2018/10
<<09  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  11>>

「dele(ディーリー)」のレビュー一覧

dele 最終回 あらすじと感想 ソウルメイト

山田孝之さん&菅田将暉さんダブル主演の金曜ナイトドラマ、【deleディーリー】もついに最終回を迎えてしまいました。いや~実に面白かったです。いつも以上にギュッと凝縮した内容で、かつ、続編の可能性も覗かせてくれたエンディングに大満足でした


以下ネタバレのあらすじですdele最終回のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


今回のクライアントは辰巳仁志(大塚明夫)という弁護士です。契約は辰巳のパソコンが24時間停止したらファイルを削除するという内容で、モグラの知らせを受けた圭司は早速祐太郎と情報を共有しました。


クライアントの名前を聞いた祐太郎は、いつになく厳しい表情を浮かべて問い返します。辰巳仁志って弁護士の辰巳仁志か?


これまで見たことも無いようなその激しい反応に驚いていた圭司の目の前で、今度は圭司のパソコンがクラッキング(≒ハッキング)され始めました。圭司は逆にウィルスを仕込んで相手を突き止めようとしつつ、辰巳のデータを他に移動させます。このタイミングでのクラッキングは辰巳のデータが狙いとしか思えないからです


祐太郎は祐太郎で辰巳の死亡確認に向かいました。もし死んでてもデータは消さないで!


一段落ついた圭司は早速辰巳について調べました。辰巳は祐太郎の妹の死に関わった弁護士だったのだそうです。


祐太郎には亡くなった妹がいるという話は以前から聞かされていましたが、その妹=鈴は難病だったらしく、新薬の治験を受けていたのだそうです。


鈴が死亡したことに納得できなかった祐太郎の両親は病院を訴えようとしましたが、病院を代表してやってきた弁護士の辰巳は、鈴は新薬を投与されていなかったと説明したのだそうです。治験では対象者の半分には新薬を与えましたが、もう残り半分にはブドウ糖、いわゆるプラセボを与えていたのだそうです。この辺は治験を始める時の契約書に条件が提示されていたはずです。


祐太郎の父=和人は、鈴を名前で呼ばずに番号で呼んで実験台扱いした辰巳に腹を立て、鈴と一緒に撮った家族写真を渡しました。この件に関わるなら、この写真を持っていてほしい


が、しばらくするとこの写真がネットに流出してしたそうです。祐太郎たち遺族は鈴の死で金儲けをするつもりかとひどいバッシングを受けました。祐太郎はそれを見つけるたびに削除していたそうです。


いつになっても辰巳から連絡が来なかったため、和人は他の弁護士に依頼しました。が、最初は乗り気だった弁護士も、しばらくすると勝ち目がないと断ってきまたそうです。そうしたことが何度か繰り返された後、祐太郎たちは鈴の死は新薬とは無関係だったと無理矢理自分を納得させることにしたのだそうです


その結果、祐太郎の両親は離婚し、母の美紗子は別の男性と再婚して、父の和人も以前の住まいからは遠いところに住んでいたようです。年に一度、鈴の命日にだけは3人そろって墓参りをしていたようです


死亡確認から戻ってきた祐太郎は、辰巳のデータを見せてほしいと切り出しました。圭司は黙って辰巳のフォルダーを開きます。


そこにはたくさんのpdfファイルとともに1つだけ音声ファイルが格納されていました。そしてそのファイルには、辰巳と仲村毅(麿 赤兒)という厚労族の大物議員の会話が収められていたそうです


あの治験は国産新薬開発促進の最初の一歩だった。事故が分かれば国家にとって大きな足かせとなっただろう


続けてpdfファイルを調べたところ、鈴に投与されていたのは紛れもなく新薬だったことが判明しました。治験のデータは公表されないことを逆手にとってデータを改ざんしたに違いない


祐太郎は圭司にデータを公表させてほしいと頼みましたが、圭司は迂闊なことをしては危険だと忠告しました。怒った祐太郎は圭司を腰抜け呼ばわりして出ていきます。圭司のパソコンにクラッキングを仕掛けた会社に乗り込んでいったのです。


一方の圭司にはこれを即断できない深い理由がありました。なんと圭司の父親の坂上もまた仲村の弁護士だったのだそうです。坂上は企業法務専門で、仲村の不正を隠すためにその手を汚していたのだそうです。


坂上が亡くなった時にその証拠を見つけた圭司は、舞に知られぬよう、すべてのデータを消したそうです。圭司はその時のツケが今まわってきたと感じたそうです


その圭司のところに仲村の部下が押しかけてきました。圭司に暴力を振るい、サーバーまで壊して辰巳のデータを回収していきます。


が、唯一、圭司が父の不正の証拠をコピーしたハードディスクには気づかなかったようです。圭司は、大暴れしたのに結局は収穫無しで戻ってきた祐太郎にこれを差し出して公表するよう促しました。でも祐太郎は、そんなことをしたら圭司や舞も自分と同じように嫌な思いをすると言って受け取りません


祐太郎が辰巳を最も許せないのは、結果的に祐太郎が鈴を憎んでしまったからなのだそうです。もし鈴があんな病気にならなければ、治験など受けなければ、俺たち家族がこんな思いをすることはなかった、祐太郎はそう思ってしまったのだそう。


鈴のたった一人の兄貴をそんな人間にしたことが許せないんだ!!


