2018/07
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とんび 第5話あらすじ お前は最高の父親だ

とんびには今週もまた泣かされました。海雲和尚にはもっとずっと長生きしてほしかったけど、照雲が言ったように本当に良い人生を送ったのだと、一方ではちょっぴり羨ましくもありました。あんな風に誰かに感謝して人生を終われたら素敵だなと思いますとんび~今回は海雲和尚との別れです。以下あらすじです


入院した海雲和尚のもとへ足しげく通うヤス。でも海雲和尚はそんなヤスに感謝するどころか、顔も見たくないと追い返します。和尚は実は末期がんで、もう余命いくばくもないのだそうです。


痛みに苦しむ自分の姿をヤスに見せたら、仕事を放り出しても居座るに違いないと百も承知の和尚なのです。


一方ヤスは、反抗期の旭を扱いあぐねて弱っています。これを病床の和尚にこぼすと、和尚はきっぱりこう言います。お前は最高の父親


これに気をよくしてニンマリするヤスに、こう続ける和尚


おまえほどすばらしい反面教師は他にいない。お前の背中を見ていれば、旭が道を誤ることなどありえん


これをまた「背面教師」と聞き違え、自分という立派な親の背中を見て育つ旭は幸せ者だと悦に入るヤスが、本当は可愛くて仕方ない和尚なのです。バカだなあ、おまえは


その後突然痛みに苦しみだした和尚の様子を見てようやく真相を知るヤスに、痛みがひどくなったら安楽死をさせてやりたいと告げる照雲です。(でも実際には自然死を迎えさせたようです)


だからその前に、旭を連れてきてくれないか?会いたがっているから。


言われるまでもなく、ヤスは何度も旭に話していたのです。お前も和尚には世話になったのだから、会いに行ってやれというヤスに、自分は今レギュラーをかけての練習が厳しいから、時間が取れないと答える旭。


すっかり口が達者になった旭にヤスが口で叶うはずもなく、ここは黙って美佐子の遺影を睨み付けていたヤスでしたが、とうとう、その「こぶし」にモノを言わせるときがやってきました。旭が渋っているのなら、無理やりにでも引っ張って行けと、クズ嫁がヤスをけしかけたのです


クズ嫁でさえ(ごめんなさい)和尚の好きな浅野ゆう子のポスターを差し入れてくれたのに、旭はなんだと言うわけで学校に乗り込んできたヤスは、そこで旭が後輩たちに、いわゆる「ケツバット」をしているとこを目撃してしまいます


喝を入れるのはいい。でもバットで殴ることはないだろう


そう叱りつけるヤスに対し、旭も全く負けていません。俺もそうされてきた。殴らなかったらこれまでが殴られ損だ


いつの間にこんなに情けない息子になったのかと悔しくてならないヤスが繰り出す拳固に殴り倒された旭もさぞかし痛かっただろうけれど、叩いたヤスのこぶしもまた、それ以上に痛かったに違いありません


その後、ヤスはまたしても旭と口喧嘩をすることに。旭にバットで殴られた生徒の父兄がヤスに電話をかけてきて、ケジメをつけてもらうと凄んだことから、ヤスは改めて旭にこう言い聞かせたのです。


子供が殴られたら親が痛い思いをする。


せっかく頭をひねって絞り出した理屈だったのに、旭はこれにも真っ向からこう反論します。じゃあ、俺の頬を殴った親父はどこがどう痛いんだ?俺は絶対謝らないっ!


困ったヤスはやみくもに自分の顔を殴りだしましたまったくやることがヤスならでは。顔中を真っ赤に腫らしても「俺も謝らん」と言い張るヤスには、さすがの旭も叶いません。


さっそくやってきた後輩の父親に頭を下げるヤスを見た旭は、ようやくここで謝ります。すみませんでした。翌日には後輩にも深々と頭を下げて謝ります。まさにヤスは旭の立派な背面教師でございます


ちょうど、ヤスが自分を殴っていた頃、和尚は病院のベッドの上でふと目を覚ましたらしく、灯をつけて天井を見上げるとそこには浅野ゆう子のポスターが貼られておりました。もうほとんど目を覚ますことのなくなった和尚でも、もし目が覚めたら一番に目に入るようにと、ヤスが位置を確認して、照雲がこれを貼ったのです


バカどもが


そしてとうとうその日がやってきてしまいました。仕事中のヤスに和尚危篤の知らせが入ると、ヤスはその足ですぐに学校へ飛んでいくのですが、旭がレギュラーのテスト中だと知ると、何も言わず、頑張れとだけ声援を送って黙って踵を返してしまいます。でも旭にはちゃんとその意味が分かったようです


