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名探偵ポワロ
 ミステリー・リーガル・アクション・サスペンス

名探偵ポワロ 「ヘラクレスの難業」 あらすじと感想

海外ドラマ名探偵ポワロファイナルシーズンの4話は「ヘラクレスの難業」です。英語のタイトルは「The Labours of Hercules」。これ、スペルを見て初めて気づいたのですけれど、ヘラクレス=Herculesはフランス語読みにするとエルキュールであり、これは「エルキュール・ポワロの難業」とも解釈できたのですね。それでドラマの中でもたびたび言及されていたのですな


また実際のギリシャ神話の「The twelve labours of Hercules 」は「ヘラクレスの12の功業」と訳されているようです。ここではあえて「難業」としたのもまた意味深です。ポワロの功績は(ヘラクレスのそれ同様)確かに難行苦行でもあったことでしょうからね。


ちなみに、ポワロが「Goethe」(ゲーテ)を英語で正しく発音したのを、そのまま「ガータ」と訳されたのももちろんわざと=演出ですよね


ドラマの方もまた実に入り組んでいてとっても面白かったです名探偵ポワロ~ヘラクレスの難業のあらすじ行きますよ~(^^)/。最初の情報量が少なかったのがちょっともどかしかったですが、あれだけの量を1時間半でまとめるためには致し方ないのでしょう。以下簡単なネタバレのあらすじです後半はネタバレですからご注意ください(__)


今回ポワロが追っていたのは、マラスコーという極悪非道の殺人鬼です。とはいえ、人を殺すのが目的ではなくあくまでも美術品の窃盗犯のようです。そのターゲットとなっていたのが「ヘラクレスの難業」という絵画のシリーズなのだそうです。


そこで警察はマラスコーを逮捕するため、ある大掛かりな芝居をやってのけました。マラスコーが狙っている絵画や宝石をわざと一堂に集め、マラスコーをおびき出そうとしたのです。もちろん、そこには警察やポワロが詰めています。ダイヤのネックレスをまとったルシンダという若い女性がポワロに恐怖を打ち明けると、ポワロはニッコリ笑って励まします。


大丈夫、ポワロがついています


が、そのほんの数分後、ルシンダは無残にも殺されてしまいました八つ裂きにされてしまったそうです( ;∀;)。ダイヤも絵画もすべて盗まれてしまいます


それからずっと落ち込んでいたポワロでしたが、ある一人の青年=テッド・ウィリアムズから姿を消した恋人を捜してほしいとの依頼を受けてようやく立ち直ります。その女性の名はニータといって、モスクワから来たバレリーナ、カトリーナ・サムシェンカのメイドをしていたそうです。


が、カトリーナが精神を病んだため、ふたりはスイスに療養に行くことになり、ニータは、愛するテッドのもとを離れなくてはならなくなったそうなのです。


そのニータからのハガキを頼りに、ポワロは早速スイスのロシュネージュという場所に向かいました。が、その途中でひとりの警視に出会います。


なぜポワロさんが、ICPCの捜査網に入ってきたのか?マラスコーが盗品をオリンポスホテルに隠しているという情報が入ったんだ


そこでまたしてもマラスコーと関わることになったポワロは複雑な気分になりましたが、闘志を新たに乗り込んでいきます


ホテルにはドゥルエという警部がいる。身分を偽っているからこっそり確認するように。


そしてポワロはすぐに、ウェイターのグスタフがドゥルエであると見抜きます。その手つきがどう見ても熟練のウェイターには見えなかったからです


一方、このオリンポスホテルには、ポワロの恋人だったロサコフ伯爵夫人も来ておりました。伯爵夫人は(元)泥棒だそうなのに、その娘=アリス・カニンガムは犯罪学者をしていると言います。しかも研究対象は探偵なのだとか。ここでアリスが、もしかしたらポワロが自分の父なのではないかと疑ったのが可笑しかったですねそれはないない(;´Д`)


