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2017/06
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ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~
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ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~最終回 あらすじと感想 解き放たれた言葉

小川糸さん原作の【ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~】もついに最終回を見終えてしまいました。しょっぱなから私事で恐縮ですが、現在母が闘病中ということもあり、1つ1つのシーンが心に沁みるようで、何度も録画を止める羽目になりましたツバキ文具店、最終回のあらすじ行きますよ~(^^)/


以下最終回のあらすじです。感動しすぎてかなり長く(暑苦しく)なってしまいましたこと、あらかじめお詫びしておきまする


先代、カシ子がイタリアのペンフレンドに宛てた手紙を読んだ鳩子は、そこに溢れていた自分への愛情をひしひしと感じ取り、ひどくショックを受けてしまったそうです。


その上「いつしか心のよりどころとなっていた守景と陽菜が鎌倉を出ていくと聞いた鳩子はもはや何をする気にもなれず大切な人がまたいなくなる、寝床に潜り込んでいたため、陽菜からの手紙にすら気づかなかったようです。


毎日昔の先代を思い出しては、当時は気づけなかったその思いやりを激しい後悔とともに噛みしめていました後悔で一杯の鳩子です


ある時、そんな鳩子を心配したバーバラ婦人が明るく声をかけてきます。ポッポちゃん、ちょっと助けてほしいんだけど。


ようやく外に出てきた鳩子に洋服のボタンを留めてほしいと頼んだ婦人は、カシ子にもよく手伝ってもらったと言って、カシ子の仏壇に手を合わせました。


バーバラ婦人が明かしたところによると、婦人とカシ子はとても仲が良かったのだそうです。鳩子は、明るくて人好きのする婦人が不愛想な先代と交流があったことが信じられない様子でしたが、バーバラ婦人なら、どんなに頑なな人の心にも温かい春の日差しのように入り込んでくること請け合いですよねバーバラ婦人がまた素敵なんだ( *´艸`)


カシ子が亡くなる3日前にも、バーバラ婦人は病院にカシ子を見舞ったそうです。そこでカシ子は、もう鳩子に会うのは諦めたけれど、もし自分が死んだ後に鳩子が鎌倉に戻ってきたら、温かく迎え入れてほしいと頼んだそうです。


バーバラ婦人が、カシ子の鳩子への思いを必ず鳩子に伝えるというと、それは鳩子の重荷になるから決して言わないでほしいと約束させられたのだとか。


あの子には私のことなど忘れて自由に生きてほしい。それに最近はあの子がすぐそばにいるような気がする。あの子が側にいると思うと、不安や痛みがすーっと消えていくのよカシ子の最期が穏やかだったことを切に祈ります


そう言って浮かんだカシ子の笑顔は間違いなく心からのものでした


バーバラ婦人はその時のカシ子を振り返りながら、

「カシ子は心の中の鳩子に寄り添われて亡くなった」

と言い切ります。だからひとりで逝ったのではない、と


カシ子が死の淵にいても自分を感じていてくれたというバーバラ婦人の言葉に鳩子はようやく救われました。幻の中の私は優しい言葉の一つも掛けられたのだろうか


その後はバーバラ婦人の提案で、婦人の家で花見をすることになりました


その主役たる桜が美しく咲き誇る傍ら、昨年の梅雨時に咲いたであろう紫陽花が枯れても尚その姿を保ち続けているのを前にしたバーバラ婦人は

紫陽花は枯れた姿も清々しくて美しい

と褒め称えます花柄を切らずに残しておくというのもまた粋でござるね


親しい人を呼んで開かれた花見の席では、男爵とパンティーの婚約と、白川の新しい仕事が発表されました。パンティーは七福神めぐりの後再アタックに成功し、白川は「TAMANORI(タマノリ)荘」という観光客向けのゲストハウスを始めるのだそうです


そして守景は長野に行くのを取りやめました。どうやら鳩子がこの少し前、ワインを飲んで守景に絡んだことが彼に勇気を与えたようです


私は大丈夫じゃない。でもどうぞお構いなく~あなたは長野に行っちゃってください。私は全然大丈夫です


先代の意地っ張りとは違って鳩子のそれは大人の守景にはスケスケで

「行かないでほしい素直じゃないのはカシ子譲りvv

の本心が丸見えだったようですね


ここにいるのが僕にも陽菜にも大切なことのように思えます。だからこれからもよろしくお願いします


守景の言葉を聞いて久しぶりに浮かんだ鳩子の笑顔に、一同心からホッとしていたに違いありません


その後鳩子は、陽菜のサッカー大会の帰り道に通りかかった高台のお寺に、幼い頃よくカシ子に背負われて来ていたことを思い出しました。それまで陽菜を背負っていた守景が、その陽菜が起きだして歩くと言ったため、今度は鳩子を背負うと言い出します。


そうしたら何か思い出すかもしれない


そう言って鳩子をおんぶした守景は、自分もまた妻が亡くなってから後悔ばかりだったと打ち明けました。


後悔しないなんてありえない。ああしてやりたかった、あんなときにあんなことを言わなければ良かった、と思ってばかりいた。でもある時、陽菜に気づかされた。なくしたものを追い求めるより、今掌にある残っている物を大事にすればいいのだと


