり難しいため、こうした週一放送のドラマはかなり貴重なのでござる。全29話ということですが、最後まで楽しめるとよいのですが。


と、前置きはこれぐらいにして、以下第1話の簡単なあらすじをネタバレでまとめておきまするテバクのネタバレ行きますよ~(^^)/


ドラマは1728年、李麟佐イ・インジョ~チョン・グァンリョル)の乱から始まりました。ということは英祖の時代ですね。チャン・グンソクさん演じる青年が、そのインジョと将棋を打ちながら、何やらインジョを激しく非難していました。


その後時代は1693年~今度は「粛宗」の治世に遡ります。どうやらこの粛宗に敵意を抱いているインジョは、粛宗が廃妃ミン氏(仁顕王后)に未練を残していることを利用して、ひとりの女性を近くに送り込みました。それがボクスンです。


ボクスンは宮中でムスリ(水汲み)として働いていましたが、落ちぶれ両班のペク・マングム(イ・ムンシク)に連れ去られて無理矢理夫婦にさせられてしまったそうです。真面目なボクスンは博打好きなマングムにいいように金づるにされていましたが、縁あって夫婦となったからには、と毎日懸命に働いていました


インジョはボクスンの楚々とした美しさに目を止め、だらしない亭主など捨てて王の側室になるよう勧めます


インジョから大金を渡されて思わず受け取ったものの、あんな亭主でも捨てられないと断ろうとしますが、マングムが、こともあろうに両班の族譜とインジョからもらった金を博打につぎ込んだことを知ると、もう我慢できなくなります


しかもボクスンは、粛宗の目に留まったことを張禧嬪(オ・ヨナ)に知られ、ひどい拷問を受けてしまうのです。その後ボクスンは、マングムに金を貸しているホンメ(ユン・ジヘ)についていったようですが、これは借金の方に連れ去られたわけじゃありませんよね?


またそのホンメの賭場で、金持ちの両班を装った粛宗がマングムと賭けの勝負をするようです。粛宗にその賭場を紹介したのはキム・イス(ソン・ジョンホ)という官吏のようですが、これまたインジョ同様、粛宗に深い恨みを抱いているようでした


流れからして、多分、最初に登場した青年はボクスンの息子なのでしょう。問題は父親~粛宗なのかマングムなのかというところでしょうか。どちらにしても、後に登場するであろうヨニン君(ヨ・ジング)とは兄弟になるということですね。


と、大体こんなところでしょうか


BS日テレで放送する時代劇はおばさんの好みに合致することが多いので、「テバク」は今後の展開も楽しみですテバクの今後に期待です(^^)/


~とは思ったものの、この何でもかんでもかけ事で決めようとする、しかもそのシーンがやたら長いのがどうにもこうにも耐えられず、3話まで見て挫折しました。申し訳ござらぬ



非売品と銘打って販売しているとはこれいかに?

木村拓哉の「宮本武蔵」第二夜 あらすじと感想 見どころ満載で楽しかった!

木村拓哉さん主演の宮本武蔵は第二夜も見どころ満載でございましたね~。昨日は「娯楽時代劇」などと言ってしまいましたけど、この2話には「人生の教訓」まで盛り込まれていて、とても贅沢な人間ドラマに仕上がっていたように思えます。以下、心に残ったことを中心に、簡単なあらすじをまとめさせていただきました宮本武蔵は楽しかった(≧▽≦)


まずは吉岡清十郎との果たし合いですが、石舟斎から「聞こえない音を聞けと忠告されていた武蔵は、清十郎の「隙」さえ見つければ勝てると確信し、清十郎は「隙」を見せたら負けだと心に思っていたようなのですが、実際には、その時ひらひらと舞い降りてきた雪の「音」に耳を澄ませたのは武蔵のようでしたよね


おそらくはそれが、日観が言っていた「(ちょうどいい)弱さ」であり、後に六条の遊郭の吉野太夫(中谷美紀)が語ったような「ゆとり」なのかもしれません。研ぎ澄まされた集中力と、雪の音にさえ耳を止める余裕の二つを合わせ持ってこその境地、とでも言いましょうか。


