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刑事フォイル(Foyle's War)
 ミステリー・リーガル・アクション・サスペンス

刑事フォイル(Foyle's war) あらすじと登場人物、キャスト一覧

刑事フォイルFoyle's war】は、今おばさんが最も気に入っているミステリードラマです。ミステリーとしてももちろん大傑作ですが、人間ドラマ、そして歴史ドラマとしても奥が深くて見どころてんこ盛りなのですよね。それに、さすがに英国ドラマだけあって、ウィットの利いた英会話も十二分に楽しめるのも嬉しいところ


そんな大のお気に入りの「刑事フォイル」のあらすじと登場人物の一覧を作成することにいたしました。日本では現在1話を2回に分けて38話まで終了したところですが、本来は全シリーズ(8)で全28話(前後編にすると全56話)となるそうです。これは是非、最後まで放送していただきたいものです


今回はまず主な登場人物をまとめた後、エピソードごとの登場人物を付記させていただきまする。各エピソードごとの詳細なあらすじはその話数にリンクを張りましたが、登場人物は2話ずつまとめさせていただいています。刑事フォイルのあらすじインデックスです(^◇^)


本来は1話完結のこのドラマが、この放送では前後編に分けられたことを利用して、前編は、登場人物の紹介をメインにしたあらすじ(と時々おばさんの妄想)、そして後編は犯人のネタバレと、フォイルが事件を解決した経緯に焦点を当ててまとめております。


オリジナルの魅力を損なわぬよう、微妙なニュアンスの英語の台詞なども、できるだけたくさん取り上げました(英語の雰囲気を味わっていただきたいので、添えてある日本語はほぼ直訳です)。イギリスドラマならではのウィットと極上のミステリーをタップリご堪能いただく手助けができれば幸いに存じます


-目次-




【刑事フォイル 主な登場人物とキャスト】


~()内が役名でその後がキャストです~


クリストファー・フォイル(Christopher Foyle)Michael Kitchen:
ヘイスティングズ署の警視正。アンドリューが8歳の時に亡くなったという妻の名はロザリンド(1902年6月生まれ、1932年2月没)。ロザリンドの趣味は水彩画を描くことで、ふたりはとても幸せな結婚生活を送ったそう。フォイルの趣味は鱒釣り。1939年にはサッカーの警察チームでドイツと対戦したこともある


サマンサ(サム)・スチュアート(Samantha Stewart)Honeysuckle Weeks:
フォイルの運転手。鶏のワイン煮(coq au vin)が得意料理。幼い頃はよくオーブリーおじの家の近くのパーキン爺さんの農場からリンゴを失敬していたそう


ポール・ミルナー(Paul Milner)Anthony Howell:
ヘイスティングズ署の巡査部長。ノルウェー戦で足を負傷。左足を脛骨粗面の下から切断後は義足をつけて活躍


アンドリュー・フォイル(Andrew Foyle)Julian Ovenden:
フォイルの息子。RAF(Royal Air Force~イギリス空軍)のパイロット。大変な社交家


チャールズ・ハワード(Charles Howard)Rupert Frazer:
アンドリューのおじ~おそらくはフォイルの亡き妻=ロザリンドの兄弟


ヒュー・リード(Hugh Reid)Michael Simkins:
警視。フォイルの親友


ジェーン・ミルナー(Jane Milner)Mali Harries:
ポールの妻


サマーズ(Asst. Commissioner Summers)Edward Fox:
警視監


ローズ(Corin Redgrave):
サマーズの後任警視監


エリック・リバース(Eric Rivers)Geoffrey Freshwater:
巡査部長。グウェンの父


イアン・ブルック(Ian Brooke)Jay Simpson:
1942年3月にロンドン、デトフォードグリーンから異動してきた巡査部長。通称ブルッキー



イアン・スチュアート(Iain Stewart)Stephen Moore:
サムの父。牧師


オーブリー・スチュアート(Aubrey Stewart)Brian Poyser:
サムのおじ。ハンプシャーのレベナムにある聖マリア教会で牧師をしている


ターナー(Turner)Martin Turner:
イギリス空軍 中佐。アンドリューの上官


ヒルダ・ピアース(Hilda Pierce)Ellie Haddington:
情報部の一員


パーキンス(Tony Turner):
ARP(Air Raid Precautions)の防空監視員


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【刑事フォイル あらすじと登場人物、キャスト】


~「話数」をクリックすると各話のあらすじをご覧いただけます。役名の後の()内がキャストになります~


《ドイツ人の女(The German Woman)前編(第1話)後編(第2話)


ヘンリー・ボーモント(Robert Hardy):
治安判事


グレタ・ボーモント(Joanna Kanska):
ヘンリーの後妻。旧姓はグレタ・アンナ・ハウプトマン


サラ・ボーモント(Rosamund Pike):
ヘンリーの娘


マイケル・ターナー(Dominic Mafham):
サラの婚約者


ボブ・キーガン(Robert Goodale):
金を貰って徴兵を止めさせる悪徳業者


イアン・ジャッド(Philip Whitchurch):
バーの主人


トレイシー・スティーブンス(Nancy Lodder):
ジャッドの店で働いていた若い女性


レイ・プリチャード(James McAvoy):
トレイシーの婚約者


エリック・スティーブンス(Robert Pickavance):
トレイシーの父。ARP(Air Raid Precautions)で防空監視員をしている


トーマス・クレイマー(David Horovitch):
スパイ容疑で捕まったヘイスティングズ在住のドイツ人指揮者。現在はピアノ教師


エルシー・クレイマー(Elizabeth Bell):
トーマスの妻


マーク・アンドリューズ(Benedict Sandiford):
クレイマー夫妻の甥。昔ボーモント家で働いていた


グローブズ
医師


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《臆病者(The White Feather)前編(第3話)後編(第4話)


ガイ・スペンサー(Charles Dance):
フライデー・クラブのリーダー。ファシスト


アラン・フレミング(Colin Tierney):
スペンサーの助手


マーガレット・エリス(Maggie Steed):
ホワイト・フェザーホテルの女主人。反ユダヤ主義者


アーサー・エリス(Maggie Steed):
マーガレットの夫。婿


スタンレー・エリス(Tobias Menzies):
エリス夫妻の息子


ロバート・ウールトン(Bernard Kay):
ホワイト・フェザーホテルの客


ローズマリー・ハーウッド(Rebecca Charles):
ホワイト・フェザーホテルの客


サー・アーネスト・バナーマン(Patrick Godfrey)
ホワイト・フェザーホテルの客。


レディ・バナーマン(Amanda Walker)Lady Bannerman :
バナーマンの妻


イーディス・ジョンストン(Lisa Ellis):
破壊工作容疑で逮捕された女性。ホワイトフェザーの従業員


デヴィッド・レーン(Ed Waters):
イーディスのBF


イアン・レーン(Ian Hogg):
デヴィッドの父


イツァーク(Andres Williams):
ウールトンの甥


ローソン(Thomas Wheatley):
陸軍情報部


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《兵役拒否(A Lesson in Murder)前編(第5話)後編(第6話)


デヴィッド・ビール(Nicholas Audsley):
良心的兵役拒否をして捕まった青年。T.S.エリオットにも認められた才能ある作家


フローレンス・ビール(Madeleine Worrall)
デヴィッドの妻


セオ・ハワード(David Tennant)
デヴィッドの親友


ローレンス・ガスコイン(Oliver Ford Davies):
デヴィッドの申請を却下した審査官。ガスコイン家の婿


エミリー・ガスコイン(Cheryl Campbell):
ローレンスの妻


スーザン・ガスコイン(Sophia Myles):
ガスコイン夫妻の娘


ピーター・バッキンガム(Elliot Cowan):
スーザンの恋人。機械工


ジョー・クーパー(Gregg Prentice):
ガスコインの家で預かっていた疎開児童


エリック・クーパー(Ian Puleston-Davies):
ジョーの父


レイモンド・ブルックス(John Shrapnel):
ローレンスと親しい実業家。スティーブン・ブルックスの父。第一次世界大戦の功労者で今でも200名の義勇防衛隊を指揮


カルロ・ルチアーノ(Allan Corduner):
イタリア料理店の主人。フォイルとは旧知の仲


トニー・ルチアーノ(Danny Dyer):
カルロの息子


ジャック・ウィンターズ(Christopher Fox):
トニーの幼馴染。自分を少年院送りにしたガスコインに恨みを抱く


ビル・フェリス(Tony Maudsley):
刑務官


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《レーダー基地(Eagle Day)前編(第7話)後編(第8話)


グレアム・デイヴィス(Tom Bowles):
ヘンリーテラスに住むトラック運転手


ジョイス・テラス(Katy Brittain):
グレアムの妻


オースティン・カーマイケル(Anton Lesser):
ウィッティントン画廊の学芸員


クリーヴィー(Ifan Huw Dafydd):
美術品を避難させたブライトンの鉱山の責任者


ハロルド・スミス(Geoffrey Hutchings):
イーストボーンに住む男性。ルーシーの父


イーニッド・スミス(Eileen Davies)~スミス
ハロルドの妻


フランク・ワトソン(Hugh Lloyd):
ヘンリーテラスを巡回していた男性


アン・ロバーツ(Naomi Frederick);
レーダー基地でプロッターを務める軍曹。アンドリューとチームを組み、後にGFとなる


ジェーン・ホールズワース(Louise Breckon-Richards)
レーダー基地でプロッターを務める伍長。アンドリューとチームを組む


マーティン・ケラー(Anthony Calf):
レーダー基地の中佐。アンたちの上司


アラステア・グレーム(Roger Allam):
レーダー基地の大佐。皆に愛想がよい。ヘンリー・クレセント在住


エリザベス・グレアム(Jane Booker):
アラステアの妻


ブルース・レイトン・モリス(Jamie Parker):
アンドリューの友人。映画を制作するも思想犯として疑われる


ヘンダーソン(Adam Kotz):
公安課(special branch)の刑事


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《50隻の軍艦(Fifty Ships)前編(第9話)後編(第10話)


