2018/09
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「鳴門秘帖」のレビュー一覧

鳴門秘帖 最終回 あらすじと感想 秘帖の行方

吉川英治さん原作、山本耕史さん主演の時代劇、【鳴門秘帖】もいよいよ最終回でした。これはなんていうか~最近日本ではあまり見ないタイプの時代劇でしたよね。時代に媚びてないというか、ストーリーや登場人物の描き方がかなりリアルで生々しいというか


その中で、主人公の弦之丞だけがちょっとつかみどころがない感じが否めませんでしたが、それもすべては「剣豪として生きるために人としての感情を封じ込めた」からなのかもしれないと最後の最後に思い当りました。山本耕史さん、大好きなので、どうしても「冷酷」なイメージを抱けずにいたのですが、その「人と剣」との狭間で苦悩し続けたのが弦之丞ではなかったのか、と。


と、おばさんの感想はそれぐらいにして、以下最終回のネタバレです


まずは副題通り「鳴門秘帖」の行方から参りましょうか


阿波守こと蜂須賀重喜が手にいれた鳴門秘帖は、旅川周馬に盗まれてしまいました。なんと周馬もまた松平左京之介によって派遣された「公儀の隠密」だったのだそうです。周馬は鳴門秘帖と引き換えに、甲賀宗家頭領の座を約束されたのだそう。


周馬の行動を読んで秘帖を取り戻そうと待ち伏せていた孫兵衛は、それが周馬の夢だと聞いてハッとしました。お前には俺の取り分をやろう。それで好きな女と暮らすがいい


確かに孫兵衛はお綱とのんびり暮らしたいと望んでいましたが、それが自分の夢かと問われると、どうやらそうではないようです。孫兵衛はあくまでも「剣豪」として己の腕を試してみたかったのです


孫兵衛は恋敵の弦之丞こそがその相手だと見定めて、勝負を挑みました。今や孫兵衛にも情が移ったお綱は、必死で孫兵衛を止めようとしますが、孫兵衛は頑として聞き入れません。そして弦之丞もまた孫兵衛の挑戦を受け入れます


あっという間に孫兵衛は倒され、お綱の膝の上で息を引き取りました。お綱、すまない、とは弦之丞の言葉です。


弦之丞を諦めるしかなかったお綱にとって、なんともひどい仕打ちですよね。まあ、暗い過去を持つ孫兵衛とでは、本当の意味でお綱は幸せになれなかったかもしれませんが、ここはやっぱり切なかった


また周馬とは、周馬が通りそうな道筋を予測して待ち伏せします。周馬は、相変わらず卑怯にもお綱に刀を突き付けて逃げのびようとしましたが、そのお綱が周馬の隙をついて短筒を千絵に投げ、千絵が周馬を撃って殺すという結果となりました。この時お綱は初めて「千絵!」と呼び捨てにしています


姉妹の連係プレーにより倒された周馬は余程無念だったのか、七代後まで祟ってやる!と呪いながら絶命しました。それはこっちの台詞ですよね。この周馬の野望のために、これまで甲賀の仲間たちがどれだけ犬死したか分からぬのですから


こうした犠牲のもとようやく鳴門秘帖を手にいれた弦之丞は、改めて高木龍耳軒の屋敷に赴きますが、龍耳軒は蜂須賀重喜に命懸けの進言をするために陰腹を切ってこと切れていました陰腹には弱いんや(;´Д`)


鳴門秘帖なるものはなかったものと心得よ。それこそが我が藩が生き延びる唯一の道!!どうか不忠をお許しくだされ!


最初は龍耳軒の不忠を詰っていた蜂須賀が、頼りの家老を亡くしたことで精神のバランスを崩してしまったらしいのがまた痛ましかった


一部始終を聞いた弦之丞は、お綱や千絵、そして万吉を伴って徳島城に乗り込みました何せご公儀の隠密ですからね( `ー´)ノ。弦之丞は龍耳軒同様、このようなものがあるから無用な争いが起きるのだと言い放ち、龍耳軒の遺志に従って秘帖を燃えさかる火の中に投げ入れます。このようなもの、要らぬ!!


