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「健康で文化的な最低限度の生活」のレビュー一覧

健康で文化的な最低限度の生活 最終回 ネタバレと感想 またえみるに会いたい

吉岡里帆さん主演のドラマ、【健康で文化的な最低限度の生活】も夕べが最終回でした吉岡里帆さんがめっちゃ良かった(^^)/


前回いきなりすごい母親が現れたためどうなることかと心配いたしましたが、何とか無事収まってくれてホッとしました。言い訳のできない加害者に見えていた人間も、見方を変えると誰かの被害者だったりするのですよね。何事も早計に決めつけちゃいかんとつくづく痛感させられました


以下簡単なネタバレのあらすじですケンカツ最終回のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


大声でえみるを呼びつけ、しかも男と乗り込んできた梓は、生活保護費が受給できないと知るや否や、男と一緒に大暴れしたために、警察が呼ばれて連行される事態となりました


えみるはハルカが梓と暮らすのは危険だと判断し、そのまま児童相談所に預かってもらうことにします。


また梓のようにいい加減な母親ではいつまたハルカを捨てるか分からないと考え、児童養護施設への入所も検討し始めました。梓にも同意書を持っていきます。


梓は、ハルカが施設に預けられると聞いて顔色を変え、それだけは絶対にダメだ!と訴えましたが、えみるは即座に叱りつけました。


1週間もあの子を放っておくなんて、それが母親のすることですか?!ikari


梓はすっかり落ち込んで、自分ではハルカを幸せにできないと、同意書にサインしたそうです。


これでえみるはようやくハルカに会いに行けるようになったそうで、いそいそと出かけていったところ、ハルカから、いつになったら家に戻れるのかと聞かれてしまいました。お母さんに会いたいの


児童相談所の職員は、子どもたちは懸命に笑顔を作っているが、本当は寂しくてたまらないのだと教えてくれました。笑顔は子どものSOS。母親に会いたくない子どもはいないわ。


児童相談所は親子がまた一緒に暮らせるようになるためのスタート地点


そこでえみるはもう一度検討し直すことにしました。梓の「施設」に対する反応も気になっていたからです。それで梓の過去が判明しました


梓は幸子が40歳の時に生まれた子どもだったそうですが、相手から認知されなかったため、幸子は女手一つでの子育てを余儀なくされたのだそうです。幸子は酔っぱらって帰宅したり、2~3日家を空けることもしばしばだったそうで、その時梓はいつも一人でいたのだそう


梓は結局13歳の時に児童相談所で一時保護された挙句、児童養護施設に入所していたのだそうです。


そうした過去を背負った梓とハルカがどうしたら幸せになれるのか~皆が頭を抱えていたところに、ハルカがいなくなったとの連絡が入りました。えみるは急いでハルカの自宅に向かいます。ハルカはきっと梓に会いに行ったに違いないからです。


その予想は当たっていましたが、家に梓がいなかったため、ハルカは職員たちがやってくるのを見てすぐに隠れてしまったようです


しばらくして梓が帰宅したところにえみるが到着しました。えみるが梓に事情を話しても、梓はもう関係ない、とかぶりを振ります。


どうせ私なんか母親失格だし。向いていないし。これから私とハルカは別々の道で生きていきます


えみるは梓を追いかけて、それは違う!と叫びました。ハルカちゃんの気持ちはあなたが一番よく分かっているはず!ハルカちゃんにとっての幸せはあなたと暮らすことなんです!そうじゃないことはあなたが一番知っているはず!


すると梓は、それは分からないと答えました。だって私、幸せって何か分かんないから


そう言って部屋に入ろうとした梓を、えみるは必死で引き留めました。梓さん、梓さん、梓さん!!それじゃダメだよ、頑張って!


大丈夫、大丈夫ですから。ここでもう一度新しい生活を始めましょう!梓さんがここにいてくれたら、私は梓さんの側にいます。これからの生活の事とか仕事の事とか、何でも相談に乗ります!!だからここにいてください!


