2017/10
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松雪泰子さん主演の家族狩りは2話もなかなか見ごたえがあって面白かったです。副題は「殺しの香り、殺しの祈り」家族狩りのあらすじ行きますよ~(^^)/


この「家族狩り」は、一見残虐に見える殺し=死が果たしてその家族にとっての「救いになり得るのかを問うた作品なのだと思われますが(これまた単なるお得意の妄想かも知れませぬが)、それを、血なまぐささの中にかすかに漂う「甘い香り」と、そこに込められた犯罪者の「祈り」、と、しかも韻を踏んで表現するとは、これまたなんとも絶妙かつ詩的なネーミングでござりまするね「殺人」が果たして「祈り」なのか?。以下簡単なあらすじ(ネタバレ)です。


第2話では、登場人物たちの家族について1話よりもう少し突っ込んで描かれていました。まず、游子の家では、清太郎の認知症がますます進み、自分のお気に入りだった掛け軸をトイレ代わりに用を足す有様に、民子はついに清太郎を老人ホームにいれることを決意しました。


北海道のホームだけれど、契約さえすれば東京まで迎えに来てくれるそうよ


そのためには清太郎の建てた家を売ると張り切っていた民子に対し、游子はなかなか結論を出すことができません。自分たちは家族じゃないか、お父さんを見捨てるなんてできない~辛い時こそ助け合わなくちゃと言いながら、自分自身、その辛い現実を見るのが嫌さに、仕事に必要以上に没頭していることは、民子に指摘されなくてもとっくに分かっているのです。


が、実際にそのホームの担当者に会いに行くと、その何ともいい加減な態度に不安を覚えずにいられません。入居者の健康状態は知らなくてもいい、とにかく金さえ払ってくれればいいのだと言わんばかりなのです。近くで頻繁に見舞えるところならまだしも、遠くに追い払うように預けてしまって、本当に大丈夫なのだろうか?


でも民子の方はむしろ遠くに行ってくれたほうが、忘れられて助かると考えているようです。その心境もまた分からないではありません。


家族がそこまで追いつめられていたその時、当の本人=清太郎が急に正気を取り戻してしまいます。町を徘徊していた際、またしても浚介に出会った清太郎は、その後一緒に麻雀に出かけたら、意外にも頭の中の霧がすっかり晴れて、誰よりも元気になってしまったのだそうです


それでも俺はボケている。だからこそ今、正気な時に言っておきたい


清太郎は、游子と民子には、自分のことは忘れて幸せになってほしいと続けました。俺は老人ホームに行くから大丈夫だ


清太郎はいったいどこからどこまで知っているのだろう。どうせ言っても分からないとこぼした何気ない一言が、清太郎を傷つけていたのではないだろうか? そう思わずにいられません。


清太郎と一緒に麻雀を楽しんできた浚介と鈴木渓徳の言葉も的を射ていたのかもしれません。ひとりで家に閉じこもっていたら、病気も悪くなっちまうよ


とはいえ、単世帯、共働きの多い現代社会で、家で認知症患者の相手をしてくれる青年がいったいどこにいるというのでしょう。でもここはひとつの大きなヒントになりましたよね。何もわからないと思えた老人でもまだまだ心は現役で、若い子相手に「遊ぶ」ことが治療の助けになるかもしれない


また、その浚介は、相変わらず同僚の女性教師=清岡美歩〈山口紗弥加)から、毎日のように「子どもを産む」「結婚したい」と迫られています。嫌いではないから同居もしているのでしょうが、ああも強迫観念が強いともはやストーカーの域に達しそうで、さすがにうんざりさせられそうです


それに、近所の麻生家で事件が起こった際、この美歩が「あれは猫の鳴き声だと言って止めなければ、浚介は警察に通報していたかもしれないのです。他人のことには徹底して無関心~興味は自分のことばかりというこの姿勢も恐ろしいです


一方、第1話では、游子を追うことになるらしいバリバリの刑事として登場しながら、娘の素行に手を焼いていた際に游子に出会っていたという馬見原の家庭環境も明らかになります。馬見原の妻の佐和子(秋山菜津子)はどうやら精神疾患で長期入院を余儀なくされていたようなのが、今回めでたく退院することになったそうです。


その際、佐和子はどこに帰るのか~これまでただの1度も佐和子を見舞いに来なかった夫の馬見原のもとが良いのか、それとも馬見原を憎んで家を飛び出し、勝手に結婚してしまったけれど3日に1度は見舞いに来ていた娘の石倉真弓(篠田麻里子)のもとへ行くのが良いのかもめるのですが、佐和子はキッパリ夫のもとへ帰ると言います。だって私はあの人の妻だから


派手な服装をして快活そうに話す佐和子は、昔は地味で大人しかったらしいのですけど、それもこれもすべて

「刑事の妻らしく

振る舞っていただけなのだそうです。ふたりの長男の勲男は交通事故で亡くなったという話でしたが、真弓と佐和子の話を聞く限りでは、厳しすぎる馬見原の叱責や期待に耐えかねて自殺をしてしまったのかもしれません。


これから私は思い通りに行動する。たとえ喧嘩をしてでももう一度家族としてやり直す!


せっかく佐和子がこう決意しているにもかかわらず、当の馬見原はよそに「愛人」がいるようです。冬島綾女(水野美紀)というまだ小さな男の子を抱えたその女性は、どうやら馬見原が以前担当した事件の関係者~加害者の妻のようで、その油井善博(谷田歩)が服役している間、何かと面倒を見ているうちに、それなりの関係に発展してしまったようでした


「妻が戻ってくるから


その前に「家族」として旅行した富士山の温泉には、佐和子もまた行きたいと語っており、油井が予定よりずっと早く出所してきたと聞いて驚き駆けつけようとした馬見原の前に立ちはだかります。もう決してあなたを行かせたりしないから!


こうして皆がそれぞれ「痛み」を抱えているところ、例の連続無理心中事件にもようやく進展が見えてきます。


これは無理心中などではなく、そう見せかけた連続殺人事件~家族狩りだとただひとり主張していた馬見原は、所轄からはまったく相手にされなかったのですけれど、その馬見原の命令でこの3件~赤羽・大森・世田谷の事件の関連性を調べていた椎村栄(平岡祐太)が、ついに游子に辿り着きます。何でも、この3件の家族のアドレス帳には同じ番号が登録されていたのだそうです


通話記録には残っていなかったというその番号の、登録名はそれぞれ違っていたものの(長野ゆうき・山田久子・岩田澄子)、実際の持ち主は誰あろう~氷崎游子だったのだとか


そして游子は、馬見原が監視カメラを仕掛けさせた、麻生家の前に設置された献花台にも祈りを捧げにやってきています。おそらくは、これ以前の2件の葬式にもきっと顔を出しているのでしょう。また馬見原は今回、3つの事件現場の共通点として「甘い香り」の他に「薬品のような臭い」もしたと語っていたようです。もう一つの「共通点」は、もちろん游子を指していると思われます。


あいをみました ほんとうのかぞくのあいをみました


人間の中にある善と悪が、その時々で代わる代わる顔を出す様子が見事に描かれていくだろう雰囲気が漂っています。またそれを巧みに演じ分ける俳優陣も素晴らしい。家族狩りは来週の放送も今からとっても楽しみでございまするね家族狩りも楽しみです(^^)/


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