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「精霊の守り人」のレビュー一覧

精霊の守り人 最終章 あらすじと感想 第8&9話(最終回) 旅立ち

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精霊の守り人3~最終章】は、やっぱり最後まで一気に見てしまいました。いや~燃えた~~っ!


以下、8話「神無き世界」、9話(最終回)「旅立ち」のネタバレのあらすじをまとめて書かせていただきまする精霊の守り人最終章のネタバレ行きますよ~(^^)/


ロタ軍とカンバル軍合わせて4万の軍勢を引き連れたチャグムはタルシュ帝国5万の兵を蹴散らしました正真正銘最終回です( ;∀;)。それもこれも、チャグム自らが先頭切って敵陣に攻め込んだからなのは間違いありません。カームはチャグムに、後方の安全なところにいるよう勧めましたが、チャグムはこれをきっぱり断ります


異国の兵隊たちが命懸けで戦ってくれているのに、自分だけ安全な場所になどいられない!志あるものは、我に続けっ!!チャグムがまた実にカッコよかった~( `ー´)ノ


チャグムはここで多分生まれて初めて敵をその手で殺しました。チャグムの覚悟と気迫は味方の全軍に伝播し、チャグム率いる連合軍は見事な大勝利を納めます。援軍の正体を知らずに帝が援軍を送ってくれたと喜んでいた新ヨゴ国の将軍たちは、チャグムの姿を見てさらにその喜びを深くしました


チャグム皇太子様が新ヨゴ国を救ってくださった!マビヤー!


勝手に死んだことにされて「軍神」として崇められていたチャグムは、文字通り、生きた軍神となった訳ですが、帝はこれを認めようとしませんでした。戦場に出て戦うなど、「神=汚れ無き帝」が治める新ヨゴ国の王子としては、決してしてはならないことだったのだそうです。


が、今のチャグムはどんなに父に否定されようと、己の信念を曲げようとはしませんでした。チャグムは今回の戦がどれほど民たちを苦しめたのかを力説し、その原因を作ったのはほかならぬ帝であると詰めよります


怒った帝はチャグムを投獄しようとしますが、これを聖導師が阻みました。帝を刺し殺そうとした聖導師はモンに阻止されて、逆に殺されてしまいます


今の帝を「神」として祭り上げたのはほかならぬこの聖導師だったそうです。それこそが国づくりに必要だと信じての行動だったのしょうが、チャグムの生きざまを見ていくうちに己の過ちに気づき、紛れもない「人間」でありながら、否、人間であるからこそ同じ民の苦しみを理解し、包容するチャグムこそ帝にふさわしいと気づくに至ったようです


そして帝もまた己の非力さを痛感していたようです。ただ生涯ずっと「神」として生きてきたのに今さらそれを否定できないということで、最後は(本物の)「神」の裁きを受けるという体を取って亡くなったようです。


その亡くなり方もまさに「神の裁き」そのものでした。以前からアスラ、トド、そしてコチャらが指摘していたように、「ナユグに春が来た」ことで、新ヨゴ国は山の氷が解けた水に沈んでしまったのです


バルサに足を切断されたことで一命を取り留めたタンダは、自らの魂を「意図的に飛ばしてこれをトロガイに知らせに行きました死にかけたからできたんじゃなか(^_-)。トロガイもまた、タンダの要請を受けて、自分の魂をバラバラにして「光の鳥」となり、アスラたちナユグを感じることのできる人々にこのメッセージを届けに行きます


この時は「魂」が具現化されたため、トロガイがすっかり若返って美しい女性になっていたのがまた可笑しかったですね~。ようやく高島礼子さんの美しいお顔が拝見できました


この命懸けの技のおかげで、民たちのほとんどが高い山に登って災いを逃れることができました。ただ一人、ガカイだけは、いち早く逃げようとしたのが仇になり、切り立った崖に置き去りにされてしまったようですが。そのガカイが連れて逃げようとしたトゥグムは、チャグムと同じ能力と逞しさを備えているようなのがまた頼もしかった


洪水の知らせを受けた帝はチャグムや二ノ妃を初めとする皆を逃がし、自分だけ水に沈むであろう王宮に残りました。帝はそうして命を落とすことで、初めて「神」に認められたようです。チャグムや水の精(ヨナ・ロ・ガイ)がその周囲に集まってきたシーンがまた幻想的で実に美しかった子役だった小林颯くんも再登場です( *´艸`)