祐太郎は、仲村が辰巳の葬式に出席するだろうと踏み、せめて仲村を殴ってやろうと乗り込んでいきました。圭司はそれを見越した上でちょっとした罠を仕掛けます。仲村の運転手と連絡が取れないように電波をブロックし、それに不審に思った仲村の側近が席を外した隙に祐太郎が仲村を脅しに行きました


仲村は、たとえ証拠など見つかってもどうにでもなる、それが権力と言うものだ、とうそぶきます。


この会話は辰巳の葬儀の場に流されました。仲村に父を侮辱されて怒った辰巳の息子の陽一はふたりがいる部屋に乗り込んでいって仲村を怒鳴りつけますよくもオヤジの葬式を台無しにしてくれたな( `ー´)ノ


その上で陽一は祐太郎に謝罪し、辰巳がdele.lifeにデータの削除を依頼したのは隠蔽のためではなく祐太郎に知らせるためだったと教えてくれました。


父は卑怯な嘘つきだったかもしれないが、自分にとっては・・・と頭を下げた陽一に、祐太郎は、陽一の頭の中にいる辰巳が本当の姿なのだと慰めたそうです。これは圭司にも同じことを告げたかったのでしょうね。


実際、坂上のデータの中には圭司の病気に関する治験の情報なども収められていたそうです。もしかしたら坂上は、圭司の病気を治したくて、新薬開発促進の先頭に立っていた仲村におもねったのかもしれません。今となっては確かめるすべはありませんが、祐太郎だったらそう信じるはずです。


もしかしたら圭司が今の仕事を始めたのも、父の汚点を隠したことがきっかけだったのかもしれませんね。祐太郎は、自分が圭司だったら故人のデータを削除するのではなく、故人がこの世に残したいと思うデータを全力で守る仕事をすると語っていました。


その祐太郎は退職願を置いて去っていきました


そして圭司は亡き父のデータもすべて公表したようです。その結果、仲村はマスコミからさんざん叩かれていましたが、dele.lifeや坂上法律事務所の仕事も激減してしまったそうです


圭司は暇つぶしだと言って「指定されたデータを指定された宛先に送信するアプリ」を開発していました。舞は、それいいね、少しだけ優しい気がする、と微笑みます


そこへ、鈴の墓参りを終えた祐太郎が戻ってきました。祐太郎は鈴の墓の前で、これでもう誰も恨むことはなくなったから、これからはもっともっと鈴を思い出す時間ができたし、ようやく俺にも行く当てができた、と報告してきたそうです


祐太郎が辞表を出したのは、顧客に逃げられて財政が厳しくなるだろう事務所を思いやり、無給で働くためだったそうです。稼げるようになったらまた雇って。(とりあえずは宣伝のために)ビラとか撒いたらどうかな


舞も圭司も笑顔で祐太郎を迎えました


舞が祐太郎を連れてきたのは本当に偶然だったそうですが、そこには何か大いなる力が働いたに違いない、圭司と祐太郎の二人は出会うべくして出会ったのだと確信したのはおばさんだけでございましょうかきっとふたりはソウルメイト( *´艸`)


あ~本当に素敵なドラマでしたね。いつかまた是非この2人、否、3人に会いたいものです



これは原作も面白そうです

dele あらすじと感想 第7話 犯罪の町

山田孝之さん&菅田将暉さんダブル主演の金曜ナイトドラマ、【deleディーリー】は7話もまた変わった趣向で面白かったですね~。どうやら来週が最終回らしいですが、実に密度の濃い8回になることはまず間違いないことでしょう


アメドラや韓ドラの長編物で、最初はとっても面白かったのに尻すぼみでガッカリした経験が少なくないため、こうした短くて中身のぎゅっと詰まった作品に出会うと心底感動させられます。本音で言うともっと続いてほしいけど、腹六文目ぐらいが実はちょうど良いのかな、と


以下、7話のネタバレですdeleのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


今回は祐太郎がクライアントの死亡確認を取ってきたところから始まりました。クライアントの笹本隆(西ヶ谷帆澄)は23歳という若さで自殺してしまったそうです。


事務所にふらりとやってきて圭司が祐太郎とうまくやっていることをからかっていた舞は、その名前を聞いて愕然としました。隆は、8年前にバザー会場でジュースに毒物を混入し、死者4名を出した罪で死刑宣告を受けた笹本清一(塚本晋也)の息子だったのだそうです。清一は死刑が確定した今も無実を訴えていたそうです。


当時は、清一が犯人だという確証はなかったものの、状況証拠や清一の前科から犯人にされてしまったそうです。清一は過去にも毒物を使って人を殺そうとしたことがあったのだとか。それに後日否定はしたものの、一度は自白もしたようなのです。


舞は削除依頼のあったデータの中に何らかの証拠が隠されているかもしれないと考えて、データを見せるよう要求しました。圭司が渋々了承して確認したところ、事件当日、バザー会場でジュースの入ったウォーターサーバーに何かを混入していたらしい男の姿が映った動画が見つかります。しかもその男は清一ではありませんでした


この動画は父親の無実を証明する証拠になったはずなのに、なぜ隆は警察に提出しなかったのか、そしてなぜ削除依頼をしたのでしょうか??


