2018/06
<<05  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  07>>

「そろばん侍-風の市兵衛」のレビュー一覧

| |

そろばん侍-風の市兵衛 あらすじと感想 第4話 雷神(第二部・上)

向井理さん主演の【そろばん侍-風の市兵衛】、今週は4話目で第二部の上「雷神」です。一部の「春の風」が実に象徴的だったので、今度の「雷神」は何を表しているのかがまた気になるところでござりまするが、予告を見る限りではどうやら(天外の?)背中の刺青のようでしたね


さて今回市兵衛が雇われた先は、内藤新宿の目抜き通りにある磐栄(いわさか)屋という呉服屋でした。そろばんのみならず「腕っぷしも要求されたという仕事は破格の待遇だそうですが、その分危険なにおいもぷんぷん漂ってきます。何せ磐栄屋の主人の天外(高橋克実)は暴漢に襲われたばかりなのです


この「内藤新宿」とはいかなる場所か気になってwikiさんを覗いてみたところ、ちょうど現在の新宿1丁目から3丁目のあたりだそうです。元々は三河松平家の家臣、内藤家の領地だったことから「内藤宿」と呼ばれていたのが、徳川綱吉の時代に日本橋-高井戸宿間に新しい宿場が必要だという要請によって作られたのがこの「内藤新宿」なのだとか。


ところがその後、吉宗の時代に風紀が厳しく取り締まられたため(享保の改革)、次第に岡場所としてもにぎわい始めた内藤新宿も廃止となってしまったのだそうです。


それが田沼意次の時代を経て取り締まりが緩くなったのをきっかけに、家斉の時代(文化)には宿場が再開されたのだそうです。それ以来この地は繁栄を続け、現在の新宿となったらしいです。


余談はこれぐらいにして話をドラマに戻しますると()、他に引き受け手が無いから俺に白羽の矢を立てたのだろうと図星を刺された矢藤太はでも、あくまでも、市兵衛にうってつけの仕事だから取っておいたのだと主張しました


迎えに来たシッカリ者の丁稚、丸平(がんぺい~坂田響)とともに磐栄屋へ向かった市兵衛は、早速その「腕っぷし」を披露します。天外が怪我をしたため、代わりに娘のお絹(小芝風花~千代@あさが来た)が店を切り盛りしていたところ、いかにもチンピラ風な男たちが因縁をつけてきたのです


早速市兵衛が「腕っぷし」に物を言わせると、お絹は隣近所に迷惑だと咎めましたが、いかにも優男風な市兵衛ではどうにも頼りないとを不安視していた丸平は大喜びでした。矢藤太の言う通り、人は見かけによらんのだす。


市兵衛が頼んでいた渡り用人だと知ったお絹は早速彼を天外に引き合わせました。そこで市兵衛は、お絹がなぜ「腕っぷし」を必要としたか、その理由を明かされます。お絹は天外に代わって秩父の絹市に出かけようとしていたのです。


磐栄屋では、白絹を秩父から仕入れては練りや染めなどの細工を施して反物にし、裏のだんご長屋に住む縫い子に頼んで着物や羽織を仕立てているのだそうです。それにはどうしても白絹を仕入れねばなりませぬ。


が、天外にとって店は確かに宝だが、お絹は命なのだそう。


大切な一人娘を危険な目に遭わせることなどできない!


そこで市兵衛が用心棒に雇われたという訳ですね。矢藤太の主張通り、市兵衛にはうってつけの仕事でござったね


旅のお供には秩父出身だという丸平が選ばれました。丸平は、同じく秩父の出身だという天外をたいそう尊敬しており、その天外が怪我をした隙を狙って磐栄屋の番頭や手代を何人も引き抜いたらしい麹町の大店、岸屋新蔵(山中崇)の仕打ちにひどく憤慨していました。


きっと卑怯な手を使ったに違いないんだ!


その岸屋は尾張藩家老=鳴瀬家の御用達をしている一方で、内藤新宿への進出計画を着々と進めていたようです。いかにも如才なさそうな岸屋は日本橋商人の問屋仲間寄合にも参加し、賭場を開いて彼らのご機嫌を取ることも忘れません。


同心の鬼渋が、天外は物取りではなく「怨恨」で襲われたに違いないと見当をつけていたことからも、丸平の推測は当たっている=岸屋が裏にいるのは間違いなさそうです。磐栄屋は今、お上から菩提寺を立てるという理由でその土地を返上するよう命じられているらしいのですが、菩提寺建立は建前で、岸屋がこの土地を狙っているのでございましょう


岸屋以外にも、一見天外をひどく心配していたかに見えた大黒屋重五(阪田マサノブ)も、キャストがキャストなだけに怪しくなかったですか?