こうしてチャグムは新たな「人間の帝」として、新ヨゴ国の再建に取り組むことになりました。数々の苦難を自らの力で乗り越えてきたチャグムなら、きっと素晴らしい国王になるに違いありませんね


またバルサは、タンダを救った後、一旦はタンダをヨーナに託して身を引こうとします。私は血の臭いに慣れ過ぎているから


タンダもまた、バルサにとって自分は「薬」のような存在だから、無い方が良いのだと語っていました。


双方から話を聞かされたヨーナは、ふたりが誰よりもお互いを思いやり、愛していることに気づきました。


本当は離れていてもいつも思いあっているのに、どうして離れるのですか?タンダさんの側にいてあげてください


これでバルサもようやく素直になってタンダに自分の気持ちを伝えました


これからは私があんたを助ける番だ。私があんたの用心棒になる。


ふたりの口づけのシーンがまたとっても素敵でしたねタンダとバルサがお似合いです♬


その後バルサは、ラウルがチャグムを牽制するための人質として捉えられてしまいますが、そこはヒュウゴが救ってくれます。なんとヒュウゴは本国のベリス総督とともにクーデターを起こし、タルシュ帝国の皇帝と皇太子を殺してしまったのだそうです!?


この報告に捨て鉢になったラウルはバルサに殺せと詰め寄りましたが、バルサはそんな甘ったれを一喝しました負けたから死ぬなんて甘ったれるなっ!


力の無い者はある日突然自分の国を無くしても、巨大な力に大切なものを踏みにじられても、必死にまた心の支えを見つけて生きていこうとするもんだ。そう簡単にはくたばらないんだ!力のある者がなぜ生きようとしない!?


負けたから死ぬ?ふざけんなっ!負けたものこそ生きるべきなんだ!


ヒュウゴもラウルを励ましました。ヒュウゴは国境を無くして1つの大きな大陸を作りたいと願っており、そのためにはラウルの力が必要だと信じて疑わないのだそうです。


このラウルもまた、チャグム同様、戦で領土を広げるのではなく、民が幸せに暮らせる国づくりを目指すようになるのでしょうか。


こうしてすべてが終わった後、バルサは、一足先に戻ったタンダのもとへ帰りました。ただいまこの時のバルサの笑顔がまた絶品( *´艸`)


笑顔を浮かべて戻ってきたバルサを、タンダもまたいつも通りの穏やかな笑顔で迎えました。お帰り。鳥の鍋できてるぞトロガイはお邪魔にならないよう遠慮したのかしらね( *´艸`)


凛々しいバルサと甲斐甲斐しいタンダという婦唱夫随のカップルが本当に素敵なラストでした穏やかでええ雰囲気のラストでしたね~


原作があるので難しいのかもしれませんが、できることならまた彼らに会いたい~それぞれの成長や暮らしぶりを見せていただきたいものですね。足掛け3年に渡る壮大なドラマに大満足です



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精霊の守り人 最終章 あらすじと感想 第6&7話 別れと再会

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精霊の守り人3~最終章】の6話は「戦下の別れ」、7話は「傷だらけの再会」です。夕べ既に最終回が放送されたということで続きを見たい気持ちでいっぱいですが、そこをぐっと抑えながらも、やっぱりここは2話分まとめて書かせていただきまする


どうやらログサムはあの後亡くなったらしく、息子のラダールがカンバル王となりました。バルサは安心して王の槍を辞退し、カームがその代わりを務めることになりました。そしてそのカームは、ラダールの援助を受けて兵を率いることになったチャグムに付いていくそうです。


バルサはこれがチャグムとの別れになるだろうとチャグムと槍を交わしました。幼かった頃のチャグムを思い出しながらその成長を喜ぶバルサ。本当に、本当に大きくなったね


チャグムがバルサにこれまでの礼を述べ、その幸せを願うと、バルサもまたその武運を祈りました。光栄に存じます。チャグム皇太子殿下!精霊の守り人最終章のネタバレ行きますよ~(^^)/


こうしてふたりは袂を分かち、バルサはタンダのもとへ、チャグムはロタ王国へと向かいました


そこでまずバルサはトロガイから、タンダが戦へ向かったと聞かされます。早速タラノ平野へ向かったバルサは懸命にタンダを捜しますが、なかなか見つけることができません。


その頃タンダは魂を飛ばしてトロガイに別れを告げに現れています。トロガイはそれに気づき、早く戻って肉体に入らなければ大変なことになると忠告しますが、タンダは、いかにもタンダらしく呑気にこう言います。師匠、私にもナユグが感じられるようになりました