その答えを探すため、あわよくば冤罪を晴らすため、祐太郎は早速調査に出かけました。削除依頼のあったデータを公表することは重大な契約違反だと主張した圭司もまた、手元にあるデータから手がかりを探そうとします


その結果、ふたりは事件があった町の中にたくさんの容疑者がいることを突き止めました


まずは動画に写っていた男性、こちらは市会議員・宮川新次郎(千葉哲也)でした。圭司が直接訪ねて話を聞いたところ、確かにあの日ウォーターサーバーに粉末を入れたが、あれはジュースであって青酸カリではないと反論します。余計な疑いを掛けられたくなかったから誰にも言わなかっただけだ


圭司は宮川が前もって粉末の臭いをかぐような動作をしたことから、犯人ではないと確信していました。それで青酸カリを吸い込んだら大変なことになるからです。


でも宮川には動機がありました。宮川は地元の土木会社を経営している中山剛に頼んで選挙違反をしたことからその見返り=道路の舗装工事の談合を要求されていたのだそうです。その中山も毒入りジュースを飲んで死亡していたそうです。


が、その話を祐太郎に教えた洋食屋の店主、上野兼人(Mummy-D)にも実は動機がありました。上野の妻の成美が当時宮川と不倫をしていたのだそうです


この話は宮川の娘のから圭司が聞いてきたのですが、動画を再度調べたところ、ウォーターサーバーの近くに上野の車が停まっていたことも判明します。しかも上野のスマホには成美と宮川の不倫現場の写真がたくさん収められていたそうです。これは圭司がハッキングして調べました


でも上野の当時5歳になる娘の「さっちゃん」も毒入りジュースを飲んで死亡しています。さっちゃんの祖母の美奈子は、それ以来認知症になってしまったそうです


上野の洋食屋で話を聞いてきた祐太郎は、さっちゃんと自分の死んだ妹を重ね合わせて彼らに同情していたため、上野が犯人だとはどうしても思いたくありません


そこで祐太郎は、この動画を撮った隆はどうしていたのだろうと思い立ちました


隆の過去を探っていくと、隆と同じ養護施設で育った女性=福山若菜に辿り着きます。若菜は大分後まで隆と連絡を取り合っていたそうです。人見知りで暗かった隆が若菜に心を許したのは、若菜もまた隆と同じように犯罪者の子どもという理由で皆から苛められ、何度も自殺を図ったからなのだとか


その若菜に隆が送った動画の中に、隆が青酸カリの瓶らしき茶色の瓶を持っていた様子が映っていました。あたかも隆が犯人であるかのようなこの映像は、清一の死刑判決を覆す決定打となるかもしれません。


舞は早速清一に面会に行きました。そこで隆の死とこの動画のことを知らせ、清一は隆を庇って自白をしたのではないかと尋ねます。が、清一は隆は世間に殺された、あれは薬の瓶だ、と主張しました。


犯人はあの町にいるんだ!あの町にいる奴らは犯罪者以下だ!!俺はやってない!


その言葉通り、新たな容疑者も浮上します。茜と和田商店の和田保です。茜はドラッグを購入しており、和田が常々暴力をふるっていた病気の母は、都合よく、毒入りジュースを飲んで死亡していました。しかも和田は当日会場へは行っていなかったと祐太郎に嘘をついていたのです。


調べれば調べるほど容疑者が増えていく~そう頭を抱えていたところに清一の死刑が執行されたという知らせが入りましたなんてこった!( ;∀;)。もはやどんな証拠を揃えようと真犯人が裁かれることはありませんし清一が生き返ることもありません裁判所が己の非を認めるはずがない(-_-;)


そして今年ようやく8年ぶりにバザーが開かれました。8年前はまだ幼かっただろう少女が「ジュースは飲みたくない」と言い張っています。


前の時言われたの。飲んだら死んじゃうよって


少女にそう声を掛けたのは「よそから来た人」だったそうです。少女はそれが誰だったのかはまったく覚えていないそうです


今回その少女にジュースを勧めた女性は、勘違いだろうからもう忘れるよう促しました。もう終わったんだから


そう言って少女の腕をぎゅっと握ったその女性もまた怪し気でした


「すっげえ気持ち悪い!あ~もやっとする(;´Д`)


まさに祐太郎の言う通りですが、町の人々の表情は一様に清々しかったのが好対照です


果たして真犯人は誰だったのか~圭司は黙ってその謎ごとデータを削除しました


さて来週の最終回はふたりの過去に焦点が当てられるようです。冒頭ではああ言いましたが、これがこのまま終わるのは実にもったいないので、是非、続編につながる展開を期待しておりまする



これは原作も面白そうです

dele あらすじと感想 第6話 知らぬが仏

山田孝之さん&菅田将暉さんダブル主演の金曜ナイトドラマ、【deleディーリー】の6話はまたいつもとは変わった趣向のエピソードで面白かったですね。以下ネタバレのあらすじですdeleのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


暇を持て余していた圭司と祐太郎のところへ舞が仕事を持ってきました。長野の別荘地で遺体で発見された女子中学生、石森純子(山田愛奈)の自殺の理由を調べてほしいというのです。


遺書が無かったため、これが自殺かどうかは明らかではなかったものの、発見された場所が石森家の別荘の近くで、生前には家族で過ごした思い出の場所でもあったことから、両親は自殺で間違いないと確信していたそうです。それでもなぜ純子が自殺をしなければならなかったのか、その理由をどうしても知りたかったのだそう。


夫妻が「純子」と名付けたのは、純真な子に育つようにと願いを込めてのことだったそうです


父親の俊一(横田栄司)は学校での苛めを疑っており、事と次第によっては学校を訴えると息巻いていましたが、母親のと美穂(霧島れいか)は、娘が自殺するのに、近くに美しい川のある家族の思い出の場所を選んだのは、自分達へのメッセージに違いないと考えていたのだそうです。


石森夫妻は純子が生前使っていたノートPCを持参して中身を調べてほしいと依頼しました。純子はそのPCで日記を書いていたのだそうですが、ロックされていたため両親には見ることができなかったからです。そのPCには白いデイジーがデザインされていました。
白いデイジーの花ことばは無邪気


圭司はロックを外さずに自殺したことが純子の意思だと解除に否定的でしたが、舞は、圭司には遺族の辛さや悲しみが誰よりも分かるはずだと仄めかし、美穂は、たとえ中から何が出てこようとそれに向き合って応えるのが親としての最後の愛情だと訴えたため、渋々引き受けることにしました。


それでも最初はとりあえずスマホだけを確認しました。削除されたデータを復元したところ、出てきたのはクラスメイトとの楽しそうな写真ばかりだったそうです。デジタルな仕事は圭司に任せ、祐太郎はアナログな仕事を進めることにしました。写真に写っていたクラスメイトに会いに行ったのです


そこで祐太郎は、彼らがとても陰湿な顔をしていることに気づきました。これは絶対にいじめがあったに違いないと確信した祐太郎は、そのうちの一人の小川優菜(中田青渚)からスマホを盗んできてしまいます


アイツら絶対ヤバいって!


