2018/07
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「社会派」のレビュー一覧

限界団地 ネタバレと感想 第5話 行け!ダンチマン!

佐野史郎さん主演の大人の土ドラ、【限界団地】の第5話は「行け!ダンチマン!」です。これがまた何とも哀愁漂うエピソードでございましたね。これが佐野さんじゃなくて他の方だったら、こうはいかなかったかも


以下ネタバレのあらすじです限界団地のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


寺内が父の仁を責めたのは、仁が昔、寺内が加代子の夫を殺したことを秘密にすると約束していたからだそうです。寺内はその代わりに、仁を一生大事にすると約束し、その約束を忠実に守ってきたのだそう。


が、仁は、加代子も指摘していた「寺内の狂気」がエスカレートしたことを危惧し、自分の身にも危険を感じたため、認知症になったふりをしていたのだそうです。


今からでも遅くない。私と一緒に自首しよう!


そうは言っても今やすっかり団地ピープルは寺内のいいなりで、認知症の仁の話など誰も耳を貸しません。寺内は、自分を脅迫してきた自治会長の金田までも大らかに許し、それどころか、探偵になりたいという金田の夢を叶えることで、金田をすっかり懐柔してしまいます


とはいえこの金田がまたなかなかの曲者で、怪しげな霊媒師にした借金を帳消しにしてもらうため、その霊媒師に団地の老人たちを紹介して霊感商法の被害者にしていたことも発覚しました


この詐欺に気づいた江理子が寺内に相談すると、寺内は早速金田に「探偵」を依頼したわけですが、金田はそ知らぬ顔でその依頼を引き受けたのですからね。ま、結局寺内の目は欺けず、最終的には積極的に寺内を庇う役割を担わされてしまうのですが


一方、江理子に届けた手紙が相手にされなかった仁は必死に金田に助けを求めました。仁は、金田が寺内の留守中に盗聴器を仕掛けて行ったのを知っていたのです。自治会長さん、助けてくれ!!


父の更なる裏切りを知った寺内は、仁に団地の文集を書くよう命じました。ふたりの共通の思い出を感動的に書くことができたら、自首を考えてもいい。


その共通の思い出が「ダンチマン」でした。仁は寺内に「団地を守るダンチマンになれ」と励ましたのだそうです。


僕には団地の思い出があったから幸せだった。会社をリストラされて専業主夫となっても、妻の美佐子が死んでも穂乃花がいてくれて、今は大好きな団地にいる。父さんのおかげだ


でも仁は自分が寺内を「ダンチマン」と呼んだことで、寺内が不幸になってしまったと嘆きます。


お前の居場所はどこにもなかった。美佐子さんにも恋人がいたんだ。お前は幸せなんかじゃない。自分を騙しているだけだ。そんなお前をひとり残してはいけない。一緒に死のう!


これで仁はすっかり監禁されてしまい、ついに本物の認知症になってしまいました。寺内は涙をこぼしながら仁の車椅子を押した後、彼を施設に入れたそうです。僕にはまだ穂乃花がいるから。


その穂乃花ですが、どうやら霊を見るだけじゃなく、話もできるようです。ということはつまり、早晩穂乃花は史代の言葉が事実だったと知ってしまうのですね~おじいちゃんがパパとママを殺した!


何とも気の毒ですよね。それに加えて江理子までもが寺内から離れて行きそうな気配なのです。どうやらあやめ町団地はついに取り壊しが始まるそうで、その担当者が江理子の高校の先輩、二宮(郭智博)なのだそうです。予告では、江理子が二宮の目を気にして、寺内を遠ざけるようでしたが?