それでもタンダは、幸運なことに、コチャとその姉、ヨーナ(マギー)に助けられてオッカ村に隠れていました。が、戦場で受けた足の傷が悪化し、切断しなければ命が危ない状態に陥ってしまいます


一方のバルサは、タンダを捜している過程で、四路街から逃れてきたマーサやアスラの一行に出くわしました。マーサたちは、タルシュ帝国ではなく、味方の新ヨゴ国が放った火によって故郷を追い出されてしまったのだそうです


いったいどっちが敵なんだかわかったもんじゃないとのマーサの言葉はまさに真理ですよね。国を守るため、といえば聞こえは良いけど、結局は「王や王室(王宮)」を守るために、訓練もしていない非力な民を戦場へ送った上、町に住む民までも追い出してしまうのですから


それに比べて、タルシュ帝国のゴオヤ(六平直政)はタンダたちを見つけても、食べ物をねだった以外はまったく手を出しませんでした。以前ヒュウゴが言っていたこともまんざら嘘ではないのかもしれません。降伏すれば(それなりに)幸せにはなれる、と


バルサはマーサたちにカンバルへ行くよう勧めました。今のカンバル王なら、きっとみんなを受け入れてくれるはずだから。


その途中でバルサはついにコチャに遭遇します。コチャからタンダの居場所を聞いたバルサはオッカ村へと急ぎました。そこでバルサは足が腐りかけているタンダを見て、自らの手でその足を切り落とす決意を固めますバルサ、頼む!!


あんたは私が必ず助ける!あんたが死んだら私も生きてはいけない!!


一方のチャグムは、ロタ王イーハンの理解と援軍を得て、ついに故郷に戻ってきました。そこは既にタルシュ帝国による破壊が進み、兵に駆り出された民たちは、

「帝のために戦え!そのために命を落とすことは名誉なことだ!!

とはっぱをかけられて次々と命を落としていたところです


その帝は王宮に籠って神に祈りを捧げていましたが、確かこの帝も、カンバルのログサム同様、神の恩寵を受けられない凡人(平民なら構わんけど、支配者としては悪人なのですよね~。それでも二ノ妃はなんとかしてその帝を助けようと尽力していたようです。


その二ノ妃を唆してトゥグムを皇太子にしようと画策していたのはガガイです。トゥグムが皇太子になれば、自動的に自分が聖導師になれるからのようですが、現聖導師はシュガを後継者にしたい=チャグムを王にしたいようです。


果たしてチャグムはタルシュ帝国から新ヨゴ国を守ることができるのか?バルサはタンダと幸せになれるのか?あ~先が気になってしょうがない( ;∀;)


実は、残りの2話はまだ見ていません。こうなってくると先が気になり過ぎてやっぱり一気見しちゃいそうです。も~続きを見るのが待ちきれません精霊の守り人が面白すぎる( *´艸`)



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精霊の守り人 最終章 あらすじと感想 第5話 槍舞い

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精霊の守り人3~最終章】の5話は「槍舞い」です。このドラマだけはずっと見てはいたのですが、気もそぞろだったこともあってよく覚えていなかったため、昨日もう一度見直しました。来週には最終回を迎えるそうですが、ここではマイペースで語らせていただきまする。相変わらずの自分勝手で申し訳ござりませぬ。以下ネタバレのあらすじです精霊の守り人最終章のネタバレ行きますよ~(^^)/


ログサムの護衛部隊「王の槍」の中にバルサの姿を見て驚くチャグムに、ログサムは高らかにこう言い放ちました。バルサは私の僕となった!今なら私の命令でお前のことも殺す!!


でもバルサは一歩進み出て即座にこれを否定します。私はまだチャグム皇太子の用心棒です


それでもログサムはルイシャ贈りの儀式にはバルサが必要だからと、ラダールや王の槍にチャグムも加えて山の王に会いに行きました。バルサからジグロについての真相を聞いた現在の王の槍たちは、ログサムの「嘘」に驚いて憤慨しますが、民のために怒りを抑えて儀式に参加することにします。


儀式では、バルサたちは「ヒョウル」と呼ばれる闇の守り人との闘いに挑みました。バルサを除く皆はことごとく倒されて動けなくなってしまいますが、バルサだけは最後まで戦い抜いて勝利し、チャグムを初めとする仲間たちを救いました


こうしてバルサはみごと「最後のヒョウル」と戦う権利を勝ち得ます。が、驚いたことにそのヒョウルはなんとジグロでした。自分を裏切ったジグロがまたしても邪魔をするのかと怒ったジグロはバルサに檄を飛ばしますが、バルサにはジグロと戦うことができません。


ログサムは、そんなバルサに代わってジグロを倒そうと試みますが、逆に返り討ちに遭いそうになったところをバルサに助けられます。バルサは、ジグロにログサムを殺させてはならないと思ったそうです。そんなことをしたら、ジグロの魂がますます悲しみに覆われてしまう!


