2018/10
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「anone」のレビュー一覧

anone 最終回 ネタバレと感想 人として大切なことを教えてくれた

毎週楽しみにしていた【anone】もついに夕べが最終回でした。いかにもこのドラマらしく、最後まで白黒をはっきりさせずになんとな~く温かい雰囲気を醸し出していた中、普段は口数の少ない穏やかなハリカが声を荒げたシーンがまたとても印象に残りました。


以下ネタバレのあらすじですanone最終回のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


まず、偽札作りの主犯として逮捕され、マスコミからは「毒婦」と呼ばれた亜乃音は、代理人を買って出た万平がどんなに説得しても決して真相を明かさなかったようです。


でも、ここは明確ではありませんが、19歳だったハリカが22歳になった頃には出所してきたようなので、ハリカに見つかって自首を勧められた中世古がそれに従い、自分が主犯だと自白したのはまず間違いないようです


中世古には、幼くして=今の陽人と同じ年で亡くなった弟がいたのだそうです。どうやら辛い目に遭って亡くなったらしい弟の面影を陽人に重ねていたことは事実らしく、火事のことを気にしていた陽人にそれをきっぱりと否定し、あの火事は自分が出したのだと言い聞かせてくれました。中世古にも人間らしい心が残っていたと知ってホッとしました


その中世古にハリカがこう言っています


いくら辛いことがあったとしても、同じように辛い目に遭った人に辛く当たってよいはずがない。そんなの馬鹿だよっ!!これは現代社会へのメッセージ( `ー´)ノ


現代は特に「ネット」という非常に便利な武器があって、誰に対しても面と向かわずに済むものだから、他人を平気で傷つける人が本当に増えていますよね。昔はせいぜい無言電話か嫌がらせの手紙だったし、それはそれでそれなりの手間がかかっただろうけれど、今はスマホ持つだけで簡単に他人を苛めることができる~本当に無責任で嫌な時代となったものです苛めるなら、面と向かって差しで苛めてみろ!卑怯者めッ!( `ー´)ノ


そのハリカもまた捕まって少年院に入れられたそうです。がその後、ハリカの真意に気づいてくれた彦星から、ハリカの必死な嘘に応えるため、支援を受けることに決めたとの手紙が届いたことで、ハリカも大いに救われたことでしょう


出所間近には、治療が奏功して寛解状態となった彦星が面会にも来てくれました。せっかくの面会なのに、ふたりとも(いつも通りの)たわいもない話に終始したのを見ていたハリカに好意的な看守が、人生は何度でもやり直せるのだと言ってくれたのも嬉しかったな。


そしてるい子と持本はあの後温泉に行って、事件の報道を目にしたようです。持本は、亜乃音一人に罪を着せられないと心配しましたが、るい子はきっぱり自首をしたらあんたと一緒に暮らせないと言い放ち、最後の最後まで持本に寄り添って最期を看取ってくれたようでするい子と出会えてよかったね~舵


亡くなる前日、持本が本当に心地よさそうにしていたのがせめてもの救いでした。このまま治るような気がする。ずっと一緒にいられそうだよあの穏やかな死は神様のプレゼントに違いない


そしてその言葉は、ある意味真実となりました。なんと持本は、るい子の娘のアオバ同様、「幽霊」となってるい子の前に現れたのだそうです。しかも「蝉のパジャマ」を着ているのには大笑いでした。きっとあの時が、持本にとって最高に幸せな時だったに違いありません


持本の死後、るい子はすぐに自首をして、やはり刑務所に入ったそうです。出所後のるい子と亜乃音が「刑務所話」で盛り上がっていた様子も、何とも微笑ましかった。


また玲も、ようやく亜乃音に心を開いてくれたようで、もうじき一緒に暮らすことになりそうでした


その一方で、ハリカはひとり暮らしを始めるそうです。誰かに遠慮をするのではなく、自分の意志で独り暮らしをしてみたくなったのだそう。私には帰る場所=家ができたからハリカには幸せになってほしい♪