江理子はまだしも穂乃花にまで嫌われたら、寺内はどうなってしまうのか~想像するだけで恐ろしいです。でも続きもとっても楽しみです



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限界団地 ネタバレと感想 第4話 おじいちゃんと加代子さんのひみつ

佐野史郎さん主演の大人の土ドラ、【限界団地】の第4話は「おじいちゃんと加代子さんのひみつ」です。今回もまた様々な事実が明かされましたが、一番驚いたのはこれです。以下早速ネタバレです限界団地のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


なんとですね~穂乃花には亡くなった人の姿=霊が見えるようです。気のせいか、最近この手の展開が多いですね~。お盆が近いからでしょうかアタイだけかな(;´∀`)


今回は加代子の夫の霊、そしてどうやら穂乃花の母親の霊も目にしていたようです。その霊たちと話はできないのでしょうか。


そこにどうやら史代と高志も加われそうです。やはり寺内はふたりともその手で殺してしまったようなのです。あくまでも資格(?)の問題で、穂乃花が見たわけではありません


これを嗅ぎつけたのは金田です。金田は史代から金をもらって寺内を盗聴し、その動向を探り始めました。


一方で絵理子のところにも怪文書が届きます。加代子の部屋に、寺内が殺した加代子の夫の遺体が隠してあるというのです!


でも史代は加代子のことは知らなかった~絵理子からこの話を聞いた寺内は、怪文書を書いた人間がすぐに特定できたそうです。なぜなら、この「秘密」を知るのは、加代子と自分、そして父の仁(山谷初男)しかいなかったから仁おじいちゃんの認知症は仮病か?


金田は、寺内が頻繁に例の空き部屋に入り込むのを見て、そこに高志の死体が隠してあると思ったようです。実際金田と絵理子がこの部屋に忍び込むと、中にはあの例の大きなスーツケースが置かれていました。


用意周到な寺内はこうしたことも予想しており、この大きなスーツケースには穂乃花へのプレゼントを詰め込んでいたようです。絵理子は寺内を疑ったことを心から後悔しました。寺内にはこの辺も想定済みです


が、小さなカバンの方には金田の期待通り、人骨、しかも古い人骨が入っていました。それが加代子の夫の骨だそうです。寺内は、以前この団地に住んでいた頃優しくしてくれた加代子に、彼女の夫が暴力を振るうのを見て逆上し、手近にあった花瓶でその夫を殴り殺してしまったのだそうですこの時悪魔が誕生した!。その「凶器」が以前出てきた花瓶です。


加代子は寺内を許す一方、そんな夫でもずっと忘れられずに愛していたそうです。


加代子は、戻ってきた寺内がどんどん常軌を逸していくのを目の当たりにし、自分も夫の元へ行こうと決意しました。加代子は寺内に協力を求め、自分に重石をつけて入水自殺したようです


そして寺内は、秘密を守ると約束したのにそれを破った父、仁を責めました。息子も殺したぐらいですから、父親も危険ですよね


もし寺内の暴走を止めることができるとしたら、それはもう穂乃花しかおりません。穂乃花に霊が見えることがそれにつながっていくのでしょうか


度が過ぎてさえいなければ、寺内の言動はもっともな部分が多いのですよね。モラルが欠如した人間と足して2で割ればちょうどよくなりそうなのに、とついつい寺内を庇いたくなっちまいます


すべてを知った金田は寺内を脅迫し、口をつぐむ代わりに500万を要求しました。いくらおバカとはいえ、なんという命知らずなことをしたものでしょうか


寺内は金田にどのような制裁をするつもりなのか~不謹慎だとは分かっていてもやっぱり楽しみにせずにいられませぬ限界団地が面白い\(^o^)/



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限界団地 ネタバレと感想 第3話 不倫男は成敗すべし

佐野史郎さん主演の大人の土ドラ、【限界団地】は3話も面白かったですね~。さすがに殺傷沙汰は許されないけど、献身的な妻を騙して不倫するような男は徹底的にやっつけてやらねば気がすみません限界団地のネタバレ感想行きますよ~(^^)/。ここは

寺内よくぞやってくれた!でもさすがに殺しちゃあかんよ( ;∀;)

