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「時代劇・歴史モノ」のレビュー一覧

開封府~北宋を包む青い天~あらすじと感想 第40話 虎は誰か?

中国ドラマ、【開封府~北宋を包む青い天~】の40話は「虎は誰か?」です。いや~こういうところが中国ドラマの面白い=一筋縄ではいかぬところですよね。見事に裏切ってくれました。今日明日はお休みしようと思っていたのですが、これを見たら黙っていられなくなりました。以下さっそくネタバレです開封府のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


連続殺人事件の犯人はなんとなんと陳世美その人でした。実行犯が~まだ名前は明らかにはなっていませんが~おそらく韓琦なのでしょうかね。韓琦は武科を受験したはずですから腕には覚えがあるはずです


冷静に考えれば鶏と猿の話よりこの方が分かりやすいですよ。何せ陳世美には故郷に妻子がいて、その事実を知る者=同郷の者が殺されたのですから、順当に行けば動機は「口封じ」の線が濃厚なはずです


尹若草が「猿と鶏」の話なんかするものだから、すっかり騙されてしまいました


でも朝廷では皆が尹若朝と似たような見方をしていました。鶏の陳世美が狙われたことで猿の仁宗が怯えるという構図です。李太妃は仁宗に「猫」のように大人しく生き延びろと忠告し、仁宗は仁宗で、自分は「虎」ではなく「猫」だったのだと自嘲する始末です


何せこの事件に続いて即、蔭位制の廃止の撤回を訴える声が上がったのですから、猿を脅した目的は蔭位制の存続だと誤解するのも無理からぬことです


「調教師」であるはずの張徳林や王延齢はすっかり疑心暗鬼になっています。こちらは何もしていない、あちらが鶏を殺したに違いない


仁宗はこのふたりを「虎」と呼んでいましたが、子栄はひとり泰然自若としていました。あのふたりは虎は虎でも老いた虎です。仁宗がすっかり落ち込んだのを見た子栄は早速周児を遣わしました。仁宗はいまだに子栄を信じ切ってはいないようです


一方の包拯は「完成した枷」を持って得々と開封府を訪れた尹若朝に、連続殺人事件の捜査の進捗状況と秦香蓮の話を語って聞かせました。長年開封府で尹を務めた若朝なら、これが何を意味するか分かるはずです。


もし陳世美が秦香蓮の夫の岑旺祖だとしたら、陳世美は仁宗を騙した罪で処刑される


それは自業自得ですから致し方ないとして、問題は包勉です。陳世美は、包勉が何もかも承知の上で自分を脅そうとしていると誤解しているのだそうです。秦香蓮を私に会わせようとしているのもそのために違いない


も~これまたとんでもない思い過ごしですよね。あの包勉をよく知る者ならそんなに頭が回るなどと思いもよらないでしょうにね。何もかも姑息な自分を基準に物事を考えているからそんな邪推をするのでござる


「実行犯」は包勉を殺そうとしますが、陳世美は、今動くのは得策ではないと、まずは秦香蓮を均州に帰すよう命じました。実行犯はこれに対して、殺人の報酬よりも高額らしい千両を要求しています。こちらの方が面倒だ。


その均州には今、包拯の命令で馬漢が捜査に向かっていました。果たしてどのような収穫を携えて戻ってくるのか?片や王朝は秦香蓮親子の世話を命じられ、目を開けながらいびきをかいて居眠りをするという特技を披露していますあ~れは怖いわ(;´Д`)


その王朝が、秦香蓮の夫は韓琦という偽名を使っている、しかも3人を殺した犯人かもしれないと教えてしまったのはまずかったですよね。秦香蓮は夫を守るために彼を捜すことを諦めようとしていたようです。


言うまでもありませんが、もちろん包拯は尹若朝の枷を採用しませんでした。作った本人が開けられないものは使えないお持ち帰りください


お盆中でなかなか視聴も進みませんが、これには大いに感心したので語らせていただきました。続きはおいおい追いつきまする



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開封府~北宋を包む青い天~あらすじと感想 第39話 猿と鶏