エスター・ハリソン(Marlene Sidaway):
サムの下宿の管理人。エルムズ通りの自宅が空襲に遭う


ジェニー・ウェントワース(Rebecca Johnson):
サムと同じ下宿に住んでいた女性。空襲の犠牲となる


-義勇消防隊-


ヘンリー・ジェイミソン(Steven O'Donnell):
リーダーで普段はトラック運転手


トム・フェアウェザー(Sam Redford)


ボブ・フレイザー(Tim Treloar)


ケネス(ケン)・ハンター(Bryan Dick)


リチャード・ハンター(Tom Georgeson):
ケネス・ハンターの父。ヘイスティングズで雑貨屋を営んでいる


アーサー・ルイス(Nicholas Le Prevost):
フォイルの旧友で腕利きの弁護士。ロムニー岬に住む


エリザベス・ルイス(Amanda Root):
アーサーの妻。フォイルの元恋人


ハンス・マイヤー(Jonathan Coy):
自称オランダ人。スパイ容疑で逮捕される


アラン・レドマンド(Clive Merrison):
医師


イヴ・レドマンド(Janine Duvitski):
アランの妻


ハワード・ペイジ(Henry Goodman):
アメリカの富豪。アーサー・ルイスのオックスフォード時代の旧友


ジョン・ビショップ(Guy Henry):
ハワードの秘書


レトウィン(Richard Durden):
国防市民軍の大佐


コリン・モートン(Paul Foster):
イーストボーン・クロニクルのカメラマン


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《エースパイロット(Among the Few)前編(第11話)後編(第12話)


レックス・タルボット(Mark Umbers):
アンドリューの幼馴染で今ではRAFのエースパイロット


フレッド・ピアース(Bill Davey):
フォイルに逮捕されたことのあるトラック運転手。事故で死亡


レオナルド・エヴァンス(Simon Chandler):
石油を管理している役人


マイケル・ベネット(David Troughton):
ベクスヒル燃料貯蔵所の所長


パメラ・ベネット(Selina Cadell):
マイケルの妻


バイオレット・デイヴィス(Lisa Kay):
燃料貯蔵所の従業員。アンドリューの恋人


コニー・デュアー(Christina Cole):
燃料貯蔵所の運転手。レックスの恋人


フランク・ガノン(Justin Salinger):
自称実業家のヤクザ。フラミンゴクラブの経営者


カーター(Sean Baker):
ガノンの部下


ショーン・オハロラン(Damian O'Hare):
オファリー州のタラモア出身のアイルランド人


ヘンダーソン(David Ryall):
医師


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《軍事演習(War Game)前編(第13話)後編(第14話)


Sirレジナルド・ウォーカー(Ian Redford):
ヘイスティングズに住む貴族。エンパイア&ヨーロピアン食品(以下E&Eと省略)の会長。前妻の名はジョイス


サイモン・ウォーカー(Laurence Fox):
レジナルドとジョイスの息子


アリス(Sarah Winman):
レジナルドの後妻


フィルビー(Tim Preece):
E&Eの役員。国防市民軍の一員


アグネス・ブラウン(Caroline Faber):
レジナルドの個人秘書。36歳未婚


スティーブン・ベック(Alan Howard):
35年前にイギリスに移住したドイツ人。辣腕弁護士でフォイルの旧友


ヒルダ・ピアース(Ellie Haddington):
ベックの同志


ハリー・マーカム(Luke de Woolfson):
地元では有名な金庫泥棒。以前デヴリンに逮捕されて3か月服役。ウォーカー家の土地を借りている。服役中に肺炎で亡くなった父の名はエリック


ルーシー・マーカム(Emily Blunt):
ハリーの妹。養蜂と酪農を営む今の生活に満足している


クラーク(Darren Tighe):
ハリーの泥棒仲間


コナー(Tom Fisher):
ハリーの泥棒仲間


ハートコート准将(Christopher Benjamin):
国防市民軍の連絡委員。軍事演習では国防市民軍のリーダーを務める


デブリン大尉(Richard Wills-Cotton):
フォイルの元部下。現在は第7機甲師団(the Seventh Armoured Division)に所属


ブライアン(Charlie G. Hawkins):
資源回収隊員


ティム(Barney Clark):
資源回収隊員


アーサー・ブラウン(Will Knightley):
ミルナーが起訴した事件の判事。ベックの知人でアグネス・ブラウンの父


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《隠れ家(The Funk Hole)前編(第15話)後編(第16話)


ウェンディ・パウエル(Joanna David):
ブルックフィールド・コートの経営者。マルコムの妻


マルコム・パウエル(Michael Bertenshaw):
ウェンディの夫。第一次世界大戦中、ベルギーで失明。二人の息子=ピーターは北アフリカに出征中


レナード・ホームズ(Jonathan Moore):
食料品店の店主


ダン・パーカー(Andrew Lee Potts):
ブルックフィールド・コートの使用人


マシュー・ファーリー(Tom Bennett):
ブルックフィールド・コートの使用人。ケイトの息子


マーク・ウィルソン(Thom Fell):
植物の名前を知らない庭師


ケイト・ファーリー(Annabelle Apsion):
マシューの母。ブルックフィールド・コートの存在を苦々しく思っている


ローズ(Corin Redgrave):
サマーズの後任警視監


ジェームズ・コリアー(Nicholas Farrell):
フォイルの代わりにヘイスティングズに派遣された警部



<ブルックフィールド・コートの宿泊客>

ブレーク・ハーディマン(Adrian Lukis):
ロンドン在住のビジネスマン


ジェーン・ハーディマン(Caroline Harker)
ブレークの妻。愛犬のチャーリーを可愛がっている


マックス・ジョーゼフ(Jonathan Tafler):
ユダヤ人。ブレークと親しくしている


ジョーゼフの妻(?):


アマンダ・リース(Phoebe Nicholls):
自称ジャーナリスト


フランク・ボードリー(Richard Hope):
ロンドン市議会議員



コリン・ファウラー(Richard McCabe):
補助警察隊に1年いただけの建具師。避難先の学校で家族を失う


イーディス・ブラッドリー(Mary Healey):
輸送部隊のサムの上官。口数の多いサムを目の仇にし、こき使う


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《丘の家(The French Drop)前編(第17話)後編(第18話)


チャールズ・ハワード(Charles Howard)Rupert Frazer:
アンドリューのおじ~おそらくはフォイルの亡き妻=ロザリンドの兄弟。海軍本部に所属する中佐でフォイルの能力を高く評価し、フォイルの希望通り、Sirパーシー・ノーブルの下で働けるよう手配してくれたらしいが?


ジェームズ・ウィントリンガム(Samuel West):
秘密情報部の中佐で、特殊作戦執行部のリーダー。ヒルダ・ピアースとともにある特殊作戦を遂行中


Sir ジャイルズ・メッシンジャー(Ronald Pickup):
秘密情報部の少将。昔はセクションD(サボタージュやプロパガンダなどの不正規戦を担当する部局)を率いていたが、その任務をおろされてからは「手負いのトラ」のようだと皆から恐れられている存在。ウィリアムの父


Lady アン・メッシンジャー(Angela Thorne)):
ウィリアムの母


ウィリアム・メッシンジャー(?):
爆破された古本屋から遺体で発見された青年


マリオン・グリーンウッド(Lydia Leonard):
ウィリアムのGF。古本屋の店員でウィリアムの合い鍵を渡し、そこで逢引していたと証言


ジャック・フェナー(Dave Hill):
オルベリー通りで闇商売を営む


ソーンダイク(Deborah Findlay):
ウィリアムの大家。夫のアーネスト・ソーンダイクは1年前に死亡し、20年間ヘイスティングズに住んでいると説明


ヤン・コモロフスキ(Goran Kostic):
ウィリアムが実家に連れてきたポーランド人


エドワード(テッド)・ハーパー(?):
ジェーン・ハーパーの息子の大工。20歳という若さながら、屋根から落ちて首の骨を折り死亡。聖マリア教会の墓地に埋葬される



《丘の家の人間》

レオ・マコビー(Tony Haygarth):
人間心理が専門だが、実はかつて売春宿で少女売春を斡旋した罪でフォイルに逮捕された経験あり。本名はレオ・メイソン


エリック・スタッフォード(Paul Brennen):
上海共同租界で10年刑事を務めていた。人殺しが専門


ヤン・コモロフスキ(Goran Kostic):
ポーランド人のレジスタンス。ウィリアムと親しい


ジャック・デュモン(William Scott-Masson):
フランス人


マーク・ニコルソン(Raymond Coulthard):
元犯罪小説家のマジシャン


イヴリン・クレスウェル(Deborah Findlay):
ウィントリンガムの秘書


ファクトゥール~Facteur(?):
フランス・ルアンの地雷原で爆死した工作員


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《癒えない傷(Enemy Fire)前編(第19話)後編(第20話)


Sirマイケル・ウォーターフォード(John Wood):
ディグビー館の主人。RAFの命令で館を病院に接収される。先の大戦中(1917年)、ベルギーのメシヌ高地で負傷した、地元の名士


ロウカッスル夫人(Sandra Voe):
Sirマイケルに仕えていた家政婦。接収後は病院の掃除婦として働く傍らSirマイケルの面倒を見る


パトリック・ジェイミソン(Bill Paterson):
型にとらわれない天才的な形勢外科医。特に火傷の治療に優れており、患者のためにも自由な気風を好む人物


ブライアン・レン(Jonathan Slinger):
ジェイミソンと共に働く医師。以前ミルナーの足の手術を行った人物


メアリー・レン(Alexandra Moen):
ブライアン・レンの妻。ドレークと不倫中


グレース・ペトリー(Dearbhla Molloy):
看護婦長


ローレンス・スマイズ(Peter Blythe):
RAFの大佐。ジェイミソンのやり方に反対する


ジョニー・ブリッジズ((John Lloyd Fillingham):
ディグビー館に入院中の大尉。ドイツの石油施設を爆破中、ゲルゼンキルヒェン(Gelsenkirchen)の上空で迎撃されながらもなんとか帰還し、部下全員を救ったものの、頭のてっぺんからつま先まで大やけどを負ったため、ジェイミソンの治療を受けて背中の皮膚を顔に移植


グレビル・ウッズ(Simon Woods):
まだ若干19歳のアンドリューの後輩パイロット


アン・ボルトン(Jemma Powell):
飛行場で働いているウッズの恋人


ゴードン・ドレイク(Shaun Dooley):
元車の修理士をしていたRAF所属の整備兵。逮捕歴のあるならず者だが、亡き父マーティンのおかげで、Sirマイケルから家を借りて敷地内のコテージに住んでいる


ベリル・ドレイク(Charlotte Emmerson):
ドレイクの妻。夫からのDVを受ける


ピーター・プレストン(Richard Huw):
防空監視員。警察に寝泊まりしている。下戸


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《それぞれの戦場(They Fought in the Fields)前編(第21話)後編(第22話)


<農場近くにパラシュートで降り立ったドイツ兵士>


シンメル中尉(Peter Stark)


ザバルトフスキ少尉(Tom Frederic)


バイザー少尉(?)