圭司が早速優菜のスマホを調べたところ、彼女たちが別のクラスメイトを苛めていることが判明しました。スマホには屋上で皆がその少女を取り囲み、早く飛び降りるようはやし立ててていた動画が残っていたのです!?早く飛んでよっ!飛~べ、飛~べっ!


祐太郎は圭司と一緒にすぐに学校へ駆けつけました。するとくだんの女の子がちょうど屋上から飛び降りようとしていたところに遭遇します


あんな奴らのために死ぬことなんかないよ!居場所がないんだったら新しい場所を見つければいい。逃げる方法が分からないんだったら、「おじさんたち」が教えてあげるから!早くこっちへおいで!


必死で説得を試みる祐太郎に対し、圭司はそっけなくかつ厳しく指摘します。本当に死にたくなかったらなぜ手すりをつかんだ?本当は生きていたいんだろ?やり残したことがいっぱいあるから、お前の心が止めたんだ


苛めの問題は俺たちが必ず解決してやるというと、少女はようやくホッとしたような顔になりました。本当?


約束する。「お兄さんたち」を信じろ


見た目は逆だと思うんですけどね~とは余計なお世話でござりまするが


ふたりは早速優菜を呼び出して脅しました。純子さんもああして苛めたのか?


優菜はきっぱり否定します。むしろ優菜は純子のことが大好きだったのだそうです。でもどうやら純子と優菜はひとりの男性をめぐって三角関係にあったらしい。


それでも優菜は、純子は男のことで自殺をするような人間じゃないと言い切りました。小学生から一緒だったから私には分かる


優菜が嘘をついていないと判断した二人は、もう二度と苛めをするなと釘を刺して帰しました。動画のコピーは残してあるからな


圭司はついに本気になり、純子のPCに忍び込みました。そこもまたスマホ同様データはほとんど削除されていたようですが、圭司は根こそぎさらってやる!と意気込みます。全部復元して謎を解いてやる!!必ず探し出してやる!


その結果、とんでもないことが発覚しました。なんと純子はSNSで優菜と元カレに対して悪態をついていたところを卑劣な男に目をつけられて自殺に追い込まれてしまったのだそうです


真面目で融通が利かず、BFに手も握らせなかったために振られるほど潔癖な純子のもとへ、その男は次々に目を覆いたくなるような「汚い現実」を送りつけてきたそうです。親友たちの純子に対する誹謗中傷はもとより、父親と浮気相手の甘い囁きや母親と担任の不倫写真、などなど両親ともに浮気ですか(;´Д`)


結果、潔癖で純粋な彼女は生きているのが嫌になって自殺してしまったそうです。その死に方も汚れずに済む「凍死」を選ばせたのはこの男だったそう


この男のアカウントはtapir=獏。人の悪夢を食らって生きる想像上の動物です


圭司はSNSでいかにも若い子が悩んでいる風を装い、この男を誘いだしました。どうやら「広瀬」というようです。広瀬が引っかかってきた途端、広瀬のデータをことごとく削除しました。その上ご丁寧に、自殺教唆の罪だけでは軽すぎるからと、広瀬のPCに他の犯罪の証拠をもろもろ詰め込んでおいたのだそうです


それでも5~6年もすれば出てこられる、出てきたまたやってやるとうそぶく広瀬に、圭司は最後通牒を突きつけました誰がそんなことをさせるか( `ー´)ノ


お前が死ぬまで見張り続けてやる。二度とキーボードに触れないアナログな人生を送らせてやるお前みたいなやつが一番許せない(*`皿´*)ノ


本来なら人間を幸せにするために開発されたパソコンを、子どもたちの心を汚す道具に使っていた広瀬を、圭司はどうしても許せなかったのですね


また祐太郎は、デジタル世界の魔物に取り付かれて逃げ場を失っている子どもたちを救おうと「昔ながらのやり方」で必死に頑張っていました。広瀬とやりとりのあった少年の家を訪ね、悩みがあるなら話を聞くよ、と呼びかけますangel-heart。いかにも怪しいよね、疑うのも無理はないけど、と何とか信じてもらおうと言葉を尽くす祐太郎の誠意は無事、その子の心に届きました


アナログもまだまだ捨てたものではありません。というより、アナログがあってこそのデジタルでしょう最初に人間ありきのAIです( `ー´)ノ


そして純子のPCから復活されたデータはすべて削除されました。まさに知らぬが仏でござりまする娘に不倫を知られたと知ったらやりきれませんからね(;´Д`)


あ~やっぱりおばさんはこのドラマが大好きです。続きもとっても楽しみですね



これは原作も面白そうです

dele あらすじと感想 第5話 大切な人

山田孝之さん&菅田将暉さんダブル主演の金曜ナイトドラマ、【deleディーリー】は5話もなかなか良いエピソードでございましたね。昨年「おんな城主直虎」を楽しんだおばさんにとっては尚更楽しかった~。以下早速ネタバレですdeleのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


