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「時代劇・歴史モノ」のレビュー一覧

開封府~北宋を包む青い天~あらすじと感想 第4話 父と息子

中国ドラマ、【開封府~北宋を包む青い天~】の第4話は「父と息子」です。これがまた涙無くしては見られないエピソードでございました開封府の周懐仁が気の毒すぎて泣けた( ;∀;)。以下ネタバレのあらすじです開封府のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


牢から連れ出された包拯はそのまま釈放となりました。雨柔はやはり包拯を覚えていたのだそうです


端午はその後どうしたのかと尋ね、包拯が家に引き取ったというと「嫁に貰ったのか?」と重ねて聞いたところを見ると、雨柔も多少は包拯に関心があるようでしたね


雨柔は開封府に向かう包拯に、父で開封府の尹である尹若朝への手紙を託しました。尹というのは長官の意味もありますが、雨柔の姓でもあったらしいです。つまり父親は尹尹??


包拯は、自分だけではなく、冷清も釈放してほしいと頼みました。彼は父親に会いに行く途中で、決して悪人ではないから


が、これがまた包拯に災難をもたらします。冷清の捜していた父親とは、なんとなんと皇帝の真宗だったのだそうです!?


皇子を騙る輩の連れということで、包拯はまたしても杖刑を受ける羽目になりました。冷清には、もし万が一本物だった場合のことを考えて、酒とご馳走が振る舞われたというのに


知っていることをすべて白状しろ!あの男は本当に皇子なのか?!洗いざらい白状せんか( `ー´)ノ


どんなに痛い目に遭わされようが、包拯に答えられるはずがありません


冷清は、皇帝の息子だという証に、着物をはだけ、胸にしていた赤い前掛けを見せました。これは、皇帝の寵愛を受けた女性が賜る品なのだそうです。冷清曰く、母の名前は福珠と言い、沈妃の侍女をしていたのだそう。つまり真宗はしょっちゅう侍女に手を出していたというわけですな


皇帝のお手付きとなったことが沈妃に知られた福珠は、すぐに後宮から追い出されて故郷に戻ったところで、冷青の妊娠に気づいたそうです。その後福珠は冷青を連れて他の男と結婚したそうです。


皇宮では早速その真偽が問われましたが、福珠という次女は実在し、冷青の話は真実だったことが判明します。


が、問題なのは、果たして冷青がその時生まれた子どもかどうかということですよね。


それでなくても真宗は今、ようやく会えた益児にすら疑心を抱いていたのです。益児があまりにも周懐仁を慕うからです。益児は本当に私の子どもなのだろうか?


また妃たち~楊妃と劉妃も、本物の皇太子に気にいられようとして会いに行ったのに、周懐仁に警戒されたのが気に入らなかったようです


そうそう、食事の際、周懐仁がいつも青女に先に食べさせていたのは、乳母や青女を大切に思っていたからだと思っていましたが、どうやら「毒味」の意味合いもあったようです


腹を立てた妃たちは真宗に、今でも益児は裏で周懐仁を父と呼んでいると告げ口しました


真宗は、今はまだ自分が生きているから良いが、自分が死んだらどうなるかと憂え、陳林に命じて周懐仁を殺すことにします


陳林は周懐仁の皇帝や益児への忠誠心を信じていましたが、皇帝の命令では逆らうことができません。沈痛な面持ちで毒酒を運んでいくと、周懐仁は既にすべてを予測していて、酒を断り、自らの首を斬って果てました真宗の人でなし!( `ー´)ノ。最期に益児のことをよろしく頼むと陳林に頼んで


翌日周懐仁の姿が見えないことに不安を抱いた益児に、陳林は、周懐仁は故郷に帰ったのだと嘘をつきました。もう戻ってこないかもしれないと言ったそのすぐ後に、周懐仁の遺体を納めた棺が運ばれていきます。