<イギリスの捕虜尋問部>

コーンウォール少佐(James Wilby)


トム・ジャクソン(Joe Armstrong)



<農場関係者>

ヒュー・ジャクソン(Nigel Terry):
ジャクソン農場の経営者。10年前に妻が「ニール」という男と駆け落ち


ジョーン・ディロン(Jenny Platt):
ジャクソン農場で働く女性。気が強く、ヒューの息子のトムと恋仲にある


ローズ・ヘンショル(Paula Jennings):
ジャクソン農場で働く女性


トム・ジャクソン(Joe Armstrong):
ヒューの息子。兵役よりも農場経営に興味がある?


カーリング(Trevor Cooper)
ジャクソン農場の隣にある農場の経営者


バーバラ・ヒックス(Stella Gonet):
婦人農業部隊の一員で「木の調査」を担当する。男嫌い


アンドリュー・ニーム(Philip Martin Brown):
ヒューの妻ジュヌヴィエーヴ・ジャクソンの恋人


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《不発弾(A War of Nerves)前編(第23話)後編(第24話)


<爆弾処理班>

ジャック・アーチャー(Samuel Oatley):
伍長。グウェンの婚約者。これまでに28発の不発弾を処理する


ラルフ・ハモンド(Dugald Bruce Lockhart):
大尉。アーチャーの上司


アーネスト(アーニー)・ジョーンズ(Fergus O'Donnell):
工兵。耳が悪い



<タルボット造船所>

マーク・タルボット(David Westhead):
タルボット兄弟の兄で造船所の経営者。前オーナーのハナフォードの死後、1937年に造船所を買い取る。出身はミッドランドで海沿いのソルトフリートで船に囲まれて育つ。コヴェントリーの大聖堂で結婚式を挙げた。フォイルとは復興事業を通しての知り合いらしい


ピーター・タルボット(Matthew Flynn):
マークの弟。プレハブ事業への参入意欲を見せる


グウェン・リバーズ(Joanna Horton
警察のリバーズ巡査部長の娘。アーチャーの婚約者。溶接工


イアン・キンブル(Peter-Hugo Daly):
資材倉庫に籍を置くが、窃盗団の一味らしい?イアン・キンブルは偽名


レイモンド・カーター(Peter Capaldi):
人民会議の指導者のひとり。妻(?)のルシンダとともにヘイスティングズでも活動することになったため、ローズ警視監に目をつけられる


ルシンダ・シェルダン(Valerie Edmond):
カーターの婚約者(?)。カーターの良き理解者。有名な画家


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《侵略(Invasion)前編(第25話)後編(第26話)


<ホーソンクロスに飛行場を建設するためにやってきた米兵>

ジョン・キーファー(Jay Benedict):
大尉。元はマサチューセッツ州のノースブリッジでエンジニアをしていたが、弟ブライアンの悲報を受けて兵士に志願。アメリカには6歳と9歳の息子と妻のエリーが待っている。釣りが趣味


ジャック・オコーナー(Corey Johnson):
英国に厭々やってきたひとり


ジェームズ・テイラー(Peter Youngblood Hills):
上等兵。スーザンと肉体関係を持つ


ジョー・ファルネッティ(Jonah Lotan):
サムに好意を抱く陽気な青年



<他>

ウィル・グレイソン(Sam Hazeldine):
ノルウェーでのポールの戦友。ポールと再会した後火事で死亡


ハロルド・グレイソン(Peter Jonfield):
ウィルの父


アラン・カーター(Philip Jackson~ハロルド・ジャップ@名探偵ポワロ):
パブ、ウィードシーフの店主


スタン・デイヴィス(John McArdle):
消防士。スーザンの父でバレットの友人


メアリー・デイヴィス(Jane Wood):
スタンの妻でスーザンの母。やもめ暮らしのバレットの面倒も見ている


スーザン・デイヴィス(Zoë Tapper):
ウィードシーフで働いている。元ベンソンズの薬品工場で働いていたが、薬品の臭いが受け付けられず退職。テーラーとアメリカに行くことを希望


デヴィッド・バレット(Keith Barron):
飛行場建設用地に指定されたホーソンクロスの農場主。接収命令に反抗し農場に居座る。甥のベンはスコットランドのグリーノックに出征中


ベン・バレット(Tom Bennett):
デヴィッドの甥。出征前はスーザンの恋人だった


マーク・ロジャーズ(Andrew MacLachlan)
村でただ一人の医師


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《生物兵器(Bad Blood)前編(第27話)後編(第28話)


イーディス・アッシュフォード(Caroline Martin):
ポールの幼馴染。マーティンの姉。看護師、独身


マーティン・アッシュフォード(Tim Delap):
イーディスの弟。幼い頃はポールの探偵ごっこの見張り役を務めた。殺人容疑で逮捕される


デヴィッド・フィールディング(Gawn Grainger):
ハイズ警察署の警視正。フォイルの旧友だが、近々退職する予定


トーマス(トム)・スティーヴン・ジェンキンズ(Anthony Flanagan):
26歳の海兵隊員で戦争の英雄。浜辺で何者かに殺害される


エルシー・ジェンキンズ(Claire Cox):
トムの妻でイーディスの友人。23歳。二人の間には1歳半の息子=ダニーがいる


ブライアン・ジョーンズ(Kenneth Colley):
フォックスホール農場の農場主。エルシーの父親


テッド・カートライト(Tom Harper):
獣医


レナード・カートライト(Tom Harper):
テッドの息子。ナヴァリーノ撃沈の際トムに命を助けられる。元クエーカー教徒



<軍関係>

ジョージ・ハリデー(Philip Franks):
大尉。生物兵器実験の責任者


サイモン・ヒギンズ(Ben Meyjes):
ハリデーのやり方に反対する部下。一時的に失明しているらしい


マーク・ウィルコックス(Peter Sandys-Clarke):
ヒギンズの友人で実験の後始末に奔走


ヘンリー・スタイルズ(Hugh Sachs):
ロンドン大学衛生熱帯医学大学院(the London School of Hygiene and Tropical Medicine)卒業のジャーナリスト(たぶん)


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《クリスマスの足音(Bleak Midwinter)前編(第29話)後編(第30話)


グレース・フィリップス(Kate Ambler):
弾薬工場で働いていた女性。仕事中にミスをして死亡


ハリー・オズボーン(Gavin Brocker):
グレースの恋人。ジョンソンのガレージで修理工をしている


ゴドフリー・ワトソン(Paul Jesson):
グレースが働いていた弾薬工場の社長


エディ・ベイカー(Eddie Baker):
弾薬工場の工場長。通称アドルフ(ヒトラー)


ヒルダ・グリーンウッド(Ann Beach):
グレースの同僚


フィリス・ロー(Sian Brooke):
グレースの同僚。夫はリビアに出征中の砲兵


エリック・クレイトン(Will Beer):
ハリーの相棒


モリー・サマースギル(Liz Fraser):
昔、ジェーンとグレースが働いていた美容院の店長


スタン(?):
工場の送迎バスの運転手


ネヴィル・ジョンソン(John Kane):
グレースの大家


ブライアン・トレメイン(Michael Parkhouse):
闇商人


ピーターズ(Alexander Perkins):
巡査


サム・ブラッドショー(John Nettleton):
ARPの監視員



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《戦争の犠牲者(Casualties Of War)前編(第31話)後編(第32話)


ヘンリー・パーキンス(Michael Jayston):
新しく赴任した警視監


フランク・モーガン(Gerard Kearns)
父が出征中で母親は死亡したまさに戦争の被害者


テリー・モーガン(Harry Eden):
フランクの弟


ヘンドリー(Shane Attwooll):
違法賭博の首謀者


マイケル・リチャーズ(Kevin Doyle~モールズリー@ダウントンアビー


イヴリン(Abigail Cruttenden):
マイケルの妻。国立物理学研究所分室でロンドンの海軍本部の直轄だという研究所で働いている


ヘンリー・タウンゼント(Dermot Crowley):
ケンブリッジ大学の教授で研究所のリーダー。秘密兵器を開発中


ハンス・リンダーマン(Søren Byder)
タウンゼントのチームの一員


ホセ・デ・ペレス(Stanley Townsend):
謎のスペイン人


ブースロイド大尉(Richard Clothier):
タウンゼントの研究を監督している軍人


ジョージ・ウッドリッジ(Sam Beazley):
おもちゃ屋の店主


リディア・ニコルソン(Kate Fleetwood):
フォイルの元上官ウォレスの娘で、フォイルが名付け親になった女性。夫の名はロバート


ジェームズ・ニコルソン(Joshua Lewis):
リディアの息子



《疑惑の地図(Plan of Attack)前編(第31話)後編(第34話)