ヤスが病室へ駆けつけた時には、和尚はもうほとんど虫の息で、ヤスが手を握っても握り返さず、あとは息子の照雲を待っている状態でした。お務めが入って今頃は護摩を焚いているころだと笑っている幸恵。間に合わなかったら縁がないということだからと語っていたという照雲が、ようやく間に合って病室にやってきた時、その鼻は真っ赤に腫れ上がっておりました。


護摩の火で火傷するほど、親の死に目に駆け付けたい衝動を抑えていた照雲を、でも和尚はちゃ~んと待っていてくれたのです。それに旭のことも


「俺、レギュラーになった!これからは俺が甲子園を目指すから!!」


その証にと持ってきたボールを握らせた和尚の手がかすかに動き、ゆっくりその眼も開いた和尚の口が、ありがとうと言ったその後に続いたのは、間違いなく「ヤ ス」という言葉だったのだと思います。そしてその顔もまた、まぎれもなくヤスのほうに向けられておりました江本明さん、熱演でした~(;O;)


この前に、顔中あざだらけのヤスを見た和尚の妻が、ヤスに一部始終を夫に語ってくれるよう頼んだシーンもよかったですよね。これが後の和尚の最後の手紙につながっていこうとは思いもよりませんでしたが


とうとう息を引き取った和尚との最後の別れにと部屋に呼ばれたヤスは、和尚が書き残したという手紙を渡されます。


おまえはバカだから、口で言ったところで忘れてしまうかもしれん。

お前のことを考えると浮かぶのはげんこつだ。お前のことは本当によく殴った。殴ることを余儀なくされた。
わしがこの世で一番殴った人間は、おそらくお前だと思う。親でもないのにご苦労なことだ。

そんなおまえに旭のことを相談されるのがわしの楽しみだった。バカなお前が何かあるたびにつまずき、間違いを繰り返しながらバカなりに努力を重ねる姿を見るのが好きだった。そのたびに成長していく旭の姿を見るのが楽しかった。
そこに関われることがわしの喜びだった

もしこれから旭に嫌われることがあっても、お前はお前なりに親であろうとし続けろ。そしていつかわしがお前と旭を見て味わった思いを味わってほしいと思う


体罰の問題が取りざたされている昨今、おばさんはここで「殴ることがよいことだ」とは決して言いませんし、思いもしません。でも、こうして和尚が語ったように、人を殴るには、自分にもそれなりの覚悟が要り、痛みを伴うものだということを、決して忘れないでほしいのです。殴ること=悪いことと、十把一からげにしてしまうのではなく、それが愛情の証であるケースも、間違いなくあるのだということを、私たちは心のどこかに留め置くべきだと思います。


ドラマではこの後、ヤスが旭のせいで他人から責められていたように、愛する由美もまた「夫でもない男が息子を迎えに来るのはおかしい」と言いがかりをつけられていたことを知った旭が、ヤスとまったく同じように自分を殴り、その相手に謝罪したところで終わります。どさくさに紛れて告白した旭の気持ちも、しっかり由美に伝わったようでございましたね。


さて来週は、旭が今回「来年(の甲子園)はない」と言ったことの真相が明かされそうです。それもまたとっても楽しみでございまするねとんびも毎週楽しみです~♪


これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編

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コメント 2件

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orugann  
謝り方もいろいろで^^ 

こんさん、
親の役割や愛情の伝え方を考えさせられました。
和尚さん、いい人生でしたね^^ ヤスの親代わりを
全うして、旭にも関わわれた・・・あの手紙には
泣けました。

謝り方もいろいろで^^ ドラマだからこそ、おもいも
かけない解決方法で鮮やかでさわやかで見事でした。
いいドラマだなとこんさんの感想を読み再認識しています。

2013/02/13 (Wed) 20:19 | 編集 | 返信 |   
orugannさんへ  
それでいいんですよね

orugannさん、こんにちは~♪

そうそう、人がそれぞれ違うように、その人への対処方法も
それぞれ、その時々でよいのですよね~。

なんでもマニュアル化した昨今、手抜き人生を送りがちな現代で
本当に学ぶべきところの多い、でも説教臭くないよいドラマだと思います(^_-)。

海雲和尚~素晴らしかったですね。
役の人柄も、そして役者さん=柄本さんも素晴らしかった。

来週からちょっと寂しくなりますが、回想シーンでみられるかなv-395
続きもとっても楽しみですね~^^。こん

2013/02/14 (Thu) 06:30 | 編集 | 返信 |   

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