でござりました。もし高志が生きていれば、の話でござるが~念のため。以下ネタバレのあらすじです。


寺内のターゲットとなったのは江理子の夫、高志です。「高い志」なんて完全に名前負けしてますね


高志が若い女性と不倫をしていることを知った寺内は、直接高志に江理子を大切にするよう忠告しました。が、高志はまったく耳を貸さず、そればかりかますます寺内を疎んじるようになります


時を同じくして、史代が高志に連絡をしてきたから尚更です。史代はまたしても寺内は人殺しだと罵り、金をやるから寺内の家に毒(覚せい剤?)入りチョコレートの箱を隠してくるよう頼んできました。そうしたら私が警察に通報するから。


幼い孫の穂乃花が誤って食べたらどうしようなどとはまったく思いもしないようです


あいつは善人面をしているだけだ。皆から頼りにされてさぞかし喜んでいるだろうよ


それでもさすがに毒はまずいだろうと断ったものの、高志は江理子に寺内との付き合いを止めるよう釘を刺しました。寺内のプレゼントのドアノブも取り外してしまいます。


穂乃花から、高志が颯人に寺内とは話すなと言ったらしいと聞かされた寺内は、お手製のアップルパイを作って江理子に届けました。江理子はもう断れない、颯人も食べたがっていると訴えます。


でも高志は、わざわざ他のアップルパイを買ってきて颯人に食べさせ、寺内が作ったパイは処分してしまいました。寺内のアップルパイには苺が入っていてそれが特徴的なのに、颯人がこれに気づかなかったと聞いて、寺内はすぐにピンと来たようです。案の定、高志が出したゴミ袋には、寺内のアップルパイが、まったく手付かずの状態で捨てられていました


まあ、他人の家のゴミ袋をあさる方もどうかしていますが、ここはそういうキャラだからと割り切るとして、いくら気に入らないからといって、せっかく作ってくれたお菓子をそのままゴミに捨てるなんて、やっぱり高志は人でなしです。それとも毒が入っているとでも思ったのでしょうか


それでも「団地では常に良き隣人でありたい寺内」は、なんとかして高志にも気に入られようと、またしても体を張って自作自演の大芝居を打ちました。川で溺れかけた颯人を助けて、自分が溺れてしまったのですそこまでやるか(;´Д`)


そのために颯人に何か薬を飲ませたらしいのはいただけませんけどね


江理子は心から寺内に感謝しますが、高志はまだ疑っています。颯人はなんで溺れたんだ?


一方史代は、寺内が入院している隙を狙って、穂乃花に接触しました。団地の鍵を貸せというと、穂乃花は、寺内から鍵は誰にも渡しちゃいけないと言われているからと断ります。


おじいちゃんは人殺しだ!おまえのパパとママもおじいちゃんが殺したんだよ!あいつは人殺しなんだ!


穂乃花から鍵を奪った史代は早速部屋に忍び込んで、寺内の手帳を盗み出しました。史代はこれを自治会長の金田のもとへ持っていきます。寺内は異常者だ


そこへ、穂乃花から話を聞いた寺内が退院してきました。最初は以前桜井夫婦に説明したように、史代を精神異常者扱いしますが、史代が酸素不足を訴えて苦しみ始めると、途端に態度を変えて、自分が穂乃花の両親を殺した、といい始めます。史代の酸素ボンベが空になっていたのも偶然でしょうか


穂乃花の両親は穂乃花をまったく愛していなかったばかりか、暴力さえふるっていた。僕は何度も彼らに忠告したが、彼らは聞く耳を持たず、あろうことか、もう穂乃花には会うなと言ってきた。だからもう選択肢は1つしかなかった