守景は鳩子にこれからもそばにいてほしいと告げました。


鳩子は本当に心の温かい人とめぐり合えましたよね。カシ子もどんなにか喜んでいることでしょう


そして鳩子は、天国にいるカシ子に手紙を書くことにします。道具は、カシ子にもらった万年筆と、カシ子が気に入っていた便箋と封筒を選びました。


おばあちゃんへ


そう書きはじめられたその手紙には、鳩子の素直な気持ちが綴られていました


鳩子はカシ子に嫌われていると思い込んでいたけれど、そのカシ子もまた同じように鳩子に嫌われることを怖れていたに違いないとようやく気づいたこと。完全無欠な人間のように思えたけれどそうではなかった、カシ子もまた悩み多き頼りない女性であったこと。未熟な鳩子にはそれが分からなかったこと。


たったひとりで逝かせたことを後悔している。ごめんなさい。


バーバラ婦人に教わった「枯れた紫陽花の美しさ」が、鳩子に人生には無駄なことなどひとつもないことを教えてくれたこと。過去にいがみ合ったことさえ、決して無駄ではなかったこと


幼い頃、私を背負って美しい景色を見せてくれてありがとう。


文字とは人生そのものだと教えてくれたカシ子に、鳩子は今持てるすべてをぶつけた「文字」(鳩子自身)を捧げました


あなたのいないこの世界で、私は今、あなたのおかげで優しい人々に囲まれて幸せに暮らしている。だからあなたも天国でどうか幸せに暮らしてください。


そう締めくくられた手紙の追伸に、鳩子もカシ子と同じ代書屋になったと添えられていましたツバキ文具店をシリーズ化することはできんのだろうか


単に手紙を代筆するのではなく、依頼人の心に寄り添って気持ちを代弁する代書屋という仕事に対する鳩子の覚悟と誇りがこの一文から伺えました。カシ子もきっとそんな鳩子を誇らしく思っているに違いありません。


あ~本当に素晴らしいドラマでした。あらゆるシーンを大切に心に留めおいて、事あるごとに取り出して味わいたい気分で一杯です多部未華子さんと倍賞美津子さんというキャスティングがまた特に素晴らしかった♪


また最後になりましたが、家庭の事情でなかなか感想を書けなかったにもかかわらず、毎回足を運んでくださった皆様には厚く御礼申し上げます。いつかまたこのように素敵なドラマをご一緒できますよう願っております




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ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~あらすじと感想 第7話 話せなかった思い

小川糸さん原作の【ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~】、第7話は「話せなかった思い」です。


これまた何とも切なかったし、世間的にはカシ子への同情が集まるところだと思うんですが、おばさん個人としては「人生の帳尻」ってものは、それまでの自分の行いによって(時に冷酷なほどに)キッチリ合わされるものなのだと痛感させられましたツバキ文具店のあらすじ行きますよ~(^^)/。以下ネタバレのあらすじ感想です


今回の依頼人は「匿名さん」です。これはその女性(平山さとみ)が名を名乗らなかったため、鳩子がそう勝手に名付けたようです。


彼女が名乗ら(れ?)なかったのも無理はありません。この匿名さんの依頼は「絶縁状」だったのです。匿名さんは実の姉妹のように仲の良かった「元妹」との縁をバッサリぶった切ってほしいのだと詰め寄りました。


元妹は陰で私を悪く言っていた。それを知った以上元通りに接することはできない


鳩子は、それほど仲の良かった=縁のあった人間とのその縁を容赦なく、しかも他人の自分が切ってよいものなのかひどく悩みました。悩みに悩んだ末、一旦は依頼を断ろうとしましたが、再度匿名さんの話を聞いて、やはり引き受けることにします。匿名さんは「元妹」を嫌いだというその裏で、実は誰よりも彼女の幸せを願っていることに気づいたからです。


好きでもない「元姉」に気を遣い、自分を殺している「元妹」が幸せのはずがない。ここはいっそ縁を切って新たな一歩を踏み出し、どうか幸せになってほしい


彼女の裏腹な思いを言葉にするため、鳩子は「鏡文字」を使うことにしました。これは鏡に映して反転した文字を鏡を見ながらその通りに書くのだそうです。紙は羊皮紙を選び、インクは虫こぶインク、ペンは羽ペンを使いました。


こうして徹底的に用具にこだわった「絶縁状」は、それが絶縁状とは思えぬほど愛情に満ちた優しい優しい手紙でした優しい絶縁状でした。これまでの感謝と愛情が率直に綴られたその手紙はむしろラブレターと呼んだ方がふさわしいかもしれません


どうか自分にだけは嘘をつかず、正直に生きてほしいと締めくくられたその手紙を読んだ匿名さんは、鳩子が自分よりも自分の気持ちを雄弁に語ってくれたことに驚き、頼んでよかったと感謝しました


