2018/08
<<07  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  09>>

Mother(マザー)~最終回~このドラマに出会えて幸せでした

松雪泰子主演のMother。とうとう昨日が最終回でした


「幸せの定義は人それぞれであっていい」


Motherの最終回を観たおばさんの感想を集約するとこの一悟に尽きます。そして、奈緒に葉菜さん、藤子に継美は、まちがいなく幸せだった~そう思いますムフフ


最初の頃は、ドラマチックな展開も予想されたこのMotherでしたが、最後は本当に静かに静かに、ただひたすら淡々と描かれていたのが、逆に決して忘れることのできない、いくつもの「きらめきの瞬間を残してくれたように思えます。


その瞬間の1つ1つを思い出しながら、Mother~最終回について語らせていただきたいと思います


「あと2~3日しか残されていません」


病室でなにやら編み物をしている葉菜さん。もう彼女には明後日という日は残されていないかもしれない~そう主治医の珠美に聞かされた奈緒です。葉菜本人もそれが分かっていて「コレが完成できなかったらあなたが後を引き継いでね」などと語り、そんな母に、奈緒もまた「はいはい」と静かに言葉を返しています


「うちに帰ろうか?」


きれいに掃除された部屋には美しいお花が飾られていました。寝室には2匹のインコが入った鳥かごまで置いてあります。


inko


「一緒に飼おう」


自分にはもう時が残されてない~そう言おうとした母の言葉を静かに遮る奈緒


そこへ、継美がやってきます。室蘭の施設から、オバサンにもらったお金を握り締めて、ひとり、東京まで母を訪ねてきたというのです


手足にできたケガを見ながら継美を叱る奈緒~ここはもうすっかり母親ですね。逢いたかったという気持ちよりも、娘を心配する母の心情がよく現われていました


施設では既に捜索願が出されたと藤吉から聞きますが、奈緒は「一日だけ」一緒にいさせてほしいと頼みます。


「また同じことの繰り返しにならないか?」


大丈夫。奈緒はちゃんと成長をしていましたよ


もうすぐ旅立ってしまう母と、自分を慕ってはるばるやってきた娘。3人に残された時間はもうわずかしかありません。死にゆく時に人間が見るという「走馬灯のような思い出を楽しみにしているという母のためにも、最後の楽しい時を贈りたかったのに違いありません


奈緒と継美が用意したうどんを葉菜と3人で食べる。ふつうの時を普通に過ごせる幸せ


母が娘の髪を切る~昔はごく当たり前の風景だったこんなことも、きらめく思い出となって深く心に残ることでしょう


実際、奈緒の心にはそんな葉菜の姿がしっかり残っていたのです。幼い頃、鏡を通してみた母の顔がふと浮かぶ一瞬。


「お母さんの顔を思い出した


捨てられた時に握っていた手の感触しか覚えていない~そんな寂しい少女時代を送った奈緒に、ようやく母の思い出が実感として蘇ってきたのです。「自分が捨てられた」というわだかまりがあったため、30年もかかっちゃいましたが。


「いつかまたきっと逢える。私とあなたがこうして出会えたように」


奈緒に優しくそう語りかけた葉菜さんがその最期に見た映像は、思い描いていた通り、「本当は楽しかった」という奈緒との逃亡シーンでした。


「お母さんのためにしてくれたのね。でもこれは忘れてしまいなさい。決して思い出しちゃダメよ」


そうです。葉菜さんは夫を殺してはいなかったのです。酒に溺れては葉菜さんに暴力をふるう父親を奈緒が懲らしめようと家に火を放ったのですね


当時葉菜さんを担当した刑事があの床屋さんの常連(多田さん)で、彼は当時も何か気づいていたようでしたね。でも、あえてそれをほじくりだそうとはしなかった


「人間には、男と女、そしてもう1つ『母親』という存在がある」


そんな葉菜と奈緒の姿を重ねて記事を書こうとしていた藤吉~タイトルは「聖母」でした~でしたが、その原稿はゴミ箱に捨てられてしまいます。なぜなら、この「母親」という存在は決して特別なものではなく、美化されるべきものでもないと気づいたからですムフフ


葉菜さんを藤子に託し、継美を室蘭に送っていく奈緒。葉菜さんが編んでいたのは、水色が大好きな継美のバッグだったのですね~3人で遊んだ伊豆の海もキレイだったね


そこで偶然友人に出会った継美は、奈緒に静かにそっと手を振ります


そんな寂しい別れはイヤ~もっと楽しい時間を過ごしてから


「お母さん、そういう時は『好きなもの』を考えよう!