最後は、皆で~もちろん持本も含めて~印刷所の屋上で「流れ星」を見ながらのラストとなりました。皆それぞれ愛する人の幸せを願っていただろうことは言うまでも無いことでしょう。


あくまでも淡々と静かなそして温かく優しいドラマでした。日々忙殺されて忘れてしまいがちな人として大切なことを思い出させてもらったことに感謝です



映像や音楽もまたしっとりとして素敵でしたね

anone ネタバレと感想 第9話 急転直下

anone】も今週は9話です。これまでのんびり歩んでいた亀がいきなり猛スピードで走りだした感がありましたね。果たして最後はどうなるのか~何とも気になるところですanoneの最終回が気になって仕方ない( ;∀;)


以下ネタバレのあらすじです。


まずは中世古の使った偽札にはすぐに捜査の手が入りました。せっかく万平が、たとえ中世古に首を絞められようと(皆が止めてくれてほっ)、偽札は世に出回っていないという話を聞いて不問に付すと言ってくれたのに


防犯カメラに映った男の姿をニュースで見た中世古の妻、結季は、すぐにそれが夫だと確信し、娘を実家に預けた後即警察に通報したようです。これに気づいた中世古が何を言っても、結季は効く耳を持たず、家を出て行ってしまいます。


中世古はすぐに証拠隠滅を図りましたが、警察はすぐに中世古のアジトおよび林田印刷所をも嗅ぎ付けてきます。中世古はこれにちょっとだけ先んじて証拠を持ち去りましたが、印刷した偽札の一部が床に落ちていたのを発見され、ひとり残っていた亜乃音が連行されてしまいました日本の警察は優秀でっせ(;´Д`)


亜乃音は中世古に、陽人のことさえ黙っていてくれるなら、罪は自分がすべてかぶると約束します。中世古は、これは自分の犯罪だと主張しましたが、結局はああして逃亡を図ったのですから、このままでは亜乃音だけが悪者になってしまいそうな気配です


一緒に罪を償ってくれそうだったるい子は、ついに、持本の余命が短いことに気づきました。持本がわざと冷たいことを言ってるい子を突き放そうとしたからです。が、鋭いるい子はすぐに持本の嘘を見抜き、一生添い遂げられないのなら、自分が持本を看取ると誓いました


その持本は、最初は中世古とともに逃亡し、偽札作りを続ける覚悟でしたが、このるい子の説得には負けてしまいそうですね


そしてハリカは、ハリカもまた悲しい嘘をつきました


彦星と「デート」の約束をしたハリカは、亜乃音が買ってくれたいかにも少女らしいワンピースとカーディガンに身を包み、彦星が食べたいと言ったブドウパンを土産に病院を訪ねようとしました。が、そこに茉歩が現れて、彦星が治療の援助を断った旨を明かしてしまいます。


茉歩の話を聞いたハリカは、彦星を助けたい一心で、彦星と別れる決意をしました。ハリカにとっては、彦星と付き合うことよりも、彦星の命を救うことの方が大切なのです。


病院を訪れたハリカは、病室には入らずに入り口で彦星に別れを告げました。正直言って重いんだよね。もう連絡はしない。


るい子には持本の嘘を見抜けても、ハリカに再会できる喜びで胸をときめかせていた十代の彦星には、ハリカの気持ちが分かりません。彦星は、精一杯のプライドを保って、ハリカの別れ話に同意しましたハリカが可哀想すぎて泣けた( ;∀;)。もちろん葡萄パンも受け取りません。帰ってくれ!