今回は祐太郎がクライアントの対応にあたり、圭司は昔の恋人に会っていました。どうやら年に1度、必ずデートしていたようです。恋人の名は沢渡明奈(柴咲コウ~直虎@おんな城主直虎)。


ふたりは明奈の教育実習で出会ったそうです。圭司は、大学生だった明奈が3週間、高校の教育実習に来た時の生徒だったらしい。


そこにこんな出会いがあるとは思っても見なかった。人生最大の落とし穴ね


どうやらふたりが出会ってしばらくしてから圭司が発病したようです。圭司が歩けないのは怪我が理由ではなく、難病だったのですね。今のところ上半身に異常は見られないようですが、いったい何の病気でしょうか。


圭司はいつになくオシャレをして出かけて行き、約束の時間のきっかり10分前に約束のカフェに到着し、明奈はその5分前には店にいて、相変わらず時間に厳しい圭司の姿を覗いていたそうです


明奈は、昔は活発だったのに、発病以来頑なになっていった圭司が、仕事で他人を雇い、その他人に仕事を任せていることに驚きを隠せませんでした。圭司は祐太郎を「居座った捨て猫」に例えていましたが、明奈は、圭司が心を許せない人間とは決して働けないことをよく知っていたようです。


あなたの職場が見てみたい


明奈はオフィスが気に入ったらしく、居心地良さそうにしていました。圭司にも自分に構わず仕事をするよう勧めます。祐太郎からなんどか相談の電話が入ったからです。気にしないで。そういうところが見たかったの


そのうちふたりは1年前に語った話をし始めました。高校教師の明奈はビオラ奏者と付き合っていたそうですが、明奈のために音楽を辞めて普通の会社に就職すると言われて別れてしまったそうです。明奈は「安定」を求めるタイプの女性ではないようです。圭司の話はあまりにも印象が薄くて、互いに忘れてしまったようです。


明奈は、もし圭司が発病しなかったらふたりはうまく行っていたかもしれないと思うことがあるそうです。でも、それはそれで今度は圭司が明奈を必要としなかったかもしれないとも考えてしまうそう。私の居場所は最初からケイの心の隙間にしかなかったのかな


そして明奈は、自分にも自分では消せないデータがある、と切り出しました。


長くは待たないよ。私からデータ削除の依頼があったらもう他人だと思って


過去を振り返ってあれこれ悩むのはもう嫌だ、年に1度会うのはこれで最後にしようと言ったところから判断するに、明奈は圭司にハッキリしてほしいのでしょうね。蛇の生殺しのように年に1度会うんじゃなく、付き合うか別れるか、どちらかにしてほしい。でないと前に進めないって


圭司もまだ明奈に心を残していたようですが?


一方の祐太郎が会いに行ったクライアントは天利聡史(朝比奈秀樹)という青年でした。聡史は交通事故に遭って意識不明の重体に陥っていたのです。


聡史の安否を調べに自宅に向かった祐太郎は、聡史の家の前で出会った楠瀬百合子(橋本愛)から聡史の事故を知らされました。祐太郎は聡史の小学校の同級生のふりをしましたが、運悪く百合子は聡史の幼馴染だったため、すぐに嘘だと悟られてしまいます。また聡史のもとにdele.lifeからの封書が届いていたことから、百合子は祐太郎がデータを削除しに来たのだと察しました。


お願い、そのデータは消さないで!


百合子は聡史の婚約者なのだそうです。データの件はともかく、祐太郎は今ひとりでいるのはしんどいと語った百合子に付き合うことになりました。そこで祐太郎もまた、百合子の何気ない仕草から、亡くなった妹を思い出していたそうです


大切な人が死んでも世界は何にも変わらない


祐太郎の妹は絵を描くのが大好きで、何か描きたい対象を見つけると、手首のゴムで髪を束ね、一心不乱に描きだしていたのだそうです。まだ14歳だったのだそう。


祐太郎は、妹と同じように手首のゴムで髪を結わえていた百合子を放っておけなかったらしく、何とかして彼女を慰めようと、共通の知人だという宮田翔(渡辺大知)を捜すことにしました。その翔こそ、聡史が車に轢かれた時、一緒にいた男性だったのですが


なんと聡史はどうやらゲイだったようです。百合子は聡史が好きだったけれど、それで聡史はその気持ちを受け止められずにいたらしいです。友人としてはとても大切に思っていたけれど、愛する対象は男性の翔だったようなのです


翔は祐太郎に、削除依頼をしたデータは百合子に見せてはならないと止めました。おそらくそれらは彼がゲイであることを証明する写真や資料ばかりなのでしょう。


このことは、聡史が意識を取り戻したことによって明らかになります。聡史の母親から連絡を受けた百合子は祐太郎と一緒に急いで病院に駆けつけました。そこへ翔もやってきます。


皆で聡史の回復を喜んでいると、聡史は手を伸ばして、百合子でも母親でもなく、翔の手を握りました


遅いよ、馬鹿野郎!早く言ってくれたら諦めも付いたのに( ;∀;)~百合子にも良い出会いがなかった訳ではなかったのに


聡史も百合子に真実を打ち明けるべきかどうか相当迷ってはいたようなのです。これを聡史が翔に相談したところ、翔は却って彼女を傷つけると止めました。一旦は納得したかに見えた聡史が思い直して翔を追いかけたところに、信号を無視したトラックが突っ込んできて事故に遭ってしまったのです