絹市に着いたお絹は、最初は「若い女」という理由だけで誰からも相手にされませんでしたが、市兵衛からここはお絹が頑張るしかないのだと励まされ、積極的に声をかけた結果、ようやく質の良い白絹を仕入れることに成功します


一度の敗北や失敗がすべての首尾ではない。己の都合のいい手立てや場など誰も用意はしてくれない


幼い頃から苦労を重ねて来た市兵衛ならではの金言でしたね


行きとは打って変わって足取り軽やかなお絹と市兵衛たちを、またしてもあの「青」ともうひとりの猪吉(松田慎也)が襲います


生きていたのか!?


果たして市兵衛は岸屋(と大黒屋)の陰謀を阻止することができるのかそろばん侍は次回もとっても楽しみですねそろばん侍が面白いよ~(^^)/



風の市兵衛シリーズは全21巻もあるのだそう~ドラマも是非シリーズ化してほしい

そろばん侍-風の市兵衛 あらすじと感想 第3話 春の風(下) 

向井理さん主演の【そろばん侍-風の市兵衛】、今週は3話目で第1部「春の風」の最終回となりました。以下早速ネタバレのあらすじですそろばん侍のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


市兵衛は、兄・片岡正信からの申し出を断りました。家を出て22年も経つ身としては今さら公儀の仕事などできぬというのが理由でしたが、この市兵衛と正信の間には少々確執があったようです。市兵衛は幼い頃より何をさせてもその才を十二分に発揮したそうで、正信は、年の離れた弟にちょいと嫉妬をしていたようなのです


だから余計に市兵衛は早くから実家を離れたのでしょうし、正信もそれは承知していたようです。


あれは天狗の子だ。何から何まで私を負かして飛んでいった。


正信は、小料理屋「薄墨」の女将、佐波(橋本マナミ)にそう明かしました。悔しかった、若気の至りで、切り捨ててやろうかとまで思ったほど


一方、絵梨から紬がすりをもらった市兵衛は、それを手土産に片岡家へ出向きました。お詫びの印だと言って渡していただきたい


その足で片岡家の墓参りをした市兵衛が高松家へ戻ってくると、大原と絵梨が、頼之の行方を案じていました。頼之が父の仇を討つといって家を出たきり、戻ってこないというのです。


その頼之は、こっそり長治の後をつけて、見事、柳屋の床下に忍び込むことに成功しました。頼之は、先客の鬼渋とともに、柳屋の陰謀をすっかり耳にしてしまいます


柳屋は石井の仲介であらたに天文方の平沢角之進(朝倉伸二)を取りこみ、蝦夷と樺太の絵図を手に入れてオロシャ国(ロシア)に渡し、今後のアヘン取引を有利に運ぼうとしていたようです。この絵図があれば抜け荷もやりやすくなり、津軽がジャブジャブ手に入る


床下でうかつにもくしゃみをしてしまった鬼渋は、頼之を庇うためにわざと外に出て行きました。賢い頼之は隠れ場所を見つけ、皆が出て行くまで息をひそめていたそうです。


そこへ市兵衛が駆けつけてきました。事情を聴いた市兵衛は早速、頼之を伴って正信のもとを訪れます。


高松家のために働いている今、この頼之殿が我が主人。父の仇を討ちたいという主人のために、この度の件、お手伝いさせていただきとうございます


正信たちは、越後沖に停泊しているオロシャの船と合流するためには、荒川の戸田の渡しにくるはずだと踏み、そこで柳屋一行を待ち伏せしました。市兵衛は一味と剣を交わしながらも、頼之と対峙した柳屋の背中に短刀を投げつけ、頼之の手助けをします


こうして無事本懐を遂げた頼之に、もう1つ朗報がもたらされました。柳屋たちに捕まっていた鬼渋が救出された後に語ったところによると、高松道久が50両を借りたというのは石井彦十郎の作り話で、借金苦で女と心中したように見せかけるため、偽の借用書を作ったのだそうです。とんでもない幼馴染でございましたね