そこへ三位卿の仲間が江戸で処刑されたとの一報が入りました


往生際の悪い三位卿はそれでも一矢報いようと悪あがきをしますが、そこに、なんとなんと森啓之介が現れて、相打ちとなってしまいますこの森啓之介もいかにも昔風なキャラだったわ(-_-;)。啓之介の手にはお米の位牌が握られていて、後にその位牌を見たお綱と弦之丞の目には、亡きお米の姿と声がはっきり浮かんだのだそうです


うちは終生かけて弦之丞さまをお慕い申し上げますのんや。こないなこと誰にもできしまへん


その数日後、弦之丞は京の松平左京之介を訪ね、三位卿との争いのどさくさで鳴門秘帖は燃えてしまったと告げました。左京之介は納得しかねる様子でしたが、無いものは無いのですから致し方ありません。渋々弦之丞の労をねぎらい、また、甲賀余阿弥家の再興も認めてくれました。


が、弦之丞、そして千絵は、二度と江戸には戻らなかったそうです。これまでに失われたあまりにも多くの命を弔うため、ふたりはお遍路詣りを始めたのだそうです。ひとり残されたお綱は万吉の妻の店で働き、弟妹達とともに新たな人生を歩もうとしていました


お綱が最後に、弦之丞と千絵の幸せを祈って見せた笑顔がまぶしかったですね。それはようやくしがらみから解き放たれて、ただ無心に亡き友や愛する人の菩提を弔っている弦之丞と千絵の表情も同様でした


山本耕史君ファンのおばさんとしてはめずらしく、今回は最初から最後までお綱に引っ張られた視聴となりました。この枠にしては長丁場だったのでしょうが、内容が内容なだけにできることならもう少し長い回数で内容&キャラともにじっくり描いてほしかったですね



いつか原作も読んでみたいです

鳴門秘帖 あらすじと感想 第9話 姉妹の契り

吉川英治さん原作、山本耕史さん主演の時代劇、【鳴門秘帖】の第9話は「姉妹の契り」です。いや~正直申し上げてこれまであまり千絵が好きではなかったのですが、今回の千絵は凛々しくてなかなか素敵でござった。あれなら弦之丞ともお似合いですね


以下ネタバレのあらすじです鳴門秘帖のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


囚われの身となっていた弦之丞は、期待通り、阿波徳島藩家老の高木龍耳軒が助けてくれました。高木は鳴門秘帖があるばかりに藩主の蜂須賀重喜が浮足立って政事に集中できない、いっそのこと鳴門秘帖など消えてなくなればよいと思っていたようなのです


弦之丞は、牢の鍵を開けてくれた高木の意図を十二分にくみ取り、高木の眉をちょびっとだけ斬りつけて逃走しました。高木は大げさに額を抑え、不覚であった!逃げられた!!と芝居をします


一方、孫兵衛に連れ去られたお綱は、孫兵衛の実家で目が覚めて、思いもよらぬ昔話を聞かされました。孫兵衛は幼い頃、父親の浮気で精神を病んだ母親が隠れキリシタンとなった上、孫兵衛の額に刀で十字架を刻んだために、故郷にいられなくなってしまったのだそうです。その額の傷があるためにあの頭巾も外せないでいるのだそう。


好きで辻斬りなどしていた訳ではない、そろそろ所帯を持ってここで落ち着いた暮らしがしたい


そう語った孫兵衛にはさすがのお綱も心が揺らいだようですが、孫兵衛が、奪ってきた鳴門秘帖で一攫千金を狙っていることだけは間違っていると思わずにいられません


そこへもうひとりこの鳴門秘帖を狙っている周馬がやってきました。お綱にやられた脚はかなり重症のようで、足を引きずりながらの登場です。鳴門秘帖が入っている箱は、お前たちには開けられない。


何でもその箱は特殊なにかわで貼り付けられた上に甲賀の秘法が施されているのだそうです。


たとえ箱を開けるためでもこれだけは渡せないと孫兵衛が周馬に切りかかった隙に、お綱が箱を持って逃げ出しました


女が逃げるぞ!!


