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「池井戸潤原作」のレビュー一覧

下町ロケット あらすじと感想 第5話 ゴースト編完結!

下町ロケットのあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: 池井戸潤氏原作ドラマ あらすじ一覧


阿部寛さん主演の【下町ロケット】はこの5話で「ゴースト」が完結しました。次回からは「ヤタガラス」になるそうです。これは前回も感じたことですが、ドラマ好きのおばさんからすると、それぞれ10回放送してもたっぷり楽しめる中身の濃い内容だと思うんですけど、制作陣には制作陣の思惑があるのでしょうからいたしかたないですね~もったいない


と、ぼやきはさておき、以下それでも十分面白かった第5話のあらすじです下町ロケットゴーストのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


今回は様々な「別れ」がありました。前途を祝したい仲間との別れもあれば、裏切られた末の「決別」もありましたが、まずは気になっていたギアゴーストとケーマシナリーの裁判の結果から見てまいりましょうか。これまた実に佃製作所らしい勝利でしたね~


神谷は、ギアゴーストが侵害したというケーマシーナリーの特許の無効性を明らかにしようとしていました。そのために、島津が敢えて特許を請求しなかった副変速機に関する技術が先行技術であることを立証するつもりだったそうです。


神谷は、当該技術の発明者であり、現在は東京技術大学の准教授をしているという栗田章吾氏に会って直接、この論文で発表された技術情報は誰が使用しても特許侵害にはならない、誰でもどんな技術者でも自由に使える技術情報であるとの確認を取ってきたのだそうです。准教授は学会で外国にいたためにぎりぎりまで会うことができなかったのだとか。


こうして栗田氏の論文を根底に書かれたケーマシーナリーの特許そのものが無効であるからして侵害はあり得ないという結論に達しました


ここは実に気持ちが良かったですね~。以前島津や航平が語っていたように、本来発明とはそうあるべきなのですよね。誰が発明したとか誰がその権利を所有しているかは関係ない、大切なのはその技術を利用する人々の暮らしが豊かになることなのですこの基本理念に共感します(^^)/


往生際の悪い中川が、それではその論文を精査すると言い出すと、神谷は待ってましたとばかりに秘密兵器を繰り出しましたうまいこと考えましたね~(^^)/。航平は、島津がクマのバッグをよく置き忘れてくることを利用して決定的証拠を掴んだのだそうです


まず島津と伊丹は末長に、中川との関係を知ったから顧問契約を打ち切ると伝えに行きました。末長は、案の定、ふたりが帰るとすぐに中川に電話をし、中川との関係がバレたから、情報提供の件が漏れないようにしてくれと念を押します


その会話はクマバッグに入っていたICレコーダーにすべて録音されていたそうです


神谷はこの録音内容を法廷で暴露しました。その上神谷は既に末長本人にも情報流出の件を認めさせてきたそうです


これでケーマシーナリーの特許は不正な手段によって得られたものだということが明らかになり、当然、裁判はギアゴーストが勝利しました。まさに正しいものは勝つ!です正義は我にあり(^^)/


が、その後思わぬ展開が待ち受けていました。なんとなんと、伊丹が独断でダイダロスと業務提携契約を結んでしまったのです!?


島津が佃製作所に謝罪に来て説明したところによると、伊丹はダイダロスの重田から帝国重工への恨みを掻き立てられ、ともに帝国重工の的場に復讐すると誓ってしまったらしいです。伊丹が総務に左遷されたのはすべて的場の「陰謀」だったのだそうです


重田工業の倒産は当時マスコミでも話題になったそうで、帝国重工内部でも問題にはなったらしい。だったら伊丹の改革案を採用すればよかったのに、的場は伊丹ひとりに責任を押し付けて自分だけ助かろうとしたのだそうです


それなのに伊丹は的場だけが最後まで伊丹を信じて庇ってくれたと感謝していたらしく、それが裏切られたと分かったために憎さ100倍となってしまったようです。また重田が「ともに被害者なのだから」とうまく伊丹を乗せたんですよ


でもですね~重田工業の倒産で自殺した社員もいたと重田は語っていたけれど、だったら亡き会長の「隠し資産」はその社員たちの保障に充てるべきではなかったのでしょうか。自分だけこっそり起死回生を図ったくせに、自社の利益のために重田工業を切り捨てた帝国重工だけを責めるのはお門違いな気がするのはおばさんだけでございましょうかどっちも同じ穴の狢やんけ( `ー´)ノ


それにこの話はあくまでも重田が伊丹に吹き込んだだけであって、もしかしたら~嘘かもしれませんよね


ギアゴーストの原点だった「モノづくりの精神を忘れて復讐の鬼と化した伊丹は、そんな伊丹を説得しようとした島津も切り捨てます。もう島ちゃんは必要ない


それで島津はキッパリとギアゴーストを退職してしまったそうです。だったら佃製作所の新戦力になればいいと思うのは短絡的過ぎでござりましょうか


その佃製作所では、ついに、殿村が退職してしまいました。殿村は食堂で予定されていた「祝賀会」には行かずにこっそり去ろうとしていたけれど、そんな殿村の気持ちなどマルっとクリアにお見通しで、廊下で皆に捕まってしまいます


一人で出ていこうなんてさ、水くせえじゃねえかよ、トノ!


一旦夢中になると予算も見通しも関係なくなってしまう、まるで子どものような佃製作所の面々に、ただ一人冷静に待ったをかけ続けた殿村の退職にあたって、その社員たちが口々に感謝を表したシーンでは思わずもらい泣きしてしまいました


明日からはもう小言を言ってくれないんですよね。どれだけいい加減で無計画でお金のかかることをしても、もう釘を刺してくれないんですよね。寂しいですよ。そんなの寂しくて たまんないです。

みんなトノさんのことが大好きなんです。大好きで大好きで仕方ないんですよ!


殿村もまた、そんな皆が大好きなのだと男泣きに泣きましたこの別れは辛いわ~(;´Д`)


夢とか情熱とか、そんな形にも数字にもならないものを本気で語って本気で受け止めてくれるみんなが、佃製作所のみんなが大好きだ!ここで皆と働いたことは一生忘れない!( ;∀;)


一方帝国重工では最後のロケットが打ち上げられました。それに先立ち、異動が決まった財前は、半生を掛けて取り組んできた仕事から外れるのは心が空っぽになる気分だと寂しそうにしています。航平はそんな財前を稲刈りに誘いました


新潟の大地に足をつけて実際に稲刈りをした経験は、財前に次なる目標を与えてくれます。宇宙航空企画推進グループに異動になる財前は「ヤタガラス」の技術を使って瀕死の農業を救いたいと考えたのです。どうやら衛星を使って無人で動くトラクターの開発に乗り出すようですね


最初の頃、航平と山崎が初めて殿村の実家に行った時、農家に人手が足りないことを嘆いて、無人のトラクターがあればいいのに~とかなんとか言っていたのがその布石だったのですね。あの時はもしかしたらロボットを作るのかな~などと思ったけれど、衛星に繋がっていたのですね


財前と藤間の別れもまた感動的でした。藤間は、社内の権力闘争を憂えた財前に、宇宙開発に携わる我々にとって、そんなちっぽけなことは関係ないと切り捨て、誰が反対しようと佃製作所を信じ、そのバルブは世界一だと豪語した財前をまっすぐな男だと称えます


私はそんな君が好きだ。君はどの職場へ行こうと周りのことなど気にせず自分の信じた道を歩んでもらいたい。今まで本当によくやってくれた。ありがとう。


いや~実に爽やかでしたね。あのみみっちい的場や中川にこの藤間と財前の爪の垢を煎じて飲ませたいものですそれに重田と伊丹にも( `ー´)ノ


冒頭でも触れたように来週からは「ヤタガラス編」が始まりますよ~。財前の計画に佃製作所が今後どう関わっていくのか、島津も仲間に加わるのか~に注目ですね下町ロケットがますます面白い(^^)/



原作はこちら~下町ロケット ゴースト

下町ロケット~ゴースト あらすじと感想 第4話 裏切り者発覚!