廊下で泣き崩れていたハリカの横を、男の子が不思議そうに見ながら歩いて行ったのが、きっとせめてもの救いですよね。あの子は多分彦星の弟君ですよね。彦星がハリカの気持ちを汲んで、援助を受けて元気になって、茉歩との結婚ではなく他の形で茉歩の父親に恩返しをしようと考え直してくれたらよいのですが。


ガンの先進医療には本当にお金がかかるのですよ。だから、茉歩の父親のように有り余るほどお金があるなら、個人的な支援に留まらず、是非もっと大きな活動に広げてほしいものです~とは個人的な意見でござるが。


また亜乃音がたとえ犯罪者になっても守ろうとした陽人は、教師から母親あての手紙を預かったことで、過去の「火事」の記憶が鮮明によみがえったようです。僕のせいで隣のおじさんが死んだの?僕が火事(を出)したの?


そう問いかける陽人の不安そうな顔を見て、中世古が良心の痛みを感じることはないのでしょうか


さて来週はいよいよ最終回です。果たして亜乃音は、ハリカは、そしてるい子と持本はこの後どんな人生を歩んでいくのか~中世古は最後まで逃げ切ることができるのか?放送日が待ち遠しいですね

anone ネタバレと感想 第8話 あれで足がついた?

anone】の8話も見ることは見てたんですが、先週は何かと忙しくて語るまでには行きませんでした。もう今さらな感じですが、とりあえずは簡単にネタバレをまとめておきまする


まずは最も気になっていた万平ですが、やはり彼は亜乃音を疑い始めていました。その上亜乃音が、事務所に紙幣に貼ってあるホログラムを落としていったから尚更です


亜乃音さんはなぜそんなものを持っていたのだろうか?


林田印刷所に中世古が出入りしているのを知った万平は、夫亡き後閉鎖していたはずの印刷所が再び稼働し始めたに違いないと推理します。


意を決して印刷所を訪れ、偽札を目にした万平は、亜乃音に自首を勧めました。僕も一緒に行くから。本当に(一緒に)行きたかったのは別のところだけど、仕方ない


亜乃音は何とか見逃してほしいとすがりましたが、中世古は、そんな万平を殺して口を封じようとします!?人殺しはあかんで!( ;∀;)


も~ここは本当にハラハラさせられましたよね。この中世古さえいなければ、殺人など起きそうにない雰囲気のドラマだけど、この中世古に限っては、何をするか分からない


しかもその中世古がATMで両替を試みた偽1万円札が、どうやら戻ってこなかったようなのです。あれほど他のメンバーには足がつかないよう戒めていたのに、自分が無理してそれで足がついたらどないすんねん!でございましたね詰めが甘いんだな(;´Д`)


来週、否、今週はこれで捜査が始まるのでしょうか。いっそこの辺で捕まった方が傷が浅くて済むと思ってしまうのはおばさんだけでございましょうか。


また今回は、玲が亜乃音に初めてその心中を吐露しました。玲は不倫が悪いことなど何もかも承知しながら、それでも誰かを頼りたくて中世古と別れられずにいるのだそうです。でもまだ二人の間に肉体関係はないらしい。


本当の母親なら、この気持ちを分かってくれるはず。理解を示してくれさえすれば、また昔のようにお母さんと呼べそうな気がしたやっぱり本当のお母さんとは違う!


いやいや、この世のどこに、娘に不倫を勧める「本当の母親」がいるでしょうか母親になったくせにそんなことも分からんのか(-_-;)。ハリカですら分かることが、玲に分からぬはずはありません。玲があそこまで甘えていること自体、心の中では亜乃音を求めているに違いありませんね。


一方で、持本の容体が悪化してきているようです。るい子はもうとっくに持本の病を知っているのだと勘違いしていましたが、だから現金を持ち逃げするなんてひどい!と思ったけど、まだ何も知らなかったのですね~


持本が、るい子の自分に対する気持ちを知ってますます偽札作りにのめり込むような気がして心配です


そしてハリカは、いよいよ彦星と生電話をしました。茉歩がハリカを呼び出してふたりの関係を確認したことから、それを知った彦星が茉歩からハリカの電話番号を聞き出したのだそうです。茉歩の父親はかなり裕福らしく、彦星の治療費を払ってくれるとの申し出を彦星はきっぱり断ったそうです。


僕の命を金で買うということか?


