2018/02
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池上永一さん原作・大森寿美男さん脚本のドラマ・テンペストは、舞台とはかなり趣が異なるものの、それはそれでまったく期待を裏切らない面白さでした


先日ドラマ・テンペスト~メイキングを覗いてみましたでも語ったのですが、またしても暑苦しくあらすじなんぞを語らせていただきまする。これからの全10回どうぞよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます


物語は、主人公の真鶴(孫寧温)が誕生するところから始まりました。どうやらこの子は逆子だったようです。


町の占い師ユタが祈祷する中、真鶴は母を引き裂いて生まれてまいりましたテンペスト~母親はお産で亡くなった。仲間由紀恵ちゃんはこの母御の役も演じたのですね。


「その子はこの世を乱す運命にある!


今度こそは男児をとその名前まで決めていた父=孫嗣志(そん しし)の願い空しく、生まれた赤子は美らカーギー~それはそれは美しい女の子でございましたテンペストあらすじ。嗣志は落胆のあまり、この子に名前も付けなかったのだとか


が、この赤ん坊、容姿だけでなく、その知能もずば抜けた逸材だったようです。3歳では自らを「真鶴」と名づけ、読み書きが出来る年頃には易経・孟子などの漢文を読みこなし、数ヶ国語を操るまでになっていました


この真鶴の成長に大きく寄与したのがベッテルハイムというユダヤ系のドイツ人宣教師という設定ですが、彼は実在した人物だそうです。ハンガリーで生まれたベッテルハイムは各地を転々としましたが、イタリアで医学を学んだ後はイギリスへ渡ってクリスチャンとなり、英国国籍を得たそうです。


沖縄には護国寺を拠点に8年間滞在し、彼の次女は沖縄で生まれた最初のヨーロッパ人なのだとか


このベッテルハイムはドラマの後半にも登場しましたが、当時キリシタンを禁じていた琉球に彼が留まったのは、ドラマでも描かれていた漂流英国人に対する琉球の人びとの待遇への感謝の気持ちからだったのだそうです


史実の補充はコレぐらいにして、またドラマのあらすじに戻りますね


美しく成長した真鶴は、ある日海辺で孟子を朗読していた時、ひとりの男性と運命的な出会いをいたしました。その男性は薩摩藩御仮屋詰めの武士=浅倉雅博(あさくらまさひろ)。琉歌を詠むのが得意な雅弘は、美しくて賢い真鶴を一目見て恋に落ちてしまいます


「つぼみのような太陽が私の心を熱くする。吹き渡る風は愛しい人の匂いのよう」


この詩を受けとった真鶴もまた雅弘に淡い恋心を抱いたようですねテンペスト~真鶴の初恋


このように美しく賢く成長した真鶴には嗣勇(しゆう)という兄がいました。でもこの嗣勇は、どうやら養子だったようです。生まれた子どもが女の子だったため、お産で妻を亡くした嗣志が実姉の三男を養子に迎えたのだそうです。


が、この嗣勇は勉学の方はからっきしで~父の期待に応えることが出来ません。厳しい教育に堪えかねた嗣勇はある日家を出て行ってしまいます


「私が男になります。中国の宦官を養子に迎えたのだと言って下さい」


美しい髪を切り、男のように結い上げた真鶴に、嗣志は「寧温」という名を与えました。生まれてきた男児に付けるはずだった名前です。


官吏登用試験=科試(こうし)の1次(初科しょこう)に合格した寧温が颯爽と2次(再科さいこう)を受けに行くと、こんな声がかかっていましたね


(ひげも生えていないような)おまえのような若造が科試に受かるものか!さっさと帰れ!


お髭もじゃもじゃのおっさんだから受かると言うものでもなさそうなんですが


初科をトップで通過した寧温は、再科をある人物と競い合うことになります。それが神童と名高い喜舎場朝薫(きしゃばちょうくん)。


同じ試験問題に対して、ふたりの答えは真っ向から対立するものでした


琉球が今後あるべき姿~朝薫は清国との関係(冊封~清国に王として認可を受けること)を重んずべしと言うものだったのに対し、寧温はキッパリこう述べたのだそうです。


「冊封制度は廃止すべし。琉球は一国家として独立すべきだ


この答案は然し、首里天加那志(しゅりてんがなし~尚育王)の眼に留まる前に反逆文=檄文と見なされ、寧温とその父嗣志は投獄されてしまいました


「我々こそが正当な琉球の王族~第一尚氏王朝の末裔である。おまえはなんとしても生き延びてその復興をかなえるのだ!」


今の王族は、第一尚氏の家臣が勝手に王族の姓である「尚」を名乗ったのだ。本当の尚氏は中国にわたり「孫」と名を変えてひっそりと生き延びてきた。真鶴は、世が世なら「王の守護神」である聞得大君(きこえおおきみ=神女)となるはずだった。嗣勇を探し出して、王位に就けろ!


初めて明かされた自らの素性に驚く寧温ですが、試験にも落ちた今どうすることもできません。あわれ、嗣志は処刑されてしまいました!父上っ!


~舞台ではここで、第一尚氏王朝の末裔である証「馬天ノロの勾玉が嗣志から寧温に渡されたのですが、ドラマでは触れられていませんでしたね~


そして次は寧温が!


とその時です。檄文として即却下された寧温の答案が王の目に留まることとなり、寧温が王府に呼び戻されることになりました間一髪です


「世の目にはそなたこそが首席だ」


首里天加那志に叱咤された三司官衆は、この指示が王の姉である聞得大君から出されたものだと白状します。


今の世は、神にすがって生きる時代ではないのに


この聞得大君ですが、ユタからニセモノ呼ばわりされながらも、それなりの神通力があるようです。寧温が科試を受けに来た時も王宮の危機を予知して孫親子を投獄し、またこの後、寧温をひとめで女と見破ったのですから


実際に王府に上がった寧温はその才能を遺憾なく発揮していきました。船が難破して漂流してきた英国軍事への対応では、王の評価がいや増すことになります


英国人を捕らえて奴隷にしろちう薩摩寄りの考えと、アヘン戦争の恨みから、清国のために英国人を殺害せよという意見が出る中、寧温はきっぱりとこう進言したのです


「琉球は品格のある独立国としてふるまうべきです」


寧温の才能を高く評価した尚育王は、寧温に王府の財政改革を命じました。改革のうえで大きな障害となっているのは、姉の聞得大君と、御内原(ウーチバラ~日本で言う大奥)の王妃や側室達の散財ではないかということも分かっているようです


また寧温は、尚育王が清国に王として冊封される儀式で、思いもかけぬ人物に再会いたしました。兄の嗣勇でございます。彼はなんと踊り子になっていたのですね


が、この再会が寧温を破滅へと追い込むことになっていきます。ふたりの会話を盗み聞きした御物奉行の赤嶺が、聞得大君に密告したようなのです


捕らえられてむごい拷問を受ける兄を黙って見過ごすことの出来ない寧温は、とうとうこう叫んでしまいました


「私が真鶴です。私は女です!」


そんな寧温に対し、聞得大君はこう命じます


「証拠を見せよ!服を脱げっ!!


でも、命令に従って衣服を脱ぎ始めた寧温の体から、眩しいばかりの光が放たれたばかりか、龍までが姿を見せたことには、さすがの大君も驚いたようでしたね


「おまえは龍の子か!?おまえが王府を乱す人間か?


これは大変なコトになってしまいましたドラマ・テンペストが面白いドラマ・テンペストは来週も続きが楽しみでございます続きを見るのが待ち遠しいです~


原作もとっても面白そうですmame


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