2017/10
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佐藤健さん主演の日曜劇場、【天皇の料理番】の10話は「皇居編~関東大震災と家族の決意」です。これまで主に篤蔵、そして一度だけ周蔵の口から聞かれた

「どやっじゃあ!

が、いつも物静かで上品な俊子の口から洩れたのが何とも印象的なエピソードでした天皇の料理番のあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ本物の強さは優しさからくるとつくづく実感した次第です。以下ネタバレのあらすじですネタバレですからご注意を


このたび篤蔵は、めでたく俊子と再婚する運びとなりました。鯖江では実家の両親たちが手放しでこれを喜んでいます。まさかこんな日が来るとはね~またお会いするとはね~はともかく、

あの「のく蔵がこんなに出世をするとはねえ!思いもよらなかったねえ~(≧▽≦)

には思わずうんうん頷かずにはいられません。その上なんと俊子にはもう「子どもができたようなのです。いやいやこれまた

篤蔵、でかした!

と声を掛けずにいられません


そしてドラマはその10年後へと移っていきます。篤蔵と俊子は3人の子どもに恵まれ、東京で暮らしておりました。その後もずっと天皇の料理番を務め続けた篤蔵は、10年経ってもその情熱が消えることはなく、日々、どうしたら食べてくれる人(つまりはお上)に料理人の真心を届けられるか、そればかりを考えていたようです。


「調理場を移転させましょう!


つい先ごろ、大正天皇の実録でずっと黒塗りされていた部分が公開されたというニュースを目にしました。時代が時代だけに心痛が絶えなかっただろう大正天皇を、

「温かい料理は温かいうちに美味しく食べてほしい

と必死になるあの篤蔵もまた支えていたのだと、その時代にちょっとだけ~思いを馳せたおばさんですどんな人だったんかなあ


その大正天皇はなぜか登場しませんでしたが(現人神だからでしょうか)、その妻である宮様=皇后(和久井映見)が、その侍女?(伊藤かずえ)と姿を現しました。皇后もまた病弱な天皇を気遣い、料理番である篤蔵にあれこれ相談していたそうです。


篤蔵が日光の御用邸で静養中の天皇に「揚げたての天ぷら」を食べさせたいと、街中で屋台を出している天ぷら屋(おかやまはじめ)にそのコツを聞いてきたというくだりも楽しかったですね。天皇=お上は外食をしないから、一般市民が口にするような食べ物は一切食べられ無いそうなのです。


篤蔵が、体調が悪いお上にせめて目新しい&美味しいものを食べてほしいと心を尽くしているのは、亡き兄周太郎を思っての事でもありますよね。兄が生きていれば美味しいものをたくさん食べさせてやりたかったという無念が、篤蔵に一瞬たりとも無駄にさせていないのだと思います


が、そんな心は息子の一太郎(藤本飛龍)には通じません。篤蔵は、自分が天皇の料理番であることをできるだけ周囲に知らせまいと、子どもたちにも内緒にしていたそうなのです。これは、商売を営む者であれば誰もが

「天皇家・宮内省御用達

の看板を手に入れたがることが原因のようです~お梅もこれ欲しさに日参していましたね。また篤蔵は、天皇の料理番をしているからではなく、

「料理を食べてくれる人のために真心を尽くすのが料理人の本分

と心得、そんな料理人を息子にも尊敬してい欲しい、そう願っていたのだそうです。でも早めに「しきたり」を教えてもらっていれば、篤蔵も皆に倣って、自分を「宮内省の役人」と教えていたかもしれませんが


一太郎が「料理人」を馬鹿にしているのを知った篤蔵は、その職業のおかげで食事ができているのだから、それを馬鹿にするのなら食べなくてよいと叱りました。いやいや篤蔵も立派になったものですが、さすがに

「昔から口だけは達者だった篤蔵

の息子だけあって、一太郎は決して持論を曲げないのがまた可笑しかったな。俊子が風邪を引いてしまった時、風邪をお上に移してはいけないという配慮から家を出た篤蔵には

「たかが料理人のくせに

という暴言まで吐いてしまいます。これは一太郎に責められて窮した篤蔵が

「たかが妻の風邪ぐらいで仕事を休む男はいない」

と言ったからです。も~この「ああ言えばこう言う性格は昔の篤蔵にそっくりです。ここに周蔵や周太郎がいたらきっと大笑いしたことでしょう天皇の料理番が面白い(^0_0^)


怒った篤蔵が一太郎を殴ろうとしたのを庇って殴られた時の俊子がまた妻の鏡でござったね。一太郎を説得できないのは私の責任です!