確かに金で命を買おうなんて失礼極まりない侮辱だけれど、金さえあれば助かる命なら、何とか助けてあげたいと思うのもまた人情ですよね。ハリカの心中はさぞかし複雑なことでしょう。


楽しんで見てきた「anone」もいよいよ終盤ですね。どうやら全10話の気配ですが、いったいどんな結末になるのでしょうか?今週の放送が待ち遠しいですね

anone ネタバレと感想 第7話 家族

最近はオリンピックとミステリー三昧だったため、この独特なanoneモードanoneのネタバレ感想行きますよ~(^^)/になるまでにはちと時間がかかってしまいました。今回は皆が偽札作りにいそしんで大きな進展はなかったのですが、彼らの心情という点から見ると、いつも通り、否、いつも以上にタップリ見せてくれたと確信してやみません特に亜乃音さんがええわ~♪


以下ネタバレの感想です


冒頭でも触れたように、最初は持本が、次には亜乃音とるい子、そして最終的にはハリカも偽札作りに参加することになりました。


最初からずっと「犯罪」には反対し続けていた亜乃音がそれに手を染めたのは、前回分かったように、血のつながらない娘、玲とその息子陽人のためであり、るい子は、事情は知らないけれどあの亜乃音が決意したのだから余程の理由があるに違いないと、何も聞かずに協力します


が、亜乃音はまだ若いハリカだけは巻き込みたくない、と心に決め、皆にもきつくそう言い渡していたのですが、元々金が必要だったハリカは、持本と中世古がこっそり仕事を進めていたのを知って、積極的に加わってしまいます


どんなに友だちを助けたいからと言って、罪を犯しちゃダメなのよ。あなたはもっと楽しんでいいの。自分のために生きていいのよフツーの高校生らしいことを楽しみなさい


事実を知った亜乃音は厳しくハリカを咎めますが、ハリカは決して譲りません。ハリカは、大切な友達=彦星を救えないなら、生きている甲斐がないと訴えます。もう一度一緒に流れ星を見ると彦星とした約束はそれほど大事なものだから、その約束を守れるなら、一生牢屋に入っても構わないそんなに大切に思えるものはそう多くない


この世に生まれてうん十年、自分のすべてをかけてまで守りたいと思った何かがあっただろうか、ふとそんな風に顧みざるを得ません。以前にも感じたことだけれど、若くしてそう言い切れるハリカは、人生において最も大切なものが何かを知っているハリカは、本当は誰よりも幸せなのではないだろうか、そう思わずにいられません


亜乃音もついにハリカに根負けしてしまいます。この子がそこまで言うのなら、私が全力でこの子を守ろうこれは勘違いじゃないわよね?


ハリカはまだ未成年ですから、もし犯罪が露見しても自分が罪をかぶればいい、亜乃音はそう考えていたのでしょうか。


かつて、玲に注ごうとした愛情をはねつけられて苦しんだろう亜乃音が、ここに来てようやくその愛情を受け止めて、否、文字通り乾いたスポンジのように吸収してくれるハリカに出会えたのも、亜乃音にとっては幸せなことだったに違いありません


このドラマではいつも「食卓」のシーンが登場し、たわいもない会話が展開されています。これが「家族」の象徴なのは言わずもがなでしょうが、つながっているのは「血」だけで、ともに食卓さえ囲まない、もしくはほとんど会話すらない希薄なつながりの肉親(家族)より、毎回食事をともにする時間を心から愛おしんでいる彼らこそ本物の家族だというメッセージが伝わってきます世界中のどんな家族にも負けない( `ー´)ノ


