2017/10
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花たちの戦い~宮廷残酷史~のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: 花たちの戦い~宮廷残酷史~あらすじ一覧


昨日、【花たちの戦い -宮廷残酷史-】と名前からして恐ろしい韓国時代劇がスタートしました


主人公は、仁祖の側室のヤムジョン~貴人チョ氏で、仁祖の寵愛を良いことに、その長男である昭顕世子の妻、つまりは嬪宮のカン氏をさしおいて後宮を意のままに操ったとして知られる「悪女~これを演技派で知られるキム・ヒョンジュさんが演じられるとあっては、たとえどんなに怖かろうと見逃すわけには参りません


それに、脚本・演出(チョン・ハヨン、ノ・ジョンチャン)ともに、あの「インス大妃」の制作者と同じというのも安心です。たとえ内容が凄惨であろうとも、それなりに念入りな調査に基づいた作品だろうとある程度信用できるからです


また今回はイ・ドクファさんが演じる仁祖も実に興味深い人物です。これまでも数多くのドラマに登場しては、その暴君ぶりを発揮してきた仁祖ですが、この「花たちの戦い」では、仁祖の恥部とも呼ばれ、その後の彼の人格形成にも大いに寄与したと言われている「三田渡(サムジョンド)の屈辱」がかなり詳細に描かれていたのにも注目しました花たちの戦い~宮廷残酷史~のあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


時は1637年、南漢山城でキム・ジャジョム都元帥(チョン・ソンモ)の援軍を待っていた仁祖は、ついに清軍に包囲され、極寒の中、厚手の外套を脱がされて、王の象徴である龍袍姿で雪道をひとり行軍させられた挙句、清のホンタイジに跪き、

「三跪九叩頭(さんききゅうこうとう)の礼」

を取らされるというこの上ない屈辱を味わいます。これは、いわゆる土下座をした上に、額を地面に打ち付けて「臣下」の礼を取る行動を指すようです。


その上仁祖は、長男で世子の昭顕世子(チョン・ソンウン)とボンニム大君~後の孝宗(=馬医に登場した顕宗の父~キム・ジュヨン)を人質に取られてしまいます。実際この時清国に連行された捕虜はなんと50万人にも上るそうです。


この時、世子の妻であるカン氏(ソン・ソンミ)もともに清国へ渡ったようです。まだ乳飲み子だった我が子に、これが最後かもしれないと乳を与えているカン氏の姿が何とも哀れでございました。


16代~240年余り続いた朝鮮が、新興国(朝鮮曰く蛮賊)の清に属国扱いされ、王自らそれを認めたのですから、臣下の嘆きたるやいかばかりだったでしょうか。


中でも、強硬派で礼判のキム・サンホン(ハン・インス)がイ・スンシンを例に取り、諦めずに戦えば必ず道は開けると訴えたのは、何とも耳が痛かったですね。イ・スンシンは日本の豊臣(秀吉)軍を撃退した英雄としてつとに有名な人物です。


それでも降伏することが民のためだと、文字通り血の涙を流してこの屈辱に耐えた仁祖も、自分を助けに来なかったキム・ジャジョムに対しては、怒りを隠すことができません。領議政のキム・リュ(キム・ジョンギョル)は、ジャジョムにどこかに潜伏しろと忠告したようなのですが、ジャジョムは

「指示があるまで待機しろ

という王の命に従っただけだという自負があるため、逆に王を翻意させようと宮殿に乗り込んできます


ついに怒りを爆発させた仁祖は、自らジャジョムを殺そうとしたのを皆に止められたため、直ちに処刑を命じましたが、これまたキム・リュの進言により思いとどまり、ジャジョムを「流刑」にしてしまいます。自分を仁祖反正における「一等功臣」だと豪語していたジャジョムが、このまま大人しくしているはずがありません


ここちょっと歴史的ネタバレです。知りたくない方はこの1行を飛ばしてください
~このキム・ジャジョム、「馬医」ではチョ氏に命じられて昭顕世子の毒殺に関わったひとりとされていました~


清に忠誠を誓った後も、清兵による略奪は続いたようです。その被害をこうむった人々の中に、このドラマの主人公=ヤムジョンもいました。とはいえ、あやうく母のハン・オク(チョン・ソンギョン)を清兵に殺されそうになったヤムジョンは、逆にその兵士を惨殺してしまったのですが喉を一突き!(;O;)。血しぶきを浴びたヤムジョンの顔は、いかにも今後の彼女の人生を象徴しているようで実に凄まじかったですね~さすがキム・ヒョンジュさん♪


元々サスペンスは大好きなので、多少の「残酷物語」はそう苦手ではありませぬが、あまりにもドロドロしてきたら途中で逃げ出すかもしれませぬ。何とか最後まで、歴史的興味が続けばよいのですけれど


花たちの戦い~宮廷残酷史~」は続きもなかなか楽しみですね花たちの戦い~宮廷残酷史~が面白そう♪



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