そうすればいつかきっとハルカとも一緒に暮らせる、梓はお母さんなのだからしっかりしてくださいと説得するえみるがボロボロ泣いていた吉岡さん迫真の演技でした(/_;)のに気づいた梓は呆然としてしまいます


きっと梓はこれまで自分のために泣いてくれた人に会ったことがなかったのですね~。幸子も罪なことをしましたね


それを考えれば、復讐されなかっただけまだマシかもしれませんyよね。梓は幸子の保護費を横取りしようとはしたけれど、幸子を虐待したりはしなかった訳ですから


ハルカも無事に見つかった後、えみるは梓を連れてハルカに面会に行きました。ハルカは、ずっとうつむいている梓を気遣って、食事はちゃんとしているのか、と尋ねます。来てくれてありがとうね。もうどちらが親だか分かりません


梓はごめんと言って涙を流し、ハルカも一緒に泣きだしました


とはいえ、すべてはこれからですよね。意地悪を言う訳じゃないけれど、2度あることは3度ある~えみるもまったく気が抜けません


かつて半田も、生活保護を受けていた母と息子を信じて応援したことがあったそうです。それなのに母親は息子を虐待して半殺しの目に遭わせたのだとか


それでもその子は立派に成長し、来年の春には新社会人となるのだそうです。それもこれも半田がずっと彼を支え続けてくれたおかげだと、その子は感謝の手紙を送ってきたそうです


それで半田は麻里のことに対しても慎重だったのですね


またその麻里も実はかつて病気の母と一緒に生活保護を申請したことがあったそうです。が、その時の担当者は、たとえ病気だろうと働ける、そういう人は他にもたくさんいる、と相手にしてくれなかったのだとか


そんな時に阿久沢を担当していたケースワーカーから扶養照会があったのだそうです。自分達を捨てた阿久沢は生活保護を受けられるのに、捨てられた自分達は断られるなんて世の中はなんて不公平なのかとひどく腹を立てたそうです


阿久沢を通してこの話を聞いた半田は早速麻里に直接謝罪に行きました。半田は、もし麻里が阿久沢と世帯を別にすれば保護を受けられる可能性があると提案します。


子どもも生むかどうか分からないから気にしなくていいと答えた麻里を、阿久沢は厳しく叱りました。阿久沢は麻里のために日中も働けるよう就職活動をしていたのです。もう一度お父さんにチャンスをくれないか!


ようやく麻里はお腹の子の父親に連絡を取りました。これがなかなか良さげな青年で、早速阿久沢に挨拶に来たそうです。こちらはもう大丈夫そうかな


えみるは、ようやく支給された新しい自転車をすいすい漕ぎながら、心の中で誓いましたしかも一番乗り(^^)/


生活保護は命を守る最後の砦。私たちはその現場で働いている。それぞれに性格も立場も事情も違う受給者ひとりひとりと向き合って、毎日少しずつでいいから進んでいこう。


この世知辛い世の中で、他人のために懸命に尽くそうとするえみるたちの姿勢が何ともすがすがしいドラマでしたね。チェーンストーリーも楽しかったことですし、是非また続編などご検討いただけましたら幸いです



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健康で文化的な最低限度の生活 あらすじと感想 第9話 子どもを育てる覚悟

吉岡里帆さん主演のドラマ、【健康で文化的な最低限度の生活】の9話はまたひどい話でございましたね。子育てを放棄しただけでは飽き足らず、今度は認知症の母親を金儲けに使うとは許せんっ!!ケンカツが腹立った~( `ー´)ノ


以下ネタバレのあらすじです


えみるの担当の受給者で認知症を患っている高齢者の丸山幸子の家でボヤ騒ぎがありました。知らせを受けたえみるが早速駆けつけると、4年前に男と駆け落ちしたはずの幸子の娘、(松本まりか)がしゃしゃり出てきます。もう大分前から戻ってきて幸子とハルカの世話をしているというのです。


梓は、これからは幸子の介護をしなければならないから外では働けない、自分も生活保護を受給したいと言い出しました。あまりにも図々しく勝手な言い草に、えみるが思わず4年前に家を出た理由を尋ねたところ、梓は答えたくないと反論します


えみるがあれで引いちまったのが間違いでしたよね。梓はすぐに幸子の世話が嫌になり~というほど世話もしていなかったようですが、ヘルパーと一緒にやってきたケアマネージャーから「受給費を減らさずに施設に預ける方法」を聞き出しました


ショートステイならなんとか


梓は早速役所にやってきて、幸子の認知症が進んだからショートステイを頼むことにした、と報告しました。その上で梓は、どうせ保護費を受給されても幸子には分からないから、幸子の保護費も自分の口座に振り込んで欲しいと要求します


でもこれもおかしな話ですよね。たとえ認知症のご家族がいて本人が預金を下ろせなくなったとしても、いくら便利にしたいとは言え、同居してまだ間もないのにいきなり自分の口座に振り込めなどという娘がいるでしょうか。キャッシュカードがあればいつでもどこでも下せるはずです。もはや気持ち=愛情の問題です