中国ドラマ、【開封府~北宋を包む青い天~】の39話は「猿と鶏」です。まったく尹若朝は実にユニークなキャラクターですよね。この若朝と雨柔の親子に長年仕えてきた王朝と馬漢も今やこのドラマには欠かせない大好きなキャラです


以下ネタバレのあらすじです開封府のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


連続殺人を捜査していた包拯は、元府尹の尹若朝の意見を仰ぎに行きました。若朝は「枷」作りに忙しく、自らも新作をつけてその出来栄えを試しています。ちょうど良いところに来た。3人とも試してみろ


包拯は王朝と馬漢にこの仕事を命じ、自分は一服するという若朝に付いて行きました。この仕事は以前から若朝の趣味?だったらしく、王朝と馬漢は、いかにも心配そうに、少しは成長したのだろうか、と目を見合わせます。でも結局はなかなか外せなかったようで、ふたりはいかにもさもありなんと、雨柔の武芸と同じでまったく進歩が無いとぼやきました。やはり親子は似るものだ


一方包拯は、枷を首にかけたままの若朝のために茶碗を口まで運んでお茶を飲ませてやります。若朝は、口では今さら何の用だと言いながらも、自分ほど客観的に朝廷の情勢を判断できる人間はいない(=意見を仰ぎに来た包拯はなかなかだ)と、まんざらでもなさそうな顔をして語りだしました


張徳林と王延齢が老いた今、劉娥に仁宗が取って代わったというだけではなく、そのパワーバランスも変わっていくことだろう。朝廷はまるで曲芸団だ。猿も育てば自我が目覚める。調教師は猿に言うことを聞かせるために目の前で鶏を殺して怯えさせる。猿は血が大嫌いだからだ


この比喩で言うと猿はおそらく仁宗ですよね。調教師が老いた二人だとすれば、実際に血を見せられているのは仁宗の子飼の陳世美でしょうか。今回陳世美は王延齢を陰で「死にぞこない」呼ばわりしていました。あの王延齢がそれに気づかぬはずはなく、自分を小ばかにし始めた猿に血をちらつかせて脅しているというのはどうでしょうかまた妄想倒れになるかもしれませぬが(;^_^A


今回は実際に陳世美も狙われましたが、刺客は彼を仕留められる状況にあったのに仕留めなかった=殺さずに怪我をさせただけでした。あの華麗なワイヤーアクションを見る限りでは、刺客は展無為でございましょうか


包拯は、いつものように分かったんだか分んないんだか分からないような顔をして、ちゃっちゃと若朝の枷を外して出ていきました。この辺の描写がまた何ともユーモラスです


さてその包拯は秦香蓮の親子を取り調べることになりました。なんでも彼女は塩商人の何生財から仕送りをしてもらったことがあるのだそうです。仕送りの理由は夫・岑旺祖の両親への治療代だったそうで、今回秦香蓮は夫の居場所を尋ねようと何生財を訪ねたところ、その妻から何生財の愛人かつ夫を殺した犯人だと誤解されてしまったそうです


開封府での取り調べの際、捕吏たちがこぞって長い棒をとんとん叩いて脅しているのがまた面白かったですね~。確かにあれはちょっと不気味です


秦香蓮に、岑旺祖には他の名前はないのかと尋ねていたところを見ると、包拯もまた王朝や馬漢同様、それが陳世美か韓琦だと確信していたようです。陳世美は実際秦香蓮親子を見て相当動揺していましたから、岑旺祖=陳世美はまず間違いなさそうです。


他で気になるのは包勉です。やはり包勉は陳世美に便宜を図ってもらうよう頼んでいました。陳世美はそんな包勉に都の役人は金を払わなくても飲み食いができるのだと教えています。まさに青女の言う通り「身の程知らずの蛙そのもので、なんとか天罰を与えてやりたいですが、そうなると、浅はかな包勉にもそのとばっちりが来そうなのが心配でござる