またここには怪しげな不倫のカップルも登場します。それが外務次官のハロルド・ウェアリングエルシー・クレイトンです。エルシーにはフィリップという夫がいるのですが、このフィリップがアル中でDVという体たらくなため、ハロルドはすっかりエルシーに同情してしまったのです


が、エルシーの母=ライスはハロルドを激しく誹謗します。何でもハロルドは、売春婦に隠し子を産ませたというスキャンダルで世間を騒がせていたのだそうです。でもこれは後にポワロが、サー・アンソニー・モーガン外務大臣の濡れ衣を着せられただけだとその濡れ衣を晴らしてくれます


そしてポワロはようやくお目当てのカトリーナを見つけ出しました。カトリーナにはDr.ルッツという医者がつきっきりで、メイドは一人もいないようです。ニータは死んだと語ったカトリーナに、ポワロはすんなり納得してしまうのですが?


以下ネタバレですヘラクレスの難業のネタバレです( `ー´)ノ


なんとですね~マラスコーはアリスでした!そのアリスには熱狂的な信奉者がいて、それが、ポワロが最初にドゥルエ警部と勘違いしたウェイターのグスタフです。それまでオリンポスホテルで働いていたウェイターのロベールは、このグスタフに殺されて人知れず吊るされていたようです


またアリスには他にも共犯者がいて、それがカトリーナの主治医を装っていたドクター・ルッツでした。ルッツはカトリーナを治療するふりをして、実は薬漬けにしていたのだそうです。ルッツはアリスが盗んだ盗品を売買(故買)していたようです。


そしてアリスは、ルシンダを殺して盗んだダイヤのネックレスをカトリーナに預けていました。それがただ一つの財産だから、母に見つからぬよう隠してほしいと頼み込み、もし見つかったら、カトリーナに罪を着せようとしていたのです。自分とルッツのパスポートもカトリーナの部屋に隠していたそうです。


しかも、ポワロが真相を見抜くと、母のバッグに隠してあった拳銃を、ほかならぬその母に突き付けて逃げようとしますが、そこには既に本物のドゥルエ警部(=保険調査員のシュワルツ)がおりましたし、最初に遭ったレメントイ警視も乗り込んできて、アリス=マラスコーはついに逮捕されるに至りました


また、ハロルドが付き合っていたエルシーとその母と偽っていた実は姉のライスも、名うての姉妹詐欺師だったそうです。エルシーを殴ったはずの夫のフィリップは、既にこの姉妹に殺されていて、財産を根こそぎ奪われていたのだとか


まさに「Is there anybody at the Hotel Olympos who's not a criminal?」 ですよね。犯罪者じゃない人間はいなかったのか?


そうとも知らず、ふたりを庇って匿っていたどこまでもお人よしのハロルドが、罪に問われないとよいのですが


娘の正体を知らなかったロサコフ伯爵夫人は、昔ポワロがそうしてくれたように、どうか娘のことも見逃してほしいとポワロに懇願します。お願いよ、エルキュール


夫人から、昔(精神的に)愛し合った証にとカフスボタンを贈られていたポワロだけれど、これを許すわけには参りません。何せ単なる窃盗犯とは次元が全く違う、アリスは殺人鬼なのですからね。


ポワロがルシンダを助けられなかったことを、わざとルシンダの癖を真似して揶揄していたというアリスがまた何とも憎たらしかったですね。自分で殺しておきながら、彼女を守れなかっただろうと、ポワロの罪悪感をわざと刺激していたその卑劣なやり方も許せません。まあそれがあったからこそ、ポワロはアリスがマラスコーだと確信したそうなのですが


一方、ニータは死んだと言ったカトリーナでしたが、実はそのカトリーナこそがニータだったそうです。ロシアのバレリーナとして生きてきた誇り高い彼女は、ロンドンの一介の青年と恋に落ちるわけにはいかなかったそうで、メイドと名乗っていたそうなのです。


