2017/12
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インス大妃のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: インス大妃 あらすじと感想一覧(全60話)


韓国ドラマ・【インス大妃】も、しばらく語るつもりはなかったのですが、昨日の53話のインス大妃の表情を見てふと感じるものがあったため、簡単なあらすじとともに雑感を綴らせていただきまするインス大妃のあらすじ感想文行きますよ~(^^)/


その前に、1つだけどうしても気になることがあるんでやんすソンイ~ユン氏が廃位された理由ですが、王の顔を引っ掻いたことが廃位の正当な理由になり得るかどうかが、このドラマでは今一つハッキリしなかったのがちと不満でした。もちろん現代であればあり得ない理由ですけれど、当時はどうだったのでしょうか


ハン・ミョンフェはこれを聞いて「死罪」に問われても仕方ない、と言い、あの大王大妃でさえ、今回ばかりは庇いきれないと言ってましたよね~確か。それなのに、大臣や学者たちは、それは行きすぎだと批判するって、いったいどういうことなのかしらん。朝鮮の歴史がまだ浅かったから前例が少ないのかな。こういうどーでもいいことが気になって仕方ない性分なのです


その大王大妃は今になって、

「親子を離れ離れにするのは無慈悲だから、ソンイを復位させろ

などと息巻いています。最初に、嫁を牽制するためだけにだまし討ちという卑怯な手を使い、親子を離れ離れにさせたのは、いったいどこのどなただったかもはやお忘れでございましょうか。


このドラマを見ていて時々イラッとさせられるのは~これは最初からでしたが~登場人物たちの言動がしばしばコロコロ変わることです。ちゃんとした裏付けがあるならまだしも、

え?今さら何いっとんねん?

と思うことも少なくないのが、ちと残念ですよね~。ま、そこはお得意の妄想を働かせて何とか理解しようとしていますし、大王大妃の場合も、己の過去の所業を反省したということなんでしょうけれど。


そこへ行くと、このインス大妃はまず揺るぎません。最近ようやく思い当るに至ったのですけど、この人が最も重んじているのは「国と民」であり、王室や朝廷はそれを支えるためにあるのでござる


だからこそ、不甲斐ない文宗や、重臣に利用されるばかりの端宗が王座に就いていることは決して看過できませんでしたし、世祖が、義敬世子の息子だったウォルサン君を世子にしなかったことも、不満はあっても、じっと我慢したのでしょう


が、その後ヘヤン大君が睿宗として即位した後、病に倒れてからは決して譲りませんでした。「幼い」という理由だけで我が子ウォルサン大君(月山大君)は世継候補から外されたのだから、たとえ王の息子であっても、世子ではないチェアン大君を、世継としては認められない


この理屈は大王大妃も受け入れて、今の成宗があるのですよね。この辺は理路整然としていて、実に気持ちがよいです


以前成宗は母を「血も涙もない」と非難し、インス大妃はこれを「褒め言葉」として受け取ると答えていました。あの時は嫌みかと思ったけれどそうではなかったのですね。インス大妃は常に「情」ではなく「理屈=正論」でもってすべてを進めようとしていたのです。


が、そこはさすがに人間ですから「情」が勝ってしまう時もある~これはインス大妃が若い頃=ジョンの時代もそうでしたよね。理性の部分では首陽大君が正しいと信じていながらも、情は、夫トウォン君を擁護したくなってしまう


そしてこのインス大妃の正論は当然、国家行事である王の嫁=王妃選びに置いても発揮されるはずだったのに、これを「情」の塊のような大王大妃が邪魔した訳です。


かと言って、インス大妃もそんな「情」をすべて忌み嫌っている訳ではないため、むしろある意味評価すらしていたため、大王大妃を憎むことができなかったのでしょう。


と、こんなジレンマの中で生まれたモンスター=ソンイは成宗と大王大妃の寵愛をいいことに謀略非道の限りを尽くし、果ては人殺し(流産は立派な人殺しです)までやってのけてしまいました。幼い頃から息子に尽くしてくれたソンイ、今や孫の母親でもあるソンイには、インス大妃も微かな情を残していたようですが、それもこれも、宮中という伏魔殿にのみ込まれてしまいます


ここで、インス大妃を騙し、ソンイを自決に追い込もうとしたのが、ふたりの側室=チョン貴人とオム昭容、それに新しく王妃となったユン氏の親戚筋の左議政=ユン・ピルサン、というのは(許せなくても)まだ理解はできませうが、あんだけソンイの手先となって働いていたソン内官までもが、これに積極的に加担して、監察府のヤン尚宮を抱き込んでいたのにはウンザリさせられてしまいます。以前のソンイの捨て台詞じゃないけど、こう言った卑怯な輩は

せいぜい長生きして、報復を受けろ燕山君の復讐炸裂!( `ー´)ノ

と思わずにはいられません。昔はここにインス大妃も入っていたのです。孫の仕返しを受けろ~って


~古い話になりますけれど、あの「チャングムの誓い」で、チャングム一家がずっと身を隠してきた理由の1つが、チャングムの父のチョンスがユン氏の処刑に立ち会ったからなのを思い出します。今にして思うと、後のチェ尚宮が女官の頃毒殺しようとしたのはこのインス大妃だったのですね