~かくいう自分は母の預金になかなか手を付けることができずにいたため、亡くなってから口座を凍結されてエライ目に遭いましたが。もうすっかり銀行不信になりました


人のイイえみるはそれも了承してしまいました。小さなおっちゃんやったら、ゼッタイ、梓の下心を見抜いたはずですが


案の定、梓は振り替えが決まった途端、男と出ていってしまいました。梓がもう1週間も帰らないとハルカから聞いたえみるはついに耐えきれず、京極に保護費を全額現金支給にしてほしいと依頼します。当然でしょ


そしてハルカは児童相談所に保護されることになります。ハルカはえみるにまた会いに来てほしいと訴えますが、えみるはうんと言えません。面会が制限されてしまうのでしょうか。


梓がいなかった時も、否、戻ってきてからも、一生懸命祖母の世話をしてきたハルカが何とも健気で可哀想でしたね


一方梓は、自分の口座に保護費が振り込まれていないと知るや否や、男を連れて役所に乗り込んできました。義経!義経はどこにいるっ!!


まるでヤクザですよね。いっそ警察を呼べばいいのに。


だいたい最初のボヤも幸子のせいにされてましたが、本当は梓が原因なのではなかったのですか?認知症だから分からないのをいいことに、もしくは分かっていても庇ってくれたのかもしれませんし、まったく腹立たしい限りです


また阿久沢の娘の麻里はなんと妊娠していたそうです。そ~れで倒れてしまったのですね~


阿久沢は単純に喜びましたが、よくよく事情を聴いてみるとお腹の子の父親とは既に別れているそうで、今どこにいるのかも知らないそうです。それに無事に産むためには出産までずっと入院しなくてはならないのだそう


産むかどうかも分からない


せっかく授かった命を~と阿久沢が説教しようとすると、麻里は初めて本音をぶちまけてきました


今さら父親面しないでよっ!!これまで放っておいたくせに( `ー´)ノ


話を聞いたえみるは何とか産んでほしいと願いましたが、半田は懐疑的です。子どもは産んで終わりではない、むしろ産んでからが大変なのだから、相当な覚悟ができない限り産まない選択肢もあってしかるべきだ


確かに梓を見る限りではさもありなんと思えますが、でも今あんなに可愛いハルカがこの世に生まれてきたのは、たとえケダモノのようにひどい母親ではあっても、梓が産んでくれたからだと思うと、なんとも切ない気持ちになります子どもは親を選べないのが可哀想( `ー´)ノ


あ~おばさんもえみると一緒に梓を怒鳴りつけたい気分で一杯でした何もしなくていいから母親面もすんな(*`へ´*)。来週は最終回ですが、最後までえみるを応援していきますよ~えみる、トンカツ端っこ定食食べて頑張れ!



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健康で文化的な最低限度の生活 あらすじと感想 第8話 2年目の春

吉岡里帆さん主演のドラマ、【健康で文化的な最低限度の生活】の8話では「アルコール依存症」の恐怖が描かれていました


お酒は誰もが飲んでいるものだから、依存症(中毒)になっても気づかないのですよね。煙草と同じで、止めようと思えばいつでも止められる、そうタカをくくっているととんでもないことになってしまう。ドラマの中でも半田が語っていたようにアルコール依存症は立派な病気なのですが


今回えみるは生活課に入って2年目の春を迎えていました。1年目よりずっと頼もしくなったえみるが担当した受給者が、アルコール依存症の赤嶺岳人(音尾琢真)です。以下ネタバレのあらすじですケンカツのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


赤嶺は生活保護を受けながらも酒が止められず、飲酒が過ぎて膵炎を起こしてしまいました。赤嶺が救急搬送されたという知らせを受けたえみるはすぐに病院に駆けつけますが、当の本人は痛くも何ともないからすぐにも退院すると言い張って病院スタッフを困らせています。


えみるは、ちゃんと治療をしないと就労ができないと赤嶺を説得しました。きちんと治してまた頑張ってもらわないと


赤嶺は渋々了承したものの、そのほんの数日後に医師からえみるのもとに連絡が入ります。赤嶺が勝手に退院したというのです


えみるが赤嶺のアパートに行ってみると、赤嶺は早くも酒浸りになっていました。医師からは、赤嶺はアルコール依存症の疑いがあり、このまま飲み続けたら膵炎が悪化して確実に死に至ると聞かされていたえみるは必死で赤嶺を説得します。もう「あんな思い」は二度としたくないからです


禁酒しましょう!一旦お酒を止めてきちんと治療しましょう!!お酒止めなきゃだめです!


