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アルジャーノンに花束を あらすじと感想 第9話 優しさの種

山下智久さん主演、野島伸司さん脚本の【アルジャーノンに花束を】は9話も感動的なエピソードでしたね。夜に弱いおばさんはいつも翌日の朝に視聴するのですが、今日は2度見て2度とも同じシーンでおいおい泣かされてしまいましたアルジャーノンに花束をのあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ。以下、またしてもちょいと(否、相当)暑苦しいネタバレのあらすじ感想文です


ドラマの冒頭、咲人は昔の自分の映像を見ながらこう語っておりました


人は笑顔になることで幸せを感じることができる。「彼」がそれを知った上でいつも笑顔を浮かべていたのなら、彼もまんざらバカではなかったのかもしれない。それともその事を「誰か」が繰り返し彼に教えたからなのか


この「誰か」こそ咲人の父の久人でしたアルジャーノンに花束をの「久人の存在」は大きかったね~。久人は、いつもそう言って褒めていた「日本一の咲人の笑顔は他の人間のみならず、咲人自身をも幸せにすると心から信じ、それを幼い咲人に教え込んだのです。そして咲人もまた、父に言われるまま「笑顔」になることで、常に自分と周囲の人々を幸せにしていたのだとしたら、こんなに素晴らしい教えはありません


今回はその久人の人となりを紹介するこんなエピソードも披露されました。花屋の社長の竹部はその昔かなりやんちゃだったそうなのですが、その荒れた生活が原因で急性腎不全となった竹部を、その話を耳にした久人が毎日見舞ってくれたのだそうです。当時は別にそれほど親しい間柄ではなかった、というのにです。


この人はきっと、こんな俺を見て優越感に浸っているんだろうな


竹部はその頃久人をそんな風に思っていたのだそうです。人間なんて、所詮自分の事しか考えていない、たとえ親切ごかしはしてくれても、決して浮き輪は投げてはくれない(=自分は安全圏にいる)、と


が、久人はある時竹部に、もし適合するのであれば自分の腎臓を提供したいと申し出たそうです。竹部はその申し出に心底驚いてしまいます。そんなこと、できるはずもないじゃないかっ!?俺たちは家族でも何でもないのにっ??


でも久人はその言葉通り竹部に腎臓を譲ったそうです。その結果、久人の体調はどんどん悪化してしまい、会社を辞めた挙句、ついには早逝してしまったのだとか


この世には本当にそういう人がいるんだ。自分の事よりも他人のことを心から心配できる、本当に優しくて気高い人々


竹部は今回この話を、久人の素性を伏せた上で、若い社員たちに語って聞かせました。梨央のことでどうにも心の晴れない康介が鹿内に八つ当たりしたのか、二人がまさに殺し合いでもしかねないほどの大喧嘩をしていたのがきっかけです。周りの人間も本気で止めるでもなく、ただおろおろしていた様子を見た竹部は

お前たちの命はそんなにちっぽけな物なのか、いいよ、やれやれ、殺し合いでも何でもやれ!!

と皆を怒鳴りつけて席を外してしまいました。竹部はそんな自分を反省して、この話をし始めたのです


俺は決して善人ではない。でも、そうした本物の優しさに触れたことで、俺の心の中にも優しさの種が蒔かれた。だから、お前たちを雇うなんてボランティアのまねごとを始めた。が、それは所詮「偽物」にほかならない。俺ではお前たちの心の中に優しさの種を蒔くことができない


隆一はこの話を聞いて、社長に腎臓を譲ったのが咲人の父であることに気づきました。咲人の持つ本物の優しさこそ、その久人からの尊い贈り物だったと察したのです。そんな咲人が、友達を見捨てるなんてありえない!咲人は咲人だ!


隆一は再び遥香のマンションを訪ねました。そこでようやく遥香から事情を聞きだすと、今度は隆一が咲人を心配し始めます


本来梨央のことを頼みに行ったはずの隆一が、咲人が退行する=元に戻ってしまうと聞いて、逆に咲人を心配する側に立ってしまうのです。これが優しさの伝播でなくて何でしょうか?