今回はそこにこれまた血のつながらない陽人も加わりました。玲が何と言おうと、陽人はもう亜乃音の家族なのです。一方で、たとえ「仕事」では協力しても、中世古はその場に呼ばれません。以前は花房も来ていたことから、誰よりも愛情深い亜乃音を支えてくれるとしたらこの花房をおいて他にはいないかもしれません。


そして、今回亜乃音はその花房へのお茶代に、誤って偽札を渡してしまったことに気づきました。花房に偽札を使わせるわけにはいかないと、もう心臓をドキドキさせながらその隙を伺い、こっそり財布からこれを抜き取って本物と差し替えます亜乃音の鼓動が伝わってくるようだった( ;∀;)。もちろん花房はこれにしっかり気づいていたようです。何とか花房が彼らの犯罪を未然に防いでくれるとよいのですが


さてその偽札作りでも少しだけ進展が見られました。彼らは手始めに千円札を作り、これが上手くできたかどうかを自販機に入れることで試していたのですが、1枚だけ戻ってこない千円札ができたのだそうです


中世古からは、これはあくまでも試験だから、もし通過しても返却レバーを使うよう言われていたのに、興奮した持本がつい、ボタンを押してしまいます


本来なら、特に亜乃音にとっては偽札など完成しないほうが良いはずなのに、亜乃音も続けざまにボタンを押して、皆にも何か買うよう勧め、それで一緒に乾杯をします。


ここはこの「偽札」「偽の家族」がリンクしているということなんかな。でも、偽札はどんなに言い訳してみても偽物でしかないけど、彼らが今築いている「絆」は決して偽物なんかじゃないのにね


また、こちらは本物の家族のはずの中世古の妻が、偶然、中世古のアジトに来て偽札を目にしてしまいました。夫の秘密を知った結季はどうするつもりでしょうか?


楽しんで見てきた「anone」もいよいよ終盤ですね。来週はどんな展開を見せてくれるのか、次回の放送が楽しみです

anone ネタバレと感想 第6話 中世古が来りて笛を吹く

anone】の6話では中世古の「闇」が明らかになりました。いや~マジで怖かったです。以下早速ネタバレです瑛太さんの怪演がお見事!(^^)/


IT会社の社長を解任された中世古は、弁当屋でレジを打っていた時ある男に出会ったそうです。その男は二度やってきて、二度とも1万円札で千円以下の弁当を一つずつ買い、お釣りをもらって行ったそうです。


型通りの応対をしていた中世古がようやくその不自然さに気づいて男が使った一万円札を調べところ、見た目は本物そっくりでしたが、2枚とも同じ番号だったそうです


それが偽札だと気づいた中世古は、自分も偽札を作ろうと決意し、そのために林田印刷所で働くことにしたのだそうです。でも、素人がそう簡単に作れるものではなかったようです。


そこで中世古は社長の京介の力を借りるために、そのアキレス腱である玲と陽人を利用することにしたらしい


きっかけは、陽人が火事を出したことに中世古が気づいたことのようです。話が飛び飛びなので確実ではありませんが、多分、当時玲が一緒に暮らしていた男~もしかしたら陽人の父親かもしれない~が、その火事で亡くなってしまったそうです。


疑問に思ったことを何でも口にし、賢く好奇心の強い陽人は幼稚園の先生から嫌われて辞めさせられそうになったらしいのですが、陽人はその通知を母に見せたくなくて、ライターで火をつけて燃やしてしまったのだそうです。陽人は玲が京介から渡された亜乃音からの住所の無い手紙をライターで燃やしたのを見ていたのです


火事の原因は明らかにされなかったそうですが、中世古だけはピンと来て、誰にも言わないからと陽人を問い詰めたところ、陽人は「ライターしたけど熱かったからゴミ箱に捨てた」と打ち明けました。陽人は本来左利きだそうなのに、左手は使うなと命じられたために、この時も右手で「ライターした」のだそうです。