ジョン・メレディス(Nicholas Day):
フォイルの後任の警視正(DCS~Detective Chief Superintendent)


ジョイス・メレディス(Elizabeth McKechnie):
メレディスの妻


ビル・バートン(Philip Fox):
運送詐欺の元締め



《空軍省》

ヘンリー・スコット(Martin Hutson):
地図作成を担当する軍人。敬虔なクリスチャン


アダム・エヴリット(Vince Leigh):
ヘンリーの同僚


ジェーン・ハドソン(Fiona Glascott):
ヘンリーの同僚で元カノ


リチャード・ウォーターロー(Robert Whitelock)
ヘンリーの同僚


スティーヴン・フォスター(Julian Wadham):
司令官


マーティン・ケプラー(Malcolm Sinclair)
聖ユダ教会の神父でドイツ人


フランシス・ウッド(Clifford Rose):
戦時下でも「道徳の絶対」(moral absolutes, even in war)を信じる司教


ヴィクトリア・ハモンド(Sheila Ballantine):
ヘンリーの大家



オーブリー・スチュアート(Aubrey Stewart)Brian Poyser:
サムのおじ



《壊れた心(Broken Souls)前編(第35話)後編(第36話)


フレッド・ドーソン(Joseph Mawle):
復員兵


ローズ・ドーソン(Natasha Little):
フレッドの妻


ダニエル・ドーソン(Louis Nummy):
ふたりの息子


ヨハン(Jonathan Forbes):
ドイツ人の捕虜。ドーソンの農場で働く


アーニー・ポンド(Roger Sloman):
ドイツ人収容所で働くイギリス兵


ジョセフ・ノヴァク(Nicholas Woodeson):
かつてはポーランドに住んでいたユダヤ人医師。フォイルにチェスを教えた


ジュリアン・ワース(Oliver Kieran-Jones):
ノヴァクの同僚で嫌われ者の医師


イアン・キャンベル(Duncan Bell):
精神病院の所長


ピーター・フェルプス(Alexander Gilmour):
ノヴァクの患者


ジョイ・フェルプス(Sally Leonard):
ピーターの妻でキャンベルの秘書


Sir.ジョン・サックヴィル(Graham Crowden):
精神病院に屋敷を提供させられた貴族


レディ・ミュリエル・サックヴィル(Phyllida Law)
Sirジョンの妻


トミー・クルックス(Danny Worters):
Sirジョンの家に疎開していた少年


モリス・クルックス(Jesse Birdsall):
トミーの父親



《警報解除(Broken Souls)前編(第37話)後編(第38話)


ヘンリー・ジーグラー(John Ramm):
オーストリア人の医師


マーク・グリフィス(Martin Savage):
ヘイスティングズの地方議員


ユーニス・グリフィス(Rowena Cooper):
マークの母。戦地から戻って以来様子のおかしい息子を心配している


マーティン・ロングメイト(Mark Bazeley):
マジェスティックホテルの経営者。次の選挙に保守党から出馬予定。


ルカックス大佐(Joe Montana):
ジョン・キーファーの上官


マイケル・ブラウン(Frank Mills):
博物館に勤務する学芸員の助手。ドイツをひどく憎んでいる


エドワード・ヒルトン(Paul Thornley):
復員兵


ジャニス・ヒルトン((Frances Grey):
エドワードの妻でロングメイトの秘書


ジョン・キーファー(Jay Benedict):
米兵の大尉。フォイルの釣り仲間


ヒルダ・ピアース(Hilda Pierce)Ellie Haddington:
情報部の一員



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刑事フォイル(Foyle's war)あらすじと感想 第38話 警報解除(後編)

刑事フォイルFoyle's War)のあらすじと登場人物はこちらからお探しいただけます: 刑事フォイル(Foyle's War)あらすじと登場人物一覧


刑事フォイルFoyle's war】の38話、シーズン2の最終回は「警報解除(All Clear)」(後編)です。この副題「警報解除(All Clear)」は劇中、アンドリューが書いた詩のタイトルとしても紹介されていました。


長い長い戦争がようやく終わったという(あくまでも)「シーズン2」の最終回にふさわしい内容でございましたね。それでもフォイルの戦=Foyle's Warに象徴されるように、別の意味での「戦」はまだまだ続いていく、という序章のようにも思えました刑事フォイル3です(^^)/


以下ネタバレのあらすじです刑事フォイル、シーズン2最終回のネタバレあらすじです


前回ブルックの胸に倒れ込んできたジーグラーは、あのまますぐに息絶えてしまったそうです。犯人の手がかりさえ残してくれれば、と残念そうだったブルックですが、国旗はしこたま手に入れたようでした。抜け目のないブルッキーのことですから、あの後取って返したのでしょうか


フォイルとポールはすぐに、ジーグラーを殺害した犯人は委員会のメンバーに違いないと確信しました。特にフォイルは、マイケル・ブラウンに職質した際、ロングメイトが最も早く部屋を退出したにもかかわらず、最初に受付を通ったのはジョン・キーファーだったと聞いた時点で、既にピンと来ていたようです


またフォイルは「目」のことも気になっていたようです。ロングメイトは目のことで兵役を免除されたと語ったにもかかわらず、眼鏡も掛けていなければ、書類も問題なく読めていた様子だったから


とはいえ、まだまだ絞り込めずにいたところ、聞き込みに行ったグリフィスの家で、グリフィス本人の遺体が運ばれていくのを目にしました。グリフィスは遺書を残して自殺してしまったのだそうです。


フォイルは「他殺」の疑いもあることを念頭に、遺体を搬送していることを咎めましたが、警官たちは「(終戦の)祝賀パーティー」のことで頭がいっぱいらしく、まったく意に介しません


グリフィスの母、ユーニス(Rowena Cooper)に事情を聴いたところ、ユーニスは、息子が戦地から戻って以来、ずっとふさぎ込んでいたと語りました。そこで浮上したのが「虎」と「砂」です


フォイルはあらかじめ、何かにつけてグリフィスに突っかかっていたジョン・キーファーをも足止めしました。ジョンはもうじき帰国する所でしたが、グリフィスの自殺を聞くとこう結論付けます。簡単だ、グリフィスがジーグラーを殺して、その罪の意識で自殺したのに違いない。動機を探すのは君の仕事だ。


フォイルは早速ロンドンへ行き、ヒルダ・ピアースを呼び出しました。フォイル自身も軍に問い合わせたらしいですが、何も答えてもらえなかったそうです。


Well, since you've been so very unhelpful on two separate occasions during the course of the war so far, I'm giving you a chance to make up for it.
この戦時中2度ほどあった機会にはたいそう非協力的だったから、挽回するチャンスをあげたいと思ってね


そんな皮肉にも、いかにも軍人らしく「Point taken」(分かったわ)と切り返したピアースに、フォイルは自分の推理をぶつけました。


A naval operation involving the Americans on a beach, maybe.
海軍の作戦でアメリカ人を巻き込んだもの、多分砂浜で行われた


これとマーク・グリフィスという名前からピアースが調べてきたのが「虎作戦」(Operation Tiger)でした。概要は前回のレビュー(#37)に記した通りです。この作戦に失敗して多くの犠牲者を出したことは、士気が下がるという理由だけで隠蔽されてしまったそうです


Nothing happened there. That's the official verdict, and that's how it shall remain for years to come.
(Slapton Sands in Devonでは)何も起きなかった。それが公式な決定よ。今後何年も続くわ。


Just remember, a war always hides a great many dirty secrets.
覚えておいて。戦争はいつも大きくてたくさんの汚い秘密を隠している


フォイルは早速ジョンに会いに行き、彼自身の口から事情を聞き出しました。ジョンは、亡くなった米兵たちととても親しくしていたのだそうです。彼らがちょうど息子と同じぐらいの年だったことも、無念さに一層拍車をかけたようです


かん口令を敷かれても諦めきれなかったジョンは、1年かけて「責任者」を探し出したそうです。それがマーク・グリフィスです。ジョン曰く、演習中、ドイツ軍の接近を知らせたコードにタイピングのミスがあったため、せっかくの警告が意味をなさなかったのだそうです。


でもフォイルは、他にも理由があったらしい、決してグリフィス個人の責任ではない、と庇いましたが、ジョンは譲ろうとしません。特に委員会でグリフィスが「公園のベンチ」について心配していた姿などを見たから尚更だったのでしょうね。749名もの死者を出しておきながら何の責任も取らずにベンチの心配か!と。


かと言って、自殺に追い込んでよいはずはありません


ジョンは、そんなつもりはなかったが、戦争が自分を変えてしまった、変わらないのは君だけだ、と嘆きました。これまで数多の犯罪者の言い訳を聞いてきたフォイルが、このジョンの言葉をどんな気持ちで聞いていたことでしょう察するに余りあります


さて一方、そのジーグラーを殺した犯人はロングメイトでした。ロングメイトは兵役を逃れるために狭心症の男を雇い、虚偽の申請をしたのだそうです。その時の担当医がジーグラーだったそう。だからジーグラーは最初にロングメイトに会った時、

I feel sure I know the name.
名前に聞き覚えがある

と言ったのですね~。でも実際に会ったことはない


その後ジーグラーがフォイルに話があると切り出したのを聞いたロングメイトは、てっきりジーグラーが思い出したとばかり思い込み、博物館のナイフを使ってジーグラーを殺したのだそうです


それならジーグラーの顔に嫌悪や恐怖が浮かぶはずがありませんね。あの時ジーグラーはロングメイトの正体に気づいていなかったのですから。


フォイルはロングメイトを嘘つき呼ばわりし、それゆえ政治家には適していると皮肉を言った上で最後通牒を突きつけました


But, the law being what it is, hanging is perhaps the very best way you can serve your country.
しかし法的に言うなら、絞首刑に服すことが、君が最も国に貢献できる方法だ