一方でその鳩子もまた、自分の中でもやもやする感情に苛まれていました。というのも、この依頼を受けてまもなく例のミスターXが店にやってきて、カシ子が書いた手紙を置いていったからです。ミスターXの母、静子はイタリアに住む日本人で、カシ子のペンフレンドだったのだとか。


カシ子からの手紙には鳩子のことばかり書いてあったそうです。カシ子の死を知った静子は、カシ子からの手紙を是非鳩子に届けてほしいと息子を日本に送ったのだそう


時はちょうど手紙供養の時期だったこともあり、鳩子は匿名さんの依頼と手紙供養を終えてから、カシ子の手紙を読もうと決めました。


そしてついにその時がやってきます。手紙供養の日は、あの後間もなく亡くなったという白川の母千代の手紙や、バーバラ婦人の幼くして亡くなった娘の髪の毛なども持ち込まれました。その子は部屋に飾ってあったあの絵を描いた男性との間に生まれた子どもだそうです。


いつかは踏ん切りをつけないと前へ進めないから


鳩子もようやくカシ子の手紙の束を読み始めました鳩子の幼い頃から続いたご縁です


静子への手紙の中のカシ子は、鳩子のまったく知らないカシ子だったそうです。普段は嫌っていた横文字や略文字、くだけた言葉をふんだんに使った、実に明るいその手紙には鳩子への愛情がそこかしこにあふれていました。直接鳩子に言えない優しい言葉が、そのはけ口を求めてそこに流れだしたかのようにも思えました頑固なカシ子が悲しかった


またカシ子はそこで、やはり鳩子に言えなかった「真実」も明かしていました:


ツバキ文具店は決して代々続いた代書屋などではなく、カシ子が始めた文具店だったこと、鳩子の母は鳩子を引き取ろうとしたのに、一人になるのが嫌だったカシ子がそれを止めて鳩子を手元に置いたこと、厳しくするのが鳩子のためだと思っていたがそうではないことに気づいたけれど、今さら自分を変えることができなかったこと


カシ子は最期、病気で亡くなったのだそうですが、静子への最後の手紙はカシ子が無理を言って一時退院の上書いたものだそうです。今からでも鳩子に謝りたいけれど、どこにいるかさえ教えてもらえない。それでも体さえ丈夫なら日本中捜し回りたいけれど


人生は本当にままならないもの。私は何一つなしえなかった。人生なんてあっという間。


愛情と後悔に溢れたその手紙を読んだ鳩子は涙を止めることができませんでした。カシ子の自分への紛れもない愛情を感じ取ったからです。


鳩子は、それに気づかずにカシ子をひとりで逝かせてしまったことをひどく後悔していたようですが、でもそれは仕方ないことだと思います


厳しいことを言うようですが、いくら血がつながっているとはいえ、自分ではない人間の感情をすべて理解することなど不可能なのです。だからもし相手を愛しているのなら、やっぱりそれは言葉にしないと伝わらない。相手が子供なら尚更でしょう。


だから、鳩子がカシ子の気持ちを理解できなかったのは鳩子のせいではありませんよ。カシ子が悲しいほどに不器用な人間だったことは、鳩子がもう少し大人になってからでないと気づけなかったでしょうからね。


カシ子がその最期を前に、手紙とは言え自分を理解してくれる優しい静子と言葉を交わせたのも、愛しい孫が遠く離れてしまったのも、カシ子が気遣った人々が心からその死を悲しんだのも、すべては因果応報~良きにつけ悪しきにつけ、カシ子のしてきたことへの報いだったのではないでしょうか。


鳩子が近くにいたらそう言ってあげたかったし、きっとカシ子もそう思っていたに違いありません。悪いのは私、あんたじゃないよ、そんなに自分を責めなさんな一緒にイタリアに行きたかったね、って。


ショックを受けた鳩子のもとにまたしてもショッキングな知らせが舞い込んできました。鳩子の「愛する人」=守景と陽菜が店をたたんで故郷に戻るそうなのです。


カシ子はきっと、私と同じ過ちを犯すんじゃないよ、あの世でそう言っているに違いありませんね。


それ以外では、やはり男爵が龍崎彦馬だったことが明らかになりました。ちなみにパンティーは以前から龍崎のファンだったそうです。それもかなりのご縁ですね


さ~ていよいよ次週は最終回です。今から放送日が待ち遠しいですが、同時に終わってしまうのが寂しいような気もしています。できることならずっと続けて見ていたいです




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ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~あらすじと感想 第6話 愛するチーちゃんへ

小川糸さん原作の【ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~】、第6話は「愛するチーちゃんへ」です。以下ネタバレのあらすじですツバキ文具店のあらすじ行きますよ~(^^)/


今回の依頼人は白川でした。白川はついに認知症の母、千代を介護施設に入れる決意をしたのですが、千代が父からの手紙を気にして落ち着かないため、鳩子にその手紙を書いてもらおうと思い立ったのだそうです。


鳩子は、いつものように、千代とその夫について話を聞くことにしました。千代の夫は貿易商をしていたそうで、地球を「タマ」に見立てた彼はその人生を「タマノリ人生」と呼んでいたのだとか。


