韓ドラ大好きおばさんの「言いたい放題いわせてヨ!」

2018/05
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「倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道-」のレビュー一覧

倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道- あらすじ 第7話 将軍

倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道-The Looming Tower: Al-Qaeda and the Road to 9/11】の第7話は「将軍」(The General)です。これはアルがイエメンでオニールをそう紹介したのです


以下ネタバレのあらすじです。


駆逐艦コールの爆破を受けて、オニールとアリは早速イエメンへと向かいました。飛行機の中でオニールは古びた聖書を読んでいます。


Just can't escape it. Can't run if it's inside you. You sure as shit can't outrun a Jesuit.
結局は逃れられない。自分からは逃げられない。イエズス会からも


アリとオニールの会話が印象的です。たとえ信じる神は違っても、そこにある正義は一緒なのです


イエメンに到着した彼らを迎えたのは、一斉に銃を向けた兵士たちでした。これを見たエージェントたちが同様に銃を構えて気色ばむ中、ひとり、アリだけは水を片手に歩を進めました。アリはアラビア語で「平和あれ」と叫び、中央に陣取っていたリーダーらしき男性に、贈り物だと言って水のボトルを差しだします。


男性が水を受け取った後、アリはオニールを「将軍」だと紹介したため、兵士たちは皆一斉にオニールに敬礼しました。


これで何とか不穏な空気が払拭されたかに思えましたが、ホテルに着いてからがまた問題でした。オニールは、いつも通りFBIのやり方を通そうとしましたが、大使のバーバラ・ボーディン(Jennifer Ehle)は、FBIはあくまでもゲストなのだから、現地のやり方に従うよう言い渡します。


相手が美人だったこともあり(?)そこは仕方なく引き下がったものの、あらためて犠牲者の名が読み上げられると居てもたってもいられなくなります。


早速アリと一緒にアデン港へ急ぎ、事情聴取を始めようとしましたが、ガリブ・カミシュ将軍(Ali Suliman)がふたりを対策本部へ連れて行きました。そこでの責任者はアデン警察のアミン署長(Eyad Nassar)です。アミンはあからさまにアリを小ばかにし、話を聞こうともしません


オニールは、フェンスの後ろにあったボート・トレーラーに目を付け、そこを調べさせてほしいと要求しました。通常トレーラーは湖や凍結する港で使われるものであり、海水温度の高いアデン港には必要のない代物なのだそう。しかも勾留中の容疑者への面会も許可してもらえません。


我々には我々のポリシーがある。正当な理由なくしての面会は許されない


アミンがのらりくらりと先延ばしにするのに業を煮やしたふたりは、カミシュ将軍の家を訪れ、ボートトレーラーの所有者の名前と住所を調べてほしいと依頼しました。その人物はジャマル・アル・バダウィ(Nezar Alderazi)と言い、彼の家にワラたち殉教者が滞在していたことが判明します。


翌日、早速バダウィが呼ばれ尋問を受けました。最初バダウィは、ボートは盗まれたとしらばっくれていましたが、アリがオニールは人間嘘発見器だと大嘘をついてからは正直に話すようになります。


バダウィはついに「家をアタシュに貸した」と答えました。アタシュとはワリド・モハメド・サレ・ビン・ロシャエド・ビン・アタシュのことだそうです。オニールが覚えられなくて「長い名前」と言っちまう気持ち分かりますよね


バダウィがなかなかその正体を明かさずにいたため、アリはさらに詰問しました。アラーも忠告している。ムスリムは嘘をついてはならない。また睨みを利かすオニールのドアップも怖いんだ、これが


バダウィが「クゥソ」に聞いてくれと答えると、こともあろうにアミンがこれを妨害します。祈りの時間だ


ファハド・アル・クゥソは容疑者リストに載っていて、つまりは勾留中であることからすぐにも会いたいと要求しますが、アミンが協力を拒んだため、オニールはボーディンに掛け合いに行きました。でも手土産のワインは気に入ってもらえず、渋々動いてはくれたものの、その押しの強さがすっかり嫌われてしまいます。


クゥソとアミンのいかにも親密そうな挨拶を見る限りにおいて、クゥソはかなりの有力者のようでした。


クゥソはアリをモサドと決めつけ、実に居丈高に振る舞います。俺はビン・ラディンと知り合いだ


ホテルの前にも「サウディ・ビンラディン・グループ」と書いてありましたっけ。クゥソはコール爆破の映像を撮影するよう命じられていたそうですが、寝坊してできなかったのだそうです。でも俺は現金も運んでいる。新しい足を買うためだ。マレーシアにも行く予定だった