益児がずっとその棺を見つめていたのが何とも哀れでなりませんでした。陳林は、あれは奴婢だと語ったけれど、周懐仁も奴婢だということは益児にも分かっていたのですから。


夫が殺されたにもかかわらず、山の中での4人の生活を懐かしみ、青女の父は周懐仁だと語った乳母も気の毒でしたね乳母役の女性が桜井ユキさんに似てる( *´艸`)


それでも乳母は、周懐仁が益児を実の息子のように大切に思っていたことをよく知っていて、だからこそそのために自害したのだと理解していたようです。その周懐仁のためにも、青女ともども、今後もずっと益児を守ってくれることでしょう


話を冷青に戻しましょう


真宗は尹に真相を突き止めるよう命じましたが、尹は、事が大きすぎるので、王延齢の力を借りたいと申し出ました。その頃張徳林は真宗が牽制の目的から辺境に追いやってしまっています。


果たして冷青は本物の皇子なのか?包拯への誤解は解けるのか?


予告によれば「雨柔の婿」とか更なる誤解を受けていましたよね。きっとまた雨柔が手紙に余計なことを書いてきたに違いありませんね。でも確かに劉復はロクな男じゃありませんでしたから、嫁に行きたくない気持ちは分りまするが


生真面目な包拯をついつい応援したくなる「開封府~北宋を包む青い天~」は来週の放送も楽しみですね



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開封府~北宋を包む青い天~あらすじと感想 第3話 出会い

中国ドラマ、【開封府~北宋を包む青い天~】の第3話は「出会い」です。包拯は、そして益児は、いったい誰と出会ったのでしょうか?以下ネタバレのあらすじです開封府のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


まず包拯は恩師と義姉から勧められ、ついに都に科挙を受けに行くことになりました


端午は初めての長旅に出る包拯のためにたくさんのお焼きを用意します。端午は包拯を慕っているらしく、不正を無くすために科挙を受けて役人になることは祝福できても、家を空けることは寂しいようですお嫁さんを連れてくるかどうかも心配(;´Д`)。が、朴念仁の包拯に、そんな端午の気持ちは分りません


家族みんなに送り出されて意気揚々と旅路を急いでいた包拯は、途中、川で水浴びをしました。川の中には先客がいましたが、包拯の黒い裸に驚くと、そのままどこかへ消えてしまいます


すっかり汗を流した包拯が川から上がってくると、大切な荷物が消えていました。荷物を捜しにちょっと目を離した隙に、今度は衣服まで無くなってしまいます泣きっ面に蜂とはこのことざんすね


そこへ今度は雷が鳴り、雨まで降ってきたため、包拯は近くで雨宿りをすることにしました。そこにもまた先客がいましたが、良く見ると、その人物が来ている服は先ほどまで自分が着ていたものではありませんか


ドロボーめ!私の服と荷物を返せ!( `ー´)ノ


包拯は、相手の服を脱がそうとして、その人物が男ではなく女であることに気づきます。どうやら彼女は男のふりをするために、たまたま目についた包拯の服を拝借したようなのです。荷物に関しては本当に知らないようです。そちらは「前の先客」が怪しいですよね。


そしてこの女性、包拯は気づかなかったようですが、どうやら以前出くわした雨柔のようでしたね?


暗くなったのを見計らって男物の服を買って着こんだ雨柔は、荷物を無くして泊まるところもない包拯に同情し、自分の性別を内緒にするなら宿賃を払ってやると申し出ました。包拯の実直さを見込んで、旅の道連れにしようとしたようです


そして偶然にも入った宿には「先客の盗人」が泊まっていました。包拯が、酔っぱらって眠りこんでいたその男の荷物を調べると、科挙を受けるために必要な「名帖」は見つかったものの、金はすべて無くなっていたそうです。男の前に並べられていたご馳走は、雨柔の推理通り、包拯の金で注文したものなのでしょう


包拯はそんなご馳走には見向きもせずに端午の用意してくれたお焼きを食べ始めました。そんな包拯に雨柔はなぜ役人になりたいのだと尋ねます。役人は悪人でしょう?


