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聖女
 ミステリー・リーガル・アクション・サスペンス

聖女 最終回 あらすじと感想 この愛の果て

広末涼子さん主演のドラマ・聖女はついに夕べが最終回でした。


基子はああなるしかなかったのかなあ、他に道はなかったのかなあと思う一方、やはりああするしかなかったのか、と、今はあれこれ思いを巡らせているところです聖女の結末をどう見るか。きっと自分の中でもそう簡単に結論は出ないと思いますが、せめてその逡巡をなんとか文字で表すべく、聖女、最後のあらすじ感想文をいつも通りネタバレでまとめさせていただきます聖女の最終回あらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


最終回では、故郷を出た後の基子がどのようにして暮らしてきたのかが明かされていきました。本当は大学に行きたかったのに断念せざるを得なかった基子は、働きながら、専門学校や名門女子大の講義にもぐりこんでは、懸命に知識を身につけたそうです。


が、その時働いていた店の店長から、一度でいいからやらせてくれと言われたそうです。君と付き合えるなら何でもあげる


そこで基子はこう考えました。亡き母のように、男に利用され、蹂躙される生き方は決してしないと誓ったけれど、もしそこに

「愛」

があったらどうなのだろう?自分を愛してくれる男性から贈り物を受け取るのはごく自然で普通の事であり、そうやって男の「愛」を引き出していけば、何もこんなに必死で惨めな思いをしなくても済むのではないだろうか。そしてその生き方なら、自分の求める「聖女」でいられるのではないだろうか?


その時出会ったのが、阿川だったそうです。こうして基子は阿川の恋人となり、金や地位を至極簡単に手に入れました。この時基子は、常に阿川、男の気に染むように、男の従属物であることを示す

「作り笑い」

を覚えたそうです。出しゃばりすぎず冷たすぎず、男の機嫌をとるようなその笑いは、晴樹に会って初めて崩されてしまったそうです。


ようやく出会った本物の恋、それはごく人間らしい感情だったにもかかわらず、その頃の基子はそんな自分に甘んじることができなかったのでしょう。


以前基子は晴樹を失うのが怖かったから晴樹のもとを去ったと語っていたけれど、まだ高校生の晴樹が相手では、自分はまたあの惨めで辛い生活に戻るだけだと、基子の心のどこかで警報が鳴ったのではないでしょうか


その後基子は、阿川に続いて坂東に千倉と、再び「作り笑い」をする毎日を送っていきます。阿川も坂東も、そして千倉も皆、自分から去っていったと基子は語っていました。でもそれもまた真実ではありませんよね。基子は彼らが、基子の作り笑いに値する金持ちではなくなったから、自分から去るよう暗に仕向けたのでしょう


もちろん、阿川や坂東を殺すつもりはなかった~阿川は自殺だったし、坂東は事故だったのでしょう。でも、千倉に関してだけは、基子にも明らかな殺意があったのだと思います。これまでの男たちは、比較的簡単に自分から去っていってくれたけれど、千倉だけはそうはいかなかった。


千倉が何もかも捨てて基子との

「貧しいながらも二人きりの生活

を選んだ時に、基子はついに自分から千倉を切り捨てる道を選んだのです。たとえそれが無意識だったしても、決して許されることではありません。


「殺意はゼロではなかった


裁判では裁かれることの無かった罪ですが、基子自身には分かっていたはずです


次第に世間が騒ぎだし、ついに逮捕された基子のもとに、初恋の人=晴樹が現れました。基子はこれが「運命」だと感じたはずです。愛する晴樹が弁護士になった今なら、自分は誰はばかることの無い聖女でいられるはずだ。今度こそ!!やっと私も幸せになれる!


それなのに、晴樹は基子が犯した罪を責め、今度こそ自分から去っていってしまいました。当然基子は諦めることができません。聖女なんて、本当の聖女なんて、いるはずがないっ!!皆、私とそう変わらないわっ!


大切にしていた聖女プラクセデスの絵画をナイフで切り付けた基子は、晴樹を取り戻そうとあがき始めます。それが前回の予告にあった、基子がウェディングドレス姿の泉美の前に現れたシーンです。基子は泉美が晴樹とともにウェディングドレスを選んでいた時、その試着室にこっそり忍び込んできたのです


「あなたなら他にイイ人が現れる。だから、晴樹君は私に譲ってちょうだい」


今泉美が着ているドレスについても深い造詣を覗かせる基子は、一見嫌らしく思えもしたけど、でも後になって考えてみると、そうやって身に着けた知識をどうしてもっと他に活かせなかったのか、ついつい残念に思わずにはいられません


ここで泉美が基子の頬を殴り、犯罪者のあんたなんか、晴ちゃんが愛するはずなどない!と豪語すると、基子もまた泉美の顔を殴りつけ、あなたは看護師のくせに人の痛みが分からないのか、と罵りました


ここで泉美が少しだけ躊躇したのも印象的でしたね。確かにここでの泉美は、基子を心から卑しみ、蔑んでいたし、また基子も、他人の婚約者を奪い取るような賤しい真似をしていたのだけれど、それでも泉美は、基子が抱えていた「痛み」を微かに感じとっていたというのが、泉美の大きな魅力でもあります


騒ぎを聞きつけた晴樹が試着室に入ってくると、基子は急いでその場を去っていくのですが、晴樹はその後を追いかけて、二度と泉美には近づかないでくれと頼み込みます。が、基子は寂しそうに笑ってこう答えるだけです。


どうしてうちに来てくれないの?ずっと待っているのに


そしてこの二人が話していたところを、パパラッチが写真に撮ってしまいました。どうやらこの場所を教えたのは克樹のようです。これに気づいた基子はそのカメラを奪い取って壊した上に、こんな写真を撮られるぐらいなら、自分から話すと、週刊誌の独占インタビューに答えました。


担当弁護士とは過去に肉体関係があった!