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阿部寛さん主演の【下町ロケット】は4話もまた実に感動的でございましたね。また個人的には「やっぱりアイツだったかとすっかりご満悦のおばさんでした。以下ネタバレのあらすじです下町ロケット~ゴーストのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ


まずはその「裏切り者」から片づけまひょか


神谷が憂えていたギアゴーストの裏切り者は、やっぱり、末長弁護士でした。これが明らかになったきっかけはギアゴーストの本棚に飾ってあった法律の業界誌です


神谷は、畑違いの雑誌がなぜここに置いてあるのかと不思議に思い、通りがかった坂本菜々緒(菅野莉央)に尋ねたところどうやら定期購読をしていたらしいのに、1冊だけ抜けていたことに気づいたのだそうです。事務所に戻って調べたところ、案の定棚に無かった月の雑誌は末長と中川の仲良さげな対談を特集していたことが判明しました


ふたりは元々同期だったようですが、中川が末長に声を掛けたのは4年前~末長は中川が提示した「3億円でコロリと買収されたそうです


中川はそんなに前から佃製作所に復讐する計画を練りに練ってきたのですね~。まさに蛇のような執念深さでござりまするね


神谷が「裏切り者」の存在に気づいたのは前回のラストに提示された特許公報で「クレームに対する補正」を見つけたからだったそうです。


ケーマシナリーは、島津がT2の設計を完成させたわずか1週間後に、先願の特許のクレームに対する補正を出していたのだそうです。つまり、島津が出願するであろう特許がケーマシーナリーの特許を侵害するよう、わざと特許請求の範囲(=クレーム)を広げておいたということです


ケーマシーナリーが出願したクレームは元々副変速機についての請求だったようですが、島津は敢えてこの部分を特許請求しなかったそうで、神谷はそこにも目を付けました。島津が改めて特許を請求しなかったのは、それが以前から知られている技術の応用だと考えたからだそうです。


もしそれを証明できれば、今度は逆にケーマシナリーを訴えることが可能になるはず!ウィンウィン野郎どもを訴えてやる( `ー´)ノ


航平は早速文字通り山のような論文を取り寄せて、その技術に関するものを探しました。佃製作所の社員総出で取り組みましたが、そう簡単に見つかるものではありません


そこで利菜の言葉がヒントになりました。利菜が大学時代はよく論文を読んだと語ったのを聞いた航平は、島津がその発明を知ったのも学生時代ではなかったか?と推論し、それが見事に的中します。懸案の技術は、島津の先輩にあたる人物が大学院時代に論文として発表したものだったそうです。


日本は先願主義と言って先に特許を出願した方が勝ちなのですが、島津が語ったようにこの論文が広く認識されていたと証明できれば、ケーマシナリーの特許は「冒認出願」だったと認められるかもしれませんね。冒認出願とは他人の発明をあたかも自分が発明したかの如くに特許出願することです。


航平たちの懸命な努力でこの論文は見つかり、神谷はギアゴーストの代理人を引き受けてはくれましたが、このままでは弱いと語っていたのが気がかりです。他に探さねばならない証拠とは何なのでしょうか?


予告で神谷が空港で出迎えていた人物がそのキーマンになりそうですよね。もしかしたらあの男性こそが、論文を書いた人物なのかもしれません


また中川は案の定、ダイダロスも抱き込んでいたようです。ダイダロスの重田はやはり前回登場した中尾彬、もとい登志信の息子で間違いありませんでした。もともと心臓が弱かった登志信はあの時のショックが元で亡くなり、重田工業も倒産したそうですが、重田は父の「隠し財産で小型エンジンの会社を買収し、今のダイダロスを立ち上げたそうです。んなこと言っちまって大丈夫なんか?


その後トランスミッションに目を付けた重田は、おそらくは中川からの誘いを受けて、ギアゴーストの買収に動き出しました。伊丹にも直接会って昔の恨みを厭味ったらしくぶつけた上で、ギアゴーストのケーマシーナリーに対する賠償金をすべて払う代わりに、ギアゴーストの全株式を無償で譲渡するよう要求します。


でも重田は、伊丹の社長続投は歓迎するが、従業員の雇用は保障しないとはねつけたため、伊丹は、帝国重工時代に下請けを切らねばならなかった無念を教訓に、社員だけは何があっても守ると決めているから、とこの申し出を断りました


さて、一方の殿村は、今回ついに農家を継ぐ決意をしました。佃製作所で働いてきたことで「モノづくり」への情熱が目覚めたことも大きかったようです


かねてから自分の代で米作りは終わりだと公言してきた正弘が、田んぼを売り渡すと言い出しました。が、手術後寝たり起きたりの生活をしていた正弘が田んぼへ行き、田んぼや沈みゆく太陽に頭を下げて祈っていた姿を見た殿村はもう見て見ぬふりができなくなります。正弘は代々続いた田んぼを手放すことを「ご先祖様やお天道様に詫びていたに違いありません


殿村の目から涙がポロポロこぼれました。元気だったころの父が、生き生きと逞しく田んぼで働いていた姿が目に浮かび、その頃に比べてめっきり小さくなった父の背中から目を離すことができなかったようですこのシーンはホントに感動だった(/_;)


正弘は、本音を言えば田んぼを続けたいに違いないのです。でも、銀行員時代の殿村ならいざ知らず、今の殿村は、一緒に泥だらけになって田植えを手伝ってくれた航平のような良い社長の下で生き生きと働いている、そんな息子に農家を継げとは言えないのでしょう。決して楽な仕事ではないことは誰よりも正弘自身が知っているから。農業は好きでなければ決して続けられない過酷な仕事なのです。半病人の自分に無理なように、殿村もまた片手間にできる仕事ではありません


こうして殿村は佃製作所を辞めることを決断しました。それには妻の咲子が農家も悪くないと言ってくれたことも大きかったようです。でも咲子は、一緒に農家をやることを良しとせず、うまく行かなかった時のために今の仕事を続けると主張しました。咲子も本気になった証拠ですね


殿村は背広姿で佃製作所に赴き、「ロケット品質・佃プライドの幕に向かって、父の正弘が田んぼに向かってそうしたように、手を合わせて祈りました。その姿を見た航平は、殿村の覚悟を感じ取ります


社長室に招き入れられた殿村は、正弘を見ていると佃製作所に来た頃のことを思い出すと語り始めました。救いようのない状況に置かれているにもかかわらず、営業マンは会社を信じて方々に頭を下げて回り、技術者は成功を信じて決して妥協せず、社長は、そんな社員を信じて夢見ることを止めなかった


そんな彼らと過ごしたおかげで殿村はモノづくりの楽しさを知り、モノづくりの楽しさを知ったからこそ、米作りに対する正弘の情熱を理解することができた。何が一番大切なのかを航平から教わった


殿村はここで皆と過ごした時間はかけがえのない宝物だと心から感謝しました。こんな大変な時に会社を辞める決心をして申し訳ありません!


航平もまた殿村に、自分が諦めずに夢を見ることができたのは殿村のおかげだと感謝の心を伝えます。かつて皆が諦めかけた時、佃製作所は良い会社だから何としても守りたいと涙を流して励ましてくれた殿村を、航平は決して忘れていなかったのです


あの時トノがいてくれなかったら、今の佃製作所はなかった。トノには感謝しかない。佃製作所を救ってくれた恩人だ。だから今度は俺にお前の背中を押させてくれ俺はお前の決断を応援するぞ!