~ってことは雨柔は包拯が昔であった色の黒い男の子だとは気づいていたのかしらん?


包拯がなぜ分かるのだと問うと、自分の父親も役人だといいながら、その父は善人でも悪人でもないと答えました。


とそこへ、その役人どもが押しかけてきます。彼らは雨柔の叔父とその部下で雨柔を捜しに来たのだそうです。雨柔の父親は開封府の尹(長官)の若朝で、その娘の雨柔には劉妃の弟、劉復との縁談が持ち上がっているというのに、雨柔はそれが嫌で逃げ出してきたらしいのです。


雨柔は顔に墨を塗って包拯の連れを装おうとしましたが、口裏を合わせてくれなかった包拯に腹を立て、包拯に襲われるところだったと嘘をつきました。哀れな包拯は兄同様濡れ衣を着せられて、杖刑に処せられてしまいます


その後牢に入れられた包拯に、先客の盗人でやはり捕まった冷清が、自分の父は高官だから父に頼めば何とか助かる、と声をかけました。果たして冷清の父親とは誰なのでしょうか?予告を見る限りでは、どうやら「皇帝」の息子だと主張するらしいですよね?包拯はなんとか無事釈放されるようでしたが


さて一方の益児はというと、こちらは怒涛の展開でした


喜来から一部始終の報告を受けた真宗は、急ぎ、益児を呼び戻すよう命じました。乳母の夫の遺体を埋めた後、用心のため庭に陣取っていた周懐仁は、内宮総管の陳林がやってくるのを見てすべてを察します。その表情に一抹の寂しさが走ったように見えたのはおばさんの見間違いでございましょうか


周懐仁は、自分を父と呼ぶ益児に、本当の父親は皇帝だと明かしましたが、幼い益児にはピンと来ぬようで、実際皇宮へ行き、真宗に謁見しても、周懐仁に助けを求めてしまいます。父さん!


この益児が戻ってきたことで、偽物の益児が毒を盛られて殺されたらしいのは気の毒でしたよね。李才人は、狂ったように我が子を捜しておりました。


また益児が戻る前、真宗は、皇子たちを殺した犯人をあぶりだすために皇后を決めると言って揺さぶりをかけていました。


意見を求められた宰相の王延齢は、前宰相の孫娘だという名家の楊妃を推挙しますが、枢密使の張徳林は、皇后より皇太子の擁立が先だと主張します。この張徳林は劉妃とか~なり親しいようです


真宗は、最も寵愛する沈妃を皇后に据えようとしますが、息子を失って生きる気力を失っていた沈妃は最後の夜伽を務めた後に、自ら首を釣って死んでしまいました可哀想な沈妃( ;∀;)。真宗は、沈妃が息子を守れなかった真宗を責めているのかと非難したけど、皇子が死んだと知って沈妃を蹴飛ばしたのはいったい誰だったでしょうかね


果たして真宗は真犯人を見つけられるのか?もうすぐ開封府にやってくる包拯はここにどう関わってくるのでしょうか?


ミステリーの定石=最も怪しくないものを疑え~から言うと、怪しいのは八賢王のような気もしますけど


開封府~北宋を包む青い天~」は明日の放送もとっても楽しみでございまする



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開封府~北宋を包む青い天~ 第1&2話 あらすじと感想 天象を受けし者

中国ドラマ、【開封府~北宋を包む青い天~】(全58話)を見始めました


北宋時代は全国に4つの都~東京開封府、西京河南府、南京応天府、北京大名府~が置かれていたそうで、そのうちの1つの(東京)開封府がこのドラマの舞台であり、タイトルとなったらしいです。余談ですが、現在の開封市には「開封府」と呼ばれるテーマパークもあるのだそう


それはさておき、その開封府で活躍する包拯(ほうじょう)がこのドラマの主人公です。中国史に疎いおばさんは存じ上げませんでしたが、この包拯はあの大岡越前が見習ったほどの名裁判官(官吏)だったのだとか


