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ダウントン・アビー1 あらすじと感想 第2話 招かれざる客

ダウントン・アビーのあらすじと登場人物一覧はこちらからご覧いただけます: ダウントン・アビー あらすじと登場人物一覧


英国ドラマ、【ダウントン・アビー】(Downton Abbey)は第2話もまたなかなか面白かったですね~ダウントン・アビーのあらすじ行きますよ~(^^)/。副題の「招かれざる客」に対する皆の態度にそれぞれの思惑が隠されていて、思わずその嫌みな台詞の数々を書き留めずにはいられませんでした。これは実にオタク心がくすぐられるドラマでござる。以下早速簡単なあらすじ(ネタバレ)行かせていただきまする。


その「招かれざる客」とはもちろん、ダウントン・アビーの当主=ロバートのまたいとこに当たるマシュー・クローリーとその母、イザベル・クローリーでした。彼らは早速ダウントンへやってきて、「クローリー・ハウス」と呼ばれる家に住むようです。


が、中流階級で育ったマシューは、その家に執事兼従者のモールズリーがいることがまず気に入りません。荷物を運ぶことも、着替えることも、お茶を入れることも、すべて一人でできるのに、イイ大人が、やはり大人の世話を焼くなど馬鹿馬鹿しい(「a very silly occupation for a grown man」)、と言わずにはいられません。この辺は現代に生きる、かつ、庶民の我々に近い感覚で親しみが持てますね


でも母親のイザベルはもう少し(良い意味で)野心家のようです。せっかく伯爵家を継ぐチャンスを与えられたのだから、ここはせいぜいそのチャンスを生かしたいと考え、精一杯「貴族」らしく振る舞います。


そこにロバートの長女=メアリーが訪ねてきました。マシュー親子をディナーに招待するためです。


それまではさんざん貴族を馬鹿にするような発言をしていたマシューが、メアリーの美貌と気品(?)に圧倒されてすっかり大人しくなったのが可笑しかったですね。貴族の女性に付ける称号「Lady」(レディ)を使ってメアリーを呼ぶと、

「Lady Mary」(レディーメアリー)ではなく「Cousin Mary」(従姉妹のメアリー)と呼んでほしい

と言われてしまい、気まずそうにしていたのが印象的でした。


がその後、実際の晩餐に呼ばれた時は、マシューも負けずにやりかえします


まず、自分はリポンのハーベル・アンド・カーターを共同経営することにしたからと、所領の運営を手伝ってほしいと言うロバートを牽制します。マシューはロバートが娘の一人を自分に嫁がせようとしていると既に見抜いているのです。


その最有力候補?の長女メアリーは、これをギリシャ神話に例えて揶揄してきました:


アンドロメダという王女がモンスターの生贄にされようとしたところ、神の子ペルセウスに助けられた。ふたりはとても良いカップルだとうそぶくメアリーに、マシューはすかさず

それはことによりけりだ(It depends)、王女とモンスターのことをもっと知らなければ判断できない

と切り返します。もちろんここのアンドロメダはメアリーを指し、マシューはモンスターに例えられているのです。ペルセウスは、メアリーの恋人(?)でイブリン・ネイピアというブランクサム子爵の息子=閣下(Honorable)を暗示していたようです


一方のイザベルもまあ頼もしかったですね~。イザベルが、初対面の「ばあ様」~実際には「old lady」(年取ったレディ)とか「old bat」(年老いたコウモリ)とか呼ばれてました~ことヴァイオレットに、これからは何と呼びあえば良いのかと尋ねたシーンがまた見ものでした


Mrs.Crawley」(ミセス・クローリー=イザベラ)と「Lady Grantham」(レディー・グランサム=ヴァイオレット)