航平は殿村の決心を称えました。よく決めたな、トノ!!


もちろん、この裁判だけは殿村も一緒に戦うことは言うまでもありません一緒に戦おう( `ー´)ノ中川を完膚なきまでに叩きのめすには、やっぱり殿村の力が必要です。


あ~おばさんはやっぱりこうした暑苦しいほど熱いドラマが大好きです。「下町ロケット」は来週の放送が待ちきれません下町ロケットゴーストが大好き(^^)/



原作はこちら~下町ロケット ゴースト

下町ロケット~ゴースト あらすじと感想 第3話 殿さまと呼ばせて♪

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阿部寛さん主演の【下町ロケット】は3話もまた痛快でしたね~。おばさんは職人とかモノづくり~とにかく何かにこだわって生きている人々の話が大好きなのです。今季はこの「下町ロケット」と「まんぷく」、変わり種では「昭和元禄落語心中」や「僕らは奇跡でできている」などもあって大満足です


以下ネタバレのあらすじです下町ロケット~ゴーストのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ


まずは帝国重工での燃料実験が無事成功したそうです。次はギアゴーストの買収だと張り切っていた航平に、思わぬ難問が立ちはだかりました。帝国重工の水原部長が、ギアゴーストを買収するなら帝国重工の信用調査を受けなければならないと言いだしたのです


水原は、帝国重工のリスク管理部門がこの買収に強い懸念を抱いているのだと説明しました。15億もの損害賠償を抱えている問題企業を買収したら、買収した会社も問題企業として扱われる、と指摘します。


航平は、買収はあくまでも佃製作所とギアゴーストの問題だと反論しましたが、新型エンジンを導入するためだと言われては従うしかありません。そのためにここまで頑張ってきたのですからね


航平から話を聞いた伊丹は顔色を曇らせました。自分と島津が帝国重工を追い出された人間だから、敵は余計に難癖をつけてくるに違いないと憂えたそうです。


ここで伊丹は帝国重工を辞めることになったいきさつを話してくれました。


8年前に伊丹が在籍していた機械事業部は業績悪化によって存続の危機に立たされていたそうです。そのため下請け会社のコストダウンが急務となり、伊丹は「登志信」(中尾彬)の会社に日参し、再三再四値下げの交渉に当たったそうです。


回想シーンでこの登志信の横にいたのは1話に登場したダイダロスの重田登志行(古舘伊知郎)でしたよね。字幕でこの社長の苗字が明かされなかったことと、名前の類似性からして、ふたりは親子とみてまず間違いないでしょう


この点を踏まえて続けますると、この登志信は帝国重工の当時の会長だった藤岡と大学の同窓だったことから、下請けとはいえかなりの発言力を持っていたのだそうです。登志信はそれを笠に着て、一社員の伊丹の話など取り合ってもくれなかったそうです


そこへ現在次期社長と目されている的場が機械事業部のテコ入れに入ったのだそうです。的場は登志信に臆することなく、値引きをしないのなら取引を止めると言い渡したそうです。登志信は慌てて藤岡の名前を出しましたが、それは的場の怒りを増幅しただけでした。この件は私に一任されている


「登志信」の会社はあっという間に倒産したそうです。社長の横で必死に土下座していた重田はつまり、帝国重工に恨みを抱いていることでやんすね。あの時的場と一緒にいた伊丹も逆恨みされているかもしれません。もちろん伊丹はこのことには気づいていなかったようですが


このコストカットのおかげで帝国重工は業績を回復したそうです。伊丹は自社さえよければよいという会社の身勝手な姿勢に納得できず、改革案を提示したところ、帝国重工の墓場へ飛ばされて島津と出会ったのだそうです


その島津が航平に語ったところによると、伊丹は、自分のせいで佃製作所に迷惑をかけているとひどく悩んでいたのだそうです。伊丹の父親も会社を経営していたそうですが、その工場のみならず、社員思いの実直な人柄も息子に受け継がれていたようですね。そんな伊丹のことだから、買収を辞退することまで考えているかもしれないと島津は航平に伝えました。


伊丹の心配は的中し、帝国重工審査部信用管理室の安本(古坂大魔王)ははなから佃製作所を切り捨てるつもり満々でした。一社員に過ぎない利菜にまで圧力を掛けに行くとは実に情けない男でやんすが


航平は、うちには大番頭がいるから大丈夫だと伊丹を励ましました


その大番頭=殿村は実家に田植えに帰ることになっていました。航平と山崎、そして立花と加納アキも同行することにしていましたが、航平は急きょ伊丹と島津も誘ったそうです


殿村の家のお米は「殿村家の米というブランドらしく、田んぼも実に広大でした。当然田植え機で植えるものと思っていたのに、その田植え機が突然故障してしまいます。そこはでも、何せ技術者ぞろいですから、主に島津が中心になって修理しました


全くの認識不足でお恥ずかしい限りですが、トラクターや田植え機は一台数百万もするのだそうで、そう簡単に買い替えのできるものではないのだそうです。特に殿村家のように後継者がいない農家では尚更でしょう。


修理が終わるまでの間は皆で手分けして手植えしました


裸足で田んぼに入り、泥まみれになって働いた経験は、次の仕事に生かされていきます。伊丹は、ようやく直った田植え機でも、手植えと同様曲がってしまうことに気づいたそうです。泥の中を進むために、どうしても機体が左右にブレてしまうのだそうです。これまではそんなことを気にしたことすらなかったそうです


これからも一緒に頑張っていきましょう!


航平や伊丹たちは翌日の信用調査に備えてその日のうちに東京へ戻りました。殿村には一晩ゆっくりしてくるよう勧めます。


が、その「翌朝」、前日に皆の田植えの様子を見て今年の米も美味しくなりそうだと笑っていた殿村の父、正弘が突如倒れてしまいました。病院に搬送したところ、かねてより予定していた心臓血管手術を午後から行うことになったそうです


航平は正弘に付いていてやるよう殿村に命じたそうです。信用調査は迫田が代わりに対応することになりました。が、資料は揃っていたものの、さすがに係長では役不足です


案の定、安本は大いに因縁をつけてきました。その上、あらかじめ用意するよう言われていたリストにはなかった情報=ギアゴースト買収後の長期事業計画まで提出するよう命じてきます。そんなことは聞いていないと反論すると、今度は言い訳か、と言いがかりをつけてきました


その後どんなに航平たちがギアゴーストの必要性を力説しても、安本は聞く耳を持ちませんでした。何せ最初からその気はないのですから当然です。逆に何とかしてギアゴーストを切り捨てさせようとあの手この手でいい負かそうとしますが、航平も社員たちもまったく動じません。彼らはもう既に悩みに悩んだ末にこの買収を決意したのです。


安本はついに佃製作所との取引を見直す方向で検討すると席を立ちました


今後 御社については「バルブシステムの供給リスクあり」ということで所見をあげさせてもらいます。これは決定事項です


ここで、んなこと言って困るのはそっちやろ~と思っていたのはおばさんだけじゃありませんよね


そしてここにようやく殿村が駆け込んできましたよっ!待ってました( `ー´)ノ。殿村は病院で目覚めた正弘から、お前の居場所はここではない、早く会社へ行ってやれと背中を押されてきたのです


それに殿村はちゃ~~~~んと「買収後の長期事業計画」も用意していました。え?どうして?とは語るに落ちたな安本めっ!どうしてとは?( `ー´)ノ


他にも必要な資料がありましたらおっしゃってください。こちらに不手際がないよう、念のために考えうる全ての資料を用意してあります


さすがは殿村、否「殿さまでござりまするね。ここはやんややんやの大喝采でございました


そして航平も反撃に転じますどっちが強いか言ってやれ!。航平は、佃製作所のバルブシステムが無ければ帝国重工のロケットは飛ばないと明言し、帝国重工が取引に応じないなら、ライバル会社に売るのみだと挑発しました


安本が二流三流呼ばわりしたギアゴーストの伊丹や島津のおかげで新型ロケットエンジンのバルブシステムが完成した、一流の帝国重工が技術の限りを尽くしてつくれなかったものを佃製作所とギアゴーストが協力することでつくり出せたのだと畳みかけます


彼らの技術は超一流なんです!過去は関係ない。大切なのは今と未来だ( `ー´)ノ


それでも航平は安本の目も一流なはずだと称え、どうか正当な評価を下してほしいと頼みました


この佃製作所を信じていただけませんか?