生真面目過ぎる包拯と足して二で割るぐらいでちょうど良さそうなのですけれど


来週は、脅された猿がどのような反応を見せるのか、に注目ですね


~我が家は今年が初盆なので、来週は通常の半分程度の活動になりそうです



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逆賊-民の英雄ホン・ギルドン ネタバレと感想 9&10話 始動

ユン・ギュンサンさん主演の韓国ドラマ、【逆賊-民の英雄ホン・ギルドン】の9話「ならず者の流儀」と10話「悲しみの叫び」を視聴しました。これは実に面白かったですね~。以下早速ネタバレです逆賊ホン・ギルドンのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


ギルドンが本当に目指す仇はテハクではなくチュンウォン君でした。ギルドンには、テハクもまた自分達と同じように人間扱いされていない仲間だと分かっていたのです


もちろん最初はテハクへの攻撃から始めましたここは実に楽しかった(^^)/


最初ギルドンからこの「復讐」について聞かされた仲間たちは、気も力も弱いギルドンに何ができるのか、と馬鹿にしました。そこでギルドンは、以前はわざと負けてくれたという力自慢のクッセ(イ・ホチョル)と腕相撲をします。もちろんクッセなど今のギルドンの敵ではありません。腕どころか体ごとぶっ飛ばしました怪力童子の本領発揮( `ー´)ノ


この様子を見ていたアモゲはもしやと首をかしげますが、まだ確信するには至りません。


こうして戦力と認められたギルドンは、すごいのは腕力だけではないことを示し始めました。蛇を捕まえてテハクの部屋にいれたり、落とし穴を掘ったり、居酒屋の食事に毒を入れたり、少しずつではありますが、テハクを追いつめて行きます。家の外に血だらけの寝間着をかけておいたのも大きな脅しとなったようです。これは「復讐」の証なのだそうです


止めは、テハクがアモゲから奪った数珠を奪い返すことでした。テハクはその数珠を片時も放さず身に着けてアモゲを倒したことを誇示していたらしいので、それさえ奪えばテハクに大きなダメージを与えられると考えたのです


アモゲがチュンウォン君に納める女性を集めていると聞いたギルドンは、そこに間者を忍び込ませようとしましたが、ガリョンが自ら志願しました。口では何と言ってもガリョンが心配なギルドンは反対しますが、今ではすっかりガリョンを仲間と認めたソブリは、ガリョンなら信頼できると賛成します。


こ~れがまたハラハラさせられましたよね。なんとか潜り込んだまではよかったのですが、何せテハクの寝室に忍び込むわけですから、いつ目が覚めるか気が気ではありません心配で見てられない(;´Д`)。思わず、禁じ手の、早送りをしてしまったほどです


それでも何とかガリョンは数珠を盗むことに成功しましたが、今度は屋敷を抜け出すのに一苦労です。もちろんギルドンがすぐ外で待っていてくれましたが、壁から飛び降りる時に後ろから襲われるのではないかと心底ひやひやさせられてしまいました。余計な心配でござりましたが


その後テハクは数珠が盗まれたことに気づいて大騒ぎし始めました。寝室にまで賊が忍び込んだと思い込んだテハクは、もう夜も眠れなくなります


そこへ今度はギルドンたちが4人で乗り込みました。そこになんとオプサン(イ・ミョンフン)まで現れて加勢します。皆がテハクの手下の注意を引いている隙に、ギルドンがテハクをさらって逃げました


ギルドンは、アモゲを殺して得たのが番犬の座かとテハクを嘲りました。このままでは一生びくつきながら生きることになるが、自分に従えば違った生き方ができると促します。


俺はチュンウォン君を陥れたい


ギルドンはそう言って、アモゲの仲間は決して人を犬扱いしないし絶対に兄弟を裏切らない、やられた分はやり返す、兄弟になれば、代わりに敵に仕返しをする、と説明しました。


テハクはついにギルドンとともに行く道を選びました。ギルドンは早速オム・ジャチを呼び戻し、うまいことチュンウォン君に取り入らせて足場を固めていきます。そして自分達は作男のふりをしてチュンウォン君の上京に同行することにしました。