アリは手詰まりになってトニー・アンに電話をしました。マレーシアに関する情報が欲しい。クアラルンプールかミーティング。どんな容疑者でもいい。ファハド・アル・クゥソか、ハラドもしくはワリド・モハメド・サレ・ビン・ロシャエド・ビン・アタシュか。


トニー・アンはこの情報をすぐにダイアンにメールしました。


ダイアンは早速それをシュミッドに相談に行くと、シュミッドはすべてはCIAの管轄でFBIが関与することではないと切り捨てます


一方オニールは、持参した聖書をカミシュ将軍に贈りました。英語の本を読むことが好きで、ずっと聖書を読んで見たかったと語った将軍はひどく感動し、父の形見だというスブハ(イスラム教の数珠)をくれたばかりか、喉から手が出るほど欲しかったハラドの情報を持ってきてくれます


オニールはでも、ボーディンがサンチェスに電話してその横柄な態度を批判したことで、本国に呼び戻されてしまったようです。せっかくカミシュ将軍から「brother Johnと呼ばれるまでになったのに。真の友好関係をようやく結べたというのに


ここはいかにもボーディン=女性はオニールのやり方を理解できない=狭量だといわんばかりで、ちょいと情けなかったですが


またもう一人情けない女性~シュミッドにたいする狂信的な忠誠で理性を失っているダイアンは、ボードに貼ってあった容疑者の写真のうち、クアラルンプール、つまりはサウジアラビア人ふたり、ミダルとハズミ、そしてハラドの写真を取り出して封筒に入れ、引き出しに入れて鍵をかけていました。果たして何をするつもりなのか


夢中になって見ているうちに残すところ3話となってしまいました。今週末は多忙につきブログはお休みする予定なので、続きを見るのは来週になりそうです



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時間ができたら是非原作も読んでみたいものです

倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道- あらすじ 第6話 戦場の少年

倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道-The Looming Tower: Al-Qaeda and the Road to 9/11】の第6話は「戦場の少年」(Boys at War)です。これがまたなんともやるせなかったですね倒壊する巨塔のあらすじ行きますよ~(^^)/


以下ネタバレのあらすじです。


最初はザワヒリによる決意表明から始まりました。ザワヒリはイスラム教徒(過激派)の歴史を語り、ようやくアフガニスタンを手に入れた今、新たな戦いが始まると言い放ちます。


我々は次の世代に教義や文化、そして未来を教えていく。それが我々の戦いだ


ザワヒリの手には、前回の攻撃でただ一人生き残った少年の手が握られていました。彼の名はワラ(Mohamad Ashraf)。ワラはイエメンに向かったようです。


ザワヒリはワラを送り出した後、テントの中にいたモハメド・アタ(Zafer El-Abedin)にアメリカでの問題を解決するよう命じました。


イエメンに到着したワラは、義足の男=ハラドに迎えられ、その隠れ家に行きました。そこには既に二人の男が来ています。


そこでワラは、自らが体験した爆撃の話をして聞かせました。悪魔を見た。指の長い悪魔が、家族や仲間たちを皆殺しにした。


またワラは遠く海に浮かぶアメリカの駆逐艦コールを目にし、それもまた悪魔だと繰り返します。西洋から来た悪魔が僕たちを殺そうとしている


そのワラが、ディズニーのキャラクターがプリントされたシャツを着て、アメリカ製のジャンクフードを食べているのがなんとも皮肉に映ります。またワラは布で作ったボールを片時も放そうとしませんでした。爆死した友達が最後にその手に握っていたものです。


翌日ワラは、身だしなみを整えた男たちと外に出ていきました。


男たちがボートと爆弾の準備に余念がない頃、自分と同じ年頃の子供たちが、やはり布で作ったボールでサッカーに興じていたのを見ていたワラは、飛んできたボールを受け止めて投げ返すと、一人の男の子を呼び、自分のボールとサンダルを与えます。


ワラは、男の子の喜びように満面の笑みを浮かべ、裸足でボートに乗り込みました。


近づいてくるボートを遭難者とでも思ったのか、笑顔で手を振る乗組員たちに向かい、ワラは敬礼をして答えます。ボートはそのまま駆逐艦の横っ腹に突っ込み自爆しました


駆逐艦コールは、ペルシャ湾に向かう途中、イエメン沖のアデン港を巡回していたのだそうです。昼食をとるため甲板に出て列を作っていた兵士たちが、このテロの犠牲となったそうです。


このニュースがテレビで流れていた頃、ミダルとハズミは部屋でゲームに興じていたそうです。そのふたりをアタが訪ねてきました。今後彼らは行動をともにするようです今後の動向が気になります