感受性の強いバルサは、ジグロがかつてカンバルの同胞と戦わねばならなくなったことにずっと心を痛めていたのだそうです。私さえいなければジグロが苦しむことも無かった。ジグロは私を恨んでいたに違いない!


ジグロは決してバルサを恨んではいなかったけれど、バルサのために祖国を見捨てることになったことは確か~その無念が彼の死後もその魂をカンバルに連れ戻し、こうして山の王によって再び槍を握らされることになったのでしょうか。


バルサもまた、真実を知って以来ずっと抱き続けたやるせなさをジグロにぶつけます。どうして私を育てたんだ!槍など教えたのだ!?私には生き方を選ぶことなどできなかったのに!


いつしかふたりの「闘い」は争いではなく「弔い」と化していったそうです。ジグロはバルサに自らの運命を呪いはしたが不幸だったとは言えない、と明かしました。ユーカもジグロを恨んだだろうが、彼女もまた不幸だったとは限らない、と。


私たちを不幸にするものがあるとすればお前の心だけだ。お前の心が私たちを幸せにも不幸にもする。もう俺の後を追うのは止めてタンダのもとへ帰れ。


これでバルサの抱いていたわだかまりがようやく溶けました。バルサの脳裏に幼い頃の幸せな思い出がよぎります。父さん!!ジグロっ!!


ジグロの胸に顔をうずめて泣いたバルサがまたなんとも健気でございましたね。バルサの罪悪感が消えて、ジグロもこれでやっと安堵したことでしょう。


このやりとりはバルサの心の中で行われていたようで、実際にはバルサとジグロが相打ちになったかのように見えていました。ジグロは消えてバルサは意識を失って倒れ込みます。チャグムがバルサに駈け寄ると、ついに「最後の扉」が開きました。


欲に目のくらんだログサムがその中に入ろうとすると、またしてもヒョウルが現れます。今度は、カグロと、かつてジグロに殺された王の槍たちです。彼らが恨みを晴らそうとしたかに見えたその時、ラダールが体を張ってログサムを庇いました。彼らの無念を自分がすべて引き受けるから、どうか父を許してほしいと叫びます


これで山の王の怒りが溶け、再びカンバルにルイシャが与えられました。まさにチャグムが言った通り、山の王はラダールが大人になるのを待っていたのですね


カンバルを救うというジグロの遺志を果たしたバルサはユーカに会いに行き、ジグロはもうずっとこの国で生きていたのだと伝えました。それはおばさんがジグロを待っていてくれたから。ありがとう、ユーカおばさん。


ユーカもまた言うに言われぬ笑みを浮かべて、お帰りなさい、とバルサを抱きしめました。ずっと張りつめてきたものがほどけたかのように泣き出すバルサがまた可愛かった


さて次回はいよいよチャグムが動き出すようです。果たしてチャグムは祖国新ヨゴ国を救うことができるのか?そしてバルサはタンダを救うことができるのか?に注目ですね



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精霊の守り人 最終章 あらすじと感想 第4話 ログサムの野望

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精霊の守り人3~最終章】の4話は「ログサムの野望」です。以下早速ネタバレです精霊の守り人3のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


この副題通り、今回はログサムの野望に焦点が当てられました。ログサムは自らバルサと戦い、その強さを見極めようとしますが、邪魔が入ったため、次にはカームかカグロとの対決を命じます


バルサは、ログサムからカグロとジグロの闘いの様子を尋ねられても真実を明かさず、カグロを庇いました。カグロがその理由を尋ねると、それがジグロの遺志だからと答えます。ジグロはカグロにこの国を守ってほしかったのだ


カグロはようやくバルサの気持ちを理解し、何とかバルサを救おうとしました。ログサムから命じられたバルサとの戦いには自ら名乗りを上げ、真剣にバルサと戦い、敗北します。


バルサは、我が弟のジグロがその誇りにかけて育てた武人です。弟ジグロは盗みなどしておらず、王の槍として、その誇りにかけて、この娘を、バルサを育てたのです。私は氏族の誇りにかけ、私のあとをこのバルサに託します。


そう言ってカグロはバルサの短槍に金の輪をはめて武人としての礼を取り、今は亡きジグロに思いをはせながら、窓から身を投げました


バルサは、そのカグロと同じように礼を取ったジグロを思い出し、あまりのやりきれなさに野獣のような雄たけびを上げます。が、バルサにはどうしてもログサムを殺すことはできませんでした。今やバルサはジグロとカグロの願いを背負い、王の槍のひとりとしてカンバル王国を守らなければならないからです


そこへチャグムが現れました。チャグムはいならぶ「王の槍」のなかにバルサの姿を見出します。そのバルサには、カグロに取り付いていた魔物(精霊?)が宿っていたようですが??