またロングメイトはジャニスの子どもの父親でもあったそうです。ジャニスが妊娠していたことはポールがイーディスから聞いたのでしょう。ジャニスはポールに、子どもは母のもとにいると正直に告白しました。夫を愛してはいたが、4年という孤独に耐えられなかった、と


それを物陰で聞いていたエドワードが、ポールが去った後に姿を現し、ジャニスを責めるどころか心からいたわっていたのがとても印象的でした。エドワードは、戦地に行った自分ばかりが苦悩しているのではないことにようやく気付いたようです。


さて残すはアンドリューですが、やはりアンドリューはサムにプロポーズをしました。でもその理由がね~個人的には気に入らんだす


アンドリューは、サムも自分も先が見えないから一緒になろうと言ったけれど~冒頭で触れた「All Clear」の詩の中にも「the clouds of war lead only to uncertain days」(戦争の雲は我々を不確かな日々に導いただけ)とありましたが、サムは単に無職なだけで、決して将来への希望がないのではありません。おそらくは生まれ育った環境(敬虔なクリスチャン)と生まれ持った性格から、サムという人間はたぶん「絶望」とは無縁なのです


でも一方のアンドリューは、自分で言っていたように、すっかりやる気を失って老人のようになっている


もしふたりが一緒になっても、サムだけが苦労(気苦労)をするような気がしてなりません。ま、最終的にはサムが決めることですし、若い時の苦労は買ってでもしろ、と言いますから、おばさんがとやかく言うことじゃありませんけど


そして、今回はついにフォイルが運転いたしましたフォイルは車の運転ができた(^^)/。署に運転できる人間が誰もいなくなったのを見計らったように(笑)イーディスが産気づいたのです。イーディスは、ポールに届いた昇進の知らせを走って届けに来たそうです


フォイルがいかにも仕方がないといった風に車の鍵を取り出した時、ついにやった~!と喜んだのはおばさんだけではないことでしょう


あれほど何でもできるフォイルが、運転だけができないなんて絶対にありえませんものね。フォイル曰く、運転できないなんて言った覚えはない、したくないだけだ、だそうです。


I've never actually at any time said I couldn't drive, I just preferred not to.


フォイルがミルナー夫妻を病院に送り届けた後、産まれたのは女の子だそう。という訳でこの子はウィンストンではなく、チャーチル夫人の名=クレメンティーンと名付けられたそうです


ヘイスティングズ署では皆で「ラベルが剥がれたために、悲しいことに、保管ができなくなった証拠品のシャンペン」(Somehow the label came adrift and sadly, we couldn't place it)を飲みながら、ラジオから聞こえてくるチャーチルの声明に耳を傾けました


さてこれにておばさんも、いつか大きくなったクレメンティーンに会えることを願いつつ、筆をおきたいと思います求む刑事フォイル3!


また最後になりましたが、ミステリーに関しては特に「言いたい放題言わせてほしい妄想でも勘違いでもええからとにかく言いたい♪というおばさんの長い長い妄想にお付き合いくださいました方々には厚く御礼申し上げます。おかげさまでとっても楽しい3カ月間でした。本当にありがとうございました



万が一の場合はこれで見ようか~でも適した媒体があるかどうかが問題だ


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刑事フォイル(Foyle's war)あらすじと感想 第37話 警報解除(前編)

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刑事フォイルFoyle's war】の37話は「警報解除」(前編)です。原題は「All Clear」ですが、戦争が終われば=クリアに(削除)すれば全てが消えるという訳には行かないようです


以下ネタバレのあらすじに行く前に2つほどお知らせ、嬉しいニュースと悲しいニュースがあります


まずは嬉しいニュースから参りますると、番組の最後にも流された通り、この「刑事フォイル」が今週末の3月11日より第1話から再放送されるそうです。毎週土曜日の夕方5時からとはなかなか良い時間帯ですね


また2つめ~こちらは非常に残念なのですが、1月に再開した「新シーズン」は38話、つまりは次回をもって終了となるそうです。以前が28話まで放送したため、てっきり今回も残りの28話を一気に放送するものとばかり思っていたので、心底ガッカリしてしまいました刑事フォイルのネタバレあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


でも前向きに考えれば、このようなまれに見る傑作の続きを心待ちにできるのはそれはそれで贅沢なことかもしれません。同じ時間帯だとすると、ちょうど1年後ぐらいでしょうか。再開(刑事フォイル3!)を心から願いつつ、以下、レビューに移らせていただきまする。今回もまた何とも深い哀愁漂うエピソードになりそうです来週が最終回なんて寂しすぎる


いよいよ終戦の日が迫ってきました。ドラマの中でフォイルが見ていた新聞のトップには「ヒトラーの自殺」に関するニュースも掲載されていたようですし、町に貼ってあったチャーチルのポスターは本物(のコピー)を使ったようです。Deserve victoryで画像検索するとあの画像が出てきましたウィンストン・チャーチルのポスター


長きにわたって続いた戦争の終結に対する喜びは、町に溢れてきた祝賀ムードとともに、晴れてポールの妻となったイーディスの間近な出産にも象徴されていました。その上ポールには昇進の話もあるようです。


イーディスは、この勝利にあやかって、息子が生れたらウィンストン(チャーチル)と名付けるのだと張り切っていました。彼女の主治医はオーストリア人のヘンリー・ジーグラー(John Ramm)です。


が、戦争が終わるということは、とりもなおさず再びフォイルが警察を去ることであり、警察署そのものもヘイスティングズからブライトンに移転になることでもあります。サムの処遇に関してはもういうまでもありません。サムは次の職探しに奔走していたようです


いまだ勝利宣言が出されない中、ヘイスティングズではその日=「VE Day」(Victory in Europe~ヨーロッパにおける勝利の日)に備えて治安対策が練られることになったそうで、フォイルは、地方議員のマーク・グリフィス(Martin Savage)から、その委員会に出席するよう要請されました。


博物館で開かれたその委員会には、フォイルを始め、町の名士が出席しました。イーディスの主治医のジーグラー医師、ホテル経営者であり、次の国政選挙に打って出るつもりのマーティン・ロングメイト(Mark Bazeley)、そして、以前の「侵略」(2526)に登場してフォイルと意気投合したジョン・キーファー大尉も姿を現します。


クリストファー!


フォイルは、異動になったとばかり思っていたジョンが再びヘイスティングズに戻ってきていたにもかかわらず、自分に接触してこなかったことを疑問に思ったようですが、その勘は見事的中していました。どうやらジョンもまた心に深い傷を負っていたようなのです。


その原因は広義で言えば「戦争」でしょうが、狭義、すなわち直接的な原因を作ったのは、どうやらグリフィスのようでしたね


グリフィスの玄関には「虎の絵」が張られ、グリフィス宛の封筒には「砂」が入っていました。そしてジョンは何度も同じ悪夢にうなされ、ついにはグリフィスに脅迫めいた電話までかけています


その内容からすると、どうやらジョンの部隊の若い米兵が、それも700人ほど、とある「数字の間違い」(間違った情報の伝達)が元で亡くなってしまったようです。しかもジョンは、上官であるルカックス大佐(Joe Montana)の命により、彼らの死を隠蔽せざるを得なかったらしい。


ひょっとして~と「Tiger」「Sands(砂浜)」であれこれググってみたら「Exercise Tiger(Operation Tiger)」(タイガー演習)を見つけました。内容からしてまず間違いないと思われます。以下、歴史上のネタバレです。差支えの無い方だけクリックしてお読みくださいませ

▼Exercise Tigerについて▲


おそらく、グリフィスもこの演習に関わっていて、彼が何らかのミスを犯したことに対してジョンは怒りを抑えられずにいるのでしょう。それに加えて、政治的な思惑から仲間の死を隠蔽した上官も許せない。もっと言えば無力な自分、そして戦争そのものへの憎しみにも、どう対処してよいか分からないほど疲弊しきっていたに違いありませんアンナに明るかったジョンがすっかり変わってしまった


それに対してグリフィスもまた、自分だけの責任ではない、全責任を押し付けられてはたまらないと反論しますが、心の奥に突き刺さった罪悪感は消すことができないようで、眠れぬ夜を送っていたようです。彼もまた不眠を理由にジーグラー医師の診察を受けています。


さて、そのジーグラーもまた何かを感づいていたようですジーグラーを刺した犯人は誰だ?。おそらくはロングメイトに関すること~ロングメイトは、目が悪いことを理由に兵役を免除されたようですが、それが偽りだったのか、他にも何か悪事を働いたのか、に気づいたようでしたよね


何せ、ロングメイトの経営するマジェスティックホテル「妻の」曾祖父のものだったそうですし、秘書のジャニス・ヒルトン((Frances Grey)の彼に対する態度からも、女癖が悪いのは一目瞭然です。それなのに保守党から出馬するとなれば、脛に持つ傷を隠したくなるのも当然でしょう


ロングメイトに関する記憶が何だったのか、ようやく思い出したらしいジーグラーはフォイルに話がしたいと切り出した後、何者かに襲われてしまいます。以下いつもの妄想です


以上の理由から、ジーグラーを襲ったのはロングメイトではないかと思われましたが、犯人に出くわした時のジーグラーの顔には恐怖がまったく浮かんでいなかったことから、他の人物の可能性も考えられます


凶器は博物館に飾ってあったナイフらしいことから、最も怪しげに見えたのは学芸員の助手だというマイケル・ブラウン(Frank Mills)ですが、最初の出会いからジーグラーをナチ呼ばわりしていたブラウンに道で出くわしても、あの笑顔は浮かばんでしょう