が、病に苦しんだ上に、悪党に隠れ蓑にされていたカトリーナはすっかり心を入れ替え、ポワロの勧めるまま、再び愛する人のもとへやってきます。苦い昔の恋の思い出をカフスボタンに封印したポワロが、若い恋人たちを再会させたシーンはなかなかでした


さて、楽しんできた名探偵ポワロも、いよいよ来週が正真正銘の最終回です。 「カーテン~ポワロ最後の事件~」も今からとっても楽しみです名探偵ポワロも来週が最後の最後の最終回です(^^)/


これまでに視聴した欧米ドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~欧米ドラマ編

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チャン・オクチョン
 時代劇・歴史モノ

チャン・オクチョン あらすじと感想 第26話 換局 東平君信じてたよ~!

チャン・オクチョンのあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: チャン・オクチョン あらすじと感想一覧(全35話)


キム・テヒさん主演の「チャン・オクチョン(張禧嬪)」の26話は「換局」です。いや~よかったよかった。以下早速ズバリ直球のネタバレです。


チャン・オクチョンのあらすじ行きますよ~(^^)/

やはり粛宗が倒れたのは狂言でございました。粛宗は、我が子ユンに誰にも文句の言えぬ正当性を持たせるため、なんとしてもオクチョンを王妃の座につけねばならなかったのです。それにはまずイニョンを廃位せねばなりません


前回、粛宗が東平君と交わしたこの会話にはまだまだ続きがありました。粛宗の体調が悪いのは事実だったらしく、これをきっかけに寝込んでしまえば、そしてその回復が不可能だと西人派、ひいてはミン・ユジュンに思い込ませて油断させれば、必ずやユジュンは動いてくる~他でもない東平君に接触してくるはずだと、粛宗はそこまで読んでいたのだそうです。だから叔父上、是非協力してほしい!


でもさすがにイニョンが、東平君を王にするのではなく、産まれたばかりの元子のユンに代わり、自分が摂政となって垂簾聴政をすると主張するとは思っていなかったようです。そうか、それが王妃の目的だったのか


本来イニョンは、オクチョンと東平君の浅からぬ縁を感じ取っていたため、これに反対したのです。それに、もし粛宗が目覚めた場合、東平君が王座についていてはことがややこしくなると憂えたそうです。これは王妃としては誠に行き届いた配慮なのだけれど、何せこれがあの「イニョン」だから、

ふふん、誤解されるのも自業自得だ

と思わずにはいられません。またここで、粛宗が「誤解」したことにしておかなければ、終盤のつじつま合わせができなくなりますからね。いやいや、結果ありきの時代劇で独創性を持たせるのは大変でござるな


そしてイニョンのみならず、ユジュンもまんまと引っかかってしまいますここは実に楽しかった(^^)/東平君、でかした( `ー´)ノ。東平君を脅して王座に就くことを承諾させただけではなく、もちろん、粛宗が狙っていた

「世子冊立に反対する連判状=謀反の動かぬ証拠

も差し出しました。その上、念の入ったことに、兵判に命じて粛宗を暗殺しようとまでしたようです。あそこはきっと、ヒョンムが控えていたのでしょうね~それとも、粛宗がカッコいい所を見せてくれるのかな


と粛宗は計画通りだったものの、気の毒なのはオクチョンです。敵を欺くにはまず味方からとはいえ、オクチョンは、イニョンにユンを奪われた挙句、宮中を追い出されて尼寺にやられるところでした。んも~イニョンと言い、ホン尚宮と言い、

「人豚」

という単語を口にするだけで自分が卑しめられるとは思わんのかしら。あ、おばさんも書いちまいましたが


オクチョンから奪ったユンをその手に抱いたイニョンが、我が子を奪われたオクチョンがあれほど泣き叫んでいるのもまったく介せず、ユンの小さくて可愛らしい手を触ってニッコリほほ笑んだ時は心底呆れてしまいました。ああ、この人なら、敵を〇豚にするのも厭わんだろうな、と思いましたよ