真剣に赤嶺を心配するえみるの眼差しは、赤嶺に別れた娘を思い出させたそうです。娘に怒られているような気がした


そう言って赤嶺は今度こそ酒を止めると約束しました


が、それからしばらくしてまた、赤嶺が大酒を飲んで暴れているという通報が入ります。えみるはあんなに約束したのに!と怒りを隠せませんが、そこがアルコール依存症の恐ろしいところです。自分の意志ではどうにもできないのです


えみるがアルコール依存症について猛勉強し始めたのを見た半田は、もう長いことアルコール依存症と戦っている金森恭子(遊井亮子)という女性をえみるに紹介してくれました。3人は一緒に金森の通っている「断酒会」に足を運びます。


生まれたばかりの長男の顔を見ても、早く家に帰って酒が飲みたいとしか思えなかった。酒が欲しいばかりに妻を殴りつけてしまった。お酒を買う金がなくて夫の財布から金を抜き取ったばかりか、しまいには幼い子供の貯金まで盗むようになってしまった。


皆の話を聞いてアルコール依存症がどんなものか痛感したえみるに、金森はさらなる衝撃発言をします


この病気は完治しない


それでも酒さえ飲まなければ普通の生活ができる、酒を飲みたい誘惑にはひとりで戦っても勝てないから仲間が必要だ~そう言われたえみるは改めて気持ちを引き締めました。半田からも、赤嶺に断酒へのきっかけを与えられるのは、今一番身近にいるえみるしかいない、と励まされます。


アルコール依存症と向き合うのは大変な作業です。その覚悟はありますか?


翌日えみるが早速赤嶺を訪ねたところ、赤嶺は部屋の中で意識を失っていました。えみるは再び赤嶺を入院させ、今度は膵炎の治療とともにアルコール依存症の治療も行うよう依頼します


赤嶺は、俺はアル中じゃない、と言いながらも、えみるにやいやい言われたために渋々言う通りにすることにしました。早速アルコール専門病院に転院することになります。


えみるは意気揚々と京極に報告し、同期の仲間からもたくましくなった、と褒められますが、半田と石橋は懐疑的な表情を浮かべていました。ふたりとも実際にアルコール依存症の受給者に接した経験があるらしく、その大変さを身に染みて知っていたからです。特に石橋はその受給者に死なれて以来、受給者とは距離を置くようにしているのだとか。


案の定、赤嶺は転院先の病院で「義経さんに言われて来ただけだと発言し、そのやる気のなさを露呈してしまいました


それでもなんとか無事に入院期間を終えて戻ってきた赤嶺のために、えみるは半田や同期を引き連れてアパートの部屋を大掃除します。酒瓶が転がっているような部屋に戻ったら、また飲酒を始めてしまうに違いないからです。


その上で自助グループへも参加しました。が、赤嶺はその時既にもう再飲酒の気配を漂わせています。酒を飲みたいと言ったのではなく、酒などもう飲まないからすぐにも働きたいと焦りを露わにしたのです。支部長の八代孝(嶋田久作)は、それではブレーキが壊れた車に乗っているのと同じだと指摘しましたが、赤嶺には理解できないようです


それが理解できるようになるまで通ってきて


赤嶺は早速、こともあろうに居酒屋でバイトを始めてしまいました。赤嶺は元ホストだったのだそうです。


それでもなんとか度重なる酒の誘惑に耐えてきたものの、我慢ができず酒に手を出した挙句、ついには失踪してしまいました


えみるは京極から、赤嶺が次回保護費を受け取りに来なかったら受給停止だと言い渡されてしまいます。途方に暮れてとぼとぼと歩いていると、川辺に座り込んで釣り糸を垂れている赤嶺の姿が目に飛び込んできました


赤嶺さんっ!


赤嶺はえみるの姿を見て逃げようとしましたが、えみるは必死で追いかけました。


俺はダメな人間だ。生きてたって仕方がない


えみるは赤嶺の手を取って、ずっと赤嶺を信じていたと訴えました。


赤嶺に生きることを諦めてほしくないから。まだ終わっていない。まだまだこれからだ


赤嶺はもう一度頑張ってみると約束してくれました。今度の約束=覚悟は、自分をとことんダメな人間だと痛感しての結果ですから、今までとは違うはずです。支部長も、あ、飲んじゃった?やっぱりね、でもまだ生きているからやり直せるよ、と笑って励ましてくれました