社に戻った安本はあらためてロケットエンジンを見上げながら、今度は何だと身構えた利菜にこう語ったそうです


この新型エンジンを使用すれば従来の打ち上げよりも10億のコスト減になるそうだね。


佃&ギアゴーストの技術には10億の価値があるとようやく認識した安本は佃製作所には問題はなかったと報告したそうです


的場のコバンザメの奥沢靖之(福澤朗)は申し訳なさそうに的場に謝罪しました。この奥澤は機械事業部の部長だそうですから、的場はまだ機械事業部を任されているようです。


さすがにそれ以上の積極的な妨害は憚られたのでしょう、的場は問題が無いなら良かったと言いながらも、苦虫を噛み潰したような顔を隠しきれませんでした


これでようやく買収だ!と喜んだのも束の間、今度は神谷がギアゴーストの開発情報が外部に漏れている可能性があると言い出します。神谷が提示していたのはケーマシーナリーの特許公報のようでしたが?


島津と伊丹のごく近しい人間が疑わしいとなると、いかにも怪しげなのは佃製作所の買収に反対している社員の柏田宏樹(馬場徹~大橋浩@陸王)ですが、その裏をかいてやっぱり顧問の末長ってことはないでしょうかね。前回中川が酒を注いでいた様子からして、相手が若い社員とは思えませんでしたし。まあそれが同一人物とは限りませんけど


また殿村の父正弘の手術は無事成功したそうです。殿村にはもったいない~と思っていたけど「殿さま」にはぴったりの美しい奥様=咲子(工藤夕貴)から連絡をもらった殿村はオヤジは強いと感心していました


でも来週はまた田んぼをどうするかで揉めそうな気配でしたね。殿村一人では到底無理でしょうが、同級生と連携して田んぼを守っていくことはムリなのでしょうか。


下町ロケット~ゴーストはますます面白くなっていきそうですね。続きもとっても楽しみです下町ロケット~ゴーストが面白い(^^)/



原作はこちら~下町ロケット ゴースト

下町ロケット(ゴースト) あらすじと感想 第2話 ゴーストの夢

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阿部寛さん主演の【下町ロケット】は2話もますます面白かったですね~。もう社長、そう来なくっちゃ下町ロケットのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ


以下ネタバレのあらすじです


帝国重工が無理難題を突き付けてきました。本来なら次々回に打ち上げを予定していた小型の新型ロケットエンジンに適応するバルブシステムを、急きょ次回に間に合うよう製造してほしいというのです


帝国重工では、次回のY2ロケット(ヤタガラス7号)の打ち上げが成功したら小型のロケットエンジンに切り替える予定で、それは航平も聞き及んでおりましたが、藤間が次回の打ち上げを機に退任する可能性が濃厚になったため、事実上最後の打ち上げになるだろう次回のヤタガラスに新型エンジンを搭載することにしたのだそうです。


それに合わせて、帝国重工はかねてよりの目標である「キーデバイスの完全内製化」を果たすべく、新型バルブシステムの開発を秘密裏に進めていたらしいのですが、ここに来てやっと佃製作所の特許を抜きにしては無理だと痛感させられたのだそうです


水原は、ヤタガラス最後の1機で何としても次のロケット開発への礎を残しておきたいという藤間の願いを叶えたかったようですね。そうしなければ、帝国重工のロケット開発の未来は次期社長的場の手によって絶たれてしまうかもしれない!


その的場は、これまでのロケット事業は宇宙にまるでゴミのように金を捨ててきた、まさにスターダストだと言い放ち、そのような無駄はすぐにも廃止したい意向を前面に打ち出しています


これまでずっと航平や財前に反発してきた水原も、この的場を前にしては一技術者として怒りを覚えずにいられなかったようです


確かにその気持ちは分かりますが、ぎりぎりまでやったけどダメだったでお鉢が回された佃製作所はたまったものではありません。それでも航平は帝国重工のロケット事業が頓挫すれば、佃製作所の「ロケット品質」も謳い文句にできなくなると、全力でこの開発に取り組むことにしました


前回ギアゴーストに認められたトランスミッションが、ヤマタニ製作所のトラクターに採用されると決まったこともバネになります


が、ギアゴーストからはあれから何の連絡もありません。航平はヤマタニ製作所とは以前からの知り合いらしく、探りを入れてみることにしました。するとヤマタニ製作所の社員から思いもよらぬ話を聞かされます。ギアゴーストは同業者のケーマシーナリーから特許権侵害で訴えられたというのです


~細かい揚げ足取りで大変恐縮ですが、ケーマ・シナリーではなく、ケー・マシーナリーだと存じまする、特に〇舘さん


もちろん島津は特許申請前に抵触調査を行ったそうですが、該当するケー・マシーナリーの特許がちょうど公開前だったため、調べることができなかったのだそうです。その辺万事を期すためには電子図書館での個人調査だけでは限界がありそうです


でも、今回は明らかになりませんでしたが、その特許侵害も怪しいものですよね。ケー・マシーナリーはアメリカに親会社を持つ大手のトランスミッションメーカーだそうですが、親会社の方針で次々とライバル会社を訴えては莫大な和解金を手にするという知財戦略を繰り返す、とてもメーカーとは言えないハイエナのような企業なのだそうです。その知財部長は神田川敦(内場勝則)で顧問弁護士が蛇野郎の中川です


そんな卑劣な三流メーカーが、天才島津と同等の優れた発明をするとは考えにくく、その頃からギアゴーストにはスパイがいて島津の発明が完成する直前に、彼女の特許が抵触するような広義の特許をわざと申請したのではないかと勘繰りたくなります。それにこんな中川の言い分をはいそうですかと聞いたギアコースト顧問弁護士の末長も、実は奴らとグルということはないのでしょうか?