孫兵衛が慌ててお綱を追いかけようとしたその時、千絵が現れましたさすがは甲賀宗家余阿弥の娘(^^)/


姉上様!お助けいたします!!


姉を庇おうと孫兵衛に立ち向かう千絵は実に凛々しくて頼もしかったですね~千絵さま!(^^)/。もちろん万吉も、そして弦之丞もやってきます。もう鬼に金棒です


周馬!私を欺いたこと、生涯許さん!!覚悟しいや!( `ー´)ノ


切り合いの最中、酒が囲炉裏にかかってその火が燃え上がると、孫兵衛は、この家を燃やすわけにはいかないと必死で火を消そうとしました。4人はこの隙にその場を逃げ出します


そのまま4人は世阿弥が息を引き取った洞穴へ行き、世阿弥を埋めて墓を作って弔いました。お綱が、最後に会ったのが自分ですまないというと、千絵は、お綱がいてくれてよかったと答えます。最後に姉上に会えて喜んでいたはず


千絵はいまだに「千絵さま」と呼ぶお綱にどうか千絵と呼んでほしいと言ってお綱に抱き着きました。お綱はどうしても呼び捨てにすることはできませんでしたが、なんとか「千絵さん」と呼んで千絵を抱きしめました


初めて姉のぬくもりを感じた千絵は、昔、世阿弥が千絵に語った話を思い出しますお前には姉がいる。この空の下にお前につながる者がいる、と教えてくれたそうです。今は会えぬが覚えておけ


千絵は、世阿弥はずっとお綱のことを心配していたのだと語りました。姉とは言え、父が芸者に産ませた子だとお綱を蔑んだりせず、こうも素直に慕ってくれる千絵の心根の美しさに、弦之丞は惹かれたのでござりまするね


こうなってはお綱も弦之丞を諦めるしかありません。その代わりに可愛い妹と頼もしい義理の弟ができたと思えば良いことです。


が、そんな4人を再び孫兵衛と周馬が襲い、ついに鳴門秘帖を奪われてしまいました


果たして弦之丞は再びこれを取り戻すことができるのでしょうか?


鳴門秘帖もいよいよ来週が最終回です



いつか原作も読んでみたいです

鳴門秘帖 あらすじと感想 第8話 親子の名のり

吉川英治さん原作、山本耕史さん主演の時代劇、【鳴門秘帖】の第8話は「親子の名のり」です。これがまた何とも切なかったですね~。以下ネタバレのあらすじです鳴門秘帖のあらすじ行きますよ~(^^)/


鳴門の渦に飛び込んだ弦之丞とお綱は、勘助(小倉一郎)という日和佐宿の大工に助けられたようです。勘助は四国屋に大層恩義があるそうで、四国屋の船以外は決して作らない職人なのだそう。その大恩ある四国屋の頼みとあっては、ふたりの世話を快く引き受けてくれたらしいです


勘助は世阿弥が投獄されているらしい剣山へふたりを導きました。麓の村では、もう10年も前から山牢に閉じ込められている者がいると語り継がれていたそうです。竹屋三位卿たち追手を案じ、二手に分かれて様子を見ていた勘助は、案の定、代官所の役人に見咎められて連行されそうになりました。そこを弦之丞が救います


一行は追手の目をくらますために厳しい山道を登っていきました。お綱は何度も足を滑らせ、そのたびに弦之丞が手を差し伸べます


ついにめざす剣山が目の前に現れると、お綱は涙を浮かべてこうつぶやきました。世阿弥様、お綱はここにいます。あなたに会いに来ていますようやくここまでやってきました


ふたりはここで勘助とは別れ、険しい山道を登っていきました。


その夜お綱は、世阿弥に会える感慨を覚えると同時に、もうじきこのふたりきりの時間が終わることに胸を痛めていたようです。そんなことを思っちゃいけない。こんな時間が持てただけでも幸せなのだから千絵さまにお返ししなければ!