こうして着々とテロ計画が進められる一方、オニールとヴィンスはさんざんな目に遭っていました


まずオニールは、以前も電子手帳を置き忘れて遺失物置き場に取りに行ったことがありましたが、今度は、サンチェスから勧められた早期退職者セミナーに参加中、もうひとりの愛人シェリ(Katie Finneran)からの電話に出るのに退出したことで、カバンが無くなってしまいます。シェリはオニールと暮らしたくてニューヨークに引っ越してきたのだそうです


3時間後に戻ってきたカバンからは、現金が抜き取られていたそうですが、他にも被害があったかもしれない~機密書類を扱っているのだからというリズの勧めに従い、しぶしぶ上に報告したところ、案の定、サンチェスからさんざん嫌味を言われてしまいました。


カバンの件はともかく、電子手帳についての報告がなかったため、今から詳しく調査するとこれを取り上げられてしまったのです。そこには以前からその浪費癖についてうるさく注意していたジムも同席していました


めぼしい成果もあげられず、私生活もどん詰まり、挙句に借金だらけとイイトコなしのオニールに、またヴィンスが能天気な報告をしていたのには苦笑し切りでございました


ヴィンスは、CIAのブリスから、アレック支局にくすぶっていては君の能力がもったいないとおだてられ、モロッコへ行って作戦に参加してほしいともちかけられたのです。ブリスはダイアンから、ヴィンスが情報の共有を迫ってうるさいとの報告を受けていたに違いありません。


単純なヴィンスは大喜びで承諾しました。もちろんオニールはブリスの意図を見抜きます。おまえは私だ。邪魔になったから追い出すつもりなのだ


まったくこんな間抜けでよいのでしょうかね~アメリカが誇るFBIエージェントですよ? 結局ヴィンスはミダルの件については黙ったままだったそうです。


週一で見るはずが、次が気になってならず、ついつい見進めてしまっています倒壊する巨塔は続きを見るのが待ち遠しいです



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時間ができたら是非原作も読んでみたいものです

倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道- あらすじ 第5話 2000年問題

倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道-The Looming Tower: Al-Qaeda and the Road to 9/11】の第5話は「2000年問題」(Y2K)です。以下早速ネタバレのあらすじです。


今回はその副題通り2000年問題が絡んできました。世紀の一瞬を祝おうとNYにわんさか人が集まる一方、FBIはテロへの警戒を一層強めていたそうです。


ワシントン州のポートエンジェルスでは厳重な検問が行われ、その様子に恐れをなして逃げ出したアフマド・リッサーム、通称アブ・レダ(Lohrasp Kansara)という男が捕まりました。車にはニトログリセリンが積んであったそうです。その上同じ車の中から見つかったブルックリンの電話番号から、アブドゥル・ガニ・メスキニ(Fehd Benchemsi)という名前も浮上します。


連絡を受けたボビーは早速これをフロイドとキャシーに知らせました。ふたりは以前ヴィンスがポルノで懐柔しようとして失敗したジュニア(Kwabena Ampofo)のいる隠れ家へ行き、メスキニについて尋ねます。


ジュニアが言うには、メスキニは大変優秀でたくさんのつてを持ち、経済感覚に優れている男だそうです。どうやらブルックリンでアルカイダの資金を集めているようです。


ボビーとアリ、それにマーフィーとオサリヴァンが早速メスキニを張り込みました。が、アリは、ただひたすら監視を続けることに疑問を感じ、近くのモスクに礼拝に行きます。当然、メスキニも行くだろうと想定してのことです


予想通りメスキニは現れ、その後をついていったアリは、メスキニが様々な人々から寄付を受け取るのを目にしました。アリもまた、兄弟たちに捧げたい、アブ・レダのことだ、と言って紙幣を差し出すと、メスキニは当然のようにこれを受け取り、家族として迎える、と歓迎します。


アリは手ごたえを感じ、更なる接触を考えていたようですが、ボビーはマニュアル通りに行動しないアリが面白くないようです。激励にやってきたオニールに不平を言い、アリを庇ったオニールには、ちくりと嫌みを返しました。


By the way, that open slot heading up the New York office? I just found out Louis Freeh's D.C. guy got the job. He's a good guy, Sanchez. One of the best.
ところでニューヨークオフィスの支局長にはルイス・フリーの腰巾着が着任した。サンチェスは優秀だ。


フリーとサンチェスを馬鹿にしていたオニールが冷静でいられるはずもなく~捜査が進展しないのも手伝って、その苛立ちは哀れなアリに向けられてしまいます


持ち場を離れるとはどういうことだ!?I've never seen you do before, pray


アリは、ムスリムとしてモスクで祈りを捧げただけだと反論しますが、今のオニールには何を言っても火に油を注ぐだけです。メスキニとの接触について説明しても、まったく評価されぬどころか、時間をかけて探る余裕などないと切り捨てられてしまいます。


即刻全員逮捕だ!