中川は、ケー・マシーナリーのライセンス料を15億と試算し、2週間以内に払うよう命じてきました。人の悪いおばさんとは違って、素直で純粋な島津と伊丹はすっかりこの話を信じ込みます


末長の勧めで伊丹はすぐに金策に走ったそうですが、銀行も企業もどこも相手にしてくれなかったそうです。伊丹は特に出資してもらう、つまりは買収の条件としてギアゴースト全社員の引き受けを提示したため、取引は一層難航したようです。伊丹はあの憎たらしい辰野にまで頭を下げに行ったのだそうです


ヤマタニ製作所からこの話を聞いた航平は、相手が蛇の中川ということで、早速マングースの神谷に相談することにしました。神谷は内容を検討した結果、勝ち目はないと即答しますが、望みが無い訳でもないと切り出します。クロスライセンスの有無を調べればよいというのです


ギアコーストがケー・マシーナリーの特許を知らぬ間に使ってしまったように、その逆、ケー・マシーナリーがギアコーストの特許を侵害していれば、互いにその特許を許可し合うことで特許の使用料を相殺するというものです


それは良いことを聞いた、早速ギアゴーストに教えてやろうと湧きたつ航平に、神谷は別の意見を提供しました。もし航平にギアゴーストを買収する気があるなら、この機を利用すればタダ同然に手に入れられると提案します


それにはまず佃製作所で秘密裏にクロスライセンスの存在を調査し、それが見つかった時点でギアゴーストへ出資(買収)の話を持ち掛ける~ギアゴーストが二つ返事で応じたら、ケー・マシーナリーに特許侵害の事実を知らせてクロスライセンス契約を結べば、賠償金の15億を払わなくて済むというからくりです


確かに「ビジネス」としては成り立っても、それでは「佃プライド」が泣きますねゼッタイしないと信じてたよ~( *´艸`)


航平も、一旦は了承したものの、島津や伊丹の志を知れば知るほど彼らと彼らの製品が好きになり、彼らを騙すことができなくなります


島津と伊丹は帝国重工でも生え抜きの社員だったにもかかわらず、出る杭は打たれるの言葉通り、皆の嫉妬を買って窓際に追いやられたのだそうです。が、その結果そこで出会った二人は「ゴースト=幽霊として再生を誓い、今のギアゴーストを立ち上げるに至ったそうです


大企業のメンツや建前など関係ない、すべてはユーザーのため、と目を輝かせて語る島津の「夢」はまさに航平の夢そのものです


他人への尊敬や思いやりが「モノづくり」に反映されてこそ良いものが作れるのではないのか!?それが「プライド」なのではないか!!佃節炸裂1♪


殿村や山崎たちもこの航平の気持ちを尊重してくれます。教えてやっか。人の良さは佃製作所の専売特許だな


航平は山崎を伴ってギアゴーストへ赴き、これまでの経緯をすべて明かして協力を申し出ました。末長も、クロスライセンス契約のことは考えないでもなかったが、2週間という期限が切られては無理だとはなから諦めていたと打ち明けます。だが佃さんの協力が得られるなら話は別だ。(でも言うだけは言わない?


早速ギアゴーストの社員が佃製作所へやってきて、共同作業が始まりました。佃製作所のリーダーには軽部が指名されますが、この軽部のやり方がギアゴーストの社員の反感を買ってしまいます


ギアゴーストの社員たちは、生真面目な島津の指示に従って念入りに調査を進めていたのですが、軽部の指示に従って効率よく作業を進めていた立花たちは一見手抜きをしているように見えたらしいです。


一触即発の事態を収めたのは、島津の鶴の一声でしたイモトさんはお笑いを辞めて女優になった方がよかね(^^)/。島津は、軽部や立花の「効率重視」の調査方法は、自分には思いつかなかったが素晴らしい発想だと褒め称え、部品によってはその方がよいとあっさり譲歩してくれたのです


それでもまだ不満を言う社員にはキッパリこう言い渡しました。私が決めたことです


島津は副社長というだけでなく、どれほど従業員から信頼されている素晴らしい技術者なのかが偲ばれますね


一方、ロケットエンジンバルブの方は、その島津が紹介してくれた会社が作った素材のおかげで基準をクリアすることができました。それまでロケットにかかりきりだった山崎ほかスタッフも、全員でギアゴーストの支援に当たります


が、結局、最後まで調査をしても特許侵害を見つけることはできませんでした。最後の最後で明らかになった同じ形状の部品も、素材が違っていたことで侵害には当たらないことが明らかになります


島津は「良い製品」を作ることにかけては天才ですが、その特許を独り占めするような姑息な小細工をすることは苦手なのですね~。本来発明とはその恩恵をより多くの人が享受できるようにすべきなのですが


技術者なら技術で勝負しろ!卑怯者めっ!( `ー´)ノ


怒鳴りたくなる気持ちも分かりますね


こうしてギアゴーストの敗北が決定的になった時、航平の気持ちが固まりました。15憶、うちで出せねえか?


航平はまたしても熱く語って殿村たちを説き伏せました


ギアゴーストにはモノづくりに対する職人としての熱い情熱がある。あんなに素晴らしい会社を見殺しにしてしまっていいのか!?ケー・マシーナリーは技術で勝負できないと分かっているから、あんな姑息な手段を使ってきたんだ。同じ技術者として、あの技術を、夢を、ゼッタイに見捨てちゃいけないんだ!!佃節2炸裂!( `ー´)ノ


航平は神谷と殿村を伴ってギアゴーストを訪れました


弊社はギアゴーストさんを全力で支援させていただく方向で考えております。これは弊社の総意ですそれでこそ佃プライド!( ;∀;)


航平と殿村に続き、神谷が詳細を説明しました。


もしこの申し出を受けてくれるなら、佃製作所は御社をグループの一員として迎え、今後予想しうる損害賠償等の問題に当事者として誠実に対処させていただくことになります。


島津の目に涙があふれました。島津さん、伊丹さん、一緒に頑張りましょう!


帝国重工で閑職に追いやられた際には誰からも差し伸べられなかった手が、温かくて力強い手が差し伸べられた瞬間は実に感動的でした。航平が二人を見捨てなかったのは、今娘の利菜もまた航平の娘という理由から、帝国重工で様々なプレッシャーの元頑張っていることも頭のどこかにあったかもしれませんね


当然、ギアコーストの負けを確信してきた中川には青天の霹靂です。伊丹は堂々と15億調達のめどができたと伝えました


が、中川は、たとえ出資者が現れたところでそう簡単に助けられるものではないと何者かに酒を注ぎ、ギアゴーストには確実に死んでもらうとせせら笑っています。果たしてそこまでしてギアゴーストを潰したい相手とはいったい誰なのでしょうか?


また今回は殿村の同級生=稲本彰(岡田浩暉)も登場しました。殿村が農業を継がないなら田んぼを買い取りたいと声を掛けます。彼らもまた農家として生き残るため、仲間と「農業法人」を作ろうとしているのだとか。殿村自身は良い試みだと評価していたようですが、父親の正弘はあんな若ゾーに任せられるか、と反感を隠そうともしませんでした


トランスミッションの開発が農家を救う突破口にもなるのか?も注目ですね



原作はこちら~下町ロケット ゴースト

下町ロケット(ゴースト) あらすじと感想 第1話 夢は宇宙から大地へ

下町ロケットのあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: 池井戸潤氏原作ドラマ あらすじ一覧


阿部寛さん主演の【下町ロケット】が再び始動です下町ロケット、今度はゴースト( `ー´)ノ。原作は「下町ロケット~ゴースト」だそうで、今回は宇宙ではなく大地に目が向けられました。航平に言わせればそれもすべて「地球規模なのかもしれませんが


正直なところ、最初の方は期待が大きすぎたのか少々退屈に感じてしまったのですが、後半からの盛り上げは見事でしたね。特に最後のイモトさんの涙あの感涙は素晴らしかった(^^)/で、あらためて「佃品質・佃プライドの素晴らしさを痛感した次第です


そうそう、ロケットでも人工心臓でもトラクターでも目指すことは同じ~その製品に最も適したバルブを作ることで価格やスペックは二の次なのです


お、のっけから暑苦しくなってしまいました。ここで力尽きないうちに以下、ネタバレのあらすじです下町ロケットゴーストのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


いつか自分の手でロケットを作りたい~そう願っていた航平も今やすっかり帝国重工のスターダスト計画で満足していたかに見えました。その打ち上げにはいつも通り社員全員で胸をときめかせ、その成功を心から願っています。帝国重工の社員の中には娘の利菜の姿もありました。