アルコール依存症は、まさに「生きるか死ぬか」の大変な病気なのです。見た目にはそう見えない=本人の甘えとしか映らないからこそ、同じように苦しんでいる仲間の存在が不可欠なのですね


一方、ずっと挙動不審だった麻里は、今回、阿久沢に内緒で夜のバイトをしていることが判明しました。これはチェーンストーリーの方で詳しく描かれていますが、どうやら麻里には差し当たってかなりの金が必要らしいのです。阿久沢があんなんじゃ当てにはできませんものね


阿久沢がもう少ししっかりしてくれたらよいのですけどね~。一度ぐらい親らしいことをしてみろ!と怒鳴りつけてやりたくなります


まだまだ暑いけれど、夜には虫の声も聞こえるようになって少しずつ秋の気配が漂うこの頃ケンカツもいよいよ終盤です。続きもとっても楽しみですね



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健康で文化的な最低限度の生活 あらすじと感想 第7話 栗ちゃんが笑った

吉岡里帆さん主演のドラマ、【健康で文化的な最低限度の生活】の7話では、仕事はできるもののいつも不愛想な栗ちゃんこと栗橋に焦点が当てられました。これがまた実に一生懸命で感動的でしたね~。以下ネタバレのあらすじですケンカツのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


栗橋が今回担当したのは中林吉徳(池田鉄洋)という中年男性です。どう見ても健康状態は悪くなさそうなのに、いつになっても就労意欲を見せない中林に、栗林はイライラを隠せません


このままでは生活保護を廃止することになります!その旨を記した指示書をお渡しします!!


栗橋に何を言われてもいつもハッキリしない中林でしたが、唯一、日付に関しては驚異的な記憶力を発揮します。中林は阪神の熱狂的なファンだそうで、阪神に関する「記念日」はすべて覚えているのだそうです


その記憶力にはこちらもいつもは動じない栗林も思わず驚いてしまったほどです。でもそれが即就労につながる訳ではありません


翌日中林が指示書を手に生活課を訪ねてきました。ちょうど中林が席を外していたため、こちらはたまたま戻ってきたえみるが声を掛けます。私が代わりに伺いましょうか?


いつも仏頂面の栗橋とは違ってにこやかな笑顔を浮かべたえみるには少し安心したのか、中林はついに、これまで言えなかった秘密を明かしました。なんと中林は幼い頃からずっと識字障害(ディスレクシア)に苦しんできたのだそうです


ドラマの中でえみるが言及していたようにこのディスレクシアに悩む人は結構いるのだそうですよ。トム・クルーズやスピルバーグ監督は有名ですが、今俳句を頑張っているミッツマングローブさんもかなりご苦労されたそうです。それなのにああして文字で感情を表現しようとトライしているところがまた素晴らしいですね


えみるからこの話を聞かされた栗橋は心底驚いていたようです。上司からは中林の「障害」に気づけなかったことを叱責されてしまいました。


それでも栗橋はすぐに気を取り直し、まずは中林の障害を公に認知させることが必要だと確信します。早速中林を大病院の精神科に連れていって医師の診断書を手に入れました。これで中林は障害者手帳を発行してもらえます。障害者手帳があればハローワークでも「障害者枠」の雇用をあっせんしてもらえるはずです。


とにかく障害者と認定されて本当に良かった!


が、その後出かけた役所やハローワークではディスレクシアに対する理解がほとんど無いことにまた腹を立ててしまいます。あんなのを受付に置くなんて!障害者の気持ちが全然分かっていない!!


怒りを露わにする栗橋に、今度は中林が怒ってしまいました。障害者障害者って言わないでください!!


これまでさんざん文字が読めないことで馬鹿にされてきた中林が、今度は「障害者」というレッテルを貼られたことに対して戸惑うのも無理からぬことです。でもこれはこの障害をよりよく理解してもらった上で中林の個性や能力を活かす仕事を探したいという栗橋の熱意の表れだったのですが。


栗橋は中林の気持ちが理解できずに傷つけてしまった自分をひどく責めました。私、サイテーだ。ケースワーカーの資格無い


えみるはクスッと笑います。以前えみるが落ち込んで同じことをこぼした時、慰めてくれたのは栗橋だったからです


油さしておこうか?