が、そのオクチョンは尼寺へ連行される途中、チスにさらわれてしまいます。チスはオクチョンを救ったつもりでしょうが、オクチョンにはチスの気持ちが通じません。たとえ昔世話になったカン氏やその兄を殺したのがヒョンであれ、それとこれとは話が別です。きっかけはヒョンでも、オクチョンは自分の意思で入宮し、自分の意思で精一杯粛宗を愛したのです


チスオラボニも本来行くべき道を生きてください


そう語るオクチョンに、ではふたりは敵になるかもしれないとチスがいう意味が分からんてそれは単なる嫉妬でしょう(;´Д`)。チスの標的はあくまでもヒョンなのだから、ヒョンを懲らしめればよいだけでしょうが。その上で、愛するオクチョンを最後まで見守ってやればいいのに。


母親から命より大切な息子を奪ったイニョンを絶対に許さないっ!!


こうして見てくると、オクチョンがイニョンを恨むのは至極当然でござりまする。となるとやはり、真の敵は淑嬪なのか


さて明日は、本日最後に満を持して朝廷に姿を現し、すべてが自分の計略の内だったことをユジュンに思い知らされた粛宗が、一気に西人派を粛正するようです今さら嘘は許さんっ!)。その上オクチョンは、

夢にまで見た最高の服

に身を包むことになるようで?


いや~もういっそ明日で終わってくれてもいいですねチャン・オクチョン、明日はいよいよ「最高の服」でござるよ~っ!チャン・オクチョン~明日はいよいよ王后に!( `ー´)ノ


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ミステリーその他
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金田一耕助vs明智小五郎ふたたび あらすじと感想 次こそ明智を見返してみせる!

山下智久さん主演の金田一耕助vs明智小五郎ふたたび視聴しました。前回の「金田一耕助vs明智小五郎」に比べると、明智小五郎の出番が多かったけれど、相変わらず金田一耕助の天然ぶりも際立っていて、ドラマ自体はとっても楽しかったです


肝心のミステリーの方も正統派で、1つ1つ丁寧に布石が置かれていたため、最後の謎解きでさもありなんと大いに納得することができました。ミステリー好きな方なら、最初に犯人の予想はほぼついてしまったでしょうけど、大事なのはその理由づけ(動機)ですからね。以下簡単なあらすじからネタバレへと移らせていただきます金田一耕助vs明智小五郎ふたたびのネタバレあらすじ行きますよ~(^^)/


今回金田一に調査を依頼してきたのは尚徳村に住む男爵の美しき令嬢=柳條星子(剛力彩芽)です。ここは定番ですから外せません。星子は上海で働く、当時では珍しいキャリアウーマンなのだそうですが、実家の父=柳條清久男(津嘉山正種)が毒=ヒ素を盛られてこん睡状態になったのを機に帰国したのだそうです。というより先に清久男が

「大切な話があるから帰国してほしい

との手紙を送ってきていたのだとか


その清久男を毒殺しようとした件で、長年主治医を務めてきた折口(市毛良枝)が逮捕されてしまっていますが、折口はずっと黙秘を続けているそうです


美女に目が無い金田一は、相変わらず世話好きで口うるさい正木玉緒(鈴木梨央)の忠告を無視して、早速村に向かう途中、ふたりを迎えに来た柳城家の使用人で星子の幼馴染だという阿野田一平(岡山天音)が、急ブレーキで車を停車させました。なんと道端の木に遺体が吊り下がっていたのです。しかもその遺体は、星子の義兄=柳條数馬(今奈良孝行)だというではありませんか!これはいったい自殺か他殺か?


これを警察に通報した金田一がようやく柳城家に辿り着くと、そこに天敵の明智小五郎(伊藤英明)が現れます。明智のもとに怪人二十面相から盗難予告があったそうなのです


柳城家にある黄金の如来像を頂く!