弦之丞はそんなお綱をいたわり、先に寝るよう促しました。お綱を世阿弥に会わせ、千絵と姉妹の契りを交わさせるまで、お綱を必ず守ってみせると心に誓っていたようです。


そうしなければ、これまで犠牲になった人々に申し訳が立たない~まことの人でなしとなってしまう


お綱は弦之丞を叱咤し、皆、弦之丞が相手だからこそ命を張ったのだ、と励ましました。あたしだって、弦之丞さまのためならこの命投げ出す覚悟でここまでついてきたんです!


弦之丞を千絵に引き合わせるその日が来るまで頑張る覚悟でいると涙するお綱を慰める弦之丞なのです。そうだな、私が悪い。お前を泣かせるつもりはなかった。お前と一緒に旅ができて本当に良かった


そこへ旅川周馬が放った甲賀の忍びがやってきます。弦之丞はお綱を逃がし、なんとか追っ手を振り切りました。


その頃山牢にいた世阿弥は、懸命に穴を掘って牢から逃げ出しました。なんとしても弦之丞に鳴門秘帖を渡し、死に花を咲かせる、と必死です。


が、ようやく10年前に山の中に隠した鳴門秘帖を掘りだしたところで、三位卿に見つかり、肩を射られてしまいました。とはいえそこは痩せても枯れても甲賀宗家頭領ですから、何とかその場を逃げ出します


その世阿弥が洞窟に隠れていたところに周馬が現れました。周馬は、千絵も連れてきていると嘘をついて世阿弥に取り入ろうとしますが、そこにお綱がやってきて発砲します。が、止めを刺さなかったばかりに、世阿弥は周馬の短剣に倒れてしまいました


せめてもの救いは、最後に親子の名乗りができたことです。どうかわしを父と呼んでくれ!


絶命した世阿弥に取りすがって泣いていたお綱を、今度は孫兵衛が襲いました。孫兵衛は鳴門秘帖とお綱を手に入れ、何食わぬ顔で、世阿弥の亡骸とお綱を助けに来た弦之丞を竹屋三位卿に引き渡します。お綱を人質に取られた弦之丞は、なすすべも無く捕まりました。天堂一角を殺すまでは順調だったのですけれど。


またお米を非業の死にまで追いやった森啓之助は、お米を愛人にしていたことが明るみに出て扶持離れとなってしまったそうです


さて来週は、万吉から真実を聞かされた千絵がついに阿波にやってきて、窮地にいる姉のお綱を救い出して姉妹の名乗りを上げるようです。弦之丞は、どうやら高木龍耳軒が助けてくれそうな気配でしたね?


鳴門秘帖も残すところ2話となってますます盛り上がってまいりました。続きもとっても楽しみですね



原作も面白そうですね

鳴門秘帖 あらすじと感想 第7話 絶体絶命の船出

吉川英治さん原作、山本耕史さん主演の時代劇、【鳴門秘帖】の第7話は「絶体絶命の船出」です。これはもう聞くも涙、語るも涙の物語でござりましたね。以下早速ネタバレですkaeru4


阿波に渡るにあたり、弦之丞とお綱はお久良の店、四国屋の船にこっそり乗せてもらうことにしました。献上品を入れるつづらの中に隠れていれば良いというのですが、それだけでは敵の目を欺けぬということで、弦之丞はとてつもない策を思いつきます。それは、弦之丞のためなら命を捨てても良いと申し出たお米の助けを借りること


お米はまず森啓之介の中間、宅助をたぶらかし、弦之丞に会うことを黙認させました。が、これに調子こいた宅助もまたお米を手籠めにしようとしたため、宅助は弦之丞に刺し殺されてしまいます。もしかしたら、これも最初から計算済みだったのかもしれません。


