2018/10
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「僕らは奇跡でできている」のレビュー一覧

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僕らは奇跡でできている あらすじと感想 第2話 贅沢な時間

高橋一生さん主演のドラマ、【僕らは奇跡でできている】は何とも贅沢なドラマですね~


生きるために必要なのはお金でも名誉でもなく自分を好きになること。最も長い時間をともに過ごす自分を好きになれなければ、決して幸せになれないと教えてくれます僕らは奇跡でできているが楽しい♪


幸せでなければご飯も美味しくないし、どんなにお金があっても楽しめない


この作品を作ったのはいったいどんな人なのだろうと調べてみたら、橋部敦子さんという脚本家でした。あの「僕の生きる道」を作った方だと知って納得です。その他にも素敵な作品をたくさん手掛けていらっしゃいました


以下ネタバレのあらすじと感想です感想多めのネタバレです( *´艸`)


抜歯後の通院で水本歯科クリニックにやってきた一輝は洗面所の蛇口がキッキッと鳴ることを発見しました。せっかく時間通りに来たのが台無しですが、一輝にとってはこっちの方が大事なのです。この音にはシジュウカラが反応するに違いないと確信しているからです


これ、半径300メートル以内のシジュウカラと繋がります


一旦夢中になると他のことが目に入らなくなるのは小学生時代とまったく変わっていないようです。その頃と今の違いは、当時は、そんな「変わり者の自分」が嫌でならず、毎日泣いてばかりいたけれど、今はそんな自分が大好きなことです


一輝を支えてくれたのはお祖父ちゃんの義高です。一輝は授業中にハエのことが気になってならず先生の声が耳に入らなくなったためにさんざん叱られたのですが、義高は、帰宅後さめざめと泣いていた孫に、ハエの足は何本あった?と尋ねたのだそう。一輝はちゃんと覚えていて6本!と答えました


子どもがよそ見をしているということは自分の授業がつまらないからだとは思わなかったのでしょうか~この教師は


要らなくなったらこれください


そう言ってなかなか蛇口から離れようとしない一輝に、つまらん教師ならぬ歯医者の育実は、人間の話もちゃんと聞いてください!と怒鳴りました。でも今の一輝は泣きません。それどころか、育実が困るような質問を次々と投げかけます。今の一輝はシッカリ自分を確立しているのです


(ブリッジを作るために)どうして健康な歯を削らなければならないんですか?どうして虫歯っていうんですか?


ずっと歯医者をしながらそうした疑問を一度も感じたことがない育実がまたいかにも典型的な常識人です。昔からそうしているから。そういうものだから。


育実はいまだに自分の価値観でしか一輝を見ておらず、厄介な患者だとしか思っていませんが、歯科衛生士の丹沢あかりはいち早く「動物の先生」として上手に利用していました。子どもの患者からウサギの鳴き声について尋ねられると即、一輝に質問してきたのです


一輝はすぐにしかも大真面目に鳴き真似までしてくれますが、育実はまったく頑なで鳴き声の違いを理解できません。まあ理解できないのにできたような顔をするよりは正直なのでしょうけれど


それでも一輝には大きな収穫でした。一輝は早速バードコールを手作りして学生たちに紹介します。バードコールという小さな材木とねじで作った道具があれば、鳥と会話ができるのだそうです


次の授業はフィールドワークです!


子どもたちは退屈そうでしたが、単位を多くもらえるとあって全員が参加してきました。


ここで同僚の樫野木聡(要潤)はおもむろに嫌な顔をしています。一輝は本来樫野木から借りたヤマアラシのトゲを使った授業をするはずだったのですが、それをすっかり忘れてバードコールに変更したのです。


自分だってあることすら忘れていたトゲなのに、借りた一輝が忘れるのは嫌だって、こういう人いますよね~せっかく貸してやったのに、と怒る人。相手の都合はお構いなしで何もかも自分の思い通りにならないと嫌な人


一方の子どもたちは、さすがに心が柔らかいだけあって、少しずつ一輝のこの大らかさに魅了されていきます。鳥の声に鹿の声~そんな自然を感じただけで単位が貰えちゃうなんて、そんな贅沢な講義があってよいのでしょうか


一輝を講師に引っ張ってきた鮫島教授はこう言います。彼は楽しむことの天才だ。だから見ていて面白い


山の中のリスがどうして道を渡れないのか、それとも渡らないのか、そんな「不思議」に目をキラキラ輝かせて取り組む一輝に惹かれない人~育実や虹一の母親の涼子は、ちょっとだけ、自分をのんびりさせてやったらいいかもしれませんね


