2018/09
<<08  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  10>>

とんび 最終回あらすじ ヤスは立派な鷹でした

毎週楽しみに見てきたとんびもついに最終回を迎えてしまいましたとんびは最終回も素晴らしかった~(≧▽≦)。最後の最後まで、見ているだけで心がポカポカ温まってくるような=自分もいつのまにかヤスの家族になったような気分にさせられた、本当に素敵なドラマでございました。では以下、とんび最終回のあらすじを語らせていただきます。ちと長くなってしまったので、今回は「続き」を使わせていただきました


葛原嫁が連れてきた孫が仕事場に入ってしまい、崩れ落ちる荷物からその子を救おうと身を挺して下敷きになってしまったヤスでしたが、ちょっと縫っただけで、大事がなかったと言うのが幸いでした。も~先週、照雲が予告で脅かすから、また30年前の悲劇の再現か~とドキドキしちゃいましたよ


ところが。。


場所が場所(頭)だから、念のために再検査を受けておきましょう


医者が好意で申し出たこの言葉に、一気に気持ちが沈んでしまうヤスなのですkaeru1。医者はあんなことを言っているが、何もなければ検査などするはずもない。俺はきっと深刻な症状に違いないっ!


せっかく旭が東京から駆けつけてきたと言うのに、自分の死にゆく姿を見せたくないとでも思ったらしいヤスは、急に声を荒げて、すぐに仕事に戻るよう怒鳴りつけます。男がこんなことぐらいで田舎に帰ってくるなっ!さっさと仕事に戻れっ!


も~本当にめんどくさい親父でござるね~ヤスは。何せ息子の前ではいつも強くてたくましい父親でいなくちゃいけないのです。


でも旭が帰るとすぐに、たえ子姉ちゃんには本音を漏らしてしまうのがまた可笑しかった。通帳と印鑑は仏壇の裏にある。何にもなければ再検査なんてするわけないよな


たえ子姉ちゃんも、ヤスの性格を知っているのだからすぐに否定してやればいいものを、性格を知り尽くしているだけに、これを機会に少しは健康に気を遣うようになればと「意地悪」しちゃうのも楽しかった。そうかもね


案の定、自分のせいで怪我をしたとすまながるクズに付き添われて夕なぎにやってきたヤスは、酒は体に良くないからとお茶を所望するありさまですどの口が言っとんねん。こりゃ、薬が効きすぎたかな


しかもその後、ヤスには東京転勤の話が持ち上がります。そろそろ年も年なヤスに、旭と同居させてやろうとした萩本常務が、ヤスに東京でドライバーの教育を任せようとしたらしいのです。


普段なら絶対断るところですが、すっかり気弱になり「自分の死に場所はどこなのだろうなどと考え始めたヤスですから、つい「考えてみる」などと、ヤスにしてはあり得ない前向き発言をしてしまいます。その上、死んだ美佐子の声まで聞こえてきたヤス(旭と一緒に住むのもいいじゃない)はすっかり覚悟を決めていたと言うのに、医者が至極あっさりと、ヤスの脳には何の異常も見られないと告げたシーンも大笑い


30年前に死んだ妻の声が聞こえるのは「恋」をしているからでしょう


こうしてヤスは安心して東京行きを断りましたが、上司曰く、もう既にヤスの東京行きは決まっており、話は社長まで届いているから今さら断れないと萩本にまで「ゴニョゴニョ」言われてしまったようです。


仕方なく、一度は東京に足を運ぶ決意をしたヤス。自分を「ヤっさん」と慕ってくれる可愛い孫の健介に会えるのは嬉しいようですし、これを機会にと皆に「同居」を勧められても、これまでのように強く反論していません。ここにはおまえが世話をしなくちゃいけない人間はいないと言われると、なんとも複雑な心境を隠せないヤスなのです


一方、ヤスが来ると聞いた旭は、由美と健介の勧めもあって、ヤスとの同居を真剣に考え始めたようです。転勤もさることながら、由美に子供ができたそうなので、ヤスにとっても「良い口実」ができたと、ここは何とか押し切れるかも~と考えたようなのです口実がなければ承知しません


ここに萩本も加わって「ヤスを東京に来させる作戦」を立てる旭たちですが、ヤスもそういうことだけには敏感で、なかなか引っかからないのですよね。


安全の大切さを誰よりもよく知るヤスに社員教育を任せたかったと言う萩本でしたが、ヤスはやはりこれを断り、偶然を装うため、わざと部屋を散らかしていた由美の作戦も最後には見破ってしまいます