その後、ついにあの日がやってまいりました。大正12年(1923年)9月1日~関東大震災が起きた日です。その日篤蔵は、皇后からの依頼を受け、娘の初江(須田理央)と動物園に行く約束を断って、九条侯爵邸に出張料理に来ていました。


これに同行した辰吉が、以前からず~~っと「兄やんの手紙」のことを謝りたかったのに謝れないでいる自分を例にとり、言いそびれると言えなくなるってことがあるから、と、子どもたちに真相を打ち明けたらどうかとアドバイスし、自分もまた告白しようとしたその時、地震が襲ってきたようです。ここは3.11の恐怖を再び思い出してしまいました(火事こそ出なかったけどおばさんの家もちょうどあんなんでした)。


病の俊子と子供たちのことが心配になり、一刻も早く自宅に駆けつけたかった篤蔵なれど眼前に広がる火の海(;´・ω・)、ここでもまた兄やんのあの言葉が脳裏に浮かんでしまいます


これからお前はお国のために働くんだな


自分の気持ちを押し殺し、踵を返して「職場=皇居」へと向かった篤蔵と同様、篤蔵よりも長生きをすると誓った俊子もまた、夫はきっとそれを、妻の自分を信じ、お国のために精一杯働いているに違いないと、自分に檄を飛ばすのです。それでこそ、俊子が愛した篤蔵なのですから


どやっじゃあッ!!火事場の馬鹿力発揮( `ー´)ノ


でもまさか俊子がその後「産婆」をしていたとは思いも寄りませんでした。篤蔵は皇居に戻り、広場に群がる被災者のために炊き出しを作って振る舞うのですが、そこで俊子が肌身離さず持っていただろうあの鈴の音を聞いたような気がしてふと辺りを見回すのです。するとそこには、愛しい我が子=一太郎が、バケツを持って歩いているではありませんか?


一太郎っ!どうしてここに?!お母さんは一緒かっ!!皆無事か!


なんと一太郎は、産婆の仕事で忙しい母に命じられて「お湯」を汲みに来たのだそうです。んも~ここは泣き笑いでした


そして一太郎はここでようやく、父もまた母に負けず劣らず、たくさんの人々のために真心を尽くしていたことを知りました。家から持参したのか、それぞれに自分の茶碗を差し出した初江と一太郎に、どうやらその茶碗を見ただけで我が子と分かったらしい篤蔵が、その小さな手を握りながら雑炊をよそったシーンがまた何とも感動的でございましたね


たくさんの人を笑顔にする料理人は素晴らしい仕事です!僕のお父さんは立派です!


ようやく胸を張ってこう言えた一太郎には、お梅ならずともバンザイを送ってあげたいです。次男の赤ん坊は周二郎というそうなので、長男の一太郎は、よくある長男の名前というよりは周太郎の下の部分を取って名付けたのでしょう


大膳寮の宮前が、心の中で家族を心配しながらも尚指揮を執り続けていた篤蔵に、自分は独り暮らしの爺だからここは任せてくれと声を掛けたのもよかったですね。ともに、お上に真心を捧げる料理人同士の固く確かな絆が見て取れました


来週は11話なのですけれど、これまた最終回ではなさそうなのが嬉しい限りでござりまする。俊子の体調が思わしくないようなのが唯一気がかりではありまするが、次回もとっても楽しみですね


TBSテレビ60周年特別企画 日曜劇場「天皇の料理番」オリジナル・サウンドトラック
「夢みる人」が入ってないのが残念だけどサンプル視聴ができるのがグー


ギターピース219 夢見る人 by さだまさし (ギターソロ・ギター&ヴォーカル) ~TBS系日曜劇場「天皇の料理番」主題歌
「夢みる人」はこちら~ピアノ版もありますよ~kaeru3


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