海外にいる時はいつも千代に送ってきたというその手紙の束に驚く鳩子。仲の良いご夫婦だったのですね。


その手紙は決まって「愛するチーちゃんへ」「愛しのチーちゃんへ」で始まり、「世界で一番チーちゃんを愛しているボクよりで締めくくられていたそうです。


鳩子がもう少し詳しい話を聞くために千代と直接話がしたいというと、白川は千代をツバキ文具店に連れてきました。千代は鳩子をカシ子だと思い込み、幼い白川がカシ子に書道を習っていたことへの礼を言い始めます。鳩子は話を合わせたものの、自分がカシ子に間違えられたことが不思議でした。ちっとも似ていないのに


千代が眠ってしまった後、そう口にした鳩子に白川は笑顔を浮かべ、鳩子はカシ子の若い頃に雰囲気がよく似ている、カシ子は厳しかったけれどとても優しかった、と教えてくれました。もちろん鳩子は不満げです。


鳩子は、先代は優しいタイプではなかった、と言いながら、魚福の女将さんからもらった酒粕で作った甘酒を白川に差し出しました。すると白川はいかにも感慨深そうに、先代がいなかったら自分と母はもうこの世にいなかった、と打ち明けます。


千代が認知症になり始めた頃、白川は以前勤めていた商社で大きな契約に失敗したこともあり、母の世話を妻に押し付けてしまったそうです。それが元で妻は去っていき、白川はひとりで千代の介護をするはめになりました。追いつめられた白川は母を連れて心中しようとしたのだそうです。


車に練炭を積んで、いざことに及ぼうとしたその時、白川はふと、カシ子に電話をかけたのだそうですカシ子は白川親子の命の恩人!。自分には何でもできると思っていた、本当に傲慢な人間だった


カシ子は白川の様子がおかしいことに気づき、急いで駆けつけてきてくれたそうです。私が行くまで一歩も動くんじゃないよ!


息せき切って走ってきたカシ子の手には作ったばかりの甘酒が握られていたそうです。飲んで、まだ温かいから。飲みなさい!!


強い口調でそう言われて睨みつけられた白川は言われるままにポットから甘酒をついでごくごくと飲み干しました。ホッと一息ついた白川に、カシ子は手にしていたショールをかけて、こう言ったそうです


忘れるんじゃないよ。人間と人間、頼ったり頼られたりするのは当たり前のことなんだ。よく頑張ったね。


その後白川はカシ子に施設を探してもらったり、介護の愚痴を聞いてもらったりと何かと力になってもらったそうです


じっと話を聞いていた鳩子は、先代ならどんな手紙を書いただろうかとつぶやき、千代が安心して夫の帰りを待てるような手紙を書くと約束しました。


そうは言ったものの、なかなか良い考えが浮かびません。すっかり煮詰まった鳩子を、バーバラ婦人が七福神めぐりに誘いました。男爵とパンティーも同行するそうです。


煮詰まったお鍋を煮続けても焦げ付くだけ。深呼吸をしたら、書かなくっちゃ、が、書きたい、に変わるんじゃない?


最初は断った鳩子もこう言われては行かないわけにはいきませんね。


パンティーが用意してきたしおりに従ってお参りをした一行が最後に到着したらしい妙興寺(?)は少し高台にあるのでしょうか。風のざわめきとどこからともなく聞こえてくるお経が鳩子に得も言われぬ不思議な感覚をもたらします映像も少しスローモーション。鳩子がそこでふと目に留まった望遠鏡をのぞき込むと、見知らぬ人々の「人生」が目に飛び込んできました。


いろんな人たちがぶつかって、寄り添って、心を通わせながら日々を生きている


感慨に浸っていた鳩子を男爵が現実に引き戻しました。どうやらせっかく用意した「鎌倉一旨いいなりずし」を文具店に忘れてきてしまったようです。


一行はツバキ文具店に戻ってお昼を頂くことにしました。そこでの話題は男爵の私生活についてで、パンティーはここぞとばかりに、男爵の再婚についての考えを聞き出します。


夫婦どちらかが先に逝く時は、相手が元気で長生きするように、先に逝くものは自分の命を託していくんだ。残されたものは笑いながら生きていく責任がある。


バーバラ婦人も大きく頷きながらこう続けました。愛する人が先に亡くなったとしても、またいつか会える。魂は永遠に寄り添い続けるわ。


鳩子の脳裏に高台で見た老夫婦の姿が蘇りました。あの、今、手紙書いてもいいですか?居ても立っても居られない!