ようやく救急車が到着した頃、史代は意識を失ってしまったようです。


横で話を聞いていた金田はその話を信じました。寺内は後であれは冗談だとごまかしますが、予告を見る限りでは、金田の疑念は消えていなかったようです。


一方、自宅に戻った寺内は、茶箪笥の中に覚せい剤が隠されているのを発見しました。金田から盗聴器の入手方法を聞いて早速高志と七海の不倫の様子を盗聴していた寺内は、この覚せい剤を七海に注射して殺してしまったようですまた死人が出た!( ;∀;)


七海がここまでされた決め手は、七海が穂乃花のことを、寺内のような異常者に育てられているなんて「可哀想な子」だと語ったからのようです


高志は七海が遺体で発見された前日の夜、七海と会っていたことが警察に知られて連行されてしまいました


颯人とふたり残されて途方に暮れていた江理子を、寺内が優しく自宅に招待します。手作り料理を振る舞われた江理子はすっかり感激してしまいました


以前から高志の浮気に気づいていた江理子は、寺内の勧めで、戻ってきた高志に別居を切り出します。警察に疑われているような人を颯人の父親にはしておけない!


高志は今回の事件も寺内の仕業かもしれないと言い出しますが、さすがにタイミングが悪すぎて言い訳にしか聞こえません


その後寺内は、高志の帰りを待ち伏せして、あたかも自分の犯罪を認めるような話をしました。他に聞いている者がいなかったとはいえ、あのまま高志を帰したはずはありません。映像では、寺内がスーツケースを運び、糸鋸を握っている姿が映し出されましたが!?あれが高志??( ;∀;)


いやいや実に不気味でござるね。江理子と颯人を「家族」に迎え、和気あいあいとしている寺内家の様子とのギャップがまたこの不気味さを一層際立たせています


来週はどうやら金田が動き出すようです。寺内を盗聴なんかしたらその後が大変ですが~いったいどうなるのかまったく目が離せませんね



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限界団地 ネタバレと感想 第2話 世直し爺さんの目的は孫の母親探し?

佐野史郎さん主演の大人の土ドラ、【限界団地】は2話目もなかなか面白かったですね~。このままの雰囲気なら見続けられそうですって安心するのはまだ早いでしょうか


以下早速ネタバレです限界団地のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


寺内があやめ町団地にやってきたのは、団地を復活させるのみならず、孫の穂乃花に新しい母親を見つけるためでもあったそうです。それには江理子がいいだろうと勧めてくれたのは、怪しげな住人で以前からの知りあいらしい東加代子(江波杏子)らしい。


確かに江理子は控えめで優しくて、絵に描いたような良き妻であり母ですものね。でもそんな良妻賢母だからこそ他の奥様方からは嫉妬され、苛められていたようです。気が弱くて素直なために何を言われても引き受けざるを得ない江理子を見たら、寺内じゃなくても、成敗してやりたくなりますよね弱い者いじめは許さん( `ー´)ノ。しかもどうやら旦那の高志(迫田孝也)は浮気をしているようなのです?


それでは寺内の思うつぼでござりまするね。しかも高志は、あやめ町団地にいるのは、団地が取り壊される際の保証金の200万が欲しいからだなどと言うのですもの。この団地を踏み台にするつもりですか!私の愛する団地が無くなる訳ないでしょう!そんな言葉は聞きたくなかった


その後寺内は、江理子に無理難題を押し付けて楽しんでいたPTA会長の田中郁美(春木みさよ)が、「御用聞き」の配達員、狭間と浮気をしていることに気づきました。


そもそも、寺内が提案した朝の団地のゴミ拾いに参加しなかった時点で、郁美は目を付けられてましたよね。旦那に弁当を持たせて愛妻ぶっているが、私の提案を無視するなんて、陰で何をしているか分かったもんじゃない、と


案の定、田中家に入っていった狭間がなかなか出てこなかったことからふたりの浮気を確信した寺内は、自治会長の金田哲平(山崎樹範)に取引を持ちかけます。その頃金田は、隣の八十島花子(阿南敦子)が毎日大音響で歌うカラオケにブチ切れていました。