でいいじゃないかと、平然と言ってのけるヴァイオレットにも、イザベルはまったく動じません


それどころか、ダウントンに小さな病院(cottage hospital)があると聞いて、イザベルは俄然張り切りだします。イザベルの夫は医師だと聞いていましたが、イザベルの父と兄も医師だったらしく、イザベル本人も、南アフリカ戦争(Boer War)の折には看護師をしていたそうなのです。


「仕事(job)」という概念が話題に上った時のコウモリ婆さんの反応も笑えましたね~「仕事(job)」ですって?「週末(weekend)」って何?? (働かないから週末の意味が分からない


この傲慢さは狩りが話題になった時のメアリーのこの言葉にも如実に表れていました: That's unusual among our kind of people. (我々のような人間にとって「狩りをしない」ことは普通じゃない)


そしてこの鼻持ちならないエリート意識は召使たちにも備わっています。コーラの侍女のサラ・オブライエンが、

「Real gentlemen do not work」(本当の紳士は働かない)

ともっともらしく皆に説明した際、コーラにガツンと言われていたのは痛快でした。マシューのことを冒涜するのは許さない。


ここで、サラと野心家のトーマス「言論の自由」や「労働者の権利」を持ち出して大いに反論していたのも、当時の傾向を現しているようで面白かったな。


ちょうど1912年というと、第一次世界大戦の勃発直前です。イザベルが看護師として働いたというボーア戦争(1880年)あたりから第二次世界大戦終結まで、世界の覇権が貴族中心の大英帝国からアメリカへと代わっていく時代です。そのシンボルがおそらく、潰れかけたダウントン・アビーを救ったコーラ=アメリカの大金持ちであり、中流階級のマシュー親子なのでしょう。


代々続く財産に守られてきたダウントン・アビーのレディーと異なり、イザベルが実体験から得た知識と自信でもって、一人の農夫を救ったのはなかなか感動的でした。心臓が原因の浮腫から瀕死の状態にあったジョン・ドレイクはロバートの小作らしいのですけど、イザベルが提案した治療法で、ジョンは見事に回復したのです。


女が出しゃばるなど小賢しいと、こちらこそ出しゃばって医師のクラークソンを止めに乗り込んで来たヴァイオレットが、ロバートの妻(母?)を説得しようとした時も、

「放っておいては助からないのだから、一か八かで新しい治療を試してほしい!」

と言い切られてしまったのも楽しかった。これもまた、貴族の権威が落ち初めている証拠なのではないでしょうか


そしてイザベラはこの功績が評価され、病院で初めての「理事長」(chairman of the board)に任命されます。ちなみにここの院長は、創設者の妻たるヴァイオレットですが、医学ばかりか経営の知識も皆無なため、単なるお飾りにすぎないのも、いかにも時代を象徴しています。


また今回は、ずっと威張り腐っていた執事のチャーリー・カーソンが、実は昔演芸場にコンビを組んで出演していたという話には大笑いでした。相方のチャールズ・グリッグとともに

Cheerful Charlies(おちゃめなチャーリー達)

と呼ばれていたそうです。これを知ったのはロバートの外にアンナベイツ、そして家政婦長のエルシー・ヒューズだけのようです。これまでずっとカーソンを尊敬してきたエルシーが別の話で

「I must try not to look too cheerful

と言ってしまい、お、「Cheerfulは使っちゃいけない単語だったといかにも意味ありげに笑ったのも可笑しかったです。とはいえ、エルシーはサラとは違っていやらしくないのがいいですね。


また、執事兼従者のモールズリーに対し、執事や従者の仕事など無駄だとその存在を一切無視してきたマシューが、彼らもまた、大邸宅で働くこと=仕事に誇りを抱き、それで生活の糧を得ているのだとロバートから諭され、モールズリーを尊重してくれるようになったのもイイ感じでした


このように、タップリ語り甲斐のあるドラマ=ダウントン・アビーの来週は、オスマン帝国の外交官が現れるようです。どうやらペルセウス(笑~イブリン)の知り合いのようでしたが、またこれをトーマスが狙うらしいのもなかなかどすな~トーマス、懲りない~(>_<)。この男はまさに見境がありませんね。


見どころ満載のダウントン・アビーは来週の放送もとっても楽しみでございまするダウントン・アビーが面白い(^^)/


後継者を意味するheirと発音の同じair(空気)を使って、コーラがロバートに皮肉を言ったセリフも追加しておきます。こういう辛辣なジョークがたまりません
Not while your mother breathes the air!
後継者問題は)あなたのお母様がをしている間は解決したとは言えないわ!