が、その後ともに夢を追っていた財前から、スターダスト計画は次回で終わるかもしれないと打ち明けられます。今帝国重工では他の諸問題で社長の藤間の責任が問われており、退任が避けられない状況なのだそうです。その後継者には取締役の的場俊一(神田正輝)の名が挙がっているのだとか


後に元妻の沙耶が調べたところによると、的場はまだヒラの取締役で、もし社長になると20人抜きの大抜擢なのだそうです。それは的場の背後に会長の沖田(品川徹)がいるからで、長年藤間と対立してきた沖田としては、自分の息のかかった人間を後釜に据えようとしているらしい。


そんなお家の事情はともかくとして、帝国重工からの受注が見込めなくなっては佃製作所の死活問題です。しかも、これまた大口の取引先だった農機具メーカーのヤマタニ製作所からは大幅な取引削減を提示されてしまいます。ヤマタニの担当者曰く、佃のエンジンは高級=高価すぎてトラクターにはもったいないというのです


低価格モデルを打ち出してきたのは恥ずかしげもなく「安さは一流、技術は二流」をスローガンに掲げて急成長中のダイダロスという小型エンジンメーカーです。社長の重田登志行(古舘伊知郎)は、トラクターのエンジンなんて動けばいいんだ、と公言してはばかりません


航平から話を聴いた殿村は、問題は安さだけではなく、顧客のニーズと佃の品質にズレがあるのではないかと指摘しました


その後その殿村が、父親が倒れたことを理由に故郷の新潟に帰ってしまいます。航平と山崎も相当煮詰まってしまい、気分転換も兼ねて殿村の故郷を訪れました。そこで大きなヒントが得られるとは夢にも思わず


事務方の殿村がトラクターを運転し、慣れない畑仕事に精を出していたのを見た航平は運転を代わると申し出ました。このトラクターには佃製作所が誇るステラエンジンが搭載されているそうです。どうだ?ステラの乗り心地は?


乗り心地になどまったく興味がなさげな殿村は、航平が耕した後をついてきては何やらガサゴソやっていました。航平が何をしているのかと尋ねると「作業ムラ」を直しているのだと答えます。航平の運転技術に問題があるのではなく、トラクターで耕した後には必ず大きな穴ができてしまうため、鍬でその穴を埋めねばならぬのだそうです


殿村の家は代々農家でもう300年も続いているらしく、殿村の父親の正弘(山本学)が13代目なのだそうです。正弘は自分の代で終わりにすると語っているそうですが、それでも元気なうちは畑に出たいらしいのに、この鍬入れ作業に疲れて倒れてしまったのだとか。


航平は翌朝早速トラクターを点検し、原因がトランスミッション(変速機)にあると突き止めました。ムラができるのはロータリーの回転数が一定でないからで、今のトランスミッションではギアを変えるたびに回転数が落ちて低速になってしまうために、土の掘り起こしが甘くなってしまうのだそう。


航平はこうして次なる目標を見つけました。高性能のトラスミッションの開発です。トランスミッションの性能は流体制御で決まるそうですが、これをコントロールするのは「バルブ」だそうです。


これで夢がつながりました。佃プライドのバルブと加工精度や研磨技術があれば、新しい道が開けるに違いない!


航平から話を聞いた津野は、早速面白そうな会社を見つけてきました。ギアゴーストというベンチャー企業です。


そこの社長は、元帝国重工の社員だった伊丹大(尾上菊之助)という人物で、伊丹はたった5年で年商100億を上げたやり手だそうです。また副社長の島津裕(イモトアヤコ)は帝国重工で天才エンジニアと呼ばれていたのだそう


実は航平、ボーリング場でこの島津と遭遇しているのですが、無礼で生意気な「クマ女」としてしか認識していません。しかも「裕」は男性の名前だとすっかり思い込んでいます


このギアゴーストはあくまでも企画設計会社であって製造には一切関わっていないらしく、部品製造と組立はすべて外注先に委託しているそうです。伊丹や島津は、全部品の内製化を目指していた帝国重工のやり方を疑問視した結果、ギアゴーストを立ち上げるに至ったそうです。


ギアゴーストからの受注を獲得するにはコンペに参加しなければならなくなりました。ギアゴーストは業界最大手の大森バルブと既に取引をしているらしいのです。


島津は相変わらず大胆不敵な笑みを浮かべ、ウチが要求するトランスミッションはむしろロケットエンジンより難しいと挑発しました


納得いくものを作ってみせます


そう大見得は切ったものの、実際作る方は大変でした


製作には技術開発部の軽部真樹男(徳重聡)、以前ガウディ開発に携わった立花洋介と加納アキが指名されましたが、非協力的で嫌みな軽部と立花が反発し合っていたこともあり、製作はすっかり暗礁に乗り上げてしまいます


追い込まれたアキは今でも職場に飾ってある福井の病院で出会った子どもたちの写真を見ながら、改めて佃プライドに向き合おうと考えたそうです


また航平は財前が担当を外されたと聞かされてまたしてもショックを受けていました。会社は違えどずっと一緒に戦ってきた同志がいなくなってしまうのは、仕事はどうあれ、本当に無念で寂しいことでしょう


その話をしたのが、かつて二人が夢を語り合った場所=ロケットエンジンの前だと言うのがまた心憎い演出でしたね。あの場所はロケットに夢を掛けた人間たちの原点なのですね~きっと


航平は立花とアキの後を追って福井へやってきました。そこで3人は、ガウディのおかげでサッカーができるようになった子どもたちから勇気と夢を与えられます。最初に臨床治験を行った中島聖人は立花に駈け寄り、僕は他の子たちよりも強い、と語りました。


ここにお兄ちゃんたちがいるからガウディのおかげで元気になれたよ( `ー´)ノ


そう言って心臓を抑えた聖人の今の夢は宇宙飛行士になることだそうです。優れた耐久性を持つロケットのエンジンバルブの技術があったからこそ、今、あの子たちは元気に走り回っているのです。それこそが佃品質、佃プライド!!子どもたちの元気な姿に泣けたね~たまんねえな(/_;)


航平は、たとえ50を過ぎても自分の夢は変わらない=いつか必ず自分の手でロケットを飛ばす、と改めて誓いました


その頃、的場から異動を命じられて己の無力さを思い知らされていた財前には藤間が、やはり同じロケットエンジンの前で、勇気を与えています


宇宙が無限であるように、宇宙開発事業にも無限の可能性がある。可能性がある限り、諦めるな!