今回涼子は虹一と一輝が話しているのを見て、知らない人とは話すなと虹一を叱りました。一輝はちゃんと自己紹介をしたのに、それもホントかどうか分からないと疑います。最近は道で会っても知らない人には挨拶しちゃいけないそうです。なんとも悲しい世の中になったものです


でも虹一はあまりめげていないのが頼もしいですね。一輝が虹一にとって、一輝にとっての義高や鮫島になれるとよいですね。


一方育実は最近の鳥飼とのギクシャクした関係を何とか修復しようとして、時間をかけて手料理を作り、鳥飼を家に招きました。料理は美味しくできたらしいですが、鳥飼は食べ終えるとすぐに席を立ってしまいます。どうして?


育実としては「一生懸命頑張ったのにどうして分かってくれないの?と言いたいところでしょうが、その「一生懸命」を押し付けてくるのが鳥飼には鬱陶しいのでしょうね~きっと。しかも育実は、鳥飼に気を使わせまいとしてインタビューを受けた雑誌はまだ出ていないなどと嘘をついてしまったから尚更です


相性もあるでしょうが、たとえ相性が良くても、誠意が裏目裏目に出る時もありますものね。そういう時はあまり修復を焦らないほうがいいんだけどな。相手に尽くそうとするのもこれ見よがしじゃなく、相手が本当に育実を必要とする時が来ると信じて、その時に「忙しい自分をアピールせずに、さっと手を差し伸べればいい。


同じ「ひとり焼肉」でも、育実はストレスを発散するため(マイナス思考)で、一輝は抜歯後の痛みが引いてようやく美味しいものを味わえるようになったという至福の時を過ごすため。焼き肉を食べるのはせいぜい小一時間でしょうが、焼き肉に限らず一事が万事~いずれは人生そのものの質まで大きな差ができそうです


リスのために橋をかけるのもあくまでも機会を提供するだけのこと。渡ってくれたら嬉しいけれど、それはリスが決めることで渡らないかもしれない。それはそれで構わない


あ~一輝みたいに自由に生きたい


そう思わされます。可もなく不可もなくで入った大学で()一輝に出会えたのも「奇跡」でしょう。学生たちは幸せですね。続きもとっても楽しみです



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僕らは奇跡でできている あらすじと感想 第1話 目から鱗が期待できそう

高橋一生さん主演のドラマ、【僕らは奇跡でできている】を見てみました


高橋一生さんが演じる動物好きと聞いてだいたい予想はしていましたが、予想以上の変人でしたね、主人公。おばさんは変わり者は嫌いじゃないし、動物目線でズバリ切り込んでくる人間観察には大いにうならされました。ほぉ~そうなのか、と毎回何かしら新しい発見がありそうで楽しみです


以下簡単なネタバレのあらすじと感想です僕らは奇跡でできているのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


主人公の相河一輝(高橋一生)は、都市文化大学で動物の行動を研究する「動物行動学」を教えています。


一輝は小さい頃から生き物が大好きで、没頭すると他のことはなにも目に入らなくなる少年でした。当時から一輝には両親がいなかったようで、面倒を見ていたのは祖父の相河義高(田中泯)のようでしたね。今でも大切に持っているブリキの箱は相当古びていましたから、この頃の思い出(宝物)が入っているに違いありません


義高は山の中で陶芸をしているらしく、焼きあがった茶碗を一輝が割っても決して叱らず、その割れた茶碗の使い道を考えるよう諭すような大人でした


一輝はそんな祖父のおかげで、自分を失うことなくマイペースな青年へと成長したようです。ちなみにその割れた茶碗は、今でも亀の水槽に飾られていました。亀が小さい時は中に隠れたりしたんかな


一輝が15歳の頃、家政婦の山田妙子(戸田恵子)が家にやってきたそうです。妙子はそれ以来ずっと住み込みで一輝の面倒を見てきたらしく、一輝が35歳になった今でも、家のことは一切この妙子が取り仕切ってくれていました。


マイペースといえば聞こえはいいけど、実際には「オタク気質」な一輝と暮らすのはかなり大変でしょうが、その辺は割り切ってうまく一輝に合わせてくれる、ちと口うるさいけれど、賢くて愛情たっぷりな女性のようです


ドラマでは、そんな一輝の日常~大学の講義と動物や学生たちとの触れ合い、そして歯科医の水本育実(榮倉奈々)とのやり取りが描かれていきます。一輝はかなり前から虫歯だったらしいのに「なんでも先送りする性格」のために抜歯しなければならなくなったのだそうです。


