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インス大妃
 時代劇・歴史モノ

インス大妃 あらすじと感想 第43~45話 また面白くなってきた

インス大妃のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: インス大妃 あらすじと感想一覧(全60話)


韓国ドラマ・【インス大妃】は、44話に入ってようやく面白くなってきましたね~。以下簡単なネタバレのあらすじ感想文ですインス大妃のあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


その前の43話では相変わらず不毛なドロドロが続いており、ウ~ンザリさせられておりました。ここで記憶に残っているのは、ソンイが成宗に言ったあのセリフだけです


あなたが私を選んだのは、お母様が私を嫌いだったからなのでしょう?


つまり成宗は、母インス大妃へのあてつけでソンイを側に置いたというのです。これまた実に言い得て妙な指摘でしたね


成宗はその後、自分にとっての母は越えることができない大きな山なのだと語っていました。どんな時も取り乱さず、常に沈着冷静で誰よりも賢い母を、幼い頃は何の疑問もなく愛し尊敬もしたけれど、それが思春期を迎え、自我が目覚める頃になって、その母の偉大さは自分にとって心地よいだけのものではないと気づいたのでしょう


しかも自分は一国の王となったのだから、誰よりも秀でていなければならぬ~そうあろうとすればするほど、母は自分の前に立ちはだかる。インス大妃にしてみれば、決して息子を遮っているつもりではなく、あくまでも、教え導こうとしていただけなのに、息子にしてみればそれがどうにも面白くない


それとは対照的に、やはり幼い頃から一緒にいたソンイは、インス大妃とは正反対の性格です。成宗がソンイの本性を見抜いているかは怪しい限りですが、少なくとも、母のように理を説いたりしないため、成宗はソンイといる方が気が楽だったのでしょうね


だから、母がソンイをどんなに嫌おうと、成宗は多分自我の証として、ソンイを手元に置いておきたかったのだと思います。完全完璧な母に対して、誰が見ても不完全なソンイこそ、成宗の安らぎそのもの(逃げ場所とも言うな)だったに違いありません。立派過ぎる親を持った子どもの哀れでございまする


でもそれが44話の後半あたりから次第に風向きが変わってきます


成宗は、王子を得た後、より一層宮中の改革に力を注ぎ始めます。古い功臣たちを追い出して、新しい人材をどんどん登用していきます。この行動もまた、ずっと頭を抑えられてきた子どもが何とかしてそこから脱しようと必死でもがいているかに思えます。


最初インス大妃はそんな成宗を諌めようとするのですけど、我が子の心中を察すると即座に自分を省みます。子どもが親の元を離れようとするのは成長の証。いつまでも母が干渉するのはよろしくない。


一方、成宗の自分への関心が薄れてきたと察したソンイは、大王大妃をうまく言いくるめて、大妃3人を宮中から追い出します。成宗の近くにいたいがために、西温突から中宮殿に移ってきたのです


そもそも「中宮殿」は王妃の居所のはずですから、ここは問題ないような気もするんですが、インス大妃にしてみれば、まだまだソンイは王妃の器ではないために、

「内命婦の長が住む中宮殿

には住まわせたくなかったということでしょうか。


そればかりかソンイは中宮殿に火を放させて、いかにも誰かが自分の命を狙おうとしているかに思わせる「狂言」まで仕組んできます


その時、既に成宗から承恩を受けたというカンナンを側においていたソンイの本心はいったいどこにあったのかも気になるところ。カンナンは、ほんの一瞬ソンイを見殺しにしたい気持ちが心をよぎったようでしたが、どうやらそれを苦に?その後自殺してしまったようなので、それもこれもソンイの思惑通りだったということでしょうか


こんな邪悪な女のために、粗末な部屋に追いやられたインス大妃を哀れに思ったミョンフェが、ついに成宗に物申します


王が今どんなに「世祖を王座に就けた血生臭い功臣たち」を切り捨てたところで、その王座から血を払拭することは不可能だ。ましてやそのために、この世で誰よりも自分を愛し、理解し、息子を守るためなら命懸けで戦ってくれる最高の味方の母=インス大妃を遠ざけるのは愚の骨頂。どうか母上と和解し、世祖の罪をも背負った上での聖君を目指してほしい


他の功臣たちはともかくとして、成宗にとってのミョンフェはあくまでも、哀れにも若くして亡くした妻の父=(上党)府院君なので、成宗がその訪問には親しみを込めて(たぶん)

「チャグアボニム」(義理の父上)

と声を掛けていたのを、

「ここは私的な場か(そうではないだろう)」

と即座に切り返されたため、再度(笑顔のまま)

「上党府院君

と呼びかけなおしたところはふたりの関係がよく現れていてなかなか面白いシーンだったのに、この台詞をまったく無視されてしまったのは残念でした


王と私のハン・ミョンフェは実にあくどい人物に描かれていたように記憶しておりますが、ここのミョンフェは、インス大妃同様実に魅力的な人物ですよね。周囲がどう変わろうと、常に本質を見据えて行動しているミョンフェだからこそ、成宗も、義父という理由からだけなく、心から国を憂える忠臣としてその言葉を聞き入れたのでございましょう


~いつどんな世にあっても知恵を持った老臣たちを追い出してしまった政界は見るも無残な有様ですから


ミョンフェの言葉に脳天をぶち抜かれた成宗が、ようやくインス大妃を訪ね、心から詫びて泣いたシーンは実に感動的でした。それをまたインス大妃が、やっと息子が戻ってきてくれたと涙を流したのがたまりませんでしたね。そうそう、心の中にある真実から目を背けていては、たとえどんなに立派な御託を並べようとも決して前へ進むことができんのどす


これでおばさんのチェ・シラさんへの苦手意識はすっかり消えてなくなってしまいました


また、大王大妃は、チェアン大君の事を忘れたわけではなかったようです。それでも、何よりも優先されるべきなのが、インス大妃の失脚~というより「嫁いびり」という低レベルですが~だというのがやはり理解できません。今では殺しても飽き足らないほど憎んでいるのだそうですが、この心理は上とは違って、考えてもちいとも楽しくないので割愛させていただきます


ここにきて、貴人チョン氏の懐妊や新しい側室の出現に怒っているソンイはむしろ、この大王大妃に似ていますよね。何かというと

「私は教養が無いから」

と口にするけれど、無ければ身に付ければよいだけの話なのに、それを言い訳にして卑下するそぶりを見せながらも、実は誰よりもプライドが高くて自分以外の誰をも尊敬していない。あ~こういうタイプはおばさんが最も苦手とする人種でござる


でも肝心のインス大妃がますます好もしく思えてきたので大丈夫~これなら当分また楽しんで見ていけそうですインス大妃は続きもとっても楽しみですインス大妃もまだまだ大丈夫そう(^◇^)


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海外ドラマが大好きで、最近は日本のドラマも楽しんでいます。タイトルに掲げた韓国ドラマは今ではかなりのマイナー志向です。ミステリーや時代劇・ラブコメに加えて「お堅い社会派ドラマ」も好みです

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