高松家の家計を立て直した上にその名誉まで取り戻した市兵衛は、ここが潮時と暇を申し出ました。今ではすっかり市兵衛を信頼していた絵梨はかなり寂しそうでしたが、そこは武家の女子らしく、毅然として市兵衛を送りだします。絵梨は市兵衛を見習って算盤を始めることにしたそうです。これからは自分で帳簿をつけて家計を管理していかねばまた是非お立ち寄りくださいまし


また頼之は強風の中を去っていく市兵衛に声をかけ、手にしていた竹刀を高々と掲げました。市兵衛は分かったというように頷き、自分は算盤をかざして手を振ります。頼之は剣で、そして市兵衛は算盤で生きていく、という決意の表れでございましょうかそして風の市兵衛は羽織袴をパタパタとはためかせて去っていくのでありました(^^)/


さて来週は放送がお休みで、再来週の6月16日から「雷神」がスタートするそうです。今回、市兵衛と戦った後水に潜って逃げた青もまた登場するようですね


果たして今度はどのような物語が展開されていくのでしょうか。「そろばん侍」は次回の放送が待ち遠しいですねそろばん侍が面白い(^^)/



風の市兵衛シリーズは全21巻もあるのだそう~ドラマも是非シリーズ化してほしい

そろばん侍-風の市兵衛 あらすじと感想 第2話 春の風(中) 

向井理さん主演の【そろばん侍-風の市兵衛】は2話目もまたとっても面白かったですね~。こう盛りだくさんの展開だとどこからまとめようかと考えるのもまた楽しい作業となりまする


まずはズバリあれから参りましょうか。以下ネタバレのあらすじですそろばん侍のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


前回市兵衛に襲い掛かった浪人を止めたのは、なんと市兵衛の実の兄の片岡信正(筒井道隆)だったことが判明しました


兄弟なのに苗字が違うのはなぜなんですかね。一緒に暮らしていたのは市兵衛が13歳までだったそうですから、次男坊でもありますし、元服に合わせて唐木家に養子にでも出されたのでしょうか。


ふたりは前回互いに気付いていたそうで、驚いたのは浪人風の目付、返弥陀ノ介(かえり・みだのすけ~加治将樹)でございますえ?何のこと?( ;∀;)。片岡に命じられて市兵衛を呼びに来た時も、片岡正信は旗本御家人衆すべてを取り締まる公儀十人目付で怖~い御仁だなどと脅していたのが形無しでした


そこで気になるのは、片岡の「人違い」は何だったのか、という話でござるが、どうやら市兵衛は「アヘンの抜け荷」(密輸)の片棒を担いでいると誤解されたのだそうです。なぜなら、市兵衛が石井彦十郎の屋敷から出て来たから


石井彦十郎はアヘンを吸っていたために足腰が立たなくなっていたのですね~。おばさんは隣に侍らせていた女性陣のせいだと勘違いしておりました


その女性陣こそ、この黒幕、柳屋稲左衛門(鶴見辰吾)の手の者だったことも分かっています。字幕には(山本千尋)、(楠本千奈)とありましたが、残りは山吹あたりでしょうか?かなり腕の立つ者のようでしたが、公式HPの説明によると、中国武術の使い手だそうですそれで日本語おかしいあるか( *´艸`)


ああ、なるほど、アヘンは中国~清から密輸入しているのですね。イギリスから売りつけられたアヘンをそのまま買いこんでくるとは、何とも愚かな話でやんすが、片岡曰く、柳屋は日本を滅ぼそうと企んでいるのだそう


そこで片岡がこの実態を暴こうとして放った密偵が高松道久だったのだそうです。高松が選ばれたのは石井の幼馴染だったかららしい。なんとも気の毒なことをしたものです。当然、借金の50両もこのアヘン絡みなのでございましょう。


高松は柳屋に殺されたに違いない。


片岡はそう語り、幼い頃から神童と呼ばれた市兵衛の剣の腕を見込んで捜査に協力するよう依頼しました。アヘンで国を滅ぼそうとする柳屋一味を一網打尽にしなければならない!


