2017/10
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ゆれながら咲く花のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: ゆれながら咲く花 全23話 あらすじと感想一覧


韓国ドラマ ゆれながら咲く花も、ようやく最終回を見終わりました。毎日本当に楽しみに見てきたので、見終わった後はしばらくぼんやりしてしまったほどです。最後のあれはいったい何を意味していたのだろうか、本当にあれで終わってしまったのだろうかと。以下、「ゆれながら咲く花」、最終回の簡単なあらすじ(ネタバレ)と感想ですゆれながら咲く花のあらすじ行きますよ~(^^)/


まず、今回の騒動を起こした張本人のケ・ナリは、親友のヘソンによって救われました。ヘソンは、買い替える前の古い携帯を手にし、ナリのしたことは腹立たしいけど、それでも大好きだから許すと言います。でもこれからは、言いたいことがあったら手紙ではなく、ちゃんと口で言ってね


クラスメイトには、ヘソンがこう説明しました。携帯はナリが借りていっただけだったの。だからこの話はもうお終い


と、当人同士はこれでよくても、まだジョンホとハギョンの問題が残っています。インジェは、ジョンホの父が顔を出せば少しは有利になるからとジョンホを説得したのですが、それをジョンホが父親に告げたばっかりに、ジョンホはまたしても父親からひどい暴力を受けてしまうのです


私が浅はかだったと嘆くインジェですが、これはもう、ひとりの教師がどうこうできる問題ではないように思えます


本人が動けないなら親友の俺たちが、と、暴力対策委員会に早速乗り込んできたハギョンの母には、ジフンとイギョンが頭を下げました。が、ふたりが「オ・ジョンホ」の友人だと知ると、ハギョンの母の目つきが一変します。


(あんたたちも不良の仲間ね


母親には逆らえないと最初は諦めていたハギョンも、ジョンホのために学校を抜け出しました。悪知恵の働くナムスンから、当事者である被害者がいなければ、委員会は開かれないとアドバイスを受けたからです


そしてジョンホもまた自ら精一杯の「努力」を示しました。ハギョンの母と教師たちの前で

「過ちを認めるから許してほしい

と言ったのです。どんな状況に置かれても決して頭を下げなかったジョンホが、たとえぶっきらぼうだったとはしても、その口で謝罪をしたのはきっと初めてだったのでしょう。セチャンやインジェにチョン先生ばかりか、オム先生や校長までもが驚き、そして少しばかりの喜びと期待の表情を隠せずにいたのですからジョンホが変わった!


~それに、字幕は単に「許して」とだけありましたが、ジョンホは「パジュセ」とか「チェガチャイモテスムニカ~~~」(こちらはかなり怪しい)と言っていたようなので、態度はともかくとりあえずは「丁寧語」だったのですよね?~


それでもそこで大人たちは「大目に見ること」は決断できず、委員会が延期されると決まった時、他ならぬセチャンがハギョンの母を説得してくれました。なぜハギョンが逃げ出したか分かりませんか?ガンジュの怪我の時のように、ハギョンが傷ついているのが、本当に分からないのですか?


そのセチャンは、やはり今回のことが大分ショックだったようで、ひそかに退職願を提出しましたが、オム先生がこれをチョン・ボンス先生に渡し、セチャンを引き留めるよう頼んだそうです。


生徒も教師も人間だ。生徒の重荷をすべて教師が引き受けようとすれば、教師自身が潰れてしまう。一人ですべてを背負おうとするな。少しだけ荷を下ろせ


この時はまだ心を決めかねていたセチャンも、今度こそ本当に追い込まれてしまったジョンホの覚悟を前にしては、決意を新たにせざるを得ません


せっかくハギョンの母が訴えを取り下げたというのに、今度はジョンホの父が怪我をしてしまったそうで、ジョンホ自身が家計を支えていかなくてはならなくなったそうなのです


1日中働かなくちゃいけないから、俺は学校を辞める。これで兵役も免除されるからむしろよかった。


そう強がるジョンホを、セチャンは諦めることができません。金は僕が工面する。だから、学校には通い続けろ。青少年シェルターに入れ学校だけは諦めるな!


が、それで問題が解決しないことは、ジョンホ自身が一番よく知っていました。セチャンの誠意と愛情は信じたいけれど、でも、現実問題として、ジョンホが卒業するまで援助を続けることなどできやしない。もし自分以外にも同じ状況に置かれた生徒が出てきたらどうするんだ?