バーバラ婦人がこれを「産気づいた」と表現したのがまた実に上手かったですね~。鳩子がこれを出産の経験がないからと「便秘解消」に言い換えたのには大笑いです


道具も選ばず一気に書き上げた鳩子の姿は迫力満点で、亡きカシ子によく似ていたそうです。


その後鳩子は書き上げた手紙を押し花で飾りました。天国からの手紙に見立てるためと「ずっと枯れることのない思い」を託すためだそうです。押し花が剥がれぬよう、手紙は「蝋引き」にしました。


「愛するチーちゃんへ」で始まったその手紙には、白川(父)がいつも千代を見ていること、今やタマノリ人生を卒業し、とても美しい場所にいると書くことで暗に亡くなっているという事実にも触れ、いつかまた会える日まで笑顔で元気でいてほしいと綴ってありました。


鳩子から手紙を見せられた白川は涙を止めることができません。


押し花がちりばめられた手紙をまるで「宝石箱」のようだと評しながら、この花はまだ生きているよね、と問う白川の感覚がまた素敵ですよね。感受性の強い鳩子はすぐにこれを肯定し、地面から切り離されてもこの花は生きている、と答えました。


おやじと同じだ。死ぬっていうことは永遠に生きることなのかもしれないね。


この「天国からの手紙」を千代がどれほど喜んだかは言うまでもありません。


一方では、バーバラ婦人にも思い入れの深い恋人がいたようです。部屋に飾ってあった若き日のバーバラ婦人の絵は、描き手の愛情を示すかのごとくそれはそれは生き生きとして美しかった。ま、ここは言わずもがな~あんなに素敵な人に深く愛した相手がいないはずはありませんけど。


それ以外では、守景の妻は病死ではなく、何者かに殺されたらしいことが判明しました。前回陽菜が「スーパー」という言葉に怯えていたのもそのためなのでしょうね、きっと。またミスターXもようやく次回、その正体を明かすようです。


白川の話からも伺えたように、そろそろ先代=カシ子の優しさも明らかにされるようですねツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~は続きを見るのが楽しみですツバキ文具店が面白い(^^)/




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ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~あらすじと感想 第5話 母へ贈る文字

小川糸さん原作の【ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~】、第5話は「母へ贈る文字」です。これまた大いに納得したエピソードでした。手書きの手紙はその文章もさることながら、やはり「文字」も訴えるところが大きいですものね。このドラマを見ていると、久しぶりに手書きで手紙を書きたくなりますツバキ文具店のあらすじ行きますよ~(^^)/


以下、ネタバレのあらすじです


今回の依頼人は客室乗務員の笹原花蓮(芦名星)という女性でした。鎌倉には姑が済んでいるそうで、その姑にバースデーカードを送りたいと思うのだけれど、自分は文字が下手なので、代書を頼みたいというのです。


ここで花蓮が「汚文字(おもじ)」という言葉を使ったのがまた実に印象深かった。汚文字という文字やその響きは「汚物」を連想させてしまい、より一層侮蔑的な響きを感じたからです


魚福のご主人ばかりか、あの男爵までもが見惚れてしまうほどの美貌を持つ花蓮にこの言葉を投げつけたのは、何を隠そう、その姑の知里(阿知波悟美)だったそうです。知里はこうも続けたそうです。


文字が汚い人は心も汚い


知里は花蓮に通信教育を受けるよう手配したそうですが、その行為もやはりどこか意地悪に思えてなりません。花蓮の両親は花蓮が2歳の時に離婚したそうで、父に引き取られた花蓮はよく周囲から、母親がいないから躾がなっていない、だから文字も汚いと揶揄されたそうです。


それを聞いた鳩子は大いに憤慨していました。そんなことはゼッタイにありません!


鳩子もまた幼い頃母に捨てられたからです。


でも花蓮はそんな知里とも仲良くしたいと心の底から思っているそうです。母がいなかった花蓮にとって結婚してようやくできた「憧れの母」は、料理が上手で理想の母だったのだそうです。私は義母の肉じゃがに胃袋を捕まれました


花蓮が用意したプレゼントは、知里が好きな作家の皿と、還暦を祝う意味での60本の赤いバラだそうです。しかも花蓮は、カードを書く紙までベルギーで見つけてきたそうです。それは100年以上も前に作られたものだそう~こんなに優しい嫁はそういませんよね


鳩子がこの話をバーバラ婦人に聞かせると、婦人は鳩子は母に会いたくないのかと尋ねました。鳩子は、もう母に煩わされたくないと答えましたが、それこそがまだ大いにこだわっている証拠だと思い知らされてしまいます。


自分の心を隠していいのは恋の駆け引きの時だけよ。傷つくのを怖れて本当の心に蓋をしていたら、いつか心は枯れてしまう。


その後鳩子は何とかして知里と花蓮を仲良くできないものかと頭を悩ませました。ここで「嫁姑問題」には最も縁遠そうな男爵が助言してくれたのがまた面白かったですね。姑も昔は嫁だったのだから、嫁の気持ちは一番よく分かるはずだ


そこで鳩子は今回「文字」にこだわることにしました。自分の文字が汚いのを気にして、懸命に努力をしている花蓮。その心を伝えるには花蓮らしい文字を書くことが大切だ。


カードには、花蓮が知里の「おふくろの味」が大好きであること、義父と仲の良い姿が自分達夫婦の理想であること、などが、いかにも素朴な文字で綴られました


それを見た花蓮は大いに喜び、いつかこんな文字が書けるようになりたいと目を輝かせます花蓮は可憐な嫁だなあ(;´∀`)