また、これに先んじて、ハン・ミョンフェがインス大妃に究極の選択を迫っていたのも印象的でした。ソンイを自決させるなら、王子(燕山君)も殺す。王子を生かしたいならソンイも復位させる


そうでなければ必ず将来に禍根を残すと言ったミョンフェの言葉をインス大妃はどうにも受け入れられないのです。それが彼女の「情でなくしてなんぞや~なのだけれど、それが大いなる誤解と悲劇を生んでしまうというのがまた何ともやるせないところでやんす


成宗は、インス大妃は反対されればされるほど意地になると指摘していたけれど、それは一瞬の事であって、この人はそんなに軽はずみな人間ではないとおばさんは思いますよ。もしそう見えるとしても、その裏には必ず深い考えがあってのことだ、と今ならそう確信できます。


ソンイに関しては、実家に戻されてから悲惨な生活を送り、ようやく謙虚な心持になっていたようですが、正直申し上げて、この人はどうにも信用がおけません。さすがに殺すのがイイとまでは言わんけど、少なくとも、このドラマのソンイは王宮には戻さなくて正解だったと疑いません


それらをすべて含め、最後の最後まで歴史の審判を怖れていた世祖に対し、インス大妃は、これから下す己の決定を将来どう振り返るのか


残る7話はその辺を見届けるために視聴を続けていきたいと思いますインス大妃もついに終盤!( `ー´)ノ


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Comments 2

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ドン吉  
No title

おはようございます~v-22
お見事!な感想です。かゆいところまで手が届くこんさんの感想に改めて賞賛を送っております。

そう ジョンは揺るがないんです。
彼女の言うことは正論過ぎる故、臣下たちも前に出るとv-12
手に汗握り(中宮の父ですら)何も言えなくなっちゃうのでしょうね。
感情論ばかりまくしたてた大王大妃もきっとジョンの正論の前に太刀打ちできず
意地悪大作戦を展開していたのでしょう。

モンスターソンイ 言いえて妙な素敵なあだ名(笑)
ホントこの人は、信用が置けませんね。
実家で改心していたかのように見えてましたが
「どうせ宮中に戻ったら以前の姿に返るだろう」と
外野ドン吉、ブーイングしておりました。
(余談ですが薄っぺらいあの母親や兄も性質が悪い)

でもソンイもあれだけ宮中に長くいたのに
賢くふるまう術を身に付けなかったのでしょうね。
女官の立場から見れば色々と学習することが多く
女の政治を繰り広げることができただろうにv-292
”浅はか”な性分が災いしたのか・・・。

そしてジュニアソンイ もう母親そのものですね。
17歳とは思えない老け面は愛嬌としても
言動や顔までもソンイの生き写しです。
身分差別は嫌いですが
汚れたあの女の血が流れている息子。言われても仕方なしですね(-_-)

一つ疑問に思ったこと
燕山君・チンソン大君
正室の子は”大君”なので
どれだけ隠しても
燕山君が”おかしい”と思うのは当然だと思うのですが…(-"-)

ラスト7回は悲劇の嵐がビュンビュン吹き荒れるのでしょう。
先を知らないワタシには辛い残りの回となりそうです。
そしてチャングム達もとんだとばっちりを受けたものです。

2014/11/26 (Wed) 10:39 | EDIT | REPLY |   
ドン吉さんへ  
うろ覚えですが・

ドン吉さん、こんにちは~♪

いえいえ~何を今さら、な感想文ですが(汗、
自分は大いに納得してしまったのでござるよ(;´∀`)。

以前、大王大妃の変わり身が今一つ腑に落ちず、
それに引きずられてジョンも同じように思えたものでしたが、
さすがにチェ・シラさんは
その切り替えの見せ方が上手いですよね。

ジュニアソンイ(v-218)はなかなか可愛かったですね~。
でも確かに悪女の片鱗は見えていたので、
やはりチェ尚宮の教育が悪かったんでしょうか(;´・ω・)。

燕山君の呼称のことですが~うろ覚えで恐縮ですが、
確か、朝鮮の王の名前は後で付けられたような記憶があります。
呼び名は「王様=イングムニム、チョーナー」だと思います。

王様になる前はご指摘通り
「燕山大君」と呼ばれていたのだと思いますよ~。

王様になってからは、字幕はともかく、韓国語では、
燕山君という名前は出てないんじゃないかな~と思います。
今度意識して耳を澄ませて確認してみますね(^_-)。

で、燕山君は、
まさにおっしゃる通り、差別してこう呼ばれたわけですよ。

今ちょうど次の感想文を書くところだったので、
よろしかったらそちらもご笑納くださいね~(^^)/。こん

2014/11/26 (Wed) 15:13 | EDIT | REPLY |   

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