2017/12
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宮部みゆきさん原作のおそろし~三島屋変調百物語の第2話は「凶宅」です。いや~これまためちゃくちゃおそろしくて面白かった~smile!夕べはかなり暑かったんですが、思わずぞぞ~っと背筋が凍ってしまったほどです。以下簡単なあらすじ(ネタバレ)ですkaeru3


前回の三島屋の件に続く変調百物語の2つめはなんと「お化け屋敷」でございました。伊兵衛から(直接聞くのは長くてまどろっこしいから)人々の話を聞いてうまくまとめてから聞かせるよう「仕事」を言いつけられたおちかが今回相手をしたのは、越後屋のおたか(小島聖)という妙齢の女性です。襟の抜き加減からしても堅気の女性には見えないおたかの笑顔がまた怖かったkowai


このおたかがまだ幼い頃、錠前屋をしていた父親の辰二郎(半海一晃)が、安藤坂で一枚の着物を拾いました。その着物がかなり上等だったことから、この持ち主はきっと錠前を使うのあるお屋敷に住んでいるに違いないと踏んだ辰二郎の読みは見事に的中いたします


「錠前屋さん、ちょうどいい所に来てくれた


そこの「番頭」と名乗る男(村上淳)が「蔵の錠前」の鍵を作ってほしいというのですが、それが何とも珍しい「木製の錠前」だったため、辰二郎の手には負えそうにありません。辰二郎は早速断ろうといたしましたが、番頭からそれほど気負わずに試してくれればいいからと言われたため、ついついこの仕事を引き受けてしまいました


「番頭さんのいう通り、錠前屋の方からやってきましたね


意味深な言葉を残して立ち去っていく女中たちがまた実に不気味でございました


「お前さんに子供はいるかい?その錠前は、決して子供には見せてはいけないよ


番頭の言葉を不思議に思いながらも、辰二郎は仕方なく親方の清六(螢雪次朗)のもとへ行き、自分の手には負えないからと、錠前を預けて鍵を作ってほしいと頼み込みました。親方もまた、こんな錠前は見たことねえと言いながら、そこは職人の血が騒ぐのか快く引き受けてくれたようです。


2日後、再び辰二郎が親方を訪ねると、手に包帯をした親方がいきなりあの錠前はおかしいと言いだしましたikari。なんと親方は、錠前に手を噛まれたというのです。しかも、その孫の清太郎は高熱を出して寝込んでいるというではありませんか!?その上、錠前の表面には獣のような絵が浮かび上がってうごめいており??nakigao


恐ろしくなった親方は、即座にこの錠前を燃やしてしまいましたが、困ったのは辰二郎です。


早速錠前を預かった家へと飛んでいき、番頭に詫びを入れました


すると番頭は意外にもまったく怒る風でもなく、また新たな要求を突き付けてきます。この家に家族で1年住んでくれないか?その間に、あの蔵に合う錠前を作ってほしい。礼は100両払おうじゃないか


あまりにも旨い話に、さすがの辰二郎も疑問が隠せず、切り返します。あの錠前を子供に見せてはいけないと言ったのはおまえさんじゃありませんか?


が、番頭はこともなげにこう答えます~あの錠前が問題だったのであって、あれが燃えてしまったのだからもはや何の問題もない、大丈夫。


そのお屋敷は大層立派だったことから、辰二郎はすっかりその気になりましたが、女房は頑として反対します。その番頭は、百両で私たちの命を買おうとしているに違いない!もちろん、直接痛い目に遭った清六親方も猛反対です


でも当の本人がすっかり決め込んでしまっていたため、二人とも折れるしかありません。こうして辰二郎夫婦とおたかを初めとする子ども4人~計6人がこの屋敷に住むことになったのですがkao1?!以下ネタバレです


もうじき1年が過ぎるという頃、清六親方がどうにも様子が気になって安藤坂の屋敷を訪ねてみると、そこに残っていたのはただ一人~おたかだけだったのだそうです。その上、おたかの口からは、まったくの別人の声(小島聖)でこう聞こえてきたのだとかkaeru1


「もうすぐこの子の番だからほっといておくれ


本人もまたここにいると言い張りましたが、それをさらうようにして親方はおたかを家に連れ戻ったそうです。


あの屋敷は人をのむんだ!


そう語った親方はふたたびその屋敷へ出かけ、そこに火を放って自らも焼け死んでしまったそうです。蔵の中では人の手が無数に伸びていたようです


後に伊兵衛が推理したところによると、どうしても蔵に合う錠前が作れなかった辰二郎が精神を病み、妻と子供を殺した上に自分も自殺したのではないかというのですが、その見方も真実ではないかもしれませんよね。やはりここは、

「昔から座敷牢として使われてきた蔵

生贄を欲しており、自らその生贄に当たりをつけて辰二郎一家を呼び込んだとしか思えませんkaeru4


そしてそのたった一人の生き残りだったおたかのもとには、約束の百両が誰からともなく届けられたそうです。その後おたかは、清太郎と実の姉と弟のようにして育ったそうですが、今では越後屋の主人となった清太郎(川口覚)が言うには、おたかは時々

「安藤坂の屋敷にいた霊」

に取りつかれ、折を見ては新しい住人を誘っているのだそうです


今回おたかは、おちかに白羽の矢を立てたという訳です。おたかは、おちかのように過去のある女性は、あの屋敷に住んで心を癒した方が良いと誘っていました。おたかはおちかの過去をすっかり知っているようなのです。その上、その瞳には「お屋敷」が写っていたのだとか?


この話も、本当は清太郎三島屋に出向いて話をするはずだったのが、おたかが隙を見て先に訪ねて来たそうなのです。清太郎曰く、今ではもはやおたかを「座敷牢」に閉じ込めるしかないそうです。


安藤坂の屋敷の焼け跡にやってきてこう語りあっていた伊兵衛とおちか、そして清太郎の後ろには、当時とまったく変わらない「番頭」の姿がありました。あの番頭こそ、蔵の化身だったのでしょうか?


いやはや何とも恐ろしい物語でございました。拙文ではその恐ろしさがほとんど伝わらないかもしれませんけど、映像がまたなんともおどろおどろしくて素晴らしいのですよ~。これは是非直にご覧になっていただきたいです。


おそろし~三島屋変調百物語は、来週の「邪恋」も今からとっても楽しみでござりまするkaeru-coffee



これは是非いつか小説も読んでみんとあかんね


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