ふたりの過去が明るみに出ると、マスコミは狂ったようにこの話に飛びつきます。泉美の父がこの話に激怒した為、泉美と晴樹の結婚は延期されてしまいましたが、ふたりは籍だけを入れることにしたようです。


これからは一生一緒にいるんだから、ゆっくり進んでいけばいい


熱く燃える恋だけではなく、揺るぎない信頼関係を築いたふたりの前に、再び基子が現れます。


ねえ何で?なんで分かってくれないの??こんなにあなたを愛しているのに!!


晴樹に抱き付いた基子はついに晴樹の首を絞め始めます。驚いた泉美が駆けつけたその時、基子の動きが止まりました。なんと、千倉の妻の文江が、基子にナイフを突き刺したのですそう来たか!( ;∀;)


基子を有罪にできたとしても「死刑」にはできないと検察から聞いた文江は、それがどうしても許せなくて、自分で基子を殺しにやってきたのです。実際に千倉を屋上から突き落としたのも文江だったそうですよ。それは大いに納得です


晴樹と泉美が止めるのも聞かず、文江はその後も何度も何度も基子の頭をコンクリートに打ち付けたため、基子はなんとか一命を取り留めたものの、視神経を傷めて失明してしまったそうです。


「私はきちんと裁かれるべきでした策を弄したのが間違いでした


今日は弁護士としてではなく友人として見舞いに来たと語った前原に、基子がそう漏らします。上に書いた阿川との交際以降の話は、基子がこの時の前原に打ち明けたものです。


愛なんてどうしてあるのでしょうね?そんなものがなかったらもっと上手に生きられたのに器用に生きられたはず


今は全ての人に謝りたい。晴樹君も泉美さんと幸せになってほしい。


そう言ってポロポロ涙をこぼした基子の、

自分にも、自分以外の誰かの幸せを心から願う気持ちがあったんだ

と嬉しそうに泣き笑いした顔がとても印象的でした基子がようやく自分を好きになれました


でもきっと基子には分かっていたのだと思います。今はたとえそう思えていても、時が経てば、また自分は他人を妬むようになる。楽することを覚えた自分は、また男におもねって生きていくようになる。ましてやもう自分は目が見えないのだから。


一方、今回基子を追いつめ、自分を苦しめようとしたのは克樹だったと知った晴樹は、その克樹を激しく罵ります兄貴は最低だっ!!


彼女は必死に生きてきただけだ!自分らしい人生を、誇り高い人生を送りたくて、必死にもがいて、でもうまくいかなくて罪を犯してしまったんだ!


確かに彼女は犯罪者だけれど、誰かを傷つけ、弄ぶことしか考えてない兄貴に彼女をけなす資格はないっ!!誰にも(=僕にも)、彼女をけなす資格なんてないんだ


その後基子は海に入って自殺をしてしまいます。ようやく気持ちを整理して基子に会いに来た晴樹の目の前でどんどん海に入っていく基子を晴樹が呼び止めた時、その声に気づいた基子は実に嬉しそうでした。


「やっと来てくれたのね。あなたを愛したこと、それだけが私の失敗だった会わなければうまく生きていけた


本来おばさんは自殺は決してしちゃいかんと考える人間だけど、あの時ばかりは何とも複雑な気分でした。そしてもちろん、その晴樹は泉美が呼び止めています


「行っちゃダメだ!先生っ!!お願いだから逝かないで!!


その声がする方に、作り笑いではない本物の笑顔を向けた基子は、声にならない声をあげています。あれは何と言ったのでしょうか逢えてよかった、かな


基子が死んだ後、被疑者不在で行われた控訴審では、あっさり控訴は棄却され、基子は無罪が確定したそうです。晴樹は弁護士を続け、晴樹の妻となった泉美も看護師を続けていますが、ふたりが基子の出現によって、人間として大きく成長したのは火を見るより明らかでしょう。


確かに基子は聖女ではなかったけれど、でもそれは精一杯聖女になりたいとあがいた上の結果であり、基子自身、法で裁かれることはなかったものの、文江から殺したいほど憎まれたことでようやく自分の過ちに気づきました。あそこで死を選んだことが、その是非はどうあれ、基子の最後のプライドだったのだ、そう思えた最終回でございました。この辻井元子という女性に最後まで向き合うことができて良かったです聖女~なかなか面白かったです( `ー´)ノ


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聖女見ました〜
肘井基子の最後の言葉は、『ありがとう』だったような気がします。数回繰り返して見て、ありがとうに辿り着きました〜
字幕も出てなかったですね。
初回が良かっただけに、ちょっと尻窄み感がぁ(^_^;)
あの終わり方も仕方ないかな〜
さ~すが~ふうさん♪
ふうさ~ん♪
また遊びに来てくださってありがとうございます~。

ああ、ありがとうでしたか。
「あ」は分かったんですけどね~(笑。

設定がちと古臭い感じだったので、
あのエンディングは仕方ないのではないでしょうかね~。

ミステリーとしては今一つだったけど(;´∀`)、
私はそれなりに感情移入できて楽しめましたよん。

心残りなのはあの克樹をもっと懲らしめたかったことかな( `ー´)ノ。こん

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