2017/12
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グッド・ワイフ4の主な登場人物とキャストおよび各話のあらすじはこちらからご覧いただけます: グッド・ワイフ4 主な登場人物とキャストおよびあらすじ一覧


グッド・ワイフ4」(The Good Wife S4の第12話は「スポーツ仲裁裁判所」、英語のタイトルは「Je Ne Sais What?」です。またこれも実に凝ってますよね~グッドワイフ4のあらすじ行きますよ~(^^)/。おばさんがこれまでグッドワイフを語り続けてきたのも、この副題について語りたいからといっても過言ではないほど、このグッドワイフのタイトルは意味深なのでござる


今回もまた実にウィットに富んだタイトルで大笑いでした。英語程ではなくても、よく使われる言葉なのでご存知の方も多いでしょうが、I don't know の意味の「ジュヌセパ(Je ne sais pas)」の最後の「pas=パ」のところに「what」(ホワット~韻を踏んでいる)を入れてきたのですね


さらにもちっと深読みをお許しいただくなら、英語なら、動詞(=know)の前に「not」(don't)をつければ否定形ができるのに、きどったフランス語は、動詞(=sais)のの「ne」(=not)だけでなく、にも「pas」(≒少し)を付けなくては文章が完成しないため、そのいかにも~な仰々しさを皮肉ったのではないかと思われます。だからここに「what」=何だそれ?的なニュアンスを持ってきた(笑。ドラマの中でも、ウィルは途中言うに事欠いて「ムッシュー・・・、ザ・・・、プレジデント・・・なんて言ってごまかしてましたし


小ネタ大好きのオタクなおばさんはこれだけでも相当面白くてここで終わってもいいほどなんですけれど、さすがのグッドワイフはタイトル倒れに終わることなく中身もてんこ盛りで実に楽しかったので、こちらもまたうるさく語らずにはいられません。それにスポーツをめぐる政治がテーマだったのも可笑しかったですね。いかにもありそうな話で


とまたしても前置きが長くなってしまいました。本編はできるだけ(?)簡潔にまとめさせていただきまする


今回は、日本語の副題にもある通り「スポーツ仲裁裁判所」が舞台でした。本来このケースを扱っていたのは、あの懐かしくも全く変わっとらんエルズベス・タシオニだったのですが、依頼人を守ろうとした熱意が度を越して逮捕されて動きが取れなくなったため、仕方なくアリシアに助けを求めてきたのです。


が、時は週末~エルズベスが逮捕されたのはスコーキーという郊外らしく=週末は仕事をしない、審問が受けられないことから、とりあえずアリシアはウィルに助っ人=クライアントの仲裁(arbitration)を頼みます。最初は渋っていたウィルですが、相手がエルズベスと聞いては断れません~何せ大恩人でございますから。cf)ハムサンドをハンバーガーと言ったエルズベスのエピソードはこちらでござる: グッドワイフ3 14話 大陪審再び


こうしてウィルが、そのクライアントのスポーツ選手=アナ・ブデイにかけられたドーピング疑惑を晴らそうと聴聞会に赴くと、そこにはいかにも鼻持ちならない仲裁人が3人鎮座ましましており、彼らの話している言語がなんと「フランス語」だったのです


ちなみに、この仲裁が行われることになったそもそもの発端は、アナがランニングシューズメーカーと500万ドルのCM契約をしたのを反故にされたことです。その理由が「ドーピングで選手を下ろされることが明白だからだったため、アナ(エルズベス)はこれをCASに提訴していたのです。


スポーツ仲裁裁判所=CAS(Court of Arbitration for Sport)は、本部がスイスにあるそうで、エルズベス曰く「スイスの法律」を基準にしているのだそうです。だからって、何もフランス語でなくてもドイツ語でもイタリア語でもよいと思うんですが、真ん中に陣取っていた、主任仲裁人(?)=フランス人のヴィラピク(Villapique)が幅を利かせているということなのでしょう。ちなみに、向かって右がドイツ人で、左がイタリア人だったようです。


~理由はコメントでご教示頂きました。ヴィラピクが幅を利かせていたのはむしろ「フランス人だからなのですね。そりゃあこてんぱんにされちゃうわけだ


フランス語ができないウィルが「お伺い」を立てて英語の使用が許可されたものの、何かにつけて皆がフランス語で話し始めるため、困ったウィルは、フランス語ペラペラのダイアンを呼び出します