この会話を録音した中世古は京介に動画を見せてこう脅したそうです。陽人が事実を知ったら、人を殺した罪を一生背負うことになる。


京介は中世古を口止めする代償として、偽札作りに協力させられてしまったそうです


そして亜乃音もまた、中世古が玲の傘を持っていたことから、玲や中世古にふたりの関係を問い詰めますが、玲は中世古が妻帯者なのはとっくに知っていると言い放ち、中世古は、偽札作りに協力すればすぐにも玲と別れると言ってのけます。つまり、中世古が玲と付き合ったのも、すべては偽札作りのためだったのです


そうなると、幼稚園からの手紙も実は中世古の嘘で、わざと火事を出すように仕向けたのか?などと疑いたくなりますね


また今回は、京介は玲という子連れで亜乃音と再婚したのではなく、玲は京介が亜乃音を裏切り&浮気してできた子どもだということが明らかになりました。あ~だから玲はあんなにひねくれちまったのですね~。亜乃音みたいな良いお母さん、なかなかいないのに


でも亜乃音に対しては冷たい玲も、陽人には優しい母親なのに違いありません。亜乃音も言っていたように、陽人があれだけのびのびと育ったのは、玲がたっぷり愛情を注いだ証にほかなりません。口ではこの子のせいで苦労しているとは言っていたけど、それは意地っ張りのへそ曲がりだからでしょう


案外ハリカも、幼い頃は可愛がられていたのかもしれませんよね。だけど両親が不仲になるにつれ、その犠牲になっただけなのかもしれません。陽人が皆から変わり者扱いされた上に無視されているという話を聞いたハリカが過去の自分と重ねて涙ぐむ姿がまた何とも気の毒でなりませんでした


中世古から真実を聞かされた亜乃音は、京介同様、玲と陽人のためにその脅迫に屈することにしました。最初は猛反対したるい子も、亜乃音が決めたのならどこまでも付き従うと約束します。ハリカはあいかわらず彦星のために大金が必要ですし、舵も、多分自分が生きた証としてでっかいことをやってみたいと思っているらしい


その彦星ですが、今回彼にも救世主?=香澄茉歩(藤井武美)が現れたようでしたね?助けに来たよ、というからには、単なる見舞いではありませんよね


亜乃音やハリカが飛びぬけて純粋なだけに、対極にいる中世古がいかにもどす黒く見えますよね「犯罪者がする目」を見るのが嫌になったと語っていた万平なら、中世古を一目見ただけでそのどす黒さが分かるのでしょうか。のみならず万平なら、図らずも中世古の共犯者となったことでうしろめたさを抱え込んだ亜乃音の目つきにも気づきそうですいっそ気づいて止めて!( ;∀;)


万平はどうやら亜乃音と結婚まで考えているらしく、亜乃音も満更ではないらしいのに


また、前回亜乃音がハリカの前髪を切ってあげてましたよね。多分、美容師以外の他人に髪など切ってもらったことの無かったハリカは、それがどんな出来栄えであろうと気にしない~ただ単純に嬉しかったに違いないのですが、それを今回彦星に言わせるのがまた上手かった


普通の19歳の悩みは前髪がうまくできないとかいうもので、誰かの病気のことで悩んだりはしない。君の前髪のためにも僕は頑張る。あと1年は生きられるらしいから。1年は長いです。


ハリカならずとも何とかしてあげたいと思ってしまいますよね。それに「誰かの病気のことで真剣に悩むことのできるハリカ」は、若いうちから人生の儚さや尊さに触れてより深い人生を生きているとも言えますから、むしろそれはそれで幸せだとおばさんは思います


ドラマとは分かっていてもついハラハラさせられてしまう「anone」は続きを見るのが待ち遠しいです

anone ネタバレと感想 第5話 初鍋

今週の【anone】、第5話でもまたとんでもない展開が待っていました。でも個人的には、以前の「カルテット」同様、それぞれの傷を抱えたまったくの赤の他人同士が集まってひとつのコミュニティ=家族を形成していく様子が、なんともほのぼのとして和めました


以下ネタバレのあらすじですanoneのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


るい子が舵を伴って林田家に謝罪に来ました。警察に自首して償うと言い張るるい子を亜乃音が冷たく押しとどめます。警察で何を話すつもり?私は法律事務所で働いているのよ??