そこで浮上してくるのが(自分的にはヒルトン夫妻です。


上で触れたジャニスのもとに、夫のエドワード(Paul Thornley)が復員してきました。ジャニスはこれを歓迎しますが、エドワードもまた心に深い傷を負い、妻への接し方も含め、現実社会に適応できずに苦悩していました。エドワードはそのためジーグラー医師のいる病院を予約しています。


でも、エドワードがジャニスへの接し方に戸惑っているのは、長年離れていたことやPTSDのためだけではないようです。エドワードは、ジャニスがジーグラー医師の病院でイーディスに出会っていたのにそれを隠したことから、ジャニスの「秘密」に気づいたようなのです


エドワードがジャニスを以前より重くなったと感じたことや、ジャニスに会った時のイーディスの視線(腹部を見た)からも、もしかしたらジャニスもイーディス同様妊娠していたのかもしれませんね。もしそうだとするとエドワードは4年も出征していたのですから、当然その子は不倫でできた子ということになりますよね。予告でのジャニスの怒りようから見ても、相手はロングメイトに違いありません


これらの事実と妄想を基に、偶然道でイーディスに再会したことで夫の疑念を強めてしまったジャニスが、口封じのためにジーグラー医師を刺したのか?とも思いましたが、女の細腕であの体格を刺すのは難しそうだから、妻の不貞を隠そうとしたエドワードの仕業かもしれません。いや、いっそ戦争で死にたかったと厭世的になっているエドワードならさっさと離婚する方を選ぶでしょうか


これが最後だと思うとどんどん広がっていく妄想を自分でも止めることができません


それ以外では、サムが「SSAFA」(サーファ、Soldiers, Sailors, Airmen and Families Association)という、文字通り復員兵とその家族を支援するための団体でボランティアをすることになりました


職を失うことさえ除けば「終戦=ハッピー」というステレオタイプなサムにとってはなかなか辛い職場になりそうですが、たとえ戦争が終わっても、別の意味での戦いはまだまだ続くというのがこの作品の今後のテーマになるのでしょうから致し方ありません。だからこその「Foyle's War」なのでしょうし、そこでサムがどのように成長していくのかも楽しみになってきます


またサムはこちらもいつも元気なブリックに勧められてロングメイトの秘書にも応募しています。それは当然止めておいた方がよさそうです


止めておけと言えば、アンドリューが除隊してデブデンから戻ってきたのも気になるところです。彼は早速フォイルにサムの安否を尋ね、元さやしたいなどとのたまっておりましたが、そうは問屋はおろしませんよ


You weren't very kind to her.
彼女にあまり優しくなかった


フォイルの皮肉は理解できても、それで引っ込むアンドリューではないでしょう。ここは野暮を承知で

サム、アンドリューは止めとけアンドリューは女性を不幸にする男だす

と言いたいですね。


また今回は、いつもは署内で雑用ばかりしているブルックが初めて警官らしい姿を見せたのにも大笑いでした。祝賀行事に国旗の値段をつり上げるのもベンチを盗むのも「The destruction of public property」(不当利益行為)に当たるそうです。


法外な値段で国旗を売りつけようとした犯人~これがなかなかすばしこい~を追いかけていったところで、刺されたジーグラー医師に出くわしたため、あの詐欺師は逃がしてしまったのでしょうね~残念です。


大笑いと言えば、サムがポールの子どものために「産着」を手作りして贈ったシーンも可笑しかったですね。払い下げの毛布で作ったというその「産着」らしき物体を、ポールが上下間違えて見ていたことにようやく気付いて礼を言った時の声が裏返ったのには笑いが止まりませんでした吹替えは普通の声でおもろなかったvvOh! Thank you, Sam.


さ~てもう泣いても笑っても次回が(シーズン2の)最終回です。そこにはあのヒルダ・ピアースも再登場するようでしたね。続きを見るのが待ち遠しいです


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刑事フォイル(Foyle's war)あらすじと感想 第36話 壊れた心(後編)

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刑事フォイルFoyle's war】の36話は「壊れた心~Broken Souls」(後編)です。これはまさに最後のポールのこの台詞がすべてを集約していました刑事フォイルのネタバレあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


Sad case, sir.
悲しい事件でした


以下ネタバレのあらすじです。


まずはワース殺害事件の全容から参りますると、犯人は所長のキャンベルでした。動機はやはりジョイ・フェルプスとの不倫をワースに知られてしまったことです。


キャンベルは、これは不倫とは違うなどとキレイごとを言ってましたが、それは詭弁にすぎませんね。何せキャンベルは、ワース殺しは夫の仕業かもしれないと悩んでいたジョイに、自分の罪を黙っていたのですから。PTSDで苦しむ患者に殺人の濡れ衣を着せて知らん顔するなど医療従事者のすることではありませんキャンベル許せん!( `ー´)ノ


そのキャンベルが捜していたのは、ジョイ宛のラブレターだったそうです。キャンベルはその手紙を返してもらう条件で、ワースに推薦状を書いたのだそうです。それなのにワースは約束を破り、手紙は保険代わりに預かっておくと笑ったため、殺意が湧いてしまったようです。


この手紙は、ワースが人体の脳の模型の中に隠していたのをフォイルが発見いたしました。その布石となったのは、いみじくもキャンベルが発したこの言葉です


It may seem a truism, Mr Foyle, but all of mankind's most impenetrable secrets lie inside the head.
分かりきったことですが、フォイルさん、人間の頭の中ほど奥深い場所はありません。


それなのにノヴァクはワースを殺したのは自分だと供述していたそうです。もちろんフォイルは信じませんでしたし、ノヴァクが偽の告白をした事情も突き止めました。


やはりあの日、ノヴァクはマイダネク収容所の惨状をラジオで耳にしたそうです。絶望したノヴァクは自殺を図りましたが、寸でのところでフォイルに助けられました。


ノヴァクは、ピーターが死んだワースの側に座り込んで血だらけになっていたのを目にしていたそうで、ワースを殺したのはピーターだと思い込み、家族の中で自分だけが生き残った上に、ピーターを治せず殺人まで犯させてしまったという二重の罪悪感から、せめて何かの償いがしたいと、嘘の自白をしたのだそうです。


また例の台詞、「Werth. What he said」は、ワースはワースでもワース違いだったことが判明いたしました。マイダネクの放送をしたのが、アレクサンダー・ワースというBBCの特派員だったのだそうです。フォイルはたまたまラジオから流れてきたこの名前を耳にして真相に気づいたようです。


いやいやさすがにそこまでは妄想及ばず~でござりましたね。でも、ミステリー的にはあれこれ妄想できたので大満足です。与えられたピースを基にあれこれ考えること自体がミステリーの醍醐味なのですからね考えるのが重要で結果は二の次( *´艸`)


でも、ノヴァクは自殺未遂以外にも罪を犯しておりました。収容所を脱走したヨハンを殺してしまったのです!


ノヴァクが、脱走したヨハンが殺害されたと思われる時刻にビング・クロスビーの「Going My Way」を見ていたことを知っていたフォイルは、早速自ら映画館に足を運び、事の真相を突き止めました


フォイルに映画のことを聞かれたノヴァクは、センチメンタルだけど素晴らしかった、と答えましたが、その日はフィルムが届くのが遅れたそうで、同じアメリカ映画でも「Abbott and Costello」のコメディとパテ・ニュースのリポートを流したのだそうです。それがいみじくもマイダネクの映像だったそうです


これはフォイル自身も確認したらしく、ふたりとも、そのあまりの残酷さに耐えられなくなり、途中で席を立ってしまったそうです。


そのまま当てもなく歩いていたノヴァクが出会ったのが、脱走中のヨハンでした。そこでドイツ軍の軍服を着たヨハンがドイツ語を発したこと、ちょうど位置的に高いところにいたことなどから、ノヴァクはそれがナチスに虐げられているユダヤ人を象徴していたかのように思えたらしく、怒りを止められなかったそうです


I was down there in the gutter, where all Jews belong. I had this evil taste in my mouth. I spat it out.
私は側溝の中にいた、ユダヤ人が属する場所。口の中に悪魔の味がした。それを吐きだした


それでも救いだったのは、ノヴァクの娘で、おそらくはちょうど14歳になったばかりらしいマリアンカがどうやら生きていたらしいことです


そうなると、返す返すもノヴァクの犯してしまった罪が悔まれてなりませんが、もしかしたら相手が敵国人でノヴァクがユダヤ人ということへの情状酌量が認められるかもしれません。それでも、同じように戦争の犠牲者だった哀れなヨハンが生き返ることはありませんが。


ノヴァクがヨハンを殺害した一部始終は近くでトミーが目撃していたそうです。自分を励ましてくれたノヴァクが人殺しをしたのを目にしたトミーも、真実が言えずに大分苦しんでいたようです。


そのトミーを迎えに来た父親のクルックスも、最初はいかにも横柄な態度を取っていましたが、本当はトミーが家を出たことが寂しかったのだそうです。トミーの母親は買い物に出かけた先で爆死してしまったそうです。Sirジョンに、他人の息子を隠すなんて、自分に息子はいないのか、と大口をたたいたクルックスも、Sirジョンが息子は戦死したと答えるともう何も言うことができません


頑なだったトミーも父親の本当の気持ちを知って、一緒に戻ることになったのは何よりでした。それにクルックスもヘイスティングスに遊びに来ることを許してくれたようですし、これでSirジョン夫妻も寂しい思いをせずに済むことでしょう


また、状況からしてどうしてもヨハン殺害を疑われたフレッドも、ようやく心を開いてくれたようです。疑いが晴れて戻ってきたフレッドがローズに対して純粋にヨハンの死を悼むと、ローズもまた、ヨハンのことは大好きだったし、ヨハンも同じ気持ちだったと思うけれど、待っていたのはあなただ、と答えました。


親子三人仲良く穏やかに暮らしていくことを願ってやみませんフレッドが分かってくれてよかった(;O;)


さて最後は楽しい話でしめくくりましょう


3度の飯よりサッカーが好きなイギリス人の代表、ブルックが、サムを始め、ポールやフォイルにまで声をかけて「賭け」をさせた試合は、なんとフォイルの予想が見事に当たったそうです。フォイルはアーセナル(愛称はガナーズ)がポート・ヴェイルと引き分けると予想したのだとか。(蛇足ですが、どちらも現存しています


でも、いくら人数が足りないからと言って相手(格下)の補欠を借りるなんて、戦時中ならではの処置ですよね~きっと


こうして儲けた額はなんと100ポンドだったそうですが、フォイルはあっさり難民に寄付をしようと言いだしました。ユダヤ難民の基金に、と


それは良いアイディアだと口では言いながら、顏は分かりやすく仏頂面だったサムも、フォイルの次の言葉には歓声を上げずにいられませんやったー!( `ー´)ノ


And hold back a fiver, and we'll get ourselves the best meal that rations will allow.
それと5ポンドはとっておけ。それで配給が許す限り最高の食事をしよう


Hooray! Followed by a film at the Ruby! Bing at his best!サムはもちろん大喜び(^◇^)
バンザイ!その後はルビーで映画を見ましょう。ビング・クロスビーで決まりですね!!


