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輝いてスングム
 家族モノ・ホームドラマ

輝いてスングム 最終回 あらすじと感想 恨みは水に刻み恩は石に刻め(122~126含)

韓国ドラマ、【輝いてスングム】も、ついに昨日で最終回を迎えました。最終回の副題は「明日を夢見て」でしたが、おばさん個人としては、このドラマのテーマは、以前スボクが何度かドラマの中で言っていたこのセリフだったのではないかと結論付けた次第です


恨みは水に刻み、恩は石に刻め


韓ドラというと、いかにも「恨み骨髄に徹す的なドラマが多いように思えますが、でも、もしかしたら、その本質は逆なのではないでしょうか輝いてスングムに韓国ドラマの真髄を見た。たとえ、骨の髄まで沁みこんだ恨みであっても、それは流れゆく「水」に刻むように忘れてしまおう、でも、一度受けた「恩」は石に刻んで、決して忘れてはいけない


もし、世界中の人々がこの言葉を実現できたら、恨みが恨みを生むことも無くなり、この世から紛争は無くなりますよね。それができて初めて、朝鮮民族の悲願である南北統一もなされるのではないでしょうか


おばさん自身も、このドラマの後半で、スングムがジンギョンに黙ってジヌを引き取ったことを「恨み」に思ったものでしたが、でもそれもすべて、これまたジンギョンが後に言ったように

「人の死」

の前ではすっかり消えてしまいます輝いてスングムに感動しました(^^)/。これもまた以前スングムが、ジンギョンと一夜の関係を持ったウチャンに対する憎しみが、ウチャンが死地に向かうと聞いた途端、消え失せてしまったというくだりでも描かれていましたよね


よく、終盤になって、これまで悪人だった人が皆善人になって、善人だった人が死んでしまうなんて実に安直な展開だというご批判も耳にするところですが、でも個人的には~性善説を信じているので~この展開は当然だと思うのですよね。なぜなら、人間というのは、その本質は「善」であると同時に「実に愚かな生き物」でもあるからです。


たとえどんなに優しく正直に生きようとしても、目の前に現れた「欲に屈してしまい、その過ちをなかなか正すことができないのが人間です。正せるのは、最も愛する者がこの世を去ると分かった時、その人に恥じぬよう生きたいと願った時、なのだと思うからです


この「輝いてスングム」でも、最後はとても理不尽に思える出来事が待っていました。これまで常に正しく生きてきたヨニが白血病であることが判明し、ようやく親子として暮らせるようになったスングムとも、再び引き離されてしまうのです


自分の死が近いことを知ったヨニは、ジンギョンのために結婚式を延期しようとしたスングムを必死で引き留めて結婚式を挙げさせました。偶然ヨニの病を知ってしまったけれど、娘を思う母の気持ちを思うと何も言えず、必死で笑顔を作って式に臨んだスングムがまた健気で泣けました。そのスングムを慰めてくれたのが、ヨニの病を知って、こちらもまた恨みをすべて水に流したジンギョンだったというのもまた良かった


式を無事に終えた数日後、ヨニは息を引き取ってしまいます。スングム夫婦、そしてスボクとともに高麗人参畑へ行き、そこでスングムと語り合いながら倒れてしまったヨニは、病院に駆けつけてきたジェイルとスングムの手を取って、最後まで二人の幸せを願います


このヨニの死によって、頭では自分の非を認めながらも、どうしてもそれを改められなかったジンギョンとチス、そして大奥様という、セウン堂ピープルが、ようやく改心することができました。ここには、チスと離婚したヨニを非難し続けていたジェイルも入りますね。


ジンギョンはようやくウチャンとジヌを諦め、チスは権力と富を諦め、大奥様も、自分より先に逝ってしまうというのに、最後まで自分を気遣ってくれたヨニのために泣きました。そうして初めて彼ら自身が救われたと感じたのは、決しておばさんだけではないことでしょう


欲にがんじがらめになっていた心が解放されたからこそ、チスは全財産を社会に還元することで自分自身を取り戻すことができ、ジンギョンはより深い愛情でもってジヌを愛することができました


最後の最後に来て、またしてもあのおしゃべりな旅籠のおばさんと姪のイップンの会話から、ジヌが、実の母がジンギョンだと知ってしまうのですけれど、この時ジヌをなだめたのが、ほかならぬジンギョンだったのです


ジンギョンは、この事態におろおろするスングムを尻目に、ジヌの母親は間違いなくスングムだと断固として言い放ちました。逆にいうと、あの時あの場で、何をためらうことなくこう言い切れるのはジンギョンしかいなかったでしょう


ここでジンギョンが、10年後はスングムの番だと言っていたところを見ると、ふたりはそれ以前に約束を交わしていたのでしょうね。10年経ったら、必ずジヌに真相を打ち明けようと。


そしてチスは、毒蛇ことキム・ハッキの裁判で、自らの罪をすべて告白したそうです。最後の切り札にと取っておいた秘密帳簿も全て検察に提出し、実刑も覚悟できたのは、心から愛し、また最も自分を理解してくれたヨニに、自分を見直してほしかったからなのでしょう


その後ジンギョンは、インオクとともに渡米して手術を受け、その手術は無事成功したようです。7年間ずっと子供を授からなかったヒャンジャとトックはようやく子宝に恵まれ、こちらもまた、ようやくヒョンジェと結婚することになったジョンスとともに、皆からたくさんの祝福を受けていました


約束の10年後には、そのままずっと在米していたらしいジンギョンをジヌが訪れ、ジンギョンから真相を聞いたジヌは涙を流してジンギョンと抱き合ったのだとか。なぜあの時、皆が嘘をつかねばならなかったのか、その時のジヌになら十分理解できたはずです。ジンギョンが、心優しい男性と再婚したと聞けたのにも大喜びでした


この話をスングムから聞いた大奥様が、それはそれは嬉しそうにしていた笑顔がまだ脳裏に焼き付いています。この人も、こんなに穏やかな笑顔を浮かべることができたのですね。離散家族が再会したニュースに喜んでいたのも大奥様が我欲から解放されたからでしょう輝いてスングムは実に深いドラマでした♪


またウチャンは、北に残された家族が無事でいることを知り、スングムとともに会いに行くことにしたようです。今後はそれに向けて、ウチャンの父が生前作っていた「紅参」造りに取り組むようです。ふたりは、ジヌの外に子供をもうけていなかったようですが、それこそがこの二人なりのケジメだったのかもしれませんね。(あくまでも「妄想」です


途中、いきなり自分が正義の味方になったかのように怒り狂ったおばさんも、このドラマが贈ってくれた深いテーマに心癒され、すっかり感動しきりです。途中で止めずに最後まで見て、これに気づくことができて本当に良かったです


今はただ、たかが韓ドラ、でも、されど韓ドラ、という心境です。


また最後になりましたが、怒りのあまりに疲れ果ててしまった、相変わらず単純なおばさんを、黙って最後まで見守ってくださった方々にも心より御礼申し上げます。またいつか、このように素晴らしいドラマをご一緒できますよう願っております。


最後までお読みくださいましてありがとうございました!

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海外ドラマが大好きで、最近は日本のドラマも楽しんでいます。タイトルに掲げた韓国ドラマは今ではかなりのマイナー志向です。ミステリーや時代劇・ラブコメに加えて「お堅い社会派ドラマ」も好みです

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