ここからのダイアンがまたカッコよかったのですよね。ヴィラピクの権威主義をうま~く利用して、彼をおだてるために、英語で話しながらも、あちこちにフランス語を交えていたのが絶妙でした。日本語では長い文章だけがフランス語に訳されていましたが、英語で話していた際も、ダイアンは常にフランス語の単語とアクセントを盛り込んでいて、そのたびにヴィラピクの満足げな顔が大写しになっていたのも笑えました。さすがにうまいな~ダイアン


また、肝心のドーピング疑惑ですが、確かにアナはドーピングに関しては無実だったものの、なんと妊娠中絶の薬を飲んでいたことが明らかになります。アナの尿から検出されたのは、ドクター・チェスターが主張したような「デキシテトラソロン」などとという(ありもしない)薬物接種で分泌されたICSH(interstitial cell stimulating hormone~「精巣」間質細胞刺激ホルモン)ではなく、女性の卵巣から分泌されたLH (luteining hormone~黄体形成ホルモン)だったらしいのです。ドーピングの専門家がそんなことも分からないとは、ここもまたいかにも男社会を象徴しているようで辛辣でござるね。それとも、確証もないのに新種の薬物を発見したと得意になっている「専門家を揶揄したものなのか


この仲裁裁判では「罪」を証明するのではなく「無実」を証明しなくてはならないというのが普通の裁判とは大きく異なるところでした。疑わしきは罰せずではなく、疑わしきは罰する、というところでしょうか。しかもアナは、妊娠したことは決して誰にも言いたくないと言い張って譲らないから大変です: メダルを取るために中絶をしたなんて決して言えない。皆をガッカリさせたくない~私はどうしてもメダルが取りたい


こうして手詰まりになったところを突破できるのは、やはり「ランボー・エルズベスエルズベス大~好き( *´艸`)しかおりません。ちなみにこれは、この仲裁裁判所の弱点を見出して見事に突き崩したエルズベスに対する、ウィルの最大の賛辞です


そのエルズベスは逮捕後、彼女独特のいかれっぷりから精神鑑定を受けることになってしまい、どうにもこの聴聞会に間に合いそうにありません。困り果てていたアリシアが、気分転換に?とピーターに電話したところ、ピーターはこんなアドバイスをしてくれました憲法上の問題にすり替えればいい。


これで通じちゃうところがさすがに法曹夫婦でござるね


エルズベスを逮捕したのは、ここグッドワイフでもお馴染の「キャンパスポリス」だったそうなのですが、アリシアは、エルズベスの逮捕された場所が、キャンパスポリスの管轄外だったと主張し、この逮捕が不当なものだと申し立てることにより、精神鑑定で「危険人物だから移送ができない」と見なされたエルズベスを、シカゴの法廷へと引っ張り出したのです


もちろんアリシアの真の目的は逮捕理由を問うことではなく、エルズベスをシカゴの法廷、ひいてはそこから歩いて数分の別室で開かれている仲裁裁判に出席させることなのです。が、実際の聴聞会は「別室」ではなく競技場で行われていたのですけどね


被告人が異常かどうかはさておき、遠いスコーキーからシカゴまでは無事に来れたのだから、ここから数分の場所に行かせるぐらい特に問題は無いでしょう?


アリシアの主張を違法だとわめきたてる検事補のジェニーヴァ・パインには、元々ピーターとは旧知の仲らしい判事のトーマス・ポリティが我慢できず、ついにこう決断してしまいます: If the law is ass, someone has to kick it!! ポリティ判事もなかなかでしたな(^^)/ (法がくだらない〇ツならば、誰かがそのケ〇を蹴ってやらにゃあならん)


これでようやく保釈されたエルズベスが、競技場のトラックを懸命に駆けてくる様子がまた面白かったですね~早く来い~エルズベス(^^)/


こうして満を持して登場した「ランボーは、まさにとんでもない切り札を披露しました。昔ドーピング疑惑でCASに上訴したドイツ人の自転車レーサーを呼び、彼が証拠もないのに「失格」の烙印を押された結果、繰り上がったのは「フランス人」だったということを明らかにしたのです。しかもその審議で、エジプトの判事(仲裁人)を説得して彼を「有罪」にしたのは、ほかならぬヴィラピクだったそうです


ここで怒ったのはドイツの仲裁人です。我が国の選手を失格にして、自分の国の選手を出場させたのかっ!恥を知れ!