その問題は私が解決してあげます


その代わり寺内は、金田の所有していた薄型の盗聴器を借りて、田中家への回覧板に忍ばせたそうです。その後はお察しの通り~AV好きな金田はこれが「リアル団地妻」だと大喜びしていたそうです。団地中にふたりのあえぎ声が流れていると知った狭間は慌てふためいて車を出したため、危うく穂乃花を轢くところでした。


そして郁美も、PTA会長どころか団地にもいづらくなってしまったようです。気の毒なのは息子の雄介ですが、あの母にしてこの子ありの、かなりの苛めっ子のようでしたよね。寺内が江理子の息子の颯斗(前田虎徹)にあげたレアカードも取り上げて自分のものだと嘘をついていたほどですから


寺内がその雄介にかけていた言葉がまた意味深でした


子どもは親を選べないが、ひどい親にはいつかきっと天罰が下る。子どもに暴力を振るったり、関心を向けなかったりする親は地獄に落ちて火に焼かれるんだ


これってもしかしたら穂乃花の両親、つまりは寺内の息子夫婦のことを指していたのではないでしょうかね。穂乃花の両親は穂乃花に暴力を振るったり、無関心だったりしたのかもしれませんよね~よく解釈すれば、ですが。


ちなみに穂乃花に意地悪をして家に放火された小林一家は、家は全焼したものの、家族は皆無事だったそうです。とりあえずは絆の強さが試されているのかもしれませんな


一方で寺内は相変わらず天使のような優しさも見せています。花子が毎日大声で歌っていたデュエット曲(3年目の浮気)には、亡き夫との思い出が詰まっていたらしく、その歌声から彼女の悲しみを感じ取ったらしい寺内は、自治会の会合に花子を招待してともに大声でこの曲を歌いました


こうしたところだけを見ると「意地悪ばあさん」、否今時なら「スカッとばあちゃんの男版?みたいで楽しいのですけどね~。限界団地の世話焼きジジイはこれだけでは収まりません


寺内はこの会合に備えて狭間から飲食物を購入して届けさせ、そのジュースに自ら毒を仕込んで、あたかも狭間が寺内を殺そうとしたかに見せかけました。あれは消毒液かなんかですかね~提供元は加代子のようです


穂乃花を轢きそうになった狭間を簡単に許した時点で怪しいと思いましたよね。あの寺内が、宝物の穂乃花に傷を付けようとした男をそう簡単に許すはずが無い、と。


おかげで狭間は住人たちの怒りを買い、あやめ町団地への出入りを禁じられてしまいました


また気になるのは、寺内が真夜中に、誰も住んでいない棟の「幽霊部屋」で何かをしているらしいことと、団地の近くの林で何かを掘りだしたことです。この様子を高志に見咎められた寺内は、前者は息をひそめて隠れ、また後者は、颯斗への誕生日プレゼントを埋めて宝探しをさせようとした、とごまかしました。


実際に掘りだしたのは加代子の「宝物」だったそうです。小さくて細長い花瓶(壺)のように見えましたが、わざわざ埋めたということは、もしや誰かを殺した凶器なのかも?などと妄想が膨らんでしまいます。蓋がなかったので、骨壺ではないでしょうし。


これは僕が処分しておくから安心して


限界集落ならぬ「限界団地」はリアルな社会派ドラマの要素とミステリーがうまくマッチしたなかなか面白いドラマですよね。上でも触れたように、ちょっとズレた昭和の世話焼き爺さんが時にコミカルに描かれているのも楽しいです。それが楽しければ楽しいほどミステリー部分が際立って不気味なのでござるがミステリー好きにはたまりません( *´艸`)


次回(再来週)はきっと高志がやっつけられますね。どうぞお手柔らかにお願いしますよ~どんな天罰が下されるのか楽しみでもあり怖くもあり( ;∀;)