一方の康介も、再び研究所へ押しかけました。彼が警備に取り押さえられていた騒ぎを聞きつけ、ようやく咲人が気づきます。


彼は僕の友だちなのに、何か急用があったのかもしれないのにっ!?どうして中に入れないんだ!?


警察に連れて行かれた康介の姿にただならぬ気配を察してそう言った咲人に、ようやく杉野が真相を語ってくれました


僕は君を責めてはいない。でも、君が示している「愛」はとても悲しい愛だ


以前は咲人の純粋な優しさこそが彼の美徳だと称えたはずの遥香が、ひとりの「恋する女性」に変わった途端、その優しさを縛りつけ、自分のことにだけ目を向けるよう仕向けているのですからね


遥香の気持ちも全て理解した上で、そう語らずにはいられなかった咲人のやり切れない様な表情がとても印象的でした。以前の咲人は、おそらくその知能の低さゆえに純粋でいられましたが、今の咲人は、賢さゆえに「真理」を見抜かずにはいられない。人を盲目(=愚か)にしてしまう実に利己的な感情が「愛」と呼ばれることが、なんとも理不尽に思えてならないのでしょう


ここでこの遥香と窓花をオーバーラップさせたのもなかなかでしたね


これまでは、遥香はともかく、窓花の心情がほとんど伝わってこず、咲人との再会のシーンも今一つ不自然に思えてなりませんでしたが、今回竹部の告白があったことで、窓花が咲人に抱いていた感情がはっきりと見て取れた気がいたしました


本物の優しさを持つ人間を家族に持つことは、その家族にとっては大変なこと~不幸なことかもしれない


窓花は、大してよく知りもしない田舎の後輩に久人が腎臓を譲ったばかりに早死にしてしまったことが、悔しくてならなかったのでしょうね。これが他人の話なら、何て素晴らしい人なんだ、と無条件に称えることもできましょうが、本来なら家族を養わねばならない立場の夫が、家族のことなどそっちのけで他人を救うために自分の命を削ったら、やはり妻としては「尊敬よりも怒りが先に来てしまうのも無理からぬことだと思います。


そして窓花はきっと、そんな久人の姿を咲人の中に見ていたのでしょう。だから余計にもどかしくてならなかった~だからと言って、幼い子供を苛めていい理由にはならんけどな。ここは絶対譲れませんが


大切な人を一番に考えるのは当然の事


今遥香はその点において窓花と同じなのでしょう。個人的にはでも、ここはふたりが「女性」だから、と決めつけたくはありませんね~それこそステレオタイプもイイとこです。愛する人には常に輝いていてほしいと考える女性も、逆に女性を独り占めしておきたい男性もいますから


また今回はついにアルジャーノンが死亡してしまいます


咲人と蜂須賀がALGをより強化する方向で研究を進めている最中ですから、当然、杉野はすぐにもアルジャーノンの遺体を解剖しようとしましたが、世話をするうちにいつしかアルジャーノンを唯一無二の親友として愛するようになった小久保には、友だちを切り刻むことなどできるはずがありません


皆が小久保を捕まえようとする中、ただひとり咲人だけが、小久保の気持ちを理解しました


咲ちゃん、アルジャーノンが・・・死んじゃったよ(;O;)


走り去る小久保の姿を見送った咲人は、その後梨央の下へ行って協力を約束した後、蜂須賀とともに改良して動物実験を待つばかりだったALG-βをその手で自分に注射しました。咲人はもう第二第三のアルジャーノンを作りたくはなかったのです


咲人はそこへやってきた小久保とともにアルジャーノンの遺体を埋めに行きました。小久保は、アルジャーノン同様親しくなった咲人のため、その研究に寄与するならばと、意を決して戻ってきてくれたのです。でも咲人もまたアルジャーノンを解剖しようとはしませんでした。