が、贈られたカードを見た知里は、それが花蓮の書いたものではないことをすぐに見破り、花蓮を問い詰めたそうです。花蓮が正直に代書を頼んだことを打ち明けると、知里は早速ツバキ文具店に乗り込んできました


花蓮から連絡を受けた鳩子は、なんとか花蓮を庇おうと身構えたようですが、意外にも知里は怒りに来たのではなかったようです。知里は、自分がいかに花蓮に対して意地悪だったか、カードを見てつくづく思い知ったのだとか


この文字を見ていてつくづく分かったわ。これが本当の花蓮さんなんだって


それでもなかなか素直になれないと正直に告白した知里に、鳩子は花蓮が羨ましいと自らの境遇を語りました。自分はずっと自分を捨てた母を否定してきたけれど、心の中では追い求めている。自分も花蓮のように素直になりたい。


お願いします。花蓮さんのお母さんになってください。


そこへ花蓮がやってくると、知里はようやく素直に花蓮を認めました。あなたはもう手紙を書かなくていいわ。雨宮さんが書いた文字があなたの文字だから。心が汚いなどと言って本当にごめんなさい。


さすがh花蓮が慕うだけのことはありますね。花蓮には子供もできたらしく、今後は嫁姑の枠を超えた仲良し母娘になれること請け合いですね


また今回は、鳩子を探しているらしい「怪しい外国人」も現れたそうです。皆から「ミスターX」と指名手配(笑)されたこの男性はいったい何者なのでしょうか?ミステリー好きとしては、鳩子の母に関係があると見ましたが?


ずっと再放送を録画していたいので、手元には今6話が残るのみとなっています。「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」は続きを見るのが楽しみです




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ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~あらすじと感想 第4話 最後のラブレター

小川糸さん原作の【ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~】、第4話は「最後のラブレター」です。


今週の金曜日には最終回を迎えるそうですが、このドラマはサッサと見ちゃうのがもったいなくて、ついつい後回しになってしまいました。夕べようやくこの4話を見ることができて、ああやっぱりじっくり見て正解だったと今も感動をかみしめているところです


というわけで、大変マイペースではありまするが、今回は4話のみのあらすじをまとめさせていただきました。とはいえ、今のところ今後の予定もおぼつかない状態なため、最後までキッチリ語れるかは保証の限りではないのですけど


今回の依頼人は園田薫(川口覚)という男性でした。今は別の女性と結婚して子供もいるという園田には、昔結婚を考えた「桜」という恋人がいたのだそうです。桜も今では「佐倉」という男性に嫁いでいるそうですが(さくらさくら)、園田は今になって桜に手紙を出したいと考えたのだとか。


その大きな理由は園田が病を患ったこと。大した病気ではないものの、入院を間近に控えてこれまでの人生を振り返りたくなったのだそうです。


名前同様、桜の花が大好きだったという桜とは、よく桜並木をともに歩いた思い出もあるそうです。鳩子は園田に連れられてその桜並木も見に行きました。


そこで園田は、愛する妻や子供とは違う意味で桜も大切な人なのだと語ります。だからと言って今さら会うつもりはないし、向こうが会いたいと言ってきても会うつもりもない。心のどこかで家族にすまないと思ってしまいそうだから。


鳩子に代書を頼んだのは、自分ではどう書けばよいかわからないという気持ちの他に、桜の家族に相手が男性だと知られぬよう女文字で書いてほしいからでもあったのだとか。その上で、桜の心にも余計な波風は立てたくない。あくまでもさりげなく相手の幸せを願う「普通の手紙」にしたいのだそう。


またふたりは、園田が桜に告白したという神社も訪れました。桜はことあるごとにその神社に参っていたそうで、園田はそのおかげか、いつも桜を身近に感じていたそうです。


鳩子はふたりの絆の強さに思いを馳せ、自分にとってはそれが先代のカシ子であると感じましたツバキ文具店が大好き♪


カシ子は料理でも決して手抜きをせず、丁寧に和食を作っては食卓に並べていたそうです。鳩子がたまには味の濃いこってりしたものが食べたいというと、カシ子はそんなものを食べていたら、年を取ってから体に現れると取り合わなかったそう。案の定、鳩子はひとり暮らしの際、胃を痛めたことがあったのだとか。


そう言えばカシ子の家には春夏秋冬に食べるべきものを記した紙が貼ってありましたっけ


姿は見えなくてもご先代は近くにいますよ、きっと園田がそう言った訳が後に判明します


園田はそう言って、手紙はすべて鳩子に任せると言ってくれました。あなたなら私の気持ちをきっと代弁してくれるはずだから


鳩子は熟慮の末、手紙を書く道具にガラスペンを選びました。便箋は表面が滑らかなベルギー製のクリームレイドペーパー。文章ははがきサイズ一枚にまとめ、あくまでも桜の重荷にならぬよう、家族に余計な心配を与えぬよう、さりげない封筒を選びました。インクは、ふたりの「思い出」を象徴するセピア色が真っ先に浮かんだそうです。