メスキニとその仲間は逮捕されましたが、現場に行かされたアリが拳銃を向けたのは、メスキニに献金していた赤ちゃん連れの女性でした。


結局、2000年を迎えて盛り上がるNY、ブルックリンでは何も起きませんでした。ヴィンスは勝利を確信しますが、オニールはそう単純ではありません。


They're here. We have no idea what we're up against.
彼らはここにいる。それなのに我々には相手がまったく見えていない。


一方のヴィンスこそ、もっと憂えてしかるべきです。アレック支局にいるヴィンスは、CIA宛にアルカイダに関する新情報が寄せられているのを知りながら、オニールに報告しなかったのです。正確に言うと報告できなかったのですが


情報はハリド・アル・ミダル((awfeek Barhom)という人物に関するものでした。このミダルこそ、前回アルカイダの訓練所に来ていたサウジアラビアの男性です


ミダルはアフマド・アル・ハッダの義理の息子で、ふたりめの娘が生まれるところだそうです。ミダルと仲間のナダフ・アル・ハズミ(Nebras Jamali)は今ドバイのホテルにいて、これからマレーシアのクアラルンプールへ向かうことがNSAによる盗聴で明らかになりました。


ダイアンがすぐにこれをシュミッドに相談すると、シュミッドは、早速ドバイのホテルに部下のラモント・ジャクソン(Christian Barber)を向かわせて、荷物を調べさせるよう命じたようです。その結果、ミダルがアメリカに何度でも出入国できる数次ビザを取得していたことが判明します


この情報をキャッチしたヴィンスは、すぐにFBIのアルカイダ対策局、I-49と情報共有するよう要求しましたが、ダイアンはそのメールを読んでも無視を決め込み、情報共有を拒んだのだそうです


トニー・アンは、何か理由があるのだろうとヴィンスをなだめ、オニールに連絡しようとするのを止めました。


There's a reason for the wall. We do not just share this information. That's not our job.
壁があるのには理由がある。勝手にそれを超えてはいけない。それは我々の仕事ではない。


トニー・アンがCIAのスパイという訳ではなさそうですが、すっかりダイアンに丸め込まれているのは間違いなさそうです


結局ヴィンスはミダルの件については最後まで黙ったままだったようです。9/11委員会ではリチャード・クラークも一切知らされなかったと証言していました。This had to go all the way up. 上の指示があったはずだ


ちなみにミダルとハズミは無事アメリカに入国済みで、サウジアラビア領事館に勤務しているという同胞と知り合いになっています。


もしこの時、アリが地道な調査を進めていたら、もしヴィンスがオニールに報告していたら、この1年9カ月後に起きる悲劇は防げたのか、歴史にたらればは禁物ですが、ついついそう考えずにいられません。


ブルックリンは新しい年、しかも2000年という記念すべき年を迎えた活気で大いににぎわっていました。オニールがバラの花束を抱えてやってきたリズの家のテレビからは、サム・ドナルドソンのこんなコメントが流れていたそうです。


At the end of the 20th century said, "Remember when you put the known and the unknown into a computer, the unpredictable always outweighs the predictable." So the future is exciting, and it is uncertain.
未来主義者は20世紀の終わりにこう言った。既知と未知をコンピューターに入れれば、予測不能な要素が上回る。だから未来はエキサイティングかつ不確かだ。



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時間ができたら是非原作も読んでみたいものです

倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道- あらすじ 第4話 水銀

倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道-The Looming Tower: Al-Qaeda and the Road to 9/11】の第4話は「水銀」(Mercury)です。以下ネタバレのあらすじです。


これはオニールの危惧通り、ナイロビにいるボニーは恐怖に怯えていました。イスラム社会のあちこちで反米デモが起きていたからです。例の製薬工場では医薬品を製造していただけであり、化学兵器の製造に使用されたことなど皆無だったことも判明したそうです。


そのボビーが手に入れた電話番号は、当然CIAにも報告されました。その電話番号の持ち主はアフマド・アル・ハッダ(Nayef Rashed)であることが判明しますが、その後CIAからは何の情報も引き出せなくなります。彼らは文字通り情報を独占したのです。


そしてシュミッドとマーシュは、アフマド・アル・ハッダがアルカイダの「交換手」となっていることを突き止めました。あらゆる情報は必ずハッダを経由して管理されていたのだそうです。