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倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道- 最終回 あらすじ 9.11

倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道-The Looming Tower: Al-Qaeda and the Road to 9/11】もついに最終回となりました。以下「9.11」のネタバレのあらすじです。


最終回は、公聴会でのリチャード・クラークの謝罪から始まりました。


I welcome these hearings because of the opportunity that they provide to the American people to better understand why the tragedy of 9/11 happened and what we must do to prevent a reoccurrence. I also welcome the hearings because it is finally a forum where I can apologize to the loved ones of the victims of 9/11.
この公聴会を歓迎する。アメリカ国民に、なぜ9.11の悲劇が起きたのか、再発防止のために何をすべきか、を考えてほしいから。9.11の犠牲となった人々の愛する遺族にようやく謝罪する機会が与えられたことにも感謝している。


To them who are here in the room, to those who are watching on television, your government failed you, those entrusted with protecting you failed you, and I failed you. We tried hard, but that doesn't matter, because we failed. And for that failure, I would ask, once all the facts are out, for your understanding and for your forgiveness.
この部屋にいる人々、そしてテレビを見ている方々、あなたの選んだ政府はあなたの期待を裏切った。皆さんの安全を守れなかった。そして私も役に立てなかった。懸命に努力したが、失敗しては意味が無い。その失敗に関しては、すべてを明らかにし、あなた方の理解と許しを乞いたい。


これまでずっと保身のための言い訳ばかり聞かされてうんざりしていましたが、ここにきてようやくまともな話が聞けました。リチャード・クラークという人物のこれまでの経歴を見たら、彼がこうした発言をするのにどれほどの勇気と覚悟が要ったか、彼がどれだけ己の任務に誇りと責任を痛感していたか、は察するに余りあります。実に潔いスピーチに胸が熱くなりました。日本の政治家にもぜひ見習ってほしいものです


当時大統領官邸にいたらしいクラークは避難を勧められても、決してその場を動かなかったそうです。アーサー(Bryan Langlitz)と呼ばれたその男性が、それなら自分も残るというと、君には家族がいるが私にはいない、とかぶりを振ったそうです。


そこへテネットがやってきました。テネットはテロに使われた国内線4機の乗客名簿を持参し、犯人がサウジアラビア人だほのめかします。リストに国籍は書いていなかったにもかかわらずです。テネットは、彼らの名をアルカイダのデータベースと照合した結果、2人のサウジアラビア人と一致したと白状しました。最大で合計15名のサウジアラビア人が乗っていたと推察されるそうです。


テネットは、テロへのサウジの関与が明らかになれば、アメリカとサウジの関係が悪化すると強調しました。が、クラークは、そもそもテロリストが既に国内に潜入していた事実を把握していたのか?と切り込みます。テネットは知らなかったが調査する、と答えました。


その後公聴会にはダイアンが呼ばれたようです。ショールとサングラスで身を隠し、SPに警護されたダイアンは、公聴会の場に用意された幕の中で答えました。ダイアンは9.11直後、その身元を隠されていたようです。理由は、情報部から作戦部に異動したからということでしたが、本当の理由は「保身」に他なりません


質問はテロの実行犯であるハズミとミダルに絞られました。ふたりの入国をテロの17カ月前から知りながら尚FBIと情報を共有せず、他のファイルと混ぜてようやく渡したと指摘されると、それは違うと偽証します。図々しくも、自分自身でFBIに届けたと言い張りました。当然ですが、訪問者の記録にダイアンの名前は無かったにもかかわらずです。


まさに蛙の面に小便です。呆れてものが言えません。このダイアンがフィクションではなく実在の人物(Alfreda Frances Bikowsky)をモデルにしているというのがまた驚きです。ちなみに、シュミッドにもモデル=Michael Scheuerがいて、このふたりは後に結婚したそうです