あとは園田になりきって桜の幸せを願いながら、言葉をしたためればいい


机に向かった鳩子にはまたしてもカシ子が重なります。もしかしたらあれはカシ子というより、代々続いた代書屋のご先祖様なのかもしれませんね。


書きあがった手紙は、まさに園田の望んだ如く、実に普通の手紙でした。あくまでもさりげなく、それでいて情がにじみ出ている~久しぶりの友に出すなら、あんな手紙を書きたいものだとつくづく感心させられました鳩子がまた実に可愛い


その後鳩子のもとに園田からかなり多めの代金が届けられます。鳩子が慌てて園田に電話すると、出たのは園田の妻だそうで、園田が亡くなった旨が鳩子に伝えられました。園田の病は命に関わる重篤なものであり、園田もそれを承知の上での依頼だったのです。


鳩子は即座に桜にそれを伝えねばならぬと思い、桜の家を訪ねますが、そこにいたのは、幼い子供と優しそうな夫に囲まれて今また新たな命を宿しているらしい実に幸せそうな桜でした。


毎日笑っていますか?


桜は鳩子がそう始めた手紙そのものだったのです。


鳩子はひどく後悔し、すぐに舞い戻ってきました。私はとんでもない過ちを犯すところだった!


家で落ち込んでいた鳩子を慰めてくれたのはバーバラ婦人です。婦人は、心の中で「キラキラ」と何度も唱えると、心に星が瞬いて、いつのまにか幸せな気分になると魔法のおまじないを教えてくれました。辛いことも悲しいことも皆、星の輝きに紛れてしまう


また鳩子は今回ご近所さんから年賀状の宛名書きも頼まれました。これはカシ子がいつも引き受けていた仕事だそうで、鳩子は喜んで引き受けたものの、数が多いのでやはりかなり疲れたようです。


痛む腕をさすりながら鳩子が思い出したのは、いつも背筋をピンと伸ばしていたカシ子が背中を丸めていた姿でした。どんなことにも動じなかった先代にも、背中を丸めたくなるような辛い日があったのだろうか。


そこで鳩子がふと思い立ったように「はーたん」こと陽菜への手紙の返事を書いたのがまた素敵でしたね。守景親子と一層仲良くなった鳩子は3人で他の店のカレーを「偵察」に行ったのですが、その際陽菜が鳩子にこう尋ねたのです。


大人は辛いのも酸っぱいのも平気なの?


鳩子はこれを「宿題」として預かり、ようやくその答えを導き出しました。


大人も苦かったりすっぱかったりします。ちょっとだけ「慣れた」だけです。


一方、前回男爵に一目惚れをしたパンティーは、早速男爵に猛アタックを始めましたが、その気はないと断られるとあっさり身を引くと言い出しました。私、こう見えて打たれ弱いの。


バーバラ婦人はそんなパンティーも励ましていましたね。大丈夫よ、だって今日はこんなに月がきれいなのだから


また白川は相変わらず認知症の母親の世話に奔走していました。魚福の女将さんもようやくこれに気づいたようですが、本人が黙っているため、手を差し伸べてよいものやら悩んでいたようです。いっそ白川が助けを求めてくれたら協力のしようもあるのでしょうが。


見ている時もそうだけれど、これを書いているだけでも心がすーっと穏やかになるのが分かります残り4話も大切に見ていきたい♪。こんなドラマは本当に貴重です。続きも大切に見ていきたいです




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ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~あらすじと感想 第3話 けじめの断り状

小川糸さん原作の【ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~】、第3話は「けじめの断り状」です。これがまた何とも言えず良いエピソードでしたね。カシ子の言葉はおばさんもまたしっかりと胸に刻んでおきたいですツバキ文具店のあらすじ行きますよ~(^^)/


以下ネタバレのあらすじですネタバレですのでご注意を♪


今回はなんと鳩子の元カレだという武田聡(松澤傑)がツバキ文具店にやってきました。ふたりは鳩子が専門学校時代に知り合って交際を始めたそうですが、その後武田に転勤の話が持ち上がったことがきっかけで別れることになったそうです。


当時鳩子はバイトをしていたため、武田は「バイトだからすぐに辞められるだろう」と鳩子の意思を確かめもせず、自分についてこいと~たぶんあれはプロポーズだと思うんですが~言ったそうですが、おそらくは一事が万事だったのでしょう、鳩子はそんな武田に嫌気がさしてしまったようです


武田はまったく変わっておらず、いかにも図々しい態度でお茶を飲ませろと要求し、鎌倉にいる著名なエッセイストの龍崎彦馬に仕事を頼むための手紙を代筆してほしいと言ってきました。もちろん鳩子は断ります。


その後、今度はあの「男爵」が鳩子に代書を依頼してきました。昔一緒に馬鹿をやった男が金を貸してくれと手紙を寄こしたのだが、貸したくないから断りの手紙を書いてほしいというのです。


実際鳩子もその手紙を見せてもらったところ、とても横柄で図々しく人に物を頼む態度ではなかったようですが、男爵が断りたいのはあながちその無礼な態度のせいだけではないようです。