第1話「天象を受けし者」と第2話「二人の皇子」では、この包拯と、包拯が活躍した時代の王、仁宗(趙受益)の幼少時に焦点が当てられていました。仁宗は包拯が生まれてから8年後に生まれたようです。仁宗の父である真宗は、仁宗が生まれるまでに5人の皇子を授かりながら、すべて病で失ったそうです。


包拯が生まれた日も、沈妃が産んだ皇太子の祁児(きじ)が急な体調不良を訴えて亡くなったそうです。


度重なる寵児の変死に不審を抱いた真宗が徹底的に調査させるも、死因はまったく解明できなかったそうです。ただその日は「異常な天象」だったらしい


その「異常な天象」のもと、開封府から遠く離れた魯州で高齢の両親の間に生まれた包拯は、出産後すぐに母と死別した上、その変わった風貌のために父の包令からも忌み嫌われ、捨てられてしまいました。包拯は全身が真っ黒だったのです。


父親は次男に包拯を山中に埋めてくるよう命じましたが、途中で虎が出てきたため、次男は包拯を放り出して逃げ出しました。虎も包拯の顔を見て驚き、食べずに退散したそうです


そこへ通りかかった長男の包山が包拯の入った籠を見つけて持ち帰りました。父親がまた驚いて卒倒してしまったため、包山は仕方なく幼い弟を自宅に連れ帰ります。妻は最初こそ猛反対しましたが、結局は受け入れてくれました。年は親子ほど離れていますが、包拯はふたりの弟として育つことになります。当時はその黒さから「三黒」と呼ばれていたそうです。


ある時、次男の嫁が、義父の遺産を取られるのが嫌さに包拯を井戸に突き落としました。水が枯れていたから良かったものの、しばらくの間、包山夫婦がどんなに辺りを捜しても見つからなかったそうです。翌日見つけてくれたのはヤギだそう


井戸に落ちた時、包拯の額には三日月の形をした傷ができました。


その夜包拯は井戸の中から月食を見たそうです。当時月食は不吉な現象(天象)とされていましたが、この日、開封府では待望の子どもが生まれました。母親は劉娥=劉妃の侍女だった李才人です。劉妃には子どもができないのに、李才人は一度のご寵愛で懐妊したそうです。


真宗は、不吉な予言をした天監官を切り殺し、秘密裏にある行動を取りました。腹心の太監=陳林に命じて、生後間もない皇子を弟の八賢王のもとへ届けたのです。


皆には「化け物」が生まれたと嘘をつき、侍衛の周懐仁に命じて、皇子と乳母を山里にある隠れ家に連れて行かせました。彼らのことは太監の喜来がずっと見張っていたようです。


喜来の報告に安堵した真宗は文武百官を宮廷に呼び、天象が悪かったために嘘をついたが、息子は無事に産まれたと更に嘘を重ねました。それ以降、李才人はずっと偽物の皇子を我が子と信じて育てさせられます。子どもは益児と名付けられました。


片や本物の皇子の益児は、乳母の娘の青女とともに、乳母を母、周懐仁を父と信じて育ちました。周懐仁はふたりを分け隔てなく可愛がったため、最初は拉致同然に自分を連れ去った周懐仁を恨んでいた乳母も、次第に心を開くようになります


また周懐仁は年頃になった益児に師匠を付けました。師匠の名は分かりませんが、その師匠の父親は、南唐最後の皇帝で文芸に秀でていたことで有名な李煜(り いく)に学問を教えた人物だったのだそう。


でも益児は師匠よりも、その孫の周児に惹かれ、将来は必ず結婚すると誓っていました


一方の包拯は、井戸に落ちる前は義姉もあきれるほどの愚鈍だったのが、井戸に落ちて額に傷ができてからは見違えるように賢くなります。学問をさせればきっと大成すると喜んでいた矢先、兄の包山が役人に騙されて米を奪われた挙句に殺されてしまいました