そのシューアーは「Imperial Hubris: Why the West is Losing the War on Terror」の著者としても知られていて、ビン・ラディンはこの本を読めば、なぜアメリカが彼らに負けたかが分かると語っていたそうです。


シュミッドは9.11直後、再びアレック支局に呼び戻されました。これは戦争だ(We're at war)~そう自説を繰り返したシュミッドの認識は、確かに過激ではあったものの、ブッシュ大統領やライス国務長官、そしてラムズフェルド国防長官に比べたら、はるかに正しかったといわざるを得ません。ラムズフェルドはこのテロをしてフセインを犯人にしろと語ったそうです。


考え方の相違はあっても、最初にクラークが語ったように「国民を守る」という目的でFBIと情報を共有さえしていれば、あのような悲劇は防げたに違いないと思わずにいられません。せめてダイアンではなく、シュミッドが陣頭指揮を取っていたら、CIAももう少しは機能していたのかもしれません。


テレビのニュースで9.11の様子を見ていたダイアンはどうしてこんなことに!と泣いていたそうですあんたのせいよ!


一方、イエメンにいたアリ・スーファンはニュースでこのテロを知り、他のスタッフとともにアメリカに送還されるところをCIAのイエメン支局にいたチホインに呼び戻されました。ようやく本部からマレーシア会議の写真が送られてきたそうです。アリが問い合わせてから早1年が経過していたそうです


今回の攻撃がアルカイダのものかどうか確認してほしい


アリはこらえきれずにチホインを力いっぱい突き飛ばしました。これまでに何度も尋ねたはずだ。情報を共有していたら何ができたか分かっているのか?ジョン・オニールは今朝あのビルにいたんだ!!He was there!!


アブー・ジャンダルに会いたいと何度言っても会わせてもらえなかったアリはアミンにつかみかかり、拘束されてしまいました。アリは、面会に来たカミシュ将軍にこう告げます。


I think Brother John is dead.
あなたが兄弟と呼んだジョンは死んだと思う


その後ヴィンスからアリに電話が入りました。ヴィンスもまたオニールの消息はつかめずにいたそうですが、アリからマレーシア会議について聞かれると、ついに事実を打ち明けました。俺はあいつらに脅迫されていた


これらすべてがオニールを、あの場に居合わせた人々を死に至らしめた~そう思ったら、吐き気がこみ上げるのも当然ですどいつもこいつも許せん!( `ー´)ノ


ようやくカミシュ将軍がアブー・ジャンダルに会わせてくれました。アリはムスリムとしてアルカイダの思想を徹底的に批判し、ついにはジャンダルの自白を引き出すことに成功します。コーランには「ひとりを殺すことは人類すべてを殺すことに等しい」と書かれているそうです。これがアラーの言葉、イスラムの教えだ


またオニールは、最後まで人々の避難を手伝っていた姿を目撃されていたそうです。それはリズへの留守電に残されたメッセージからも明らかでした。これが終わったら一緒に上で飲もう。リズとボビーはそのメッセージを聴きながら、抱き合って泣きました。オニールの遺体は、事故の10日後に瓦礫の中から発見されたそうです。


なぜこのような悲劇が起きたのか、いったい何が善良なムスリムをテロに駆り立てていったのか、その全貌と背景を全10回という限られた時間の中で可能な限り緻密にかつ公平な目線で描いた素晴らしい作品でした。機会があれば是非たくさんの方にご覧いただきたいです



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時間ができたら是非原作も読んでみたいものです

倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道- あらすじ 第9話 火曜日

倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道-The Looming Tower: Al-Qaeda and the Road to 9/11】の第9話は「火曜日」(Tuesday)です。これが2001年9月11日(火)を指していることは言うまでもありません。以下ネタバレのあらすじです。