社に戻った航平は原点に立ち返り、顧客のニーズに沿ったトランスミッション開発に打ち込みました。こうしてこれまでさんざんダメだししてきた軽部すらも反論できぬほど「佃らしい」設計図が完成します


片や大森バルブの営業部長=辰野(六角精児)は、相手があの佃製作所だと聞いて闘志を燃やし、持てる英知をすべて投入したハイスペックなバルブを作ってきました。実際のコンペでも、その数値は全てにおいて佃製作所のバルブを大きく上回っていたそうです。


これで決まりだ。新規参入の佃さんには荷が重すぎましたかな


辰野と伊丹はそう言って席を立ちましたが、島津は食い入るように佃のバルブに見入って動こうとしません。さすがにあの帝国重工で天才と呼ばれただけあって、島津はすぐに佃製のバルブの素晴らしさを見抜いたのです。それは「強度」です


佃のスタッフは強度を上げるために部品の数を大森の1/3ほどに抑えたそうです。そうすることで強度は一段と高くなり、「壊れないバルブ」が完成しました。実際にトラクターに乗ってみた航平はその振動の激しさに耐えるためには高い強度が何よりも大切だと悟ったのだそうです


それを可能にするのは高い研磨技術~それこそがロケットエンジンバルブ製作で培われた佃品質であり、どんなに激しい振動にも耐えられるからこそ、ロケットにも人工心臓にも適していたのですここは燃えた~ヽ(≧∀≦)ノ


こんな設計は思いつかなかったし、思いついたとしても作れなかったと涙を流して感激する島津の姿に、おばさんも大いに感動しました。最初の「クマ女」とは打って変わってキリリとした表情のイモトさんも素敵でしたね


これでギアゴーストは発注先に佃製作所を選びました。思わぬ敗北に歯噛みしていた辰野は、大森バルブがギアゴーストに提供している「T2」というトランスミッションで復讐を仕掛けてきます。そのT2はギアゴーストを介してアイチモータースというメーカーに採用されたらしいですが、どうやらその特許権を巡って訴訟を起こすつもりのようです


相手側の弁護士は、あの憎っくき中川京一です。ギアゴーストの代理人は末長孝明(中村梅雀)のようですが、きっと佃製作所の顧問弁護士の神谷も力を貸してくれることでしょう


いや~これは期待通り、どんどこ面白くなりそうです。「下町ロケット」は続きもとっても楽しみです



原作はこちら~下町ロケット ゴースト

陸王 最終回 ネタバレと感想(9話含む) 面白かったよ~! 

陸王のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: 池井戸潤氏原作ドラマ あらすじ一覧


池井戸潤さん原作、役所広司さん主演のドラマ、【陸王】も大分前に9話と10話=最終回を見終わっています。いや~これは陸上ファンにはたまらんドラマでございましたね~。もう何度も見直して、その度に、性懲りもなく、ボロボロ泣いてしまいました


我が家は一家揃って陸上ファンなので、正月は1日からニューイヤー駅伝と箱根駅伝を堪能するのが習わしです。今回はこの「陸王」があったのでなおさら盛り上がりました。元日のニューイヤー駅伝でも、そこかの市長さんが「陸王」を履いた選手はおらんのか、的な発言をして失笑?を買ってましたっけ


さて余談はこのぐらいにして、以下、9&10話(最終話)のちと暑苦しいネタバレあらすじです。もう後続番組もスタートして今さらという方も多いことでしょうが、お時間に余裕のある方はお付き合いいただけましたら幸いです


こはぜ屋買収に乗り出したFelix御園の過去が明かされました。あけみをはじめとする社員たちから買収に対する猛反対を受けた宮沢が、飯山のアドバイスもあってもっと御園の人となりを知るべく、その機会を設けてもらった時のことです。


御園は宮沢を釣りに誘ったらしく、そこで彼はここまで成功した経緯を打ち明けました。


最初はサラリーマンだった御園は、勤めていた会社が買収されたのをきっかけに、妻のジャニスとともにバッグの会社を立ち上げたそうです。御園の助言を基に作ったバッグは飛ぶように売れ、瞬く間に会社は大きくなったのに、ある時ジャニスがそのデザインを変更した途端、売り上げが下がってしまったのだとか。


責任を感じたジャニスが東奔西走していた最中、彼女はハリケーンの犠牲者になってしまったそうです。その時のハリケーンの名が、今の企業名、Felixなのだそう。すべてを失った御園は、その時の怒りをバネにここまでのし上がったのだそうです


さすがのあけみもその話には驚かされましたが、それでも買収は嫌だと渋りました。あけみはかつて地味な「足袋」を作ることに嫌気がさして、アパレル企業に転職したことがあったのだけれど、会社の一歯車になったことに気づいて絶望しかけた時、先代に呼び戻されて今に至っているのだそうです。


だから「こはぜ屋」が無くなるなんて絶対に許せない!ここは第二の家なの!!


このあけみのこだわりがでも、結果的にこはぜ屋を救うことになります。あけみはかつてこはぜ屋で培った縫製技術が大企業に埋もれてしまいそうになった経験から、Felixにもこはぜ屋の技術をもっと売り込むべきだと主張したのです。Felixにこはぜ屋が必要だと言わせて見せようじゃないか!


これを聞いた飯山がひらめきます。あんたはもっと諦めが悪かったはずだ。飯山は天下のFelixが欲しがるシルクレイを持っているこはぜ屋はもっと強気に出るべきだと助言したのです


こうして宮沢は坂本とともに再びFelixに乗り込みました。今度は「こはぜ屋」の半纏を着ての出陣です。私は100年の歴史を背負っている。手軽に買収されて使い捨てにされてはたまらない。どうか融資をしていただきたい!陸王がサイコーに面白かった(^^)/


思わぬ反撃に遭った御園は腹を立て、融資はできないと断ります。それではうちだけがリスクを負うことになる!


でも宮沢は、Felixがそれだけ執着するシルクレイなら、他の企業からも引き合いがあるに違いないと啖呵を切って出て行きますそれでこそ老舗のプライド!


が、確かにシルクレイは魅力的な素材だったものの、またしてもアトランティスの妨害が入りました。一時はヘルメットの素材にと望まれ、1億の融資も引き出せそうだったのも、アトランティスが横やりを入れてきます


アトランティスは御園にも接触し、もしこはぜ屋を買収した暁には、採算の取れない陸王部門はさっさと排除すべきだと忠告しました。


このシーンが、以前の予告のシーンです。ここで御園は当り障りのない答えをしていましたが、その真意は、期待通りのものだったようです。御園が調べさせたところによると、RIIの売り上げは伸び悩んでいて、世間のイメージほど人気の商品ではなかったようなのです


一方で大地は、茂木に最後の陸王を届けるべく奔走していました。1足分ぐらいのシルクレイは残っていますが、問題はアッパー素材です。


父親に似て諦めの悪い大地がここで奇跡を起こしましたタテヤマ織物という会社の営業マンを訪れた大地が体よく追い払われようとしていたにもかかわらず何度も何度も食い下がっていた様子が、社長の桧山(斉木しげる)の目に留まったのです


大地の熱意に打たれて話を聞いた桧山は、是非協力したいと申し出てくれました。これはウチにとってもビジネスチャンスかもしれない!


大地がこの話をこはぜ屋に持ち帰って呼びかけると、皆が再び一つになりました。大地は、たとえこれが最後の陸王となろうとも、どうしても作って茂木に届け、こはぜ屋はいつまでも茂木を応援しているということを伝えたいのだと訴えたのです。さすがのあけみも、そして玄さんももう反対できませんでした


こうして出来上がった陸王は、今までで最も軽いものだったそうです。これなら村野も褒めてくれると皆が噂していると、その村野が姿を現しました。こはぜ屋の皆が茂木を思う心に感動した村野は、居ても立っても居られなかったようです。もう一度やり直し!そして最高の陸王を茂木に届けるんだ!!


が、ついに出来上がった「最高の陸王」は、茂木の手に渡ることはありませんでした。その頃茂木は、チームのためにアトランティスと再契約を結び、RIIを履く決意を固めたばかりだったからです。あんたたちの自己満足のためにあいつの気持ちを乱さないでくれ!!