何もできずに兄を死なせてしまった包拯は、後に「一生大切な存在となるふたりの女性」に遭遇した時、そのうちの一人=雨柔(うじゅう)が役人の娘だと聞いた途端、役人は悪人だ!と怒りを露わにしたそうです。その時雨柔は、迷子になって泣いていた幼い端午を家に誘っていたのです。


結局端午は包拯が連れ帰り、義姉が育てることになったらしいです。包山が亡くなってまもなく甥の包勉が生まれたようで、端午は子守や手伝いなどをして義姉を支えてくれたようです


それから10年が経過し、科挙を受ける年齢に達した包拯は第一関門の郷試を首席で突破しました。包拯が兄を殺した憎い役人を目指しているのは、自分が役人となって不正をただすと決心したからなのでしょう


その頃、家族仲良く暮らしていた益児の前には、突然、乳母の夫が姿を現しました


周懐仁は、いくら皇帝の命令とはいえ乳母を拉致した負い目もあって最初は大人しくしていましたが、この男が乳母や青女に乱暴を働くのを看過できずについ手を出したところ、今度は覆面をした男たちが襲ってきます。どうやらこの男は益児の正体を嗅ぎ付けていたようなのです


夫も刺客たちももちろん周懐仁の刀の錆となりました周懐仁がまた強いのなんのって( ;∀;)


いや~久々の中国史劇ですが、やっぱり面白いですね。これから毎日楽しくなりそうです



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そろばん侍-風の市兵衛 あらすじと感想 第4話 雷神(第二部・上)

向井理さん主演の【そろばん侍-風の市兵衛】、今週は4話目で第二部の上「雷神」です。一部の「春の風」が実に象徴的だったので、今度の「雷神」は何を表しているのかがまた気になるところでござりまするが、予告を見る限りではどうやら(天外の?)背中の刺青のようでしたね


さて今回市兵衛が雇われた先は、内藤新宿の目抜き通りにある磐栄(いわさか)屋という呉服屋でした。そろばんのみならず「腕っぷしも要求されたという仕事は破格の待遇だそうですが、その分危険なにおいもぷんぷん漂ってきます。何せ磐栄屋の主人の天外(高橋克実)は暴漢に襲われたばかりなのです


この「内藤新宿」とはいかなる場所か気になってwikiさんを覗いてみたところ、ちょうど現在の新宿1丁目から3丁目のあたりだそうです。元々は三河松平家の家臣、内藤家の領地だったことから「内藤宿」と呼ばれていたのが、徳川綱吉の時代に日本橋-高井戸宿間に新しい宿場が必要だという要請によって作られたのがこの「内藤新宿」なのだとか。


ところがその後、吉宗の時代に風紀が厳しく取り締まられたため(享保の改革)、次第に岡場所としてもにぎわい始めた内藤新宿も廃止となってしまったのだそうです。


それが田沼意次の時代を経て取り締まりが緩くなったのをきっかけに、家斉の時代(文化)には宿場が再開されたのだそうです。それ以来この地は繁栄を続け、現在の新宿となったらしいです。


余談はこれぐらいにして話をドラマに戻しますると()、他に引き受け手が無いから俺に白羽の矢を立てたのだろうと図星を刺された矢藤太はでも、あくまでも、市兵衛にうってつけの仕事だから取っておいたのだと主張しました


迎えに来たシッカリ者の丁稚、丸平(がんぺい~坂田響)とともに磐栄屋へ向かった市兵衛は、早速その「腕っぷし」を披露します。天外が怪我をしたため、代わりに娘のお絹(小芝風花~千代@あさが来た)が店を切り盛りしていたところ、いかにもチンピラ風な男たちが因縁をつけてきたのです


早速市兵衛が「腕っぷし」に物を言わせると、お絹は隣近所に迷惑だと咎めましたが、いかにも優男風な市兵衛ではどうにも頼りないとを不安視していた丸平は大喜びでした。矢藤太の言う通り、人は見かけによらんのだす。