明智の妻=文代は(今大ブレーク中の)吉田羊さんだったのですね~。いやいや実にお似合いです


柳城家では、この如来像があるために、これまでも代々の当主が命を狙われるなど何度も大変な目に遭ってきたのだそうです。が、今その肝心の当主はこん睡状態にあり、その如来像が収められているという「宝物の間」を開ける鍵の在りかすら誰にもわかりません。


今回遺体が発見された数馬もまた、柳城家との養子縁組をしたばかりだったのだそうです。当時の華族は、血縁の男子にしか相続が許されなかったのに、柳城家には、星子の上に2人の姉しかいないため、それを阻止しようとした清久男の妻=志麻子(星由里子)が話を強引に進めたようです。もし夫に何かあったら、爵位を返上する羽目になる!


その後、数馬の遺体から、清久男の場合同様「ヒ素」が検出されました。しかも数馬は生前、村にある殺鼠剤の製造工場に、領主面をして検査に乗り込んだことが判明します。そこには仕事柄ヒ素が置いてあるはずなのです


いったい、清久男と数馬を襲ったのは誰なのか?


そうこうしているうちに、志麻子が再び動き出しました。数馬が死んだ今、柳城家の跡継ぎがいなくなったため、今度は星子に婿を迎えようというのです。なんと星子は清久男の娘ではないらしく、星子には、赤の他人でありながら我が子同様に育ててもらったという「恩」があるそうなので、この縁談を断れないようなのです。


こうしてやってきたのが建設会社の卓造(阿部力)です。この出現により、次女・雪夜(山口紗弥加)の夫=星野夏彦(平岳大)もまた、実は実家が火の車で、柳城家の財産を狙っていたことが分かってきます。しかも夏彦は、この卓造を殺そうとして、銃の暴発により死亡してしまいます。銃には鉛が込められていたそうですが、本来その銃を使うはずだったのは卓造だったため、恐れをなした卓造はさっさと逃げ出してしまいます


一方の明智は、怪人二十面相に備えて、部屋をあちこち物色中です。でも忘れてはいけませんよね~怪人二十面相は、誰にでも変装できることからその名が付いたということを金田一、そいつが二十面相だっ!騙されちゃダメだっ!!( ;∀;)。以下ネタバレです金田一耕助vs明智小五郎ふたたび~ここからネタバレです( `ー´)ノ


やはり怪人二十面相は明智に変装していました。最初は、折口の後、清久男の死を看取った医師(団時朗)に変装し、それを明智に見破られていたのですが、その後はまんまとその当人に成りすましていたのです。金田一も、明智が夜中に部屋の中を探していた時に気づかねばなりません


また金田一は、数馬と夏彦を殺したのは一平に違いないと推理しましたが、これも見事に外れていて、実際にはその父=駿吉(中嶋しゅう)だったことが本物の明智によって明かされます。正確には「育ての父」でござりまするが。


そう、一平は清久男と折口の間に産まれた柳城家の正当な跡継ぎだったのです。清久男は一平を柳城家の籍に入れようとしたらしいのですが、折口がこれを止めたのだそうです。そんなことをしたら、息子に会えなくなってしまう!


折口の気持ちを汲んだ清久男は、駿吉に頼んで一平を息子として育ててもらうことにしました。そしてゆくゆくは、こちらも養女の星子と結婚させて、柳城家を継がせようとしていたようです。だからこそ、男児がいなければ家が潰れると分かっていたのに表向きには何の手も打ってこなかったし、星子に大事な話があると言って寄こしたのです。


が、志麻子がこの事実を知ってしまいます。他人が産んだ息子と、あかの他人の娘に柳城家を奪われてなるものですか!この辺もお約束~ですね♪


それで志麻子は数馬と組んで清久男を亡き者にしようとしたのです。ヒ素を盗んで清久男の薬にこれを混入したのも数馬の仕業です。


が、それに気づいた駿吉が逆に数馬を殺しました。自宅で跡継ぎになるための勉強をしていた数馬に毒を盛り、その遺体は、清久男の見舞いにやってきた(と装った)村人たちに運ばせます。