弦之丞は宅助に成りすましてお米と行動を共にしました。森は、弦之丞を阻止するために大阪に渡ってきた竹屋三位卿に、愛人であるお米の存在を知られたくないばかりに慌て、お米の隣にいる男が弦之丞とも知らず、そそくさとふたりを追い立てて船に乗せてしまいます。竹屋三位卿もまた、そんな森の様子を見て、したり顔~そなたの女か


まんまと見張りの目をかいくぐった弦之丞は、今度はお綱とともに船に乗り込みました。そしてお米は、宅助の遺体とともにつづらに入り込んだらしいです


そんなこととは露知らず、竹屋三位卿はつづらの中に弦之丞とお綱が入っていると思い込み、孫兵衛たちにつづらをあらためさせました。箱を開けるのではなく、刀を突き刺して、中に人がいることを確認させたのです。


中にはお米が入っていた訳ですから、当然箱の中からは血がどくどくと流れ出てきました。竹屋三位卿は弦之丞を仕留めたと喜び、そのままつづらを船から下ろしてしまいます。


なんてこと!お米さん!


やはり止めればよかったのでは、と悔やむお綱に対し、弦之丞はやはり自分は人でなしなのだと改めて痛感するのでありました。いくら労咳で先が長くないとはいえ、いくらその命を弦之丞に捧げたいといわれたとはいえ、あまりの仕打ちでございますよね


まあ、好きでもない男=森に手籠めにされて絶望しきっていたお米にとっては、森への復讐の意味もあったのかもしれません。つづらの中から出て来たお米の遺体に取りすがって泣く森をみるにつけ、そう思わずにいられません


が、そんなお米の死も、旅川周馬と孫兵衛の目を欺くことはできませんでした。ふたりは、そう簡単に弦之丞が死ぬはずがないと踏み、弦之丞とお綱が姿を現すのをこっそり隠れて見張っていたのだそうです弦之丞、お綱、絶体絶命( ;∀;)


追いつめられた弦之丞は、お綱の手を取って鳴門の渦に飛び込みました。予告を見る限りでは、ふたりとも無事だったようです


また今回は、前回いきなり登場したかに見えた与力の常木が松平左京之介の腹心だったことが判明しました。このふたりが竹屋三位卿を追放したのだそうです。


さて来週はいよいよ「親子の名のり」だそうです。幸薄かったお綱のためにも、世阿弥にはぜひとも長生きしてほしいものですが



原作も面白そうですね

鳴門秘帖 あらすじと感想 第6話 十年ぶりの再会

吉川英治さん原作、山本耕史さん主演の時代劇、【鳴門秘帖】の第6話は「十年ぶりの再会」です。いや~これまたお綱の気持ちが切なかった~。弦之丞め、なんて罪な男なんだ


以下ネタバレのあらすじです


弦之丞一行は阿波を目の前にして大坂で足止めを食っていました。というのも、どうやら阿波の蜂須賀家に、弦之丞が公儀の隠密となって鳴門秘帖を奪いに来るとの知らせが入ったからのようです。そうそう、弦之丞の父親が弦之丞を隠密に仕立て上げたのでしたね


弦之丞たちは川辺に泊めた船に寝泊まりしていたらしく、お綱がそんな仮住まいでの生活を秘かに喜んでいたらしいのが、また何とも健気でござった。弦之丞の髪を結うお綱に、弦之丞もまた、何もない生活を新婚に例えるのがまた憎らしい


しかも後で分かったことなれど、弦之丞はお綱の気持ちを知っていたらしいのですからね。これは時代劇だから許せるけど、現代ドラマだったら、弦之丞を蹴飛ばすとこやねひどい男だ( `ー´)ノ


何せまた弦之丞がカッコいいんだ。船に泊まっていたふたりを役人が取り調べにやってきて、お綱を売女呼ばわりして捕まえようとしたものだから、怒った弦之丞がお綱を逃がし、役人どもをバッタバッタとなぎ倒すんです。いや~ここはもう惚れ惚れしちまいましたね