市兵衛が頼んでいた渡り用人だと知ったお絹は早速彼を天外に引き合わせました。そこで市兵衛は、お絹がなぜ「腕っぷし」を必要としたか、その理由を明かされます。お絹は天外に代わって秩父の絹市に出かけようとしていたのです。


磐栄屋では、白絹を秩父から仕入れては練りや染めなどの細工を施して反物にし、裏のだんご長屋に住む縫い子に頼んで着物や羽織を仕立てているのだそうです。それにはどうしても白絹を仕入れねばなりませぬ。


が、天外にとって店は確かに宝だが、お絹は命なのだそう。


大切な一人娘を危険な目に遭わせることなどできない!


そこで市兵衛が用心棒に雇われたという訳ですね。矢藤太の主張通り、市兵衛にはうってつけの仕事でござったね


旅のお供には秩父出身だという丸平が選ばれました。丸平は、同じく秩父の出身だという天外をたいそう尊敬しており、その天外が怪我をした隙を狙って磐栄屋の番頭や手代を何人も引き抜いたらしい麹町の大店、岸屋新蔵(山中崇)の仕打ちにひどく憤慨していました。


きっと卑怯な手を使ったに違いないんだ!


その岸屋は尾張藩家老=鳴瀬家の御用達をしている一方で、内藤新宿への進出計画を着々と進めていたようです。いかにも如才なさそうな岸屋は日本橋商人の問屋仲間寄合にも参加し、賭場を開いて彼らのご機嫌を取ることも忘れません。


同心の鬼渋が、天外は物取りではなく「怨恨」で襲われたに違いないと見当をつけていたことからも、丸平の推測は当たっている=岸屋が裏にいるのは間違いなさそうです。磐栄屋は今、お上から菩提寺を立てるという理由でその土地を返上するよう命じられているらしいのですが、菩提寺建立は建前で、岸屋がこの土地を狙っているのでございましょう


岸屋以外にも、一見天外をひどく心配していたかに見えた大黒屋重五(阪田マサノブ)も、キャストがキャストなだけに怪しくなかったですか?


絹市に着いたお絹は、最初は「若い女」という理由だけで誰からも相手にされませんでしたが、市兵衛からここはお絹が頑張るしかないのだと励まされ、積極的に声をかけた結果、ようやく質の良い白絹を仕入れることに成功します


一度の敗北や失敗がすべての首尾ではない。己の都合のいい手立てや場など誰も用意はしてくれない


幼い頃から苦労を重ねて来た市兵衛ならではの金言でしたね


行きとは打って変わって足取り軽やかなお絹と市兵衛たちを、またしてもあの「青」ともうひとりの猪吉(松田慎也)が襲います


生きていたのか!?


果たして市兵衛は岸屋(と大黒屋)の陰謀を阻止することができるのかそろばん侍は次回もとっても楽しみですねそろばん侍が面白いよ~(^^)/



風の市兵衛シリーズは全21巻もあるのだそう~ドラマも是非シリーズ化してほしい

鳴門秘帖 あらすじと感想 第9話 姉妹の契り

吉川英治さん原作、山本耕史さん主演の時代劇、【鳴門秘帖】の第9話は「姉妹の契り」です。いや~正直申し上げてこれまであまり千絵が好きではなかったのですが、今回の千絵は凛々しくてなかなか素敵でござった。あれなら弦之丞ともお似合いですね


以下ネタバレのあらすじです鳴門秘帖のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


囚われの身となっていた弦之丞は、期待通り、阿波徳島藩家老の高木龍耳軒が助けてくれました。高木は鳴門秘帖があるばかりに藩主の蜂須賀重喜が浮足立って政事に集中できない、いっそのこと鳴門秘帖など消えてなくなればよいと思っていたようなのです


弦之丞は、牢の鍵を開けてくれた高木の意図を十二分にくみ取り、高木の眉をちょびっとだけ斬りつけて逃走しました。高木は大げさに額を抑え、不覚であった!逃げられた!!と芝居をします


