2017/10
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海外ドラマ名探偵ポワロファイナルシーズンの4話は「ヘラクレスの難業」です。英語のタイトルは「The Labours of Hercules」。これ、スペルを見て初めて気づいたのですけれど、ヘラクレス=Herculesはフランス語読みにするとエルキュールであり、これは「エルキュール・ポワロの難業」とも解釈できたのですね。それでドラマの中でもたびたび言及されていたのですな


また実際のギリシャ神話の「The twelve labours of Hercules 」は「ヘラクレスの12の功業」と訳されているようです。ここではあえて「難業」としたのもまた意味深です。ポワロの功績は(ヘラクレスのそれ同様)確かに難行苦行でもあったことでしょうからね。


ちなみに、ポワロが「Goethe」(ゲーテ)を英語で正しく発音したのを、そのまま「ガータ」と訳されたのももちろんわざと=演出ですよね


ドラマの方もまた実に入り組んでいてとっても面白かったです名探偵ポワロ~ヘラクレスの難業のあらすじ行きますよ~(^^)/。最初の情報量が少なかったのがちょっともどかしかったですが、あれだけの量を1時間半でまとめるためには致し方ないのでしょう。以下簡単なネタバレのあらすじです後半はネタバレですからご注意ください(__)


今回ポワロが追っていたのは、マラスコーという極悪非道の殺人鬼です。とはいえ、人を殺すのが目的ではなくあくまでも美術品の窃盗犯のようです。そのターゲットとなっていたのが「ヘラクレスの難業」という絵画のシリーズなのだそうです。


そこで警察はマラスコーを逮捕するため、ある大掛かりな芝居をやってのけました。マラスコーが狙っている絵画や宝石をわざと一堂に集め、マラスコーをおびき出そうとしたのです。もちろん、そこには警察やポワロが詰めています。ダイヤのネックレスをまとったルシンダという若い女性がポワロに恐怖を打ち明けると、ポワロはニッコリ笑って励まします。


大丈夫、ポワロがついています


が、そのほんの数分後、ルシンダは無残にも殺されてしまいました八つ裂きにされてしまったそうです( ;∀;)。ダイヤも絵画もすべて盗まれてしまいます


それからずっと落ち込んでいたポワロでしたが、ある一人の青年=テッド・ウィリアムズから姿を消した恋人を捜してほしいとの依頼を受けてようやく立ち直ります。その女性の名はニータといって、モスクワから来たバレリーナ、カトリーナ・サムシェンカのメイドをしていたそうです。


が、カトリーナが精神を病んだため、ふたりはスイスに療養に行くことになり、ニータは、愛するテッドのもとを離れなくてはならなくなったそうなのです。


そのニータからのハガキを頼りに、ポワロは早速スイスのロシュネージュという場所に向かいました。が、その途中でひとりの警視に出会います。


なぜポワロさんが、ICPCの捜査網に入ってきたのか?マラスコーが盗品をオリンポスホテルに隠しているという情報が入ったんだ


そこでまたしてもマラスコーと関わることになったポワロは複雑な気分になりましたが、闘志を新たに乗り込んでいきます


ホテルにはドゥルエという警部がいる。身分を偽っているからこっそり確認するように。


そしてポワロはすぐに、ウェイターのグスタフがドゥルエであると見抜きます。その手つきがどう見ても熟練のウェイターには見えなかったからです


一方、このオリンポスホテルには、ポワロの恋人だったロサコフ伯爵夫人も来ておりました。伯爵夫人は(元)泥棒だそうなのに、その娘=アリス・カニンガムは犯罪学者をしていると言います。しかも研究対象は探偵なのだとか。ここでアリスが、もしかしたらポワロが自分の父なのではないかと疑ったのが可笑しかったですねそれはないない(;´Д`)


またここには怪しげな不倫のカップルも登場します。それが外務次官のハロルド・ウェアリングエルシー・クレイトンです。エルシーにはフィリップという夫がいるのですが、このフィリップがアル中でDVという体たらくなため、ハロルドはすっかりエルシーに同情してしまったのです


が、エルシーの母=ライスはハロルドを激しく誹謗します。何でもハロルドは、売春婦に隠し子を産ませたというスキャンダルで世間を騒がせていたのだそうです。でもこれは後にポワロが、サー・アンソニー・モーガン外務大臣の濡れ衣を着せられただけだとその濡れ衣を晴らしてくれます


そしてポワロはようやくお目当てのカトリーナを見つけ出しました。カトリーナにはDr.ルッツという医者がつきっきりで、メイドは一人もいないようです。ニータは死んだと語ったカトリーナに、ポワロはすんなり納得してしまうのですが?