ここから先は、とても分別のある大人の発言とは思えなかったので省きまするがナチス呼ばわりしてました、これで結局ヴィラピクは排除され、アナは無罪を勝ち取った~らしいです。これって、エルズベスのことだから、拘束されていた際に自分がカリンダに言った「3つの柱」(the three pillars)から連想したのでしょうかね~三脚の内の一本を倒せば崩れる、って


また今回は、ピーターに「人種差別」というバイアス(偏見)があるとの噂が立ちます。ピーターは、州検事として5人のアフリカンアメリカンの職員を解雇した事実をマディが突いてきたのです。上に登場したジェニーヴァ・パインもまた、ピーターは、自分やマタンを差し置いて「白人のケイリー」を取り立てたと根に持っているようです。


これを払拭しようと、マイノリティ権利同盟の講演会に出席したピーターでしたが、結局は、シカゴではアフリカンアメリカンの起訴率が非常に高い、オバマが大統領になっても対話がなされていない(=人種問題は一向に解決されていない)と本音を語ってしまい、余計にひんしゅくを買うことに~と思いきや、意外にもこれが奏功し、逆に勇気ある発言だと大きく評価されたようです


このピーターを陣中見舞いに来たアリシアが、またしてもピーターと「適切な関係」を結んでいた際、車の外でヤキモキしていたイーライがまた可笑しかったですね~。しかも「数分後」に出てきたらしいアリシアが、

「Don't worry. Just a wife (浮気じゃないから安心して)

と言ったのも余裕の風格で楽しかった。この時の二人のBGMもまたシャンソンで、今回はとことんフランスにこだわってましたね。エディット・ピアフの「Non, Je ne regrette rien~私は決して後悔しない~この場合の否定形は「pas」(少し)じゃなくて「rien」(無し)というのもそのこだわりの1つでしょうか。(しつこいね~


そして最後の最後、ついにピーターからも、疑惑を晴らせないようなら解雇すると仄めかされたイーライが、エルズベスを代理人にしようとしたシーンに使われていたのもどうやらシャンソンのようです。最初の数語(ルモンマフリージュ~le monde m'afflige)しかなかったけど、かなり有名らしくて検索で出てきましたよ~Lisa Portelliというシャンソン歌手の「Animal K」という歌だそうです。いや~この方、かなりインパクトありますねエルズベスといい勝負かも(笑。


と、今回はこんな感じでしたでしょうか。


朝からサッカーの応援をしすぎたのにそれが消化不良に終わった反動がグッドワイフにどっと来て、いつも以上にオタクになってしまいました。でも、このあれこれ調べてニンマリする時間が醍醐味なので、その辺はお心広くご笑納くださいませね


さて来週はついにアリシアがパートナー弁護士に昇格するようですよ~っグッドワイフ4が楽しみ~( *´艸`)グッドワイフ4は続きが待ち遠しい限りでござるね


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Comments 6

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ちゃありぃ  
No title

グッドワイフのゲストの中でエルズベスは別格かなと思うちゃありぃです。
(最初の時より、今回は髪の色がほとんど赤(赤毛ではなく)だったのが気になってしまいました(笑))

何故彼らがフランス語で話していたかですが、
スイスの中でもIOCの本部があるローザンヌはスイスの中でもフランス語圏なのとスポーツの世界ではフランス語が第一公用語なので今回のみなさんはフランス語で話していたのではと思います。

(オリンピックの時、アナウンスがmadame et monsieur, ladies and gentlemen とまずフランス語で次に英語で会場でアナウンスされるのは何故って
調べたのですが、オリンピックの父クーベルタン男爵がフランス人だったからみたいでした。)

管理人さんは今回のダイアンのフランスなまり(?)など
吹き替えでなく、もともとの言葉でご覧になっていて楽しみが数段上だなぁ、いいなぁと。うらやましいです。

2014/06/20 (Fri) 23:21 | EDIT | REPLY |   
ちゃありいさんへ  
ローザンヌ!(゜o゜)