またその通話の中ではさかんに「キーマ」という言葉が使われていたようです。キーマはアラビア語で「山頂」という意味だそうですが、シュミッドはこれが英語の「summit」と同義であることに気づきました。つまり、山頂でもあり「首脳(会談)」をも意味するということ


この情報は即刻NSAでも調査していたようです。これってNSAがCIAの情報を盗聴していたのではなく、CIAがNSAに調査を依頼したのですよね?(笑


その一方、アレック支局にいるデニスなどはデータベースへのアクセスすらできなくなっていました。デニスは、電話でオニールに不満をぶつけていたところ、一緒にFBIから来たはずのトニー・アンがダイアンといとも親し気にしている様子を目にして不信感を抱いたようです


またアリはオニールに、たとえビン・ラディンを捕まえたところでアルカイダは無くならないのだと力説しました。彼らはターミネーターに出てくる水銀の化け物のように、どこを切ってもまた何度でも蘇ってくるのだそうです。


その言葉通り、爆破されたアルカイダの訓練所はすぐにまた新しい施設ができていました。以前の訓練所でアメリカの爆撃機を目撃した少年がひとりだけ生き残って次の施設へ移り住み、彼らの無念と不屈の闘志を訴える象徴として描かれています。


新たな訓練所にはサウジアラビアからの志願者も来ていたようで、彼らなら米国ヴィザを取得できるのだそうです。


To them, martyrdom is the purest kind of poetry. It's beyond poetry. It's eternity.
アルカイダにとって殉教は最も純粋な「詩」。詩をも超越した「永遠」なのだ


オニールも会議の席で、アメリカが戦っているのはビン・ラディンという個人ではなく、ビン・ラディンの思想~イデオロギーなのだと主張します。幸いなことにリチャード・クラークもこれに同意してくれました。


その上CIA長官のジョージ・テネット(Alec Baldwin)やシュミッドの直属の上司で近東部門責任者のレナード・ブリス(Craig Wroe)までもがシュミッドを疎んじ始めます。シュミッドはついにアレック支局の責任者を外されて閑職に追いやられました


これには、オニールが助けを求めた連邦地検の検事、メアリー・ジョー・ホワイト(Jennifer Dundas)のサポートも大きかったようですね。彼女は元司法長官のジャネット・リノに連絡してくれたそうです


でもせっかくシュミッドを追い出しても、そのシュミッドを慕うダイアン・マーシュがおそらくは秘密裏に彼をサポートしていくようです


You are the prophet.
あなたこそ予言者よ


アルカイダを批判する前に己を顧みるべきでしたね


それ以外では、オニールはやはりまだ離婚をしていなかったことが判明しました。オニールは姑息にもリズの通う教会の神父に助けを求めますが、当然、自分で解決するよう言われてしまいます。そこでオニールは、妻のマリアと結婚した際に世話になった枢機卿のジェームズ・ヒッキー(Robert Vincent Smith)のもとを訪れました。


ヒッキーは、結婚を取り消さなければ再婚も聖体拝礼もできないが、マリアが同意しない以上、離婚は不可能に近いと説明します。どうしてもというならオニールが死ねばいい、平然とそう言ってのけます。それが唯一の抜け穴(loophole)だと。


リズを愛しながらもマリアの顔も潰したくない、そんな都合よく離婚などできるはずがありません。仕事の接待のみみならず、本妻と愛人たちにも散財しいるオニールのクレディットカードが限度額を超えるのも当然でしょう。FBIの経理らしいジム(Dave Quay)のいう通り、浪費癖は直した方がよさそうです


それに比べて万事控えめだったアリも、オニールにダサいと言われて新しいローファーを購入しました。恋する男は身だしなみにも気を付けないといけませんものね。その甲斐あって?アリはついにヘザーとベッドを共にしました。でもこのヘザー、本当に信用してよいのか~ちと気になってしまうのはミステリーの見すぎでしょうか


今日覗いたら、ついに10話(最終回)も配信されていました。あ~早く続きが見たいものです



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時間ができたら是非原作も読んでみたいものです

倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道- あらすじ 第3話 犯された過ち

倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道-The Looming Tower: Al-Qaeda and the Road to 9/11】の第3話は「犯された過ち」(Mistakes Were Made)です。この言葉をシュミッド自ら、しかも9.11の後に平然と述べていたのには開いた口がふさがりませんでした恥知らず!