以下ネタバレですヘラクレスの難業のネタバレです( `ー´)ノ


なんとですね~マラスコーはアリスでした!そのアリスには熱狂的な信奉者がいて、それが、ポワロが最初にドゥルエ警部と勘違いしたウェイターのグスタフです。それまでオリンポスホテルで働いていたウェイターのロベールは、このグスタフに殺されて人知れず吊るされていたようです


またアリスには他にも共犯者がいて、それがカトリーナの主治医を装っていたドクター・ルッツでした。ルッツはカトリーナを治療するふりをして、実は薬漬けにしていたのだそうです。ルッツはアリスが盗んだ盗品を売買(故買)していたようです。


そしてアリスは、ルシンダを殺して盗んだダイヤのネックレスをカトリーナに預けていました。それがただ一つの財産だから、母に見つからぬよう隠してほしいと頼み込み、もし見つかったら、カトリーナに罪を着せようとしていたのです。自分とルッツのパスポートもカトリーナの部屋に隠していたそうです。


しかも、ポワロが真相を見抜くと、母のバッグに隠してあった拳銃を、ほかならぬその母に突き付けて逃げようとしますが、そこには既に本物のドゥルエ警部(=保険調査員のシュワルツ)がおりましたし、最初に遭ったレメントイ警視も乗り込んできて、アリス=マラスコーはついに逮捕されるに至りました


また、ハロルドが付き合っていたエルシーとその母と偽っていた実は姉のライスも、名うての姉妹詐欺師だったそうです。エルシーを殴ったはずの夫のフィリップは、既にこの姉妹に殺されていて、財産を根こそぎ奪われていたのだとか


まさに「Is there anybody at the Hotel Olympos who's not a criminal?」 ですよね。犯罪者じゃない人間はいなかったのか?


そうとも知らず、ふたりを庇って匿っていたどこまでもお人よしのハロルドが、罪に問われないとよいのですが


娘の正体を知らなかったロサコフ伯爵夫人は、昔ポワロがそうしてくれたように、どうか娘のことも見逃してほしいとポワロに懇願します。お願いよ、エルキュール


夫人から、昔(精神的に)愛し合った証にとカフスボタンを贈られていたポワロだけれど、これを許すわけには参りません。何せ単なる窃盗犯とは次元が全く違う、アリスは殺人鬼なのですからね。


ポワロがルシンダを助けられなかったことを、わざとルシンダの癖を真似して揶揄していたというアリスがまた何とも憎たらしかったですね。自分で殺しておきながら、彼女を守れなかっただろうと、ポワロの罪悪感をわざと刺激していたその卑劣なやり方も許せません。まあそれがあったからこそ、ポワロはアリスがマラスコーだと確信したそうなのですが


一方、ニータは死んだと言ったカトリーナでしたが、実はそのカトリーナこそがニータだったそうです。ロシアのバレリーナとして生きてきた誇り高い彼女は、ロンドンの一介の青年と恋に落ちるわけにはいかなかったそうで、メイドと名乗っていたそうなのです。


が、病に苦しんだ上に、悪党に隠れ蓑にされていたカトリーナはすっかり心を入れ替え、ポワロの勧めるまま、再び愛する人のもとへやってきます。苦い昔の恋の思い出をカフスボタンに封印したポワロが、若い恋人たちを再会させたシーンはなかなかでした


さて、楽しんできた名探偵ポワロも、いよいよ来週が正真正銘の最終回です。 「カーテン~ポワロ最後の事件~」も今からとっても楽しみです名探偵ポワロも来週が最後の最後の最終回です(^^)/

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Comments 2

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kaori  
いま見ました

エルキュールってヘラクレスなんですね。気がつかなかったです。
今もこういう名前があるのでしょうか

クリスティお得意の密室ですね。
こんな山の中にホテル??あり得ない~
映画のような出来のドラマですね。

ポアロさん、気がつかなくてこの回と最終回しか見られませんが、久々に楽しみました。


灰色の脳細胞、、、今の学生たちに通じないんですよ。名探偵っていうと次はコナンだそうです。

2014/09/30 (Tue) 20:05 | EDIT | REPLY |   
kaoriさんへ  
あはははは!

kaoriさ~ん、こんにちは~♪
また遊びに来てくださって嬉しいです~(^^)/。

そうそう、私も初めて知りましたよ~ビックリです。

あのホテル、山岳スパって言ってましたね~。まさに密室。
アルプスが素晴らしく雄大で綺麗でしたよね~。

ふふ、分かります分かります。
「名探偵」はコナンでしょうね~。ま、私は「モンク」ですが(^^ゞ。

来週の最終回が楽しみですね~v-343。こん

2014/10/01 (Wed) 06:54 | EDIT | REPLY |   

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