こうして見事清十郎とその立会人だった伝七郎を仕留めた武蔵はますます吉岡一門の恨みを買うことになってしまいますまたこれがしつこいの(;O;)


武蔵が遊郭にいるとの情報を受けて押しかけて来た植田たちの前に、無謀にも姿を現した武蔵なれど、この場はなんとか佐々木小次郎が収めてくれて事なきを得ます。まるで喧嘩の延長のような戦いでは、吉岡一門のみならず、武士の名折れになろう!


こうして武蔵は再び吉岡一門と対峙することになったのですけれど、果たし合いの場所として指定された「下がり松」で待ち伏せていた吉岡らの総勢なんと76名!あまりにも卑怯だ(;O;)


既に石舟斎のところで「二刀流」に目覚めていた武蔵なれど、さすがの多勢に無勢はこの上なく壮絶な戦いを余儀なくされてしまいます。途中、疲れ果てた武蔵が、この二本の剣を背中と肩にあてて自分の体を支えてようとした姿がまだ目に焼き付いています。よく刀を杖代わりにする姿は見かけますが、刀を背中に当てなければその体が起こせないという、もはや体力の限界に達していただろう武蔵の状態が如実に伝わってきたシーンです


そして武蔵はついに、壬生源次郎という吉岡一門の後継者をの命も断ってしまいます。本来はここで終わるべきだったのでしょうが、恨み骨髄の門徒らは、決して刀を収めようと致しません。


が、最後には「悪鬼」と化してただがむしゃらに人を斬り殺していた武蔵の前からは、逃げ出す者もいたようです。そんな男でさえ、その時の武蔵は逃げることを許しませんでした。


それまでずっと息を殺して姑息に生き延びていた植田と藤次も、武蔵の前には歯が立ちません


こうしてついに吉岡一門を倒した武蔵は精根尽き果ててその場に倒れてしまったようでしたが、この光景を黙って見ていた小次郎が、彼を寺に運んでくれました。その寺が比叡山・延暦寺の無動寺です。


武蔵はここでしばらく養生していましたが、この事件を聞きつけた法師によって寺を追い出されてしまいます。跡取りを殺せば終わりだったはずの戦いだ。なぜ無益な殺生を続けた!?浅ましい外道めっ!!


この言葉ももちろんの事、たとえ跡取りとはいえまだ幼い子供を殺してしまったことも少しずつ武蔵の心を蝕んでいたようです。


これで士官への道が開けたのだからと何とか気持ちを奮い立たせ、お通とも夫婦になれると喜んでいた矢先、そのお通は又八に見つかってさらわれてしまった上に、仙台藩からわざわざ武蔵に惚れこんで彼をスカウトにやってきた石母田外記(竜雷太)に、

「関ヶ原で西軍に味方したものは謀反人~おまえは単なる人殺しだ」

と言われてしまい、武蔵はこれまでの人生を省みずにはいられなくなってしまいます人間・武蔵の苦悩が始まります


その後はひとりひっそり山にこもり、孤児の伊織を引き取って農業にいそしむ毎日を送っていた武蔵の下を、こちらは、下り松の戦の前に、それが終わったら是非自分と戦おうと申し出ていた小次郎が単身訪ねてまいりました。当時、向かうところ敵なしだった小次郎は、昔は楽しかった「剣」が今ではちっとも楽しくない、武蔵と剣を交えれば、昔の楽しさが蘇るかもしれない、そう思っていたそうなのです。


畑の側に立てた掘立小屋で毎夜仏像を彫っていた武蔵の姿を見て、それで死者の魂が救われたのかと小次郎が問いかけていたその時、また新たな問題が持ち上がりました。武蔵のいる山のふもとの村に盗賊がやってきたと伊織が助けを求めに来たのです


