2017/11
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花たちの戦い~宮廷残酷史~のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: 花たちの戦い~宮廷残酷史~あらすじ一覧


キム・ヒョンジュさん主演の【花たちの戦い -宮廷残酷史-】も32話まで見終わりました。昭顕世子が亡くなってからはもう、ヤムジョンの意のまま思いのまま~でござりまするね。以下簡単なネタバレのあらすじ感想文です花たちの戦いのあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


まず、見事に「毒殺」の任を果たしたイ・ヒョンイクは、内医院でも御医を除いた最高の官職=僉正に昇格されました。元々は最下位の参奉だったそうなので、この破格の人事こそ、ヒョンイクの悪事を物語っているのは歴然です。この辺は、ヤムジョンもそうでしょうが、左議政兼、内医院の責任者である都堤調のジャジョムが手配したのでしょうか。


懸案だった世子の遺体の変色は、キム尚膳がその目で確認したらしく、それはそれは酷いものだったようです。が、これはまさしく「猫の首に鈴を付ける」の例え通りで、もしこの点に触れたらそれ即ち仁祖に引き金を引くことだと、

誰もが暗黙の了解

をしていたというのがまた何とも歯がゆい所でございました。実際にどうだったかのかは知る由もありませんが、少なくともこのドラマの中での仁祖は、自分で毒殺を指示した自覚はまったく(いや、ほとんど?)ないのですから。この辺のシナリオがまた実に辛辣で面白いですね


皆がこうしてヤムジョンにすっかり洗脳されてしまっている様子はもはや見事というしかありません。この頭脳と才覚を~王妃になるしか野心を満たす術がなかった昔ではなく~現代ならどこでどう生かせるだろうかと想像するだけで惚れ惚れせずにはいられません


そのヤムジョンは、やはり、世孫のソクチョルと世子妃カン氏を葬りたいと本心では考えていたようです。が、それを言ったら皆の反感を買うのは必須だから、とあくまでも建前で「道理」を持ち出していただけのようです。それもまた他人の目を異常に気にする仁祖を意識してのことでしょう。それに加えて、他人にあれこれ言われれば言われるほど逆のことをしたくなる、

ポンニム大君を世子にしたい

という仁祖の心理も全て計算済みなのです


ここでようやく、朝廷をこんな「妖婦」の意のままに操らせてなるものか、と領議政のキム・リュが老骨に鞭打って立ち上がりましたリュ、行けっ!!( `ー´)ノ。ソクチョルを世子にすることを条件に、カン氏に仁祖と和解するよう勧めに行きます。が、カン氏は決してこれを受け入れることができません。


そこで今度は、今やカン氏憎し、の王妃が折衷案を出してきました。ポンニム大君がソクチョルを養子にし、一旦は自分が世子となり、王となっても、その次の代はソクチョルに継がせると約束すれば、どちらの顔も立つというのです。


これなら王も文句はないだろうとリュは勇んでやってきますが、これをヤムジョンに一蹴されてしまいます。そんなこと、世子妃(嬪宮)が信じるはずもない。口では何とでも言えるではないか


その後ヤムジョンは、この王妃に接近して、仁祖にポンニム大君を世子にするよう勧めろと促しました。自分と王妃が生き延びるためには、絶対にカン氏を排除せねばならぬというのです。王妃はでも、その点には賛同できても、自分と組むというヤムジョンの本心がつかめず、不安になっているようです。まさに正解ですね


ヤムジョンは、今最も邪魔な敵はカン氏だと見定め、これを追い落としたら即刻、その返す刃を王妃に向けるつもりでしょう。仁祖が生きている間に自分が王妃となってしまえば、たとえ息子のスンソン君が世子になれずとも、少なくとも自分は仁祖の死後に「大妃」となれるから、誰が王になろうとも、自分に手出しはできぬ、そう考えているに違いありません。


今にして思えば、あの親蚕礼など開かなければ良かったですね。カン氏は王妃の権威を広く知らしめようとして行ったのに、これを王妃自身が曲解してしまうとは


これまたヤムジョンが「スパイ」として使っているパク尚宮を通し(パク尚宮本人には自覚がない)、王妃の自分への敵意を知ったカン氏はすっかり不安になってしまいます。たとえ兄弟が味方に付こうと、ドルゴン(清国)がバックに控えていようと、王室の中では「孤立無援」になってしまったのですから


そして、そこをヤムジョンに付け込まれてしまいました。ヤムジョンは、今度はカン氏のもとを訪れて、仁祖と仲直りをするよう勧めたのです。仁祖はアワビが好きだから、と言って干しアワビまで持参するほどの念の入れようです。


最初はヤムジョンを疑っていたカン氏も、ついに万策尽き果てて、仁祖と和解すべく、自ら仁祖の好みに合うようアワビを焼いて持参したところ、これを真っ先にヤムジョンに食べられてしまいます


カン氏自ら気味(毒見)をしたはずのアワビを食べたヤムジョンが、いかにもわざとらしく吐き気を訴え始めたその時、ようやくヤムジョンの策略に気づくも、もう時すでに遅し~でござる。どうにかして仁祖を若い嫁と和解させたいと願っていたキム尚膳の、いかにもしてやられた、という顔が忘れられません


このドラマの中でもたびたび取り上げられていますが、王と世子(世継)という立場は違っても、かつて世祖が甥の端宗から王座を奪ったように、ポンニム大君もまた、甥のソクチョルからその座を奪うという点もなかなか興味深いです。普段は余計なことに口を出さない周囲があれだけ反対する様子を見ても、この世祖=首陽大君が当時はどれだけ暴君と見なされていたか、が伝わってきます。


長子継承の原則を破ったら民が黙ってはおりません!!花たちの戦いでも「長子継承」の是非がメインテーマか?


でも、これまでずっと韓国時代劇を見てきたおばさんに言わせると、常に困窮していたかに思える民が、そんなことに関心を持つとは思えません。黙っていないのは両班(士大夫)だけなのではないのでしょうか


この「原則」については、カン氏も言及していますが、そこで仁祖の「正統性」を口にするのはちと違和感が拭えません。だってそもそも仁祖が光海君を倒さなければ、湍(昭顕世子)が世子になることはなかった訳ですから。そう言う所がこのカン氏はまだまだだな~インス大妃とは比べ物にならんな、とついつい思わずにはいられません


それがでも制作者の言わんとしているところなのでしょうね~きっと。誰がどう見ても正統なソクチョルが跡継ぎから外されたのは、仁祖の人徳の無さももちろんですが、カン氏(の性格)の負う所も大きかったに違いない、と。もちろん、好き嫌い、善悪は別にして、でやんすよ。勧善懲悪しか受け付けられない方は、もう既にこのドラマを見てないでしょうが


ついに罠にはまったカン氏は、果たしてこのまま追放されてしまうのでしょうか。


(韓ドラでは実に久しぶりに)登場人物に思い入れが無くてもドラマは十分楽しめるものだと実感しているところです。「花たちの戦い」は続きもとっても楽しみです


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