ハローワークからクレームをつけられた栗橋は、結局中林の担当を外されてしまいました。代わりに担当したのは人当たりの柔らかい後藤です。栗橋は後藤にこれまで収集・検討した資料をすべて渡しました。それを見れば、栗橋がどれほど懸命に中林のために時間を割いたか一目瞭然です。ただちょっとだけ歯車が合わなかっただけで


そしてその熱意は中林本人が一番理解してくれていました。担当が変わったと聞いて驚いた中林は栗橋を捜して礼を言います


中林は幼い頃から父親にすら馬鹿にされ続けてきたのが、唯一姉だけは識字障害を理解してくれて、ずっと守ってやると約束してくれたのだそうです。でもその姉が病に倒れて亡くなってからはどうしてよいか分からなかったのだそう。文字の読めない中林は姉の入院手続きすらできなかったのだそうです


これまでずっと助けてくれた姉に何もしてやることができなかった。姉が亡くなって以来僕のために怒ってくれた人はいなかった。ついかっとしてしまったが、本当は心から感謝している


中林は行きたいところがあるから一緒に来てほしいと頼みました。栗橋が恐る恐るついていくとそこは本屋でした。中林は学習障害を克服するための本を入手しようとしていたのです


栗橋が定期的に勉強を教えていたボランティアセンターの子どもたちに中林も加わりました。最初は平仮名だけでそれすらもかなり苦戦していましたが、ついにはその平仮名でハガキを書いて出せるようにまで成長します。中林からのハガキは栗橋の宝物ですね


そして就職も決まりました。会社の社長が熱烈な阪神ファンなのだそう。でもそれだけじゃなく、今からでも文字を勉強しようという中林の努力が認められたことは言うまでもありません


ようやく栗橋に笑顔が浮かびました


人は悩みや弱みをさらけ出せた時に笑顔になれる。その笑顔は周りを幸せにする。そのことを利用者から教わった。


一方で気になるのは阿久沢の娘の麻里のことです。麻里は栗橋とは正反対で愛想笑いは上手なんだけど、ふとした拍子に不愛想、否、暗い表情を見せるのが気になってなりません。能天気な阿久沢はまったく気づかないので尚更です。いったいあの子はどんな悩みを抱えているのでしょうか、せめて誰かに打ち明けることができればよいのですが


健康で文化的な最低限度の生活」は続きもとっても楽しみですね



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健康で文化的な最低限度の生活 あらすじと感想 第6話 日々これ成長

吉岡里帆さん主演のドラマ、【健康で文化的な最低限度の生活】は6話も感動的でしたね~。最後は思わず泣けてしまいました。以下早速ネタバレですケンカツのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


やはり光は電車に飛び込もうとしたのだそうです。皆が驚きを隠せないでいたところに、島岡の父から連絡が入りました。えみるはとっさに光は事故に遭って入院したから今日は会えない、とりあえず自分が病院に様子を見に行ってくると告げますが、島岡も一緒に行くとしつこく病院の場所を聞き出そうとします。


えみるがきっぱり断ると、今度は役所に押しかけてきました。光を心配するどころか、これがいかにも狂言だと言わんばかりに息子を甘えさせないでほしいと告げ、病院の場所を教えろの一点張りです。困り果てたえみるに代わって京極が説明すると、話にならん、と舌打ちをして出ていく始末


その後生活課では、今回の光への対応をめぐって議論が交わされました。親との折り合いが悪いというだけで生活保護を認めるわけにはいかない、そんなことを言ったら、皆が生活保護を受けることになる


そんな意見が出る中(主に小さいおっちゃんです)、半田は一般的な話ではなく、少なくとも島岡光という人間に関してはもっと踏み込むべきだったと反省を促しました。彼は命を懸けて父親を拒否しているのですよ!もっと慎重になるべきです


えみるはもちろんのこと、京極もまた今度ばかりは猛省し、光の件に関しては自分が責任を持って対処すると公言しました。ただいかんせん、光が何も話してくれないため、動きようがありません


そこへ当の光本人がSOSを発してきました。入院中の光は精神が不安定なことから拘束されていたのですが、看護師がオムツを替えようとした際、異常なほどに暴れだしたのだそうです


報告を受けた医師が問診したところ、光は幼い頃島岡から性的虐待を受けていたことが分かったそうです


この虐待は光が中学を出るころまで続いたそうで、医師は、もう一度光に島岡を会わせようとしたりすれば、光は今度こそ確実に死ねる方法で自殺するに違いないと指摘しました


この結果を受けて、生活保護の申請はしやすくなったものの、えみるの心情は複雑です。あれほど嫌がっていたのだから深い事情があったに違いないのに、どうして分かってやろうとしなかったのか?もっと寄り添うことはできなかったのか?