以下ネタバレのあらすじです。


今回はCIAとFBIの認識の違いがより一層明確になりました。CIAは東アフリカでのテロを「戦争」と見なしたのに対し、FBIはあくまでも「テロリストによる犯罪」と認識していたのです。


FBIのオニールは、このテロを「戦争」と見なすこと自体、アルカイダの思うつぼだと主張しますが、CIAのシュミッドはまったく聞く耳を持ちません。


それでもなんとかFBIが足を棒にして犯人探しをしていたというのに、CIAのシュミッドは、アイマン・アル・ザワヒリからの「宣戦布告」を口実に報復計画を承認させてしまいます。製薬工場から、化学兵器に使われる物質が検出されたから尚更です


CIA長官のジョージ・テネット(Alec Baldwin)も乗り出しました。神経ガスが使われたら、爆破事件の比ではなくなる。


最初は難色を示していたリチャード・クラークも、ついに説き伏せられてしまいました最後の砦も破られた(;´Д`)


9.11委員会でのこのやり取りがまさにすべてを物語っていましたね


カーンズ(委員会メンバー、Jordan Lage):
You don't care what happens to the people who are targeted?
あなたは、標的にされた人々に何が起きても気にしないのですか?

シュミッド:
That is correct.
その通り

カーンズ:
And what about those who are clearly determined to be innocent?
彼らが無実だと分かっていてもですか?

シュミッド:
Mistakes are made. If they're not Americans, I really don't care.
過ちは起きるものだ。彼らがアメリカ人でなければ、正直まったく気にならない

カーンズ:
Excuse me?
何ですって?


アメリカは既にこの時から世界のリーダーでは無くなっていた、少なくともそのようなプライドはどこかへ消えてしまったと思わずにいられません


その一方、たとえ無駄に終わってしまったとしても、オニールたちFBIの活躍には感動すら覚えました


オニールは早速マンチェスターにやってきて、アリやバリーとともにアナス・アル・リビーが下宿している家を訪れました。が、大家(Suzanne Bertish)はリビーにひどく好意的な上、リビーをアルカイダと特定する証拠は何一つ見つかりません。


He were dead quiet, very clean. Always paid his rent on time.
彼はとても物静かで清潔だった。家賃を滞納することも決してなかった


バリーは、証拠がない以上逮捕することはできないとオニールをなだめようとします。


Now, be you never so high, the law is above you.
法は常に君の上にある


法を破ってしまったら秩序は崩壊してしまう~そう語るバリーは正しいのですが、目の前にテロリストがいると分かっているのに手も足も出ないオニールの苛立ちも察するに余りあります。少なくともオニールは、無実の人間を殺そうとはしていません。


焦ったオニールはヴィンスに電話をし、CIAに押収されたマブルクのHDDを盗み出すよう命じました。ヴィンスはなんとかオフィスに忍び込みましたが、あともう少しというところでシュミッドに見つかってしまいます。シュミッドはすぐにヴィンスの目的を見破り、そんなことをしたら即刑務所行きだとヴィンスを脅したため、ヴィンスは諦めざるを得なかったようです。


You don't know how many people might be in danger by being privy to information that you, specifically you, are not cleared for.
君が許可を得ずして手に入れた情報のために、どれだけの人間が危険にさらされるか分かっていない。


そっくりそのまま同じ言葉をシュミッドに返したい気持ちでいっぱいになったのはおばさんだけでございましょうか。分かっていないのはお前の方だ( `ー´)ノ


一方ボビーは、ひとりのイスラム教徒のタレコミで、ついにオワリを逮捕しました。オワリは徹頭徹尾犯行を否認しましたが、ボビーは、こちらもまた徹頭徹尾オワリをなだめたりすかしたりしながら、小さなミスを見出します


ボビーは、今回の爆破で犠牲になったのは圧倒的にアフリカ人の方が多かったと強調し、テロ行為がいかに悲惨で愚かなのかを分からせようとしました。オワリも多少は動揺しますが、物事の是非を決めるのはアラーだと言い逃れます。


またボビーは、軍隊時代の経験を話し、アメリカ人にも愛国心があることを伝えようとします。


We are all willing to die in the mud for what we believe in.
信じるもののためになら死ぬことができる


優しく丁寧な応対がしばらく続いた後、ドスの利いた声で怒鳴りつけられた頃にはもう、小心者のオワリは耐えられなかったようです


Write it down! Write down the number you called after the bomb went off!
書け!爆破の後にかけた電話の番号を書け!


尋問の途中で追い出され、廊下で待っていたキャシー・ショーネシー(Virginia Kull)が驚くのも無理ありません。どうやって手に入れたの?