屈託のないサムの笑顔にフォイルが救われたことは言うまでもないことでしょう。フォイルの視線の先にはノヴァクが教えてくれたチェス、最後にはフォイルがノヴァクに勝ったチェスのボードが置かれており、フォイルが去った後にはそのうち1本の駒が倒れたことも付け加えておきまする何とも切なかった(;O;)


またこれは少し余談になりますが、賭けをするにあたってブルックが、当てずっぽうではなく科学的に予想しなければ、と主張すると、フォイルは「Well, science was never my strong point」(科学は苦手だ)と語っていたのも印象的でした本当は誰よりも得意なのに??


これまたいつもの謙遜かとも思ったけれど、それだけではなく、科学を極めれば極めるほど、この世には人知で計り知れぬ「chance」(偶然)の存在を痛感する、と言いたかったのかもしれませんよね。ノヴァクが同じように、自分は科学者だけれど、亡き妻に出会ったのも、今こうして生き延びたのも、人を殺してしまったのも、すべては偶然のなせる業だ、と語っていましたから I cannot escape the fact that the most important events of my life have been dictated by chance


それでもそこで何とか理性を働かせて己を律してほしかった、とは、さすがのおばさんにも言いにくいです。戦争とはそれほど人を鬼にしてしまうものなのですね。


ミステリーと人間ドラマを同時にしかもタップリ楽しめる「刑事フォイル」は実に贅沢なドラマですよね。続きを見るのが待ち遠しいです


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刑事フォイル(Foyle's war)あらすじと感想 第35話 壊れた心(前編)

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刑事フォイルFoyle's war】の35話は「壊れた心~Broken Souls」(前編)です。


ここ数回はミステリーに走り過ぎ=ちょいと詰め込み過ぎ&ちと強引な感じが否めませんでしたが、今回はなかなかしっとりとした味わい深いエピソードでございましたね。一体この戦争でどれほど多くの人の体と心が壊れてしまったのか、想像するだけでこちらも胸が痛みます刑事フォイルのネタバレ行きますよ~( `ー´)ノ


さてその戦争もいよいよ終わりに近づいてきたようです。以下ネタバレのあらすじです今日はちょっと長めでござる


時は1944年の10月。あるひとりの復員兵が5年ぶりに故郷のヘイスティングズに戻ってきました。男の名前はフレッド・ドーソン(Joseph Mawle)。フレッドはダンケルクに行って2日目で捕虜となって以来ずっと囚われの身だったのを、ようやく逃げ出してきたのだそうです。その脚は凍傷がひどいらしく、引きずらずには歩けないほどでした。


久しぶりに見る懐かしい風景、そして我が家はほとんど変わっていなかったようで、愛犬のビリーは主人の足音を聞きつけていち早く駆けつけてきます。フレッドが自宅のドアを開けると、そこにはこれもきっと変わることなく妻ローズ(Natasha Little)との写真が飾ってあり、コンロでは温かいシチューでも煮込んでいたのか、鍋がかかっていました


が、フレッドが窓から外を見やると、ローズの側に見慣れない男と幼い子供がいるではありませんか。フレッドはつい語気を荒げずにいられません。お前は誰だ?


夫との5年ぶりの再会を、ローズは戸惑いながらも喜んでいたようですのにね


男手を失った上、幼いダニエル(Louis Nummy)を女手一つで育てなければならなくなったローズのもとには、捕虜収容所にいるドイツ人のヨハン(Jonathan Forbes)が派遣されていたのだそうです。


男女のことですからふたりの間に絶対に何もなかったとは言い切れませんが、少なくとも夫のフレッドが帰ってきたら泡と消える関係、おそらくは親しい友人関係に過ぎなかったはず~ヨハンはローズやダニエルのためにフレッドの帰還を心から喜んでいたようでしたのに


ローズもまた~彼女はサムの友人だったらしく~早速サムに夫の帰還を知らせ、ふたりでゆっくり夕食を食べたいからドレスを貸してほしいと頼みに行ったほどなのです


そこでの会話で、サムは以前付き合っていたアメリカ野郎(Yank chap)がフランス女性に心変わりしたらしいことを仄めかしていましたが、それって以前登場したジョー・ファルネッティ(cf: 「侵略~2526」)のことでしょうかね。それとも他にもいたんかな


せっかくローズがサムから借りたドレスをまとい、口紅の代わりに何か(赤かぶ?)の赤い汁を付けて支度をしたというのに、フレッドは、これまたせっかく奮発して用意したに違いない桃の焼き菓子(peach cobbler)も食べることなく、食事を吐いてしまいます。ずっと粗末な食事ばかりしてきたので、胃が受け付けなかったようです


ローズは、夫が変わったのはすっかりやせ細った外見だけではないと痛感し、不安に駆られてしまいますが、それでも何とか明るく振る舞っていたのに、フレッドはまたしても嫉妬にかられ、ローズを苛んでしまいます


ローズは仕方なくヨハンに辞めてもらうことにしました。フレッドのために編んでいたセーターを、もうサイズが合わないからとヨハンに贈って別れのハグをしたところをフレッドに目撃されたローズは、またしてもフレッドを怒らせてしまいます。


He's had you, hasn't he? He's been in my bed and my wife.
あいつと俺のベッドで寝たんだろう


貞操を疑われたローズはついに我慢の限界に達し、ダニエルを連れてサムの家に身を寄せてしまいました。


一方のヨハンは、いつも送迎をしていたアーニー・ポンド(Roger Sloman)に連れられて収容所へ戻りましたが、その後どうやら脱走してしまったようです。ヨハンも、自分で語っていたように、フレッド同様人生を諦めて戦争へ行き、友を失い、たくさんの悲しい出来事を目にした挙句、敵国に囚われているただの兵士なのです。


I went to the war, like you. Gave up my life. Lost my friends. Saw bad things. Got locked up. You see, we are not so different. Just soldiers.


何ともやり切れません可哀想なヨハン


また今回は、フォイルのチェスの師匠だというユダヤ人医師のジョセフ・ノヴァク(Nicholas Woodeson)も登場しました。彼もまた戦争のために家族と離れ離れになり、たった一人イギリスに取り残されたのだそうです。


ノヴァクは戦争で精神を病んだ兵士のために設置された病院(診療所)で働いていました。その病院は元、Sir.ジョン・サックヴィル(Graham Crowden)という貴族の邸だったそうですが、接収されて病院となったため、Sir.ジョンは妻のレディ・ミュリエル・サックヴィル(Phyllida Law)とともに丘の上のコテージに引っ越したそうです。


その病院で、ジュリアン・ワース(Oliver Kieran-Jones)というこちらもドクターが何者かに殺害されるという事件が起きました。ワースは皆の嫌われ者だったようですが、もうじきケンブリッジ大学への栄転が決まっていたのだそうです。殺害現場と思われる彼の部屋は、何かを物色したかのようにひどく荒らされていました


ワースが栄転する決め手となったのは「戦争トラウマの症例」を扱った論文だったそうですが、その症例、患者はワース自身が治療したのではなく、ノヴァクの患者だったようです。論文を見てこれに気づいたノヴァクは、目の前にフォイルという刑事がいることも忘れ、

I'll kill him!
殺してやる

と叫んで飛び出しました。ワースが殺されたのはその後ですが、(予告によると)フォイルはノヴァクが犯人だとは考えていないようです


そのノヴァクは、ワースが遺体で発見されたその日に自宅で自殺を図っています。ノヴァクとすれ違ったサムから、彼の顔色がひどく青かったと聞いたフォイルが、ポールとともにノヴァクの自宅に駆けつけて何とか事なきを得ましたが、ノヴァクはその時

Werth. What he said.
ワース。彼がそう言った

と語ったそうです


おそらくこれは前回と同じで、「Werth」「he」が同一人物かどうか、が問題ですよね。つまりは「ワースがそう言った」なのか、彼が「ワースだ」と言ったのか。おそらくは後者だと思われまするが


そしてこの「he」は、ノヴァクの患者で、ワースの遺体が発見された日に転院していったピーター・フェルプス(Alexander Gilmour)かもしれません妄想全開モード突入です♪。ピーターの病状はかなり悪化しており、ちょうど他人に危害を加えるかもしれないと心配していた矢先だったことから、ノヴァクはピーターの発言(=ワースだ!)からワースを殺したのはピーターだと思い込み、彼を拘束できる病院に転院させたのかもしれません。(注: あくまでも妄想です


そのピーターは転院先の病院で、フォイルの「何を見たのか」という質問に答えて「血を見た」と語っていました。あの様子を見る限りでは、もしピーターがワースを殺したとしても彼に責任能力があるとは思えませんし、ピーターはあくまでも「血を流して倒れていたワースの遺体」を見ただけで殺してはいないのかもしれません