すっかり落ち込んだえみるを、半田は言葉でなぐさめ、京極は食事に誘いました。半田はえみるを利用者の伴奏者になれる力を持っている、と励まします。利用者と一緒に悩み、悲しみ、喜ぶ~その気持ちを忘れないでほしい。そして京極は、ひとりで背負わずにもっと頼ってよいのだと言ってくれました


ふたりとも本当にありがたい先輩たちです


これでえみるも心機一転、今日もまた頑張ろうと出勤していく途中、同期の七条からメールが入りました。島岡が光の入院している病院の近くにいたというのです


えみるは猛スピードで自転車をこぎ、病院へと向かいました。七条から連絡を受けた京極も、念のため病院に連絡を入れます。


医療ソーシャルワーカーの三田早貴子(西慶子)は、光には面会制限が出ているから大丈夫だとは思うが、念のためナースステーションに連絡を入れておく、と、早速対応したところ、看護師から今ちょうど京極が面会に来ていると聞かされました。何と島岡は、京極の名刺を使って受付を突破してきたのです


その人は京極さんじゃないわ!会わせちゃダメ!!その人は父親よ!


島岡は既にこっそり閉鎖病棟へ忍び込み、光の病室を捜していました。ようやく光の姿を見つけて中に入ろうとしたところに、えみるが駆けつけてきます。止めてください!!


えみるは、えみるを突き飛ばして中に入ろうとした島岡の足にしがみつき、島岡の虐待について詰ろうとしますが、そこは、急いでやってきた京極に止められました。若い女性のえみるがプライドだけは高い父親にその事実を突き付けても良いことはないと判断してのことでしょう


病院からお父様と光さんの関係を聞いておりますので、お任せするわけには参りません


島岡はこれを光の嘘だと決めつけて、いかにもエラソーに今回の処置を厚労省に訴えると脅しました。もちろん京極も負けてはいません。こちらも厚労省に訴える、身分を偽って病院に入った建造物侵入罪、および、えみるを突き飛ばした公務執行妨害の罪に問われることを覚悟するよう言い渡しました。あなたの医師免許にも影響するかもしれない


そうまで言われてはもう島岡はすごすごと引き下がるしかありません


こうして光の生活保護受給が認められ、担当はえみるから、同期で半田の物真似が得意な後藤大門(小園凌央)に引き継がれました。光の住むアパートの地区の担当が後藤なのだそうです。光は病院に通いながらPTSDを克服すると決めたのだそうです


えみるは訥々と、でもきっぱりとこう伝えました。治療は大変でしょうが頑張ってください。私たち、島岡さんの味方でいますから。だから安心してください


光はようやくえみるに感謝の意を言葉に発して伝えることができました。どうもありがとうございました


えみるは、まだ頼りない自分達だけれど、少しずつでいいから日々「ほんの少し」を重ねていこう、そうすればいつかは誰かの力になれるかもしれないと心に誓ったそうです。


一方で、こちらは京極の物真似が得意()な桃浜都の担当の水原典子(広岡由里子)の親子も、最初は修復不可能に思えましたが、息子の悟の妻が間に入ってくれたことで何とかうまく行きそうです。人間が分かり合うのに血のつながりは必要条件ではありませんが、たとえ時間はかかっても分かり合えるならそれに越したことはありません


そして阿久沢は麻里と一緒に妻の墓参りに出向いたようです。阿久沢はいかにも満足そうに父親ぶっていましたが、麻里は暗い顔をしてぽつんと「色々あったから」とつぶやいていたところを見ると、見かけほど屈託がないわけではないのかもしれません。こちらもまた血のつながった親子だからと言ってそう簡単に分かり合えるという訳ではなさそうです


また今回のチェインストーリーは京極と半田について描かれていました。ふたりは昔から意見が対立していたそうですが、それなりの年月を経て今では誰よりも分かり合い、信頼できる同僚となったのだそうです。ちなみに半田は山が好きで、京極は海派なのだそうですが。


昔はふたりでよく「あそこ」に出かけたらしいですが、その「あそこ」とはいったいどこなのでしょうか~これまた気になるところでござりまする。是非本編でのフォローをお願いしたいと存じます


毎回えみるや仲間たち同期の活躍が清々しくて酷暑の夏にはピッタリのドラマでござりまするね。続きもとっても楽しみです



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寝苦しい夜に読むにはピッタリかも

健康で文化的な最低限度の生活 あらすじと感想 第5話 親と子

吉岡里帆さん主演のドラマ、【健康で文化的な最低限度の生活】の5話を視聴しました


これがまたステレオタイプの典型のようなエピソードでしたよね。家族だから、親子だから、分かり合えないはずはない、他の誰よりも絆は深いはずだというのは、確かに大半(majority)には当てはまっても全てがそうだとは限らない。逆にそのような社会通念があるからこそ余計に、亀裂が一層深くなるのかもしれません