これまた何とも痛ましい話でございましたが、これで百合子が吹っ切れて、新しい恋を見つけてくれることを願うばかりでござりまする。


やりきれなさを抱えて戻ってきた祐太郎は、帰ろうとしていた明奈に出会いました1年半ぶりの共演でしょうか♪。あなたが圭司の彼女かと尋ねた祐太郎に、明奈はそうではないが、そのうちここの依頼人になるかもしれないと言って去っていきます。でも圭司は同じ問いに「古い知り合いだ、今のところは」と答えていました。ということは、その気はなくもなさそうですね


やはり舞のもくろみ通り、「ニャンコ(=祐太郎)効果」は抜群のようです。deleは続きもとっても楽しみです


neko4
癒されるわ~



これは原作も面白そうです

dele あらすじと感想 第4話 ケイ憧れの天才超能力少年

山田孝之さん&菅田将暉さんダブル主演の金曜ナイトドラマ、【deleディーリー】は4話もしみじみ良いエピソードでございましたね。それにしても、祐太郎は見たまんま~それはそれで素敵~だけど、ケイこと圭司はいろんな引き出しを持っていて実に魅力的な人物でござるね


以下、前半はあらすじ、後半はネタバレになっていますdeleのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


その圭司は今回、懸命に「スプーン曲げ」をしようとしていました。昔は曲げることができたらしいです


でもなんで今さら?と思いきや、依頼が関係してました。依頼人の日暮裕司(野田洋次郎)こそ、25年前に一世を風靡した天才超能力少年で、圭司の憧れの存在だったのだそうです


その日暮の死を示す信号が1時間ほど前に届いたそうです。モグラが鳴く=信号が届くのは、依頼人がある一定期間デバイスに触れなかった時、と定義されていたはずですが、今回はメールらしきものも送られてきていたそうです。あれは登録していなかったデバイスから送ったのでしょうか?あ~この細かいことが気になってならない性格が時々鬱陶しいですが


おばさんのみみっちいこだわりはさておき、そのメールには奇妙な文言が並んでいました。偏見を持たないはずの祐太郎ですら、危ない人?と怪しんだほどです。


人は2度死ぬ、1度目は肉体の死を迎えた時、2度目は誰からも忘れられた時。呪われた力を持った僕は誰からも顧みられることなく。その後の彼女の幸せな暮らしぶりを見てもあの判断は間違っていなかったはずだ。だが、あれまで消えてしまうことが正しいことなのか僕には分からない。


本来なら先に死亡確認をするところ、圭司はたまりかねたように預かっていたファイルを開きました。visionというフォルダーの中には、子どもが色鉛筆で描いたと思われる絵が収められています。果たしてこれは何を意味しているのでしょうか?


死亡確認には祐太郎だけではなく圭司もやってきました。アパートの部屋には鍵がかかっていなかったため、中に入った二人は写真と絵の上に突っ伏すようにして亡くなっていた男性の姿を確認します。それが日暮のようです。圭司は自ら車椅子からずり落ちて、その絵を確認しました。どこかの田舎の風景のようですし、古びた写真には女性が映っていたようです。


日暮は末期の肺がんだったそうです。


サイコメトラーとして一世を風靡した日暮は、25年前の霊視に失敗してマスコミからひどいバッシングを受け、その時から姿を消してしまったのだそうです。圭司はずっと彼は本物だと信じていて、たまたま具合が悪かったに違いないと解釈していたようです。


世間は自分達の常識で説明ができないことを怖がる。魔女狩りの時代から人はまったく変わっていない


visionのフォルダーに入っていた絵にも圭司は見覚えがあったそうです。


圭司と祐太郎は日暮の火葬場に赴きました。日暮の叔母という女性から話を聞いたところによると、日暮の父は借金苦で自殺し、その父とは離婚していた母親は既にほかの男性と結婚して新しい家庭を持っていたそうです。日暮が叔母と一緒に訪ねて行った時も、日暮とは縁を切ったと追い返されたそう。その子は呪われた子だから会いたくないと言われたそうです


このままでは日暮が可哀想だと同情したふたりは、早速調査に入りました。日暮のダイイングメッセージともとれる文章の意味を解読しようと奔走します


祐太郎は、日暮のおかげでがっぽり設けたに違いないテレビ局のプロデューサーに会いに行きますが、今や常務となっていて門前払いを食らいました。圭司は、25年前に「失敗」した霊視の相手、松井美香(松本若菜)の居場所を突き止めます。美香は結婚して幸せな家庭を築いていたそうです。


当時の美香の依頼は、行方不明の母親の捜索でした。その時日暮は、明らかに何かを霊視したようなのに、いつも描く絵を描いてくれなかったのだそうです。番組が始まる前に日暮と話した美香は、日暮はきっと母が死んでいることを霊視したため、美香のために黙っていてくれたに違いない、と感じていたそうです。日暮は美香に、母と離れているのは悲しい、自分もそうだから、と語っていたのだそう


なぜ日暮は何も語ろうとしなかったのか~その謎を解くカギがあのダイイングメッセージに隠されていました。「その後の彼女の幸せな暮らしぶりを見てもあの判断は間違っていなかったはずだ」


以下ネタバレです


美香の母親はやはりその時には亡くなって、しかも殺されていたそうです。犯人は美香の父親、重治(矢島健一)でした。重治に悪意はなかったものの、ちょっとしたいさかいで妻を突き飛ばして倒れた時の打ちどころが悪くて絶命してしまったようです。


重治は何度も警察に通報しようとしましたが、美香のことを思うとどうしても踏み切れず、山奥に運んで埋めることにしたのだそうです。visionのフォルダーに入っていた絵は、その時重治が遺体を運んだルート沿いの景色だったことが分かりました。