自首するには偽札の話をしなければならなくなる=亜乃音に害が及ぶ、というわけで自首を思いとどまったるい子は、奪われた金は働いて必ず返すと約束しました。これに舵も声を揃えます


とはいえ、今や職がないばかりか住むところすらおぼつかないふたりなのです。いったいどうやって返すつもりなのかと思っていたところに、その法律事務所の所長である花房万平(火野正平)がやってきました。どうやら亜乃音に気があるらしい万平は、亜乃音に自分が釣った魚をご馳走すると約束していたそうなのです


訪問者が「弁護士」だと知ったるい子たちはすっかり焦ってしまい親戚だってことにしよう!、ここはひとつ芝居をして乗り切ろうと画策しました。るい子が亜乃音の妹で、舵はその夫、そしてハリカはその娘ということにしようというのです。


が、その頃、正直者の亜乃音は花房にすっかり事実を打ち明けてしまっていました。そこへハリカが「伯母ちゃん!」と芝居をしながら出てきます。ハリカから事情を聴いた亜乃音が困って、これまた花房に打ち明けると、いかにも穏やかで人のよさそうな花房は、それならそうで、その芝居に騙されてあげようと語ったそうです


あちこちボロだらけのお芝居に気づかぬふりをしてにこやかに振る舞う花房に、いつしか皆が惹きつけられていき、偽装家族のことなどどうでもよくなってしまって話に花が咲いたそうです。これまた花房の人格のたまものですね。さすがは40年もの間、国選弁護人を務めているだけのことはあります


その後結局亜乃音はこのるい子と舵も家に置くことにしました。猫が増えたようなものだからそれがまた実に自然で優しい♪


ハリカは、こうして始まった共同生活についても彦星にチャットで報告しました。その話の流れでハリカはつい、彼の病気や治療のことに触れてしまいます。彦星君はきっとよくなるよ。いつかきっとだから頑張って!


が、彦星はそんな話はしたくないのだと遮りました。自分にとって「いつか」など存在しない。もういつ何が起きてもおかしくない病状だから。最近は「明日」についてなど考えたこともない。「いつか」なんて3億年先の話と同じ


ハリカの何気ない日常の話を聞くことだけが楽しみなのだから、「いつか」の話はしないでほしい


彦星が絶望という壁に囲まれて生きている様子がひしひしと伝わってきて胸が痛くなりました。感受性の強いハリカは尚更でしょう


それでもハリカは何とか彦星の力になろうと、懸命に毎日楽しい話をしたそうです。なかでも特に楽しかったのは「蝉のパジャマ」でしょうか。


舵が~無職で文無しなので~格安のパジャマを買ってきたのですが、それが蝉、しかもかなりリアルな蝉のプリントだったことから、皆から却下されてしまったそうです。捨てるのももったいないということで蝉のパジャマは「雑巾」にされてしまいました。その雑巾は、シッカリ、なべ料理を食べたことがないというハリカの「初鍋」の蓋をつかむのに使われていましたね。みかん鍋の味、聞いてみたかったなあ


ある時その彦星からの返事が途絶えてしまったため、ハリカは急いで病院に駆けつけました。いつもの病室に姿が見えなかったため受付で確認したところ、彦星はなんと急性肺炎を起こしてICUに入っていることが判明します


でも親戚でも家族でもないハリカには何もすることができません。しかもそこには彦星の家族、両親と弟が来ていたそうなのに、

「1年前から予約していたレストランで食事をするために

皆で帰ってしまったそうなのです!? お兄ちゃんの分も美味しいものを食べましょう。(


ハリカはそれでも彼らを責めることができません。だって私も何もしてあげられない。彦星君が苦しんでいたのを知らずに平気で毎日暮らしていたんだもの私もあの人たちと同じ!