これまでに視聴した欧米ドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~欧米ドラマ編

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こちらの関連記事はダウントン・アビー(Downton Abbey)のレビュー一覧」でお読みいただけます

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ハマりそう
こんばんは

昨日もなかなか面白かったですね~♪

私は「招かれざる客」には、カーソンの元相棒も
実は含まれているんじゃないかって思いました。

カーソンはこの件でベイツに心を許していくように
1話ごとにベイツがキーポイントとなっていくような気がします。

マシューがモールズリーといい関係になっていくところに
私もホンワカしました。

それにしても来週はトーマスがまた何やら画策するようで
いいですね~(笑)
そして、メアリーに近づき、財産を狙う人々がどんなあの手この手を
使うのか楽しみであります。

こんさんの妄想も楽しみにしてまぁ~す。
あっ、ちなみに『太陽を抱く月』はありますか?
ベイツはキーパーソンですね
ペコちゃんさん、こんにちは~♪

やはり群像劇は見どころが満載で面白いですね~。

特にこのダウントン・アビーは
当時の歴史背景が見え隠れする奥深さがたまりません( *´艸`)。

そうですね~もうひとりのチャーリーも招かれざる客でしたね(爆。

何せベイツはキーパーソンですから、これからも目が離せませんね(^_-)。こん

p.s.ご指摘のドラマは私の好みではありませんでした(__)。
おちゃめなカーソン
こんさん、こんにちは~

またお邪魔できて嬉しいです~(≧▽≦)

ダウントン・アビー面白いです~。
1時間の中にたくさんの人間模様が描かれていて、とても見ごたえのある
素敵なドラマですね~。
あの威張り腐っていたカーソンさんが「おちゃめな二人」って…(笑)
でもロパートも言ってましたが、逆にカーソンさんを見直しました(*^_^*)

イイ感じにお話が終わるところが気に入りました。

それでいて、またひと波乱ありそうな次回予告・・・次回も楽しみです。
笑っちゃいましたよね~( *´艸`)
みるさん、こんにちは~♪
おぉ~みるさんもダウントン・アビーをご覧になっているのですね~。

なかなか見どころタップリで面白いドラマですよね~。

自分は元々この皮肉たっぷりの英国ドラマが大好きなのでv-37
かなりの「オタク」と化していますが
(日本語だと嫌みが半減していて残念ですv-390
人間ドラマとしてもそれなりに楽しんで見ていけそうです~順序が逆ですな(爆。

いったいどんな出し物をしていたんでしょうね~チャーリー♪
いつか是非ご披露してほしいものですね~。こん(^_-)

No title
面白いけどややこしいこのドラマ、お陰で少し理解できました。イギリス貴族って皮肉もイヤミも上品名のですね。
アンドロメダの会話だって「傲慢の報いだ」なんて返しませんものね。
この嫌味が楽しいですね( *´艸`)
okiyoさん、はじめまして。

ダウントン・アビーは、物語ももちろんですが、
台詞がまた面白いんですよね~そうそう嫌みタップリで。
特にバイオレットが最高です(爆。

来週の放送も楽しみですね~。こん

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ドラマは大好きですが、演じている俳優(一部例外あり)などドラマの内容以外にはほとんど興味がありません。あしからずご了承ください。ちなみに~しつこくされればされるほど嫌になる射手座の女でございます(笑

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