一方、孫兵衛に連れ去られたお綱は、孫兵衛の実家で目が覚めて、思いもよらぬ昔話を聞かされました。孫兵衛は幼い頃、父親の浮気で精神を病んだ母親が隠れキリシタンとなった上、孫兵衛の額に刀で十字架を刻んだために、故郷にいられなくなってしまったのだそうです。その額の傷があるためにあの頭巾も外せないでいるのだそう。


好きで辻斬りなどしていた訳ではない、そろそろ所帯を持ってここで落ち着いた暮らしがしたい


そう語った孫兵衛にはさすがのお綱も心が揺らいだようですが、孫兵衛が、奪ってきた鳴門秘帖で一攫千金を狙っていることだけは間違っていると思わずにいられません


そこへもうひとりこの鳴門秘帖を狙っている周馬がやってきました。お綱にやられた脚はかなり重症のようで、足を引きずりながらの登場です。鳴門秘帖が入っている箱は、お前たちには開けられない。


何でもその箱は特殊なにかわで貼り付けられた上に甲賀の秘法が施されているのだそうです。


たとえ箱を開けるためでもこれだけは渡せないと孫兵衛が周馬に切りかかった隙に、お綱が箱を持って逃げ出しました


女が逃げるぞ!!


孫兵衛が慌ててお綱を追いかけようとしたその時、千絵が現れましたさすがは甲賀宗家余阿弥の娘(^^)/


姉上様!お助けいたします!!


姉を庇おうと孫兵衛に立ち向かう千絵は実に凛々しくて頼もしかったですね~千絵さま!(^^)/。もちろん万吉も、そして弦之丞もやってきます。もう鬼に金棒です


周馬!私を欺いたこと、生涯許さん!!覚悟しいや!( `ー´)ノ


切り合いの最中、酒が囲炉裏にかかってその火が燃え上がると、孫兵衛は、この家を燃やすわけにはいかないと必死で火を消そうとしました。4人はこの隙にその場を逃げ出します


そのまま4人は世阿弥が息を引き取った洞穴へ行き、世阿弥を埋めて墓を作って弔いました。お綱が、最後に会ったのが自分ですまないというと、千絵は、お綱がいてくれてよかったと答えます。最後に姉上に会えて喜んでいたはず


千絵はいまだに「千絵さま」と呼ぶお綱にどうか千絵と呼んでほしいと言ってお綱に抱き着きました。お綱はどうしても呼び捨てにすることはできませんでしたが、なんとか「千絵さん」と呼んで千絵を抱きしめました


初めて姉のぬくもりを感じた千絵は、昔、世阿弥が千絵に語った話を思い出しますお前には姉がいる。この空の下にお前につながる者がいる、と教えてくれたそうです。今は会えぬが覚えておけ


千絵は、世阿弥はずっとお綱のことを心配していたのだと語りました。姉とは言え、父が芸者に産ませた子だとお綱を蔑んだりせず、こうも素直に慕ってくれる千絵の心根の美しさに、弦之丞は惹かれたのでござりまするね


こうなってはお綱も弦之丞を諦めるしかありません。その代わりに可愛い妹と頼もしい義理の弟ができたと思えば良いことです。


が、そんな4人を再び孫兵衛と周馬が襲い、ついに鳴門秘帖を奪われてしまいました


果たして弦之丞は再びこれを取り戻すことができるのでしょうか?


鳴門秘帖もいよいよ来週が最終回です



いつか原作も読んでみたいです

鳴門秘帖 あらすじと感想 第8話 親子の名のり

吉川英治さん原作、山本耕史さん主演の時代劇、【鳴門秘帖】の第8話は「親子の名のり」です。これがまた何とも切なかったですね~。以下ネタバレのあらすじです鳴門秘帖のあらすじ行きますよ~(^^)/


鳴門の渦に飛び込んだ弦之丞とお綱は、勘助(小倉一郎)という日和佐宿の大工に助けられたようです。勘助は四国屋に大層恩義があるそうで、四国屋の船以外は決して作らない職人なのだそう。その大恩ある四国屋の頼みとあっては、ふたりの世話を快く引き受けてくれたらしいです