何せワース殺害に関しては、もうひとり怪しい人物がいます。病院の所長をしているイアン・キャンベル(Duncan Bell)です。キャンベルは、ワースと何か約束をしたのに守ってもらえなかったと憤慨していました。またこのキャンベルは、ピーターの妻のジョイ(Sally Leonard)を秘書に雇ったそうですが、もしかしたら男女の関係にあるのかもしれない~とはポールの妄想、否、推理です


一方、フォイルがノヴァクの自殺に気づいたのは、家の中からショパンが聞こえてきたからです。ピアニストだった妻と別れてからはショパンを聞く気がしなくなった、と語っていたノヴァクがショパンを聞くからにはただ事ではない=死のうとしているのではないか?と推理したのですよね


そんなノヴァクが、いくらワースを憎んだからと言って、安易に刺し殺すとは思えません。ノヴァクが自殺を図ろうとしたのはワースを殺した罪悪感からではなく、家に帰る直前に聞いていたラジオが原因のような気がします顔色が変わりましたからね( `ー´)ノ


あそこで、生き別れた妻や娘がいるマイダネク収容所に関する情報が流れた~彼らの生存が絶望的となったと悟ったからではないのでしょうか。マイダネク収容所には、アウシュヴィッツ同様ガス室があったそうですからね。ま、これもまた妄想にすぎませんが


それ以外では、Sirジョンを訪ねてロンドンからトミー・クルックス(Danny Worters)という男の子がヘイスティングズにやってきています。トミーは以前Sirジョンの家に疎開していたそうで、ロンドンに戻った後父親のモリス(Jesse Birdsall)と喧嘩をして舞い戻ってきたのだそうです。この少年は戦死公報を届ける仕事をしていたらしく、遺族の悲しみと時には怒りも受け止めねばならず、ひどく傷ついていたようです


ヘイスティングズ署にも問い合わせがあったため、忙しい二人に代わってサムが、おじの知り合いだと言うSirジョンの家を訪れて事情聴取を行いましたが、貴族とは言え今や二人きりで寂しい生活を送っていたSirジョン夫婦はトミーが来た事を喜んでいたため、これをひたすら隠していました。これはその後やってきたモリスに対しても同様です。


でもフォイルは、トミーと話したノヴァクから、トミーがSirジョンの家にいると知らされています


これは余談になりますが、Sirジョンが妻を呼ぶ「ママー」という呼び方がいかにも貴族的な感じがして、思わずダウントンアビーを思い出してしまいました。あの時代からたった20年かそこらしか経っていないのですものね。例えてみるなら、年を取ったロバートが小さなコテージでコーラと二人暮らしをしている~パズルに夢中になって肉を焦がしたロバートに、怒ったコーラが

Well, it'll have to be turnip on toast. I've nothing else妄想が止らんvv
(好意で分けてもらった卵が嫌なら)トーストにカブを乗せて食べるしかない

と小言を言っているようなものなのです


と、ますます妄想がひどくなったところで今日は止めておきまする。あ、ヘイスティングズ署が移転になるらしいことも付け加えておかねば


最近は早朝にしかも1.5倍速で見なければならなかったためどうしてもあわただしかったのですが、来週からはもう少しゆっくり時間が取れそう(=妄想の時間が取れそう?)です。とはいえ、おっちょこちょいは直りませんけどね~少なくとも疑問点を残してレビューを書く、なあんてことはしなくて済みそうでござりまするよ


刑事フォイルは続きを見るのがますます楽しみでござりまするね刑事フォイルが面白い(^^)/


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刑事フォイル(Foyle's War)
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刑事フォイル(Foyle's war)あらすじと感想 第34話 疑惑の地図(後編)

刑事フォイルFoyle's War)のあらすじと登場人物はこちらからお探しいただけます: 刑事フォイル(Foyle's War)あらすじと登場人物一覧


刑事フォイルFoyle's war】の34話は「疑惑の地図(後編)」(Plan of Attack~攻撃計画)です。おおむね満足したのですが、最後に一つ疑問が残ってしまったのはおばさんの気のせいでございましょうか。以下ずばりネタバレのあらすじです刑事フォイルのあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


まず、前回起きた2つの殺人事件は同一人物=ケプラーの犯行でした。ケプラーはやはりドイツのスパイ(本人は愛国者だと主張)だったのだそうです


ヘンリーを殺害した理由は、ヘンリーがケプラーの正体に気づいたからです。なんとですね~ケプラーは、イギリスに来る際に提出した供述書に、例の「ホッホ・フェルトハウゼンに5年も滞在していたと記入していたそうなのです。それなのに、そんな場所は知らないなどとポールに答えるとはかなり間の抜けたスパイですよね


でもヘンリーには供述書通り話していたらしく、空軍省の施設=ビバリーロッジで地図の作成に当たっていたヘンリーは、次の標的がホッホ・フェルトハウゼンだというのにそこにあるべきものが無いことに気づいたそうです。


It's not there!


ヘンリーがそう叫んでいた時、ジェーンがこう聞いたのもミソだったようです


What isn't there? Where are you going?
何がそこに無いの?どこへ行くの?


ヘンリーが「The church」と答えたのは、後者ではなく前者の質問に対する返事だったのだそうです。言わんとしたのは「教会がない」であって「教会へ行く」ではなかった


なんとホッホ・フェルトハウゼンには「教会」が存在しなかったのだとか。「嘘」がばれたケプラーはヘンリーを自殺に見せかけて殺害してしまいます


前編でケプラーがポールに「ミュンヘンの聖ニコラス教会にいた」とこれまた嘘をついたために、すっかり&まんまと騙されてしまいました。でも少なくともあの時点では、ポールは何も気づいていなかったようです。なんともややこし話でござるね


が、ポールのさらなる追求を怖れたケプラーはポールの口を封じようとトラックで轢こうとした挙句、あの夜、銃で殺そうとしたのだそうです。そう、メレディス警視正は、ポールと一緒にいたがため、急に万年筆を取りに引き返そうとしたがために誤って標的となってしまったのです


すべてを知られたケプラーは、一人で教会に乗り込んできたフォイルをも撃ち殺そうとしましたが、外には部下を待たせてあると堂々と語ったフォイルに手を出すことができず、自ら命を絶ちましたケプラーは自殺で幕引きです


また、エヴリットの「ビルおじさん」はやはりビル・バートンだったそうです。そもそもバートンの「運送詐欺」に関わっていたのはフォスター司令官の方だったらしく、バートンはそれをネタにフォスターを脅し、臆病なために兵隊を辞めたがっていた甥のエヴリットをフォスターのいるビバリーロッジに配属させたのだそうです。その後はふたりともバートンに手を貸していたようです


そしてジェーンは、そのエヴリットと1度デートしただけのようでしたね。ヘンリーは、敬虔なクリスチャンであるがゆえにジェーンに触れようとしなかったらしく、ジェーンにはそれが物足りなかったのだとか。いっそのこと早くヘンリーと結婚できればよかったでしょうが、戦時中でそれもままならなかったのかもしれません


と、ここで終われば万々歳?だったのですけど、もうひとり、疑惑の人物が残されたままだったのが今一つ釈然としませんでした。それが、前回も妙に気になったリチャード・ウォーターロウです。彼もまたどうやらドイツのスパイだったらしく、地図を作成するという立場を利用して極秘の情報をドイツに流していたようなのです


が、このウォーターロウはまったくそ知らぬふりでフォイルの質問に答え、フォイルがケプラーの正体に気づく手助けもしています。


この辺がちょっと考えると不可思議ですけど、逆に言うと、スパイたるものああでなければ務まらないのかもしれません。いざとなったら同胞を犠牲にしても任務を遂行せねばならぬでしょうからね。さすがに千里眼のフォイルも彼の正体には気づかなかったようです


~この件に関してはコメントでご意見を頂戴し、納得済みです。念のため後でもう一度見返したら、彼自身が自分は「空軍情報部」の人間だと明かしていました。ご協力に感謝です


一方、ポールの代わりに撃たれて死んだメレディス警視正にはやはり2人の息子がいたそうで、その2人とも既に戦死していたそうです。死ぬ前にポールを息子の「チャーリー」と見間違えたことが、せめてもの幸せだったに違いないというのも何とも切ない話です


息子を失って以来生きた屍と化したという妻のジョイスは、夫が亡くなっても涙ひとつ流しませんでした。今ジョイスの心を占めているのは戦争、そして敵国ドイツへの憎しみだけなのです


フォイルから話を聞いたオーブリーがジョイスの家を訪ね、彼女の話にいたく心を痛めていたのが印象的でした。オーブリーは、型通りの「汝の敵を愛せよ」という教えだけでは、戦争で深く傷ついた人々の心を癒すことはできぬ、と痛感していたようです。


いつものこととはいえ、今回は特にまったく罪のない人々ばかりが犠牲になった何とも痛ましいエピソードでしたが、その反面、フォイルが「終戦まで刑事を続ける」決意をしてくれた上、サムもまた運転手に復帰したという喜ばしい回でもありましたね。ブルックも大喜びでしょうし、となると、ポールも異動願いを撤回することになるのでしょうか。


いや~サムのあのおしゃべりでは機密情報を扱う部署はとてもとても無理でやんすね。でもさすがに軍人らしく一応は空軍の用語を使ったのも楽しかった


フォイル:
You could keep your mouth shut and stay out of trouble.
口を閉じてトラブルに巻き込まれないように


サム:
Wilco.
言われた通りにいたします。


「Wilco」は海軍で使う「Aye」に相当するそうです


さ~てこれで来週からはまた仕切り直しで楽しめまする刑事フォイルは続きを見るのが待ち遠しいです刑事フォイルが面白すぎ( *´艸`)


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