I asked.
お願いしただけだ


そして、FBIにオワリのことを教えたムスリムの老人が、それを見ていた仲間たちから袋叩きにあったことは言うまでもありません


一方、CIAによる報復攻撃が決定したとの知らせを受けたオニールは、早速リチャード・クラークのもとへやってきました。現地に仲間がいるんだ!報復されるとは考えなかったのか!?Dropping bombs while I got<br /> agents on the ground


They're in hostile territory, wearing fucking jackets with FBI stenciled all over the back of 'em, and you just turned the heat up to 100 degrees.
敵地でFBIという服を着て働いている彼らをさらに危険にさらしたんだぞ!


この結果、アフガニスタンのアルカイダ訓練所で無邪気に遊んでいた子供たちが一瞬にして犠牲となりました犠牲になるのはいつも弱者!。彼らにいったいどんな罪があるというのか?アメリカ人ではないというだけの理由で殺されても構わないなどと、いったいこの世の誰が言えるというのでしょう??


この「驕り」こそが「9.11」を生み出した元凶だったと言わざるを得ません。



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時間ができたら是非原作も読んでみたいものです

倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道- あらすじ 第2話 我が宗教の喪失

倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道-The Looming Tower: Al-Qaeda and the Road to 9/11】の第2話は「我が宗教の喪失」(Losing My Religion)です。実際のテロの映像を使用しているのでしょうか、あまりにもリアルな映像に圧倒され、戦慄が走るのを禁じ得ませんでした。以下ネタバレのあらすじです。


東アフリカでのテロを受けて、オニールはアリを伴い、ワシントンDCにあるFBI本部に赴きました。長官のルイス・フリーは休暇中だそうで、ちょうどCIAのマーティン・シュミッドと話をしていたジェイソン・サンチェス(Yul Vazquez)がオニールの相手をします。


この事件はNYの担当だと主張するオニールに対し、サンチェスはワシントンのケースだと譲りません。オニールが、これはアルカイダによるテロだというと、サンチェスはヒズボラかもしれないと反論します。


Agent Soufan is gonna tell you why it's gotta be UBL.
スーファン捜査官が今、これがビン・ラディンの仕業だという理由を説明する


オニールに促されたアリは、聖地解放イスラム軍から事前に犯行声明が出ているのだと切り出しました。にもかかわらず、サンチェスは話を聞こうともしません。


業を煮やし、罵詈雑言を浴びせて退出したオニールは、その足でリチャード・クラークのもとへ駆けつけました。アリの説明を聞いたクラークは大いに納得し、すぐさま長官に連絡をしてくれます。ルイス・フリー長官は渋々?これを認めましたが、オニールがアフリカへ行くことは認めなかったようです。


そこでオニールは、ボビーとフロイド・ベネット(Sullivan Jones)ら数十名のエージェントを派遣しました。現地に到着した彼らが非常に神経質になっているのと対照的に、アフリカの自然と原住民は普段と変わらず悠々としていたのがまた印象的です


が、爆破された大使館跡はまさに地獄絵図と化していました。現地警察からは、翌朝には救出活動を止めて他の任務に移ると聞かされます。既にもう72時間が経過しようとしているからです。


大使館にいる友人は見つからぬまま、翌朝再度現場に向かったボビーは、オニャンゴ指揮官(Hakeem Kae-Kazim)から、生存者が見つかったとの報告を受けました。


ボビーが駆けつけて確認したところ、生存者のサイモン(Rea Rangaka)と言う若いケニア人男性はなんと、ボビーの友人、デボラ・フレッチャーの部下だったことが判明します。フレッチャーはちょうどサイモンの下に埋まっていたらしいのですが、ずっとサイモンに話しかけて彼を励まし、その無事を祈っていてくれたのだそうです。が、その声も朝には聞こえなくなったのだそう倒壊する巨塔は実に素晴らしい作品


She had been talking, praying with me to keep me alive. She stopped speaking earlier this morning.


ボビーもまた懸命にサイモンを励まし続け、なんとか無事救出されて病院へ搬送されようとしたその時、サイモンは驚くべき真実を明かしてくれました


They knew. One year ago, a man came into the Embassy. Says he knew a plan to blow up the building. I brought him to my boss, to Ms. Fletcher. I'm certain she reported it to Washington D. C. She told me she did. But nothing was done.
彼らは知っていた。1年前、ひとりの男が大使館にやってきた。彼は大使館の爆破計画があると語った。私は彼を上司のフレッチャーさんの下へ連れて行った。彼女はそれをワシントンDCに報告したのに何の対処も無かった。


ワシントンDCということはすなわち「CIAに報告した」ということですよね。そのサイモンがいた場所の下からは、彼が言っていた通り、埃だらけのフレッチャーの遺体が発見されたそうです。


ボビーから連絡を受けたオニールは、ちょうどリチャード・クラークたちとミーティングをしていたマーティン・シュミッドを問い詰めました


What the fuck did you know about a possible bombing in Nairobi? Was there a walk‐in last year at the Embassy CIA station who warned about this?
ナイロビが爆破されることを知っていたのか?去年大使館のCIA支局にタレコミがあったのは事実か?