が、武蔵はまったく動こうとしなかったため、代わりに小次郎が助けに出かけていきました


逃げ惑う村人たちを襲ってほくそ笑んでいた盗賊たちを、颯爽と現れた小次郎がばっさばっさと切り倒す姿を見るのは、やはり痛快でございましたね~ここは楽しかった~( *´艸`)。それを遠目で見ていた武蔵もまた、子どもを人質に取られて刀を捨てざるを得なかった小次郎を目にしては黙って見ていることができません


こうして再び剣を握って盗賊たちを退治した武蔵は、ついに小次郎の誘いを受けることにいたしました。これが巌流島(船島)の決闘です。


それまではずっとただひたすら荒れ地を耕していた武蔵をせせら笑っていた村人たちが、これをきっかけに進んで手伝いに来てくれたのも嬉しかったですよね。今回の武蔵の剣は決して「無」ではなく「命」を生み出したのです畑ができれば暮らしも潤う♪


でも武蔵は、小次郎との決闘を前に「己の中の葛藤」を何とかしたいと、再び日観を訪ねていきます。昔はそばに寄っただけで日観が気づいたほどの殺気を放っていた武蔵だったのに、今回は彼が水を差し出すまで、日観は気づかなかったようです。


「いい具合に弱くなりなさったな


槍の名手である一方、仏道を説く法師でもある日観に、人を殺す武道と人を救う仏道は矛盾しないのかと尋ねた武蔵に、日観は、いとも簡単にこう答えました。矛盾はあるし、それはいまだに解決しておらん


白黒、善悪を決めて生きるのは簡単で分かりやすいことだが、現実はそうはいかない。人生とはその間で生きること~矛盾を胸に抱えながら、その中でもがき続けることでしか、人は真に強くはなれない。


この言葉を胸に刻んだ武蔵は、故郷の宮本村の沢庵をも訪ねていきます。


将軍暗殺に巻き込まれて捕まった又八が、その母おばばの嘆願もあり、何とか命を救われて、母子ともども僧侶となって、日々精進していたというのも楽しかったですね


たとえどんなに強くなっても、徳川の世が続く限り謀反人である自分は出仕できない~立身出世など夢のまた夢


それでも戦い続けるのは「限界」の先が見たいからだと武蔵は沢庵に語ります。それは「死」かもしれないが、それでもやはり、前に進まずにはいられない、と香川照之さんはいいな~( *´艸`)


この話を沢庵が又八にこう解釈して聞かせたのもなかなかでした

人間の可能性には確かに「限界」があるが、その限界を超えようとひたすら努力し続ければ、その可能性の幅が少しずつ広がっていく。そうしてこそ初めて人間は成長することができるのだ。限界を超えるための努力は「己の命を懸けて」行わねばならぬ


だからお通とも一緒にはなれぬと語った武蔵ですが、生涯ただひとりお通だけを思い続けると誓います。そのお通が直ぐそばにいることを百も承知でこう言わずにいられない武蔵の心境を思ったお通もまた、涙を止めることができません。そのお言葉を頂けただけで幸せでござります


また、武蔵が殺した清十郎の忘れ形見が、お甲の娘の朱実によってこの世に産みだされてすくすくと育っているらしい光景もまた武蔵の心をどんなに慰めたことでしょう


最後の巌流島の決闘に関しては、これまでおばさんが知っていた展開とはだいぶ異なっていたようでしたが、それまでの内容(経緯)からしても、ここにきていきなり武蔵が、

小次郎をイラつかせるためにわざと遅れて到着した

という策を弄するのはいかにも不自然ですし、剣の魅力に取りつかれ、ついにはそれ自体に呑みこまれてしまったかのように「死に場所」を求めていた小次郎の最期としても、ふたりが実力通り、純粋かつ互角に戦っての勝敗だった~小次郎、破れたり、ということで良かったのではないかと思います。


木村拓哉さんの宮本武蔵は、娯楽としても人間ドラマとしても、なかなか良くできた素敵なドラマでございました。大満足です宮本武蔵~楽しかった(^^)/


これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編

木村拓哉の「宮本武蔵」第一夜 あらすじと感想 面白かった!