一方で、そのチャグムの故郷の新ヨゴ国でも大事件が起きかけました。タルシュ帝国の密偵となったセナが聖導師に接触し、帝を殺せばチャグムを助けると持ち掛けてきたのだそうです。聖導師は、なんとしても戦をしたがる帝を殺してチャグムを王に据えたかったようですが、とりあえず今のところ、その願いは実現されなかったようです


またタルシュ帝国にも意外な動きがありました。ラウルには兄の皇太子がいるらしく、皇帝は「単に戦を好むだけの野蛮な狂犬=ラウル」を邪魔に思い、北の前線に出るよう命じたのだそうです。ラウルもそんな父と兄の心中を察していて、自分もまたチャグムと同じだと自嘲していました。


ヒュウゴが言うには、戦いを望んでいるのはラウルではなく皇帝だそうです。ヒュウゴは、属国がこれ以上の争いを望まない、クーデターの恐れがあるという総督のベリス(嶋田久作)の言葉を受け、(皇帝と皇太子を排除して)この国を変えようと持ち掛けていました


そしてヒュウゴはラウルに、北の大地、新ヨゴ国こそ新しい国づくりにふさわしいとラウルをけしかけます。その北の国、新ヨゴ国の最前線では、コチャが相変わらず戦で滅ぶのは敵だけではないと予言していました。どうやらこのコチャも、アスラ同様何者かが憑依しているようでしたね


さ~て来週はいよいよバルサが「ルイシャ贈りの儀式」に参加するようです。いったいバルサはどうなるのかジグロ、バルサを守って!( `ー´)ノ~手に汗握る展開が期待できそうで今からとっても楽しみです精霊の守り人が面白すぎ(^^)/



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精霊の守り人 最終章 あらすじと感想 第3話 ルイシャ贈り

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精霊の守り人3~最終章】は回を重ねるごとにスケールが壮大になっていきますね。今週の3話もめっちゃワクワクさせられました。以下ネタバレのあらすじです精霊の守り人最終章のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


ユーカの診療所にやってきたバルサはついにユーカに再会しました。バルサが死んだと思い込んでいたユーカはなかなか信じてくれませんでしたが、バルサが幼い頃木に上って骨を折ったことを話すとようやくバルサを信じてくれます。


まさか生きていたなんて!?


ユーカの話によると、バルサは「堀り抜きの井戸に落ち、地下の水流に流されて死亡」したことになっていたそうです。自宅にバルサがおらず、その人形だけが残されていたのを見たカルナが、ジグロが約束を果たしてくれたと信じて嘘をついたのだと思われます。死んだことにすればその命を狙われずに済むからです。


そのカルナは「盗賊に襲われて死んだ」ことにされましたが、実際にはログサムの部下に殺されたというのはバルサの言葉通りでしょう。


ユーカはバルサが生きていたことを喜ぶ一方、「裏切り者」のジグロに育てられたことへの怒りを隠せませんでした。ジグロは例の「金の輪」を9個盗んで逃げたことにされたそうです


あの金の輪は本来「王の槍」に選ばれた者がその短槍につけるものだそうですが、常時携帯を許されるのはその中でも最強の武人だけなのだそうです。つまりはジグロですわね


残りの8個は王宮の中に保管され、以前ログサムが語っていたように、王の即位式の際、「王の槍」がそれぞれの短槍にこれを付けて、王を王と認めるのだそうです。


もちろんジグロが持っていたのは自分のものだけだったのに、ログサムはジグロが反旗を翻して9個すべてを持ち去った=ログサムを王と認めようとしなかった、とでっち上げたらしい


ログサムが王子の頃から武術指南役だったジグロは昔、もしログサムが王座に就いたらこの国は大変なことになると憂いていたそうで、ユーカはそれでログサムの話を信じてしまったのだそう