シュミッドは、記憶にない、タレコミのほとんどは信用できない金目当てのものだから、それもまた不要と判断したのだろうと答えると、オニールは皮肉たっぷりににこう言いました。Well, I guess this one was credible. ああ、これは信用できたみたいだな。


信用できる情報を無視しておきながら、アフガニスタンを無差別攻撃して大量殺人を繰り返す。結果として彼らの怒りを買い、ますます人々をテロへと駆り立てる。これが事実なら、CIAとはなんと無能な集団なのかと思わずにはいられませんね


Find him. Arrest him. Put him on trial, then in jail. Treat him like a criminal, not a hero.
彼を見つけて逮捕し、裁判にかけて牢に放り込む。英雄ではなく犯罪者として扱う


オニールの主張のなんと正しいことか


しかもシュミッドは、クリントン大統領のスキャンダルを隠れ蓑に、またしても無差別攻撃を仕掛けようとしているのです


Our estimates give us 75, 80% chance of killing UBL if we wipe out all the targets.
全ての標的を一掃すれば、75~80%の確率でビン・ラディンを殺せるとみている


一方、途中で逃げたテロ実行犯はムハンマド・アル・オワリ(Youssef Berouain)という人物でした。オワリは国外逃亡を希望しますが、仲間からは潜伏するしかないと断られてしまいます。


そのオワリはテロの前にヒルトップホテルに滞在していたようで、同じホテルに泊まっていたアナス・アル・リビー(Ayman Samman)はエジプトで起訴されたものの、イギリスに政治亡命し、現在はUKのマンチェスターで暮らしているそうです。


そのイギリスにはアリが派遣されていました。オニールから、アフガニスタン以外でアルカイダが集まる地域を探るよう命じられたからです。これから起きることを予知し、阻止することが最も重要だそれをおまえにやってもらいたい( `ー´)ノ


イギリスに到着したアリは真っ先にモスクへ向かいました。同胞と言葉を交わし、ムッラー(リーダー格)の言葉に胸を熱くします。彼は、イスラム教徒はあらゆる誘惑に打ち勝ち、世の不道徳と戦わねばならないと語ったのです。それが我々の義務なのだ、と


その後アリはスコットランドヤードへ行き、オニールの知人のバリー・ジェームズ警視正(Tony Curran)と行動を共にしました。バリーは最初、ムスリムのアリに偏見を抱いていたようですが、アリは毅然とした態度で反論します。


I'm not a trained Muslim monkey putting on a show for you. When people use my religion to justify this shit, it affects me. I assure you that nothing I do is for your benefit. I work for the U. S. government, and I live by my own conscience.
私はあなたにショーを見せるために訓練されて送り込まれたムスリムの猿じゃない。宗教を理由に蔑まれたくない。あなたの利益のためには何もしない。私はアメリカ政府のために働き、自分の良心に従って生きる。


その時、オニールも愛人のリズ・イーガン(Annie Parisse)と教会へ行っていました。彼は聖体拝礼を拒否していたようですが、高校までは教会に通っていたそうで、結婚式もカトリック教会で挙げたそうです。その信仰が消えたのは離婚のためかとリズは指摘していたけれど、オニールには他の愛人に加え、妻のマリア(Tasha Lawrence)とオニール姓の娘たち、ウィラ(Ashley Leyva)とセリア(Angelina Leyva)もいたようですよね


We've been putting this off for too long.
先延ばしにし過ぎた


オニールがマリアの留守電にそうメッセージを残したところを見ると、まだ離婚はしていないんじゃないのかしらね。


またテロの被害を受けた大使館の守衛は、爆破テロの前日にひとりのアラブ人が訪ねてきたことを証言しました。ゲートの操作方法について尋ねたというその男こそ、前述したマンチェスター在住のアナス・リビーのようでしたね


そしてスチュアートは、ニュージャージーのセーフハウスでイエメンにいるらしい「ハラド」という義足の男の話を聞きだしました。


最初は登場人物がよく分からず苦労しましたが、ようやく少しずつ把握できてきて、ストーリーが頭に入るようになってきました。「倒壊する巨塔」は続きを見るのが楽しみです。



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時間ができたら是非原作も読んでみたいものです

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