ああ見えて、誰よりもプライドが高く責任感の強いジョンホが、今さら父を捨ててシェルターに行く=他人の世話になれるはずもありません。親友たちが差し伸べる手でさえキッパリとはねつけてしまうほどなのですから


委員会が中止されて、また学校に通えると知った時、ジョンホの顔に浮かんだ嬉しそうな表情が今でも忘れられません絶対に辞めたくなかったんだよ~(;O;)。その気持ちはきっとセチャンも同じで、だからこそ、一旦つかんだジョンホの手をなんとしても放したくなくてなんとか引き留めようとしたのでしょうが、どんな言葉にも耳を貸そうとしない頑ななジョンホに、セチャンはついにその手を放してしまうのですここは本当に辛かった(;O;)


その時のジョンホの表情がまた何とも言えませんでしたジョンホ、可哀想すぎ。自分で招いた結果だけれど、これでまた、自分を信じてくれた大人がひとり、離れていってしまったというような、なんとも言えない寂しそうな表情が、その顔をふとよぎったのです。


それでもジョンホは、無力感にさいなまれて立ち尽くしているセチャンをこう気遣うのも忘れません


どうか心配しないでください。道は踏み外しませんから


涙がこぼれそうなのを隠すようにちょっぴり微笑んで、諦めたかのような表情で家に入っていくジョンホを、セチャンもまた涙をいっぱい溜めた目で見守りますもどかしさで一杯でしょう(;O;)。その後セチャンが笑ったのは、立ちはだかる困難から逃げずに、自分の人生を雄々しく引き受けたジョンホに対し、立派な大人のはずの自分はいったい何をやっているんだ~という自責の念からだったのではなかったでしょうか。


インジェに指摘されたように、苦しむ生徒たちを助けられない辛さに耐えかねて、その方が楽だからと生徒たちを見捨てようとした自分はどんなに卑怯だったか。今、目の前の生徒を助けられないのであれば、せめてその「辛さ」から目を背けることなく、今後自分にできることはないのかを考え続けていかねばならない~セチャンはそんな風に思ったのではないでしょうか。


生徒にとって教師は通りすがりの人間でしかないが、もしそこで教師と生徒の間にが生まれれば幸いだ。これから冷たい世間に放り出された子たちも、その絆があれば生きる力を得る


ずっと他人を信じられず、頼ることができずに生きてきたジョンホも、そんなジョンホのことが好きで、手を差し伸べてくれた友人たちや、教師たちの誠意と真心だけは深く心に刻んだに違いありませんジョンホはきっと乗り越えてくれる!。チョン先生が言った「絆」は、間違いなく彼らの中に生まれたはずです。ジョンホは今後、それを頼りに、これまで以上に強く逞しく生きていくことでしょう。それは、更生すると誓ったジョンホが、それからずっとサボることなく黙々と校内奉仕をしていた姿からも見て取れましたよね


父親の怪我が理由なら無断欠席にはならないと、最後の最後~終業式の日までジョンホに呼びかけていたインジェとセチャンは、ジョンホ以外の生徒たちを全員無事進級させて、担任としての役目を果たしました。自分が濡れ衣を着せられて皆から冷たい目で見られたことで反省したジフンが、ヨンウにこれまでのいじめを謝罪したのも良かったです


そしてドラマの最後では、皆が教室を去った後、結局最後まで姿を見せなかったジョンホの机を寂しそうに見つめていたインジェに、後ろのドアから現れたセチャンが

「まだ終礼中ですよね?

と笑顔を見せて終わっています。これは文字通り

「まだ終わっていない

という意味であり、狭い意味では、まだジョンホを諦めていないという意味と、広い意味ではこれからも第二第三のジョンホを出さないよう、自分達の責任はまだまだ続く、という意味の2つを含んでいたように思われましたそう思わずにはいられない。これはおばさんの希望でしかないかもしれないけれど、あそこまで関わった生徒をこのままあっさり見放すような二人ではないと信じたいのですこれからも、苦しむ生徒たちの力になってやってほしい


本当は、なんとかジョンホをも救った上での最終回にしてほしかったというのが本音ですが、これがおそらく韓国の実態なのでしょう


学歴偏重主義で、誰もが高学歴を目指す韓国社会。でも実際、韓国の失業率は公式発表の3倍を行く11%ととも言われているそうです。今や(大卒)新卒の10人に1人は就職できない時代なのです。これは財閥ばかりを優遇した結果とも言われており、ただ就職するだけなら(賃金の安い)高卒の方が有利なほどだと聞き及んでいます。


高度経済成長で生まれたひずみが、子どもたちへのツケとなって表れているのは韓国だけでありませんが、日本であれ韓国であれ、頑張った人間、汗を流した人間が、頑張った分だけ、汗を流した分だけ報われるような社会が実現してほしいものです。それには、家庭ももちろんですが教師の責任も大きい~決して妥協することなく、目の前の現実に躍らされることなく、あくまでも子どもたちの将来を見据えた上で真剣に向き合っていってほしいもの


ゆれながら咲く花~毎回色々考えさせられたとても有意義な視聴となりました。久しぶりに社会問題に真剣に向き合った韓国ドラマに出会えたこともとても嬉しかったです。是非これで終わることなく、今後の彼らの姿も描いてほしいものですゆれながら咲く花~続編を期待します!


ゆれながら咲く花 DVD-BOX1ゆれながら咲く花 DVD-BOX2

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