ギルドンの狙いがテハクではなく王族のチュンウォン君だと知った途端に逃げ出したヨンゲ(イ・ジュニョク)とセゴル(キム・ドユン)も戻ってきてくれます。これで仲間は僧侶の格好をしているイルチョン(ホ・ジョンド)を含めて7人になりました。その後も着実に仲間を増やしていく模様です


ギルドンは進んでチュンウォン君の踏み台となり、その信頼を得ようと努めました。商売をしていただけあって、口のうまさは折り紙付きです。でも、旅先ではチュンウォン君を殺しませんでした。いったいギルドンは何を企んでいるのでしょうか?


唯一、テハクがギルドンとのことをモリに内緒にしているのが引っかかりますね。今モリはテハクに忠誠を誓っているけれど、裏切られたと知ったら誰よりも手ごわい敵になりそうで心配です


オリニとギリョンに関しては、今回戻ってきたオプサンがアモゲにだけオリニの靴を差し出し、その近くに男女の遺体があったらしいと報告しました。ギリョンとオリニに違いない


アモゲはギルドンには話すなと口止めしますが、ギルドンはギルドンで、自分を慕うガリョンの姿にオリニを見出し、山の中で大木を殴ってその苦しさをぶつけました。ギルドンのこぶしが大木にめり込み、上の方までひび割れていたのを見たアモゲは、ギルドンが力を取り戻したと確信します


アモゲは、自分の二の舞はさせまいとギルドンに復讐を思いとどまらせようとしましたが、ギルドンは聞く耳を持ちませんでした。必ず仇を討ってみせるとアモゲの前で誓います家族を忘れるなんてできない( ;∀;)


一方、街でギリョンに声をかけたのはソン・ドファン(アン・ネサン)という資産家でした。ドファンは、たとえ優秀でも資金が無くて科挙を受けられない子どもたちを支援しているのだそうです


ドファンはギリョンにも受験を勧めましたが、ギリョンはきっぱり断りました。ギリョンはここで、あの時忍び込んだ家に住んでいた両班のパク氏の名を失敬し、パク・ハソンと名乗っています。


そこでギリョンは因縁の相手に出会いました。パク氏の息子のスハク(パク・ウンソク)です。スハクもまたドファンの援助を受けたらしく、今ではチョ・ジョンハクと名乗っていました。スハクはギリョンを旧友のように親しみを覚えると語りましたが、ふたりとも相手の正体には気づいていません。パク氏はスハクが科挙を受けることをたいそう喜んでいたようです。


ギリョンは後ろ髪をひかれながらも故郷に帰ろうとしますが、その途中で、アモゲが死んだと聞かされて絶望し、思い直してドファンの書院に世話になろうと決意しました。


またコンファは、ギルドンとの仲を知るジャウォンに邪魔されて燕山君に近づけずにいました。コンファは、燕山君が仏教の行事である水陸斎を行おうとして臣下から突き上げを食っているのを知り、何とか慰めたいとジャウォンと賭けをします。もしそれでも燕山君に見初められなければ掌楽院を去ると約束しました。


が、燕山君はえもいわれぬ魅力を放つコンファの舞に悩殺されてしまうようです


史実は変えられないけれど、ギルドンとコンファのふたりがそれぞれの立場で人間らしく生きようとする姿は見ていて胸を打たれますよね逆賊~ホン・ギルドンが面白い(^^)/


逆賊-民の英雄ホン・ギルドンは続きもとっても楽しみですね



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開封府~北宋を包む青い天~あらすじと感想 第37&38話 連続殺人の謎

中国ドラマ、【開封府~北宋を包む青い天~】の37話は「新たな難事件」と38話「同郷の男たち」です。おばさんが最も好きなジャンルはミステリーなので、これはも~ワクワクしちゃいました


以下早速ネタバレです開封府のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


まずは、王延齢が仄めかしたように青女と結婚して駙馬となった陳世美ですが、コイツはなかなかの食わせもののようです。一見、青女の夫として神妙に振る舞っているように見えましたが、裏では貢ぎ物を受け取って甘い汁を吸っているらしい


