武人時代 あらすじ(第26話)新たな権力闘争
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韓国ドラマ「武人時代」の26話は「新たな権力闘争」です。
タイトル通り、権力闘争としては、二人の友を失いはしたものの、これをきっかけに若手?武臣の代表として台頭し、右承宣ムン・グッキョムの覚えもめでたいことから、朝廷の信頼も得つつあるウィバンと、こちらはさっぱり冴えない老将軍を取巻きとするジュンブの対立が激化してきたというところです。
でも、明宗の心がそのどちらをも向いておらず、すっかり宦官に籠絡されてしまっていたところを老獪なジュンブがすかさず察知して、宦官の一人(チョ宦官)をスパイとして買収してしまったのが気になるところです。相変わらず抜け目のないオヤジでやんす。
一方、友を失ったウィバンには、心強い味方が登場しました。以前ここでも触れた、6代先には朝鮮の始祖=イ・ソンゲが生まれるというウィバンの弟リンと、従兄のチュンブが、ウィバンを頼って都にやってきたのです。ウィバンの兄=ジュニは、これを機会にイ家の勢力拡大を狙っているようです。
明宗には忠誠を誓い、ムン・グッキョムにも、生兵法は怪我のもと~政治には口を挟まず、武人として国と王室を守り、民を救う活人剣を使えと諭されて、すっかりその気になったウィバンでしたが、ここにまさに「青天の霹靂」とも言える事件が発覚してしまいました。
そう、何を隠そう、あの奥方たちの「契」の事が知れ渡り、御史台(オサデ~役人の不正を調査する監察部)が調査に動き出したのです。
何せ一人当たり100石ですから、単なる「助け合い」としては額が大きすぎましたな。あちこちから不満が漏れたのが、御史台事(オサデサ)の耳に入り、契主がウィバンの妻チョ氏である事から、早速ジュンブのもとへ報告が入ったようです。
夫がムビと浮気をしていると知り、ひどく怒っていたチョ氏でしたが、ムビは死んだと聞かされて(ムビはギュンが拉致したため、ウィバンはまだウォンの嘘を信じさせられている)すっかり「糟糠の妻」らしく夫に仕えていたというのに、これが発覚したとなってはただでは済まされないことでしょう。なにせウィバンは「不正」が大嫌いなのですから。
ウィバンの両腕である二人の将軍、ウィミンとチョ将軍の妻も勿論これに加担しています。加担どころか、ウィミンの妻=チェ氏こそが発案者で事を起こした張本人なのです。もう既に、ウィミンには見当がついていたようで、苦虫を噛み潰したような表情を浮かべておりました。
昨日は、おそらくジュンブの前で恥をかかされたウィバンが怒りを抑えきれずに、チョ将軍に切りかかったシーンで終わりましたが、さて、本日はこれがいったいどんな風に展開したのでしょうか? これからの視聴がとぉ~っても楽しみでござりまするな。