ルイシャを手に自分を訪ねてきたジグロの決意を思うとユーカもどんなにか辛かったでしょうね。自分のせいでユーカが独身を貫いたのかと眉を曇らせたバルサにユーカは、起きてしまった過去は変えられない、今はジグロがバルサを助けてくれたことに感謝している、と語りました


さすがにジグロが「強い人」と称しただけのことはありますね。バルサとユーカが似ているのは顔だけではないようです。ジグロも、それでより一層バルサと暮らせて幸せだったのかもしれませんバルサの中にユーカの面影を見たのかも


バルサもまた、ジグロにはバルサを育てるよりも他になすべきことがたくさんあった、ジグロは誰よりもカンバル王国を守りたかったはずだと察し、そのジグロの遺志を継ごうと決意を新たにします


そこへヨンサ氏族の長老、ラルーグ(武田鉄也)がやってきました。ラルーグは以前ジグロと同じ「王の槍」でしたが、息子のタグルにその座を譲ったのだそう。そのタグルは数年前にジグロを殺しにやってきて返り討ちに遭ったらしい。


バルサが、王の槍と戦うのはジグロにとってとても辛いことだったとタグルの死を伝えると、ラルーグはいかにも武人らしくあっさりと事情を理解してくれました。(ジグロが裏切るなど)何かあるとは思っていたが。


ここでバルサは「槍舞い」についてラルーグに尋ねました。ジグロがカグロと戦った時、戦っているというより「舞っているように」見えたとバルサが感想を漏らすと、あれは「槍舞い」と呼ばれるものだとジグロが教えてくれたのだそうです。それは「儀式」で必要な舞で、誰よりも強い武人がこれを務める「舞手」となる、ジグロはその力をカグロに授けたと語ったのだとか。


ジグロはそれ以上は何も語らなかったらしく、バルサもジグロの心情を思って詳しく聞くことができなかったようです。ラルーグは、それは「ルイシャ贈りの儀式」と呼ばれるものだと教えてくれました。


カンバル王国では、数十年に一度、山の王が民に「ルイシャ」を贈ることになっているのだそうです。資源の乏しいカンバル王国はこのルイシャを他国に売って穀物を得、生きながらえてきたのだそう。


その時が来ると、王城の裏の洞窟の岩の扉が開き、中から笛の音のような風が吹く。その知らせを聞いたら、次の新月までににこちらも贈り物を用意して洞窟へ向かわねばならぬ。王は9人の王の槍を連れて山の底へ向かい、王の槍はそこで山の王の守り人で闇の守り人と呼ばれている「ヒョウル」と戦わねばならない。山の王は、そのヒョウルと最後まで戦い抜いた最強の武人にルイシャを贈ってくれる。

その際、ヒョウルとは互角の力で息を合わせ、舞を舞うかの如く美しく戦う力がなければならない。その儀式を「槍舞い」と呼ぶ。


ジグロは16歳で槍舞いをし、ヒョウルに勝ったそうで、それ以来この儀式は行われていないのだそう。ジグロがカグロに伝授したのはこの「槍舞い」だったのですね。


もしかしたら、かつてジグロがユーカに贈ったルイシャは、この時手にした「英雄の証だったのかもしれません山の王から直々に貰ったのかも(^^)/


そこへ今度はカグロとカームがやってきます。ログサムの命により、バルサとチャグムを捕まえに来たのです


バルサはチャグムをラルーグに託して逃がし、自分はカグロとともにログサムに会いに行くことにしました。


ラルーグがチャグムをトトのもとへ連れていくと、トトはチャグムがかつて精霊の卵を抱いたことをすぐに見抜きました。そして、ナユグの水が山の近くまで迫ってきた、もうじき自分達も山では暮らせなくなるかもしれないと語ります。ナユグの水は温かいため、山に積もった雪が解けて大きな雪崩が起きるからです。


あちらが変わればこちらも変わる


それは、弟の代わりに戦に行ったタンダも感じていたようです。タンダは、新ヨゴ国軍の最前線となっている新ヨゴ国のタラノ平野で働かされていました。そこでタンダは自分同様、普通の人間とは違った能力=ナユグを見る力のある民兵、コチャ(とまん)と出会います。コチャが言うには、もうすぐ何もかも消えてなくなってしまうそうです


アスラが予言していたように何か恐ろしい事態が迫っているのは間違いないようです。タルシュ帝国との戦いがすべてを滅亡に導くのか、それとも他の大いなる力によって滅ぼされてしまうのか考えただけでワクワクしてきた(*≧∪≦)