木村拓哉さん主演の宮本武蔵、第一夜を視聴しました。正直申し上げてあまり期待はしていなかったのですけれど、これがかなり面白くてすっかり楽しめちゃいました。その最大の要因は、やはり主役の殺陣がしっかりしていたからでしょうかね~。実に迫力があってとっても楽しかったです。真木よう子さんのお通もまずまず可愛かった


本来この手の剣豪小説は「娯楽」以外の何物でもなく、映像化した際は「楽しめるかどうか」が問題であって、その本題をクリアさえしてしまえば、他の細かいところはあまり気にならないおばさんなのです。あれやこれや重箱の隅をほじくって文句を言うのは面白く思えない時だけでござる


それでは以下、あっさりと感想などを交えながら語らせていただきまする。


まずは武蔵がまだ「たけぞう」と呼ばれる無頼漢だった時の事。秀吉の様な立身出世を夢見たたけぞうは、幼馴染の又八(ユースケ・サンタマリア)を誘って関ヶ原の戦いに参加します。


そこで出会ったのが佐々木小次郎(沢村一樹)で、さすがにこの登場シーンにはちと劇画臭さを感じて苦笑せずにはいられませんでしたが、実は沢村一樹さんが結構苦手なおばさんとしては、そんなに違和感を感じず、むしろ、おぉ~と注目してしまったほどでございました。ふむふむ、この小次郎もそう悪くないかも


小次郎のせいというよりは、付いた相手が悪かったたけぞうたちは、あっさり負けてしまいますが、そこで、

「お通に会いたい

を連発していた又八が、途中助けを求めに寄った家の年増の寡婦=お甲(高岡早紀)の色香に迷ってしまい、田舎に帰るのは嫌だと言いだします。この辺の経緯は、ドラマではかなり順不同で、これらは後にたけぞうの「回想」として紹介されています。


仕方なく、又八の母=お杉おばば(倍賞美津子)と又八の許嫁のお通にこれを知らせようと戻ってきたたけぞうは、「関所破り」の罪で敢え無く捕まってしまうのですが、そこで又八の翻意を聞かされたお通にこっそり助けられます。その代わり、一緒に連れて行ってください!


ここでたけぞうを捕えた沢庵(香川照之)がまた何ともピッタシの雰囲気でございましたね~香川さんは間違いないな~( *´艸`)


その後の逃亡中、お通が高熱を出したのを心配したたけぞうは、ついに沢庵に降参し、お通を助けてほしいと頼み込みます


沢庵に捕えられたたけぞうは、姫路城主の池田輝政(笹野高史)の牢で4年もの間監禁されるのだけれど、そこでたけぞうは、ハエを相手に腕を磨くという独自の修行に励みます。ここがまたいかにもカッコいいでござるね~


そんなたけぞうの成長を目の当たりにした沢庵はついにたけぞうを解き放ち、たけぞうはその沢庵と池田輝政から名剣と新たな名を授かります。故郷の「宮本」を忘れずにこれからも武者修行に励むがよい。名も「たけぞう(武蔵)」ではなく「むさし(武蔵)」と名乗るがよい


ついに「宮本武蔵」の誕生ですじゃ~ん!( `ー´)ノ


その後武蔵は、天下に名をとどろかせるべく、剣豪で知られた吉岡清十郎(松田翔太)に手合わせを願いに出かけたものの、この清十郎が女にうつつを抜かすばかりの放蕩者で、ちいとも姿を現しません


そればかりか、武蔵はその道場での見事な戦いぶりから吉岡流門人一同の恨みを買ってしまいます。その時は不在だったものの、後に戻ってきた清十郎の弟=伝七郎(青木崇高)もまた、武蔵への対抗心を隠しません


一方、武蔵はそれでも清十郎が諦めきれず、偶然出会ったのをこれ幸い、何とか果たし合いの約束を取り付けたものの、その際の清十郎の殺気に気圧されてしまい、このままでは勝てぬと焦り始めます