その上どうやら故郷でとっくの昔に結婚して妻子持ちだったらしいことも判明しました


今回、地方の知県を務めていた包勉が休暇をもらって開封府に戻ってきました。その道すがら、包勉の驢馬と荷物を盗んだ親子連れ=秦香蓮とその子供たちこそ、陳世美の妻と子どものようです。しかも陳世美というのは偽名で、本名は岑旺祖というらしい。せっかく慣れたところですし、また妄想倒れに終わるかもしれないので、とりあえずは陳世美で通しますね。


均州から出てきた秦香蓮は、3年前に出ていった夫の岑旺祖が必ず科挙で首席になると約束したのを手掛かりに、書院を訪ね歩きました。そこで、つい先頃、ある書生が自殺に見せかけて殺された懐仁書院に辿り着きます。書生の名は白幽路と言い、均州の実家から銀子が大量に届いたと喜んでいた矢先の出来事でした


懐仁書院で働いている鶏の鳴き真似が上手な世話人は、白幽路から、その銀子でつてを頼り、名門の配下になれば科挙に合格できると聞かされていたそうです。


同郷で、ともに科挙を受けに上京した陳世美が駙馬となって仁宗の信頼を得、科挙も任されることになったことを受けての自信でしょうか


また陳世美とともに科挙を受けに来たのは白幽路だけではなかったそうです。既に合格して転運副使となっていた馬再興、塩商人の何生財、そして武科を受験して落ちた後は行方が知れない韓琦の4人だったそうです。


そしてそのうちの3人、白幽路と馬再興、何生財が殺されました。馬再興は、白幽路が殺される前夜に一緒に妓楼で酒を飲んでいた相手であり、何生財はその馬再興に自分の愛人の遊女を仕えさせていたそうです。白幽路と馬再興は毒を飲まされた上、自殺に見せかけて梁につるされていましたが、何生財は、自分が作った酒樽の中で死んでいたそうです。


この連続殺人を捜査していた包拯は、陳世美も狙われているのではないかと案じましたが、さすがにコイツが世渡り上手な詐欺師だとはまだ気づかぬようです。青女が結婚して2年経ってもこの男に心身とも許さないのは、仁宗への恋情のためだけではないのかもしれません


とはいうものの、陳世美はこうしたちんけな詐欺は働いても、自ら進んで人を殺すようには見えません。この連続殺人の犯人はいったい誰なのでしょうか?殺された3人のうち何生財だけ殺害の手口が違うことから、複数犯の可能性もありそうです


一方朝廷では、古くから続く蔭位制が問題視されていました。蔭位制とは既得権益そのもので、1名の官吏につきその息子から孫、外孫に曾孫のほか、門客など7名が仕官できる制度を指すそうです。


現在三品以上の文官は500名を超え、それぞれ1名につき3名が仕官できる仕組みだそうで、三品以下の蔭位を入れると、今年仕官する者は3千名ほどになるそうです。これに加えて武官もほぼ同数増える見込みだそうで


仁宗は、国庫が破綻しているというのに新たに6千名もの官吏を養うのは不可能だとかぶりを振りましたが、王延齢は、今年こそ税を増やすべきだと提案しました。


これには子栄がすかさず反論します。民から食糧を奪うのは得策ではありません!


子栄は蔭位の廃止を訴えましたが、今度は張徳林が反対しました。蔭位を廃止する前に、この枢密使を罷免せよ!