この「前触れ」を感じていたのはログサムの息子のラダール(中川晃教)も同様でした。ラダールは、カグロの背中に何者かが取り付いていることに気づき、今度の儀式は不吉だと訴えています。あのどす黒い色からして、あれは決してジグロではありませんよね~


さて肝心のバルサはログサムに会っても何とか平静を保ち、チャグムの願いを伝えようとしました。が、ログサムは、チャグムを見つけたら殺してその首をタルシュ帝国に送ると言い放ち、おまえはわしが憎いのだろう?と挑発します


カグロは裏切り者のジグロを倒し、盗まれたすべての金の輪を取り戻してこの国の英雄となった。そこでそなたに尋ねたい。カグロがジグロを討ったというのは事実か?


山の王からの呼びかけがあったことからも、ログサムはここでバルサの実力を見極めようとしているのでしょうね~きっと。カグロではジグロに劣るだろうから、山の王に認められるのは難しい。しかもログサムはヒョウルのみならず、その山の王をも倒そうとしているのですからね。


いやいや実に盛り上がってまいりましたね。バルサは当然カグロにもログサムにも負けんでしょうが、前線にいるタンダは心配ですよね。タンダは、必ず生きて戻ってくる~バルサをひとりになどしない~とトロガイに約束はしていましたが。


そのトロガイの特殊メイクもより一層磨きがかかって(?)、今度こそ高島さんではないのではないかと思ったほどでしたが、声は同じですし、出演者も変わってはいないようです。バルサと言いこのトロガイと言い、はるかちゃんも高島さんも女優人生の転機ともいえる役への挑戦には本当に頭が下がります


さ~て来週はいよいよバルサがブチ切れるようです。「精霊の守り人最終章」は続きを見るのが待ち遠しいです精霊の守り人最終章が面白すぎ(^^)/



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精霊の守り人 最終章 あらすじと感想 第2話 カンバルの闇

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精霊の守り人3~最終章】は2話目にしてまた一段と面白くなってきましたね~


特にジグロの大ファンだったおばさんとしては彼がいかにしてバルサを育てるようになったのか~その過程を見守っているうちにジグロの心情がひしひしと伝わってきて大いに感動させられました。最後の映像にいたっては思わず何度も見直してしまい、今バルサはチャグムとともに試練に立ち向かおうとしているけれど、その側には常にジグロもいてくれるのだというメッセージを(勝手に)感じて目頭が熱くなったほどですジグロがカッコよすぎて泣けた~(/_;)


前置きはそれぐらいにして、以下ネタバレのあらすじです精霊の守り人最終章のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


カームを倒して逃げてきたバルサとチャグムは、カンバル王国の町中でロッソというカンバルでは馴染らしい揚げ物を食べていました。お芋の衣でひき肉やラガ(チーズ)に果物と何でも包んで揚げるのだそう。そこにはヤギの乳や肉も入っているそうですが、それらの臭いが嫌いだったチャグムもこれは美味しいと舌鼓を打ちました


懐かしい味を口にして過去に思いをはせたバルサは、チャグムにこれからどうしたいのかと尋ねます。たとえカンバル王国がタルシュ帝国と通じていても、カンバル王国との同盟を諦めるわけにはいかないとチャグムが言うと、それならもっとカンバル王国について知らねばならぬと語りだしました


ドラマではこれに加えて、多分バルサも知らぬ事実=過去も明らかにされていきます


29年前、バルサの父で当時のカンバル王国王、ナグル(黄川田将也)の主治医だったカルナ(上地雄輔)は、病弱なナグルのために誠心誠意尽くしていました。


が、ある時、ナグルの弟で野心家のログサムから、カルナを病に見せかけて毒殺するよう命じられます。断ったらバルサを殺すと脅かされたカルナは仕方なくこの脅迫に屈しました。


その頃ジグロは、王の槍の中でも最強の武人としてログサムの信頼も得ていたようです。カルナは耐えきれず親友のジグロに王の毒殺に加担したと打ち明け、自分の代わりにバルサを守ってほしいと懇願しました。


ジグロはカルナの親友だったのみならず、カルナの妹、つまりはバルサの叔母にあたるユーカ(花總まり)とも恋仲にあったようです。ユーカは故郷のヨンサ氏族領で医術師をしていましたが、兄が宮中で仕事をしているため、母のいないバルサの面倒を見に、ちょくちょくカルナの家を訪れていたらしい。