勘助は世阿弥が投獄されているらしい剣山へふたりを導きました。麓の村では、もう10年も前から山牢に閉じ込められている者がいると語り継がれていたそうです。竹屋三位卿たち追手を案じ、二手に分かれて様子を見ていた勘助は、案の定、代官所の役人に見咎められて連行されそうになりました。そこを弦之丞が救います


一行は追手の目をくらますために厳しい山道を登っていきました。お綱は何度も足を滑らせ、そのたびに弦之丞が手を差し伸べます


ついにめざす剣山が目の前に現れると、お綱は涙を浮かべてこうつぶやきました。世阿弥様、お綱はここにいます。あなたに会いに来ていますようやくここまでやってきました


ふたりはここで勘助とは別れ、険しい山道を登っていきました。


その夜お綱は、世阿弥に会える感慨を覚えると同時に、もうじきこのふたりきりの時間が終わることに胸を痛めていたようです。そんなことを思っちゃいけない。こんな時間が持てただけでも幸せなのだから千絵さまにお返ししなければ!


弦之丞はそんなお綱をいたわり、先に寝るよう促しました。お綱を世阿弥に会わせ、千絵と姉妹の契りを交わさせるまで、お綱を必ず守ってみせると心に誓っていたようです。


そうしなければ、これまで犠牲になった人々に申し訳が立たない~まことの人でなしとなってしまう


お綱は弦之丞を叱咤し、皆、弦之丞が相手だからこそ命を張ったのだ、と励ましました。あたしだって、弦之丞さまのためならこの命投げ出す覚悟でここまでついてきたんです!


弦之丞を千絵に引き合わせるその日が来るまで頑張る覚悟でいると涙するお綱を慰める弦之丞なのです。そうだな、私が悪い。お前を泣かせるつもりはなかった。お前と一緒に旅ができて本当に良かった


そこへ旅川周馬が放った甲賀の忍びがやってきます。弦之丞はお綱を逃がし、なんとか追っ手を振り切りました。


その頃山牢にいた世阿弥は、懸命に穴を掘って牢から逃げ出しました。なんとしても弦之丞に鳴門秘帖を渡し、死に花を咲かせる、と必死です。


が、ようやく10年前に山の中に隠した鳴門秘帖を掘りだしたところで、三位卿に見つかり、肩を射られてしまいました。とはいえそこは痩せても枯れても甲賀宗家頭領ですから、何とかその場を逃げ出します


その世阿弥が洞窟に隠れていたところに周馬が現れました。周馬は、千絵も連れてきていると嘘をついて世阿弥に取り入ろうとしますが、そこにお綱がやってきて発砲します。が、止めを刺さなかったばかりに、世阿弥は周馬の短剣に倒れてしまいました


せめてもの救いは、最後に親子の名乗りができたことです。どうかわしを父と呼んでくれ!


絶命した世阿弥に取りすがって泣いていたお綱を、今度は孫兵衛が襲いました。孫兵衛は鳴門秘帖とお綱を手に入れ、何食わぬ顔で、世阿弥の亡骸とお綱を助けに来た弦之丞を竹屋三位卿に引き渡します。お綱を人質に取られた弦之丞は、なすすべも無く捕まりました。天堂一角を殺すまでは順調だったのですけれど。


またお米を非業の死にまで追いやった森啓之助は、お米を愛人にしていたことが明るみに出て扶持離れとなってしまったそうです


さて来週は、万吉から真実を聞かされた千絵がついに阿波にやってきて、窮地にいる姉のお綱を救い出して姉妹の名乗りを上げるようです。弦之丞は、どうやら高木龍耳軒が助けてくれそうな気配でしたね?


鳴門秘帖も残すところ2話となってますます盛り上がってまいりました。続きもとっても楽しみですね



原作も面白そうですね

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