それで出向いていったのが「槍」で有名な宝蔵院でした。そこでも、有名な阿厳(宇梶剛士)は難なく倒しましたが、その上に君臨し、今では隠居しているという日観(西田敏行)には、目だけでぶっ飛ばされてしまいます


「おまえは強すぎる。もう少し弱くならねば勝てぬ


まるで禅問答の様なその教えを解くカギを握っているのは柳生石舟斎(武田鉄矢)だと聞かされた武蔵は、早速石舟斎を訪ねるものの、こちらもまたすっかり隠居していて、名家=吉岡家からの指南願いも断っているほどなのです。


が、この石舟斎が伝七郎にかけた「謎」を、ほかならぬ武蔵が解いたことで、武蔵はようやく教えを乞うことができました。石舟斎が伝七郎に届けた菊の花の切り口には、常人には分からぬ「剣の極意が秘められていたらしいのです。


「おまえは目はいいが、耳が悪い


この言葉の意味を何度も考えながら、武蔵は果たし合いの場へ向かいます


また武蔵はここで、石舟斎の家に世話になっていたお通にも再会しておりますが、何せ今は修行中の身ゆえ、はっきりと自覚したお通への恋心も封じ込め、修行にいそしむ所存のようです。お通の又八への気持ちは、最初に武蔵に出会った時にもう消えていたらしいのは、当然と言えば当然ですが、お甲にも追い出され、こともあろうに

「佐々木小次郎」

を名乗って無銭飲食を繰り返していた又八が、なんだかちょっぴり哀れでもありました。そんな愛すべきマヌケ男の又八は、小次郎本人から揶揄されたのが悔しくて、剣豪で有名な小次郎より、宮本武蔵の方が強い!とつい豪語してしまっています。またそんな息子でも愛おしくてたまらないおばばは、家を出たお通と武蔵が許せずに彼らの後を追ってきて、ようやく見つけたお通を騙し、その身を山の斜面から突き飛ばしてしまったようです


さ~今夜の第2話は、武蔵vs清十郎から小次郎との「巌流島の決闘」までタップリ見せてもらえるようです。第1夜も、あと一歩間違えば漫画チックになりかねないギリギリの線でのエンターテイメントがなかなか楽しかったので、今晩も大いに期待していますよ~宮本武蔵が楽しい(^^)/宮本武蔵は今夜の放送が今から待ち遠しいほどです


これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編

大王の夢 感想 大化の改新とキム・チュンチュ(40話近辺)

三韓統一をテーマとした韓国ドラマ=大王の夢も実はまだこっそり(笑)見ています


やっとスンマン王妃がいなくなってくれたと思ったら次はピダムが現れての、文字通りひっきりなしかつ陰湿な「足の引っ張り合い」にはもうホトホトうんざりで~まるで「大奥ですよ、その手のシーンはバンバン早送りにしてしまっているため、いつも通りの感想文はもちろん、あらすじなんぞ語れる立場にはまったくないのでござる


でも今回ばかりはちょいと書き留めておきたくて筆を執らせていただきました。韓国時代劇を通して当時の日本を垣間見ることができるのは、おばさんにとってはとても嬉しいことだからです。たとえそれが否定的に描かれていたとしても、それはそれで、韓国の方の日本に対する本音でもあるのだろうと、それはいつも真摯に受け止めようと心がけておる次第です。


前置きが長くなってしまいましたが、今回書こうとしているのは「中大兄皇子」が起こした「乙巳の変」についてです。いや~まさか韓国ドラマを見ていて「大化の改新」を振り返ることがあろうとは夢にも思いませんでした。ちなみに~隣にいたあの悪人顔は「中臣鎌足」だそうです。(1/10加筆)


そう言えば薯童謡(ソドンヨ)には聖徳太子の名前が登場してきましたよね。こう言う所が実に羨ましくもあります。日本では戦国時代前の歴史を扱ったドラマが非常に少ないのが残念ですよね~