最初はこれらの絵をたどって、最後は日暮の霊に導かれるようにして遺体を埋めた場所に辿り着いたふたりは、必死で地面を掘り起こし、ついに遺体を発見します。その近くには重治の名刺入れが落ちていたそうです。遺体を埋める時に一緒に埋めてしまったのですね。


遺体の発見を警察に通報したことで、マスコミが嗅ぎ付けました。美香は自分にも子どもがいる今なら母の死を受け止められるが、昔だったら到底無理だっただろうと改めて日暮に感謝します


圭司と祐太郎が今ではすっかり好々爺となった重治に会いに行って名刺入れを差し出すと、重治はあっさり罪を認めました。日暮の霊視の番組に出た時も、それで罪が暴かれても良いと考えていたのだそうです。それなのに日暮は美香のために沈黙を守り通しました。父親が母親を殺してしまったという残酷な事実を美香に知らせたくなかったから


それ以来ずっと美香のために生きてきたと語った重治に、圭司は、日暮は美香の幸せを守りたかったはずだと伝えました。(今さら自首したところで誰も浮かばれない


その後圭司と祐太郎は日暮の墓参りに行きました。超能力はあれほど信じていた圭司ですが、霊魂は信じないそうです。え~だって山の中で日暮の存在を感じたでしょうが


ふたりはその帰りに日暮が最期に霊視して描いた場所へ向かいました。そこは日暮の母親の家だったそうです。


俺たちが覚えておけばいい。マザコンの元天才超能力少年のことを。そうすればまだ日暮裕司に二度目の死は訪れない


そう語って帰路に就いたふたりに日暮の霊が深々と頭を下げました。日暮の霊は、遠くから母が働く姿を見つめ、そして消えていきます日暮の気持ちが切なかったな(;´Д`)


あれで彼は思い残すことなく成仏できましたね。お盆にふさわしいこれまた素敵なエピソードでした



これは原作も面白そうです

dele あらすじと感想 第3話 5本のバラの花ことば

山田孝之さん&菅田将暉さんダブル主演の金曜ナイトドラマ、【deleディーリー】は3話もまたしみじみ切ないエピソードでございましたね役者も良かった~( *´艸`)。そうそう、このようなドラマに出会えることこそ深夜ドラマの醍醐味ですよね


以下ネタバレのあらすじですdeleのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


今回は今までと異なり、祐太郎がまだ生きている依頼人から直接依頼を受けました。物静かで誠実そうな浦田文雄(高橋源一郎~すずめの父@カルテット)が会社の前にたたずんでいたのを見た祐太郎は、彼が顧客だと知って独断でオフィスに案内します。


浦田は、自分が死んだらパソコンのデータを削除する前にコピーを作成し、そこにバラの花を添えて江角幸子(余貴美子)という女性に届けてほしいと依頼しました。祐太郎は何ともロマンチックな依頼にうっとりしてしまいます


でも圭司は勝手に依頼を受けた祐太郎への怒りが隠せません。犯罪にでも巻き込まれたらどうするんだ!


その頃浦田は自宅の写真館へ戻り、パソコンでdeleとの契約を済ませると、店に飾ってあった写真を持って江角幸子の営む理髪店を訪れました。浦田は、店を閉めることにしたので、飾らせてもらっていた写真を皆に返しているのだと説明します。どうやら幸子が女学生だった頃の写真のようです


浦田は近くに住んでいながら一度も幸子の美容院を利用したことが無いらしく、幸子は一度ぐらいはウチで髪を切らないかと声をかけました。


その誘いに応じたのかどうかは定かではありませんでしたが、その後浦田は笑みを浮かべて海を眺めていたそうです。


数日後、deleではモグラが反応し、浦田の死を示唆しました。死亡確認だ!!


祐太郎は早速浦田の住所を訪れました。浦田の家は寂れ果てた商店街のなかにある写真館。近くの不動産屋で聞き込みをしたところ、いかにも人の好さそうなお爺ちゃんが、「写真館は自殺した」と教えてくれました。名前で呼ばずいつもそう呼んでいた。詳しいことは甥っ子に聞いてくれ


不動産屋の監視カメラを確認させてもらったところ、そこには寂しそうな浦田の後ろ姿が映っていました。


写真館はいつもこんな感じ。他人さまの幸せな瞬間を残してやる仕事なのにな。自分は親が死んでから何十年も独りで寂しいもんだったよ


祐太郎が「浮いた話=女」はなかったのかと探りを入れると、そんなものがあれば港に浮いたりはしねえよ、と答えるお爺ちゃんはなかなか粋な爺様です


祐太郎はとりあえず、バラを贈る相手を確認して帰ると連絡を入れ、江角幸子の住所を訪れました。こちらは理髪店です。幸子もまた、親が死んで後を継いでから28年、たった一人で店を切り盛りしていたそうです。


客が来るまで暇だから、いつもパソコンで旅の写真や風景写真を眺めているのが常なのだそう。


客を装って髪を切ってもらった祐太郎はその足で写真館に忍び込みました。するとそこに他の男がやってきて、浦田のPCを盗んでいきます。祐太郎は男の様子を写真に撮ろうとしますが、いかんせん、ストレージの空き領域が無くて撮影することができません。まごまごしているうちに男には逃げられてしまいました


祐太郎は仕方なく再び不動産屋へ行き、居眠りしているお爺ちゃんを尻目に監視カメラの映像を撮影していきました。空きを作るために舞の居眠り写真を削除します


圭司に画像を送ったものの、画質が荒くてなかなか判別できずにいたところ、再びモグラが鳴きだしました。浦田のPCが起動したのです


圭司はすぐに浦田のPCにアクセスし、男がデータを見る前に、すべてファイルをコピーしてオリジナルを削除しました。しかも圭司はリモート操作をして相手の男の顔をウェブカメラで撮影します。どこのどいつか突き止めてやる!


