チャン・オクチョン あらすじと感想 第3話 身分を洗い流す服
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キム・テヒさん主演の「チャン・オクチョン(張禧嬪)」の3話は「身分を洗い流す服」です。以下簡単なあらすじ(ネタバレ)です。
オクチョンの事が気になってならないスンは、ついにオクチョンに、自分の妃になれと申し出ました。というのもオクチョンが、
「洗えば身分を洗い流せる服」
がほしいと語ったからです。それは、オクチョンもそうですが、いまだに行方のわからない母のソラと兄ヒジェを思いやっての事でもあるのでしょう。それを聞いたスンは、自分の妻、つまりは王妃になれば、この国最高の身分になれると思いつきました。私がそなたの服になってやろう。
が、そんなスンの約束は、敢え無くどこかに消え去ってしまいます。
ミン・ユジュンをはじめとする西人と、祖母の大王大妃に代表される南人の間に挟まれて苦悩していた父=顕宗を見るに見かねたスンは、官僚たちを激しく非難してしまうのです。それが、ユジュンばかりか、官僚たち全員の顰蹙を買ったため、なんとスンは、自分の冊封式に、臣下が誰一人参列しないという、この上無い屈辱を味わうはめになってしまいます
。
自分ばかりか、王室の無力を思い知ったスンは、皆の前で、自分が愚かだったと謝罪した後、その怒りと悔しさのあまり高熱を出して寝込んでしまいました。これはスンが王になってからも続く闘いですね。
臣下のためではなく、民のための政治をしてみせる!
そのあおりを食らったのが、ひとり雨の中スンを信じて待ち続けていたオクチョンでした。そんなオクチョンを心配して迎えに来てくれたのは、カン氏の養子のヒョン・チス(ペク・スンファン)です。チスは何くれとなくオクチョンの力になってくれているのです
。
が、このチスを憎からず思っていたジャギョンが、その嫉妬からオクチョンを危機に陥れました。ジャギョンが、オクチョンを倉庫に閉じ込めたところに、カン氏さえ失脚すればオクチョンは自動的に叔父の自分の元へ来ると高をくくったヒョンが、部下に命じて倉庫に放火させたのです
。近くでこれを見ていたジャギョンは、その部下の手首には刺青があるのを目にしていますが?
なんとしてもオクチョンを助けようと、燃え盛る日の中に飛び込んできたカン氏は敢え無く亡くなってしまったようです。どうやらヒョンは、カン氏の兄ヒスをも見殺しにして財産を奪ったようなのですが、ついにはその妹までその手にかけてしまったのです
。
でも、1話を見る限りでは、オクチョンはおそらくカン氏の遺志を受け継いで「芙蓉亭」を作り上げていくのですよね。それとも、芙蓉亭は既に存在していて、それを大きく盛り立てたのがオクチョンなのかな。
これまで見たことの無い気骨のあるスン(粛宗)とオクチョンが、今後どうやって結ばれていくのかも楽しみになってきました。
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