中大兄皇子が蘇我入鹿を倒して大化の改新を成し遂げたことは歴史の教科書でよく見かけたところではありまするが、また即席であちこちググってみましたところ、実際の政変も

「三韓の使者が訪ねてきたことをきっかけに

行われたそうです。


日本書紀によると、キム・チュンチュこと後の武烈王が来日したのは、中大兄皇子の叔父にあたる孝徳天皇が即位した後の647年の出来事らしいですし、チュンチュが乙巳の変の際、その場にいたというのももちろんフィクションでしょうが、同時代、ピダムの暗殺を恐れて日本に逃亡したというくだりからこの辺は、久しぶりにちょっとワクワクして楽しめました


またそのチュンチュを追って、百済からはケベク(階伯)もやってきたようですオールスター勢ぞろい(^^)/


中大兄皇子に討たれて死んだ蘇我入鹿は親百済派だったそうですが、それとはまったく無関係に、チュンチュ一人を連れ帰るためだけに国を代表する百済の猛将がやってきたというのもスゴイ設定ですよね~さすがは主役


こうしてせっかく当時を代表する三韓の有名スターたちが勢ぞろいしているのですから、もう少し面白く盛り上げてくれてもよさそうなんですけどね~。ヨンゲソムン(淵蓋蘇文)が出てきた際も大喜びしたんですけど。


お~っといかんいかん、また愚痴になるところでした


とはいえここまで見て来たので、一応は最後まで完走させてもらうつもりでおりまする。実にフットワークの軽いチュンチュですから、明日はきっと包囲網を突破して新羅に戻ってくるのでしょうし、その後王座に就いた後、どんな経緯からユシンと袂を分かつのかを見届けたいですからね



~最終回まで一応見届けましたが、終始、最初に抱いた感想が変わることはほとんどありませんでした。そもそもキム・チュンチュという人物を「善人」として描くことに無理があったのではありませんかね~。だからああも(ドラマに)一貫性が無く、むりくり感が強かったのだと思います


これまでに視聴した韓国/中国ドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~韓国・中国ドラマ編

大王の夢 見始めました (あらすじと登場人物)

チェ・スジョンさん主演の大王の夢を見てみました。ほぼ何の情報も得てなかったのですけれど、このドラマの主役は三韓を統一した武烈王だったのですね~


この時代のドラマと言って真っ先に思い浮かぶのは「淵蓋蘇文」(ヨンゲソムン)ですが、そこでの武烈王はキム・ビョンセさん(ドジ@ホジュン)だったのですよね。一緒に見ていた母が、

キム・チュンチュってドジだよね?

と言ったため、思わず二人で大いに盛り上がってしまいました


まあそれはさておき、これまで見てきたドラマ(善徳女王も含めて)はどうしても、キム・ユシン寄り=大国(唐)の力を借りずに三韓を統一すべし!という論調の物ばかりだったため、

唐の力を借りて三韓統一を成し遂げた武烈王

のイメージは、個人的には決して良くないのでござる。外交と言えば聞こえはいいけど、所詮は虎の威を借りる狐的な感じが否めません。


だから、まさに今、百済のウィジャ王を倒して意気上がるキム・ユシンが、唐に屈して三韓を統一すると言っている武烈王を力づくでも止めようとしていた冒頭のシーンでは、つい、ユシンを応援したくなってしまうおばさんなのですそうだそうだ!ユシンの言う通りだっ!祖国を裏切ったのは武烈王の方だっ!!( `ー´)ノ


とはいえ、チェ・スジョンさんは好きな俳優さんですし、これまでにない切り口でこの時代を見るというのも決して悪くありませんから、当分は楽しんで見ていけそうです。


それに、時代背景や登場人物に関してもある程度見聞きした名前ばかりなので、サクサク見ていけそうなのも安心でござる。以下、第1話に登場した人物を紹介しながら、簡単にあらすじをまとめておきます。