一方、せっかくふたりきりの良い雰囲気を壊してはいけないと、万吉はひとりで四国屋の女将、お久良に会いに出かけました。お久良なら、なんとか船を手配できるに違いないとお綱が知恵を出したのです。


が、その途中、見張りの隙をついて逃げて来た千絵に遭遇した万吉は、偶然出くわした不逞の輩に襲われて、背中を斬りつけられてしまいます。そこへ颯爽と現れたのは弦之丞ではなく、元与力だという常木鴻山(春田純一)という侍でした。常木は、千絵や世阿弥のこともよく知っていたようです。


常木はすぐに万吉を平賀源内のもとへ連れて行きました。万吉の傷はかなりの深手だったそうですが、源内が懸命に処置したおかげで、なんとか一命を取り留めます。でも今度は千絵が、旅の疲れと心労がたたって倒れてしまいました。


その頃お綱は道で偶然お久良に出くわし、これ幸いと船に乗り込めるよう頼みました。密航が知られたら店も無事では済まないと語るお久良に、お綱は自分の命を差し出すと食らいつきます。


そこでまたしてもお綱の痣を見たお久良は、ついに核心をついてきました。やはり、お綱の父親は世阿弥だったのだそうです。世阿弥はお久良に、千絵以外に、同じ痣を持つ娘がいると打ち明けていたのだそうです。芸者に産ませた後、面倒も見ずにたいそう苦労を掛けた、と。


世阿弥とは浅からぬ縁があるらしいお久良は覚悟を決めて、お綱の頼みを聞き入れました。


一方、源内から千絵が倒れたと聞かされた弦之丞は、走りに走って千絵のもとに駆けつけました。途中、旅川周馬らに見つかって襲われますが、お綱の援護射撃もあり、無事千絵のもとに辿り着きます。


うなされている千絵を懸命に介抱する弦之丞の姿を見たお綱の心中やいかばかりだったでしょうか。しかも千絵は腹違いの妹なのです。


月夜の晩に引いた風邪じゃないか。自分で治すしかないじゃないか。


そっとひとり抜け出してきたお綱を、弦之丞が追いました。弦之丞は既にお綱が世阿弥の娘に違いないと気づいていたらしく、千絵が行けぬのであれば、姉のお綱が世阿弥を救いに行かねばならぬと考えていたのだそう。


お前の気持ちを知りながら酷なことを言っているのは承知している。


そこでお綱は、幼い頃、初めて弦之丞に会った時のことを切り出しました。弦之丞がこれを覚えていてくれたと知ると大いに喜び、その気持ちを最後に弦之丞への想いは封じることにしたようです。今だけこのままでいてください~そう言って、弦之丞の胸に顔をよせて


何とも切ないシーンでしたね


さてその世阿弥ですが、まだなんとか山牢で生きていたようです。高木龍耳軒から弦之丞が来ると聞くと、ますます生きる望みが湧いてきたようでした


果たして弦之丞とお綱は無事、世阿弥を救い出すことができるのでしょうか?そして、やはり天堂に手籠めにされたらしいお米は、いったいどうするつもりなのか?予告ではお綱に宣戦布告をしているようにも見えましたが?うちの方が弦之丞さまを好きなんや!


鳴門秘帖」はますます盛り上がってきましたね~。続きを見るのが楽しみです来週の放送が待ち遠しい( *´艸`)



原作も面白そうですね

鳴門秘帖 あらすじと感想 第5話 中山道危機一髪

吉川英治さん原作、山本耕史さん主演の時代劇、【鳴門秘帖】の第5話は「中山道危機一髪」です。いや~ようやく弦之丞の良さが分かってきました。って遅すぎでしょうか。以下ネタバレのあらすじです鳴門秘帖のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