ハズミとミダルはCIAの監視を潜り抜け、姿を消してしまいました。ダイアンは彼らに関する資料をファイリングし、どこかに隠したようです。


ライス国務長官から軽くあしらわれていたリチャード・クラークは閣僚に相当する地位を失ったそうです。クラークは、新政権は私を必要としていないと語り、オニールを自分の後釜として推薦しようとしました。が、オニールは経済上の理由からも、民間会社への再就職を決めていたそうです。


それが偶然にもワールドトレードセンターだったというのは何たる皮肉でございましょうか。どうやらオニールは、私生活の問題は何一つ解決せぬまま、あの日を迎えてしまうようです。


一方で、アタやミダルたちは実際に飛行機に乗り込み、操縦室の警戒の薄さを確認していました。


またFBIにも、航空学校に通っていたアルカイダのフランス人=ザカリアス・ムサウィがミネソタで逮捕されたとの連絡が入っています。「着陸に興味がない」という彼の発言に不審を抱いた教官は鋭いですよね。彼らの操縦はいわば片道切符で、着陸の必要はないのですもの


ムサウィは逮捕時、ラップトップコンピューターとナイフ2本、そして航空機の操縦マニュアルやシンガード(すねあて)を所持していたそうです。その上「農薬散布の情報」も押収されたそうです。


報告を聴いたサンチェスは、キャシーに航空学校に通うアラブ人を洗いだすよう命じ、キャシーはその情報をCIAにいるトニー・アンに送って、アルカイダのデータベースと照合するよう依頼しました。


トニー・アンから話を聞いたダイアンはすぐに作業にかかり、800人のリストの96%がアルカイダのデータベースと一致したことを確認します。事の重大さを悟ったダイアンは、隠しておいたハズミとミダルのファイルをこの中に紛れ込ませました。何せ800人分のリストですから相当な量なのです。


ダイアンはこのリストを入れた箱をトニー・アンに渡し、オニールの送別会に行くついでに、これをFBIの情報部に渡すよう命じました。決して「犯罪部」ではなく「情報部」に渡すようにと念を押して。トニー・アンが余計なことをしないよう、CIAに誘うのも忘れません。あなたはここに必要な人材よ。


おバカなトニー・アンは、ダイアンの思惑通りに動いてくれました。彼女は、新人で、既にムサウィの件で140件もの電話調査を命じられてウンザリしていた新人のテレンス・ウォルディ(Ronald Peet)に、800人分のリストもチェックするよう命じたのです


2001年に行われた同時多発テロ合同調査の公聴会で、CIAは、ミダルとハズミが、アルカイダが開いたマレーシア会議の7日後にアメリカに入国したことを知っていたにも関わらず、彼らを監視対象にせず、あまつさえその情報すらFBIと共有しなかった理由を、長官のテネットが詰問されていました。テネットはその情報はすべて「参考までに」("information only")という但し書きが付いていたから誰も気に留めなかった(読まなかった)、と言い訳します


それが事実でないことは明らかで、彼が嘘をついているのは、己の保身に加え、これまたサウジアラビアとの関係を良好に保つためなのでしょうか。


これはライス国務長官も同じでした。彼女があれこれ言い訳をしようとするのを、司会のカーンズ氏がバッサリ遮ったのは痛快でした。彼女自身、リチャード・クラークの報告を同じようにあしらったのですからね。


You could just answer that question, because I only have a very limited amount of time here.
質問にだけ答えてくれればいい。なぜなら私には時間がない


このやり取りはノンフィクションらしく、実際の様子も最後に映し出されていました。それだけ彼らの責任は重大だったということです。なぜもっと事を深刻かつ重大に捉えなかったのか。それでも責任者といえるのか!?Shame on you!!


生涯のパートナーにと心に決めたリズとともにオニールの送別会に出席したアリは、サンチェスに命じられてすぐにイエメンにとんぼ返りさせられました。ミダルたちはテロ実行に向けて最後の羽目を外しています。


もうじきアメリカ史上最悪の悲劇が起きようとしていましたいよいよカウントダウンです



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