真平チンピョン王(キム・ハギュン)の時代、ここ新羅で実際に権力を握っていたのは、その祖母にあたるサド太后(思道~チョン・ジェスン)という人物のようです。


このサド太后が廃位した真智チンジ王の息子がヨンチュン(龍春~チョン・ドンファン)で、その子供がチュンチュ(春秋~チェ・サンウ)です。善徳女王では、チュンチュはチョンミョンとヨンスの息子という設定でしたが、それは忘れた方が良いでしょうな


またこの時代に欠かせないキム・ユシン(金庾信)もダブル主役と言ってもいいのでしょうか。子役はノ・ヨンハクさんで成人役はキム・ユソクさんです。


ユシンは今、父=ソヒョン(チェ・イラ)の言いつけに従って徐羅伐(ソラボル)へやってきて花郎徒になろうとしているのですが、その昔ソヒョンが王室のマンミョン姫(真平王の姉)と駆け落ちした過去を咎められ、その息子を花郎徒にするわけにはいかないと断られているようです。これを取り持ってくれそうなのが、チュンチュの父ヨンチュンのようです。ヨンチュンとソヒョンは古い友人という設定のようでした。


この大王の道では、このふたり~チュンチュとユシンが、幼い頃から育んだろう友情と互いの理念の狭間で葛藤する姿を描いていくそうなのです


第1話は、上で触れた冒頭シーンの後はこのふたりが年若い青年の頃に遡り、ちょうど、百済の脅威に対抗するためという理由で、大臣の中でも改革派を代表するアルチョン(イム・ヒョク~うぉ~もう既にオッサン)が、早急に太子を選ぶべきだと主張したところから始まっていくようです。


これに異を唱えていたのが保守派を代表する上大等(サンデドゥン)のスックルチョン(ソ・インソク)のようでしたが、彼はユシンの祖父にあたるようです。


アルチョンは、廃王の孫ということで誰からも顧みられなかったチュンチュを太子に推したいようですけれど、チュンチュには王になる資格がない=聖骨(ソンゴル)ではないため、猛烈な反発が予想されます。ここでもまた問題となるのは「骨品制」(当時の身分制度)なのですね。


が、ここにこのドラマオリジナルの面白そうな人物が登場しておりました。ヨンチュンの腹違いの弟のピヒョン(チャン・ドンジク)です。今は「鬼門」(義賊?)の首領のようですが、チュンチュの名が太子候補に挙がったと聞いたピヒョンはヨンチュンのもとへやってきて、

今こそヨンチュンが反乱を起こして王座を奪還するべきだ

と檄を飛ばしていたようです。この辺はなかなか面白くなりそうでござるね


またもちろん、サド太后も、自分が廃位した真智の孫チュンチュを太子にすることには強く反対しています。どうやら真平王には体の弱い弟=ククパン(ホン・イルグォン)がいるそうなのですけれど、彼は確かに聖骨ではあるものの、体ばかりか精神まで病んでいるような有様でした


この事態を重く見たサド太后は、金キツネことキルダルを雇って、チュンチュとその母を襲わせました。このキルダルというのは鬼門の副首領だったのですが、ピヒョンが、庶子であることを理由に王座を狙わないと言ったのを不満に思い、サド太后と手を組んで、チュンチュを殺すことにしたようなのです。


そこへ颯爽と現れたのが、自分に向けられる偏見に嫌気がさしてマンノ郡に帰ろうとしていたユシンです。ピヒョンの部下からふたりの窮地を聞いて駆けつけてきました!ユシーンっ!( `ー´)ノ


ととりあえずはこんな感じでしょうか。


他にも、ピヒョンと交流のあるらしい神官女や、後の善徳女王=トンマン王女も登場しておりましたが、この辺はまたぼちぼち語らせていただきまする。


いや~キャラ名を知っているから簡単かと思いきや、逆に、いろいろなドラマの役者さんとストーリーが頭の中で混乱してしまって、結構大変でございました。しばらくは時々混ざってしまうかも~でござりまする。その時はちと大目に見てやってくださいませね


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