「親父とお母さんの血を引く子供を残してあげたい」


旭から聞いた由美の言葉には心がぐらぐらぐらついたヤスだけど、ずっと「筋」を通してきた60男が、ここでずるずる同居することなどできるはずもないのです


しかも田舎に帰ってみると、自分には東京行きの話があったというのに、クズにはリストラの声がかかっていると言うではありませんか。先日の事故の件が引き金になったと語るクズを、これもまたヤスが放っておけるはずなど絶対にありはしないのですkaeru4


この後ヤスは、いったんは東京行きを決めました。誰にも必要とされなくとも、唯一たえ子姉ちゃんにだけは自分が必要だろうと思っていたのに、本人からは「いる方が手間がかかると言われ、照雲までが、たえ子さんは自分が看取ると言い出したため、なんだかすっかり居場所を無くしたように感じたらしいのです。


息子のためだけに頑張ってきた人生だから、向こうでよいよいになって、息子と嫁と孫に囲まれて死になよ。それがヤスには似合っているよ。


そういう照雲に背中を押されたヤスが、引っ越しのため、荷物を整理していたシーンがまた泣けました。押し入れに入っていたらしい旭の思い出の品を1つ1つ手に取って眺めながら、自分は親なのだとつくづくつぶやくヤスなのです。親でなければ、こんなガラクタいつまでも取っておかないよな。


~その横で静かに微笑んでいたたえ子姉ちゃんも、ヤスの「ガラクタ」を取っておいてくれましたよね


でもここで、ヤスが亡くなった海雲和尚からの手紙を、流しの下の奥の方に張り付けてあったとたえ子姉ちゃんが見つけてくれたシーンは泣き笑いでした


探していたんだというヤスに「大事にしすぎて隠しすぎ、挙句に隠し場所を忘れてしまうのはリスと同じだ」とケロリと言ってのけたたえ子姉ちゃんが、毎年贈ってきたハイライトを数箱、これからはもう渡せないからとまとめて渡した時は号泣でした


幸恵もタコ社長もクズも、み~んなが集まって昔のヤスの笑い話に興じたシーンは、きっといつまでも忘れられないに違いありません。だったら皆、東京行きなど勧めなきゃいいのに、それが一番ヤスのためになるからと、勧めてくれたのですよね


これが自分にとっても最後の仕事だと、ヤスを東京まで送ることにしたクズが、ヤスの気持ちを推し量って、行く前に思い出のいっぱい詰まった場所に立ち寄ってくれたのも嬉しかった。


1つ1つその思い出を噛みしめながら、もうとことん大げさに皆を泣かせて東京に行ったはずのヤスが、いきなり帰ってきたのには大爆笑でした。


すまん、旭。すまん


そしてその理由には涙が止まりませんでした


俺は親だから、おまえのために「逃げ場所」を確保しておかなくちゃいけない。今は順調だからよいけれど、東京で暮らしていけなくなったらどうすんだ?お前がケツまくって逃げてくる場所がなくなっちまうじゃねえか。


ここに居たらきっと楽しいと思う。でも、俺は親だから


寂しくなるからなんて理由でここに来てはいけねえんだ。


親の親だから、遠くで笑ってねえといけねえんだよ。


ヤスが行ってから、きっとずっとぼんやりしていたたえ子姉ちゃんが、ふらりと戻ってきたその姿を見て、わざと悪口を言ったシーンもまたよかった。ここはあんたん家の台所じゃないんだよっ!って言いながら、きっとあの後、たえ子姉ちゃんは、ヤスの好きな食事をいそいそと用意したんだろうな


そしてここに来てますます男を上げたヤスは、なんとキッパリ仕事も辞めて、その職をクズにあっさり譲ってしまうのですヤス、日本一!


これを聞いて、旭とヤスを引き離すわけにはいかないとこちらもまた男気のあるところを見せたクズを張り倒し、自分がここに残るのはあくまでも旭のためだと譲らないヤスには、さすがのクズも呆気にとられていたようです。ここはまさに「やっちゃんのバカを甘くみたね」でございまするね


さてSP版では、こうして故郷に帰ったヤスが「夕なぎ」で働くことになったところで終わったと記憶しているのですが、連ドラ・とんびではまたさらに素敵なエピソードが待っていてくれました。東京で健介の弟=康介が生まれた後、由美と旭が赤ん坊にかかりきりになってしまったのを寂しく思った健介が、ひとり、ヤスを訪ねて夕なぎにやってきたのです。


「よくやったっ!!