仁宗は一旦この件を預かって、王延齢と張徳林を下げ、代わりに陳世美を呼びました。事情を聴いた陳世美は、科挙を改革しても蔭位がある限り無能な役人を排除できぬと嘆きます。それでも策が無いことはない


陳世美は、蔭位を廃止せぬ代わりに、毎年官吏たちを「査定」してはどうかと提案しました。合格すれば留任させるが、不合格なら罷免すればよいというのです。


子栄は、本来、査定に合格するほどの実力があれば蔭位など利用せぬと指摘しました。すると陳世美は、そこは自分の裁量で半分ずつ合否を分けると説明します。それもなんと「賄賂」の額によって合否を決めるというのです


どうやら額が少なくて罷免された者には払った賄賂を返却するという仕組みらしい。まるで入札制度のようでござるね。


科挙の改革に加えてこの査定を毎年繰り返していけば、無能な官吏はいずれ淘汰されるだろうというのが陳世美の言い分ですが、これで「国庫」は多少潤うかもしれぬものの、無能な役人はまったく減らないような気がしませんか。むしろ、王延齢や張徳林が陳世美に取って代わられるだけではないのでしょうか


そしてどうやら包勉もこの陳世美と知り合いらしく、何やら頼みごとをしたようです。以前の李太妃のこともありますし、ここは「不正」のにおいがぷんぷんしてきますね~。しかも包勉は亡くなった3名とも同じ書院で机を並べた仲だそうです。


もうじき包拯と端午には待望の男児(?)が産まれるようで、ようやく包家にも幸せが訪れそうなのに、このバ〇息子が余計なことをしなければよいのですが


一方の雨柔は、山中で女性が頻繁に襲われるという話を聞いて、自ら村娘に変装し、犯人探しに明け暮れていました。端午に子どもができたのでは雨柔と包拯の縁談は立ち消えになりそうですけど、雨柔ならきっと心から端午と包拯を祝福してくれそうです


さて包拯はどのような推理を働かせてこの事件を解決していくのでしょうか。明日の放送も楽しみですね



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逆賊-民の英雄ホン・ギルドン ネタバレと感想 7&8話 再結集!

ユン・ギュンサンさん主演の韓国ドラマ、【逆賊-民の英雄ホン・ギルドン】の7話「惹かれあう愛」と8話「思わぬ再会」を視聴しました。以下ネタバレのあらすじです逆賊ホンギルドンのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


ギルドンは、オリニと崖から落ちて岸に辿り着いた後、しばらくは疲れ果てて倒れていたのだそうです。ギルドンが水を欲しがったため、オリニはギルドンが決して離れぬようにと双方の手首を縛っていた紐を噛み切って、水を汲みに行きました。


そこでオリニは何者かに連れ去られててしまったようです。8話の時点ではまだその生死も明らかではありません


ようやく目を覚ましたギルドンは必死でオリニを捜しまわりましたが見つからず、ついにはコンファのいた妓楼に辿り着きましたが、そこでガリョンにならず者と誤解され、棍棒で殴られてしまいました


倒れたギルドンがようやくあの小間物売りだと気づいたコンファはすぐに医者を呼んでくれましたが、医者はもう手の施しようがないと諦めてしまいます。もうじき死ぬ。万が一助かっても一生不自由になる


でも何せギルドンは「怪力童子」ですから、その予想に反してすぐに回復してしまいました。が、故郷に帰ってからの辛い記憶はすっかり失ってしまいます。そのためギルドンは、背中に刺さっていた矢の出どころを探しに出かけていきました。必ず戻ってきますから


ギルドンを手放したくなかったコンファは、ギルドンの手首にまかれていた紐を隠してギルドンを送りだします


収穫のないまま戻ってきたギルドンを、コンファは鼓手に指名しました。妓楼の女将、ウォラメ(ファン・ソクチョン)は不服そうでしたが、コンファはまったく気にしません。ギルドン自身、自信がなさそうでしたが、実際にやらせてみたら、意外や意外、なかなかの才能の持ち主だったことが判明します。これもまた「神に選ばれし者」だからでしょうか。


コンファとギルドンの掛け合いがまた素晴らしかったですね~。うっとりと聞き惚れてしまったほどです。ここでギルドンは「緑水(ノクス)」という言葉を口にしています



是非再入荷をお願いしたいものでござるね


そこへ、コンファを母と呼ぶ子どもが訪ねてきました。でもコンファは金を渡して追い返すよう命じます。私に母の心はない


コンファはギルドンに、妓生になった経緯を打ち明けました。コンファの母親もまた妓生で、県監が代わるたびに尽くしたり共寝をすることで何とか生計を立てていたのだそうです。ある時年老いた県監がやってきて、母ではなくコンファを所望すると、母はコンファを差し出したそうです。その時の母の手は、寒い冬だというのに、びっしょりと汗ばんでいたそうです