一方、夫のナグルに死なれた妃(村川絵梨)も、自殺に見せかけて殺されてしまいました。妃がナグルの子どもを身ごもっていたからです


怯えたカルナはバルサを守るために、家に戻ることなく自らの命を断とうとしました。そうすれば何も知らないバルサに危害が及ぶことはないと考えたようです。


すべてを打ち明けられたジグロは、なんとかカルナを思いとどまらせて、ログサムを問い詰めに行きました


するとログサムは思いもよらぬ計画を打ち明けます。どうやらカンバル王国には「山の王」という怪物(神?)がいるらしく、その山の王が支配している(守っている)「ルイシャ」という宝石(緑白石)を手に入れようと考えているらしいのです。


ログサム曰く、カンバル王国はとても貧しく、腕の立つ武人でさえ食べるために出稼ぎを強いられている、唯一の財源であるルイシャを売れば、国はずっと豊かになると考えたのそうです。


困ったジグロは、山に住む最長老の牧童、トト(米良美一)に会いに行きました。トトにログサムの企みを明かすと、トトはジグロさえいなければ王の野望は実現しないと教えてくれます。山の王を倒すには、最強の戦士、ジグロの力が必要なのだそうです。


山の王は決してログサムを認めない。ジグロがいなければログサムは闇に飲み込まれて死ぬだけだ


これまでの話だと、ジグロはただログサムからバルサを守るためだけに逃げ続けたのだと思っていましたが、それだけではなかったのですね。ジグロ自身がログサムのもとを去ることで、カンバル王国の平和を保とうともしたのです


ジグロはトトから貰ったルイシャを手にユーカの診療所を訪ねました。ユーカと交わしたいつか必ず行くという約束を果たしに、そして別れを告げに行ったのです恋人同士というにはあまりにも慎ましやかなふたりでした。そうとも知らないユーカは、ジグロからルイシャと「告白」を受け取りました


ユーカ、私の気持ちはその石のように変わることはない


思いがけない告白に驚いたユーカもまた、目を見開いてジグロを見つめ、私の気持ちも変わらないと答えます。もう行かねばと踵を返したジグロを呼び止めたユーカの、文字通り花のような笑顔がまた実に楚々として美しかったですね~(さすがは宝塚女優です)。ありがとう。兄さんとバルサをお願いねユーカにだけは本当のことを教えてあげてほしかった(;´・ω・)


愛する人に何も告げられず去っていくジグロの後ろにそびえたつ山々がまた雄大で素晴らしかった精霊の守り人は雄大な景色も大きな見どころ。それなのに、予告によると、ユーカはずっとジグロを裏切り者だと思ってきたようではありませんか


何とも切ない話でやんすが、次回バルサの口から真実が明かされるでしょうから、これは来週まで我慢することにいたしましょう。


バルサを連れて新ヨゴ国に逃げてきたジグロはバルサに、もう王や神はどこにもいない、王や神だというものを信じてはいけないと教えたそうです。


それからのジグロとバルサの物語はこれまで見てきた通りですが、問題はカグロです。カグロとムサ氏族は、ジグロがカンバル王国を去って以来、裏切り者の氏族として迫害されてきたそうですが、それから15年後、カグロは再びログサムに呼ばれ、すべてを聞かされたそうです


その上でログサムは、ジグロを殺して自分に仕えるか、はたまたジグロのように敵になるかを選ぶよう命じました。カグロがログサムを裏切らないと誓うと、ログサムはジグロを殺せば「王の槍」、ひいてはこの国の英雄になれると唆します。


ジグロを殺しに来たカグロは何も語りませんでしたが、ジグロには全てお見通しでした。たとえ悪いのはログサムとはいえ、自分が逃げたことで兄や同胞を苦しめたことに気づかぬジグロではありません


前回のバルサの説明通り、ジグロはカグロに槍を教えた上、自分を殺したことにしろと言って「金の輪」を渡したのだそうです。あの金の輪は「即位式」に必要なものなのだそうです。


愛する弟を「裏切り者」扱いせねばならないカグロもさぞかし辛かったことでしょうね


ジグロもチャグムと同じだ。故国を思うチャグムと同じようにジグロも最後までこのカンバルのことを思い続けていたんだ。それだけは確かだ。


バルサは、自分もこのまま逃げるわけにはいかないと語り、ふたりでユーカを訪ねることにしました。


ジグロがかつて高台から故国を見渡して決意したように、バルサもまたチャグムとともに故国のために戦おうとしているのでしょうか


いや~ますます盛り上がってきましたね。「精霊の守り人最終章」は続きを見るのが待ち遠しいです精霊の守り人最終章がめっちゃ面白い(^^)/



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