今回は1話で登場した平賀源内(正名僕蔵)が再登場しました


そうそう有名人だから、あのまま終わりってことはないだろうなと思いながら、正名僕蔵さん、立花登青春手控えに引き続きまた医者役だ、などと余計なことを考えていたら、触れるのを忘れてしまいました。ここでは銀五郎を治療してくれていました


全国各地にパイプを持つという源内は「鳴門秘帖」のことも知っていて、面白い話を聞かせてくれます。当時の日本では藍染めが一大ブームだったらしく、その「藍玉」を阿波が独占したことに怒った大阪商人が、ある筋に訴え出たのだそうです。そのある筋ってえのが、元京都所司代の松平左京之介らしい


そこで左京之介は、倒幕の血判状を記した鳴門秘帖を見つけ出して蜂須賀家をやり玉にあげ、阿波徳島藩から「藍」を奪おうと考えたようなのです。つまりは金絡みってことだ


そんな汚い思惑のために「人でなし」の道を歩むのかとの源内の問いにも、弦之丞の決意は揺るぎません。周囲の思惑はどうあろうと、弦之丞は、世阿弥と千絵を助けなければならないのです。それこそが銀五郎の死に報いる唯一の道!


ふたりが話している最中に、弦之丞の居所を嗅ぎつけた旅川周馬が襲ってきたのを、源内がエレキテルを取り出して反撃したのがまた楽しかったですね~ピリピリエレキテルを受けてみろ!( `ー´)ノ


そこへもってきて、その大坂の藍玉問屋も登場します。四国屋の内儀のお久良(萬田久子)です。


お久良は手代の新吉と掛けの回収に出かけ、その金を「藍と煙草の運上金」として蜂須賀家に届ける途中、「ごまのはえ」(盗人)に遭い、途方に暮れていたのだそうです。特に新吉は主人に合わせる顔がないと死のうとまでしていたのだそう。


事情を聴いたお綱は、いともたやすく盗まれた金を取り返してくれました。その方法は言わずもがなでござりまするね。何せ万吉親分が一緒ですから、そう大っぴらにもできませぬ


いったいどうやって?と驚くお久良に、お綱が手妻(手品)を使うのだと答えたその時、その手首に例の赤い月型の痣が見えました。それはもう予告で知っていたので驚きませんでしたが、驚いたのは、お久良がこれを見て驚いていたことです。つまりお久良は、その痣の持ち主を見たことがあるということですよね。世阿弥か千絵か


ナレーションでは、お久良は千絵やお綱と縁がある、と意味ありげに語っていましたが?


さてその千絵はというと、ようやく旅川周馬に不信を抱き、ついに見張りの目をかすめて逃げ出しました。が、その途中でお綱に出くわすと、お綱が弦之丞を奪った相手だと誤解して切りかかってきます


気の毒なお綱は、仕方なく、弦之丞は千絵一筋なのだと力説するはめになりました。何とも健気な話ですよね。万吉じゃないけれど、弦之丞にお綱の気持ちを伝えてやりたくなっちまいますお綱が実に切ないのよ(;´Д`)


そこへ周馬がやってきてお綱を襲いました。頭を打って気を失ったお綱をでも、弦之丞が甲斐甲斐しく看病してくれたのは感激でしたね。お綱は昔、育ての父が風邪で寝込んだお綱を看病してくれた時のことを思い出したそうです


私はもうどこへも行かぬから安心して眠るといい


お綱がどんなに嬉しかったかを想像するだけで、こちらも胸が熱くなります良い思い出ができたね、お綱( ;∀;)


一方のお米はでもさんざんな目に遭っていました。お米が弦之丞に思いを寄せたと知った森啓之介が、お米を無理矢理てごめにしてしまったのです。あそこで誰かが助けてくれたってことはないだろうな~きっと


まったく~人でなしはコイツや孫兵衛、そして旅川周馬ですよねいつかまとめてボコボコにしてやるから覚悟しいや!( `ー´)ノ


ますます盛り上がってきた「鳴門秘帖」は続きを見るのが待ち遠しいです



原作も面白そうですね

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