監督の言うことももっともです。せめてお守りとして持っていてほしいという大地の願いもはねつけられてしまいました


その後、御園から再びこはぜ屋に打診があります。御園は宮沢と話をした後社内で根回しをし、こはぜ屋に3億の融資をすることを決定していたのです。が、その返済期限は5年というとても過酷な条件でした


最初の3年間はFelixから返済に見合うだけの発注を約束するが、残りの2年はこはぜ屋の企業努力次第だというのです。もし5年以内に借金が返済できなければ、こはぜ屋はFelixの傘下に入らなければなりません


御園はどうしてもシルクレイを使ってビジネスをしたいけれど、それが成功するかどうか分らない~これはFelixにとっても大きな賭けなのだから、こはぜ屋もそれ相応のリスクを負って叱るべきだと言い放ちました。これぞビジネスでござりまするね~


迷いに迷った宮沢の背中を押したのは、大地が持ってきたタテヤマ織物のアッパー素材が再び皆を一つにしたことでした。陸王がこはぜ屋を再生してくれるに違いないと確信したのです。もし失敗したとしても、諦めさえしなければ、いつかきっと道は開けるはずだから!!


それでも宮沢はもう二度と茂木をサポートするつもりはないと明かしました。先行きの分からない不安定な状況に茂木を巻き込むべきではないと考えたのです。その頃茂木はついに豊橋国際マラソンへの出場が決まっていたところでした。これは世界陸上への代表を決める試合でもあるそうです。世界陸上に出場すれば、自動的にオリンピックへの出場が内定します


こはぜ屋の皆の気持ちを思い知った村野は、皆に内緒で、ついに陸王を手に茂木を訪ねました。村野から事情を聴いた茂木は、アトランティスと契約した今となっては陸王を履くことはできないが、と前置きしたうえで、陸王を胸に抱きしめます。心が温かくなる


この話を、城戸がこっそり聞いていたのがまた良かったねえ


そして豊橋国際マラソン当日~宮沢はこはぜ屋の皆とともに会場へと駆けつけました。大地だけは、ずっと希望していた大手電機メーカーメトロ電業の最終面接のため、ひとり後から駆け付ける予定です。


村野は、会えるかどうか分からないけれどと前置きし、宮沢とともに茂木に会いに行きました。城戸監督は快くふたりを茂木のところに案内してくれたようです


そこで宮沢は、茂木に礼が言いたいと頭を下げました。自分が「陸王」を作ろうと決意し、ここまで頑張れたのは、ひとえに、あの時諦めない姿を見せてくれた茂木のおかげだというのです。これからは私たちがずっと茂木選手の背中を押していきますここが宮沢のイイトコよね~( *´艸`)


そして宮沢は茂木にシューズの靴紐を差し出しました。靴が無理ならせめて紐だけでも、と、あけみたち女性陣が皆で紐を手作りし、近くの神社で願掛けしてもらったものなのだそうです。お守り代わりに持っていてほしい。


そこへ小原と佐山が現れました。因縁をつけるかのように宮沢たちを睨んで茂木に近づき、アトランティスのために走れと語った小原に、茂木はついに引導を渡します。もうこのRIIを履くことはできない!俺は陸王を履く!


今さら何を!契約違反だ!そう気色ばむ小原に対し、茂木はこれまでのうっ憤を晴らすかのように本音を語りました。


もううんざりだ。調子が良い時はすり寄ってくるくせに、悪くなると掌を返したように去っていく。今のこはぜ屋は2年前の俺と同じ。ここで俺が陸王を履かなければ、あの時俺から去っていった連中と同じになってしまう。俺は信じた人を最後まで信じたい。今度は俺がこはぜ屋を支える番だ


少し離れたところからこの様子をハラハラして見守っていた宮沢と村野は、出走前だからと追い出されてしまい、気もそぞろに皆の問いに答えていましたああ、ああ、。茂木ちゃん、どうだった?喜んでくれた??


そこへついに茂木が登場します。その足が陸王で覆われていたことは言うまでもありません。少し遅れてきたのは、あの靴ひもを結び直していたからでしょう。解説の増田明美さんは、さすがに鋭く、靴が違うと指摘していました


~増田明美さんと言えば、大地の面接官には瀬古利彦さんがゲスト出演されていましたね


こうして陸王を履いた茂木は、まさに水を得た魚のようにひた走りました茂木、走れ~!。位置取りも計算し、決して無理のない走りで力を溜め、自分が得意とする上り坂でぐんぐん順位を上げていきますあの追い上げは見事だったね~( ;∀;)。一方の毛塚は2度の給水に失敗してへたりそうになったところを、茂木から水を手渡されて助けられました。さすがは茂木ですね~。人の弱みに付け込むようなことは決してしません


茂木と毛塚がふたりで、トップを走っていたサイラス・ジュイを追っていると、ちょうど茂木が2年前にブレーキを起こしたところで、サイラス・ジュイが足を引きずり出しました。茂木の精神的なダメージが危ぶまれたその時、その場から茂木にエールが送られます。そう、宮沢親子がまさにその場に駆けつけていたのです。茂木、頑張れ!!大丈夫、頑張れ!


声のする方向を見やって二人の姿を見つけた茂木は力強く頷き、再びギアを入れ替えました。そのままひた走った茂木は、最後まで毛塚と競り合った末、見事にゴールテープを切ります。ついに復活を果たした茂木を迎えた城戸やチームメイトの嬉しそうな顔ったらありませんでしたね~。もちろん毛塚も素直に茂木の力を認めました


茂木は優勝インタビューで、この復活はチームの皆と陸王のおかげだと打ち明けました。目の前には、宮沢親子を除くこはぜ屋の面々が陣取っていたというのがまたよかった


陸王は俺に走ることの楽しさを思い出させてくれた。それは作り手の真心がそうさせたに違いない。この優勝を、陸王を作ってくれたこはぜ屋の皆さんに捧げる


その頃、すっかり空っぽのこはぜ屋の電話が一斉になりだしていたのがまた実に楽しかった~。もちろんこの中継は美枝子や茜のみならず、大橋や御園も手に汗握って見守っていたようです


また最後の最後にアッパーカットを食らった小原は小原めっ!( `ー´)ノ、本社の上司からも叱責を食らい、どこかに飛ばされることになったようです。そんな小原のコバンザメだった佐山も、さすがに嫌気がさしたらしく、一からシューフィッターとして出直すことにしたのだとか。待合室の大スクリーンで思わず茂木に拍手を送っていたシーンは可笑しかったですね~


そして大地は見事メトロ電業に就職が内定し、一旦はこれを断ってこはぜ屋に残ろうとしたところを宮沢に止められました。お前は外に出て広い世界を見てこい。そうやって培った技術や知恵を俺たちに教えてくれ!


1年後、こはぜ屋は第二工場を作るまでになったそうです。従業員は20名ら60名にまで増え、今や年収30億だという「陸王」の売り上げは留まるところを知らないようです。このマラソンブーム、しかも世界陸上出場選手絶賛のシューズとなれば、誰もが欲しがるのも無理ありませんよね。アッパーは引き続きタテヤマ織物の素材を使っているのかしらね。


またダイワ食品工業はFelixのサポートを受けていたようです。平瀬もコーチとしてすっかり板についてきたようで何よりでしたね


ドラマは、茂木が世界陸上に出場して走り出し、皆が日本から精一杯の応援を送っているところで終了となりました。テロップに、またどこかでお会いしましょうとあったように、是非またこの感動を与えてくれた人々に再会したいものです


本来が駅伝マラソン好きということもあり、普通のドラマ以上に思い入れが深くなり、この2話はもう何度も見返してしまいました。本当に楽しかった~大大満足!!



陸王 -ディレクターズカット版- Blu-ray BOX~これは買ってもいいな


~これまたどっぷり余談でござるが、今年の箱根駅伝の1区で見事に区間賞を獲得した東洋大学の西山和弥君は既にフォアフット走法をマスターしているらしいです。年末に大活躍だった大迫選手と言いこの西山君と言い、リアル男子陸上界にも復興の兆しが見えてきましたね

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