この村人たちがなぜ駿吉に協力したのか~その理由がまたなかなかクラシックで面白かったですよね。これは、柳城家の家紋が大きなヒントとなりました。なんとこの尚徳村は、隠れキリシタンが多く集まった村だったのだそうです


本来は柳城家が財を築いたのは、江戸時代に見つかった金鉱のおかげだったそうですが、その鉱山発掘には世間から身を隠そうとするキリシタンも多く集まってきたのだそうです。そこで柳城家の当主は代々彼らを匿い、自らもまた改宗して、皆で神に祈って来たそうなのです


屋敷内ばかりか村のあちこちに見られた柳城家の家紋は十字架をかたどっており、坑道の奥深くにはミサを行うチャペルまでありました。そこに隠されていたのが、黄金の如来像ならぬ、

黄金の聖母マリア像

です。柳城家がこのマリア像を作ったのは決して私利私欲のためではなく、再び迫害に遭った時、これを処分して飢えをしのぐようにとの配慮からだったようです。これを敢えて「如来像」としたのは仏教徒を装うためだったらしいです。


明智に促されながらすべてを告白した駿吉は、最後に「主人」である一平に「宝物の間」の鍵を渡しました。でもそこにあったのは、1冊の聖書だけだったようです。柳城家を継いだ一平がすぐに爵位を返上したのもよかったですね~これからは村人とともに生きていきます


清久男が、娘でもない自分を大事にしてくれたのはなぜかと星子が金田一に尋ねた時の、金田一の答えもまた良かった:


きっと折口先生同様、古い慣習に縛られずに自由に羽ばたこうとするあなたが愛おしかったのでしょうそれが男というものです


こうして金田一はまたしても手柄をすっかり明智に横取りされてしまいました。それでも、怪人二十面相が明智に変装していた際、自分の好物は何だと聞いて、その正体を見破ったのはさすがでしたね。以前金田一は、明智がこの謎を解くきっかけとなった「わらべ歌」の意味とともに、自分の好物が羊羹だと見破ったことを即座に思いだしたのです


~わらべ歌は秘密のチャペルの場所を暗示していました。(坑道の中で)風の吹くまま進めばよい


星子は一平と一緒になってしまったし、今回もまたいいとこなし~とふてくされて、車に乗らずに歩き出した金田一が、駅まで2時間もかかると聞いて即、その意を翻し

「明智先生、僕も乗せてください!!

と頼み込むのがまた楽しかった~。そうそう勝負はこれからです。いつかきっと明智の鼻を明かし、文代夫人に負けない美女を嫁にもらってみせましょうぞ!山Pガンバレ~!(^◇^)


金田一耕助VS明智小五郎~是非今後もこうして時々楽しませてほしいものです「金田一耕助vs明智小五郎三度(みたび)」も是非是非お待ちしておりまする金田一耕助VS明智小五郎が楽しみ(^^)/


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チャン・オクチョン あらすじと感想 第25話 世継ぎ誕生

チャン・オクチョンのあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: チャン・オクチョン あらすじと感想一覧(全35話)


キム・テヒさん主演の「チャン・オクチョン(張禧嬪)」、今週は25話「世継ぎ誕生」からのスタートです。このチャン・オクチョンは、元々24話構成だったらしいのですが、今回はなるべくカットをせずに(ノーカットなのかな)35話に引き延ばしてくださったようです。以下簡単なネタバレのあらすじですチャン・オクチョンのあらすじ行きますよ~(^^)/


ようやく「ユン~後の景宗」が誕生し、粛宗は最初からこのユンを元子(ウォンジャ)と呼び、すぐにも世子に冊立するとオクチョンに約束しました。この辺の区別が字幕の説明だけだとハッキリしなかったのでちょっと調べてみたところ、「元子」とは本来、王妃が産んだ嫡男を指す言葉のようです。順調にいけばこれが世子=世継ぎとなるのでしょうが、そうならない場合もなくはないですよね。