今ではそこに「うっかりさん」も加わっています。好きなものを考えると楽しくなるよ。継美はそうやって、いつかまた逢える日を信じてがんばって生きていくよ。だからお母さんもそうして


~こんな継美ならどんなところでもきっと強く元気に楽しく生きていけるに違いありません


奈緒は継美に手紙を渡しています。それも20歳になった継美に宛ててhane


私達は母と娘を名乗ることのできないふたりだけれど、それでもきっとまた逢える。私とお母さんが出会えたように


「二十歳になったあなたは、流行の服を着て少しかかとの高い靴を履いているのかしら?私はどんな声をかけたらいい?また一緒にクリームソーダを飲みましょうか」


奈緒のそんな文面通りのシーンが映し出されて~少し年を取った奈緒とすっかり成長した継美が手を取り合っている姿に、心がポカポカと温まってくるのを感じましたムフフ


creamsoda-Mother


誘拐や殺人は~どんな言い訳を並べてもやはり犯罪なのです。それを「子どものために」行えるのは母親Motherという存在だけなのだ。その愛を否定することだけは世界中のダレにもできやしない~そんな想いがふつふつと沸いてきます


どうかひとりでも~子どもを虐待する、ましてや殺害する親がいなくなってほしい。心の底からそう願わずにはいられません。素敵なドラマを届けてくれて本当にどうもありがとう


これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編

関連記事

いつも変わらず応援いただきましてありがとうございますこれまでに書いた記事はこちらからもお探しいただけますのでどうぞご利用くださいませ→視聴ドラマインデックス

《他にもこんな記事を書いています♪》

コメントをお寄せいただく際はおばさんからのお願いをご一読いただければ幸いです

コメント 2件

コメントはまだありません
てるてる  
こんさんのブログ読んでまた泣いちゃいましたー!

最初から最後まで、泣いたドラマでしたー!
私の思い描いていた終わり方とは違ってましたが、満足でしたー!
特に、二十歳の継美に宛てた手紙は良かったー!もう、涙が止まりません!

火をつけたのは奈緒だったんですね~!奈緒の記憶からすっかり忘れさせて、葉菜は墓場まで持って行ったんですね~!すごいですー!
これが韓国ドラマだったらわざわざ奈緒に思いださせたり、まだ、ごちゃごちゃさせそうですよね~!さすがは、時間制限のある日本のドラマ!ムダがなかったように思いました!
久しぶりに良いドラマに出逢いましたね~!考えさせられるところもありましたが、子育ての懐かしさも思い出させてくれて、幸せな気持ちになりました~!
そうそう、継美が歌ってた『あめふりくまのこ』子供と一緒によく歌いました!室蘭が舞台だったところも良かったです。1話ではどんよりしてた室蘭の空が、最後は明るい空でしたね~!
最後の景色も良かったー!
二人の上を飛ぶ渡り鳥と青空が二人の明るい未来のようでしたねー!
12年後、二人は親子として、出逢うんですよね~!きっと!
こんさんの言う通り、幸せの定義は人それぞれであっていいんですよね~!
ささやかでも、幸せと感じればそれが幸せになるんですよね~!
葉菜さんの最後も幸せそうで、良かったですー!

語っても語っても語り尽くせないですね~!
でも、長くなりそうなので、このへんで失礼します!





2010/06/24 (Thu) 13:10 | 編集 | 返信 |   
てるてるさんへ  
一晩中でも語っていたいかもvv

てるてるさ~ん♪
このドラマを見てからと言うもの、
正直な話、他のドラマが色あせて見えて困ってしまっていましたv-395

本当に、無駄なところのない、
実に凝縮された素晴らしいドラマでしたね。

そうそう、優しくてはかなげな葉菜さんだったのに

「それは男の人の幻想と言うものよ」

と言って笑った時の笑顔は、迫力ありました。
コレ以上の追求は許さない!ってこれも母の本能ですね。

映像も本当に美しかった。

私はあの水色のバッグを見たとき、
すぐにあの伊豆のシーンを思い出しました。
そして最後の空の色も・・・v-406
菜の花に観覧車~数え上げるとキリがありません。

そして~
こんな素敵なエンディングになるなんて思っていなかったので、
見終わった後は本当に心が温かくなってうれしかったです。

風の絵師に続き~(カナ?笑)
こんなに素敵なドラマをてるてるさんとご一緒できたのも嬉しかった(^O^)/。

またこういうドラマに出会えたらイイですね~v-343
これからも~どうぞよろしくお願いします~こん(^_-)-☆

2010/06/24 (Thu) 13:59 | 編集 | 返信 |   

コメントをどうぞ