それでなくても普段から苦手意識を抱いていた男爵の代筆をするということで、鳩子は近所の皆に男爵について尋ねました。


地主の息子だったことや、若い頃は東京にいて店や株で儲けていたのが、父親が亡くなって30代半ばごろに鎌倉に戻って来たこと。その後は不動産収入や株で生計を立てているらしいけれど、男爵自身が何も言おうとしないため、ハッキリしたことは分らない。妻は10年ぐらい前に亡くなって今はひとりで暮らしていること


そう教えてくれたのはおしゃべりだけど気の良い魚福の女将さん(大島蓉子)ですが、一見ぶっきらぼうに見えるけれど、本当は気持ちの優しい人だと教えてくれたのは白川です。男爵は、誰も引き取り手のいない捨て猫を貰ってくれたのだそう


もしかしたら「男の生き様シリーズ」で人気の龍崎が、この男爵なのかもしれませんね


鳩子はこの時、魚福の女将さんがカシ子を「先代」と呼ぶのを聞いて、自分も祖母ではなくそう呼ぼうと決めました。常にとっつきにくくて厳しいカシ子は、幼い鳩子にとって「祖母」というより「師匠」だったからです。


カシ子は、娘、つまりは鳩子の母が家出をしたために仕方なく鳩子を育てた、鳩子はそう思っていたようです。その証拠に、鳩子の家には母の写真が一枚も無かったのだとか。というより、カシ子が写真はないと言ったそうです。


その厳しい「先代」は鳩子にこう教えていたそうです


生きていると自分の思い通りに行かないことがほとんどだ。そこで悩み続けたりふてくされたりするか、自分から何か行動を起こすか、お前という人間が問われる。どんな時も、今自分が何をすべきか自分の心に聞くこと。


本当にその通りだとつくづく胸に沁みました。この言葉のどこにがないというのか、鳩子がそれを理解するにはもう少し時間がかかりそうです。


でも少なくとも「弟子」としての鳩子はカシ子の心意気をシッカリ受け継いでいたようで、男爵に頼まれた代書も見事に仕上げてみせます


鳩子は、とっつきにくいようでも実は情の濃い男爵は、旧友がいまだに心を入れ替えず、人に無心ばかりしていることに腹を立てていたのだと考えました。鳩子が代筆するにあたり、男爵の醸し出す雰囲気から万年筆と原稿用紙を選んだのも、エッセイストに繋がりそうな気がしますね


金は貸せないけれど、腹が減ったらいつでも食わせてやるから鎌倉に来い~鳩子はその手紙を「呵呵という大声で笑うことを意味する言葉で締めくくったそうです。


その上、その封筒には500円もする「金剛力士像」の切手を貼ったそうです。男爵の確固たる態度を示すにはそれぐらいでちょうどいいと考えたのだとか。また封印には「吾唯足るを知る」(身の丈を知って欲張らない)という言葉を選びました。これまた何とも粋な計らいですね


粋と言えば、男爵はこの仕事を頼む際、、出来上がったら自分に見せなくてよいからその男に直接送れと鳩子に指示し、相手が金を要求しなくなった時、成功報酬で支払うと約束しました。そして期待通り、知人からは、失礼な手紙を出したことを詫びる返事が来たそうです


鳩子は報酬としてうなぎをご馳走になり、そこで白川の言葉があながち嘘でなかったことを悟ります。鳩子が男爵に母のことを尋ねると、男爵は鳩子の母は鳩子を身ごもっていた時とても嬉しそうにしていたと教えてくれました


そんな男爵にパンティーこと帆子が惹かれて(一目惚れ)しまうのも無理からぬことかもしれませんね。それに鳩子もまた陽菜の父親、守景を好きになってしまったようです


ちなみに鳩子は男爵の代筆にヒントを得て武田にも手紙を書いたそうです。武田はやはり横柄そうに見えたけれど、本当はかなり追い込まれているらしいと、親友の戸部佳奈美(田島ゆみか)から聞いたからです。


今後一切の協力は断るが、どうにもならなくなったら鎌倉に来ればお茶ぐらいは飲ませてやる、と


鳩子のお茶はカシ子譲りの入れ方でとても美味しいそうなのです。


これで奮起した武田は何度も自分で手紙を書いてようやく龍崎彦馬から仕事を貰えたそうです。これからはちょくちょく鎌倉に来るから。あ~やっぱり男爵じゃないかしらね


ジャムの瓶の蓋が開かないからと鳩子に頼んできたバーバラ婦人が、鳩子があまりにも蓋が固くて開かないので諦めてお湯につけようとすると、それではちょっと悔しいじゃない?、と言ったシーンも気に入りましたあ~それ分かる分かる


また、認知症の母を抱えてひとりで苦しんでいる白川は、カシ子(仏前)にその苦しい胸のうちを聞いてもらいに来るようです


いつもはつい細かいことが気になってならない性分ですが、たとえ一年中椿が咲いていても、それがこの作品の「シンボル」なのだろうと笑って見過ごすことができるほどこのドラマが気に入っています。(椿は一般的に「冬から春」にかけて咲く花です


ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~は続きを見るのが楽しみですねツバキ文具店がお気に入り♪




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