その市兵衛は、既にこの柳屋からアヘン、通称「津軽」を仕入れて廓の女たちの間に広めている神田多町の店頭の長治(星田英利~ほっしゃん)とも面識があり、この長治から柳屋のことを聞いて直接柳屋の店を訪ねていました。その帰り道に、前述した3人の女たちに襲われています。ま、市兵衛の敵ではありませんが


とはいうものの、高松道久がどういった経緯で殺されたのかはまだ分かってはおりません。高松の心中相手(?)は源氏名をと言い、亭主の中山丹波の金遣いが荒いために女郎となって長治の店(廓)で働いていたのだそうですが、やはりアヘン中毒となり、中山丹波もその影響で中毒になったのだそう。しかも中山丹波は男食でもあったそうで、陰間(男娼)と呼ばれる庄二郎(竹内寿)の恋人だったのだそうです


その中山丹波は今回、遺体となって発見されました。地面に埋められていたため、飛び出ていた腕は、犬に食いちぎられてしまったそうです


恋人の無残な死を悼む庄二郎に、市兵衛がかけた情けがまた何とも温かかった。遺体の近くに落ちていた中山のねずみの根付を拾って、鬼渋こと渋井に邪険に追い出された庄二郎の後を追い、形見に持っていれば良いと渡したのです


市兵衛に文武両道みっちり教え込んでくれた父親は、後は世に出て何でもやってみることだと勧めてくれたのだそう。己の生き方は己で見つけよ、そう言って


市兵衛は父の教えに従って「何でもやってみた」そうです。商人や百姓の仕事にも積極的に関わったその経験から、職業に貴賎なし、皆懸命に生きているだけだという信念を抱くようになったのでしょうね。


父の道久があらぬ疑いをかけられたことで皆から蔑まれ、悩んでいた頼之にも、他人が何と言おうと父上の教えに従って生きること~迷わぬことだと助言しました。真面目なだけにちょいと頭でっかちの頼之にとっては良い兄貴分ができたようです


頼之のみならず、安曇と甚右衛門もすっかり市兵衛を気に入っていた様子も楽しかったですね。何せ市兵衛は、そろばんや剣の腕前もさることながら、その人柄が素晴らしい~大らかで自信に満ちているのに出しゃばらない、という実に爽やかな青年ですから、誰からも好かれて当然ですね


さて来週はどうやら頼之が父の仇を討つようです。市兵衛もまた更なる活躍が期待できそうで楽しみですね爽やか市兵衛が素敵でござる( *´艸`)



風の市兵衛シリーズは全21巻もあるのだそう~ドラマも是非シリーズ化してほしい

そろばん侍-風の市兵衛 あらすじと感想 第1話 春の風(上) 面白かった!

向井理さん主演の【そろばん侍-風の市兵衛】をようやく昨日視聴いたしました


大分前に面白そうだなと目はつけていたのですが、忙しさに紛れてすっかり忘れていたところ、昨日ドラマ友(笑)のオッキーさんから声をかけて頂きました。見逃した1話の内容をあれこれ調べているうちに、どうしても見たくなってしまい、今回ばかりはオンデマンドにお世話になった次第です。いや~教えて頂いてよかった~実に面白かったです


放送は全9回ですが、大きく3部~第1部「春の風」、第2部「雷神」、第3部「帰り船」~に分れているそうで、そのそれぞれが3話ずつの構成となっているようです。


時は文政~徳川家斉の時代です。歴史に疎いおばさん的には家斉と言われてもピンときませんが、田沼意次を罷免して、白川藩主だった松平定信を老中に据えた将軍と言われればハタと思い浮かびます。そう、「寛政の改革」が行われた時代です。この時代に読まれたという狂歌、「白河の清きに魚も住みかねて もとの濁りの田沼恋ひしき」は有名ですね


徹底的な緊縮財政が敷かれた結果、侍たちの懐事情はかなり逼迫していたそうで、そんなご時世に現れたのが「渡り用人」と呼ばれる人々だそうです。公式HPの説明によれば、現代でいうところの会計士兼経営コンサルタントのような職業だそう。


とはいえ当時はまだまだ一般的には「侍の癖にそろばんで身を立てようなんて情けないと解釈されていたようで、「そろばん侍」などと陰口を叩かれていたようですが、実際にはかなり博識で世間事情にも通じていたようです。侍がどこか浮世離れしているのに対し、そろばん侍は超現実的だといった方が正しそうです。


と、よもやま話はこれぐらいにして、以下第1話=第1部「春の風」(上)のあらすじをまとめさせていただきますそろばん侍のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