以下ネタバレのあらすじです健康で文化的な最低限度の生活のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


島岡光(佐野岳))というまだ若い男性が生活課を訪れました。どこかおどおどした様子の島岡は自らうつ病だと打ち明けて、生活保護を受けたいと申請します。以前は精神科にも通院していたのが、その金も無くなっていたそうです。現在の所持金は50円ほどでした。


生活保護を受ける場合、まず最初に「扶養照会」という手続きが必要になるそうです。国の制度を利用する前に親族が援助可能かどうかを調べなければならないそうです。これまた実に日本的ですが、それでもこれは義務ではなく、あくまでもその親族の意向が優先されるのだそう。


光の場合も扶養照会が必要だと説明したところ、光は、父親はサラリーマンだと答えただけで、後は一切答えようとしませんでした。その口ぶりから、父親との関係が良好でないことは明らかですが、役所にしてみれば、関係の良し悪しよりも金銭的な問題の方が優先されるようです。少なくとも立場上、係長の京極はそう言わざるを得ないのかもしれません。


とりあえず光は寝泊まりできる施設に入居することになりました。光は「個室」を希望しますが、今は空きがなかったらしく、中年の男性と相部屋にされてしまいます。光はイヤホーンをつけっ放しで、他の誰とも話をしようとしませんでした。


これもまた生活保護を受ける身で個室を希望するなど贅沢だと思われてしまいそうですが、もしかしたら光にとってはひとりになれる空間が何より大事だったのかもしれません。だからこそずっとひとりで暮らしてきたのかもしれません。


いつもは受給者に寛大なえみるもこんな光には苛立ちを隠そうとしませんでした。多分光が若くて元気に見えるからですよね。うつ病というのは一見しただけでは分からない心の病ですし、ましてや親に対して拒否反応を示すなど、甘えているとしか思えなかったのかもしれません


本人が何も話さないため、えみるは戸籍から光の父親を調べました。その結果、父親の島岡雷(あずま~小市慢太郎)は医師をしていることが判明します。しかも総合病院の院長です。周囲の評判はまずまずのようで、たくさんの患者を救ってきたと大層感謝されていたようです


京極は早速父親の島岡に連絡するよう命じますが、半田はもう少し様子を見た方が良いのではないかと反論しました。そこでえみるはまず光に報告し、島岡と連絡を取ることにしたと伝えます。すると光は、また、理由も言わずに父親から扶助を受けることを拒否しました。


光にまったく理屈が通じないことに腹を立てたえみるは、これは決まりなのだと言い放ち、電話を切ってしまいました。追いつめられた光はそのまま施設を飛び出してしまいます。


一方、えみるからの書面を受け取った島岡は、早速上京してきました。島岡は、光が大学時代に衝突してから仕送りも止めてしまったものの、音信不通になった息子を心配してずっと捜していたのだそうです。


光が施設から逃げ出したと聞かされた島岡は、構ってほしいだけだと頷きました。あいつは昔からそうだった。親子ですから分かります


が、島岡の期待は見事に打ち砕かれそうです。どうやら光は走ってきた電車に飛び込もうとしたらしいのですが?!


えみるはもう2度と「あんな思い」はしたくないと誓っていたはずなのに、またしても受給者の気持ちに寄り添うことができなかったようです。若くて健康そうに見えるから、働けないはずはない、と決めつけるのは危険なのです。


はたしてえみるは光の心を開かせることができるのでしょうか?光と島岡にはどのような確執があったのでしょうか?


えみるの同期で和菓子大好きな桃浜都(水上京花)も、受給者の子どもに「扶養照会」を送っていました。定型の書類に手書きの付箋までつけて何とか扶養をと願っていたのに、戻ってきた書類はしわくちゃにされていた上、紙いっぱいに「援助できません」とマジックででかでかと書かれていました。どう見てもあれは腹を立てて書類を丸めた跡にしか見えません


親子だから、家族だから、は思い込みにしかすぎません。親子だから、家族だからこそ、逆に恨みや憎しみが募ることも多いはず


それでもえみるを初めとする新人たちが、常に善意で物事を解釈している=基本性善説で動いているのはとても好ましいことですね。だからこそ余計にこうしたケース(minority)に戸惑ってしまうのでしょうが、その心だけは決して失わずにいてほしいものです


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