民王 あらすじと感想 第6話 暗殺!?
~民王のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: 池井戸潤氏原作ドラマ あらすじ一覧~
金曜ナイトドラマ~【民王】(たみおう)は6話も面白かったですね~。二人が元に戻ったシーンでは、思わず一緒に大喜びしてしまったほどです
。以下簡単なネタバレのあらすじです
。
今回は泰山に対するネガティブキャンペーンが行われていることが発覚します:
総理が漢字を知らないこと(泰然自若「たいぜんじじゃく」~翔用
~は来ると思った~
)、感動を呼んだイエローキャップキャンペーンも、実は特定のフリースクールに肩入れした泰山が息子の翔に命じて行わせた「やらせ」だったこと、そして、その泰山と翔が入れ替わっている、などの情報が、大量にネット上に公開されてしまったのです
。
ダンス覚えるより漢字を覚えろ!!
とは確かに的を射た意見ではあるものの、以前からこのドラマでも大いに発信しているように、本来の「なすべき仕事
」さえしていれば、他の細かいことは二の次三の次でいいじゃないね
。あることないことプライベートなことをほじくりかえし、重箱の隅をつつきまくるいわゆるワイドショー的な行為はおばさんも好きではありません~よほど暇(「ヒマ」
)としか思えんて
。
ネガティブキャンペーンに使われた内容が「身内」しか知り得ないものだったため、泰山の疑いは真衣に向けられてしまいます。蔵本という線もあったでしょうが、こちらは調べるまでも無く、もし蔵本ならば、自分
と泰山
(実際はエリカ
と翔
)の抱き合う写真はリークせんでしょ
。これもまた改めて見るとひどいツーショットでしたね~
。
そして実際に、情報その物を流したのは真衣だったことも判明します。でもそれは舞が、シングルマザーで記者となった村井美雪(安藤聖)に、あくまでも総理=泰山を応援する意味で教えただけであり、この村井美雪が、
「真の黒幕」
に、子どもを盾に脅されて全てを暴露したのだそうです。この黒幕が車中で美雪の手を握ったシーン
~あの手はどう見てもかなりのご高齢に見えたので
、おばさんはてっきり城山の仕業かと思いましたが
、予告では、前回翔にフリースクールについて説明した
冬島一光(猪野学)、元文科(「もんか」、≠ぶんか)大臣
のようでしたね?
一方、脳波ジャックの黒幕を捜していた新田が、その捜査上発信した電波が影響したとかで、泰山と翔は一時的に元の姿に戻ります
。
ようやく自分の姿に戻った泰山は、今こそ「自分の言葉」で信頼を回復すべきだと言い放ち~でもスピーチ原稿は貝原に書かせて
~緊急記者会見を開くことになりました。ここで泰山が国民に向かって、
「犯人には是非名乗り出てほしい」
と語りかけた際、しきりに貝原がクローズアップされたのがやはり気になりましたよね~。あそこで貝原が名乗り出たら、まさしく「獅子身中の虫
」となるところだったんだけどな
。
でもドラマでは~これはカリヤンの想像が当たって~演説の途中で再び泰山と翔が入れ替わってしまうというハプニングが起こります
。だから「ルビ」振っておけって言ったのに
。
この時翔は翔で、ようやく真衣に愛の告白をするところだったのに、それが
「風林火山」(「ふうりんかざん」
)
になってしまったのには大笑い。翔もね
~漢字を見てOKサインを出していたので
、父の口癖ぐらいは読めるのか
?と期待したのに、
かぜ、はやし、ひ、やま
ときたもんだ。
が、その後は思いもよらなかった展開が待っていました。なんとなんと、真衣に「情報源」を突き止められたことを怖れた黒幕が刺客を放ち、真衣が狙撃されてしまったのです
。それを、
真衣のことが心配で、マスクをかけてこっそり後を付けてきた翔
が庇ったため、結果的には「泰山」(の姿をした翔)が瀕死の状態に陥ってしまいます。
告白はついぞできなかったものの、命懸けで愛する人を守った息子の姿に感動した泰山は、再び入れ替わる用意ができたと聞いて、迷わずこれを受け入れました。今入れ替わることはすなわち「死」を受け入れることに他ならないのですが
。
俺が死んでも翔がいる。あの子を産んでくれてありがとう
泰山が元に戻ったと知ってここぞとばかりに慰謝料を請求してきた綾(峯村リエ)への泰山のこのセリフがまた良かったな。
綾もまた、息子との入れ替わりを通して、泰山が
「昔の泰山=総理大臣になってよりよい日本を創るという理想に燃えた政治家」
に戻ったと感動していたようです。
翔は翔で、泰山が就活を(彼なりに)頑張ってくれたおかげで、翔が希望していた会社の最終面接に残ったことを知って、泰山を見直していたようでしたのに。
でも予告を見る限りでは、どうやら入れ替わりに失敗したようにも見えたんですが、ここで翔に死んでほしくはないですよね~
。
さ~ていったいどうなるのか、今やもう民王から片時も目が離せません!
これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです
: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編
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