ちゃありいさん、こんにちは~♪

私はエルズベスが大のお気に入りです~(笑。
髪の色は~~そのうち金髪にでもしそうですね~彼女なら( *´艸`)。

あ~ローザンヌですか!(゜o゜)
そうそう、オリンピックは確かにフランス語が主ですよね~!
オリンピックの父もフランス人だったのですね~。
これはまた勉強になりました~教えてくださってありがとうございます~(^^)/。

フランス語は最初に触れた時から=教授がフランス人だったので、
逆に英語より聞きやすいです~とはいえ、大分忘れちまいましたが(;´・ω・)。

来週はどんな展開になるのでしょうね~。
イーライがエルズベスに翻弄される姿(爆)が早く見たいですね(^_-)。こん

2014/06/21 (Sat) 07:20 | EDIT | REPLY |   
5656  
ラスト大爆笑

前回の予告で、エルズベスが登場と知って、一週間
楽しみに待っていました。
…これほどおもしろいとはv-425
ザックのアドバイスの的確さはさすがですね。
イーライもザック情報は採用するので○です。

ダイアンのフランス語でのカリンダアピールや、
大荷物で走ってくるエルズベス、もー、大当たり。
フランス人を倒して、三脚の一本なんですね~。
ダコーダコー。

シャンパン呑んでるところへ、
とことこ一人でやってきたイーライがどうするのかなと思ったら、
「タシオニさん」って、夜中に爆笑しました。
エルズベスがついてくれたら、きっと大丈夫。
ウエンディ・スコットカーを煙に巻くことでしょう。

ケイリーは登場がありませんでしたが、
ヘイデンさんのお守りでしょうか。

こんさんは音楽にもお詳しいんですね。
感服致します。
グッドワイフの購入曲CDがあればいいのに!

2014/06/21 (Sat) 16:36 | EDIT | REPLY |   
米俵  
映画みたいな回でした

こんさん、こんにちはー。
もうすっかりアップが通常に戻られてるぅ。お体戻られて何よりです♪

タイトル、フランス語含んでたんですねー。
今回は音楽がかかってるところは、映画みたいな仕上がりになっていて
さすがグッドワイフぅと思ってみてました。

久々にダイアンが、事務所問題ではなく、弁護士として活躍しているのは
いつもながら見ていてかっこいいですねー。
そして、久しぶりのエルズベス。いつもながらにファンキーですなぁ。
専門家でも思いつかない妊娠をわかっちゃうなんて、神がかってます!
来週も出てくれそうなので、うれしいうれしい。

ドーピングですが、前に違うことで調べたことがありまして
オランダだったかな、無作為で選んだサプリの4分の1から
禁止薬品が検出されたそうです。知らずに飲むと怖いですねー。
(書いたあとで全然グッドワイフに関係ないと気付いた!汗)

S4ももう後半戦に来ちゃってるんですねぇー。
毎週楽しみながら、どんどん終わりに近づくのがさみしくもあります!

2014/06/22 (Sun) 00:46 | EDIT | REPLY |   
5656さんへ  
おもしろかったですね~(^^)/

5656さん、こんにちは~♪

今回は本当に面白かったですね~やはりエルズベスはサイコーです(^^)/。

イーライとエルズベスが組むんじゃ、
敵を倒すよりイーライが先に倒れるんじゃないかと心配です(爆。
(ジョークです・笑)

音楽は大好きです~昔はプロになりたかった(笑~ジョークです)。
来週も楽しみですね~。こん(^_-)

2014/06/22 (Sun) 07:05 | EDIT | REPLY |   
米俵さんへ  
エルズベス大好き♪

米俵さん、こんにちは~♪
おかげさまでもうすっかり良くなりました~ご心配いただきありがとうございました。

前回も雄大な自然が素晴らしくて、今回は音楽で~と
おっしゃる通り、グッドワイフは本当に贅沢なドラマですよね~小ネタも忘れず(^_-)。

エルズベスは本当に面白いキャラですよね~。
それが精神鑑定なんて、余計に皮肉で笑えますよね( *´艸`)。

ドーピングは怖いですよね~ものによっては風邪薬もひっかかっちゃうって。

関係ないといえば(笑、
今日、BSでホノルル駅伝なるものの放送がありますね。
駅伝と音楽祭の合体なんて楽しそうですよね~(^^)/。

あ~もう半分来ちゃってましたね~。
でもきっと来年からは春ということで安心ですね~って気が早すぎですね(^_-)。こん

2014/06/22 (Sun) 07:12 | EDIT | REPLY |   

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