その歯医者に行くのも一苦労でした。何せ、予約をしても、他に気になることがあるとすぐに忘れてしまうからです


共通の知人である大学教授の鮫島瞬(小林薫)の紹介ということもあり、最初は我慢していた育実も次第に我慢できなくなります


育美のクリニックは父が譲ってくれたものだそうで、育実としては、利益よりも地元や患者に貢献したいという高い志から、結構無理をしていたようなのです。その上BFとうまく行っていなかったため、精神状態も相当不安定でした


何度か予約の時間をすっぽかしてしまった一輝は、今度こそは遅れぬようにと予約の1時間以上前からクリニックへ赴きました。それはそれでちっとも悪くない、むしろ感心な行動だとおばさんには思えましたが、育実はそんな一輝を思い切り怒鳴りつけてしまいます


どうしてそんなに非常識なの!?今はお昼休みなのにっ!!


早く診てほしいと言った訳でもなく、ただ黙って待合室にいただけなのに、あの怒りようはないですよね。この何でも自分が正しいと信じている人を見ると、昔の自分を見ているようで()ハラハラさせられてしまいます八つ当たりしたら可哀想じゃん(;´Д`)


一輝はそんな育実に驚き、そそくさと逃げ出してしまいました。育実はさすがに大人げないと思ったのか、一輝を追いかけて謝罪します。


また一輝は、このクリニックでやはり動物好きで一風変わった男の子=宮本虹一(川口和空)と出会っています。虹一がイソップ物語の「うさぎと亀」の絵を描いていたことで親しくなったふたりは、共通の疑問を抱きました


亀はどうして寝ていたうさぎに声を掛けなかったのか?


一輝はこれを大学の授業でも学生たちに問いかけています。学生たちは皆ポカーンとしていましたね


一輝の出した結論は虹一が達した結論と同じでした。亀は寝ているうさぎに気づかなかったのだそうです


通説では、亀は努力家で休むことなく歩き続けたから競争に勝てたが、うさぎは途中で怠けてしまったから負けた、とされていますが、一輝たちの見解はそうではありませんでした


亀はただひたすら歩くことが好きなのだそうです。亀はあの低い姿勢から空を見上げることが楽しくてならず、その結果として前に進んでいるだけなのだそう


それに引き換え、うさぎは常に誰かに勝とうとしているそうです。うさぎは亀を見下すために走った。自分はすごいと証明するために。


「頑張っている自分にご褒美」をあげるタイプの育実はこの言葉に愕然とします。育実は、自分はコツコツ努力型の亀タイプだと語ったのに、一輝からうさぎだと指摘されたのです


育実が恋人の鳥飼(和田琢磨)とうまく行かないのもこうした性格が災いしていたようですよね。育実は歯科医である一方クリニックを経営する実業家でもある訳で、サラリーマンの鳥飼よりずっと収入があることを隠しもせず、自分で高価なペンダントを買い、高級レストランでバンバン高いものを注文します


あ~久しぶりに美味しいもの食べた


鳥飼は、いつもは安くてまずいもので悪かったね、と僻むしかありません


違う業界、違う立場で働いているのですから、せめてデートの時ぐらい共通の話題で盛り上がれないものですかね。歯科衛生士の丹沢あかり(トリンドル玲奈)のように相手に媚びる必要はないだろうけど、もうちょっと気づかいがあっても良さそうです。そもそも育実は鳥飼のどこが好きになったのかしらね?


それ以外では、一輝と学生たちの交流にも変化が出てきそうです。学生たちは一輝の授業などほとんど聞いていませんでしたが、一輝が他の講師とは違って思いもよらないような質問をぶつけてくるため、調子が狂っちゃうようなのです。上のうさぎと亀も然りですが、シマウマの縞模様についての考察もなかなか楽しかったですね


これまで学校では全てに「正解」を求められてきた子どもたちが、動物の世界に正解はないというスタンスの一輝に少しずつ惹かれていく様子もまた好ましいです。本来であれば、あのような授業こそ、みずみずしい心を持つ小中学生にしてあげてほしいですが


その代表が多分虹一なのでしょう。虹一の母、涼子(松本若菜)は虹一の個性を受け入れられず、かなり苦しんでいたようです。この親子にも転機が訪れるとよいのですが


最近はよく空を見上げて鳥の気持ちになってみたいとは思っていたけど、地面に這いつくばって亀の気持ちになろうとは思いもよりませんでした。きっと一輝は毎回そんな目からうろこの価値観を与えてくれるに違いないと大いに期待しておりまする来週の放送も楽しみです(^^)/

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