陸運局のデータベースに侵入して調べたところ、男は元公安だったことが判明しました。浦田のデータも「esu」(Sエス)というフォルダーに格納されていたそうです。


早速中身を調べたところ、音声ファイルが見つかりました。そのすべてが「会話」であり、祐太郎は、それが理髪店の幸子の声だと気づきます。またテキストファイルには、旅行サイトのURLと幸子の行動が記録されていました。浦田は幸子の理髪店に盗聴器を仕掛けて彼女を監視していたのです。その期間なんと28年!


依頼通りにデータのコピーを作って幸子に届けようと言いながら、圭司はその夜ずっとこの音声データを聴いていました。夜はいつも独りぼっちの圭司は、いつしか浦田の心情に思いを馳せていたようです。他愛もない内容だけれどどこか温かい幸子の話は、独りぼっちの浦田の心を慰めてくれていたのかもしれない


翌日圭司は祐太郎とバラの花を持って幸子を訪ねました。が、幸子は店を閉めてどこかへ行ってしまったようです。


仕方なく戻ってきた圭司は舞の協力を仰ぎました。舞が調べたところによると、浦田は公安のS(エス)だったことが分かったそうです。しかもつい最近、幸子の監視を打ち切られたらしいことも判明しました。浦田がdeleに依頼に来る少し前のことです


圭司は再度祐太郎とともに浦田の写真館を訪れました。オフィスで感じた浦田の心は、現場に来ることでますますリアリティを増したようです。


寂れた商店街でともに年を取ったふたりは、同じ空気を吸いながら春夏秋冬を過ごしたはず。幸子が客に対してかけた言葉は、そのまま浦田にも当てはまることが多かったそうです


あっという間に50ですよ。若いうちはこんなことになるなんて思いもよらなかったけど。月日が経つのってどうしてこんなに早いのかしらね


幸子はもう還暦を迎えたそうです。


ある時浦田がカップラーメンを食べていたら、そんなものばかり食べていてはダメだ、もう若くはないんだからちゃんと栄養を取らないと、という声が聞こえたそうです。浦田は思わずくすくす笑ってしまったそうです。いつまでも独りでいないでお嫁さん貰えば?


浦田がいつしか幸子とともに暮らしているような錯覚を起こしたとしても不思議ではありません


圭司は、この任務が終わったことで浦田は生きる意味を失ったのかもしれないと推理しました。


圭司はオフィスに戻ってからも調査を続け、幸子の行方を捜そうとします。一緒に理容学校に通った人間を探しだすと、祐太郎が直接会いに行って幸子の話を聞きだしました。


なんと幸子は昔、五藤卓という過激派のメンバーと交際していたのだそうです。五藤は43年間も重要指名手配されており、今では64歳になっているのだそう。


圭司は、浦田のファイルにあったURLの旅サイトが、逃亡中の五藤との待ち合わせ場所だったと突き止めました。幸子は年に一度五藤と会っていたのだそうです


また浦田は死ぬ前に幸子の店で髪を切ってもらったそうです。そこで浦田は幸子に「もう終わりにした」と語ったそうです。幸子は既に五藤がSだと知っていたそうで、浦田の死をきっかけに、自分も終わりにすることにしたらしい。幸子は五藤に告げた密会の場所を自ら通報したようです。


圭司は5本のバラを買い、祐太郎とともに幸子と五藤の待ち合わせ場所へ向かいました。祐太郎は5本なんてケチ臭いと文句を言いますが、圭司は何も答えません。


到着してすぐ五藤が逮捕されるのを見た圭司は、早くバラとコピーを幸子に渡せと祐太郎を急かしました


祐太郎から事情を聴いた幸子は、とっくに知っていたと語り、浦田は自分の止めた時間にずっと寄り添っていてくれたのだと感慨深そうに語りました余貴美子さんがまた上手いわ~( *´艸`)。最後にその時間を動かそうとしてあんなことになってしまった。あの人の時間も私が止めてしまった台詞が少なくて行間で魅せるのも素晴らしい♪


浦田が死ぬ前に幸子に女学生の写真を渡したことからも、ふたりは五藤が現れる以前からの顔見知りだったはずです。親が死ぬ前は都会へ出たり、実家を継がないという道も考えたかもしれないけれど、奇遇にもふたりは親の死によって家業を継ぐことになり、30年近くもあの寂れた商店街で生きることを余儀なくされた。奇妙な「縁で結ばれたために声を掛けることすらできなかったけれど、本来ならばその共通点だけでも十分親しみを覚えたはずです美人な女学生だったもの( *´艸`)


浦田は幸子を助けるためにデータを消去しようとした~何とかして浦田の気持ちを伝えようととした祐太郎に、幸子は、何も言わなくてよいのだとその唇に指を当てました。ありがとう


何ともやり切れない気持ちを抱いてオフィスに戻ってきた祐太郎は、ふと、5本のバラが何を意味するのか気になりました。バラの花ことばはその本数で意味が違うのだそうです。


なんと5本のバラは「あなたに出会えてよかったという喜びや感謝を意味するのだそう。まさに浦田の心の声でございましたね


こうして祐太郎はますます圭司のことが好きになりました。おしまいおばさんもdeleがますます気にってしまいました(^^)/



これは原作も面白そうです

《他にもこんな記事を書いています♪》