母さん、手から涙が出ているよ、とコンファが言うと、母はコンファが県監の妾になれば自分のような苦労はしなくて済むと答えたのだそう。


でもコンファは、母親に娘を差し出させるような破廉恥がどうしても許せなかったそうです。薄汚い奴らを地獄に叩き落とす力が必要だと思い知ったコンファの心には恨みしかなかった~いつしか気づいた時にはもう、心の中は空っぽだったのだそうです


だから私は鬼なのよ。


ギルドンはそんなコンファを抱きしめて慰めました。泣いているから鬼にはなれない


ギルドンは、再会したら縁を結ぼうと言った己の言葉を守ります。これでようやくコンファにも幸せが訪れるはずでした


が、その後ギルドンはついに記憶を取り戻してしまいます。ギルドンはコンファにしばしの別れを告げて、オリニを捜しに行きました。そこで出会ったのがオプサンアボジです。オプサンアボジはギルドンを見て涙を流し、アモゲは死んだと伝えました。


ギルドンは、ひとり、クモクの墓へ行き、ひょっとして父さんやギリョンが来なかったかと尋ねました。オリニはまだ来てない?


ギルドンが、俺が間違っていたと号泣していた頃、コンファは転機を迎えていました。コンファ自身はギルドンを待ち続けるつもりでしたが、仲間の妓生が理不尽に傷つけられたことにまたしても怒りを掻き立てられ、今や王となった燕山君が妓生を集めているという掌楽院に入ることに決めたのです。妓生が力を持つにはそれしか方法はないと覚悟を決めてのことです


こうしてギルドンが戻ってきた時にはもうコンファの姿はありませんでした


ギルドンは仕方なく、来た道を引き返していきます。そこには、ただ一人残ってギルドンを待っていたガリョンも付いてきました。ガリョンは、ギルドンがクモクの墓参りをするにもついてきて、あれこれ世話を焼いてくれます。


そこでギルドンは父を裏切ったオム・ジャチに出会いました。ここで会ったが百年目!とギルドンはジャチを殺そうとしますが、実はジャチは秘かにアモゲを匿っていてくれたことが判明します。そう、アモゲはまだ生きていたのです!


ジャチからアモゲが生きていると聞かされたギルドンは早速アモゲに会いに行きました。アモゲは膝を潰されたらしく、髪も真っ白になってすっかり変わり果ててはいましたが、確かにまだ生きていました。ギルドンはアモゲからオリニとギリョンの消息を尋ねられ、ふたりとも元気に暮らしていると嘘をつきます。


オリニはともかく、ギリョンは実際元気に暮らしていました。どうやらあの時逃げ延びた先で亡くなっていた何者かの家に潜り込み、ひっそり暮らしていたようです。街に貼られた科挙の貼り紙を見ていたギリョンは、いかにも裕福そうな老人(アン・ネサン)に声をかけられていました。あの雰囲気では費用が心配なら立替えようと言わんばかりのようでしたが?


一方のギルドンはアモゲとの再会をきっかけに、昔の仲間を呼び集め、もう一度匿禍里に帰ろうと呼びかけました奴らを許すな( `ー´)ノ


俺たちが人間扱いされないのは、そんな仕打ちを受けても黙っているからだ。もう何も怖いものはない。人間ではなく獣として生きながらえることに何の意味があろうか?


アモゲはギルドンにニッコリ笑いかけました。いやいや、ワクワクしちゃいまするね


それ以外では、ギルドンを怪力童子と見抜いた男はかの有名な金子猿=キム・ジャウォン(パク・スヨン)でした。チョソンは出てこんのかしらね?