主人公の唐木市兵衛(向井理)は筆頭目付の息子として生まれながら、おそらくは先見の明があったのでしょう~若い頃から上方へ上り、様々な商売を経験して算盤とビジネスセンスを身につけたそうです。その一方で剣の腕も超一流、巷で「風の剣と呼ばれる秘剣の使い手だそう


そんな市兵衛に仕事をあっせんしているのは口入屋、宰領屋の店主、矢藤太(渡辺いっけい)です。こちらは今でいうところの人材派遣業でしょうか。市兵衛曰く、厄介な仕事ばかりを持ち込んでくるそうですが、それもすべて市兵衛を心から信頼しているためにほかなりません


今回の仕事は貧乏旗本、高松家の台所を立て直すこと。この高松家では最近当主の高松道久が女郎と心中したため、妻の安曇(村川絵梨)と嫡男の頼之(鈴木福)が残されてしまったのだそう。それで高松家家人の大原甚右衛門(でんでん)が宰領屋に「用人」の手配を依頼したらしい。


市兵衛が早速高松家の家計を調べたところ、現在の収支はとんとんというところでしたが、問題は50両の借金です。甚右衛門によると、道久が亡くなった後、中丸屋という金貸しが借金の取り立てにやってきたのだそうです。手形の裏書には、道久の友人だった石井彦十郎(開沼豊)の名が記されていました。


市兵衛は甚右衛門を伴って、自分が来るまで帳簿を付けていた用人の春五郎(中野英樹)に会いに行きました。帳簿には詳細が記されていなかったことや、そのヤクザな風体からして、この男も相当怪しげな感じですが、春五郎は何一つ語ろうとしません。中丸屋に借金に赴いたのはこの春五郎らしいのに?


これでは埒が明かないと考えた市兵衛は、ちょうど安曇が彦十郎に会いに行くというので一緒に付いていくことにしました。裏書をしたからには事情を知っているに違いないからですが、その彦十郎が周りに女を侍らせたまたいかにも嫌らしい旗本で、借金は女郎のためだろうとしか答えません。そりゃあんたでしょまっ昼間から酔っぱらってんのか( `ー´)ノ、と言いたくなったのはおばさんだけでございましょうか。


仕方なく屋敷を出た市兵衛は、見知らぬ浪人に襲われました。が、そこへまたひとり別の男が現れて人違いだったと帰っていきます。果たして彼らはいったい何者なのでしょうか?


市兵衛が行き詰ったと知った矢藤太は、道久の心中事件を扱った同心の渋井鬼三次(原田泰造)に市兵衛を引き合わせてくれました。


鬼三次によると、入水自殺したはずの道久と相手の女の遺体はさほど水を飲んでいなかった、つまりは身投げする前に死んでいたことが分かっているそうです。鬼三次ひいては奉行所ではこれを心中に見せかけた殺しだと踏んでいるようです


市兵衛から道久の借金の話を聞いた鬼三次は、それは初耳だとほくそ笑み、耳寄りな話を明かしてくれました


道久の心中の相手の女郎は、確かに岡場所で働いていはいたものの、以前はれっきとした小普請組の御家人、中山丹波の奥方だったのだそうです。


とはいえ、中山丹波は素行が悪く、評判は非常に悪かったそうです。しかも奥方の心中騒ぎ以来、誰もその姿を見たことがないそうで、鬼三次は八方手を尽くして捜しているところだそう


となると~その奥方は亭主の借金の方に岡場所に売られた挙句、何者かに殺されたということでしょうか


市兵衛から話を聞いた安曇が涙を流していたのも印象的でした村川絵梨さんなかなかです♪。安曇にしてみれば、女郎と心中したよりは誰かに殺されて心中に見せかけられたというほうがまだましでしょうからね。それなら息子の頼之も父を恥じずに済みますし、家名に傷もつきません。


と、ストーリーももちろんですが、役者がまた役にピッタリなのが楽しいですね。端正でクールな市兵衛に、いかにもお節介で目端の利きそうな矢藤太、一癖も二癖もありそうな鬼三次に、夫の死にも負けず健気に生きて行こうとしているシッカリ者の安曇、と実にキャラ立ちしています。これぞドラマの醍醐味です


そろばん侍-風の市兵衛」は続きもとっても楽しみですね。本放送はNHK総合で毎週土曜日、午後6時5分からです~念のため



風の市兵衛シリーズは全21巻もあるのだそう~ドラマも是非シリーズ化してほしい

《他にもこんな記事を書いています♪》