それでもハリカは何かしてあげたくて家に戻ることができませんでした。最近ハリカの様子がおかしいことに気づいて心配していた亜乃音には「今日はそっちに行けない」と伝えます。またそっちに行くから


亜乃音はハリカに、ここはもう「そっち」じゃなくて「ハリカの家」なのだと言い含めました。ここはあなたにとって「行く」んじゃなくて「帰る」ところなのよ


ようやくハリカは亜乃音に真実を打ち明けました。亜乃音はすぐにハリカのもとに駆けつけます。


何もできなくてもそこにいるだけでいいのよ。その人のことを「思う」だけでいいの。


個人的に「思う(想う)」という言葉を安易に使うのは好きじゃないのですが、ここは「思う」としか言いようがありません


亜乃音にそう励まされてハリカがどんなに嬉しかったことか。しかも彦星はその後回復していつもの病室に戻ってくることができたのです。その上彦星は、ハリカが店員をしているパン屋へ行く夢を見て「明日」もまた買いに行きたいと思ったのだそう


これを聞いたハリカが大喜びで亜乃音に知らせるために帰ろうとすると、亜乃音はそのすぐ近くに一緒にいてくれたことが明らかになります。亜乃音もまた、特別何をするでもなくただハリカを思って側にいてくれたのです


そんな亜乃音ですから、もちろん玲のこともずっと思っている訳です。血はつながっていなくても、たとえ他人であっても、ちょっと素直になって心を開けばその「やさしさ」は心にすーっと沁み込んでくるはずなのに、どうして玲はあれほど頑ななのでしょうか。自分を捨てて出ていくような母親でも、やっぱり血のつながりが大事なのでしょうか。


血のつながりなど無くても、こうして一晩戻ってこなかったふたりを、舵とるい子は余計なことは何も言わず、ただお帰り、朝ごはんできてるよ、と迎えてくれたんですけどね~。どうやらふたりも亜乃音とハリカを心配して、せっかく作った夕ご飯を食べずに(あるいは軽く済ませて)待っていてくれたようなのに


一方、この世に生きた証を残したいと考えている舵はせっかく立派な印刷機があるのだからと印刷技術を学ぶことにしました。


あくまでも「印刷」を学ぶのであり、偽札技術を学びたかったのではないのですが、亜乃音がそれならと見込んで呼んだ「講師」の中世古は、皆を集めて偽札作りについて話し始めます。中世古は、人の目ではなく「識別機械」を欺く方法を日夜研究していたのだそうです。偽札作りは京介が生きていた頃からともに取り組んでいたそうです


どうやら中世古は昔一世を風靡したIT長者だったみたいですね。それが誰かに騙されて弁当屋で働くことになってしまった。妻の結季(鈴木杏)は今のままで満足だと語っていましたが、中世古はもう一度一花咲かせようと必死のようで、舵や亜乃音たちを巻き込んでの偽札作りを企んでいたようです


(そこに意味を見出しながら)「生きる」んじゃなくて(ただその日1日を)「暮らせ」ばいいのよ


亜乃音の人柄が偲ばれる言葉ですが、その夫の京介はどんな人物だったのでしょうか。亜乃音のような女性と再婚した割には、彼女のような感性は持ち合わせていなかったように思えますが。とはいえ、そう勝手に決めつけることはできませんけど


来週からはいよいよ後半に突入ですね。果たして4人はこれからどんな道を歩んでいくのでしょうか~「anone」は続きを見るのが楽しみですねanoneの続きが楽しみ♪

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