いや~盛り上がってまいりましたね。「逆賊~民の英雄ホン・ギルドン」は続きを見るのが楽しみですね



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開封府~北宋を包む青い天~あらすじと感想 第36話 ねじ曲げられた真実

中国ドラマ、【開封府~北宋を包む青い天~】の36話は「ねじ曲げられた真実」です。あ~正義はなかなか実現されませんね~。以下早速ネタバレですそこがアメドラとの違いですかね(;´Д`)


解毒薬を飲んで回復した陳世美に再試験の機会が与えられました。陳世美の解答は仁宗が自ら評価を行い、今度こそ正真正銘の首席と認められます。


子雍の替え玉になったとはいえ、無理強いされたことを思えば納得も行きますが、替え玉を頼んだ子雍はお咎めなしとなったばかりか、武科の首席合格が認められて禁軍の統領になったのには驚きました


これは子雍があくまでもしらを切り通した結果のようです。張徳林は包拯に「子雍は替え玉受験を重罪と知りながら見知らぬ男に未来を託すほど愚か)ではない」と言い切りました


韋文卿はともかく、陳世美が証言すれば済んだのですが、陳世美としてはせっかく助かった命、そして手に入れた官職を失いたくはなかったのでございましょう


一方で、替え玉を手配した韋文卿は処刑され、科挙の責任者だった范仲淹は、かねてからの計画通り?、慶州へ飛ばされてしまいました


包拯は懸命に范仲淹を庇おうとしましたが、王延齢に「賢才必ずしも賢臣ならずと屁理屈をこねられて黙らされてしまいます。科挙の不正を止められなかった者に責任はないというのか?


このあまりにも理不尽な決定に絶望した包拯は家族とともに故郷へ帰ろうとしましたが同じ穴の狢にはならぬ( `ー´)ノ、そこを雨柔に止められました。雨柔はこの程度のことで朝廷を去ってはならぬと激励したに違いありません


包拯は范仲淹を守れなかった無念をバネに、朝廷の粛清に向けてより一層の精進を惜しまぬことでしょう范殿のためにも頑張らねば( `ー´)ノ


理不尽と言えば、ずっとまかり通っていた「不正」は秘かに改められました。楊太妃と夏懐敏の不倫です


皇太后からふたりの話を持ち出された仁宗は、あらためて二人を放っておけぬと思ったらしく、子栄に命じて夏懐敏を脅させました。さすがの夏懐敏もこれが年貢の納め時と観念し、楊太妃だけは救ってほしいという条件を付けて、あまんじて処刑を受け入れます。それも公の処刑ではなく、山の中で大勢の刺客に殺されるという処刑です


楊太妃にはこれからふたりで暮らす新天地へ行くよう促し、その馬車を見送った上での最期となりました。長い間、皇宮で皇帝の妻と不倫をし、何の咎めも受けなかったのですから当然と言えば当然の報いでしょう。もし包拯にこの裁きを任せたらどんな罰を下したでしょうか。


また、子栄と偽装結婚しておきながら、仁宗との密会も止めずにいた周児も身を引かざるを得なくなりました。張徳林が周児と子栄に、偽装結婚については関知しないが、燕燕をコケにするのは許さないと明言しからです。皇帝の舅でいる間に己の地位を盤石にしなければならぬ、それには燕燕が皇太子を生まねばならぬ、というのです。


賢い周児は全てを了承し、自ら仁宗に話をつけに行きました。いつか私と一緒になりたければ、皇后を大切にして皇太子を授かるまで私と会わぬこと


臣下に道理を求めるなら、皇帝自らそれを示さねばなりませんよね。ちょっと断食したくらいで国庫が潤うはずもなく、空腹で良い政治ができるとはとても思えませんからね


一方、めでたく役人となった陳世美は王延齢に師事することになったようです。彼はきわめて優秀なだけに純真らしく、王延齢の老獪さにいたく感動してしまったらしい。早速師匠の言葉に従って駙馬(ふば)となることにしたようです。駙馬とは女性皇族の夫を指すようですが、青女は今や皇族扱いなのでしょうか。


何はともあれ、包拯が都落ちを思いとどまってくれてようございましたね。続きもとっても楽しみですね



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