旭から健介を心配する電話を受けていてこう言えるのは、ヤスならではですね~kaeru3。最近では、よく自分を叱るようになった両親のごとく、ヤスにもまた怒られやしないかとちらりと自分を見上げた健介の表情をすばやく読み取ったヤスは、さすがに「親の親」でございますよ


寂しい思いだけはさせるな


駆けつけるなり健介の頬を殴り、すぐにきつく抱きしめた旭に、そっとそう言って聞かせるヤスなのです。たまには健介を抱いてやれ~由美から自分の孫をその手に受け取って、ふたりを健介のもとに行かせました。


寂しさはのように少しずつ積もって、ついには心をガチガチに凍らせてしまう。だから親は海にならなくちゃいけない。海に雪は積もらないから。


亡き海雲和尚の言葉を語り聞かせたヤスは、こうも続けました。


もし海でふたりが溺れたら、お前はまっすぐに康ちゃんのもとへ行け。俺はまっすぐ健ちゃんのもとへ行く。そうすればふたりとも助けられる。


礼を言われる筋はねえ


そうきっぱり言い切って、遠くの海を見つめていたヤスに、旭が編集したと言う1冊の本が手渡されました。その名もとんび。それを見て、旭か小百合の主演で映画化してくれと言うヤスなのです。次に女の子が生まれたら、絶対小百合とつけろと言いそうです。


親父、俺は一度も不幸だと思ったことがない。普通にずっとあったかかったから。


だから親父は俺の海だったんだと思う。ありがとう、お父さん


涙を見られないように、横を向いてすすり泣くヤスの姿が忘れられません。


本当にこれは、トンビに見える鷹と鷹に見える鷹の、鷹の親子の話だったのかもしれません。そんな鷹の子供を立派に産んでくれた美佐子も、今頃は天国で、大空を自由に舞う二匹の鷹を誇らしげに自慢していることでしょう。あれは私の大切な家族ですって


太陽の光にきらめく海を見つめるヤスと、30年前と変わらぬ笑顔でその脇に立つ美佐子~素敵なふたりの恋物語から始まって最後には5人の家族の物語となった「とんび」は、時に町中の温かくて大きな家族の物語となって、この3カ月間、大いに楽しませてくれました。本当に素晴らしいドラマに出会えたことを心から感謝するとともに、いつも長い長いレビューをお読みくださいました皆様にもこの場を借りて心から御礼申し上げます。どうもありがとうございました



またいつかどこかで素敵なドラマをご一緒できますように♪

とんび

これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編

関連記事

いつも変わらず応援いただきましてありがとうございますこれまでに書いた記事はこちらからもお探しいただけますのでどうぞご利用くださいませ→視聴ドラマインデックス

《他にもこんな記事を書いています♪》

コメントをお寄せいただく際はおばさんからのお願いをご一読いただければ幸いです

コメント 4件

コメントはまだありません
orugann  
居場所が大事・・・

こんさん、
「俺は親だから」のヤスの言葉に震えました。
原作を読んでいたけれど、映像には広がりもあって
素晴らしいなと感じました。

家族ってこんなにもいいものなんだ^^ 地域の大人
たちもしっかりと描かれていて最高でした。
胸が熱くなるドラマに出会えてよかったです~~♪
こんさん、ありがとうございました。

2013/03/19 (Tue) 12:10 | 編集 | 返信 |   
orugannさんへ  
こちらこそありがとうございました!

orugannさん、こんにちは~♪

orugannさんは、原作をお読みになってたのですね~。
でもきっと、ドラマにしてますます良い出来になった作品だったのでしょうね。
私も読むのが楽しみ~( *´艸`)。

本当に良いドラマでしたよね~。
私もorugannさんとご一緒できて楽しかったですよ~。
こちらこそ、どうもありがとうございましたv-300!こん

2013/03/19 (Tue) 13:03 | 編集 | 返信 |   
ひまわり  
すっきり

再放送でドラマを観ました。毎回感動のドラマで、泣いていました。でも最終回でやっさんが「旭か小百合の主演で映画化してくれ」と言ったことが、わからなくてもやもやしていました。韓ドラおばさんの文章を読んで、旭の名前が決まった時のことを思い出しました。ありがとうございました。普段、こういうところにコメントをしないのですが、どうしてもお礼を言いたかったので。。。

2015/03/29 (Sun) 01:10 | 編集 | 返信 |   
ひまわりさんへ  
こちらこそありがとうございます

ひまわりさん、はじめまして^^。

とんびは本当に良いドラマでしたよね~。
私も毎回泣いていました(笑。

いつも勝手に言いたい放題の文章が
ひまわりさんのご記憶を蘇らせるお手伝いができて光栄です。

ご丁寧な感想をお寄せくださいまして、
こちらこそありがとうございました!こん

2015/03/29 (Sun) 10:17 | 編集 | 返信 |   

コメントをどうぞ