奥深い山の中、夏でもひんやりと涼しいというその場所に、咲人は昔砂遊びをしていた頃の記憶を呼び覚ましながら、アルジャーノンの墓を作りました。小久保は、アルジャーノンに文字を教えた時に与えたお菓子~アルジャーノンが好きだったお菓子の箱にアルジャーノンを納めてきており、咲人は、自分とアルジャーノン同様遺伝子操作によって作られたという、本来あるはずのない「花の種」も一緒に埋めようと持参してきたようです


さようなら、アルジャーノンここは泣けた~(;O;)


この後咲人が小久保を新しい研究所~梨央を救う仲間の一員として誘うと、小久保は咲人に怖くないのかと尋ねました。


すると咲人は、未来に対する「鋭利なガラスの破片のような不安や恐怖」はあるにはあるが、生まれ出ると同時に分析されて論理的に砕かれてしまう、と答えています。ただキラキラと舞い落りるだけだ、と


私は今、広大な宇宙のエネルギーとつながっているような気がする


これぞまさしく天才の境地ですね。蜂須賀が、ALG-βを投与した後の咲人の姿を想像して、レオナルド・ダ・ヴィンチのような「知の巨人」となるだろうと語っていましたが、ここで咲人が両腕を開いて空に向かっていた姿が、そのダ・ヴィンチの「ウィトゥルウィウス的人間」に見えてしまったのはおばさんだけでございましょうかUomo vitruviano


「誰かを救うためにこの知能を使わなければ、私とアルジャーノンの存在は無意味になってしまう


この膨大な宇宙において、自分の存在などほんのちっぽけなチリにしか過ぎないが、その自分、そしてもっと小さな命だったアルジャーノンが、他の誰かを救うことができるなら、生きた甲斐、お利口になった甲斐、そして苦しんだ甲斐があるというもの


そう結論付けた咲人の下に、康介と隆一が駆けつけてきたシーンにも泣かされましたここは大泣きです(;´・ω・)


咲人! 桧山君
。 柳川君


こうしてようやく大切な「友情」も取り戻した咲人の前に、今度は久人(の幻影)が現れました。その唇は間違いなく

「あいきょでしょ

と発しており、いかにも咲人が誇らしくてならないかのような笑顔が、こんどこそハッキリ見て取れたのがまた何とも嬉しかったですね今度のパパは嬉しそうだった~


これは余談になりますが、おばさんもまた竹部同様「心に種を蒔かれた」経験があります。これまた竹部同様おばさん自身は「偽物」なため(しかも今では虚弱体質)、時々自分が死ぬほど情けなくなることもありますが、それでも、せっかくもらった種を枯死させてしまわぬよう、たとえ偽善でも、ほんの時々であったとしてもしないよりはずっとマシだ、を信条に、自分にできる範囲で水やりを続けることにしています。だから今回のエピソードはこれまでにもまして深く心に残った内容でございましたアルジャーノンに花束をは忘れられない一作になりそう♪


こうして毎回教えられることの多かった「アルジャーノンに花束を」もついに来週が最終回だそうです。たとえどんな結末を迎えようとも、それなりに納得できる素敵な展開となりそうなのは一安心です。今から待ち遠しいですね



The Rose - Bette Midler
~Some say love it is a river that drowns the tender reed~最近はこれ聴くだけで泣けてきます


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おはようございますー。
何となく全員がハッピーエンドにならないとは想像つきますが、いい形で最終回になればなーとおもっております。
解釈次第では?(^_-)
ヒデさん、こんにちは~♪

そうですね~たとえ型通りの「ハッピー」でなくても、
解釈次第では「ハッピー」と思える結末が期待できそうで楽しみですね(^_-)。こん

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海外ドラマが大好きで、最近は日本のドラマも楽しんでいます。タイトルに掲げた韓国ドラマは今ではかなりのマイナー志向です。ミステリーや時代劇・ラブコメに加えて「お堅い社会派ドラマ」も好みです

ドラマは大好きですが、演じている俳優(一部例外あり)などドラマの内容以外にはほとんど興味がありません。あしからずご了承ください。ちなみに~しつこくされればされるほど嫌になる射手座の女でございます(笑

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