奇皇后 あらすじと感想 第7話 最果ての地
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ハン・ジウォンさん主演の【奇皇后~ふたつの愛 涙の誓い~】の7話は「最果ての地」です。これもまた切ないロマンスとくすくす笑えるコメディがうま~く絡み合って、なかなか面白いエピソードでございました
。
やはり長丁場には、いつもしかめっ面ばかりではなく、時には笑えるキャラも配置してくれなくては心底疲れてしまいます。イ・ムンシクさんのパク・シヌやユン・ヨンヒョンさんのチョンバギ、(個人的にはお笑い担当に分類中)キム・ヨンホさんのペガンに加えて、今回はタファン付きの宦官に登場したコルタ役のチョ・ジェユンさん(ヨンシク@追跡者ェイサー)も面白くなりそうで期待しています
。腹に一物ありそうな宦官=トクマンのイ・ウォンジョンさんは、今回は真面目な役でしょうか
。
以下簡単なネタバレのあらすじです。
タンギセにスンニャンが女だと知られてしまったため、ついにワン・ユもこれを知るところとなりました。タンギセの命令により、
美しく着飾ったスンニャン
の姿を見て驚いたヨム・ビョンスが、もしスンニャンがタンギセの寵愛を受けることになったら、自分の身が危ういと案じ
、急ぎワン・ユに助けを求めたのです
。
今頃スンニャンはタンギセに弄ばれている!
そのおかげで、ユがタンギセの魔の手からスンニャンを救ったまでは良かったものの、結局は二人とも逃れることができずにまた捕まってしまいます。
その後、この様子を遠くから見ていたパク・プルファやシヌたちが、ついにユらを助けようと乗り込んできました。
シヌの吹矢は、さすがに(アチラをちょん切った分)「男の精気がすべて口に集中した」だけあって素晴らしい命中率でしたし
、同じくシヌが、下っ端の兵士に向かって、無理矢理自分の権威を振りかざした芝居も実に見事だったのですけど
、その後がいけませんでしたね
。シヌとチョンバギは、敢え無くチョチャムにその正体を見破られてしまいます。二人とも腕に覚えのあるプルファとムソンも、ビョンスに見つかってしまいました
。
シヌたちは敵の関心を引こうとして貢物に火を放ったのですが、これがまたしてもユの責任にされてしまいます。ワン・ユは、その責任を取って、汚名返上のために自ら辺境へ志願したことにしよう!
それまでずっと1本の柱に括り付けられいたユとスンニャンが、ここで別れ別れにされるのがまたなんとも切なかった。後ろ手に縛られたその手でスンニャンの手を握りしめたユは
、
俺はお前のために生き延びてみせる!お前もまた俺のために生きるんだ!!これは王命だっ!!
と叫びます。
残されたスンニャンは、まだまだスンニャンに未練たっぷりのタンギセから側室になるよう促されますが、父親の威光だけが頼りの虫けらに抱かれるぐらいなら、一生奴婢のままの方が良いと言ってのけました
。
そしてついに「貢女」として大都に到着したスンニャンは、王宮をキリリと睨み付け、あそこに
「にっくきタファンがいる!必ず殺してやるっ!!」
と誓います。
そのタファンは相変わらずまだまだお気楽な操り人形のままです。ヨンチョルが送りこんだ皇后候補のタナシルリをやり込めようと奔走しているのは、ほかならぬ皇太后です~この皇太后はタファンの母ではないのですね。それに比べてタファンの対抗策ときたら、
「タナシルリが好きだと言った花だから、王宮中の花をすべて切り取ってしまえ」
だなんて、相変わらず情けない方法しか思いつかんのです。
また皇太后がどんなに厳しく礼儀作法を教えこもう=いびり出そうとしても、タナシルリにはまったく効き目がありません。とりあえず、タファンのことはすっかり気に入ったようですが、それ以外は眼中にないようです。皇后になったら、自分が後宮を仕切ればよい~皇太后には隠居してもらえばよいとのたまいます。
そこで皇太后は、なんとも見事?な策を弄したようです。皇太后がタナシルリに「お香」には、どうやら不妊の効能があるらしいのです?
このタナシルリの教育を請け負ったのが、宦官のトクマンです。タンギセから、スンニャンを宮中から追い出すよう命じられたにもかかわらず(=側室にすることをまだ諦めていない)、スンニャンの顔つきにただならぬ気配を感じたらしいトクマンは、スンニャンを下働き(ムスリ)として宮中に残してくれました。予告では、タンギセの命を狙う?スンニャンを見逃してくれるようでしたか?
一方、辺境の絹の道~いわゆるシルクロードに追いやられたワン・ユ一行は、同様に、その下心を見破られてヨンチョルに追放されたペガンとタルタルに再会します。仕える相手は違えども、ヨンチョル一家を敵とみなす点では同じ、この2つの勢力が力を合わせていくのも面白そうです
。
ここを出るには手柄を立てて認められることが先決だ!
息子たちはどうあれ、ヨンチョル自身はワン・ユをそれなりに買ってはいるので、この地でユたち高麗軍がチュルクを討伐することができれば、晴れて元に凱旋できるのかもしれませんよね。
これは実に楽しくなってきそうでござるね~。奇皇后は続きもとっても楽しみですね
。
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