だからオクチョンは、側室である自分が産んだ子供を「元子」と粛宗がすぐに認めてくれただけで、あんなに嬉しがっていたのでしょう。おそらくはオクチョンの事ですから、この言葉の裏に粛宗の真意

「オクチョンを王妃にする

という意味を感じ取ったのではないでしょうかそして口には出さずともイニョンも( `ー´)ノ


もちろんこれは朝廷で猛反対に遭ってしまいます。が、粛宗はここで強権を発動しても、必ずや己の意思を通してみせると息巻きます。この権利を

「用捨黜陟権(ヨンサチュルチョックォン)」

と呼ぶそうです。粛宗は東平君に、大臣たちが謀反を起こす前に、自分が先に換局(ファングク=政局の転換)を起こしてみせると語っていました


単なる思い付きではない。オクチョンに長子を産んでくれと口にしてからずっと準備をしてきたことだ粛宗らしい周到さです(^^)/


朝鮮時代長しといえども、この換局を行ったのは粛宗(庚申換局と己巳換局)と英祖だけのようです。だからと言って、他の王の時代が全て安寧だったとは思えません。やはり粛宗はかなり強い権力を握っていたのですね~。女に狂ったア〇な王様だとばかり思っていたこれまでの印象がガラリと違ってしまいました。これはまさに目から鱗でござりまする


が、そんな無敵の粛宗になんと病魔が襲い掛かります。父親の体質(肝気鬱血でしょうか)を受け継いでいる上に短気だから肝に怒りを溜めこみやすいと言われていました。でもおばさんの印象では、あんなに冷静な人間はそういないような気もしますが


西人派と南人派の間で常に闘いを強いられていた粛宗ですから、病気になるのも致し方ないかもしれませんけど、これでオクチョンが窮地に立たされてしまいますんも~こんな大事な時に倒れるなんて!( ;∀;)


それでなくても、イニョンが亡き大妃との約束を持ち出して、自分にユンを渡せと言ってきたのに、これを止めてくれるはずの粛宗が倒れてしまっては、誰もオクチョンを助けてくれる者がおりません。東平君では残念ながら役不足ですし、オクチョンを愛しているチスは、そのオクチョンが宮中から追放されるのを今か今かと待ちかねているようなのです


しかもそのイニョンが、粛宗の代わりに垂簾聴政を行うらしい?!


でも、ここで粛宗が病に倒れ、イニョンが垂簾聴政をしたという話はこれまで1度も聞いたことがありません。これはフィクションというより、あの用意周到な粛宗が練りに練った作戦なのかもしれませんよね。つまりは、粛宗が今回倒れたのも、換局を行うための芝居なのかもしれません。何せ明日は「換局」だそうですし


愛しいユンを王妃に取り上げられそうになったオクチョンが、その怒りを懸命に押し殺しながら、自分を侮辱したイニョンを必ず宮中から追い出してみせると誓った顔は怖かったですね~。韓ドラでは、第1夫人に第2第3夫人が自分の子を差し出して皆で仲睦まじく暮らす、なんていう展開はあり得んのでしょうな


チャン・オクチョンも残すところはあと10話。明日の放送も楽しみですねチャン・オクチョンもいよいよ終盤!(^^)/


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海外ドラマが大好きで、最近は日本のドラマも楽しんでいます。タイトルに掲げた韓国ドラマは今ではかなりのマイナー志向です。ミステリーや時代劇・ラブコメに加えて「お堅い社会派ドラマ」も好みです

ドラマは大好きですが、演じている俳優(一部例外あり)などドラマの内容以外にはほとんど興味がありません。あしからずご了承ください。ちなみに~しつこくされればされるほど嫌になる射手座の女でございます(笑

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