2018/09
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酔いどれ小籐次 第7話あらすじと感想 勝者の方程式

竹中直人さん主演の酔いどれ小籐次~第7話は「勝者の方程式」です。


前回の6話「十三人の刺客」という副題が、実は他の映画のタイトルでもあったと教えていただいたので、今回はこの「勝者の方程式」もググってみたところ(それにどこかで聞いたような気もして)これは、元プロ野球監督、広岡達朗氏の著書と同名みたいです。


人生において勝者となる秘訣は何か、今回、高み(気高き山)に登るためだけに姑息な策を弄し続けた高田屋甚左衛門(佐野史郎)に、小籐次が最後にかけた言葉が、実に意味深でございました。おまえは決して何者にもなれない。おまえが持っているその名もなき刀と同じだ。


おばさんは(これでも)結構なロマンチストだったりするので、たとえ道端に咲く名もなき花であっても&それが人の目に留まらずとも、その花なりに咲き切れればそれで十分と考えちゃう人なので、たとえ名もなき刀鍛冶が作った刀であっても、自分がそれを気に入って愛でているならそれでよいではないかと思うのござる。


だから、小籐次が言ったこのセリフも文字通りの意味ではなくて、結局はひがみと恨みに凝り固まって、他人の足を引っ張ることしか頭になかった高田屋には、決して頂点を極めることはできぬ、そんな男が、己の野心のために他人の生き血を吸わせてきたその刀もまた決して名刀にはなれぬ~そう言いたかったのかななどと妄想してしまいました。気高くあろうとすることは大事かもしれないけれど、だからと言ってなろうと思ってなれるものでもないでしょうし。


さてそんなおばさんのいつもの戯言はともかく、この高田屋もキャラとしてはなかなか魅力的でございました


よく旗本の三男坊という表現は聞きますが、高田屋は四男坊ですよ。しかも後添いの息子らしく、父親にはまったく振り向いてもらえなかったのだそうです。


本人曰く、勉学も武芸も、すべてにおいて兄たちより勝っていたという高田屋でしたが、父は彼を商人に売り渡したのだとか~結局は貧乏旗本だったのかもしれませぬ。


そこで「第2の人生の父」となった久慈屋昌右衛門が、高田屋に商売のイロハを教えてくれたにも関わらず、性根が腐っていた高田屋は、いつしか昌右衛門に仇なすような行動をとり始めたそうです。仲間への脅迫や、役人への賄賂のみならず、終いには昌右衛門の娘に自分の息子を婿に取らせようと連日通ってきたのだとか。


困った番頭の観右衛門は、紙問屋である高田屋が商いできぬよう、取引先に手を回して紙を購入できなくしたのだそうです。


それを根に持ち、いつか久慈屋に「意趣返し」をと企んでいた高田屋が今回目を付けたのが小籐次でした。


久慈屋昌右衛門もいい年だから、もうじきお迎えが来ることだろう。残されるのは孫娘だけだから、店を奪うのは難しくないが、そうなった時邪魔になるのが、久慈屋と懇意にしている小籐次だということで、先にこれを抹殺しようと、なんと小籐次のクビに

「金1千両」

を賭けてきたのです!


最初はこれに同調していた他の商人たちも、浪人が小籐次の長屋まで押しかけて切りつけてきたことが瓦版で報じられると、ことが大きくなることを懸念して手を引くと言い出しますが、高田屋は、この「裏切り者」を許すことなく、すぐに毒を盛って切り殺してしまいます。


~佐野史郎さんに注がれたワインは、もうそれだけで決して飲みたくないですね


せっかく「刺客」から解放され、皆の嘆願書のおかげで島流しも免れた矢先だったのに、またしても命を付け狙われるのは何ゆえか、と小籐次が早速これを調べたところ、この懸賞で浪人をけしかけきた「金満仙人」を名乗る人物の使っていた紙が、高級な越後の紙だということが判明します。これはおりょうから教えてもらったことです。


ここでおりょうが、最近はよく夢を見る、決して悪い夢ではない、むしろ良い夢だと微笑んだその夢には、きっと小籐次も登場しているのですね~。自分には自覚がないのに、なんとももったいない話でござるね


おこうから聞いた話も合わせ、ついに、自分の命を狙っているのが高田屋だと知った小籐次は、先に「毒消し」を飲むという周到ぶりで、虎口の中に飛び込んできます。あれは先に殺された商人の遺体を調べて毒を判別したのだろうか、などとつい気になってしまうのは、ミステリー好きの悲しいサガでござる


自分が仕掛けた罠にまんまと小籐次が引っかかったと薄笑いを浮かべる高田屋がなんとも哀れでございましたね。後ろに飾ってあったあの見事な龍の絵も(これにも何か意味ありかな)、結局はこけおどしに過ぎなかったということでしょうか。


普段は相変わらず「じいじ」だけれど、ここぞという時は、実に凛とした表情で「父上!」と発するようになった駿太郎がますます可愛らしくて目を引きます。ふふ、小籐次を狙って刺客が長屋にやってきたのを詰ったおきみを、きっと睨み付けたあの顔の可愛かったこと


ああ本当に、ああして破れ笠をかぶった小籐次と、幼い駿太郎が手をつないで歩く後姿は、まさしく子連れ狼のようでござるね


さて来週は、この高田屋同様「恨みつらみによって物の怪と化した男」=能見五郎兵衛が再び登場するようです。小籐次がかけた情けが仇になってしまうのか~酔いどれ小籐次は続きもとっても楽しみでございまするね


蝶々が止まってくれたらそれで十分ハッピー♪

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