2017/11
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大河ドラマ・平清盛の20話は「前夜の決断」。その意図がよく見えなかった前回に比べて、このエピソードはなかなか面白かったです


特によかったのは、やはり、源平の個性の違いがかなり明確に描かれてきたということでしょうか。同じ「武士」とはいうものの「王家」に仕える動機も、そのお家事情もか~なり違う


まずは平氏から見ていきますと、今回、帝と上皇~国を挙げての「兄弟げんか」において、清盛はまず双方の出方を見守っていました


国政への参加を望み、大いに平氏の力を見せ付けてかなりの高い評価は得たものの、結局は従四位に終わってしまった忠盛の二の舞はせぬと、清盛はここで一種の「賭け」に出たのです。戦いが終わった後、より「平氏」を引き立ててくれるのはどちらなのか


そんな清盛の狙いを察しても、ただ気をもむだけの崇徳上皇側(藤原頼長)に対し、自ら釘を刺してきたのが、帝=後白河天皇でした。恩賞の釣り上げなど待っても時間の無駄だ松田翔太がこれからどう光るか~が鍵ですな。賽でもふってさっさと決めるがよいっ!


向こう気の強い清盛のこと、これでは逆にい反発心が沸くのでは?と思いきや、清盛はこの言葉で帝の真意を見抜きます。ここまで這い上がってみろ。とことん自分を利用してみるがいい


武士の力を本当に評価しているのは帝において他ならない。大業をなすためには後白河天皇に付くべきだ公卿になって世の中を変える!


そんな「先見の明」を持った清盛はまた、一族に対する情愛も十分に持ち合わせています。たとえどちらについたとしても、平氏は一つ。生きるも死ぬも一蓮托生だ!


前々回あたりまで、この清盛の意思が平氏一門の意思と伺えていたのを、これをどうやって「史実」に辻褄を合わせるのか、おばさんとしてはそこが注目ポイントだったのですけれど、ここはなかなか面白い「動機」を持ってきてくれました十分に納得がいきました(^^♪


一族滅亡だけは避けねばならぬ!


清盛に反旗を翻した頼盛の真意は様々に解釈されるところだと思います。あくまでも~ドラマの中でということですよ、念のため


息子とは袂を分かち、崇徳上皇側についた源為義には当時武勇を誇る為朝がいるため、これを優位と見たのか、単に平家の血を引かない頭領に反抗しただけなのか、はたまた、どちらも甲乙つけがたいと見て、共倒れになる危険性を避けたのか。これは所謂「社長と常務を同じ飛行機には乗せない」というあの理屈と同じですわね。


が、これを聞いた忠正は、たとえ勝っても負けても、一門の頭領に歯向かった反逆者という汚名を頼盛に着せたくないと考えます。義姉と交わした「一族を守る」という約束を、忠正は自分が清盛と逆の道を行くことで果たそうとしたのではないでしょうか。血の繋がらない清盛と血の繋がった頼盛~今となってはともに可愛いふたりの甥を、こんな形でしか守れないのが、この忠正という人物だったのだと思います豊原功補ピッタリだわ~♪


「これからも口うるそう平氏を支えよ


兄の遺言を守るため、敢えて悪役を買って出た忠正~お前とわしとの間に絆などはなっからないわ!=そう割り切って己が道を精一杯行くがよい~の心情が痛いほど伝わってきて、なんともやりきれない気持ちでいっぱいになりました。ま、これは単におばさんの妄想かもしれませんし、あくまでもドラマの話(フィクション)ですけどね。


と、こんな風に「情」はありながら「どこかカラリと合理的な平氏に対し、源氏のほうは「粘着質な感じですね。実に暗いわ~


「源氏の棟梁」をめぐる骨肉の争いが、そのまま「王家の兄弟げんか」へと舞台を移したという風にしか見えませんでした。それなりに親子の情もあるのでしょうし、そこには深い葛藤もあるのでしょうが、それなら尚のことその先にあるべき「大望」がまったくもって見えてきませんナレーションからしておもろないしな~。武士の時代を創りたいという野望は清盛と同じなのでしょうが、どうもそこに具体的なヴィジョンが見えてこんのでちいとも魅力を感じないのです。これはあくまで平氏の物語だから、二番手の源氏はそれでいいのかな~


ま、単純なおばさんは、今はすっかり平氏に夢中~なので、それはそれでいいんですけど


平清盛~来週はいよいよ「保元の乱」に突入です平清盛も面白くなってきたよ(^O^)/。これもなかなか楽しめそうですね~


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